JP2803705B2 - Ｃａｔｖ無停電電源装置 - Google Patents
Ｃａｔｖ無停電電源装置Info
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- JP2803705B2 JP2803705B2 JP5255594A JP25559493A JP2803705B2 JP 2803705 B2 JP2803705 B2 JP 2803705B2 JP 5255594 A JP5255594 A JP 5255594A JP 25559493 A JP25559493 A JP 25559493A JP 2803705 B2 JP2803705 B2 JP 2803705B2
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- supply circuit
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、常時商用電源からの電
圧を変圧して、負荷であるＣＡＴＶ中継増幅器に電源を
供給し、商用電源の停電時のみバッテリによるインバー
タ給電に切り替わるバックアップ機能を有する無停電電
源装置に関するものである。
圧を変圧して、負荷であるＣＡＴＶ中継増幅器に電源を
供給し、商用電源の停電時のみバッテリによるインバー
タ給電に切り替わるバックアップ機能を有する無停電電
源装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２に示すように、従来のＣＡＴＶ無停
電電源装置は、常時商用給電を担う直送電源回路が、商
用電源（ＡＣ１００Ｖ）からの交流電圧を入力端子１で
受信し、単にＡＣ６０ＶまたはＡＣ３０Ｖの出力電圧に
変換するトランス１０を有し、切替器６を介して出力端
子２に商用電源波形と同様ないわゆる準正弦波の固定波
形を有する出力を与えていた。
電電源装置は、常時商用給電を担う直送電源回路が、商
用電源（ＡＣ１００Ｖ）からの交流電圧を入力端子１で
受信し、単にＡＣ６０ＶまたはＡＣ３０Ｖの出力電圧に
変換するトランス１０を有し、切替器６を介して出力端
子２に商用電源波形と同様ないわゆる準正弦波の固定波
形を有する出力を与えていた。
【０００３】商用電源停電時に機能するバックアップ回
路は、前記入力端子１に接続された充電回路７と、この
充電回路７と前記切替器６との間に接続されたインバー
タ回路９と、前記充電回路７とインバータ回路９との接
続点に直流電圧を与えるバッテリ８とで構成されてい
る。
路は、前記入力端子１に接続された充電回路７と、この
充電回路７と前記切替器６との間に接続されたインバー
タ回路９と、前記充電回路７とインバータ回路９との接
続点に直流電圧を与えるバッテリ８とで構成されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のＣＡＴＶ無停電
電源装置は、負荷であるＣＡＴＶ中継増幅器の受電特性
に関わらず一定な正弦波電圧により出力していたため、
出力の電圧波形と電流波形に大きな差異が生じ、結果的
に力率が低下し効率よく給電できないといった欠点があ
った。
電源装置は、負荷であるＣＡＴＶ中継増幅器の受電特性
に関わらず一定な正弦波電圧により出力していたため、
出力の電圧波形と電流波形に大きな差異が生じ、結果的
に力率が低下し効率よく給電できないといった欠点があ
った。
【０００５】この出力における正弦波電圧にたいして、
電流波形が大きく変化する要因は、一般的に負荷である
ＣＡＴＶ中継増幅器の電源受電回路が入力部がコンデン
サインプット構成のスイッチングレギュレータ方式とな
っているため、正弦波半サイクル内において電圧が規定
値に上昇した時電流が流れ始め、また規定値に低下した
とき電流が阻止されるため、結果的に正弦波電圧波形の
内、位相９０°を中心とした特定の時間領域のみにおい
て流れることとなりピーク電流的な電流が発生する。こ
れにより正弦波電圧における電流波形は著しく変形し、
力率低下を生じさせることとなっていた。
電流波形が大きく変化する要因は、一般的に負荷である
ＣＡＴＶ中継増幅器の電源受電回路が入力部がコンデン
サインプット構成のスイッチングレギュレータ方式とな
っているため、正弦波半サイクル内において電圧が規定
値に上昇した時電流が流れ始め、また規定値に低下した
とき電流が阻止されるため、結果的に正弦波電圧波形の
内、位相９０°を中心とした特定の時間領域のみにおい
て流れることとなりピーク電流的な電流が発生する。こ
れにより正弦波電圧における電流波形は著しく変形し、
力率低下を生じさせることとなっていた。
【０００６】本発明の目的は、電流電圧の位相差が圧縮
され力率を改善でき、かつ、規定の出力電圧相当の給電
効率を大幅に向上させることができるＣＡＴＶ無停電電
源装置を提供することである。
され力率を改善でき、かつ、規定の出力電圧相当の給電
効率を大幅に向上させることができるＣＡＴＶ無停電電
源装置を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を解
決するために、商用電源からの交流電圧を受信して負荷
に常時正弦波交流を出力する直送電源回路と、前記商用
電源の停電または低下を検出して負荷に交流電力を出力
するバックアップ電源回路と、前記直送電源回路および
バックアップ電源回路と前記負荷との間に接続され前記
直送電源回路またはバックアップ電源回路からの出力を
選択的に前記負荷に出力する切替手段とを有するＣＡＴ
Ｖ無停電電源装置において、前記直送電源回路は、交流
電圧を受信する出力電圧可変型トランスと、この出力電
圧可変型トランスと直列に接続され前記直送電源回路の
電流導通または電流不導通を制御するスイッチ回路と、
このスイッチ回路からの出力電圧正弦波の半サイクル内
においてこの出力電圧正弦波に対する出力電流導通位相
角を検出し電流導通位相角以外の時間領域でのみ前記ス
イッチ回路を不導通とする制御回路とを具備することを
特徴とする。
決するために、商用電源からの交流電圧を受信して負荷
に常時正弦波交流を出力する直送電源回路と、前記商用
電源の停電または低下を検出して負荷に交流電力を出力
するバックアップ電源回路と、前記直送電源回路および
バックアップ電源回路と前記負荷との間に接続され前記
直送電源回路またはバックアップ電源回路からの出力を
選択的に前記負荷に出力する切替手段とを有するＣＡＴ
Ｖ無停電電源装置において、前記直送電源回路は、交流
電圧を受信する出力電圧可変型トランスと、この出力電
圧可変型トランスと直列に接続され前記直送電源回路の
電流導通または電流不導通を制御するスイッチ回路と、
このスイッチ回路からの出力電圧正弦波の半サイクル内
においてこの出力電圧正弦波に対する出力電流導通位相
角を検出し電流導通位相角以外の時間領域でのみ前記ス
イッチ回路を不導通とする制御回路とを具備することを
特徴とする。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
説明する。
【０００９】本発明の１実施例が図１に示されている。
本発明のＣＡＴＶ無停電電源装置は、直送電源回路とバ
ックアップ電源回路とからなる。図１に示すように、前
記直送電源回路は、商用電源（ＡＣ１００Ｖ）からの交
流電圧を受信する入力端子１に接続され出力電圧が手動
で調整できる、出力電圧可変型トランスとしてのスライ
ダックトランス３と、このスライダックトランス３の出
力側に接続されたスイッチ回路であるサイリスタスイッ
チ回路４と、このサイリスタスイッチ回路４の出力側に
接続された電流波形を検出し電流導通時にハイレベル電
位に、電流非導通時にロウレベル電位に対応する制御パ
ルスを生成してサイリスタスイッチ回路４のサイリスタ
ゲートに与えてサイリスタスイッチ回路４のＯＮまたは
ＯＦＦを制御する制御回路５と、前記サイリスタスイッ
チ回路４の出力側に接続され前記直送電源回路と前記バ
ックアップ電源回路からの出力を選択的に負荷に出力す
る切替器６とで構成されている。
本発明のＣＡＴＶ無停電電源装置は、直送電源回路とバ
ックアップ電源回路とからなる。図１に示すように、前
記直送電源回路は、商用電源（ＡＣ１００Ｖ）からの交
流電圧を受信する入力端子１に接続され出力電圧が手動
で調整できる、出力電圧可変型トランスとしてのスライ
ダックトランス３と、このスライダックトランス３の出
力側に接続されたスイッチ回路であるサイリスタスイッ
チ回路４と、このサイリスタスイッチ回路４の出力側に
接続された電流波形を検出し電流導通時にハイレベル電
位に、電流非導通時にロウレベル電位に対応する制御パ
ルスを生成してサイリスタスイッチ回路４のサイリスタ
ゲートに与えてサイリスタスイッチ回路４のＯＮまたは
ＯＦＦを制御する制御回路５と、前記サイリスタスイッ
チ回路４の出力側に接続され前記直送電源回路と前記バ
ックアップ電源回路からの出力を選択的に負荷に出力す
る切替器６とで構成されている。
【００１０】前記直送電源回路においては、入力端子１
が受信する交流電圧が正弦波電圧であっても、負荷側が
ピーク電流を要求する場合は、出力端子２での電圧波形
は正弦波形内の位相９０°および２７０°を中心とする
一部のみが出力され、不連続な電流波形に近似する。ス
ライダックトランス３は前記のように波形制御された出
力電圧の実効値を規定値に調整するためのもので運転初
期時に調整するものである。
が受信する交流電圧が正弦波電圧であっても、負荷側が
ピーク電流を要求する場合は、出力端子２での電圧波形
は正弦波形内の位相９０°および２７０°を中心とする
一部のみが出力され、不連続な電流波形に近似する。ス
ライダックトランス３は前記のように波形制御された出
力電圧の実効値を規定値に調整するためのもので運転初
期時に調整するものである。
【００１１】前記バックアップ電源回路は、前記入力端
子１に接続された充電回路７と、この充電回路７と前記
切替器６との間に接続されたインバータ回路９と、前記
充電回路７とインバータ回路９との接続点に直流電圧を
与えるバッテリ８とで構成されている。このバックアッ
プ電源回路は、前記入力端子１が接続された前記商用電
源の停電または低下を検出して負荷に交流電力を出力す
る。
子１に接続された充電回路７と、この充電回路７と前記
切替器６との間に接続されたインバータ回路９と、前記
充電回路７とインバータ回路９との接続点に直流電圧を
与えるバッテリ８とで構成されている。このバックアッ
プ電源回路は、前記入力端子１が接続された前記商用電
源の停電または低下を検出して負荷に交流電力を出力す
る。
【００１２】なお、本実施例のうちスライダックトラン
ス３と制御回路５を含むサイリスタスイッチ回路４は入
れ換えられても同様に動作する。
ス３と制御回路５を含むサイリスタスイッチ回路４は入
れ換えられても同様に動作する。
【００１３】
【発明の効果】以上説明のように、本発明のＣＡＴＶ無
停電電源装置は、常時商用電源動作時に、負荷の受電特
性に起因して発生するピーク電流等により、電流波形が
正弦波に対し著しく変化する場合、電圧を自動的に電流
波形と近似するよう波形制御できるから、電流電圧の位
相差が圧縮され力率を改善でき、かつ、波形制御後の電
圧により実効値設定ができるため、規定の出力電圧相当
の給電効率を大幅に向上させることができる。
停電電源装置は、常時商用電源動作時に、負荷の受電特
性に起因して発生するピーク電流等により、電流波形が
正弦波に対し著しく変化する場合、電圧を自動的に電流
波形と近似するよう波形制御できるから、電流電圧の位
相差が圧縮され力率を改善でき、かつ、波形制御後の電
圧により実効値設定ができるため、規定の出力電圧相当
の給電効率を大幅に向上させることができる。
【図１】本発明の１実施例を示すブロック図である。
【図２】従来のＣＡＴＶ無停電電源装置を示すブロック
図である。
図である。
１ 入力端子 ２ 出力端子 ３ スライダックトランス ４ サイリスタスイッチ回路 ５ 制御回路 ６ 切替器 ７ 充電回路 ８ バッテリ ９ インバータ回路 １０ トランス
Claims (1)
- 【請求項１】商用電源からの交流電圧を受信して負荷に
常時正弦波交流を出力する直送電源回路と、前記商用電
源の停電または低下を検出して負荷に交流電力を出力す
るバックアップ電源回路と、前記直送電源回路およびバ
ックアップ電源回路と前記負荷との間に接続され前記直
送電源回路またはバックアップ電源回路からの出力を選
択的に前記負荷に出力する切替手段とを有するＣＡＴＶ
無停電電源装置において、前記直送電源回路は、交流電
圧を受信する出力電圧可変型トランスと、この出力電圧
可変型トランスと直列に接続され前記直送電源回路の電
流導通または電流不導通を制御するスイッチ回路と、こ
のスイッチ回路からの出力電圧正弦波の半サイクル内に
おいてこの出力電圧正弦波に対する出力電流導通位相角
を検出し電流導通位相角以外の時間領域でのみ前記スイ
ッチ回路を不導通とする制御回路とを具備することを特
徴とするＣＡＴＶ無停電電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5255594A JP2803705B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | Ｃａｔｖ無停電電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5255594A JP2803705B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | Ｃａｔｖ無停電電源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07111742A JPH07111742A (ja) | 1995-04-25 |
| JP2803705B2 true JP2803705B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=17280899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5255594A Expired - Lifetime JP2803705B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | Ｃａｔｖ無停電電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2803705B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111521888B (zh) * | 2020-05-07 | 2022-07-08 | 西安热工研究院有限公司 | 一种高压厂用母线电源核相系统及方法 |
| CN111521887B (zh) * | 2020-05-07 | 2022-06-07 | 西安热工研究院有限公司 | 一种基于380v电源的高压厂用电源核相系统及方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS648837A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-12 | Shin Kobe Electric Machinery | Ac no-break power unit |
| JPH04108389U (ja) * | 1991-02-27 | 1992-09-18 | 株式会社東芝 | 無停電電源装置 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP5255594A patent/JP2803705B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07111742A (ja) | 1995-04-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980617 |