JP2802167B2 - 手足の衝撃緩和法および装置 - Google Patents

手足の衝撃緩和法および装置

Info

Publication number
JP2802167B2
JP2802167B2 JP6503365A JP50336593A JP2802167B2 JP 2802167 B2 JP2802167 B2 JP 2802167B2 JP 6503365 A JP6503365 A JP 6503365A JP 50336593 A JP50336593 A JP 50336593A JP 2802167 B2 JP2802167 B2 JP 2802167B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soft
pad
polysiloxane
polysiloxane elastomer
tackified
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6503365A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07504937A (ja
Inventor
ブラッケン,ロナルド・エル
ウィン,ラルフ・アラステア
リレイ,ノーマン・エル
Original Assignee
シェリング−プラウ・ヘルスケア・プロダクツ・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シェリング−プラウ・ヘルスケア・プロダクツ・インコーポレーテッド filed Critical シェリング−プラウ・ヘルスケア・プロダクツ・インコーポレーテッド
Publication of JPH07504937A publication Critical patent/JPH07504937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2802167B2 publication Critical patent/JP2802167B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/07Stiffening bandages
    • A61L15/12Stiffening bandages containing macromolecular materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/12Polysiloxanes containing silicon bound to hydrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/20Polysiloxanes containing silicon bound to unsaturated aliphatic groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/70Siloxanes defined by use of the MDTQ nomenclature

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Socks And Pantyhose (AREA)
  • Bedding Items (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 背景 脚、膝、脛、足首、足、足指、腕、肘、前腕、手首、
手および手指を含む手足は、事故、皮膚発疹および変形
などの様々な苦痛から痛みおよび不快を招くことがあ
る。
足および足指変形は、幼時から青年期までおよび成人
に至るまで注目されている。このような変形としては、
バニオン、槌状足指およびマレット足指があり、これら
はいずれも、罹患患者に痛みおよび/または不快をもた
らすことがある。これらに対して二次的な発生しうる症
状は、鶏眼、胼胝、足底いぼおよび疱疹である。これら
の苦痛は、前の苦痛と同様に痛みがありまたは不快にさ
せる。
鶏眼は、主として隆起足指関節上および足指間に見出
される痛みのある過角化症である。鶏眼には二つの一般
的な種類、すなわち硬鶏眼および軟鶏眼がある。硬鶏眼
(硬性鶏眼)は、骨質隆起上に見られる過角化症病変で
あり、深い核を有することがある。これらの鶏眼は、通
常、極めて敏感で且つ痛みがある。軟鶏眼(軟性鶏眼)
は、足指間に見出される過角化症病変である。軟性鶏眼
は、隣り合った足指間に及ぼされた圧力によって生じ、
足指間の湿気のために軟性である。
胼胝は、反復された圧力および摩擦部位における過角
化症の拡散または限局性部分でありうる。前足に不均衡
がある場合、足底胼胝は、中足骨頭が最も隆起している
ところに見出されることがある。
足底いぼは、ウイルスによって引き起こされる単純な
乳頭腫である。足底いぼは胼胝とは異なり、必ずしも骨
質隆起上に見られるものではない。それらは明らかに限
局性であることができ、周辺の皮膚とは明確に区別され
る縁がある。それらの中心は周辺の皮膚よりも黒ずんで
いて、それらはモシン(mosine)外観を有することがあ
る。いぼは、通常、締めつけられるような痛みがあり、
しばしば、歩行の圧力から痛みを感じる。
槌状足指は、近位指筋間関節の固定した屈曲変形であ
る。この症状は、小さい方の足指において最も一般的に
見出される。他の足指変形としては、末端指筋間関節の
屈曲変形であるマレット足指がある。
疱疹は、表皮層に及ぼされた過剰の摩擦力によって引
き起こされた表皮下または中の体液蓄積物である。
外転外反母趾(バニオン)は、足の正中線に対して大
きい足指関節の拡大および足指の移動を特徴とする症状
である。遺伝は、バニオンの発生に強い影響を及ぼす。
バニオン変形は、不適当な靴および足の後部の生物力学
的不均衡によって更に悪化する。軟組織包は、バニオン
変形の隆起上に生じることがある。バニオンは、典型的
に、足保護装置を用いることによって矯正することはで
きないが、しかしながら、症状を緩和することができ
る。若干の場合、バニオンは矯正手術によって治療する
ことができる。バニオに対する圧力および摩擦は、膨
化、炎症および過角化症病変の発生などの症状を引き起
こすことがある。バニオンは、二次的に、隣り合った中
足頭下の胼胝、槌状足指および鶏眼を引き起こすことが
ある。
多数の装置またはインサートが、足の不快を緩衝させ
るように開発されており、鶏眼、胼胝、疱疹、バニオン
および足底いぼ用のトークレストパッド(すなわち、ト
ーリフトパッド)、ヒールクッションおよびヒールライ
ナー、半中敷または中足パッド、全長および4分の3
(3/4)長さ中敷、踏まず芯、飾り先、トーセパレータ
ー並びに成形若しくは打抜きシートクッションがある。
トークレストパッドは、典型的に、足指の下に着用され
る。ヒールクッションは、足底筋膜炎、踵の下で感じら
れる痛い部分または踵骨滑液包炎(全踵骨パッドに対す
る一般的な痛み)などの症状を治療するのに用いられ
る。ヒールライナーは、靴の滑りをなくし、靴の中に余
裕をもたせ、そして長靴下またはソックスのもつれを防
止するように設計される。半中敷または中足パッドは、
主に女性による前足部分の保護に用いられ、痛みを防止
しまたは靴の中で足が滑らないようにする。中敷または
中底は、緩衝および緩衝軽減、足の痛みの緩和および背
部痛の緩和に用いられる。踏まず芯は、骨格の本来の位
置を達成するように足を再配列させることによって、平
アーチ、低アーチ、高アーチ、過回外運動、過回内運
動、外反足、内反および他の症状によって引き起こされ
た足および脚の不快を緩和するのに用いられてきた。特
注成形靴、飾り先、接着剤を有するフェルト、モールス
キンまたはフォームクッション、副子、トーセパレータ
ー、或いはトーループを有するフォームおよび/または
フェルト装置は、鶏眼、胼胝、足底いぼ、疱疹およびバ
ニオンの治療に用いられてきた。
大部分のこれらの装置には様々な欠点がある。例え
ば、成形プラスチック副子およびゴムシールドなどのバ
ニオン装置は、概して、若干の靴の中に適合させるには
大きすぎるし、痛みを緩和する代わりに不快にさせる。
鶏眼、胼胝、疱疹、足底いぼおよび若干の槌状足指用の
製品は、毎日の使用後に再使用できない、足若しくは足
指輪郭に一致する能力を欠いている、または皮膚の浸軟
をもたらすという欠点がある。トークレストパッド、ヒ
ールクッション、ヒールライナー、半中敷、中足パッ
ド、全長中敷、3/4長さ中敷および踏まず芯などの装置
は、典型的に、履物と装置の滑りを最小限にするよう
に、種々のクッション材料を接着剤または接着テープと
組合せて用いる。この方法は、履物製品に対する緩衝お
よび装着の別個の機能を達成するために、全く別個の材
料(すなわち、クッション材料および接着剤)を必要と
するという欠点を有する。更に、洗浄により、このよう
な装置に用いられた接着剤は急速に劣化する性質があ
る。更に、これらの材料の大部分は、皮膚の浸軟または
軟化をもたらす。
オルガノポリシロキサンエラストマーは、米国特許第
3,445,420号明細書;同第3,884,866号明細書;および同
第4,162,243号明細書で示されている。このような既知
のポリシロキサン組成物は、上記用途に必要な粘着性ま
たは硬度、引張強さ、伸びおよび/または引裂強さの組
合せを欠いている。
したがって、皮膚をほとんどまたは全く浸軟させるこ
となく、手足または履物製品に対する装置の装着および
手足の緩衝の両方を提供する二重機能を果たすことがで
きるポリシロキサンクッション材料を製造するように研
究が行なわれた。
発明の概要 本発明は、軟質粘着性ポリシロキサンエラストマーで
あって、 (i)ビニル含有高粘度オルガノポリシロキサンまたは
高粘度ビニル含有オルガノポリシロキサン配合物; (ii)低粘度オルガノポリシロキサンおよび低粘度オル
ガノポリシロキサン配合物; (iii)補強充填剤; (iv)白金触媒;および (v)全組成物中の水素対ビニル基のモル比が1.2未満
である、硬化後に軟質粘着性強化ポリシロキサンエラス
トマーが部分的に架橋されている程度が30〜90%である
ような水素含有ポリシロキサンコポリマー を含むオルガノポリシロキサン組成物を硬化させること
によって成形された、該軟質粘着性ポリシロキサンが、 5〜55ジュロメーター単位(ショアー00)の硬度、 ポリケンプローブ粘着試験機で測定される10〜450gま
たはローリングボール粘着試験機で測定される0〜7.6c
m(0〜3インチ)の粘着性および 0.14〜5.52メガパスカル(20〜800ポンド/平方イン
チ)の引張強さ、 250〜1100%の最小伸び率および 0.88〜35.2kN/m(5〜200ポンド/平方インチ)の引
裂強さを有することを特徴とする上記軟質粘着性ポリシ
ロキサンエラストマーに関する。
更に好ましい実施態様において、軟質粘着性ポリシロ
キサンエラストマーは、 15〜45ジュロメーター単位(ショアー00)、好ましく
は20〜35単位の硬度、 ポリケンプローブ粘着試験機で測定される50〜250gま
たはローリングボール粘着試験機で測定される0〜5cm
(0〜2インチ)、好ましくは0〜2.5cm(0〜1イン
チ)の粘着性および 0.35〜5.52メガパスカル(50〜800ポンド/平方イン
チ)の引張強さ、 350〜800%の最小伸び率および 1.22〜26.4kN/m(7〜150ポンド/平方インチ)の引
裂強さを有することを特徴とする。
もう一つの実施態様において、本発明は、軟質粘着性
強化ポリシロキサンエラストマーであって、全組成物10
0部に基いて、 (i)式 (式中、R1は、アルケニル基、アルキル基及びアリール
基から成るクラスより選択され且つRは一価炭化水素基
であり、R2は、アルキル基およびアリール基から成るク
ラスより選択され、R4およびR5は独立して、アルキル基
およびビニル基から成るクラスより選択され;xは0〜30
00、好ましくは50〜1000であり;そしてyは、0〜30
0、好ましくは0〜50である) を有する、25モル%以下のフェニル基を有し且つ粘度が
25℃で2,000〜1,000,000センチポアズであるビニル含有
高粘度オルガノポリシロキサンまたは高粘度ビニル含有
オルガノポリシロキサン配合物20〜90部; (ii)式 (式中、R1およびR6は独立して、アルケニル基、アルキ
ル基およびアリール基から成るクラスより選択され、R2
およびRは前に定義した通りであり、R3は、アルキル
基、アリール基およびアルケニル基から成るクラスより
選択され;wは0〜500、好ましくは0〜300であり、そし
てzは、0〜200、好ましくは0〜50である) を有する、粘度が25℃で20〜5,000センチポアズであり
且つ25モル%以下のフェニル基を有する低粘度オルガノ
ポリシロキサンおよび低粘度オルガノポリシロキサン配
合物から成るクラスより選択されるポリマー5〜40部; (iii)補強充填剤15〜70部; (iv)全組成物に対して0.1〜50ppmの白金触媒(白金金
属として);および (v)全未硬化組成物中の水素対アルケニル基のモル比
が1.2未満である、硬化後に軟質粘着性強化ポリシロキ
サンエラストマーが部分的に架橋されている程度が30〜
90%であるような水素含有ポリシロキサンコポリマー0.
1〜50部 を含むオルガノポリシロキサン組成物を硬化させること
によって成形された上記軟質粘着性強化ポリシロキサン
エラストマーに関する。
もう一つの実施態様において、軟質粘着性ポリシロキ
サンエラストマーは、シート詰物であるクッション装置
に成形される。
もう一つの実施態様において、軟質粘着性ポリシロキ
サンエラストマーは、トップカバー、好ましくは、ポリ
シロキサンエラストマーであるトップカバーに対して接
着される。
トップカバーを有するクッション装置は、踏まず芯パ
ッド、中足パッド、ヒールクッション、シート詰物、全
長中敷、4分の3長さ中敷、半中敷、トークレストパッ
ド、ヒールライナー、肘パッド、膝パッド、脛パッド、
前腕パッド、手首パッド、手指パッド、鶏眼パッド、胼
胝パッド、疱疹パッド、バニオンパッドまたは足指パッ
ドでありうる。本発明によって保護されることができる
手足としては、脚、膝、脛、足首、足、足指、腕、肘、
前腕、手首、手、手指またはそれらの任意部分がある。
好ましくは、手足用詰物は洗浄後に再使用可能である。
もう一つの実施態様において、本発明は、手足が足ま
たは足指である該手足の衝撃を緩和する方法であって、
シート詰物、鶏眼パッド、胼胝パッド、疱疹パッド、足
底いぼパッド、バニオンパッドまたは足指パッドである
クッション装置と該足または足指とを接触させることを
含む上記方法に関する。
もう一つの実施態様において、本発明は、痛みまたは
足の不快を緩和する方法であって、踏まず芯、中足パッ
ド、ヒールクッション、シート詰物、全長中敷、4分の
3長さ中敷、半中敷、トークレストパッドまたはヒール
ライナーである装置を履物製品に装着することを含む上
記方法に関する。
もう一つの実施態様において、本発明は、手足、足
首、膝、脛、前腕および肘に詰物をして且つそれらを保
護するための手足用詰物およびこのような手足部分を保
護する方法に関する。
本発明の一つの利点は、手足への圧力および摩擦の減
少を助けることによって手足の不快を緩和するための装
置および方法を提供することである。
本発明の第二の利点は、足の不快を緩和するのに極め
て容易に用いられる履物インサートおよび方法を提供す
ることである。
本発明の第三の利点は、皮膚との長期接触後にほとん
どまたは全く浸軟を引き起こさない、手足の不快を緩和
するための再使用可能な通気性(すなわち、透過性)装
置を提供することである。
本発明の第四の利点は、ループ、ストラップ、ベルク
ロ(Velcro)(登録商標)ファスナーまたは接着コーテ
ィング若しくはテープなどの追加の装着手段を必要とす
ることなく履物製品に対して装着しうる、足の不快を緩
和するための履物インサートを提供することである。
本発明の第五の利点は、射出成形または押出技術を用
いて経済的に生産しうる、足の不快を緩和するための装
置を提供することである。
本発明の第六の利点は、単一材料(すなわち、粘着性
クッション層)を履物製品に対する装着用(すなわち、
粘着力)および足への緩衝緩和用双方に用いることがで
き、したがって、必要な層の数を減少させることによっ
て履物インサートの設計を単純化することができる、足
の不快を緩和するための履物インサートを提供すること
ができる。
本発明の装置の第七の利点は、該装置が、洗浄および
乾燥後でさえも粘着性を保持しているということであ
る。
図面の簡単な説明 図1は、踏まず芯パッド26の周縁図である。
図2は、踏まず芯パッド26の側断面図である。
図3は、踏まず芯パッド26の正面断面図である。
図4は、中足パッド28の周縁図である。
図5は、中足パッド28の側断面図である。
図6は、中足パッド28の正面断面図である。
図7は、ヒールクッション32の周縁図である。
図8は、ヒールクッション32の側断面図である。
図9は、シート詰物20の側断面図である。
図10は、全長中敷34の周縁図である。
図11は、全長中敷34の側断面図である。
図12は、4分の3長さ中敷35の周縁図である。
図13は、4分の3中敷35の側断面図である。
図14は、半中敷36の周縁図である。
図15は、半中敷36の側断面図である。
図16は、トークレストパッド38の周縁図である。
図17は、トークレストパッド38の正面断面図である。
図18は、ヒールライナー40の周縁図である。
図19は、ヒールライナー40の側断面図である。
図20は、腕に付けられた手足用詰物42である。
図21は、手足用詰物42の断面図である。
図22は、カップ形パッド10の周縁図である。
図23は、カップ形パッド10の正面断面図である。
図24は、カップ形パッド10の側断面図である。
図25は、円筒形パッド22の断面図である。
発明の詳細な説明 図面に関して、図1、2および3の踏まず芯26;図
4、5および6の中足パッド28;図7および8のヒール
クッション32;図9のシート詰物20;図10および11の全長
中敷34;図12および13の4分の3長さ中敷35;図14および
15の半中敷36;図16および17のクレストパッド38;図18お
よび19のヒールライナー40;図22〜24のカップ形パッド1
0並びに図25の円筒形状パッド22は、以下の共通の特徴
を共有している。それらは、トップカバー2および粘着
性クッション層6から成る。トップカバー2は、典型的
に、平滑な外面12および内面16を有する。軟質粘着性ポ
リシロキサンエラストマーは、粘着性クッション層6と
して記載されている。粘着性クッション層6は、トップ
カバー2の内面16に対して接着されている。粘着性クッ
ション層6は、均一かまたは不均一の厚みであることが
でき、手足かまたは履物製品に対する装着用の暴露面14
を有する。足用に設計された場合、該装置は、足指、中
足頭、踵、アーチまたは中敷部分に一致するように造形
されうる。
図9は、クッション層6が実質的に均一の厚みを有し
且つ手足または履物製品に対する装着用の暴露面14を有
するシート詰物20を示す。場合により、シート詰物20は
粘着性クッション層6から成るが、トップカバーを含ま
ないことがある。当業者は、シート詰物20を切断して、
図1、4、7、10、12、14、16および18のいずれかの装
置を成形することができることを理解する。
図20は、腕の肘に対して装着された手足用詰物42を示
し、ここにおいて、詰物42中の粘着性クッション層6
は、肘の緩衝緩和または保護のために肘に接触してい
る。図21は、管状トップカバー2および粘着性クッショ
ン層6を有する手足用詰物42を示し、ここにおいて粘着
性クッション層6は、該管状トップカバー2の内面16に
接着されている。管状トップカバー2は、脛、足首、前
腕、肘、膝、手、手指等のような手足に対する手足用詰
物の好都合な装着および保持のための弾性様性質を有す
ることができる。管状詰物は、更に、補足的装着手段、
例えば、ループ、ストラップ、ベルクロ(登録商標)フ
ァスナー、そして更には管状トップカバーも含むことが
できる。粘着性クッション層6は、不均一な厚みを有し
且つ肘に対する装着用の暴露面14を有し、したがって、
膝につけられた手足用詰物42がずり落ちるのを妨げられ
る。
図22は、カップ形パッド10の周縁を示す。破線14は、
パッド10の内部粘着性クッション層6の縁を示す。
図22〜25において、カップ形または円筒形パッド10ま
たは22の中空内部8は、粘着性クッション層6の暴露さ
れた粘着性面14と接触する手足、すなわち、足、足指ま
たは手指を収容するように設計されている。
図25において、手指または足指の緩衝緩和用キャップ
として用いることができる円筒形パッド22を示す。
「アルキル」という用語は、アルキル基1個当り1〜
8個の炭素原子を有する基、例えば、メチル、エチル、
プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル等を
意味する。
「アルケニル」という用語は、2〜8個の炭素原子を
有する基、例えば、ビニル、アリルおよび1−プロペニ
ルを意味する。
「アリール」という用語は、単核および二核アリール
基、例えば、フェニル、トリル、キシリル、ナフチル等
を意味し;単核アリールアルキル基は、アルキル基1個
当り炭素原子0(すなわち、アルキル基不含または結
合)〜8個を有する、例えば、ベンジル、フェニル等で
ある。
「一価炭化水素基」という用語は、アルキル、アルケ
ニルおよびアリールなどの炭化水素基を包含する。
「装置」という用語は、手足に対してかまたは履物製
品に対して適用される装置を包含する。
「粘着性」という用語は、粘着性クッション層が、接
触に対してある程度粘着性である接着性を有し、パッド
またはシート詰物を手足に対して容易に装着することが
可能であり、しかも容易に除去される、すなわち、剥離
可能に装着されるということを意味する。粘着性クッシ
ョン層が、全クッション層(すなわち、内部)中に必要
な粘着性を有するということは認識されるべきである。
しかしながら、表面粘着性は、内部粘着性より大または
未満であるように変更することができる。粘着力の定量
的測定は、更に、適当な粘着試験機、例えば、ポリケン
(Polyken)(登録商標)プローブ粘着試験機、ローリ
ングボール粘着試験機、剥離試験機またはそれらの組合
せを用いて行なうことができる。粘着性は、任意の適当
な方法、例えば、米国材料・試験協会(American Socie
ty For Testing and Materials)(ASTM)等級D2979−7
1(再認可、1982年)、逆プローブ試験機を用いる接着
剤の感圧粘着の標準試験法(Standard Test Method for
Pressure−Sensitive Tack of Adhesives Using an In
verted Probe Machne),ASTM Standards年報,15.09巻,1
87〜189頁にしたがって、ポリケン(登録商標)プロー
ブ試験機で検査することができる。ポリケン(登録商
標)プローブ粘着試験機は、テスティング・マシンズ・
インコーポレーテッド(Testing Machines inc.)、ミ
ニオーラ、ロング・アイランド、ニューヨークによる許
可を受けた、ケンダル・カンパニー(Kendall Compan
y)の商標である。粘着性は、更に、粘着テープ会議(P
ressure Sensitive Tape Council)、粘着テープ試験法
(Test Methods for Pressure Sensitive Tapes),第
9版,PSTC−6,1989年8月改訂,29〜30頁またはASTM D31
21にしたがって、ローリングホール粘着試験機で検査す
ることができる。更に、粘着性は、粘着テープ会議、粘
着テープ試験法(Test Methods for Pressure Sensitiv
e Tapes),第9版,PSTC−1,1989年8月改訂,21〜22頁
にしたがって、剥離試験機で検査することができる。粘
着性クッション層は、粘着試験の前に、例えば、紫外
線、高温および/または高湿度に対して層を暴露するこ
とによる慣用的な保進老化法を用いて人工的に老化させ
ることができる。
「浸軟」という用語は、特に、湿潤したまたは閉塞さ
れた皮膚の結果として、一定期間にわたって皮膚を軟化
させることを意味する。本発明の粘着性クッション層
は、一部分は、皮膚からの水蒸気を粘着性クッション層
を介して輸送するその透過性ゆえに、皮膚の浸軟をほと
んどまたは全く引き起こさない能力を有する。したがっ
て、本発明の粘着性層は、皮膚に対して長期間適用され
た場合にほとんどまたは全く浸軟を引き起こさない第三
の三重機能を提供することができる。水蒸気透過性を評
価するための一つの試験方法は、ASTM等級:E96−80、材
料の水蒸気透過性についての標準試験法(Standard Tes
t Methods for Water Vapor Transmission of Material
s),1987年5月監修、629〜633頁である。
「手足」という用語は、脚、膝、脛、足首、足、足
指、腕、肘、前腕、手首、手、手指またはそれらの任意
部分を含む、特に運動または把握するのに用いられる身
体の対になった付属器官を意味する。
「緩衝性」という用語は、粘着性クッション層が圧迫
または衝撃に対して手足を保護することを意味する。
「再使用可能」という用語は、本発明の装置が、洗浄
されることができ、しかも容易に装着され且つ手足から
除去される性質をなお保持することができることを意味
する。本発明者は、引き続き自然乾燥を伴う粘着性クッ
ション層からの残留物の洗浄が、粘着性表面の再生を可
能にし、手足または履物製品に対する装置の再固定また
は装着を可能にすることを示した。該装置は、慣用的な
洗浄剤、例えば、石鹸および水またはイソプロパノール
などのアルコールを用いて洗浄することができる。
「硬化」という用語は、補強剤を含む原料または未硬
化のポリシロキサンが完成品、すなわち、軟質粘着性強
化ポリシロキサンエラストマーに変換される任意の過程
を意味する。このような硬化は、米国特許第3,445,420
号明細書に記載のように、架橋によって、加熱を用いて
または周囲条件で放置して、未硬化ポリシロキサンエラ
ストマーの分子量を望ましい程度まで増加させることに
よって達成することができる。概して、未硬化ポリシロ
キサン組成物が部分的に架橋されることができる程度
は、アルケニル含有ポリシロキサンに基いて約30〜約90
%、更に好ましくは約30〜約60%でありうる。
装置またはシート詰物は、圧縮成形、液体射出成形、
トランスファー成形、流延等のような技法を用いて粘着
性強化ポリシロキサンエラストマーの層をトップカバー
またはエラストマーシート上に接着することによって製
造することができる。
装置のトップカバーおよびシート詰物のエラストマー
性シートは、米国特許第3,445,420号明細書および同第
4,162,243号明細書で示されたような高引裂強さシリコ
ーンエラストマーから製造することができる。他の適当
なトップカバーおよびエラストマー性シート材料として
は、シリコーン皮膜、米国特許第3,884,866号明細書に
おけるようなキシレン中に分散したシリコーンなどのポ
リマー性コーティング、コーテッド繊維材料または他の
相溶性ポリマー、例えば、ポリウレタン若しくはポリ塩
化ビニル(pvc)フィルムを挙げることができる。トッ
プカバーは、単一材料または数種類の材料の積層品であ
りうる。
粘着性クッション層(硬化粘着性強化ポリシロキサン
エラストマー)は、低級アルケニル官能性ポリシロキサ
ン、例えば、ビニル含有ポリシロキサンと、活性水素基
を含む水素含有ポリシロキサンコポリマーとの混合物を
硬化させることによって成形されることができる。この
点について、「水素」という用語は、水素化ケイ素およ
び水素含有オルガノポリシロキサンなどのケイ素原子に
対して直接的に結合している活性水素(Si−H)を意味
する。このような水素含有ポリシロキサンコポリマーの
量は、未硬化組成物中のアルケニル基対活性水素のモル
比並びにポリマー鎖長、分子量およびポリマー構造のよ
うな変数を含むこれらの成分の性状などの因子に依る。
その実施例において、米国特許第3,884,866号明細書
は、水素対ビニルの比率が約2:1であるオルガノポリシ
ロキサンエラストマーを開示している。これらのエラス
トマーは、手足に対して装置またはシート詰物を装着す
るのに必要な不可欠の性質または粘着度を欠いていて且
つ本発明において用いられるオルガノポリシロキサンエ
ラストマーよりもかなり硬質である。本発明において用
いられるオルガノポリシロキサンエラストマーの硬化前
の水素対アルケニル基の比率は1.5未満、好ましくは0.5
〜1.2であり、それらが不可欠の粘着性すなわち粘着力
を加える。この粘着力は、部分的に架橋したオルガノポ
リシロキサンエラストマーによって引き起こされると考
えられる。
トップカバーおよび粘着性クッション層の硬度の決定
は、硬度試験用の任意の適当なジュロメーターで行なう
ことができる。一つの試験法は、ショアー00ジュロメー
ターの先端を材料の上に置き、衝撃を与えることなく材
料に対して押えを当てて、そして3回の読みの平均をと
ることを行なう。硬度試験についての更に詳細は、ASTM
試験法D2240で見出される。当業者は、ショアー00ジュ
ロメーター目盛りで測定されたエラストマーが、ショア
ーAジュロメーター目盛りで測定されたものよりも軟質
であることを理解する。本発明において用いられるエラ
ストマーは、米国特許第3,844,866号明細書で示された
ものよりもかなり軟質である。
基材を製造するのに適当な式(1)を有する典型的な
ビニル含有高粘度オルガノポリシロキサンとしては、制
限されないが、下記がある。
基剤の製造において用いるのに適当な式(2)を有す
る典型的な低粘度オルガノポリシロキサンとしては、制
限されないが、下記がある。
式(1)を有するビニル含有高粘度オルガノポリシロ
キサンおよび式(2)を有する低粘度オルガノポリシロ
キサンから製造される基剤は、ジメチルおよびメチル水
素シロキサンを含むコポリマーと混合することができ
る。用いられる水素含有オルガノポリシロキサンの量
は、未硬化組成物中のアルケニル基対水素の比率1.2未
満を達成するのに充分であるべきである。
粘着性クッション層対トップカバーまたはシートエラ
ストマーの厚み比は、約1:1〜約100:1、好ましくは約5
〜60:1;、更に好ましくは約10〜30:1でありうる。
エラストマーは、適当な補強剤または補強充填剤、例
えば、二酸化チタン、炭酸カルシウム、リトポン、酸化
亜鉛、ケイ酸ジルコニウム、シリカエーロゲル、酸化
鉄、珪藻土、シラザン処理シリカ、沈降シリカ、ヒュー
ムドシリカ、マインドシリカ、ガラス繊維、酸化マグネ
シウム、酸化クロム、酸化ジルコニウム、酸化アルミニ
ウム、アルファ石英、焼成クレー等、並びに米国特許第
3,635,743号明細書で示された種々のの補強用シリカ充
填剤または上記のいずれかの混合物、好ましくは、シラ
ザン処理シリカ、沈降シリカおよびヒュームドシリカま
たはそれらの混合物によって強化される。好ましくは、
補強充填剤は、表面積が約80〜約400平方メートル/グ
ラム(m2/g)、好ましくは約200〜約400m2/gである極め
て補強性のシリカ充填剤である。典型的に、補強剤は、
水素含有ポリシロキサンコポリマーを加える前に、ビニ
ル含有高粘度オルガノポリシロキサン(1)および低粘
度オルガノポリシロキサン(2)と混合される。補強充
填剤は、未硬化組成物中において、未硬化組成物100部
当り10〜約70部、好ましくは15〜約40部、更に好ましく
は約20〜約30部の量で用いることができる。硬化粘着性
強化クッション層において、このような量は約10〜約70
重量%、好ましくは約15〜40重量%、更に好ましくは約
20〜約30重量%に相当する。
好ましくは、本発明のポリシロキサンエラストマーの
ジュロメーターすなわち硬度は、低粘度ポリシロキサン
を未硬化組成物中に配合することによって低下させる
(すなち、軟化させる)ことができる。典型的な低粘度
ポリシロキサンとしては、ポリジメチルシロキサン液ま
たはビニル含有ポリジメチルシロキサン液がある。可塑
剤の分子量平均値は、約750〜約30,000でありうる。低
粘度ポリシロキサンは、未硬化組成物の約0〜約50重量
%、好ましくは約10〜約30重量%の量で用いることがで
きる。
本発明のポリシロキサンエラストマーは、更に、既知
のポリシロキサン組成物と区別される。該既知のポリシ
ロキサン組成物は、標準的な弾性材料試験に基く、本出
願人のポリシロキサンエラストマーに必要な硬度、引張
強さ、伸びおよび/または引裂強さ特性を欠いている。
例えば、米国特許第3,363,973号明細書、同第3,548,420
号明細書、同第4,019,209号明細書で示されたもののよ
うな非強化ポリシロキサン組成物は、このような組成物
に由来する製品の形状または耐久性を維持するために、
エンベロープまたは他の支持手段、すなわち、フォーム
含浸で包囲される必要がある。更に、米国特許第4,573,
216号明細書は、暴露面を有するポリシロキサン粘性様
流体が完全に包囲されていない。しかも支持構造に対し
て装着されている緩衝散逸装置を示している。しかしな
がら、このようなポリシロキサン粘性様流体は粘弾性で
はなく、しかも測定しうる硬度、引張強さ、伸びおよび
/または引裂強さを欠いている。対照的に、本出願人の
粘着性ポリシロキサンクッション層は粘弾性であり且つ
測定しうる硬度、引張強さ、伸びおよび/または引裂強
さを有する。
更に、本発明の粘着性強化ポリシロキサンは、圧縮永
久歪として知られる性質である、圧縮応力が長期間作用
した後の弾性を保持することができる。圧縮永久歪は、
耐久性の一つの指標である。ASTM等級:D395−85、ゴム
特性−圧縮永久歪の標準試験法(Standard Test Method
s for Rubber Property−Compression Set),34〜35頁
により、実際の応力使用は、一定の撓みの維持、既知の
力を一定に加えること、または断続圧縮力によって生じ
た急速に反復された歪および回復を伴うことがある。後
者の動応力は他と同様に圧縮永久歪を生じるが、全体と
してその作用は、圧縮屈曲またはヒステリシス試験によ
って一層忠実に模擬される。したがって、圧縮永久歪試
験は、主として静応力を伴う使用条件に対して適用可能
である。試験はしばしば高温で実施される。静応力を用
いる第一の方法において、試験体は撓むまで圧縮され且
つこの条件下において規定時間および規定温度で維持さ
れる。静応力を用いる第二の方法において、規定の力は
この条件下において規定時間および規定温度で維持され
る。規定の撓みまたは規定の力を加えた後、指定条件下
において試験体に圧縮歪を規定時間施した適当な圧縮装
置から試験体を取出して30分後にその残留歪を測定す
る。残留歪の測定後、適当な方法で規定される圧縮永久
歪を、ASTMD395−85の式にしたがって計算する。
第1は、種々の用途に選択された本発明の装置の寸法
特性を要約する。
表2は、本発明のクッション装置を製造するためのの
成分の選択された物理的性質を要約する。
実施例1 圧縮成形として知られる技法を用いて、300゜F(149
℃)まで加熱された金型キャビティに対して、シラステ
ィック(Silastic)599−HC液状シリコーンゴム(Liqui
d Silicone Rubber)(ダウ・コーニング(Dow Cornin
g)、ミッドランド、ミシガン州)の商品名としてのエ
ラストマー混合物1グラム(g)を分取した。このエラ
ストマー混合物は、2部分付加硬化シリコーンエラスト
マーのA部分対B部分1:1を混合することによって製造
される。キャビティに対して相補的なコアを有する第一
トップモールドをエラストマー混合物に対して適用し、
そしてエラストマーを約1分間硬化させてシェル(ポリ
シロキサンエラストマーのトップカバー)を製造する。
第一トップモールドを除去して、得られたエラストマー
シェルをキャビティ金型中に放置する。未硬化の強化ポ
リシロキサンエラストマー約9gをシェルに加える。
未硬化の強化ポリシロキサンエラストマーを下記から
製造する。
(i)式 を有する高粘度ビニル(Vi)含有オルガノポリシロキサ
ンであって、粘度が25℃で60,000センチポアズである該
高粘度ビニル含有オルガノポリシロキサン(1)61.0
部。
(ii)下記の式 を有する化合物の混合物を含む低粘度オルガノポリシロ
キサン(2)の配合物であって、得られた粘度が25℃で
500センチポアズである該配合物15.2部。
(iii)米国特許第3,635,743号明細書で開示されたのと
同様の方法で処理されたシリカ補強剤23.0部。
(iv)米国特許第3,220,972号明細書で開示されたよう
な白金錯体の白金6ppm(3%白金金属を含む0.02%白金
触媒)を(i)〜(iii)のプレミックス基剤に対して
加える。
(v)式 を有する、未硬化組成物中の活性水素対ビニルの比率が
約0.8である水素含有ポリシロキサン0.8部。
第一トップモールドのそれよりも僅かに小さいコアを
有する第二トップモールドを強化エラストマーに対して
適用して、エラストマーシェル上に強化エラストマーを
成形するかまたは接着し、そして137℃で約2分間硬化
させて、ポリシロキサンエラストマートップカバーまた
はシェルに接着された強化軟質粘着性ポリシロキサンエ
ラストマーから製造された複合パッドを製造する。
実施例2 圧縮成形として知られる技法を用いて、未加硫シリコ
ーンシートを金型キャビティに固定する。実施例1に記
載の強化エラストマー約9gをシートに加える。キャビテ
ィよりも僅かに小さいコアを有するトップモールドを強
化エラストマーに適用して、未加硫シート上にエラスト
マーを接着させる。シートおよびエラストマーを3分間
硬化させてシートを加硫し、シェルおよびシェル内部に
接着された粘着性クッション層を有する複合パッドを製
造する。
実施例3 強化エラストマーが成分A対成分Bを1:1に再配合さ
れること以外は実施例1と本質的に同様の方法を用い
る。
実施例4 強化エラストマーが成分A対成分Bを1:1に再配合さ
れること以外は実施例2と本質的に同様の方法を用い
る。
実施例5 168゜F(75.5℃)まで加熱された金型キャビティに対
して、キシレン中の未硬化ジメチルシリコーンエラスト
マー分散液(商品番号40000、固形分35%、アプライド
・シリコーン・コーポレーション(Applied Silicone C
orporation)、ベンチュラ、カリフォルニア州を刷毛で
塗る。分散液を3分間フラッシュさせて、コーティング
の成形を開始する。実施例3に記載の強化エラストマー
約9gをキャビティ中のコーティングに加える。キャビテ
ィよりも僅かに小さいコアを有するトップモールドを強
化エラストマーに適用してコーティング上にエラストマ
ーを接着させ、そしてエラストおよびコーティングを35
0゜F(177℃)で25分間硬化させて、シェルおよびシェ
ル内部に接着された粘着性クッション層を有する複合パ
ッドを製造する。
実施例6 液体射出成形として知られる技法を用いて、スプレー
孔(射出口)を有する第一トップモールドを第一トップ
モールドに相補的なキャビティ金型に適用し、そして両
方の金型を270゜F(132℃)の温度まで加熱する。実施
例1の添加用硬化シリコーンエラストマー(シラスティ
ック599HC液状シリコーンゴム)の混合物1gをスプルー
孔を経由して金型部分に射出し且つ約1分間硬化させて
エラストマーシェルを成形する。第一トップモールドを
除去し、そしてエラストマーシェルを第一トップモール
ドから取出す。エラストマーシェルを270゜Fで加熱され
た金型キャビティ中に入れる。スプルー孔および第一ト
ップモールドより僅かに小さいコアを有する第二トップ
モールドを、シェルが入っている相補的金型キャビティ
中に入れる。実施例3の強化エラストマー約7.5gを、シ
ェルが入っているキャビティ中にスプルー孔を介して射
出し且つ270℃で1分間硬化させて複合ハッドを製造す
る。
実施例7 粘着性クッション層のプラック(3インチx5インチす
なわち7.6cmx12.7cm)を二等分に切断する。粘着性につ
いてのポリケンブローブ測定は、下記の基準を用いて第
一部分で行なわれる。
保圧時間:20秒間 速度:5cm/秒 第二部分に対してハンドローションを塗り、2分間放
置した後、石鹸および水で洗浄し、そして自然乾燥させ
る。ポリケンプローブ粘着試験を、自然乾燥された部分
で実施する。結果は、ハンドローションで処理され且つ
洗浄された第二部分が、未処理第一部分に匹敵する粘着
力を有したことを示し、粘着性クッション層は洗浄後に
再使用可能であることが示される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 83/05 C08L 83/05 (31)優先権主張番号 932,422 (32)優先日 1992年8月19日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 028,925 (32)優先日 1993年3月4日 (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 リレイ,ノーマン・エル アメリカ合衆国カリフォルニア州93023, オジャイ,モレナ・ドライブ 1035 (56)参考文献 特開 昭63−234062(JP,A)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質粘着性強化ポリシロキサンエラストマ
    ーであって、全組成物100部に基づいて、 (i)式 (式中、R1は、アルケニル基、アルキル基及びアリール
    基からなる群より選択され; Rは、一価炭化水素基であり; R2は、アルキル基及びアリール基からなる群より選択さ
    れ; R4及びR5は、独立して、アルキル基及びビニル基からな
    る群より選択され; xは、0〜3000であり; yは、0〜300であり;そして R、R1、R4及びR5の少なくとも1つが、ビニル基であ
    る) を有し、 25モル%以下のフェニル基を有し、かつ、 粘度が、25℃で2,000〜1,000,000センチポアズである、 ビニル含有高粘度オルガノポリシロキサン又は高粘度ビ
    ニル含有オルガノポリシロキサン配合物20〜90部; (ii)式 (式中、R1及びR6は、独立して、アルケニル基、アルキ
    ル基及びアリール基からなる群より選択され; R2及びRは、前に定義した通りであり; R3は、アルキル基、アリール基及びアルケニル基からな
    る群より選択され; wは、0〜500であり;そして zは、0〜200である) を有し、 25モル%以下のフェニル基を有し、 粘度が、25℃で20〜5,000センチポアズであり、かつ、 前記ビニル含有高粘度オルガノポリシロキサン又は前記
    高粘度ビニル含有オルガノポリシロキサン配合物より25
    ℃で粘度が低い、 低粘度オルガノポリシロキサン又は低粘度オルガノポリ
    シロキサン配合物5〜40部; (iii) 補強充填剤15〜70部; (iv) 全組成物に対して0.1〜50ppmの白金触媒(白金
    金属として);及び (v) 水素含有ポリシロキサンコポリマー中の活性水
    素に対する全未硬化組成物中のアルケニル基のモル比が
    1.2未満であり、 硬化後に軟質粘着性強化ポリシロキサンエラストマーが
    部分的に架橋され、その架橋度が30〜90%になるよう
    な、 水素含有ポリシロキサンコポリマー0.1〜50部; を含むオルガノポリシロキサン組成物を硬化させること
    によって得られ、かつ、5〜55ジュロメーター単位(シ
    ョアー00)の硬度を有する軟質粘着性強化ポリシロキサ
    ンエラストマー。
  2. 【請求項2】前記水素含有ポリシロキサンコポリマー中
    の前記活性水素に対する全未硬化組成物中の前記アルケ
    ニル基のモル比が0.5〜1.2である請求項1に記載の軟質
    粘着性強化ポリシロキサンエラストマー。
  3. 【請求項3】補強充填剤が、未硬化組成物100部当たり1
    0部〜70部の量で用いられるシリカである請求項1又は
    2に記載の軟質粘着性強化ポリシロキサンエラストマ
    ー。
  4. 【請求項4】補強充填剤が、未硬化組成物100部当たり1
    5部〜40部の量で用いられるシリカである請求項1又は
    2に記載の軟質粘着性強化ポリシロキサンエラストマ
    ー。
  5. 【請求項5】補強用シリカが、シラザン処理シリカ、沈
    降シリカ、ヒュームドシリカ又はそれらの混合物である
    請求項3又は4に記載の軟質粘着性強化ポリシロキサン
    エラストマー。
  6. 【請求項6】xが50〜1000であり、及び/又は、yが0
    〜50である請求項1〜5の何れかに記載の軟質粘着性強
    化ポリシロキサンエラストマー。
  7. 【請求項7】wが0〜300であり、及び/又は、zは、
    0〜50である請求項1〜6の何れかに記載の軟質粘着性
    強化ポリシロキサンエラストマー。
  8. 【請求項8】15〜45ジュロメーター単位(ショアー00)
    の硬度を有する請求項1〜7の何れかに記載の軟質粘着
    性強化ポリシロキサンエラストマー。
  9. 【請求項9】20〜35ジュロメーター単位(ショアー00)
    の硬度を有する請求項1〜8の何れかに記載の軟質粘着
    性強化ポリシロキサンエラストマー。
  10. 【請求項10】請求項1〜9の何れかに記載の軟質粘着
    性強化ポリシロキサンエラストマーから製造されるシー
    ト詰物であるクッション装置。
  11. 【請求項11】請求項1〜9の何れかに記載の軟質粘着
    性強化ポリシロキサンエラストマーがトップカバーに対
    して接着されているクッション装置。
  12. 【請求項12】トップカバーが請求項1〜9の何れかに
    記載の軟質粘着性強化ポリシロキサンエラストマーであ
    る請求項11に記載のクッション装置。
JP6503365A 1992-07-06 1993-07-01 手足の衝撃緩和法および装置 Expired - Lifetime JP2802167B2 (ja)

Applications Claiming Priority (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US90936192A 1992-07-06 1992-07-06
US90936092A 1992-07-06 1992-07-06
US93242292A 1992-08-19 1992-08-19
US2892593A 1993-03-04 1993-03-04
US028,925 1993-03-04
US909,361 1993-03-04
US909,360 1993-03-04
US932,422 1993-03-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07504937A JPH07504937A (ja) 1995-06-01
JP2802167B2 true JP2802167B2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=27487718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6503365A Expired - Lifetime JP2802167B2 (ja) 1992-07-06 1993-07-01 手足の衝撃緩和法および装置

Country Status (12)

Country Link
US (1) US5539020A (ja)
EP (1) EP0649447B1 (ja)
JP (1) JP2802167B2 (ja)
AT (1) ATE167220T1 (ja)
AU (1) AU666753B2 (ja)
CA (1) CA2139643C (ja)
DE (1) DE69319115T2 (ja)
DK (1) DK0649447T3 (ja)
ES (1) ES2117136T3 (ja)
GR (1) GR3027770T3 (ja)
MX (1) MX9304006A (ja)
WO (1) WO1994001496A1 (ja)

Families Citing this family (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2832084B2 (ja) * 1993-12-22 1998-12-02 シェーリング−プラウ ヘルスケア プロダクツ,インコーポレイテッド 感圧接着剤を有する柔軟なポリシロキサン
US5618281A (en) * 1995-01-20 1997-04-08 Kimberly-Clark Corporation Adhesive composition comprising a polysiloxane
US5842292A (en) * 1997-03-14 1998-12-01 Kathy J. Siesel Shoe insert
US6136039A (en) * 1997-05-06 2000-10-24 Ossur Hf Dual durometer silicone liner for prosthesis
US6178557B1 (en) * 1999-04-29 2001-01-30 Kathryn Bel Monte Apparel stain protector
GB9919074D0 (en) * 1999-08-13 1999-10-13 Dow Corning Coating compositions and textile fabrics coated therewith
US20020138896A1 (en) * 2000-07-24 2002-10-03 Holden Perriann M. Protective attachment
AU2002230377A1 (en) 2000-11-29 2002-06-11 The Procter And Gamble Company Disposable self-adhesive foot patch
US7103923B2 (en) * 2001-08-07 2006-09-12 Brooke Picotte Head protector for infants, small children, senior citizens, adults or physically disabled individuals
US6895693B2 (en) * 2001-12-28 2005-05-24 Leo's Dancewear Inc. Dance shoe
CA2474069C (en) * 2002-01-23 2012-08-14 Barbara H. Pause Material having reversible thermal properties made from a silicone rubber and production process
GB2390530A (en) * 2002-07-13 2004-01-14 Antony Peter Dowson Pad for enhancing shape of dancer's foot
GB0225372D0 (en) * 2002-10-31 2002-12-11 City Glass London Ltd Glazing joint
DE602004025353D1 (de) * 2003-07-21 2010-03-18 Barbara Pause Membranmaterialien mit wärmeregeleigenschaften für textilstoffstrukturen
US20050228322A1 (en) * 2004-04-07 2005-10-13 Stanton John L Machine and process for lining and/or cushioning orthopedic casts and other orthopedic devices
US20050228324A1 (en) * 2004-04-07 2005-10-13 Stanton John L Machine and process for lining and/or cushioning orthopedic casts and other orthopedic devices
EP1771102A4 (en) * 2004-06-22 2008-10-01 Willat Ergonomic Technologies CONFORMABLE MODULE FOR MANUAL ACCESSORY
US9642987B2 (en) 2005-08-31 2017-05-09 C.R. Bard, Inc. Anchoring system for a catheter
GB0521616D0 (en) 2005-10-24 2005-11-30 Dynamic Input Ltd Protective element for feet
US7767754B2 (en) * 2005-11-08 2010-08-03 Momentive Performance Materials Inc. Silicone composition and process of making same
US7879013B2 (en) 2005-12-21 2011-02-01 Venetec International, Inc. Intravenous catheter anchoring device
FR2904932B1 (fr) * 2006-08-18 2009-06-12 Millet Innovation Sa Dispositif de protection du talon
AT504315A1 (de) * 2006-09-15 2008-04-15 Karin Berghammer Einbeinstativ
US8834425B2 (en) * 2007-07-16 2014-09-16 C.R. Bard, Inc. Securement system employing polymeric gel
US9993619B2 (en) * 2007-07-17 2018-06-12 C. R. Bard, Inc. Securement system for a medical article
CA2701490A1 (en) * 2007-10-05 2009-04-09 Dr. Brooks Innovations, L.L.C. Body pad
US8424117B2 (en) * 2008-06-02 2013-04-23 Achilles Comfort, Llc Garment including ankle cushion and method of making same
US20090293179A1 (en) * 2008-06-02 2009-12-03 Anwar Ricky Hasan Garment including ankle cushion and method of making same
US9439800B2 (en) 2009-01-14 2016-09-13 Ossur Hf Orthopedic device, use of orthopedic device and method for producing same
US8870876B2 (en) 2009-02-13 2014-10-28 Tarsus Medical Inc. Methods and devices for treating hallux valgus
CN102333502B (zh) 2009-02-26 2014-06-25 欧苏尔公司 用于治疗背部的矫形装置
US8230620B2 (en) * 2009-02-26 2012-07-31 Brian Ebel Foot pad for relieving pain
US8394067B2 (en) 2009-05-21 2013-03-12 C.R. Bard, Inc. Medical device securement system
JP3152938U (ja) * 2009-05-25 2009-08-20 澤田 昌三 足底圧力の簡易測定装置
US20110054409A1 (en) * 2009-08-26 2011-03-03 C.R. Bard, Inc. Medical line strap securement system
US8277459B2 (en) 2009-09-25 2012-10-02 Tarsus Medical Inc. Methods and devices for treating a structural bone and joint deformity
WO2011044293A1 (en) 2009-10-06 2011-04-14 Venetec International, Inc. Stabilizing device having a snap clamp
US8657769B2 (en) 2009-11-04 2014-02-25 Ossur Hf Thoracic lumbar sacral orthosis
US8652141B2 (en) 2010-01-21 2014-02-18 Tarsus Medical Inc. Methods and devices for treating hallux valgus
US8696719B2 (en) 2010-06-03 2014-04-15 Tarsus Medical Inc. Methods and devices for treating hallux valgus
WO2012145683A1 (en) 2011-04-21 2012-10-26 Venetec International, Inc. Anchoring system
US8272507B1 (en) 2011-12-02 2012-09-25 Visionary Products, Inc. Kit of a plurality of detachable pockets, a detachable pocket, and associated methods
EP2802299B1 (en) 2012-01-13 2016-03-16 Össur HF Spinal orthosis
US9572705B2 (en) 2012-01-13 2017-02-21 Ossur Hf Spinal orthosis
CN104853699B (zh) 2012-09-19 2017-08-15 欧苏尔公司 用于矫形装置的嵌板附着件与周长调整系统
US9795500B2 (en) 2013-01-24 2017-10-24 Ossur Hf Orthopedic device for treating complications of the hip
US9554935B2 (en) 2013-01-24 2017-01-31 Ossur Hf Orthopedic device for treating complications of the hip
US10357391B2 (en) 2013-01-24 2019-07-23 Ossur Hf Orthopedic device for treating complications of the hip
WO2014116895A1 (en) 2013-01-24 2014-07-31 Ossur Hf Orthopedic device for treating complications of the hip
GB201306691D0 (en) * 2013-04-12 2013-05-29 Stephenson Christian Oedema reducing silicone orthotic
EP3261590B1 (en) 2015-02-27 2020-08-19 Ossur Iceland EHF Spinal orthosis and kit comprising a spinal orthosis
US10561520B2 (en) 2015-02-27 2020-02-18 Ossur Iceland Ehf Spinal orthosis, kit and method for using the same
EP3678613B1 (en) 2017-09-07 2023-08-09 Össur Iceland EHF Thoracic lumbar sacral orthosis attachment
WO2019067835A1 (en) 2017-09-28 2019-04-04 Ossur Iceland Ehf BODY INTERFACE
US20190380396A1 (en) * 2018-06-15 2019-12-19 Joanie LaHara Foot Cushioning Device

Family Cites Families (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3213048A (en) * 1965-10-19 Process for preparing organo- polysiloxane compositions
US1001161A (en) * 1909-11-24 1911-08-22 Quincy Edward Packard Bunion-protector.
US1080303A (en) * 1911-07-31 1913-12-02 William M Scholl Bunion-rectifier.
US1580170A (en) * 1924-12-15 1926-04-13 William M Scholl Orthopedic footwear
US2556887A (en) * 1949-04-25 1951-06-12 Ella C Ryan Bunion protector
US2641066A (en) * 1950-09-05 1953-06-09 Filardo Laurin Metatarsal length compensating device
US3220972A (en) * 1962-07-02 1965-11-30 Gen Electric Organosilicon process using a chloroplatinic acid reaction product as the catalyst
US3186006A (en) * 1962-07-11 1965-06-01 Bertha E Miller Artificial limb cushioning pad
US3253601A (en) * 1963-09-06 1966-05-31 William M Scholl Conforming foot cushioning device for footwear
US3253600A (en) * 1963-09-06 1966-05-31 William M Scholl Orthopedic inlay for footwear
US3247845A (en) * 1963-09-18 1966-04-26 Jerome E Jerry Horne Adherent protective covering for blisters, wounds and the like
NL129346C (ja) * 1966-06-23
US3548420A (en) * 1967-03-06 1970-12-22 Stryker Corp Cushion structure
US3594813A (en) * 1968-07-10 1971-07-27 Roger S Sanderson Protective device
US3635743A (en) * 1969-01-06 1972-01-18 Gen Electric Reinforcing silica filler
US3862869A (en) * 1970-02-24 1975-01-28 Phillips Petroleum Co Method of making a reusable, tear-resistant polyolefin-paper laminate
US3692023A (en) * 1970-07-20 1972-09-19 Union Carbide Corp Formable orthopedic cast materials, resultant casts and method
US3663973A (en) * 1970-12-16 1972-05-23 Stryker Corp Cushion structure
US3880155A (en) * 1971-10-07 1975-04-29 Gen Electric Therapeutic appliances
US3723497A (en) * 1971-11-19 1973-03-27 Dow Corning Silicone compositions catalyzed with platinum ii diacetylacetonate
US3884866A (en) * 1973-04-13 1975-05-20 Gen Electric High strength organopolysiloxane compositions
US3839246A (en) * 1973-08-09 1974-10-01 Gen Electric Two-part room temperature vulcanizable systems
DE2535334B2 (de) * 1975-08-07 1978-09-28 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur homogenen Verteilung hochdisperser aktiver Füllstoffe in Poly organosiloxanen
US4061609A (en) * 1976-04-09 1977-12-06 General Electric Company Inhibitor for platinum catalyzed silicone rubber compositions
US4019209A (en) * 1976-04-22 1977-04-26 Spenco Medical Corporation Artificial breast form and method of forming
US4189546A (en) * 1977-07-25 1980-02-19 Bausch & Lomb Incorporated Polysiloxane shaped article for use in biomedical applications
US4162243A (en) * 1978-05-08 1979-07-24 Dow Corning Corporation High strength, extrudable silicone elastomer compositions
JPS56103264A (en) * 1980-01-21 1981-08-18 Toray Silicone Co Ltd Silicone compositin for adhesive
US4322320A (en) * 1980-04-28 1982-03-30 General Electric Company Process for formulating silicone rubber products
JPS57144756A (en) * 1981-03-04 1982-09-07 Koken Kk Impermeable laminated film
CA1200635A (en) * 1982-04-14 1986-02-11 Randall P. Sweet Extrudable silicone elastomer compositions
US4660553A (en) * 1982-07-06 1987-04-28 Dow Corning Ltd. Medical-surgical dressing and a process for the production thereof
DE3305408C2 (de) * 1982-07-10 1986-11-20 Walter Ewald Dr.med. 5880 Lüdenscheid Wortberg Hüftpelotte
US4460739A (en) * 1983-07-01 1984-07-17 General Electric Company Composition for promoting adhesion of curable silicones to substrates
US4623593A (en) * 1983-07-12 1986-11-18 Keith Kent Self-adhesive polymer composition for use as prosthetic appliance
DK149601C (da) * 1984-01-23 1987-02-02 Coloplast As Trykaflastende bandage
US4601286A (en) * 1984-04-20 1986-07-22 Kaufman Jack W Article for the protection of living tissues
US4655210A (en) * 1986-01-17 1987-04-07 Seton Company Foam bandage
US4856502A (en) * 1987-05-05 1989-08-15 Minnesota Mining And Manufacturing Company Curable resin coated sheets having reduced tack
US4743499A (en) * 1987-05-20 1988-05-10 Variseal Corporation Hydrocolloid laminate
EP0295031A3 (en) * 1987-06-12 1991-05-08 SMITH & NEPHEW plc Orthopaedic splinting material
JPS641216U (ja) * 1987-06-16 1989-01-06
US5114794A (en) * 1987-06-23 1992-05-19 Daikyo Gomu Seiko Ltd. Modified polysiloxane-coated sanitary rubber article and a process for the production of the same
FR2620933A1 (fr) * 1987-09-24 1989-03-31 Proteor Perfectionnements apportes aux elements de prothese dits emboitures
DE3742352A1 (de) * 1987-12-14 1989-06-29 Amoena Med Orthopaedie Tech Brustprothese
GB8811776D0 (en) * 1988-05-18 1988-06-22 Smith & Nephew Ass Dressings
US5103812A (en) * 1988-10-12 1992-04-14 Rochal Industries, Inc. Conformable bandage and coating material
FR2660168B1 (fr) * 1990-04-02 1992-07-31 Despalle Michel Procede destine a ameliorer le confort des chaussons de danse.
US5112640A (en) * 1990-05-04 1992-05-12 The Research Foundation Of State University Of New York University At Buffalo Silicone elastomer lined prosthetic devices and methods of manufacture
EP0489518B1 (en) * 1990-12-05 1997-03-12 Dow Corning Corporation Extrudable curable organosiloxane compositions exhibiting reduced compression set
US5156601A (en) * 1991-03-20 1992-10-20 Hydromer, Inc. Tacky, hydrophilic gel dressings and products therefrom

Also Published As

Publication number Publication date
CA2139643A1 (en) 1994-01-20
DE69319115T2 (de) 1998-10-29
MX9304006A (es) 1995-01-31
AU666753B2 (en) 1996-02-22
EP0649447A1 (en) 1995-04-26
DE69319115D1 (de) 1998-07-16
JPH07504937A (ja) 1995-06-01
ATE167220T1 (de) 1998-06-15
US5539020A (en) 1996-07-23
ES2117136T3 (es) 1998-08-01
EP0649447B1 (en) 1998-06-10
DK0649447T3 (da) 1999-03-29
AU4544793A (en) 1994-01-31
WO1994001496A1 (en) 1994-01-20
GR3027770T3 (en) 1998-11-30
CA2139643C (en) 1999-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2802167B2 (ja) 手足の衝撃緩和法および装置
US20190247625A1 (en) Medical Device Securement System
US20110054409A1 (en) Medical line strap securement system
TW575439B (en) Silicone sheet and surgical bandage obtained by use of the same
US5507834A (en) Transparent silicone suction socket
US5922470A (en) Soft polysiloxanes having a pressure sensitive adhesive
US10172413B2 (en) Customized insoles for diabetic and pressure ulcers
US6110134A (en) Gel padded thermoplastic splint
RU2609993C2 (ru) Композиция, приспособление, набор и способ и их использование
CA2335066C (en) Self-adhering friction reducing liner and method of use
JP3739394B2 (ja) 瘢痕治療用シートおよびその製造方法
US6991610B2 (en) Orthopedic fixture
US20090137962A1 (en) Securement system employing polymeric gel
US20110112459A1 (en) Self-adhesive posture and splinting band in particular for compression stocking
JP4413500B2 (ja) 傷痕修復用シート
US3880155A (en) Therapeutic appliances
US10583046B2 (en) Compression garments and uses thereof
AU752843B2 (en) Parylene coated devices with adhesive
DK200000263U3 (da) Bandage til behandling af tryksår, liggesår og lignede lidelser.
CN101292793A (zh) 一种新型足部护理硅胶垫
WO1997003819A1 (en) Transparent silicone suction socket
Robins Offloading the diabetic foot ulcer: podiatry
JPH05146466A (ja) 滑り止めテープ
JP2013018903A (ja) シリコーン多孔体