JP2794278B2 - レスキューカー - Google Patents

レスキューカー

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JP2794278B2
JP2794278B2 JP8136547A JP13654796A JP2794278B2 JP 2794278 B2 JP2794278 B2 JP 2794278B2 JP 8136547 A JP8136547 A JP 8136547A JP 13654796 A JP13654796 A JP 13654796A JP 2794278 B2 JP2794278 B2 JP 2794278B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリヤカータイプの車
体に着脱自在に担架を固定して災害地や遭難地で怪我人
や病人を救出するときに使用するレスキューカーに係わ
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り救急車が入れないようなところで怪我人や病人が出た
場合には、その患者を救急車が入れるところまで担架移
送して救急車で病院まで運んでいたが、この怪我人や病
人を救急車に乗せるまでの担架移送は、現地の足場が悪
く救出者にとっても、また運ばれる患者にとっても肉体
的苦痛が伴う仲々厄介な作業であった。
【0003】本発明は軽量で取扱が容易なリヤカータイ
プの車体に担架を装着して患者を車体移送し、上記問題
を解決したレスキューカーを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0005】左右対向状態に立設したサイドフェンス1
・2の夫々の中間部にタイヤ車輪3を垂設し、サイドフ
ェンス1・2の夫々の前部に自在小車輪4を垂設し、こ
のサイドフェンス1・2の下部主杆1'・2'に内側に向
けて門形枠杆5・6の前後の脚杆5'・6'の基部を軸着
し、この門形枠杆5・6の頂部を係止する支承固定部7
・8を対向するサイドフェンス1・2の上部寄りに設け
た車体Aと、担架体Bの長手方向に対設した左右の保持
杆9・10の夫々の中央部に担架体Bを前後に折り下げて
担架体Bを二つ折りに畳むことのできる枢着機構11を設
け、この担架体Bを前記車体Aに着脱可能に固定できる
ように設けたことを特徴とするレスキューカーに係るも
のである。
【0006】また、担架体前部の左右の保持杆9・10先
端部に軸受部9'・10'を介してハンドル杆12を左右方向
に架設し、このハンドル杆12と平行に、担架体前部の保
持杆9・10に後軸受杆13とハンドル杆12の左右の基部寄
りに前軸受杆14とを左右方向に架設し、このハンドル杆
12の位置を高低自在に調節できる調節装置15を後軸受杆
13と前軸受杆14との間に架設したことを特徴とする請求
項1記載のレスキューカーに係るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を作用効果を
示して実施の一例である図面に基づいて説明する。
【0008】請求項1の実施の形態について説明する。
【0009】災害地や遭難地で怪我人や病人がでた場合
には、救急車で走行できるところまで走行し、その場所
で救急車内に折り畳んで別々に積み込んだ車体Aと担架
体Bをおろし、折り畳まれた車体Aの左右のサイドフェ
ンス1・2を立設状態で左右に離反移動せしめながら門
形枠杆5・6の頂部を外側に回動して相対する支承固定
部8・7に支承して門形枠杆5・6をサイドフェンス1
・2に斜めに固定し、折り畳まれた担架体Bは、枢着機
構11で折り上げて担架体Bを延ばしたあと、この担架体
Bを車体Aに固定してレスキューカーを組立る。
【0010】担架体Bの左右の保持杆9・10の前後端を
握持しながらレスキューカーを引動・押動しながら車体
Aのタイヤ車輪3と自在小車輪4により走行して怪我人
や病人にできるだけ近づき、その場所で担架体Bを車体
Aより外して怪我人や病人に近づき、担架体Bに怪我人
や病人を乗せて車体Aまで担架移送したあと担架体Bを
車体Aに固定し、再びレスキューカーを引動・押動し救
急車まで走行せしめ、怪我人や病人を乗せたままの担架
体Bを車体Aより離して救急車に移す。
【0011】続いて、車体Aの左右の門形枠杆5・6の
頂部を支承固定部8・7より外して係止を解除し、左右
のサイドフェイス1・2を立設状態で近接せしめながら
門形枠杆5・6を内側に回動して折り畳み、この折り畳
んだ車体Aを救急車に積み込んだあと、怪我人や病人を
病院まで移送し救出する。
【0012】病院で別の担架に移されて不用になった該
担架体Bは枢着機構11で前後に折り下げ畳んで救急車内
に保管する。
【0013】請求項2の実施の形態について説明する。
【0014】怪我人や病人を乗せた担架体Bを車体Aに
固定し、調節機構11によりハンドル杆12の高低位置を調
節してハンドル杆12の中に入った人が充分腰を据えてレ
スキューカーを引動できるように設けたので、ハンドル
杆12を引動する力が充分レスキューカーに係わり、足場
が多少悪くとも、また、多少の坂道や山道であっても走
行できる。
【0015】
【実施例】添付図面は本発明に好適な実施の一例を図示
したものである。
【0016】請求項1の実施例について説明する。
【0017】左右対向状態に立設したサイドフェンス1
・2の夫々の中間部にタイヤ車輪3を垂設し、サイドフ
ェンス1・2の夫々の前部に自在小車輪4を垂設し、こ
のサイドフェンス1・2の下部主杆1'・2'に内側に向
けて門形枠杆5・6の前後の脚杆5'・6'の基部を軸着
し、この門形枠杆5・6の頂部を係止する支承固定部7
・8を対向するサイドフェンス1・2の上部寄りに設け
た車体Aと、担架体Bの長手方向に対設した左右の保持
杆9・10の夫々の中央部に担架体Bを前後に折り下げて
担架体Bを二つ折りに畳むことのできる枢着機構11を設
け、この担架体Bを前記車体Aに着脱可能に固定できる
ように設ける。
【0018】車体Aについて説明する。
【0019】中空管で形成した左右のサイドフェンス1
・2の下部主杆1'・2'の中央部寄りに軸受板16を立設
し、この軸受板16にノーパンクタイプのタイヤ車輪3を
回動自在に軸着し、下部主杆1'・2'の前部に自在小車
輪3を垂設し、下部主杆1'・2'の前部寄りと後部寄り
を所定の長さ切り欠いてこの切断部に、切断長さよりや
や長い軸着継手杆17の前後部を嵌入してこの軸着継手杆
17の前後部を下部主杆1'・2'に止めピン18にて止着
し、軸受継手杆17に門形枠杆5・6の基部の中空軸杆
5"・6"を被嵌し、この中空軸杆5"・6"に門形枠杆5
・6の前後の脚杆5'・5',6'・6'の基部を溶接し、
左方の門形枠5と右方の門形枠杆6とを内側に回動せし
めたとき、門形枠杆5の前後の脚杆5'・5'と門形枠杆
6の前後の脚杆6'・6'とが当接して干渉しないよう、
左側の脚杆5'・5'の中空軸杆5"・5"の溶接位置と、左
側の脚杆6'・6'の中空軸杆6"・6"の溶接位置とをオ
フセット状態に設けて左右の門形枠杆5・6の頂部を左
右の下部主杆1'・2'に回動可能に設ける。
【0020】前記左右のサイドフェンス1・2の前後の
立設桟杆23の上部寄りの内側に、鍵形状の支承固定部7
・8を設け、夫々の門形枠杆5・6を外側に回動して夫
々の縦渡杆状の頂部が相対する支承固定部8・7に当接
支承して門形枠杆5・6を左右のサイドフェンス1・2
に斜めに掛け渡したとき、門形枠杆5・6がサイドフェ
ンス1・2につっかい棒の状態となってサイドフェンス
1・2を張設固定するように設ける。
【0021】なお、図中符号19は前後の脚杆5'・6'と
5'・6'のほぼ中間を軸着して前後の脚杆5'・6',
5'・6'をX形に連結する軸着ピン、20は左側の門形枠
杆5の前後の脚杆5'・5'の上部寄りに穿孔した支点と
右側のフェンス2の前後の立ち上がり側杆2"の上部寄
りに穿孔した支点とを軸着連結するリンク、21は右側の
門形枠杆6の前後の脚杆6'・6'の上部寄りに穿孔した
支点と左側のフェンス1の前後の立ち上がり側杆1"の
上部寄りに穿孔した支点とを軸着連結するリンクであっ
て、このリンク20・21はサイドフェンス1・2を立設状
態で左右に離反移動して車体Aを組立るとき、及び左右
のサイドフェンス1・2を立設状態で近接せしめながら
車体Aを折り畳むとき左右の門形枠杆5・6と共同して
リンク作動し、組立てたときこのリンク21がサイドフェ
ンス1・門形枠杆6と、リンク20がサイドフェンス2・
門形枠杆5と夫々トラス構造になつて車体Aを強固に固
定し、車体Aを引動・押動するとき車体Aの剛性を確保
するために設けたメンバーである。
【0022】また、符号22はサイドフェンス1・2の後
部左右に設けたスタンドであって、患者を支承した担架
体Bを車体Aに乗せて担架体Bを車体Aに固定するとき
や、救急車に移すときにレスキューカーの安定を保つも
のである。
【0023】請求項1の車体Aの実施例を上記のように
構成したので、折り畳まれた車体を組立る場合には、左
右のサイドフェンス1・2を立設状態で左右に離反移動
せしめながら門形枠杆5・6の縦渡杆状の頂部を軸着継
手杆17を軸心として外側に回動して相対する支承固定部
8・7に支承せしめると、門形枠杆5・6が左右のサイ
ドフェンス1・2に斜めに掛け渡され門形枠杆5・6が
サイドフェンス1・2につっかい棒のような状態となっ
てサイドフェンス1・2を張設固定せしめ、前後のリン
ク20・21の介存により車体Aがより強固に固定される。
【0024】また、車体Aの走行中に車体Aの振動と乗
り心地を良くするため、左右のサイドフェンス1・2の
後部寄りと中央部の夫々の立設桟杆23の下端部に、夫々
軸着部を設け、この軸着部に懸架板バネの左右の支点を
被嵌軸着し、懸架板バネの中央にタイヤ車輪3を回動自
在に軸着しても良い。
【0025】次に、担架体Bについて説明する。
【0026】長手方向に保持杆9・10を左右に対設し、
この保持杆9・10に複数個の横渡杆24を左右に架設して
担架体Bを構成する。
【0027】枢着機構11について説明する。
【0028】左右の保持杆9・10の夫々の中央部を前後
に切断して担架体を前後に分割し、この切断部の前部の
左右の保持杆91・101の下面に枢着板25・25の基部を溶
接してその他端を後方に突設し、切断部の後部の左右の
保持杆92・102の下面に係合枢着板26・26の基部を溶接
してその他端を前方に突設し、前部の左右の保持杆91
・92と後部の保持杆101・102とを切断部で突き合わせ
たとき枢着板25の内側に係合枢着板26の外側が当接する
ように設け、切断部の前部の左右の保持杆91・101の上面
に内径が前後左右の保持杆91・92・101・102の外形に
係合する半割り形状の継手体27の基部を溶接して他端を
後部の保持杆92・102の上面に当接し、切断線上の枢着
板25・係合枢着板26に枢着孔を穿孔してこの枢着孔に枢
着ピン28を枢着して前部若しくは後部の担架体Bを折り
下げて担架体Bを二つ折りに畳むよう構成して枢着機構
11を構成する。
【0029】尚、符号29は担架体Bのシートである。
【0030】左右のサイドフェンス1・2の夫々の前後
の立設桟杆23の上部寄りに前記支承固定部7・8の高さ
より少し高い位置に担架体Bを車体Aに係止する鍵形状
の担架体の係止鍵杆31を内側に向けて止着し、サイドフ
ェンス1・2の前部の立ち上がり側杆1"・2"とサイド
フェンス1・2の前部の立設桟杆23・23に二枚一組の縦
桟32・32を掛け渡し、この左右の縦桟32に担架体Bを車
体Aの係止鍵杆31に係止したとき、担架体Bの左右の保
持杆9・10の杆部にフック部33'を引掛け担架体Bを車
体Aに止着するパッチン錠33の基部を止着して担架体B
を車体Aに着脱可能に係止固定する。
【0031】また、担架体Bを車体Aに係止固定する
と、担架体Bの左右の保持杆9・10及び複数個の横渡杆
24が車体Aのストレスメンバとなり車体Aがより強固に
構成される。
【0032】また、図示は省略するが、担架体Bの左右
の保持杆9・10の前方寄りと後方寄りに担架体Bに横に
なった患者の脱落を防止するマジックテープ製の縛着バ
ンドを付設する。
【0033】請求項2の実施例について説明する。
【0034】担架体前部の左右の保持杆9・10先端部に
軸受部9'・10'を介してハンドル杆12を左右方向に架設
し、このハンドル杆12と平行に、担架体前部の保持杆9
・10に後軸受杆13とハンドル杆12の左右の基部寄りに前
軸受杆14とを左右方向に架設し、このハンドル杆12の位
置を高低自在に調節できる調節装置15を後軸受杆13と前
軸受杆14との間に架設する。
【0035】調節装置15について説明する。
【0036】担架体前部の左右の保持杆9・10の先端部
の夫々の両側に二枚構成の軸受板35の基部を溶接して他
端を前方に突設し、この軸受板35の前方に、上方より見
て後方に開口部を有するU形状のハンドル杆12を設け、
ハンドル杆12の基部に前記二枚構成の左右の軸受板35内
に嵌入する軸受体36を設け、この左右の軸受板35・軸受
体36を軸受ピン37で軸着して軸受部9'・10'を構成して
ハンドル杆12の先端を車体Aに対して上下擺動可能に設
ける。
【0037】担架体前部の保持杆9・10に前記担架体B
の横渡杆24とほぼ同形の後軸受杆13とハンドル杆12の左
右の基部寄りに横渡杆24と同形の前軸受杆14を左右に架
設し、この後軸受杆13と前軸受杆14との間に調節機構15
を設ける。
【0038】調節機構15について説明する。
【0039】後軸受杆13の中央に前方に向かって開口部
を有するチャンネル形状のブラケット39を止着し、この
対向位置の前軸受杆14に斜め後方に向かってレバー40を
突設し、ブラケット39内に調節バネ筒41の基部を嵌入し
てブラケットピン39'で軸着し、この調節バネ筒41内に
調節ロッド42を設け、この調節ロッド42の前端部に二又
接手42'を止着し、この二又接手42'の左右の側板間にレ
バー40の先端部を嵌入して二又接手42'とレバー40とを
レバーピン40'で軸着し、この調節ロッド42の外径に図
10のように前後対向状態に左巻きコイルスプリング44
1と右巻きコイルスプリング442の内径をしまりばめ状態
に巻回して夫々のコイルスプリング441と442の基端4
41',442'を調節バネ筒41の内壁に設けたストッパ411,4
12に止着し、ハンドル杆12の前軸受杆14に把手43'を握
持することにより操作レバー43に設けたフレキシブルワ
イヤ44をリンク機構により引動する操作レバー43を設
け、このフレキシブルワイヤ44の先端をコイルスプリン
グ441と442の他端の係止部441"と442"にまたがって設け
た引動片45に連結して調節機構15を構成する。
【0040】調節機構15を上記のように構成したので、
常態においての調節ロッド42は、調節バネ筒41のストッ
パ411・412に基端441'・442'が係止され他端の係止部44
1"・442"が引動片45により係止された左巻きコイルスプ
リング441と右巻きコイルスプリング442によりしまりば
め状態に強く巻回されて締付拘束されているので、左右
のコイルスプリング441・442の内径と調節ロッド42外周
との間の摩擦力により調節ロッド42の前後の移動が阻止
されてブラケットピン39'・レバーピン40'の長さに変化
がなく、したがって、ハンドル杆12の地上よりの高さは
変わらない。ハンドル杆12の先端部を握持して上方若し
くは下向に引動若しくは押動しながら、操作レバー43の
把手43'を握持してフレキシブルワイヤ44を引動する
と、引動片45が前後の左右巻きコイルスプリング441・4
42の巻回縒りを戻すように作動するので、左右巻きコイ
ルスプリング441・442の内径と調節ロッド42の外径間の
摩擦による拘動が弱まり、調節ロッド42が調節バネ筒41
内に前後に移動しハンドル杆12の先端部が左右の軸受部
9'・10'を軸として上方若しくは下方に回動できるの
で、ハンドル杆12の先端を上下に擺動してハンドル杆12
の中に入った人が充分腰を据えてレスキューカーを引動
できる高さの位置に設定して操作レバー43の把手43'よ
り手を離すと、再び前後の左右巻きコイルスプリング44
1・442による調節ロッド42の締付拘束力が作動し調節ロ
ッド42が調節バネ筒41に係止される。尚、符号46は担架
体Bの肩掛けバンド、47は左右の保持杆9・10を握り易
くするために設けた弾性を有する握持体である。
【0041】
【発明の効果】本発明を上記のように構成したので、請
求項1の発明では車体に担架体を着脱可能に固定したた
め、救急車が入れないような災害地や遭難地であっても
該レスキューカーを手押し走行せしめて怪我人や病人の
至近のところまで近づき、その場所から患者を担架移送
して再びレスキューカーで患者を救急車まで移送できる
ので、従来のように救急車が入れないようなところでは
担架移送に頼らざるを得なかった場合に比較して著しく
救急者や患者の肉体的負担が軽くなり、それだけ迅速に
患者を救出できる秀れた実用性を発揮するレスキューカ
ーとなる。また、車体に担架体を着脱可能に設け、且つ
この車体と担架体を夫々折り畳んで収納できるように設
けたので、救急車に積み込んで出動するときそれだけ場
所を取らないうえに、組立や畳み込みが容易で軽量で取
り扱いが容易な秀れたレスキューカーとなる。
【0042】また、請求項2の発明では調節機構により
ハンドル杆を高低自在に調節できるので、ハンドル杆の
中に入ってレスキューカーを引動する人が腰を据えて引
動できるため、多少の悪路であっても、また坂道であっ
てもレスキューカーを引動できるのでそれだけ使用範囲
が拡大して余分な人手を要せず迅速に患者を救助できる
レスキューカーとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のレスキューカーの斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施例の車体の側面図である。
【図3】本発明の実施例の車体の正面図である。
【図4】本発明の車体を折り畳んだ状態を示す一部を省
略した正面図である。
【図5】本発明の実施例の担架体の枢着機構を示す平面
図である。
【図6】上記の側面図である。
【図7】本発明の実施例の担架体を枢着機構により折り
下げて担架体を二つ折りに畳んだ状態を示す側面図であ
る。
【図8】本発明の実施例の調節装置の平面図である。
【図9】上記の側面図である。
【図10】調節機構の調節バネ筒と調節ロッドと左巻き
コイルスプリングと右巻きコイルスプリングの構成を示
す側断面図である。
【符号の説明】
A 車体 B 担架体 1 サイドフェンス 1' 下部主杆 2 サイドフェンス 2' 下部主杆 3 タイヤ車輪 4 自在小車輪 5 門形枠杆 6 門形枠杆 7 支承固定部 8 支承固定部 9 保持杆 9' 軸受部 10 保持杆 10' 軸受部 11 枢着機構 12 ハンドル杆 13 後軸受杆 14 前軸受杆 15 調節装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−78860(JP,A) 特開 昭52−128687(JP,A) 特開 昭62−117557(JP,A) 特開 平9−221032(JP,A) 実開 昭59−135725(JP,U) 実開 昭63−16019(JP,U) 実開 昭47−17355(JP,U) 実開 昭48−62896(JP,U) 登録実用新案3015799(JP,U) 実公 昭45−3193(JP,Y1) 実公 昭35−28579(JP,Y1) 実公 3727(大正元年)(JP,Y1 T) 実公 昭58−39708(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62B 3/02 A61G 1/02 B62B 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右対向状態に立設したサイドフェンス
    の夫々の中間部にタイヤ車輪を垂設し、サイドフェンス
    の夫々の前部に自在小車輪を垂設し、このサイドフェン
    スの下部主杆に内側に向けて門形枠杆の前後の脚杆の基
    部を軸着し、この門形枠杆の頂部を係止する支承固定部
    を対向するサイドフェンスの上部寄りに設けた車体と、
    担架体の長手方向に対設した左右の保持杆の夫々の中央
    部に担架体を前後に折り下げて担架体を二つ折りに畳む
    ことのできる枢着機構を設け、この担架体を前記車体に
    着脱可能に固定できるように設けたことを特徴とするレ
    スキューカー。
  2. 【請求項2】 担架体前部の左右の保持杆先端部に軸受
    部を介してハンドル杆を左右方向に架設し、このハンド
    ル杆と平行に、担架体前部の保持杆に後軸受杆とハンド
    ル杆の左右の基部寄りに前軸受杆とを左右方向に架設
    し、このハンドル杆の位置を高低自在に調節できる調節
    装置を後軸受杆と前軸受杆との間に架設したことを特徴
    とする請求項1記載のレスキューカー。
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CN105832469A (zh) * 2016-03-17 2016-08-10 郭蓉 心血管内科病人转运推车

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