JP2802321B2 - 肩掛式草刈機 - Google Patents

肩掛式草刈機

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JP2802321B2
JP2802321B2 JP2190045A JP19004590A JP2802321B2 JP 2802321 B2 JP2802321 B2 JP 2802321B2 JP 2190045 A JP2190045 A JP 2190045A JP 19004590 A JP19004590 A JP 19004590A JP 2802321 B2 JP2802321 B2 JP 2802321B2
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JP
Japan
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shoulder
band
support band
mower
worker
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JP2190045A
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JPH0475523A (ja
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久雄 大西
行徳 岩佐
幸喜 徳永
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Nikkari Co Ltd
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Nikkari Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ショルダーバンドにより肩に吊した状態で
安定した作業ができるようにした肩掛式草刈機に関す
る。
【従来の技術】
従来、一般に知られる草刈機として、先端部に刈刃a
を有する操作桿bの後端部にエンジンcを、また操作桿
bの中間部に操作ハンドルdを備え、操作桿bに設けた
ハンガーeをショルダーバンドfのフックに係合して吊
持する形式の、いわゆる肩掛式草刈機が知られている
(第4図参照)。 ここで、上記ショルダーバンドfはループ状であり、
また、ショルダーバンドfのフックに係合するハンガー
eは、操作ハンドルdとエンジンcとの間で重心位置G
より若干後方に配置されている。
【発明が解決しようとする課題】
このような肩掛式草刈機では、ショルダーバンドfに
よる操作桿bの吊持箇所が重心位置Gより後方の1箇所
であるため、操作桿bの先端の刈刃aには常に下向きの
力が作用する。このため、操作桿bを斜め下向きに傾斜
して作業する平面刈り作業においても、また、第5図に
示すように操作桿bを斜め上向きに傾斜して作業する斜
面刈り作業においても、作業者は常に操作ハンドルdを
持ち上げて刈刃aを一定の高さ位置にバランスさせなけ
ればならず、作業者には大きな負担が掛かっていた。 また、ショルダーバンドfがループ状であるため、作
業者の胸部などに密着して圧迫し、装着感が悪い等の問
題もある。 そこで本発明は、胸部の圧迫感がなく、調節が容易で
ありながら良好な装着感が得られると共に、刈刃を所定
の高さ位置に安定したバランス状態で吊持できる肩掛式
草刈機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この目的のため本発明は、操作桿の先端部に刈刃を、
後端部にエンジンを、中間部に操作ハンドルをそれぞれ
備えた草刈機本体が、ショルダーバンドを介して吊持さ
れる肩掛式草刈機であって、草刈機本体の重心位置より
前方に配置された操作ハンドルのホルダ、および重心位
置より後方に配置されたエンジンにそれぞれハンガーを
備え、上記ショルダーバンドは、ボルダ側のハンガーに
フックを介して着脱自在に係合する前部支持バンドと、
エンジン側のハンガーにフックを介して着脱自在に係合
する後部支持バンドと、この後部支持バンドに連続する
左右一対の肩当てと、一方の肩当ての前端部に固定され
たアジャスタと、他方の肩当ての前端部に連続して前部
支持バンドの接続リングに挿通され、かつ上記アジャス
タに係止されて長さ調節される調節バンドとを備えてな
る。
【作用】
このような手段では、ショルダーバンドは作業者の肩
を支点として重心位置の前後2箇所で草刈機本体を吊持
する。このため、左右一対の肩当てのみが作業者の両肩
に接触し、作業者の胸部あるいは背部を圧迫することが
ない。 ここで草刈機本体は、その重心位置が作業者の肩の下
方に位置した時点で前後に重量バランスして静止する。
従って、支点位置である作業者の肩と肩当てとの接触位
置を前後にずらせることで、操作桿を任意の角度に傾斜
して刈刃を所定の高さ位置に安定したバランス状態で吊
持できる。 また、調節バンドが前部支持バンドの接続リングに対
して移動自在であるから、左右一対の肩当てはそれぞれ
作業者の両肩に緩みなく接触する。このため作業者の両
肩には均等に荷重が掛かり、良好な装着感が得えられ
る。 さらに、ショルダーバンドの長さ調節はアジャスタに
対する調節バンドの係止位置の調整のみでが行えるか
ら、その調節作業が容易である。
【実 施 例】
以下、本発明の一実施例を添付の図面に基いて具体的
に説明する。 第1図において符号1は肩掛式草刈機の草刈機本体、
符号2は草刈機本体1を吊持するショルダーバンドであ
る。 草刈機本体1には、操作桿3の先端部に刈刃4が、ま
た操作桿3の後端部にエンジン5がそれぞれ装備されて
いる。そしてエンジン5の回転駆動力により、操作桿3
内の図示省略したドライブシャフトなどを介して刈刃4
が回転駆動されるようになっている。 また、操作桿3の先端部には刈刃4の安全カバー6が
装着され、操作桿1の中間部にはホルダ7を介して左右
一対のツノ形の操作ハンドル8が装着されている。 ここで、このような草刈機本体1の重心位置はホルダ
7とエンジン4との中間付近にあり、重心位置より前方
のホルダ7および重心位置より後方のエンジン5にはそ
れぞれ円弧状のハンガー9,10が固定されている。そして
これらのハンガー9,10は、操作桿3と直交する方向に沿
って上方に突出している。 一方、ショルダーバンド2は、前記ホルダ7側のハン
ガー9にフック11を介して着脱自在に係合する前部支持
バンド12と、エンジン5側のハンガー10にフック13を介
して着脱自在に係合する後部支持バンド14とを備えてい
る。そしてこれらの前部支持バンド12および後部支持バ
ンド14は、途中にアジャスタ15,16を備えてそれ自身長
さ調節できるようになっている。 ここで、前部支持バンド12の上部には接続リング17が
取付けてあり、後部支持バンド14の上部には左右一対の
肩当て18,19が連続している。 また、一方の肩当て18の前端部には所定長さの調節バ
ンド20が連続し、他方の肩当て19の前端部にはアジャス
タ21が取付けられている。そして上記調節バンド20は、
前部支持バンド12の上端の接続リング17に挿通してその
先端部がアジャスタ21に係止されている。 以上の構成では、作業者はショルダーバンド2の左右
一対の肩当て18,19間に頭を通し、これを両肩に乗せて
草刈機本体1を吊持する。この場合、作業者の身長など
その体格に応じてショルダーバンド2の長さを調節す
る。この調節作業は、アジャスタ21に対する調節バンド
20の係止位置を変更するだけで簡単に行うことができ
る。 このような肩掛式草刈機の装着状態において、前部支
持バンド12側の荷重は調節バンド20を介して左右の肩当
て18,19に作用する。この場合、調節バンド20は前部支
持バンド12の上端の接続リング17に移動自在に挿通して
いるので、左右の肩当て18,19は作業者の両肩に緩みな
く接触する。このため作業者の両肩には均等に荷重が掛
かり、良好な装着感が得られる。 また、第2図、第3図に示すように、ショルダーバン
ド2は左右の肩当て18,19のみが作業者の両肩に接触す
るので、作業者の胸部あるいは背部を圧迫することがな
い。 ここで、作業者の肩を支点として吊持される草刈機本
体1は、その重心位置Gが作業者の肩の下方に位置した
時点で前後に重量バランスして静止する。そこで、支点
位置である作業者の肩と肩当て18,19との接触位置を前
後にずらせることで、第2図のように操作桿3が下方に
傾斜した平面刈り作業においても、あるいは第3図のよ
うに操作桿3が上方に傾斜した斜面刈り作業において
も、刈刃4を所定の高さ位置に安定したバランス状態で
吊持できる。 従って、作業中に一時両手を離しても危険はなく、作
業が容易に行える。
【発明の効果】
以上説明したとおり本発明によれば、ショルダーバン
ドは作業者の肩を支点として重心位置の前後2箇所で草
刈機本体を吊持する。このため左右一対の肩当てのみが
作業者の両肩に接触し、作業者の胸部あるいは背部を圧
迫することがない。 ここで草刈機本体は、その重心位置が作業者の肩の下
方に位置した時点で前後に重量バランスして静止する。
従って、支点位置である作業者の肩と肩当てとの接触位
置を前後にずらせることで、操作桿を任意の角度に傾斜
して刈刃を所定の高さ位置に安定したバランス状態で吊
持できる。 また、調節バンドが前部支持バンドの接続リングに対
して移動自在であるから、左右一対の肩当てはそれぞれ
作業者の両肩に緩みなく接触する。このため作業者の両
肩には均等に荷重が掛かり、良好な装着感が得えられ
る。 さらに、ショルダーバンドの長さ調節はアジャスタに
対する調節バンドの係止位置の調整のみでが行えるか
ら、その調節作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による肩掛式草刈機の構造を
示す斜視図、 第2図は一実施例による肩掛式草刈機を用いた平面刈り
作業状態の説明図、 第3図は一実施例による肩掛式草刈機を用いた斜面刈り
作業状態の説明図、 第4図は従来例による肩掛式草刈機の概略構造をその平
面刈り作業状態において示す説明図、 第5図は従来例による肩掛式草刈機の斜面刈り作業状態
の説明図である。 1……草刈機本体、 2……ショルダーバンド、 3……操作桿、 4……刈刃、 5……エンジン、 6……安全カバー、 7……ホルダ、 8……操作ハンドル、 9,10……ハンガー、 11……フック、 12……前部支持バンド、 13……フック、 14……後部支持バンド、 15,16……アジャスタ、 17……接続リング、 18……一方の肩当て、 19……他方の肩当て、 20……調節バンド、 21……アジャスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 34/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作桿の先端部に刈刃を、後端部にエンジ
    ンを、中間部に操作ハンドルをそれぞれ備えた草刈機本
    体が、ショルダーバンドを介して吊持される肩掛式草刈
    機であって、 草刈機本体の重心位置より前方に配置された操作ハンド
    ルのホルダ、および重心位置より後方に配置されたエン
    ジンにそれぞれハンガーを備え、 上記ショルダーバンドは、ホルダ側のハンガーにフック
    を介して着脱自在に係合する前部支持バンドと、エンジ
    ン側のハンガーにフックを介して着脱自在に係合する後
    部支持バンドと、この後部支持バンドに連続する左右一
    対の肩当てと、一方の肩当ての前端部に固定されたアジ
    ャスタと、他方の肩当ての前端部に連続して前部支持バ
    ンドの接続リングに挿通され、かつ上記アジャスタに係
    止されて長さ調節される調節バンドとを備えてなる肩掛
    式草刈機。
JP2190045A 1990-07-17 1990-07-17 肩掛式草刈機 Expired - Lifetime JP2802321B2 (ja)

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