JP2802689B2 - 海苔網の液処理装置 - Google Patents

海苔網の液処理装置

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JP2802689B2 JP11949891A JP11949891A JP2802689B2 JP 2802689 B2 JP2802689 B2 JP 2802689B2 JP 11949891 A JP11949891 A JP 11949891A JP 11949891 A JP11949891 A JP 11949891A JP 2802689 B2 JP2802689 B2 JP 2802689B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海苔を養殖する海苔網
の液処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】海苔の養殖には海苔網が使用されてい
る。海苔網及び海苔網に繁殖する海苔の葉面には、海水
の水垢やゴミ等の浮遊物が付着して汚れるために、海苔
の摘取から摘取の間に二〜三回、処理液に一定の時間浸
して洗浄する必要がある。従来の海苔網等の洗浄は、作
業船に処理槽を積み、処理槽内に処理液を適量入れ、処
理槽内に海苔網を引込みながら収容し、処理液に浸して
靴で踏付けるなどして洗浄していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の海苔網
の液処理洗浄方法には次のような課題があった。 (a)海苔網は、養殖域に張設してあるものを支柱から
取外して処理槽内に収容し、海苔と共に洗浄した後、再
び支柱に張設する。この作業は、取外しと張設が交互に
行われ、しかも手作業であるために手間がかかり、重労
働である上に作業効率が悪い。 (b)洗浄後、海苔網を支柱に張設する際は、一般的に
海苔網を支柱から取外すときに一番最後に槽内に収容し
た部分から引き出すことになる。従って、海苔網の一端
部と他端部では、浸漬時間に大きな差があることにな
り、洗浄むらが生じやすい。
【0004】
【課題を解決する為の方法】上記課題点を解決するため
に講じた本発明の構成は次の通りである。即ち本発明
は、船本体に配設される槽体であって、該槽体内には海
苔網の巻取りが可能な二本の巻取りローラが並設されて
おり、該巻取りローラは動力部によって駆動装置を介し
て駆動され、該駆動装置にはウォーム及びウォームホイ
ール、より成るウォームギアが備えられ、該ウォームギ
アに近接してクラッチ装置が設けられ、該クラッチ装置
は前記巻取りローラのローラ軸と一体に取付けられ、又
該クラッチ装置は前記ウォームホイールの嵌合部と切繋
可能なクラッチ盤と該クラッチ盤を挟持するレバーとを
備え、該レバーの操作によって前記ウォームホイールの
嵌合部と前記クラッチ盤の切繋を行い、前記巻取りロー
ラの双方を任意に駆動或いは空転させる、海苔網の液処
理装置である。
【0005】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本発明に係る液処理洗浄装置の斜
視図、図2はクラッチ装置を繋いだ状態を示す説明図、
図3はクラッチ装置を切った状態を示す説明図である。
符号1は液処理洗浄装置で、槽体3を備えている。槽体
3は上部が開口した平面視長方形の箱状であり、その内
部には巻取りローラ31,32が並設されている。巻取
りローラ31,32は、槽体3の約二分の一の深さの位
置に設置され、巻取られた海苔網が処理液に十分に浸漬
されるようにしている。巻取りローラ31,32の両端
部にはフック板319,329が設けられている。ま
た、巻取りローラ31,32のローラ軸310,320
の両端は、槽体3の槽壁30を水密に貫通して支持され
ている。そして、ローラ軸310,320の一方側は、
槽体3の外部に設けられた駆動装置4と連結されてい
る。駆動装置4は、ウォームギア41,42、駆動軸4
3及び伝動プーリー44より構成されている。更にウォ
ームギア41,42は、ウォーム410,420及びウ
ォームホイール411,421より構成されている。ウ
ォーム410,420は、ローラ軸310,320と軸
角が直角である駆動軸43によって同軸上に設けられて
いる。又、駆動軸43は支軸板45によって二箇所を支
持されており、駆動軸43の一端には伝動プーリー44
が設けられている。ウォーム410,420と咬合して
駆動されるウォームホイール411,421はそれぞれ
ローラ軸310,320の端部寄りに取付けられてお
り、ウォームホイール411,421の外側中央部には
嵌合部である嵌合凹部412,422が設けられてい
る。ウォームギア41,42は後述するクラッチ装置
5,5aと係合することによってローラ軸310,32
0を回転させる。次に、クラッチ装置5,5aの構造を
説明する。クラッチ装置5,5aは同一構造であるの
で、図2及び図3においてはクラッチ装置5のみを図示
している。クラッチ装置5,5aは、クラッチ盤50,
50aとレバー51,51aより成る。クラッチ盤5
0,50aはそれぞれ、ウォームホイール411,42
1に近接しており、且つウォームホイール411,42
1と同軸上に設けられている。クラッチ盤50,50a
は、キーとキー溝(図示省略)を組合わせた構造により
ローラ軸310,320と一体となって回転し、且つ軸
方向に摺動自在である。クラッチ盤50,50aには溝
500が周方向全周にわたって設けられており、又クラ
ッチ盤50,50aの内側には、先述したウォームホイ
ール411,421の嵌合凹部412,422と噛み合
う嵌合凸部501が設けられている。レバー51,51
aは、均等な厚みと幅を持つ金属板を左右両側の中途か
ら下方に直角に折曲げることによって一枚の水平板51
0,510aと、水平板510,510aの両端から下
方に垂設されている二枚の垂直板511,511aが形
成され、又水平板510,510aの中央から金属ロッ
ド512,512aを垂直上方に取付けた形状をしてい
る。レバー51,51aの垂直板511,511aの最
下部寄りには支軸52,52aを通すための軸穴514
が設けられている。又、垂直板511,511aの内側
には溝500と係合する突起513がクラッチ盤50,
50aの回転を妨げることのないよう設けられている。
レバー51,51aはクラッチ盤50,50aを挟持
し、突起513は溝500に入り込む。レバー51,5
1aを槽体3側に傾斜させれば、突起513が引っかか
りとなってクラッチ盤50,50aを槽体3側に押すの
でクラッチ盤50,50aはウォームホイール411,
421側に移動し、クラッチ盤50,50aの嵌合凸部
501がウォームホイール411,421の嵌合凹部4
12,422と係合する。この状態において、ウォーム
ギア41,42の回転力がクラッチ盤50,50aを介
してローラ軸310,320を回転させる(図2参
照)。ローラ軸310,320の回転を停止させたいと
きは、レバー51,51aを手前に引き、クラッチ盤5
0,50aの嵌合凸部501とウォームホイール41
1,421の嵌合凹部412,422とを切離せば、ウ
ォームギア41,42の回転力はクラッチ盤50,50
aには伝わらないのでローラ軸31,32を停止させる
ことができる(図3参照)。前記駆動装置4には金属製
のカバーケース6が被せられている。カバーケース6の
蓋体61はカバーケース本体60に着脱可能に取付けら
れている。通常は、蓋体61をカバーケース本体60に
装着した状態で使用する。カバーケース本体60の下辺
には四枚の軸受板62が突設されており、前記支軸5
2,52aを通すための軸穴620が設けられている。
前記レバー51,51aの垂直板511,511aの最
下部よりにある軸穴514とカバーケース6の軸穴62
0を合わせて支軸52,52aを通すことによって前記
レバー51,51aを軸支することができる。槽体3に
は隣接して、動力部である原動機Mが設置してある。原
動機Mの原動軸には駆動プーリーM1が取付けられてお
り、駆動プーリーM1はベルトBを介して、前記した駆
動装置4の伝動プーリー44を駆動する。 《作用》図4は本発明に係る装置の使用状態を示す説明
図である。図1乃至図4を参照して本実施例の作用を説
明する。図4において、N1,N2は海苔網で、養殖域
の支柱に平行に張設されている。液処理装置1は船本体
2に据え付けられている。そして、液処理装置1の槽体
3内には、処理液が巻取りローラ31,32が十分に浸
漬される水位まで入れられている。 巻取りローラ3
1を進行側にして、船本体2を巻き取られる海苔網N1
の端に位置させる。クラッチ装置5,5aは繋いだ状態
(図2参照)にしておく。 海苔網N1を支柱から外
し、端部を巻取りローラ31のフック板319に取付け
る。原動機Mを駆動させ、駆動軸43を回転させる。巻
取りローラ31は右回りに回転し、海苔網N1は巻取り
ローラ31に自動的に巻取られると共に、船本体2もそ
の反作用で図4において左方向(矢印方向)に進行す
る。 海苔網N1の巻取りが完了したら、巻取りロー
ラ31のクラッチ装置5を切り(図3参照)、巻取りロ
ーラ31を停止させる。海苔網N1の後端部を巻取りロ
ーラ32のフック板329に取付ける。次に、巻取りロ
ーラ32のクラッチ装置5aを繋ぐ。なお、巻取りロー
ラ32は前記した巻取りローラ31とは逆方向(左回
り)に回転する。海苔網N1は巻取りローラ31から巻
取りローラ32に巻き直される。 巻き直しが完了し
たらクラッチ装置5aを切り、巻取りローラ31、32
を停止させる。 海苔網N2を支柱から外し、端部を
巻取りローラ31のフック板319に取付ける。クラッ
チ装置5を繋ぎ、巻取りローラ31を駆動して海苔網N
2の巻取りを行なう。船本体2がある程度進行したら、
クラッチ装置5を切って船本体2を止め、巻取りローラ
32に巻取られている海苔網N1の端部を、海苔網N2
が取付けられていた支柱に取付ける。再度クラッチ装置
5を繋ぎ、巻取りローラ31を駆動して、巻取りローラ
31による海苔網N2の巻取りと同時に、巻取りローラ
32に巻取られている海苔網N1を外しながら海苔網N
2の代わりに支柱に張設していく。(図4に示す状態)
海苔網N2の巻取りと海苔網N1の張設が完了した
ら、クラッチ装置5を切り、巻取りローラ31、32を
停止させる。そして、海苔網N2の端部を巻取りローラ
32に取付け、巻取りローラ32のクラッチ装置5aを
繋ぎ、巻取りローラ32を駆動して海苔網N2を巻取り
ローラ32に巻き直す。 以下同様にして最後の海苔
網までを巻取り、最後にその海苔網を海苔網N1が張設
されていた箇所に張設して海苔網の液処理作業が完了す
る。なお、本発明は図示の実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲の記載内において数々の変形が可
能である。
【0006】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)槽体に備えられた二本の巻取りローラのうち、船
本体の進行と共に、支柱に張設してある海苔網を一方の
巻取りローラで巻き取り、同時に他方の巻取りローラに
巻き取ってある海苔網を支柱に張設していくことがで
き、しかも巻取りは自動化してあるので、海苔網洗浄作
業の作業効率の向上を図ることができる。 (b)一度巻き取った海苔網を他方の巻取りローラに巻
き直すようにすれば、洗浄後、海苔網を支柱に張設する
際は、海苔網を支柱から取外すときに一番最初に槽内に
収容した部分から引き出すことになり、海苔網の一端部
と他端部の浸漬時間の差がなくなり、洗浄むらが生じな
い。 (c)巻取りローラの駆動手段としてウォームギアを使
用していることより、海苔網を巻取る際に機械に負荷が
かかっても機械の破損率は低い。又、駆動装置をコンパ
クトにできるので、作業の邪魔にならず作業がしやす
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液処理装置の斜視図である。
【図2】クラッチ装置を繋いだ状態を示す説明図であ
る。
【図3】クラッチ装置を切った状態を示す説明図であ
る。
【図4】本発明に係る装置の使用状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 液処理装置 3 槽体 31 巻取りローラ 310 ローラ軸 32 巻取りローラ 320 ローラ軸 4 駆動装置 41 ウォームギア 410 ウォーム 411 ウォームホイール 42 ウォームギア 420 ウォーム 421 ウォームホイール 44 伝動プーリー 5 クラッチ装置 50 クラッチ盤 51 レバー 5a クラッチ装置 50a クラッチ盤 51a レバー M 原動機 M1 駆動プーリー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船本体(2)に配設される槽体(3)であっ
    て、該槽体(3)内には海苔網の巻取りが可能な二本の巻
    取りローラ(31,32)が並設されており、該巻取りローラ
    (31,32)は動力部によって駆動装置(4)を介して駆動さ
    れ、該駆動装置(4)にはウォーム(410,420)及びウォーム
    ホイール(411,421)より成るウォームギア,(41,42)が備
    えられ、該ウォームギア(41,42)に近接してクラッチ装
    置(5,5a)が設けられ、該クラッチ装置(5,5a)は前記巻取
    りローラ(31,32)のローラ軸(310,320)と一体に取付けら
    れ、又該クラッチ装置(5,5a)は前記ウォームホイール(4
    11,421)の嵌合部と切繋可能なクラッチ盤(50,50a)と該
    クラッチ盤(50,50a)を挟持するレバー(51,51a)とを備
    え、該レバー(51,51a)の操作によって前記ウォームホイ
    ール(411,421)の嵌合部と前記クラッチ盤(50,50a)との
    切繋を行い、前記巻取りローラ(31,32)の双方を任意に
    駆動或いは空転させるようにしたことを特徴とする、海
    苔網の液処理装置。
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