JP2795264B2 - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP2795264B2
JP2795264B2 JP8139274A JP13927496A JP2795264B2 JP 2795264 B2 JP2795264 B2 JP 2795264B2 JP 8139274 A JP8139274 A JP 8139274A JP 13927496 A JP13927496 A JP 13927496A JP 2795264 B2 JP2795264 B2 JP 2795264B2
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mobile phone
antenna
handset
telephone device
magnetic
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新 杉目
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話装置に関し、
特に、磁力を利用してハンドセットを所定位置に保持す
る電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電話装置として、図5に
示す特開平2−226851に開示されたものが知られ
ている。同公報に示す電話装置では、受話器1と受け台
2に互いに吸着可能な一対の磁石3a,3bを設けてあ
り、磁気吸着によって受話器1を受け台2上の所定位置
に固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電話装
置においては、磁力で吸着するだけのために磁石あるい
は磁性体を備えなければならず、不要に大型化し、ある
いは重くなるという課題があった。本発明は、上記課題
にかんがみてなされたもので、不要に大型化したり、重
くなったりすることなく磁力で吸着可能な電話装置の提
供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、ハンドセットと、このハ
ンドセットを載置可能な受け台と、上記ハンドセットを
この受け台の所定位置に載置せしめたときに吸着するよ
うに作用する磁力吸着手段とを具備する電話装置であっ
て、上記ハンドセットは、磁性体からなる板状のアンテ
ナを内蔵し、当該アンテナが上記磁力吸着手段の一方を
構成している。
【0005】かかる構成からなる発明によれば、ハンド
セットが板状のアンテナを内蔵している場合に、当該ア
ンテナを磁性体にて構成すれば、板状の磁性体となって
磁力による吸着が可能となる。このアンテナは、磁力に
よって吸着可能となればよい。従って、概略板状であれ
ばよく、必ずしも平坦でなければならないわけではな
い。また、ハンドセットはいわゆる受話器の意である
が、必ずしも有線のハンドセットである必要はない。従
って、コードレスホンの受話器であったり、あるいは単
体で通話可能な携帯電話などであっても構わない。
【0006】マイクロストリップアンテナが携帯電話の
アンテナとして利用されている場合でも、携帯電話の感
度を上げるためには外部アンテナが利用されるのが好ま
しい。受け台自体は半固定状態に保持されるため、外部
アンテナを結線しておき、携帯電話を受け台上に載置し
たときに結線することがある。しかしながら、いちいち
結線作業を行うのは煩雑である。ここにおいて、請求項
2にかかる発明は、請求項1に記載の電話装置におい
て、上記ハンドセットは、携帯電話で上記アンテナとし
てマイクロストリップアンテナを備え、上記受け台は、
同携帯電話の外部アンテナを備え、磁力で吸着せしめる
ときに上記マイクロストリップアンテナと上記外部アン
テナとの接続切換を行う構成としてある。
【0007】すなわち、磁力でハンドセットである携帯
電話機を固定するだけでなく、かかる吸着手段を利用し
て外部アンテナとの接続切換を行う。磁力を利用する接
続切換は多種の方法が適用可能である。例えば、請求項
3にかかる発明は、請求項2に記載の電話装置におい
て、上記受け台上の所定位置に上記携帯電話を載置した
ときに互いに導通する外部アンテナの接続端子を有する
とともに、上記携帯電話内には上記マイクロストリップ
アンテナと上記接続端子とを切り替えるリードスイッチ
を備える構成としてある。
【0008】すなわち、磁力で切片が駆動されるリード
スイッチを利用すれば容易に接続回線の切換が行われ
る。吸着手段は、磁力を発生して吸着せしめればよく、
永久磁石に限らず、電磁石でも構わない。例えば、請求
項4にかかる発明は、請求項1〜請求項3に記載の電話
装置において、上記受け台は、交流電磁石を備えるとと
もに、上記ハンドセットは、同交流電磁石にて形成され
る磁界にて発電する発電コイルを備え、給電と吸着とを
行うように構成してある。
【0009】コードレスホンあるいは携帯電話である場
合には適宜充電が必要である。ここにおいて、受け台の
側は電源などを備えている場合が多く、吸着のための磁
力の発生を交流電磁石で供給するようにすることができ
る。一方、ハンドセットの側にはこの交流磁界中に位置
するように発電コイルを備えれば発電するため、有線で
結線することなく電力を供給できる。むろん、発電され
た電力エネルギーで充電したり、昭明などにも利用可能
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる電話装置を適用した携帯電話とアダプタを概略図に
より示している。同図において、ハンドセットに該当す
る携帯電話10は、細長い概略矩形箱形に形成され、一
面が通話者の顔面側面に対応して凹型形状となってい
る。この表面の一端には受話部11が形成され、他端に
は送話部12が形成され、間にダイヤルボタンなどの操
作部13が形成されている。また、内部には背面側にマ
イクロストリップアンテナ14を内蔵し、同マイクロス
トリップアンテナ14は内部の送受信回路15に接続さ
れている。ここにおいて、同マイクロストリップアンテ
ナ14は磁性体にて板状に形成され、当該携帯電話10
の背面に最も近づくように配置されている。
【0011】受け台に該当するアダプタ20は、車載用
アダプタであり、上記携帯電話10の上部2/3程度を
載置できる載置面21を有しているとともに、同載置面
21の一端から上方に突き出る突き当て壁22を有して
いる。また、このアダプタ20の載置面21裏側であっ
て、上記携帯電話10を載置したときに上記マイクロス
トリップアンテナ14に対面する部分に磁石23を内蔵
している。
【0012】次に、上記構成からなる本実施形態の動作
を説明する。携帯電話10を、その上端を突き当て壁2
2に突き当てるようにしながらアダプタ20の載置面2
1上に置くと、磁石23とマイクロストリップアンテナ
14とが近接することになり、磁気吸着力が作用して携
帯電話10は固定される。この場合、携帯電話10内の
マイクロストリップアンテナ14自体は必然的な構成物
であり、磁気固定するために採用したものではない。特
に、マイクロストリップアンテナ14自体を磁性体、例
えば鉄で構成することにも何ら問題はない。従って、大
型化したり、重くなったりすることなく磁気固定可能と
なる。
【0013】上述した実施形態においては、ハンドセッ
トの一例として携帯電話10に適用しているが、磁性体
からなる板状のアンテナを利用するものであれば良く、
例えば、コードレスホンのハンドセットなどであっても
良い。また、受け台の一例として車載用アダプタに適用
しているが、家庭用のACアダプタなどであっても構わ
ない。
【0014】次に、図2は本発明の変形例にかかる携帯
電話装置を概略図により示している。この例において
は、アダプタ120が外部アンテナ124を備えてお
り、載置面121上には接続端子124aを突出せしめ
て保持している。一方、携帯電話110の背面には同接
続端子124aに対面する部分に接続端子116を備え
ており、この接続端子とマイクロストリップアンテナ1
14はリードスイッチ117を解して送受信回路115
に接続されている。
【0015】同リードスイッチ117は、図2に示すよ
うに、通常時は送受信回路115をマイクロストリップ
アンテナ114に接続している。しかし、図3に示すよ
うに、当該携帯電話110を車載用アダプタ120上に
載置したときには磁石123の磁力により、送受信回路
115を接続端子116の側に切り換える。同接続端子
116は携帯電話110をアダプタ120上に載置した
ときに載置面121上の接続端子124aと当接して接
続されているので、上記送受信回路115は外部アンテ
ナ124に接続されることになる。
【0016】すなわち、携帯電話110をアダプタ12
0上におくと、磁気吸着による固定とともに、アンテナ
の接続切換まで行われ、大変便利になる。上述した実施
形態においては、磁力を作用する磁石として永久磁石を
採用しているが、磁力を作用することができればよいの
で、電磁石であっても構わない。
【0017】図4は、本発明の変形例にかかる携帯電話
装置を概略図により示している。この例においては、ア
ダプタ220内に交流磁界を発生するための交流電流発
生回路225aと電磁コイル225bとを備えており、
直流電源226に接続されている。一方、携帯電話21
0においてもマイクロストリップアンテナ214と並ん
で発電コイル217を備えており、同発電コイル217
の端部には充電回路218が接続されている。
【0018】携帯電話やコードレスホンでは充電電池が
必要であり、適宜、充電する必要がある。しかし、この
ような構成とすると、交流磁界によって吸着と電力の供
給とを同時に実現可能となり、コードレスで充電可能と
なる。
【0019】このように、携帯電話10などのハンドセ
ット内には磁性体からなる板状のアンテナとしてマイク
ロストリップアンテナ14が内蔵され、アダプタ20の
側には磁石23が内蔵され、磁気吸着力によって同携帯
電話10を載置面21上に固定する。携帯電話10自身
はアンテナを必要としているので、磁気吸着力による固
定だけのために磁性体を内蔵するわけではなく、大型化
したり重くなったりすることを防止できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、磁力で吸
着するだけのために磁性体を備えるわけではなく、必然
的に備えている構成部品を利用して吸着可能となるの
で、不要に大型化したり重くなったりすることを防止す
ることが可能な電話装置を提供することができる。ま
た、請求項2及び請求項3にかかる発明によれば、吸着
だけでなく外部アンテナへ自動的に接続切り替えできる
ようになる。
【0021】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
吸着だけでなく給電も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる電話装置の一部透
視斜視図である。
【図2】変形例にかかる電話装置の概略図である。
【図3】同変形例にかかる電話装置の概略図である。
【図4】他の変形例にかかる電話装置の概略図である。
【図5】従来の電話装置の概略図である。
【符号の説明】
10…携帯電話 14…マイクロストリップアンテナ 20…アダプタ 23…磁石 110…携帯電話 114…マイクロストリップアンテナ 117…リードスイッチ 120…アダプタ 123…磁石 124…外部アンテナ 210…携帯電話 214…マイクロストリップアンテナ 217…発電コイル 218…充電回路 220…アダプタ 225a…交流電流発生回路 225b…電磁コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/32 H04B 7/26 B Y (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/02 - 1/23 H01Q 1/24 H02J 7/00 301 H04B 7/26 H04Q 7/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドセットと、このハンドセットを載
    置可能な受け台と、上記ハンドセットをこの受け台の所
    定位置に載置せしめたときに吸着するように作用する磁
    力吸着手段とを具備する電話装置であって、 上記ハンドセットは、磁性体からなる板状のアンテナを
    内蔵し、当該アンテナが上記磁力吸着手段の一方を構成
    することを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の電話装置におい
    て、上記ハンドセットは、携帯電話で上記アンテナとし
    てマイクロストリップアンテナを備え、上記受け台は、
    同携帯電話の外部アンテナを備え、磁力で吸着せしめる
    ときに上記マイクロストリップアンテナと上記外部アン
    テナとの接続切換を行うことを特徴とする電話装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載の電話装置におい
    て、上記受け台上の所定位置に上記携帯電話を載置した
    ときに互いに導通する外部アンテナの接続端子を有する
    とともに、上記携帯電話内には上記マイクロストリップ
    アンテナと上記接続端子とを切り替えるリードスイッチ
    を備えることを特徴とする電話装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3に記載の電話装
    置において、上記受け台は、交流電磁石を備えるととも
    に、上記ハンドセットは、同交流電磁石にて形成される
    磁界にて発電する発電コイルを備え、給電と吸着とを行
    うようにしたことを特徴とする電話装置。
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