JP2792803B2 - 平方根演算回路 - Google Patents

平方根演算回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ、ワークステーション等のコンピュータにおける数値
演算回路、ディジタル信号プロセッサ、マイクロプロセ
ッサ等の組み込み型数値演算回路などに適用可能な平方
根演算回路に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ分野を初めとするディジタ
ル情報処理は、ますます高速化しており、信号処理や情
報処理を行う場合、特に数値計算では平方根が多く使用
されるので平方根演算の高速化が要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
被演算数に対して繰り返し加減算を行うことにより平方
根を求めているので平方根演算を高速化することが困難
であり、従って数値演算を中心とする情報処理を高速に
行うことが困難であった。
【0004】本発明の目的は、平方根演算を高速で行う
ことが可能であり、更に2値信号及び4値信号の両方に
共用できる平方根演算回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の平方根演算回路
は、上記目的を達成するために、4値論理または4値論
理に変換された2値論理の入力信号の平方根の候補値の
自乗を求める手段と、入力信号と候補値の自乗とを各桁
毎に比較する手段とを備えている。
【0006】
【作用】本発明の平方根演算回路では、4値論理の入力
信号、または所定の変換回路により4値論理に変換され
た2値論理の入力信号は、自乗回路または乗算回路を用
いて自乗された平方根の候補値と順次比較されて、平方
根が上位桁から順次求められて行くので、最初に互いに
大きさの異なる桁を検出した時点で入力信号と候補値の
自乗との大小関係を決定できる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の平方根演算
回路の実施例を説明する。
【0008】まず、本発明の平方根演算回路の演算方式
を図1のフローチャートを用いて説明する。
【0009】平方根の被演算数Sは、2nビットのSレ
ジスタに格納されており、平方根の候補値XがXレジス
タに格納され、候補値Xの自乗X2 の結果WがWレジス
タに格納される。
【0010】平方根演算を始める前に被演算数S及び平
方根の候補値Xはそれぞれ最上位桁から対応のレジスタ
に格納されているものとする。
【0011】なお、フロ−チャ−トやプログラムで使用
されている各桁の番号を示すiは、この平方根の方式を
説明するために便宜上用いているもので、カウンタ等の
回路手段によってi−1→i等を自動的に実行させるこ
とができる。
【0012】また、図1、図2等で、n→i、i−1→
i、i=1の判定は、本演算方式の説明のために便宜上
用いているもので、特別な演算処理をするものではな
い。カウンタ等の回路手段により自動的に実行され、必
要な各ステップ(F2,F13,F14)や必要なアド
レス(A1,A9)で高速に行われる。図3の場合も同
様である。
【0013】ここで、浮動小数点演算の場合について説
明する。いま、被演算数Sの仮数部をSで表し、指数部
をPで表すと、4値論理の場合、基数が4であるから平
方根xは次式で示される。
【0014】x=(S・4P1/2 =S1/2 ・2P 従って、指数部の奇数、偶数の判定は不要となる。これ
は4値論理の平方根演算の特徴である。即ち、平方根x
の指数部はPのままで良い。
【0015】いま、被演算数Sは正またはゼロとする。
もし、これが負であれば、ステップF1でエラーと判断
される。ステップF2でiの値をnとして、仮数部Sの
平方根を求めるのに、まず、平方根の候補値として
“3”をXレジスタの最上位桁に入れる(ステップF
3)。
【0016】次に、X2 の演算を実行してWとし(ステ
ップF4)、SとWとの比較を行う(ステップF5)。
上記ステップF5でS≧Wと判断されたならば、“3”
が平方根の最上位桁になるので、平方根の次の桁の値を
求める(ステップF13、F14)。
【0017】他方、上記ステップF5でS<Wと判断さ
れたならば、平方根の候補として“2”をXレジスタに
格納し(ステップF6)、平方根の最上位桁が“2”で
あるか否かを判断する(ステップF7、F8)。上記ス
テップF7、F8で平方根の最上位桁が“2”であると
判断された場合には、上記同様ステップF13に進んで
次の桁の値を求めるが、上記ステップF7、F8で平方
根の最上位桁が“2”ではないと判断された場合には、
平方根の最上桁が“1”であるか否かを判断する(ステ
ップF9〜F11)。上記ステップF9〜F11で平方
根の最上桁が“1”であれると判断された場合には、ス
テップF13に進んで次の桁の値を求め、上記ステップ
F9〜F11で平方根の最上桁が“1”ではないと判断
された場合には、平方根の最上位の桁の値をゼロとして
からステップF13に進み次の桁の値を求める。
【0018】最終的にXレジスタに得られる平方根の各
桁の値を求めるために以上の処理がn回実行されXレジ
スタに平方根が求められる。この平方根演算方式を実行
すべく作成されたプログラムの一例を図2に示す。
【0019】図2において、A0 は初期アドレスであ
り、A1 ,A2 ,A3 ,…,A9 は平方根を求める実行
アドレスをそれぞれ示している。
【0020】上記平方根演算方式は、平方根の候補値を
自乗し、各桁毎に被演算数の仮数部と大小比較を行って
平方根を求めるので、従来の平方根演算方式に比べ演算
速度が極めて速い。
【0021】なお、回路規模は大きくなるが、上記の平
方根演算方式を図3のフローチャート及び図4のプログ
ラムに示すような一般的演算方式に拡張することができ
る。図3及び図4に示す演算方式を実行する際には、特
願平3−323205号に記載された並列乗算器を用い
るが、この演算方式は図1及び2の演算方式と類似して
いるので説明を省略する。
【0022】本実施例では、平方根を求めるのに、平方
根の各桁を“3”、“2”、“1”、“0”の順に大き
い方から候補値を求めているが、“0”、“1”、
“2”、“3”の順に小さい方から各桁の候補値を求め
てもよい。この場合については、既に実施例に示したの
と同じような手段によって実現できるので、フロ−チャ
−トやプログラム、並びに関連の回路は特に示さない。
【0023】上記の平方根演算を実行する本発明の平方
根演算回路は、以下に詳述するように2値論理信号でも
4値論理信号でも共通に用いることができる。また、2
値論理と4値論理とを組み合わせた信号を用いることも
可能である。
【0024】4値論理を用いると2値論理を用いる場合
に比べ入出力の信号数を半分にすることができる。この
ことは、特願平3−323205号に記載されている乗
算器や以下に説明する自乗演算回路及び比較器に対して
有効であり、平方根演算回路を大規模集積回路(LS
I)化した場合に内部配線を削減するのに極めて効果が
ある。
【0025】次に、上述の平方根演算を実行するために
使用される自乗演算回路(以下、X2 回路と称する)の
構成を説明する。
【0026】自乗(X2 )のロジックは次の図表で示す
ことができる。ここに示す平方根演算方式は、X2 回路
を用いて平方根を求めることにある。当然のことなが
ら、特願平3−323205号に記載された乗算回路を
用いて平方根を求めることもできる。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】図表1及び図表2において、X0 ,X
1/3 ,X2/3 ,X1 は、等値論理である(X≡0),
(X≡1/3),(X≡2/3),(X≡1)をそれぞ
れ表している。例えば、X=0の場合、等値論理(X≡
0)、即ちX0 は“1”であり、他の等値論理は“0”
である。同様に、C0 ,C1/3 ,C2/3 は等値論理(C
≡0),(C≡1/3),(C≡2/3)をそれぞれ表
している。なお、図表中のブランクは0を表している。
【0030】図表1はX2 に対する論理式<Z>、つま
り(Z2,Z1)を示し、図表2はキャリー出力に対する
論理式<C>、つまり(C2 ,C1)を示している。各
図表において、“1”は01であり、“2”は10であ
り、“3”は11である。上記の論理式からX2 回路
は、図5に示すように構成されている。
【0031】図5のX2 回路は、等値回路部10、AN
D回路部11、OR回路部12、遅延回路13,14、
ORゲート15,16によって構成されている。
【0032】なお、並列自乗演算を行う場合は、図6に
示すようなn個のX2回路17とn個の加算回路18と
を含む並列自乗演算回路、及び図7に示すようなX2
値を保持するためのシフトレジスタ(Wレジスタ)を使
用する。
【0033】Xレジスタ、Wレジスタの入力回路や各ビ
ット間の接続回路の構成は、既述のフローチャートの手
順に従って実行されるので、(1→X2i,1→
2i-1),(1→X2i,0→X2i-1),(0→X2i,1
→X2i-1),(0→X2i,0→X2i-1)等の命令を実行
するために異なってくる。
【0034】図5のX2 回路において4値論理を用いる
場合、2値信号X2i,X2i-1及びC2i-2,C2i-3は下記
の図表3に従って4値信号Xi ´及びCi-1 ´´に変換
される。
【0035】
【表3】
【0036】図表3を表す論理式は次式のようになる。
【0037】
【数1】
【0038】上記式をロジック回路にすると図8及び図
9のようになる。図8及び図9において記号∧は4値の
論理積回路を表し、記号∨は4値の論理和回路を表す。
【0039】図5のX2 回路において2値論理を用いる
場合、2値信号X2i,X2i-1及びC2i-2,C2i-3は図1
0及び図11のバイナリロジック入力回路により信号X
0 i,X1/3 i ,X2/3 i ,X1 i 及びC0 iー1 ,C1/3
iー1 ,C2/3 iー1 に変換される。
【0040】次に、図6の並列自乗演算器に用いられる
加算回路の構成を説明する。
【0041】この加算回路におけるロジックは特願平3
−233219号に示すものと同じであり、回路構成は
特願平3−323205号に記載されたものと同様であ
り、図12に示すものとなる。
【0042】この加算回路において、4値論理を用いる
場合、2値信号Z2i,Z2i-1及びW2i+2,W2i+1は図1
3及び図14のロジック変換回路により4値信号Zi ´
及びWi ´にそれぞれ変換される。
【0043】また、2値論理を用いる場合、2値信号Z
2i,Z2i-1及びW2i+2,W2i+1は図15及び図16のバ
イナリロジック入力回路により信号Z0 i ,Z1/3 i
2/3 i ,Z1 i 及びW0 i ,W1/3 i ,W2/3 i ,W
1 i にそれぞれ変換される。
【0044】次に、平方根演算における比較演算を実行
するための比較器のロジックと該比較器の回路構成につ
いて説明する。
【0045】下記の図表4はSi >Wi を、図表5はS
i =Wi を、図表6はSi <Wi を満たす条件をそれぞ
れ示している。
【0046】
【表4】
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】上の各図表で、S0 ,S1/3 ,S2/3 ,S
1 は、等値論理である(S≡0),(S≡1/3),
(S≡2/3),(S≡1)をそれぞれ示している。同
様に、W0 ,W1/3 ,W2/3 ,W1 は、等値論理である
(W≡0),(W≡1/3),(W≡2/3),(W≡
1)をそれぞれ示している。
【0050】以上の図表から比較器を、図17に示すよ
うに等値回路部20、AND回路部21、OR回路部2
2から構成することができる。この回路は、S及びWの
各桁の値の大小を比較するものであるが、SとWとを比
較するにはすべての桁の値の大小をそれぞれ比較する必
要がある。この点を考慮すると、S>Wを判定する回路
は図18に、S=Wを判定する回路は図19に、S<W
を判定する回路は図20にそれぞれ示す回路となる。こ
れらの図において、記号○からなる部分はOR回路を示
し、記号●からなる部分はAND回路を示す。図21に
示すタイミングで、サーチ信号T1 〜Tn が図18及び
図20の回路の各桁の大小判定結果が入力されるAND
ゲートに供給される。
【0051】この比較器において、4値論理を用いる場
合、2値信号S2i,S2i-1及びW2i,W2i-1は図22及
び図23のロジック変換回路により4値信号Si ´及び
i´にそれぞれ変換される。
【0052】また、2値論理を用いる場合、2値信号S
2i,S2i-1及びW2i,W2i-1は図24及び図25のバイ
ナリ入力回路により信号S0 i ,S1/3 i ,S2/3 i
1 i 及びW0 i ,W1/3 i ,W2/3 i ,W1 i にそれ
ぞれ変換される。
【0053】本実施例の平方根の演算方式は、自乗回路
を用いるタイプ、もしくは特願平3−323205号に
記載されている乗算器を用いるタイプのいずれの場合で
も、X2 →Wの演算結果は、最大nビットタイム後に決
定されてS>W判定回路のOR回路に各桁毎の比較結果
が入力される。このとき、最上位桁から、サーチ信号が
供給され、“1”が立っている桁が検出されればS>W
であると判定され、J 1がセットされて“1”となる。
これは、S<Wの判定についても同様である。SとWが
全桁について等しいとき(Sn =Wn ,Sn-1 =W
n-1 ,…,Si =Wi ,…,S2 =W2 ,S1 =W
1 )、S=Wと判定されJ2はセットされて“1”とな
る。
【0054】このような判定方法によれば、減算による
ボロー出力を検出して大小を判定する従来の方法に比
べ、はるかに高速な比較判定が可能になる。
【0055】次に、0→X2iまたは1→X2iを実行する
回路を図26に、0→X2i-1または1→X2i-1を実行す
る回路を図27に示す。これらの回路に表7に応じてマ
イクロオーダ〜を供給することにより、X2i,X
2i-1の値を“0”または“1”に設定することができ
る。
【0056】
【表7】
【0057】図28にSレジスタの一構成例、図29に
図2及び図4のプログラムを実行するためのアドレス回
路の一構成例をそれぞれ示す。同図において、J4 はi
=1のときセットされる回路であり、通常の手段で実現
できるので特に図示しない。次に、図30及び図31を
参照して、本発明の平方根演算回路の他の演算方式を説
明する。
【0058】この演算方式は、図1及び図2に示した方
式の変形例であり、図1及び図2に示した方式では所定
の桁数分n桁の平方根を求めるのに対して、S=Wにな
れば、平方根演算を終了させる場合を含む方式である。
【0059】即ち、図30に示すように、図1のフロ−
チャ−トのステップF5,F8,及びF11のそれぞれ
をS>Wの判断及びS=Wの判断に分割して、F51,
F52,F81,F82,F111,F112に変形し
て、S=Wになれば平方根演算を終了させるように構成
したものである。
【0060】図31のプログラムに示すように、実行ア
ドレスA4 でS=WのときJ2 はセットされ、実行アド
レスA6 やA8 においても、S=Wのとき、J2 はセッ
トされて、初期アドレスA0 がそれぞれ次の番地となっ
て平方根演算が終了する。
【0061】図32は、本演算方式によるアドレス回路
の一構成例を示す。
【0062】次に、図33及び図34を参照して、本発
明の平方根演算回路の他の演算方式を説明する。
【0063】この演算方式は、図3及び図4に示した方
式の変形例であり、図3及び図4に示した方式では並列
乗算器を用いて所定の桁数分n桁の平方根を求めるのに
対して、S=Wになれば、平方根演算を終了させる場合
を含む方式である。
【0064】即ち、図33に示すように、図3のフロ−
チャ−トのステップG5,G8,及びG11のそれぞれ
をS>Wの判断及びS=Wの判断に分割して、G51,
G52,G81,G82,G111,G112に変形し
て、S=Wになれば平方根演算を終了させるように構成
したものである。
【0065】図34のプログラムに示すように、実行ア
ドレスA4 でS=WのときJ2 はセットされ、実行アド
レスA6 やA8 においても、S=Wのとき、J2 はセッ
トされて、初期アドレスA0 がそれぞれ次の番地となっ
て平方根演算が終了する。
【0066】本演算方式によるアドレス回路としては、
図32に示すアドレス回路を用いることができる。
【0067】本発明の平方根演算回路の演算時間につい
て、以下に考察する。
【0068】nビットからなる被演算数の平方根の演算
では、一回の自乗または乗算にnビットタイムかかる。
一桁当たりの平方根を求めるのに最大3回の自乗演算ま
たは乗算を要するが、0→X2i,0→X2i-1,(または
0→X2i,Y2i,0→X2i-1,Y2i-1)のときも自乗や
乗算を行うものとして、近似的に4回を最大とすると、
自乗または乗算時間は4nビットタイムとなる。これを
n/2回、つまりn/2桁分繰り返すので、平方根を求
めるのに最大2n2 掛かることになる。
【0069】本発明の演算方式を全ビットバイナリの平
方根演算に用いたときは、近似的に最大2回の演算を行
うものとして2n×2×nとなり、4n2 ビットタイム
かかることになる。つまり、近似的な最大ビットタイム
を半分にすることができる。言い換えると演算速度を2
倍にすることができる。このことは、物理的なクロック
周波数を半分にしても演算速度は変わらないことを意味
する。
【0070】これを拡張して考えると、平方根の演算時
間は、図35のグラフに示すようになる。このグラフか
ら分かるように、実用的見地からは、4値論理を用いた
ときに最高の平方根演算速度が得られる。
【0071】なお、ここに示された平方根の演算方式
は、特願平3−323205号に記載されているものと
同様の直列演算方式にすることもできる。
【0072】
【発明の効果】本発明の平方根演算回路は、4値論理ま
たは4値論理に変換された2値論理の入力信号の平方根
の候補値の自乗を求める手段と、入力信号と候補値の自
乗とを各桁毎に比較する手段とを備えているので、最初
に大きさの異なる桁を検出した時点で入力信号と候補値
の自乗との大小を決定でき、その結果、平方根演算を極
めて高速で行うことができると共に、2値信号及び4値
信号の両方に共用できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自乗型平方根演算回路の動作を示すフ
ローチャートである。
【図2】図1のフローチャートを実行するプログラムで
ある。
【図3】本発明の乗算型平方根演算回路の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】図3のフローチャートを実行するプログラムで
ある。
【図5】自乗回路の回路図である。
【図6】並列自乗演算回路を用いた本発明の平方根演算
回路の回路図である。
【図7】図6の回路に接続されるレジスタの回路図であ
る。
【図8】自乗回路に4値論理を用いる場合に使用される
ロジック変換回路である。
【図9】自乗回路に4値論理を用いる場合に使用される
ロジック変換回路である。
【図10】自乗回路に2値論理を用いる場合に使用され
るバイナリ入力回路である。
【図11】自乗回路に2値論理を用いる場合に使用され
るバイナリ入力回路である。
【図12】図6の平方根演算回路に用いられる加算回路
の回路図である。
【図13】加算回路に4値論理を用いる場合に使用され
るロジック変換回路である。
【図14】加算回路に4値論理を用いる場合に使用され
るロジック変換回路である。
【図15】加算回路に2値論理を用いる場合に使用され
るバイナリ入力回路である。
【図16】加算回路に2値論理を用いる場合に使用され
るバイナリ入力回路である。
【図17】平方根演算回路に使用される比較器の回路図
である。
【図18】比較器のS>W判定回路の回路図である。
【図19】比較器のS=W判定回路の回路図である。
【図20】比較器のS<W判定回路の回路図である。
【図21】S>W判定回路,S<W判定回路に供給され
るサーチ信号の波形図である。
【図22】比較器に4値論理を用いる場合に使用される
ロジック変換回路である。
【図23】比較器に4値論理を用いる場合に使用される
ロジック変換回路である。
【図24】比較器に2値論理を用いる場合に使用される
バイナリ入力回路である。
【図25】比較器に2値論理を用いる場合に使用される
バイナリ入力回路である。
【図26】平方根演算回路に使用される0→X2i,1→
2i回路の回路図である。
【図27】平方根演算回路に使用される0→X2i-1,1
→X2i-1回路の回路図である。
【図28】平方根演算回路に使用されるSレジスタの回
路図である。
【図29】図2または図4の平方根演算プログラム用の
アドレス回路である。
【図30】本発明の自乗型平方根演算回路の動作を示す
フローチャートである。
【図31】図30のフローチャートを実行するプログラ
ムである。
【図32】図31または図34の平方根演算プログラム
用のアドレス回路である。
【図33】本発明の乗算型平方根演算回路の動作を示す
フローチャートである。
【図34】図33のフローチャートを実行するプログラ
ムである。
【図35】本発明の平方根演算回路と従来の平方根演算
回路の演算時間を対比して説明するためのグラフであ
る。
【符号の説明】
10,20 等値回路部 11,21 AND回路部 12,22 OR回路部 13,14 遅延回路 15,16 OR回路 17 自乗回路 18 加算回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4値論理または4値論理に変換された2
    値論理の入力信号の平方根の候補値の自乗を求める手段
    と、前記入力信号と前記候補値の自乗とを各桁毎に比較
    する手段とを備えていることを特徴とする平方根演算回
    路。
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