JP2790966B2 - ガスタービン燃焼装置およびその始動方法 - Google Patents

ガスタービン燃焼装置およびその始動方法

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  • Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスタービンの燃焼装置
の改良に係り、特に複数個の燃焼缶を備え、かつそれら
燃焼缶の間に着火用火炎伝播缶を備えているガスタービ
ンの燃焼装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般に採用されているガスタービン
の燃焼装置は、複数個の燃焼缶を備え、そして、夫々の
燃焼缶は、その上流側端部に複数個の燃料ノズルを備え
ているのが普通である。
【0003】また、この種燃焼装置には、燃焼装置の起
動着火に際して、夫々隣接している燃焼缶に順次火炎を
伝播する火炎伝播缶が設けられている。この火炎伝播缶
は、隣接している燃焼缶の燃焼室間に配置され、或る定
められた燃焼缶に着火装置により着火が行われると、そ
の火炎は、火炎伝播缶を介して次の燃焼缶へと伝播さ
れ、全燃焼缶の着火が完了する。
【0004】尚、この種燃焼装置に関連するものとして
は、例えば特開昭61−52524号公報が挙げられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種ガスタービンの
燃焼装置においては、火炎伝播缶を介して順次着火が行
われるように形成はされているが、着火装置を有する燃
料ノズルに着火が行われたとしても、燃料ノズル周囲の
空気の流れの関係、また長時間停止の後には火炎伝播缶
部の温度が低く火炎の伝播が充分に行なわれない嫌いが
あった。
【0006】本発明はこれに鑑みなされたもので、その
目的とするところは、たとえ燃料ノズル周囲に空気の流
動があっても、また長時間の停止の後で火炎伝播缶が低
温であっても、充分に火炎の伝播が行われ、確実な着火
が行われるこの種ガスタービン燃焼装置およびその始動
方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、各燃
焼缶の燃料ノズルとその燃料ノズルに隣接している火炎
伝播缶との間に、着火時に燃料を噴射する燃料ノズルを
設けるようになし所期の目的を達成するようにしたもの
である。
【0008】
【作用】すなわちこのように形成されたガスタービンの
燃焼装置であると、火炎が形成されている燃料ノズルと
火炎伝播缶との間に燃料が噴射されるので、この噴射燃
料に着火が行われ、火炎伝播缶の温度を上昇させること
ができ、またこの着火により隣接燃焼バーナの伝播距離
が実質上短くなり、したがって、たとえ燃料ノズル周囲
に空気の流動があっても、また長時間の停止の後で火炎
伝播缶が低温であっても、火炎の伝播を容易に、かつ確
実にすることができる。
【0009】
【実施例】以下図示した実施例に基づいて本発明を詳細
に説明する。図1から図3には、燃焼缶1(a〜h)お
よび燃料ノズル3(a〜z)を備えたガスタービン燃焼
装置の要部が示されている。
【0010】燃焼装置は、複数個(ここでは8個)の燃
焼缶1a〜1hを備え、そして夫々の燃焼缶1a〜1h
はタービン30の上流側周囲に配置されている。また、
夫々の燃焼缶は、タービンケーシングに固定されている
外筒20の内部に固定配置され、その上流側端部(図2
中左側端)に燃料ノズル3を備え、また下流側端部は、
燃焼缶内で燃焼した高圧燃焼ガスをタービン30に案内
する尾筒9に結合されている。
【0011】燃料ノズル3は、各燃焼缶に複数個設けら
れ、例えば燃焼缶1aについてみると、中心部には中央
燃料ノズル3aが配置され、またその周囲には、周囲燃
料ノズル3b〜3iが配置されている。
【0012】また、複数個の燃焼缶1の内、或る特定の
燃焼缶には、燃焼器装置の始動に際し、着火を行う着火
装置(点火栓)4が設けられており、さらに、隣接して
いる各燃焼缶の間には火炎伝播缶2(a〜h)が設けら
れている。
【0013】中央燃料ノズル3aおよび周囲燃料ノズル
3b〜3iは、夫々独立した燃料流量調節弁5(a〜
i)を介して燃料供給装置31に結合され、夫々独立し
た燃料供給量の制御が可能なように形成されている。
【0014】このように形成された燃焼装置の燃焼用空
気および冷却用空気の流動は次のようになる。
【0015】すなわち圧縮機13から供給される圧縮空
気8は、尾筒9の後部より外筒20の内部に導入され、
その内一部の空気は、燃焼缶1の冷却空気12として予
め燃焼缶に設けられている冷却穴から燃焼缶内へと導か
れる。また、一部の空気は、燃焼空気7として燃料ノズ
ル空気導入口11を介して各燃料ノズル3の周囲へと導
入され、燃焼室10にて燃焼する。
【0016】一方、燃料供給装置31より供給される燃
料6は、各燃料流量調整弁5を通り、各燃料ノズル3へ
と導かれる。
【0017】燃焼装置の着火、すなわち燃焼装置の始動
は、次のように行われる。
【0018】まず、前述もしたように、圧縮空気8を、
燃焼缶1aの燃料ノズル空気導入口11a〜11iを介
して各燃料ノズル3a〜3iの部分に燃焼空気7として
供給する。
【0019】次に点火栓4を燃焼缶1a内に挿入し、こ
の点火栓に通電を行いアークをとばす。この時、燃料ノ
ズル3aに結合されている燃料流量調整弁5aを開放
し、燃料6を燃料ノズル3aへ供給する。ここで燃料ノ
ズル3aに供給された燃料と燃焼空気は、混合気体とな
り点火栓4により点火され、燃料ノズル3aには火炎が
形成される。
【0020】火炎が形成されたことを確認した後、点火
栓4を燃焼缶より引き出すとともに、燃料流量調整弁5
e〜5gを開放して周囲燃料ノズル3e〜3gへ燃料6
を供給する。すなわち、中央の燃料ノズル3aと火炎伝
播缶2の間に配置されている周囲燃料ノズルに燃料を供
給する。この時、燃料ノズル3aの火炎が、熱放射によ
り燃料ノズル3e〜3gに着火するまでこの燃料ノズル
3e〜3gへの供給燃料を増加させる。
【0021】この周囲燃料ノズル3e〜3gに火炎が形
成された後、燃料流量調整弁5n〜5pを開放とし、燃
焼缶1aに隣接している燃焼缶1bの燃料ノズルへ3n
〜3pに燃料を供給する。
【0022】この時、燃料ノズル3j〜3rには、圧縮
機13より燃焼空気が供給されている。燃焼缶1bには
火炎伝播缶2aを通し燃焼器1aからの熱放射による熱
が供給され、この熱により燃料ノズル3n〜3pは着火
し火炎が形成される。
【0023】次に燃焼缶1bの燃料流量調整弁5jを開
放とし、中央の燃料ノズル3jに燃料を供給し、燃料ノ
ズル3j〜3rにおける火炎からの熱放射により着火さ
せ、中央の燃料ノズル3jに火炎を形成させる。
【0024】このような動作を繰り返すことにより、火
炎伝播缶2a〜2hを通して隣り合う燃焼缶へと熱を供
給し、各燃焼缶1a〜1hにおいて中心部の燃料ノズル
3(3a、3j、3s、…)に火炎を形成させる。
【0025】全燃焼缶の中心部の燃料ノズル3に火炎が
形成された後、全燃焼缶の周囲燃料ノズルに供給してい
た燃料を閉止し、周囲燃料ノズルの火炎を消す。
【0026】各燃焼缶1a〜1hにおいて、火炎伝播缶
に隣接していない燃料ノズル、すなわち燃焼缶1aにお
いては、燃料ノズル3b〜3d、3h〜3i、燃焼缶1
bにおいては、燃料ノズル3k〜3m、3q〜3r、燃
焼缶1cにおいては、燃料ノズル3t〜3v、3z〜3
a’からは空気のみ噴出する。
【0027】このように一部の燃料ノズルから空気を噴
出することにより、図4に示すように、a、b、c間の
着火から火炎伝播中における燃焼缶内の燃空比を低減す
ることができ燃焼缶出口温度を低減させることができ
る。
【0028】以上のような燃焼装置の始動方法である
と、各燃焼缶の一部の周囲燃料ノズルにより、隣接して
いる燃焼缶間の火移りは容易となり、順次火炎伝播缶を
介して全燃焼缶は短時間に、かつ確実に着火され燃焼装
置の始動が容易となる。
【0029】図5および図6には、別の例が示されてい
る。この燃焼装置の場合には、中心部に燃焼バーナ50
aを持ち、その周りに燃焼バーナ50b、更にその周囲
に燃焼バーナ50cを持つ多段燃焼装置の場合である。
【0030】尚、この例では燃焼バーナが三段である
が、この段数はこれに限らず二段あるいは四段以上であ
っても適用可能である。
【0031】二段目の燃焼バーナ50bには、燃料ノズ
ル4a〜4pが設けられており、三段目(最外周)の燃
焼バーナ50cには、燃料ノズル3a〜3pが設けられ
ている。
【0032】中央部の燃焼バーナ50aには、燃料流量
調整弁6を介して燃料10が供給される。同様に、二段
目の燃料ノズル4a〜4pには、燃料流量調整弁8a〜
8pを介して燃料が供給され、三段目の燃料ノズル3a
〜3pには、燃料流量調整弁7a〜7pを介して燃料が
供給される。
【0033】燃焼缶1aは、隣接する燃焼缶に火炎を伝
播するための火炎伝播缶2a、2bを備え、また着火の
ための点火栓4を備えている。
【0034】燃焼装置を始動するには、燃焼缶に燃焼空
気9を供給し、燃料流量調整弁6を開いて燃焼バーナ5
0aに燃料を供給する。そして、これら燃料と燃焼空気
の混合気体に点火栓4により着火が行われ、燃焼バーナ
50aに火炎が形成される。
【0035】燃焼バーナ50aに火炎が形成された後、
二段目の燃料ノズル4a〜4pおよび三段目の燃料ノズ
ル3a〜3pに燃料流量調整弁を介して燃料が供給され
るが、この場合、特に次のようになされる。
【0036】すなわち、図中に領域Aとして示してある
ように、火炎伝播缶2a、2b付近の燃料ノズル4g〜
4kおよび3g〜3kのみに燃料が供給されるのであ
る。換言すれば、燃焼バーナ50aと火炎伝播缶2a、
2bとの間にある、あるいは火炎伝播缶に対向している
燃料ノズルに燃料が供給されると云うことである。
【0037】次いで、この火炎伝播缶付近の燃料ノズル
に供給する燃料の量を増加させることにより、燃焼バー
ナ50b、50cの領域Aの部分に、燃焼バーナ50a
の火炎により着火が行われる。
【0038】この火炎伝播缶2a、2b付近の燃焼バー
ナに火炎が形成されると、隣接している燃焼缶の燃焼バ
ーナへ伝播距離は小さくなり、火炎伝播が容易となり、
かつ確実なものとなる。
【0039】この場合、もう一つ重要なことは、この着
火および火炎伝播に際し、燃焼バーナ50b、50cの
領域A部以外の燃料ノズル4a〜4f、4l〜4p、3
a〜3f、3l〜3pには、勿論燃料は供給されない
が、この部分には燃焼空気を供給しておくと云うことで
ある。
【0040】このようにすると、前述もしたように燃焼
装置の始動時における燃焼缶内の燃空比を下げることが
でき、燃焼缶出口の火炎温度を低減することができるの
である。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、各燃焼缶の燃料ノズルとその燃料ノズルに隣接して
いる火炎伝播缶との間に、着火時に燃料を噴射する燃料
ノズルが設けられているので、すなわち火炎が形成され
ている燃料ノズルと火炎伝播缶との間に燃料が噴射され
るので、この噴射燃料に着火が行われ、火炎伝播缶の温
度を上昇させることができ、またこの噴射燃料の着火に
より隣接燃焼バーナの伝播距離が実質上短くなり、した
がって、たとえ燃料ノズル周囲に空気の流動があったと
しても、また長時間の停止の後で火炎伝播缶が低温であ
っても、充分に火炎の伝播が行われ、確実な着火がなさ
れるこの種ガスタービン燃焼装置を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスタービン燃焼装置の燃料ノズル部
と燃料供給系統との関係を示す線図である。
【図2】本発明のガスタービン燃焼装置およびその周囲
を示す縦断側面図である。
【図3】本発明のガスタービン燃焼装置の燃料ノズル部
を示す正面図である。
【図4】ガスタービンの着火、火炎伝播時およびタービ
ン負荷と燃空比との関係を示す特性図である。
【図5】本発明のガスタービン燃焼装置の他の実施例を
示すものにして、その燃料ノズル部を示す正面図であ
る。
【図6】本発明のガスタービン燃焼装置の他の実施例を
示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1…燃焼缶、2…火炎伝播缶、3…燃料ノズル、4…着
火装置、5…燃料流量調整弁、13…圧縮機。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23R 3/46 F02C 7/26 F23R 3/28 F23R 3/48

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々燃料ノズルを備えている複数個の燃
    焼缶と、該複数個の燃焼缶の隣接間に配置され、燃焼装
    置の着火時に隣接燃焼缶に火炎を伝播する火炎伝播缶と
    を備えたガスタ−ビン燃焼装置において、 前記各燃焼缶の燃料ノズルとその燃料ノズルに隣接して
    いる火炎伝播缶との間に、着火時に燃料を噴射する燃料
    ノズルを設けたことを特徴とするガスタ−ビン燃焼装
    置。
  2. 【請求項2】 夫々上流側の端部に燃料ノズルを備えて
    いる複数個の燃焼缶と、該複数個の燃焼缶の隣接間に配
    置され、燃焼装置の着火時に隣接燃焼缶に火炎を伝播す
    る火炎伝播缶とを備えたガスタ−ビン燃焼装置におい
    て、 前記各燃焼缶の燃料ノズルとその燃料ノズルに隣接して
    いる火炎伝播缶の開口部との間に、着火時に燃料を噴射
    する燃料ノズルを備えていることを特徴とするガスタ−
    ビン燃焼装置。
  3. 【請求項3】 夫々上流側の端部に燃料ノズルを備えて
    いる複数個の燃焼缶と、該複数個の燃焼缶の隣接間に配
    置され、燃焼装置の着火時に隣接燃焼缶に火炎を伝播す
    る火炎伝播缶とを備えたガスタ−ビン燃焼装置におい
    て、 前記夫々の火炎伝播缶の開口部近傍に、着火時に燃料を
    噴射する燃料ノズルを設けたことを特徴とするガスタ−
    ビン燃焼装置。
  4. 【請求項4】 夫々上流側の端部中心に燃焼バ−ナを備
    えている複数個の燃焼缶と、該複数個の燃焼缶の隣接間
    に配置され、燃焼装置の着火時に隣接燃焼缶に火炎を伝
    播する火炎伝播缶とを備えているガスタ−ビン燃焼装置
    において、 前記各燃焼バ−ナの周囲に、複数個のバ−ナを設けると
    ともに、前記火炎伝播缶に最も近い位置のバ−ナには、
    着火時に燃料が供給されるようにしたことを特徴とする
    ガスタ−ビン燃焼装置。
  5. 【請求項5】 夫々燃料ノズルを備えている複数個の燃
    焼缶と、該複数個の燃焼缶の隣接間に配置され、燃焼装
    置の着火時に隣接燃焼缶に火炎を伝播する火炎伝播缶と
    を備えたガスタ−ビン燃焼装置の始動方法において、 前記燃焼装置の着火に際し、前記燃料ノズルとその燃料
    ノズルに隣接している火炎伝播缶との間に、燃料を噴射
    するようにしたことを特徴とするガスタ−ビン燃焼装置
    の始動方法。
  6. 【請求項6】 夫々燃料ノズルを備えている複数個の燃
    焼缶と、該複数個の燃焼缶の隣接間に配置され、燃焼装
    置の着火時に隣接燃焼缶に火炎を伝播する火炎伝播缶と
    を備えたガスタ−ビン燃焼装置の始動方法において、 前記燃焼装置の着火に際し、前記燃料ノズルの周囲に冷
    却用の空気を流通させるとともに、前記燃料ノズルとそ
    の燃料ノズルに隣接している火炎伝播缶との間に、燃料
    を噴射させ着火するようにしたことを特徴とするガスタ
    −ビン燃焼装置の始動方法。
  7. 【請求項7】 夫々上流側の端部中心に燃焼バ−ナを備
    えている複数個の燃焼缶と、該複数個の燃焼缶の隣接間
    に配置され、燃焼装置の着火時に隣接燃焼缶に火炎を伝
    播する火炎伝播缶とを備えているガスタ−ビン燃焼装
    の始動方法において、 前記燃焼装置の着火に際し、前記燃焼バ−ナの周囲に燃
    焼ガス冷却用の空気を流通させるとともに、前記燃焼バ
    −ナとその燃焼バ−ナに対向している火炎伝播缶との間
    に、燃料を噴射させつつ着火を行うようにしたことを特
    徴とするガスタ−ビン燃焼装置の始動方法。
  8. 【請求項8】 夫々上流側の端部中心に燃焼バ−ナおよ
    び該バ−ナの周囲に複数個のバ−ナを備えている複数個
    の燃焼缶と、該複数個の燃焼缶の隣接間に配置され、燃
    焼装置の着火時に隣接燃焼缶に火炎を伝播する火炎伝播
    缶とを備えているガスタ−ビン燃焼装置の始動方法にお
    いて、 前記燃焼装置の着火に際し、点火栓を備えた燃焼缶の燃
    焼バ−ナの着火を行い、該燃焼バ−ナの火炎形成後、各
    々の火炎伝播缶に最も近いバ−ナに燃料を供給し、隣接
    燃焼缶の燃焼バ−ナに火炎伝播缶を介して火炎を伝播さ
    せるようにしたことを特徴とするガスタ−ビン燃焼装置
    の始動方法。
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JP5185757B2 (ja) 2008-10-01 2013-04-17 三菱重工業株式会社 ガスタービンの燃料制御方法および燃料制御装置ならびにガスタービン
JP5031779B2 (ja) * 2009-01-05 2012-09-26 株式会社日立製作所 ガスタービン・エンジンの制御装置
JP5458121B2 (ja) * 2012-01-27 2014-04-02 株式会社日立製作所 ガスタービン燃焼器およびガスタービン燃焼器の運転方法
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