JP2793132B2 - 渦電流型レールブレーキ磁石 - Google Patents
渦電流型レールブレーキ磁石Info
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- JP2793132B2 JP2793132B2 JP6203271A JP20327194A JP2793132B2 JP 2793132 B2 JP2793132 B2 JP 2793132B2 JP 6203271 A JP6203271 A JP 6203271A JP 20327194 A JP20327194 A JP 20327194A JP 2793132 B2 JP2793132 B2 JP 2793132B2
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- Japan
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- brake magnet
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61H—BRAKES OR OTHER RETARDING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR RAIL VEHICLES; ARRANGEMENT OR DISPOSITION THEREOF IN RAIL VEHICLES
- B61H7/00—Brakes with braking members co-operating with the track
- B61H7/02—Scotch blocks, skids, or like track-engaging shoes
- B61H7/04—Scotch blocks, skids, or like track-engaging shoes attached to railway vehicles
- B61H7/06—Skids
- B61H7/08—Skids electromagnetically operated
- B61H7/083—Skids electromagnetically operated working with eddy currents
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L2200/00—Type of vehicles
- B60L2200/26—Rail vehicles
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- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，レール車両用の渦電流
型レールブレーキ磁石であって，その磁極面が，横方向
に成形されているレール上面に対して運転状態でエアギ
ャップをおいて向き合っており，レール縦方向及びレー
ル横方向に剛性的であり，かつレール縦方向で交番して
いる極性を有している形式のものに関する。
型レールブレーキ磁石であって，その磁極面が，横方向
に成形されているレール上面に対して運転状態でエアギ
ャップをおいて向き合っており，レール縦方向及びレー
ル横方向に剛性的であり，かつレール縦方向で交番して
いる極性を有している形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式の渦電流型レールブレー
キ磁石は種々のものが知られており，例えばドイツ連邦
共和国特許出願公開第 2 035 781 号明細書に記載され
ている。これらすべての公知の渦電流型レールブレーキ
磁石に共通なことは，渦電流型レールブレーキ磁石の磁
極面が，水平な，少なくとも大体において平らな面とし
て構成されていることである。前述のドイツ連邦共和国
特許出願公開明細書の記載と異なって，レール上面は横
方向で凸面に成形されているので，この場合渦電流型レ
ールブレーキ磁石の磁極面とレール上面との間には厚さ
が変化するエアギャップが形成されることになり，この
エアギャップはその最も狭い箇所の大きさを次のよう
に，すなわち走行状態において渦電流型レールブレーキ
磁石がレールと接触することが確実に避けられるよう
に，定められている。
キ磁石は種々のものが知られており，例えばドイツ連邦
共和国特許出願公開第 2 035 781 号明細書に記載され
ている。これらすべての公知の渦電流型レールブレーキ
磁石に共通なことは，渦電流型レールブレーキ磁石の磁
極面が，水平な，少なくとも大体において平らな面とし
て構成されていることである。前述のドイツ連邦共和国
特許出願公開明細書の記載と異なって，レール上面は横
方向で凸面に成形されているので，この場合渦電流型レ
ールブレーキ磁石の磁極面とレール上面との間には厚さ
が変化するエアギャップが形成されることになり，この
エアギャップはその最も狭い箇所の大きさを次のよう
に，すなわち走行状態において渦電流型レールブレーキ
磁石がレールと接触することが確実に避けられるよう
に，定められている。
【０００３】渦電流効果なしに作用する純粋なレールブ
レーキ磁石の場合には，例えばドイツ連邦共和国特許第
971 289 号明細書によって，レールブレーキ磁石の底
面をレール上面の輪郭に少なくともほぼ適合させて形成
することが公知である。このような構成は，この，運転
状態において大きな力をもってレール上面上に乗るレー
ルブレーキ磁石においては，わずかな運転時間の後にレ
ールブレーキ磁石の磁極面の相応する磨滅によって，自
動的にも，生ずることになる。しかしながら，レール上
面の輪郭も磨滅によって変化することがあり，更に走行
区間のカーブ区分においてはレールブレーキ磁石の縦方
向にわたってレール上面はレールブレーキ磁石に対して
種々の横方向位置を占めるので，このような，縦方向に
剛性的に構成されているレールブレーキ磁石において
は，磁極面がレール上面に密着することは保証されてお
らず，これによってブレーキ作用損失が生ずることがあ
る。更に，この欠点を避けるために，ドイツ連邦共和国
特許第 702 166 号明細書によって，渦電流効果なしに
作用するレールブレーキ磁石の磁極面を個々の区分に分
割し，各区分は，レール縦方向に延びる互いに並んで配
置された多数の鉛直の薄板から成っているようにするこ
とが公知である。個々の薄板は相応してずらすことによ
ってレール上面の輪郭に適合させることができるが，し
かしながらこのようなレールブレーキ磁石はその構造及
び保守が高価であり，かつ比較的に大きな内部磁気抵抗
を有することになり，これによって達成可能なブレーキ
作用に関して効率が悪い。
レーキ磁石の場合には，例えばドイツ連邦共和国特許第
971 289 号明細書によって，レールブレーキ磁石の底
面をレール上面の輪郭に少なくともほぼ適合させて形成
することが公知である。このような構成は，この，運転
状態において大きな力をもってレール上面上に乗るレー
ルブレーキ磁石においては，わずかな運転時間の後にレ
ールブレーキ磁石の磁極面の相応する磨滅によって，自
動的にも，生ずることになる。しかしながら，レール上
面の輪郭も磨滅によって変化することがあり，更に走行
区間のカーブ区分においてはレールブレーキ磁石の縦方
向にわたってレール上面はレールブレーキ磁石に対して
種々の横方向位置を占めるので，このような，縦方向に
剛性的に構成されているレールブレーキ磁石において
は，磁極面がレール上面に密着することは保証されてお
らず，これによってブレーキ作用損失が生ずることがあ
る。更に，この欠点を避けるために，ドイツ連邦共和国
特許第 702 166 号明細書によって，渦電流効果なしに
作用するレールブレーキ磁石の磁極面を個々の区分に分
割し，各区分は，レール縦方向に延びる互いに並んで配
置された多数の鉛直の薄板から成っているようにするこ
とが公知である。個々の薄板は相応してずらすことによ
ってレール上面の輪郭に適合させることができるが，し
かしながらこのようなレールブレーキ磁石はその構造及
び保守が高価であり，かつ比較的に大きな内部磁気抵抗
を有することになり，これによって達成可能なブレーキ
作用に関して効率が悪い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は，最初
の述べた形式の渦電流型レールブレーキ磁石を簡単な手
段によって次のように，すなわち，従来公知である渦電
流型レールブレーキ磁石に比べて大きなブレーキ作用が
達成され，したがって効率が改善されるように，構成す
ることである。
の述べた形式の渦電流型レールブレーキ磁石を簡単な手
段によって次のように，すなわち，従来公知である渦電
流型レールブレーキ磁石に比べて大きなブレーキ作用が
達成され，したがって効率が改善されるように，構成す
ることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に，本発明の構成では最初に述べた形式の渦電流型レー
ルブレーキ磁石において，磁極面がレール上面の鉛直上
方に，レール上面の凸面の輪郭に少なくともほぼ相応す
る凹面の横方向輪郭を有しているようにした。
に，本発明の構成では最初に述べた形式の渦電流型レー
ルブレーキ磁石において，磁極面がレール上面の鉛直上
方に，レール上面の凸面の輪郭に少なくともほぼ相応す
る凹面の横方向輪郭を有しているようにした。
【０００６】
【発明の効果】このような構成によって，渦電流型レー
ルブレーキ磁石の効率が改善され，大きなブレーキ作用
が達成される。
ルブレーキ磁石の効率が改善され，大きなブレーキ作用
が達成される。
【０００７】例えばレール車両の車輪フランジのレール
に対する遊びに基づいて，渦電流型レールブレーキ磁石
がレール上面に対して相対的に一定限度横移動可能であ
る場合には，渦電流型レールブレーキ磁石の運転状態に
おいて磁極面の横方向輪郭が，渦電流型レールブレーキ
磁石とレール上面との間の，レール車両走行区間の円弧
区分の最大のレール湾曲箇所を考慮した横移動可能な全
範囲内で，レール上面の輪郭に対して無接触で向き合っ
ているようにすると有利である。
に対する遊びに基づいて，渦電流型レールブレーキ磁石
がレール上面に対して相対的に一定限度横移動可能であ
る場合には，渦電流型レールブレーキ磁石の運転状態に
おいて磁極面の横方向輪郭が，渦電流型レールブレーキ
磁石とレール上面との間の，レール車両走行区間の円弧
区分の最大のレール湾曲箇所を考慮した横移動可能な全
範囲内で，レール上面の輪郭に対して無接触で向き合っ
ているようにすると有利である。
【０００８】更にこの場合，運転状態において磁極面の
横方向輪郭が，レール上面の輪郭に対して，どの箇所に
おいても約３mm〜８mmの，殊に約５mmの，最小間隔をも
って向き合っているようにすると有利である。
横方向輪郭が，レール上面の輪郭に対して，どの箇所に
おいても約３mm〜８mmの，殊に約５mmの，最小間隔をも
って向き合っているようにすると有利である。
【０００９】このために，本発明の有利な実施態様によ
れば，磁極面の横方向輪郭が，横方向輪郭に対して相対
的なレール上面の横移動と，湾曲区分におけるレール上
面の縦方向湾曲箇所とを考慮したレール上面の包絡線
に，少なくともほぼ相応しているようにする。
れば，磁極面の横方向輪郭が，横方向輪郭に対して相対
的なレール上面の横移動と，湾曲区分におけるレール上
面の縦方向湾曲箇所とを考慮したレール上面の包絡線
に，少なくともほぼ相応しているようにする。
【００１０】
【実施例】以下においては，図１に示した実施例に基づ
いて本発明の構成を具体的に説明する。
いて本発明の構成を具体的に説明する。
【００１１】図１において，渦電流型レールブレーキ磁
石１の下方部分は実線で示されており，レール車両車輪
２は鎖線で示されており，レール３の上方部分は実線で
示されている。レール３上にはレール車両車輪２が乗っ
ており，渦電流型レールブレーキ磁石１はレール３と協
働する。渦電流型レールブレーキ磁石１に対して相対的
に，かつレール車両車輪２に対して相対的に，レール３
は側方に向かって，鎖線で示したレール３′のところま
でずれ動くことができる。レール３・３′はレール上面
４において，横方向の輪郭５を有しており，この輪郭は
普通の形式で，若しくは規定どおりに，凸面に湾曲して
いる。
石１の下方部分は実線で示されており，レール車両車輪
２は鎖線で示されており，レール３の上方部分は実線で
示されている。レール３上にはレール車両車輪２が乗っ
ており，渦電流型レールブレーキ磁石１はレール３と協
働する。渦電流型レールブレーキ磁石１に対して相対的
に，かつレール車両車輪２に対して相対的に，レール３
は側方に向かって，鎖線で示したレール３′のところま
でずれ動くことができる。レール３・３′はレール上面
４において，横方向の輪郭５を有しており，この輪郭は
普通の形式で，若しくは規定どおりに，凸面に湾曲して
いる。
【００１２】渦電流型レールブレーキ磁石１はその下面
両側に，鉛直の側面６・７に続いてほぼ水平に延びる平
らな面区分８・９を有しており，これらの面区分は大体
において，レール３・３′の頭部範囲１０の側方に位置
している。面区分８及び９はそれらの間に，大部分これ
らの面区分よりも鉛直下方にずらされている区分１１を
挟みこんでおり，面区分８・９とこの区分１１とは渦電
流型レールブレーキ磁石１の磁極面１２を形成してい
る。区分１１は輪郭５の上方に凹面に湾曲して成形され
た横方向輪郭１３を形成しており，この横方向輪郭１３
の形状はレール上面４の輪郭５に少なくともほぼ相応し
ており，渦電流型レールブレーキ磁石１の運転状態にお
いて，輪郭５に対してエアギャップ１４を挟んで向かい
合っている。この場合注意すべきことは，レール３・
３′の渦電流型レールブレーキ磁石１に対する横移動の
範囲内で，横方向輪郭１３がレール上面４と接触するこ
とがなく，両者の間にはどの箇所においても常にエアギ
ャップ１４が存在しているようにすることである。更に
この場合，走行区間の円弧形区分においてはレール上面
４がレール縦方向で湾曲して延びていることを考慮しな
ければならず，最大のレール湾曲箇所においても横方向
輪郭１３若しくは磁極面１２の区分１１とレール上面４
との間に接触が行われないようにしなければならない。
渦電流型レールブレーキ磁石１が操作されていない状態
においては，渦電流型レールブレーキ磁石は鉛直方向で
高い位置に持ち上げられるようにすることができ，その
ようにすれば，非操作状態においても渦電流型レールブ
レーキ磁石１とレール３・３′との間に接触が行われる
ことは全くない。
両側に，鉛直の側面６・７に続いてほぼ水平に延びる平
らな面区分８・９を有しており，これらの面区分は大体
において，レール３・３′の頭部範囲１０の側方に位置
している。面区分８及び９はそれらの間に，大部分これ
らの面区分よりも鉛直下方にずらされている区分１１を
挟みこんでおり，面区分８・９とこの区分１１とは渦電
流型レールブレーキ磁石１の磁極面１２を形成してい
る。区分１１は輪郭５の上方に凹面に湾曲して成形され
た横方向輪郭１３を形成しており，この横方向輪郭１３
の形状はレール上面４の輪郭５に少なくともほぼ相応し
ており，渦電流型レールブレーキ磁石１の運転状態にお
いて，輪郭５に対してエアギャップ１４を挟んで向かい
合っている。この場合注意すべきことは，レール３・
３′の渦電流型レールブレーキ磁石１に対する横移動の
範囲内で，横方向輪郭１３がレール上面４と接触するこ
とがなく，両者の間にはどの箇所においても常にエアギ
ャップ１４が存在しているようにすることである。更に
この場合，走行区間の円弧形区分においてはレール上面
４がレール縦方向で湾曲して延びていることを考慮しな
ければならず，最大のレール湾曲箇所においても横方向
輪郭１３若しくは磁極面１２の区分１１とレール上面４
との間に接触が行われないようにしなければならない。
渦電流型レールブレーキ磁石１が操作されていない状態
においては，渦電流型レールブレーキ磁石は鉛直方向で
高い位置に持ち上げられるようにすることができ，その
ようにすれば，非操作状態においても渦電流型レールブ
レーキ磁石１とレール３・３′との間に接触が行われる
ことは全くない。
【００１３】図示の実施例と異なって，横方向輪郭１３
を有している磁極面１２の区分１１は，面区分８・９と
ほぼ合致する高さに，あるいはそれよりも更に上方に，
設けておくこともできる。更に，渦電流型レールブレー
キ磁石の巻き枠が幅狭く構成されている場合は，面区分
８及び（又は）９を省略して，区分１１を少なくとも一
方の側面６・７に直接に接続しておくことも可能であ
る。
を有している磁極面１２の区分１１は，面区分８・９と
ほぼ合致する高さに，あるいはそれよりも更に上方に，
設けておくこともできる。更に，渦電流型レールブレー
キ磁石の巻き枠が幅狭く構成されている場合は，面区分
８及び（又は）９を省略して，区分１１を少なくとも一
方の側面６・７に直接に接続しておくことも可能であ
る。
【００１４】渦電流型レールブレーキ磁石１の磁極面１
２を本発明のように構成し，その横方向輪郭１３を大体
においてレール上面４の輪郭５に適合させることによっ
て，エアギャップ１４を最小にすることができ，これに
よってブレーキ作用が，従来の平らな磁極面を有する渦
電流型レールブレーキ磁石に比して著しく大きくなり，
効率が増大せしめられる。すなわち本発明の構成によれ
ばブレーキ作用は１０％も増大させることができる。
２を本発明のように構成し，その横方向輪郭１３を大体
においてレール上面４の輪郭５に適合させることによっ
て，エアギャップ１４を最小にすることができ，これに
よってブレーキ作用が，従来の平らな磁極面を有する渦
電流型レールブレーキ磁石に比して著しく大きくなり，
効率が増大せしめられる。すなわち本発明の構成によれ
ばブレーキ作用は１０％も増大させることができる。
【００１５】以上で明らかなように，本発明による渦電
流型レールブレーキ磁石１はその下面の磁極面１２が一
貫して剛性に構成されており，レール上面４の鉛直上方
の範囲に，レール上面の輪郭５に少なくともほぼ相応す
る横方向輪郭１３を備えている。この場合横方向輪郭１
３は，渦電流型レールブレーキ磁石の運転状態におい
て，その磁極面１２及びレール上面４がこれら両方の面
の間の相対的横移動を考慮してかつ走行区間の円弧区分
における最大のレール湾曲箇所を考慮して，無接触で，
約５mmの最小間隔の最小エアギャップ１４をもって向き
合うように，形成されている。このために横方向輪郭１
３は，前述の相対的横方向移動及び最大のレール湾曲箇
所を考慮したレール上面４の包絡線として形成するの合
目的的である。
流型レールブレーキ磁石１はその下面の磁極面１２が一
貫して剛性に構成されており，レール上面４の鉛直上方
の範囲に，レール上面の輪郭５に少なくともほぼ相応す
る横方向輪郭１３を備えている。この場合横方向輪郭１
３は，渦電流型レールブレーキ磁石の運転状態におい
て，その磁極面１２及びレール上面４がこれら両方の面
の間の相対的横移動を考慮してかつ走行区間の円弧区分
における最大のレール湾曲箇所を考慮して，無接触で，
約５mmの最小間隔の最小エアギャップ１４をもって向き
合うように，形成されている。このために横方向輪郭１
３は，前述の相対的横方向移動及び最大のレール湾曲箇
所を考慮したレール上面４の包絡線として形成するの合
目的的である。
【００１６】横方向輪郭１３によってエアギャップ１４
が最小にされるので，渦電流型レールブレーキ磁石１の
ブレーキ作用が平らな磁極面を有する従来普通の渦電流
型レールブレーキ磁石に比較して，著しく増大せしめら
れる。
が最小にされるので，渦電流型レールブレーキ磁石１の
ブレーキ作用が平らな磁極面を有する従来普通の渦電流
型レールブレーキ磁石に比較して，著しく増大せしめら
れる。
【図１】本発明による渦電流型レールブレーキ磁石の１
実施例の概略図である。図面を見易くするために，断面
ハッチングは省略してある。
実施例の概略図である。図面を見易くするために，断面
ハッチングは省略してある。
１ 渦電流型レールブレーキ磁石， ２ レール車両車
輪， ３・３′ レール， ４ レール上面， ５ 輪
郭， ６・７ 側面， ８・９ 面区分， １０ 頭部
範囲， １１ 区分， １２ 磁極面， １３ 横方向
輪郭， １４エアギャップ
輪， ３・３′ レール， ４ レール上面， ５ 輪
郭， ６・７ 側面， ８・９ 面区分， １０ 頭部
範囲， １１ 区分， １２ 磁極面， １３ 横方向
輪郭， １４エアギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭45−26403（ＪＰ，Ｙ１) 特公 昭45−6892（ＪＰ，Ｂ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60L 7/28 B61H 7/00 H01F 7/02 H02K 49/02
Claims (8)
- 【請求項１】 レール車両用の渦電流型レールブレーキ
磁石（１）であって，その磁極面（１２）が，横方向に
成形されているレール上面（４）に対して運転状態でエ
アギャップ（１４）をおいて向き合っており，レール縦
方向及びレール横方向に剛性的であり，かつレール縦方
向で交番している極性を有している形式のものにおい
て，磁極面（１２）がレール上面（４）の鉛直上方に，
レール上面の凸面の輪郭（５）に少なくともほぼ相応す
る凹面の横方向輪郭（１３）を有していることを特徴と
する，渦電流型レールブレーキ磁石。 - 【請求項２】 渦電流型レールブレーキ磁石がレール上
面（４）に対して相対的に一定限度横移動可能である場
合に，運転状態において磁極面（１２）の横方向輪郭
（１３）が，レール車両走行区間の円弧区分の最大のレ
ール湾曲箇所を考慮した横移動可能な全範囲内で，レー
ル上面（４）の輪郭（５）に対して無接触で向き合って
いることを特徴とする，請求項１記載の渦電流型レール
ブレーキ磁石。 - 【請求項３】 運転状態で磁極面（１２）の横方向輪郭
（１３）が，レール上面（４）に対してどの箇所におい
ても約３mm〜８mmの最小間隔で向き合っていることを特
徴とする，請求項２記載の渦電流型レールブレーキ磁
石。 - 【請求項４】 最小間隔が約５mmであることを特徴とす
る，請求項３記載の渦電流型レールブレーキ磁石。 - 【請求項５】 磁極面（１２）の横方向輪郭（１３）
が，横方向輪郭（１３）に対して相対的なレール上面
（４）の横移動と，湾曲区分におけるレール上面の縦方
向湾曲箇所とを考慮したレール上面（４）の包絡線に，
少なくともほぼ相応していることを特徴とする，請求項
２から４までのいずれか１項に記載の渦電流型レールブ
レーキ磁石。 - 【請求項６】 磁極面（１２）が少なくとも横方向輪郭
（１３）の一方の側において，少なくともほぼ水平に張
り出している平らな面区分（８・９）を有していること
を特徴とする，請求項１から５までのいずれか１項に記
載の渦電流型レールブレーキ磁石。 - 【請求項７】 横方向輪郭（１３）が少なくとも部分的
に，平らな面区分（８・９）に対して鉛直下方にずらさ
れた磁極面（１２）の区分（１１）に位置していること
を特徴とする，請求項６記載の渦電流型レールブレーキ
磁石。 - 【請求項８】 横方向輪郭（１３）が少なくとも部分的
に，平らな面区分（８・９）に対して鉛直上方にずらさ
れた磁極面の区分に位置していることを特徴とする，請
求項６記載の渦電流型レールブレーキ磁石。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4329160.0 | 1993-08-30 | ||
| DE4329160A DE4329160A1 (de) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | Wirbelstrom-Schienenbremsmagnet |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07107615A JPH07107615A (ja) | 1995-04-21 |
| JP2793132B2 true JP2793132B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=6496356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6203271A Expired - Lifetime JP2793132B2 (ja) | 1993-08-30 | 1994-08-29 | 渦電流型レールブレーキ磁石 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0640520B1 (ja) |
| JP (1) | JP2793132B2 (ja) |
| DE (2) | DE4329160A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10009331C2 (de) * | 2000-02-28 | 2002-10-24 | Knorr Bremse Systeme | Magnetische Bremse mit Aktuatoren zur Einstellung des Abstandes von der Schienenoberkante |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE811961C (de) * | 1948-10-02 | 1951-08-27 | Siemens Schuckertwerke A G | Magnetische Schienenbremse |
| JPS4526403Y1 (ja) * | 1966-08-24 | 1970-10-15 | ||
| DE2638133C2 (de) * | 1976-08-25 | 1986-05-22 | Baermann, Horst, 5064 Rösrath | Stufenlos regelbare verschleißfreie dauermagnetische Wirbelstrom- und/oder Hysteresebremse, vorzugsweise für Schienenfahrzeuge |
-
1993
- 1993-08-30 DE DE4329160A patent/DE4329160A1/de not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-03-16 DE DE59401131T patent/DE59401131D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-16 EP EP94104082A patent/EP0640520B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-29 JP JP6203271A patent/JP2793132B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0640520A1 (de) | 1995-03-01 |
| DE4329160A1 (de) | 1995-03-02 |
| EP0640520B1 (de) | 1996-11-27 |
| JPH07107615A (ja) | 1995-04-21 |
| DE59401131D1 (de) | 1997-01-09 |
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