JP2800814B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2800814B2
JP2800814B2 JP9067623A JP6762397A JP2800814B2 JP 2800814 B2 JP2800814 B2 JP 2800814B2 JP 9067623 A JP9067623 A JP 9067623A JP 6762397 A JP6762397 A JP 6762397A JP 2800814 B2 JP2800814 B2 JP 2800814B2
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三朗 小林
幸彦 深沢
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、表示装置付きカ
メラ等の撮像装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、ビューファインダを備えたビ
デオカメラや、カメラ部とビューファインダとを回動可
能に構成したビデオカメラが考えられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のカメラは、カメ
ラ本体に設けられたファインダを覗く構成であるため、
たとえカメラ本体とビューファインダとを回動可能に構
成したしても、カメラ部を素早く所望の方向に向けて撮
像するには不便であったし、またカメラ全体を被写体の
方向に向けなければならなかった。 【0004】この発明は上記事情に鑑みて成されたもの
で、撮像部を所望の方向に素早く向けて撮影できる表示
装置付きカメラを提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、表示部と、画
像記憶部とを備えた撮像装置本体と、この機器本体に対
して回動可能かつ着脱自在に設けられて撮像レンズと、
撮像素子とを備えた撮像部とから構成し、前記撮像部に
よって撮像された撮像データを前記表示部に表示するよ
うにしたものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。まず、図1及び図2により外観構
成について説明する。同図において、1はケース本体
で、一方の側部にはテレビカメラ部2が着脱自在に設け
られている。図面に示されているように、ケース本体1
もテレビカメラ部2も直方体の形状をしており、該ケー
ス本体1とテレビカメラ部2の全体形状が表面も裏面も
ほぼ面一の直方体となるように構成されている。そし
て、上記ケース本体1の前面には、中央部には液晶表示
部3及びチューニング部4が設けられると共に、その右
側にカセット部5及びスピーカ6が設けられる。また、
ケース本体1の上側部には、キー操作部7及びロッドア
ンテナ8が設けられる。上記キー操作部7には、例えば
電源スイッチ、テレビ画像調整用つまみ、上記カセット
部5に対する各種操作キー等が設けられている。 【0007】また、上記カメラ部2には、例えば固体撮
像素子CCDを使用した小型の撮像装置(図示せず)が
設けられるもので、その先端部にはレンズ9が装着され
ている。上記カメラ部2は、下端部近傍のA部におい
て、ケース本体1に着脱自在に装着されると共に、図3
に示すように上記A部を中心軸として上端部が前後方向
に回動し得るようになっている。 【0008】図4及び図5は、上記ケース本体1とカメ
ラ部2との結合部の断面構成を示したものである。ケー
ス本体1には、カメラ部2と結合する部位に円状の結合
窓11が形成されると共に、その内側周縁に沿って結合
溝12が設けられる。そして、この結合溝12内に、環
状弾性部材13が配設される。 【0009】一方、上記カメラ部2には、そのケース1
4に、図6(a)〜(c)に示すように上記結合溝12
に対応させて1対の係合爪15a,15bを形成する。
この係合爪15a,15bはほぼ扇状をなして上下に対
向配置されるもので、端部側に位置する係合爪15a
は、他の係合爪15bより幅狭に形成される。この場
合、係合爪15bは、ケース14の内側壁14bより突
出形成されるが、係合爪15aはケース14の外側壁1
4aより延出したレバー16の先端に形成される。そし
て、上記係合爪15a,15bは、結合窓11よりケー
ス本体1内に挿入され、結合溝12内に位置してカメラ
部2をケース本体1に結合させる。また、上記レバー1
6には、その中央部にプッシュボタン17が一体形成さ
れ、その先端部がケース14の下側面に設けた孔18よ
り外部に突出される。 【0010】しかして、カメラ部2内の撮像装置からの
リード線19は、係合爪15a,15b間に形成される
透孔より外部に導出され、結合窓11よりケース本体1
内に挿入される。そして、上記リード線19は、ケース
本体1内に設けられているプリント基夜20の端子部に
接続される。上記のようにカメラ部2は、係合爪15
a,15bが環状結合溝11内に位置してケース本体1
に結合されるので、結合部において回動することができ
る。この回動時においては、係合爪15a,15bが環
状結合溝11内を摺動移動する。 【0011】また、カメラ部2をケース本件1から外す
場合は、図5に示すようにプッシュボタン17を押圧操
作して係合爪15aと結合溝11との結合を外し、この
状態で係合爪15aを結合窓11から外に出すようにし
てカメラ部2とケース本体1とを分離する。この場合、
リード線19の長さに余裕を持たせ、その余裕分をケー
ス本体1内あるいはカメラ部2内に収納しておけば、カ
メラ部2をリード線19の長さに応じてケース本体1か
ら離すことができる。また、上記の分離操作と逆の操作
を行なうことによってカメラ部2をケース本体1に装着
することができる。 【0012】上記実施の形態では、ケースを横型に構成
した場合について示したが、図7に示すように縦型に構
成してもよい。なお、前記実施の形態と同一部分には同
一符号を付して詳細な説明は省略する。 【0013】次に電子回路部の構成について図8により
説明する。同図において2は上記したテレビカメラ部、
21はテレビ受像部である。上記テレビカメラ部2及び
テレビ受像部21からは映像信号が出力され、セレクタ
22により選択されて映像処理部23へ送られる。この
映像処理部23は、詳細を後述するようにA/D変換回
路24、1画面分の画像データを記憶するメモリ回路2
5、同期分離回路26、スイッチ部27、タイミング回
路28からなり、上記セレクタ22からの映像信号がA
/D変換回路24及び同期分離回路26へ入力される。 【0014】上記A/D変換回路24は、入力される映
像信号をデジタル信号に変換し、メモリ回路25に記憶
させる。また、同期分離回路25は、入力される映像信
号中から垂直同期信号を検出してタイミング信号φv を
出力し、メモリ回路25及びスイッチ部27へ与える。
このスイッチ部27は、静止画を表示させるための制御
スイッチ、カセット部5の読出し/書込みを制御するた
めのスイッチ等を備え、上記タイミング信号φv に同期
して各種スイッチ信号を出力する。このスイッチ部27
から出力されるスイッチ信号は、メモリ回路25及びタ
イミング回路28へ送られる。このタイミング回路28
は、クロックパルスφ1 ,φ2 を常時発生しているが、
スイッチ部27からのスイッチ信号に応じて上記クロッ
クパルスφ1 ,φ2 の周波数を切換える。このスイッチ
部27から出力されるクロックパルスφ1 ,φ2 は、メ
モリ回路25へ送られる。このメモリ回路25は、通常
時はA/D変換回路24からのデータを表示部3へ出力
すると共に、その記憶処理を行なっているが、スイッチ
部27からの指令に応じてカセット部5に対し、データ
の書込み、あるいは読出しを行なう。 【0015】図9は上記映像処理部23の詳細を示した
ものである。A/D変換回路24は、入力される映像信
号を4ビットのデジタル信号に変換し、メモリ回路25
へ出力する。このメモリ回路25は、A/D変換回路2
4の出力をクロックパルスφ2 に同期してフリップフロ
ップ31に読込み、ゲート回路32を介して表示部3へ
出力すると共に、ゲート回路34を介してRAM35の
入力端子I1 〜I4 に入力する。 【0016】上記RAM35は1フレーム分の画像デー
タを記憶できる容量を有しており、上記入力端子I1 〜
I4 には、MT制御部36によってカセット部5から読
出されるデータがゲート回路37を介して入力される。
また、同期分離回路26は、スイッチ部27からのスイ
ッチ信号Cによって動作モードが指定されるもので、図
10に示すように通常のテレビ表示モードでは映像信号
中の各垂直同期信号を検出する毎にタイミング信号φv
を出力し、また、カセット部5への書込み、読出しモー
ドでは、n倍の周期のタイミング信号φv を出力する。 【0017】このタイミング信号φv は、アドレスカウ
ンタ38のクリア端子CLに入力される。このアドレス
カウンタ38は、タイミング回路28からのクロックパ
ルスφ2 によってカウントアップし、RAM35のアド
レスを指定する。また、上記同期分離回路26から出力
されるタイミング信号φv は、スイッチ部27内のフリ
ップフロップ41a〜4lcに読込みクロックとして入
力される。上記フリップフロップ41a〜4lcは、ラ
ッチ回路42a〜42cにラッチされているキー入力部
43からのキー入力をタイミング信号φv に同期して読
込むものである。 【0018】上記キー入力部43は、カセット部5への
データ書込みを指示する書込みキーK1 、カセット部5
からのデータ読出しを指示する読出しキーK2 、静止画
の表示を指示するストップキーK3 、静止画の表示を解
除する解除キーK4 を備え、各キーK1 〜K4 の一方の
端子には、VDD電源、つまり、“1”信号が与えられて
いる。そして、上記書込みキーK1 の操作信号はラッチ
回路42aのセット端子S、読出しキーK2 の操作信号
はラッチ回路42bのセット端子S、読出しキーK2 及
びストップキーK3 の操作信号はオア回路44を介して
ラッチ回路42cのセット端子Sに入力される。また、
解除キーK4 の操作信号は、ラッチ回路42a,42b
のリセット端子Rにそれぞれオア回路45,46を介し
て入力されると共に、ラッチ回路42cのリセット端子
Rに直接入力される。上記オア回路45,46には、更
にフリップフロップ41a,41bの出力がそれぞれ入
力される。 【0019】しかして、上記フリップフロップ41aの
出力は、スイッチ信号Dとして取出されると共に、ノア
回路47及びオア回路48に入力される。また、フリッ
プフロップ41bの出力は、スイッチ信号Bとして取出
されると共に、ノア回路49及びオア回路48に入力さ
れ、このオア回路48の出力がスイッチ信号Cとなる。
そして、フリップフロップ41cの出力は、スイッチ信
号Eとして取出されると共に、インバータ50及びノア
回路49を介してノア回路47に入力され、このノア回
路47の出力がスイッチ信号Aとなる。 【0020】上記のようにスイッチ部27からは、スイ
ッチ信号A〜Eが出力されるもので、スイッチ信号Aは
クロックパルスφ1 と共にナンド回路51を介してRA
M35の読出し/書込み端子R/Wに入力される。スイ
ッチ信号Bは、MT制御部36に読出し指令Rとして入
力されると共に、ゲート回路37には直接、また、ゲー
ト回路34にはインバータ52を介してゲート信号とし
て入力される。スイッチ信号Cは同期分離回路26及び
タイミング回路28にモード信号として送られる。タイ
ミング信号DはMT制御部36に書込み指令Wとして入
力される。そして、タイミング信号Eはインバータ53
を介してゲート回路32にゲート信号として送られる。 【0021】しかして、上記RAM35から読出される
データは、MT制御部36に入力される。このMT制御
部36には、更にタイミング信号φv 及びクロックパル
スφ1 ,φ2 が入力される。上記MT制御部36は、ス
イッチ部27からの信号B,Dに従ってカセット部5に
対するデータの読出し/書込み制御を行なう。また、上
記RAM35から読出されるデータは、スイッチ信号E
によりゲート制御されるゲート回路54を介して表示部
3へ送られる。 【0022】次に上記実施の形態の動作を説明する。図
8におけるセレクタ22は、キー操作部7に設けられて
いる選択スイッチの操作に応じてテレビカメラ部2ある
いはテレビ受像部21を選択する。今、テレビ受像部2
1が選択されているとすれば、テレビ受像部21から出
力される映像信号が映像処理部23内のA/D変換回路
24及び同期分離回路26へ送られる。上記テレビ受像
部21は、ロッドアンテナ8により受信した電波に対
し、選局、周波数変換、増幅、検波等の処理を行ない、
映像信号として出力する。 【0023】しかして、上記A/D変換回路24は、入
力される映像信号を4ビットのデジタル信号に変換し、
クロックパルスφ2 に同期してフリップフロップ31に
書込む。この場合、通常のテレビ受信モードであればス
イッチ部17から出力されるスイッチ信号A〜Eは、A
が“1”、B〜Eが“0”状態に保持されている。従っ
てタイミング回路28は、図10に示すように例えば3
MHzのクロックパルスφ1 ,φ2 を発生し、同期分離
回路26は各垂直同期信号を検出する毎にタイミング信
号φv を出力する。この時のタイミング信号φv の周期
は、262.5H(1Hは1水平走査周期)である。 【0024】また、スイッチ信号B,Eが“0”の場合
にはゲート回路34,32のゲートが開くと共に、ゲー
ト回路37,54のゲートが閉じる。このためフリップ
フロップ31は、3MHzのクロックパルスφ2 によっ
て入力データを読込み、ゲート回路32を介して表示部
3へ出力する。 【0025】また、上記フリップフロップ31の保持デ
ータはRAM35へ送られ、アドレスカウンタ38の指
定アドレスに従ってRAM35に記憶される。上記アド
レスカウンタ38は、タイミング信号φv によってクリ
アされ、その後クロックパルスφ2 をカウントしてRA
M35のアドレスを指定する。この場合、スイッチ部2
7から出力されるスイッチ信号Aは“1”でナンド回路
51のゲートを開いており、クロックパルスφ1 の反転
信号をRAM35へ出力する。このRAM35は上記ク
ロックパルスφ1 の反転信号に同期して書込み動作を行
ない、A/Dコンバータ24からフリップフロップ31
を介して送られてくる映像信号を記憶する。以下同様の
動作が行なわれ、RAM35には常に1フィールド分の
画像が記憶される。 【0026】しかして、上記のテレビ受信状態におい
て、表示画像を静止したい場合には、スイッチ部27に
おけるストップキーK3 を操作する。このストップキー
K3 が操作されると、ラッチ回路42cに“1”信号が
ラッチされ、そのラッチ出力が同期分離回路26から出
力されるタイミング信号φv に同期してフリップフロッ
プ41cに読込まれる。この結果、フリップフロップ4
1cから出力されるスイッチ信号Eが“1”となり、ゲ
ート回路54のゲートが開くと共に、ゲート回路32の
ゲートが閉じる。また上記スイッチ信号Eが“1”にな
ると、インバータ50の出力が“0”、ノア回路49の
出力が“1”、ノア回路47の出力が“0”となる。こ
のノア回路47の出力、つまり、スイッチ信号Aが
“0”になると、ナンド回路51の出力が“1”信号状
態に保持され、RAM35は読出しモードとなる。この
ためRAM35に記憶されている画像データがアドレス
カウンタ38のカウント内容に従って順次読出され、ゲ
ート回路54を介して表示部3へ送られる。このように
してRAM35に記憶されている画像データが表示部3
へ読出され、静止画像として表示される。 【0027】そして、上記の静止画表示状態から通常の
テレビ表示状態に戻すには、スイッチ部27における解
除キーK4 を操作する。この解除キーK4 が操作される
と、ラッチ回路42cがリセットされ、同期分離回路2
6から次に出力されるタイミング信号φv に同期してフ
リップフロップ41cに“0”信号が読込まれる。この
結果、スイッチ回路27から出力されるスイッチ信号A
〜Eが初期状態に戻ると共に、各回路部も初期状態に戻
り、上記したように通常のテレビ画像が表示部3におい
て表示されるようになる。 【0028】また、上記のテレビ受信状態において、表
示部3に表示されている画像をカセット部5に記憶する
場合には、スイッチ部27における書込みキーK1 を操
作する。この書込みキーK1 の操作によりラッチ回路4
2aがセットされ、そのラッチ出力がタイミング信号φ
v に同期してフリップフロップ41aに読込まれる。こ
の結果、フリップフロップ41aの出力、つまり、スイ
ッチ信号Dが“1”となり、ラッチ回路42aがリセッ
トされると共にMT制御部36が書込みモードとなる。
また、スイッチ信号Dが“1”になると、図10に示す
ようにノア回路47から出力されるスイッチ信号Aが
“0”、オア回路48から出力されるスイッチ信号Cが
“1”になる。 【0029】上記スイッチ信号Aが“0”になると上記
したようにナンド回路51の出力が“1”となり、RA
M35は読出しモードとなる。また、上記スイッチ信号
Cが“1”になると、図10に示すように同期分離回路
26から出力されるタイミング信号φ1 の周期がn倍に
なり、タイミング回路28から出力されるタイミング信
号φ1 ,φ2 の周波数が1/nになる。このためアドレ
スカウンタ38のカウントアップ速度が通常時の1/n
となり、RAM35に記憶されている画像データが通常
時の1/nの速度で読出され、MT制御部36へ送られ
る。このMT制御部36は、スイッチ部27からスイッ
チ信号Dが与えられると、カセット部5を駆動しRAM
35から送られてくる画像データを磁気テープに書込
む。 【0030】この磁気テープへの画像データの書込みが
行なわれている間、表示部3においては通常のテレビ画
像が表示されている。しかして、RAM35に記憶され
ている1フィールド分の画像データが、MT制御部36
に読出されて磁気テープに書込まれると、その後、同期
分離回路26からタイミング信号φv が出力される。こ
のタイミング信号φv によりフリップフロップ41aに
“0”信号が読込まれスイッチ信号A〜Eが初期状態に
戻ると共に各回路部が初期状態に戻り、カセット部5へ
の画像データの書込みを終了する。 【0031】そして、上記のようにしてカセット部5に
記憶させた画像データを静止画として表示する場合は、
スイッチ部27における読出しキーK2 を操作する。こ
の読出しキーK2 の操作によりラッチ回路42b,42
cがセットされ、タイミング信号φ2 に同期してフリッ
プフロップ41b,41cに“1”信号が読込まれる。
この結果、フリップフロップ41bから出力されるスイ
ッチ信号Bが“1”になり、ラッチ回路42bがリセッ
トされると共にMT制御部36が読出しモードとなり、
更にゲート回路37のゲートが開くと共にゲート回路3
4のゲートが閉じる。また、上記スイッチ信号Bが
“1”になると、オア回路48から出力されるスイッチ
信号Cが“1”となり、上記したように同期分離回路2
6から出力されるタイミング信号φv の周期がn倍にな
ると共に、タイミング回路28から出力されるクロック
パルスφ1 ,φ2 の周波数が1/nになる。このためナ
ンド回路51を介してRAM35に入力される書込み指
令W(クロックパルスφ1 )の周期及びアドレスカウン
タ38のカウントアップ速度が通常の1/nになる。 【0032】一方、上記MT制御部36は、スイッチ信
号Bが与えられると読出しモードとなり、カセット部5
を駆動して磁気テープに記憶されている画像データを順
次読出し、ゲート回路37を介してRAM35に入力す
る。RAM35はMT制御部36から送られてくる画像
データを、アドレスカウンタ38によって指定されるア
ドレスに順次記憶する。また、上記フリップフロップ4
1cの出力は、スイッチ信号Eとして出力され、ゲート
回路54のゲートが開くと共にゲート回路32のゲート
が閉じる。この場合、スイッチ信号Eが出力されるとイ
ンバータ50の出力が“0”になるが、この時点ではス
イッチ信号Bが出力されているので、ノア回路49の出
力が“0”に保持されると共に、ノア回路47の出力、
つまり、スイッチ信号Aが“1”状態に保持され、RA
M35へのデータ書込みが支障なく行なわれる。 【0033】そして、カセット部5からRAM35への
1フィールド分の画像データの転送を終了すると、その
後、同期分離回路26からタイミング信号φv が出力さ
れ、フリップフロップ41bに“0”が書込まれる。こ
のとき、ラッチ回路42cには“1”信号がラッチされ
ているので、フリップフロップ41cには再び“1”信
号が書込まれる。従ってスイッチ信号B,Cが“0”に
なると共に、ノア回路47から出力されるスイッチ信号
Aが“0”となり、ナンド回路51の出力が“0”とな
ってRAM35が読出しモードに切換わる。また、スイ
ッチ信号Cが“0”に戻ると、同期分離回路26及びタ
イミング回路28は、通常の動作に戻る。このためアド
レスカウンタ38は、通常の速度でカウントアップ動作
し、RAM35の読出しアドレスを順次指定する。この
アドレス指定に従ってRAM35の記憶データが順次ゲ
ート回路54を介して読出され、表示部3において表示
される。このようにしてカセット部5に記憶されている
画像データがRAM35に読出され、表示部3において
表示される。そして、この静止画表示状態において、ス
イッチ部27における解除スイッチK4 を操作すれば、
上記したようにスイッチ部27及び各回路部が初期状態
に戻り、通常のテレビ受信状態に戻る。 【0034】なお、上記実施の形態では、RAM35に
1フィールド分の面像データを記憶させたが、1フレー
ム分またはそれ以上の画像データを記憶させてもよい。 【0035】また、上記実施の形態では、カセット部5
に1画面分の画像データを書込み/読出しする場合の説
明を行なったが、複数画面の画像データを記録できるこ
とは勿論である。 【0036】 【発明の効果】以上のように、表示部と、画像記憶部と
を備えた撮像装置本体と、この機器本体に対して回動可
能かつ着脱自在に設けられて撮像レンズと、撮像素子と
を備えた撮像部とから構成し、前記撮像部によって撮像
された撮像データを前記表示部に表示することによっ
て、所望の方向に撮像部を素早く向けて撮影できる表示
装置付きカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態の外観構成を示す正面図で
ある。 【図2】外観構成を示す斜視図である。 【図3】カメラ部の回動状態を示す側面図である。 【図4】ケース本体とカメラ部の結合部分を示す断面図
である。 【図5】ケース本体とカメラ部の結合部分を示す断面図
である。 【図6】(A)〜(C)はカメラ部におけるケース本体
への結合部分を示す図である。 【図7】外観構成の他の実施の形態を示す斜視図であ
る。 【図8】電子回路の全体の概略構成を示すブロック図で
ある。 【図9】図7における映像処理部の詳細を示す回路構成
図である。 【図10】図9の動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。 【符号の説明】 1 ケース本体 2 テレビカメラ部 3 液晶表示部 4 チューニング部 5 カセット部 8 ロッドアンテナ 21 テレビ受像部 23 映像処理部 24 A/D変換回路 25 メモリ回路 26 同期分離回路 27 スイッチ部 36 MT制御部 41a〜41c フリップフロップ 42a〜42c ラッチ回路 43 キー入力部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】1.表示部と、画像記憶部とを備えた撮像装置本体と、 この機器本体に対して回動可能かつ着脱自在に設けら
    れ、撮像レンズと、撮像素子とを備えた撮像部とから構
    成され、 前記撮像部によって撮像された撮像データを前記表示部
    に表示することを特徴とする撮像装置。 2.表示部と、画像記憶部とを備えた撮像装置本体と、 この機器本体に対して直接着脱自在に構成された、撮像
    レンズと、撮像素子とを備えた撮像部とから構成され、 前記撮像部と前記機器本体とが直接接続された状態にお
    いて、前記撮像部によって撮像された撮像データを前記
    表示部に表示するとともに、 さらに前記撮像部から前記機器本体に撮像したデータを
    送る伝送手段を介して、前記撮像部を前記機器本体から
    取り外した状態においても、前記撮像部によって撮像さ
    れた撮像データを前記表示部に表示することを特徴とす
    る撮像装置。 3.前記撮像装置本体と前記撮像部とは、リード線で接
    続されていることを特徴とする請求項1または2記載の
    撮像装置。 4.前記リード線は、前記撮像装置本体と前記撮像部と
    が互いに結着されたときに、前記撮像装置の内部に収納
    されることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
JP9067623A 1997-03-21 1997-03-21 撮像装置 Expired - Lifetime JP2800814B2 (ja)

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