JP2802846B2 - アライメントシステム - Google Patents

アライメントシステム

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JP2802846B2 JP29393491A JP29393491A JP2802846B2 JP 2802846 B2 JP2802846 B2 JP 2802846B2 JP 29393491 A JP29393491 A JP 29393491A JP 29393491 A JP29393491 A JP 29393491A JP 2802846 B2 JP2802846 B2 JP 2802846B2
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステッパによる半導体ウ
ェハのアライメントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアライメントシステムについて、
図14〜図16を参照して説明する。図14において、
半導体ウェハ100は格子状のスクライブライン101
により複数のフィールドF11〜F31に区分されてい
る。各フィールドには複数種類のマスクパターンを使用
して露光、エッチング、不純物注入等の処理を繰り返す
ことで所望の半導体デバイスが形成される。
【0003】図15を参照してあるフィールドFiに対
する最初の露光について説明すると、第1回目の露光用
マスクには、フィールドFiへの露光のための第1の回
路パターンの他に、フィールドFiの周囲のスクライブ
ラインにウェハアライメントマーク(以下、ウェハマー
クと呼ぶ)を形成するためのマーク用パターンが形成さ
れている。ウェハマークは次の露光の際に半導体ウェハ
の位置合わせ制御を行う時に不可欠であり、フィールド
Fiに接したスクライブライン101上にはX方向調整
用の一対のウェハマークMX とY方向調整用の一対のウ
ェハマークMY とが形成される。第2回目の露光用マス
クには、フィールドFiへの露光のための第2の回路パ
ターンの他に、ウェハマークMX ,MY と位置合わせを
行うための2つのマスクマークが形成されている。ステ
ッパは、露光用マスクにおけるX方向用のマスクマーク
MSXが一対のウェハマークMX の中間部に位置し、Y
方向用のマスクマークMSYが一対のウェハマークMY
の中間部に位置するように半導体ウェハを搭載している
ウェハ微動ステージ駆動系をX方向、Y方向に関して微
調整する。この微調整は精密位置合わせ(ファインアラ
イメント)と呼ばれる。
【0004】精密位置合わせを行うためには、ウェハマ
ークMX ,MY に対応した2つの光学系が必要である。
これらの光学系は、露光用マスクよりも上方に位置し、
X方向用のマスクマーク、Y方向用のマスクマークの真
上から露光用マスクを透過して見ることのできるウェハ
マークMX ,MY とマスクマークとの間の位置ずれを検
出する。この位置ずれ検出信号はウェハ微動制御装置に
送られる。ウェハ微動制御装置は、位置ずれが零に近づ
くようにウェハ微動ステージ駆動系を制御する。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】ところで、光学系による位置ずれの検出は
露光処理中も行われており、光学系の像がフィールドに
転写されることの無いような工夫が必要である。第1の
方法は図16に示すようにスクライブライン101の幅
を広げることである。通常、スクライブラインの幅は
0.2mm程度であるが、これを2.5mm程度にまで拡大
することで光学系OPX ,OPY の像がフィールドに影
響を及ぼすことを防止できる。しかしながら、スクライ
ブラインの幅を拡大することは、半導体ウェハの有効利
用領域が減少することを意味し、歩留まりが低下するの
で実用的でない。
【0006】第2の方法としては、露光処理中は位置合
わせ制御動作を停止して光学系を露光マスク上方から露
光に影響の無い別の位置に退避させてしまうことが行わ
れている。しかしながら、精密位置合わせは1/10μ
m 程度以下の精密さを要求されるものであり、位置合わ
せ制御動作を停止してしまうと、上記の如き精密さを維
持することが難しくなるという問題点がある。それ故、
本発明の課題は、露光処理中における位置合わせ制御動
作を停止することなく、しかもスクライブラインを拡大
することなくフィールドに対する光学系の影響を防止す
ることのできるアライメントシステムを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるアライメン
トシステムは、格子状のスクライブラインにより複数に
区分されたフィールドを有する半導体ウェハの前記スク
ライブライン上にウェハマークを露光し、該ウェハマー
クとマスク上のマスクマークとの位置をアライメント検
出部で検出して前記半導体ウェハの位置合わせ制御を行
うアライメントシステムにおいて、回路パターン露光用
のマスクとは別のアライメント用マスクにて前記ウェハ
マークのみをすべてのフィールドについて前記スクライ
ブラインの交差点近傍領域にあらかじめ形成するステッ
プと、あるフィールドへの回路パターン露光のために、
アライメントを行うに際し、前記あるフィールドのコー
ナ近傍領域であって前記あるフィールドに接しているス
クライブラインを除くスクライブラインに形成されたウ
ェハマークにもとづいて前記アライメント検出部による
位置合わせ制御を行う位置決めステップとを含むことを
特徴とする。
【0008】本発明によるアライメントシステムはま
た、前記位置決めステップにおいて利用するウェハマー
クを、前記あるフィールドの4つのコーナ近傍領域に位
置するウェハマークのうちの2個以上とし、利用しない
ウェハマークに対応するマスク上のマスクマークに対す
る露光を遮光する手段を有することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
本発明においては半導体ウェハは図14に示した従来と
同様のものを使用するが、ウェハマークは図1に示す専
用のマスクを使用してスクライブラインのすべての交差
部分に形成される。図1において、ウェハマーク用マス
ク10はスクライブラインの交差点近傍領域、厳密に言
えばスクライブラインの交差領域からやや離れた4箇所
のスクライブライン上にそれぞれ一対のウェハマークが
形成されるように4つのマーク用パターン10−1〜1
0−4がつくられている。
【0010】図2を参照して、半導体ウェハ上のスクラ
イブラインのすべての交差部には上述したウェハマーク
用マスク10により順に4つのウェハマークを1グルー
プとするウェハマークグループが形成される。図3を参
照して、ある1つのフィールドFK の4つのコーナに位
置する4つのウェハマークグループM1 〜M4 のうちの
3つ、例えばウェハマークグループM1 ,M3 ,M4
利用する。厳密に言えば、精密位置合わせに利用するウ
ェハマークの条件は、各ウェハマークグループM1 ,M
3 ,M4 についてそれぞれ1つのウェハマークであり、
しかもフィールドFK に接している周囲のスクイブライ
ン上のウェハマークを除いたものとする。
【0011】ここでは、X方向の位置合わせのためにウ
ェハマークグループM1 のうちの縦並びのウェハマーク
(上)M1Xを利用し、Y方向の位置合わせのためにウェ
ハグループM3 ,M4 のうちの横並びのウェハマーク
(左横)M3Yとウェハマーク(右横)M4Yを利用するも
のとする。Y方向について2つのウェハマークを利用す
るのは、位置ずれ検出情報として、X方向、Y方向の位
置ずれのみならず、半導体ウェハの回転(ウェハ面に平
行な)による位置ずれをも検出して修正できるようにす
るためである。それ故、利用するウェハマークの組合わ
せは、前述した条件を満足する組合わせであれば、X方
向についてはウェハマークM1x,M2X,M3X,M4Xのい
ずれを用いても良いし、Y方向についてはウェハマーク
1Y,M2Y,M3Y,M4Yのいずれを用いても良い。ま
た、X方向について2つ、Y方向について1つの組合わ
せであっても良い。
【0012】図4を参照して本発明が適用されるSR用
たて形ステッパについてその概略を説明する。本ステッ
パは、シンクロトロン放射光(以下、SR光と呼ぶ)の
X線を利用した露光装置であり、マスクステージ21、
粗動ステージ22、ウェハ微動ステージ23、2重焦点
光学系を用いた精密位置合わせのための3つのアライメ
ント検出部24a〜24c(ここでは、24a,24b
のみを図示)を備えている。SR光は電子軌道接線方向
(水平方向)へ放出され、振動ミラーにより25mm角に
振幅され、SR光照射系25より本ステッパに導かれ
る。このため、ステージとしては、露光用マスク26に
対して半導体ウェハ27を、一定ギャップに保ちながら
鉛直平面に沿って位置決めを行うたて形ステージの構成
となっている。
【0013】マスクステージ21は6自由度タイプであ
る。一方、粗動ステージ22はボールネジを用いた3自
由度タイプであり、ウェハ微動ステージ23は圧電素子
を用いた6自由度タイプである。ウェハ微動ステージ2
3上には半導体ウェハ27のローディング時の粗調整を
行う粗動ユニット(図示せず)が搭載されている。露光
用マスク26と半導体ウェハ27との間の重ね合わせ誤
差(マスクマークとウェハマークとの間の位置ずれ量)
は、アライメント検出部24a〜24cにより計測され
る。アライメント検出部24a〜24cはマスクマーク
とウェハマークの画像を得るためのもので、得られた画
像は後述する画像処理装置で処理され、正あるいは負の
位置ずれ量を示す位置ずれ検出信号に変換される。露光
処理時にはアライメント検出部24a〜24cからの画
像にもとづく位置ずれ検出信号をウェハ微動制御装置に
フィードバックすることにより位置合わせ制御が行われ
る。この他に、本ステッパは粗動位置合わせのためにレ
ーザ干渉計によるアライメント検出部(図示せず)を備
えている。
【0014】図5を参照して、本発明における精密位置
合わせに必要な構成について説明する。ここで、アライ
メント検出部24a〜24cはそれぞれ、図3に示した
X方向用のウェハマークM1X、Y方向用のウェハマーク
3Y,M4Yに関して位置ずれの検出を行うものとする。
アライメント検出部24aはウェハマークM1Xとこれに
対応するマスクマークとの画像を画像処理装置31aに
送出する。画像処理装置31aは入力した画像からX方
向に関する正あるいは負の位置ずれ量を算出し位置ずれ
検出信号をウェハ微動制御装置32に送出する。同様
に、アライメント検出部24a,24cからの画像信号
はそれぞれ、画像処理装置31b,31cで処理され、
Y方向に関する2つの位置ずれ検出信号がウェハ微動制
御装置32に送出される。ウェハ微動制御装置32はX
方向、Y方向に関する3種類の位置ずれ検出信号にもと
づいてウェハ微動ステージ駆動系33を制御して位置ず
れが0に近づくようにする。
【0015】なお、ホストコンピュータ34では、現在
行われている露光処理がどの半導体ウェハのどのフィー
ルドであり、しかもどのウェハマークを利用して位置合
わせ制御を行なっているかを把握している必要がある。
このために、メモリ35には半導体ウェハの番号とフィ
ールドの番号及び利用したウェハマークの番号との対応
テーブルが記憶されている。
【0016】図6はメモリ35の記憶内容の一例を示
し、図2に示されたフィールドF1 〜F3 のウェハマー
クに図示の如き番号が付されている場合を想定してい
る。ウェハ微動制御装置32は、ホストコンピュータ3
4から送られてくるフィールド番号とウェハマーク番号
とにより制御すべきフィールド及び方向を知り、画像処
理装置31a〜31cから送出されてくる位置ずれ検出
信号によって位置合わせ制御を行う。
【0017】なお、アライメント検出部24a〜24c
はX方向、Y方向に可動であり、半導体ウェハにおける
フィールドの位置関係により位置が変更される。図7は
露光用マスク26がポジ用の場合のアライメント検出部
24a〜24cの位置の組み合わせを示している。例え
ば、図14におけるフィールドF11においては図中左上
のウェハマークグループは利用できないので、図7
(a)に示すようなアライメント検出部24a〜24c
の配置とすることにより、図中右上のウェハマークグル
ープの1つをY方向(Y1 )用、左下のウェハマークグ
ループの1つをY方向(Y2 )用、右下のウェハマーク
グループの1つをX方向用としてそれぞれ利用すること
ができる。
【0018】次に、図14におけるフィールドF13にお
いては図中右上のウェハマークグループは利用できな
い。この場合、図7(b)に示すようにアライメント検
出部24a〜24cをX方向あるいはY方向に移動させ
ることにより、図中右下のウェハマークグループの1つ
をY方向(Y1 )用、左上のウェハマークグループの1
つをY方向(Y2 )用、左下のウェハマークグループの
1つをX方向用としてそれぞれ利用することができる。
同様にして、図7(c)の配置は図14におけるフィー
ルドF24に適用される配置であり、図7(d)の配置は
図14におけるフィールドF28に適した配置である。
【0019】ところで、図8に示すように、露光用マス
ク26にはフィールドの4つのコーナ部に対応した箇所
に6つのマスクマークが形成されている。4つのマスク
マークMSY1〜MSY4はY方向用であり、2つのマ
スクマークMSX1、MSX2はX方向用である。これ
らのマスクマークは、図9に示すように、あるフィール
ドに接したスクライブラインから外れて隣接フィールド
に接しているスクライブライン上にあるウェハマークと
位置合わせされるように形成されていることは言うまで
も無い。
【0020】図7(a)の配置について言えば、6つの
マスクマークのうちアライメント検出部24a〜24c
に対応した箇所のマスクマークに対するSR光はそれぞ
れのマスクマークの上方に位置したアライメント検出部
24a〜24cで遮光される。しかし、図中左上のマス
クマークMSY1については遮光するものが無いのでス
クライブライン上に露光されることとなる。これは、以
後の露光処理において不都合であるので露光を防止する
のが望ましい。
【0021】図10,図11を参照して、本発明ではア
ライメント検出部よりも上方に遮光用のブレードを配置
することで不必要なマスクマークの露光を防止するよう
にしている。ここでは、Y方向に可動の2枚のブレード
41,42を用い、ブレード41により露光マスク26
における図中右上、左上のマスクマークに対するSR光
を遮光するようにし、ブレード42により図中右下、左
下のマスクマークに対するSR光を遮光するようにして
いる。図10ではブレード41により露光マスク26の
右上、左上のマスクマークに対して遮光を行なった状態
を示している。
【0022】図12,図13はネガティブ用の露光マス
ク26′の場合のSR光透過域及びマスクマークの位置
を示している。マスクマークの位置はポジティブ用の露
光マスク26(図8)と変らないが、SR光透過域がフ
ィールドに接したスクライブラインの領域分だけ広くな
っている。位置合わせの原理はポジティブの場合と同じ
であるが、ネガティブレジストであるからブレードによ
る遮光は不要である。
【0023】次に、ポジレジストの場合の露光処理動作
について順を追って説明する。 (1)図1のウェハマーク用マスク10を使用して、ウ
ェハマークのみを半導体ウェハのスクライブライン(幅
0.2mm程度)上に図2のように露光してゆき、エッチ
ングパターンとして作成する。これらのウェハマークは
以後のすべての露光処理に際して位置合わせのための基
準として使用されることになる。
【0024】(2)第1回目の回路パターンを露光する
時には、図8の如き露光マスク26を使用する。この
時、ホストコンピュータ34は、メモリ35の記憶内容
(図6参照)にもとづいて露光すべき半導体ウェハの番
号、フィールドの番号からアライメント検出部24a〜
24cの配置があらかじめ決定されている配置となるよ
うに各アライメント検出部24a〜24cを移動させ
る。次に、アライメント検出部24a〜24cによる位
置ずれ検出に利用されないマスクマークを図10で説明
した如く遮光するようにブレードを移動させる。それか
ら、図2に示すように既に形成されているウェハマーク
と図8におけるマスクマークとによるアライメントが行
われる(図9参照)。
【0025】(3)アライメント動作においては、図5
に示すアライメント検出部24a〜24cからの画像が
画像処理装置31a〜31cで処理され、X方向、Y方
向(Y1 ,Y2 )の位置ずれ検出信号がウェハ微動制御
装置32に送られる。ウェハ微動制御装置32は位置ず
れ検出信号にもとづいてウェハ微動ステージ駆動系33
を制御することでX方向、Y方向の位置ずれが0に近づ
くようにする。X方向、Y方向(Y1 ,Y2 )の位置ず
れ量が許容値内まで修正されるとSR光による露光が行
なわれる。 (4)2回目以降の露光処理においてもポジレジストを
使用する場合には、上記(1)〜(3)のステップが繰
り返される。
【0026】(5)途中から露光をネガティブレジスト
に変更する場合には、図12に示された露光マスク2
6′により半導体ウェハに露光を行う。この時、図2に
示されたウェハマークと図12の露光マスク26′にお
けるマスクマークとにより、図13に示すようなアライ
メントを行う。ウェハ微動制御装置32による位置合わ
せ制御はポジレジストの場合と同じである。
【0027】なお、実施例の説明ではアライメント検出
部がX方向、Y方向(Y1 ,Y2 )の3台の場合につい
て説明したが、X方向が2つ(X1 ,X2 )、Y方向が
1つの組み合わせでも良いことは前述した通りである。
また、X方向あるいはY方向について2つとするのは、
これも前述したように面方向の回転ずれθを考慮したも
のであり、このような回転ずれθの検出手段を備えれば
アライメント検出部は2台でも良い。また、本発明はS
R光によるステッパに限られるものでもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば露光中でもアライメント検出部による位置ずれ検出を
停止することなく、しかもスクライブラインの拡幅無し
で位置ずれ検出信号のフィードバックにより半導体ウェ
ハの位置合わせ制御を行うことができるので、位置合わ
せを高精度で行うことができる。また、半導体ウェハへ
のウェハマーク形成は1度だけであるので、ウェハマー
クを露光毎に形成する場合に比べて位置ずれの累積が無
く、露光処理を繰り返して行った時のトータル位置合わ
せ精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用されるウェハマーク専用の
露光マスクを示した図。
【図2】図1に示された露光マスクにより形成されたウ
ェハマークを半導体ウェハの一部について示した図。
【図3】図2の一部を1つのフィールドについて拡大し
て示した図。
【図4】本発明が適用されるステッパ装置の概略構成を
示した図。
【図5】図4のステッパ装置に適用される位置合わせ制
御系の構成図。
【図6】図5のメモリに記憶内容の一例を示した図。
【図7】本発明におけるアライメント検出部の配置の組
み合わせを示した図。
【図8】ポジレジスト用の露光用マスクの一例を示した
図。
【図9】図8の露光用マスクを使用したアライメントを
説明するための図。
【図10】本発明における遮光用ブレードと露光用マス
クとの位置関係を示した図。
【図11】図10の位置関係を矢印A方向から見た図。
【図12】ネガティブレジスト用の露光用マスクの一例
を示した図。
【図13】図12の露光用マスクを使用したアライメン
トを説明するための図。
【図14】半導体ウェハにおけるフィールドとスクライ
ブラインとの関係を示した図。
【図15】従来のアライメントを説明するためにフィー
ルドとウェハマークとの位置関係を示した図。
【図16】従来のアライメントにおけるフィールドと光
学系との位置関係を示した図。
【符号の説明】
10 ウェハマーク用マスク 26,26′ 露光用マスク 24a〜24c アライメント検出部 41,42 ブレード

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格子状のスクライブラインにより複数に
    区分されたフィールドを有する半導体ウェハの前記スク
    ライブライン上にウェハアライメントマーク(以下、ウ
    ェハマークと呼ぶ)を露光し、該ウェハマークとマスク
    上のマスクマークとの位置をアライメント検出部で検出
    して前記半導体ウェハの位置合わせ制御を行うアライメ
    ントシステムにおいて、回路パターン露光用のマスクと
    は別のアライメント用マスクにて前記ウェハマークのみ
    をすべてのフィールドについて前記スクライブラインの
    交差点近傍領域にあらかじめ形成するステップと、ある
    フィールドへの回路パターン露光のために、アライメン
    トを行うに際し、前記あるフィールドのコーナ近傍領域
    であってしかも前記あるフィールドに接しているスクラ
    イブラインを除くスクライブラインに形成されたウェハ
    マークにもとづいてアライメント検出部による位置合わ
    せ制御を行う位置決めステップとを含むことを特徴とす
    るアライメントシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアライメントシステムに
    おいて、前記位置決めステップにおいて利用するウェハ
    マークを、前記あるフィールドの4つのコーナ近傍領域
    に位置するウェハマークのうちの2個以上とし、利用し
    ないウェハマークに対応するマスク上のマスクマークに
    対する露光を遮光する手段を有することを特徴とするア
    ライメントシステム。
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