JP2790232B2 - ファイルシステム - Google Patents

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JP2790232B2
JP2790232B2 JP4282209A JP28220992A JP2790232B2 JP 2790232 B2 JP2790232 B2 JP 2790232B2 JP 4282209 A JP4282209 A JP 4282209A JP 28220992 A JP28220992 A JP 28220992A JP 2790232 B2 JP2790232 B2 JP 2790232B2
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、最も古い時点でリクエ
ストが生じた情報を一時蓄積部から消去することによっ
て、一時蓄積部と外部の情報供給手段との情報転送の効
率を向上させたファイルシステムの改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、音楽・映像等のリアルタイム
性と連続性とを有する情報を複数のユーザに独立に提供
するファイルシステムとして、本出願人が既に発明した
特開平1−133156号公報及び特願平 3-89980号のものが
ある。
【0003】特開平 1−133156号公報記載のものは、図
4に示すようなものである。ユ―ザ端末群31からの情
報読出し要求はファイルシステムの検索部32で受付け
られる。検索部32はユ―ザ端末から要求された情報が
一時蓄積部33に蓄積されているか否かを検索する。ユ
―ザ端末から要求された情報が一時蓄積部33に蓄積さ
れていない場合、検索部32は読出部34を介して外部
の基本ファイル部35に情報読出し要求を行ない、基本
ファイル部35から所望の情報を読出し、読出部34を
介して情報を要求してきたユ―ザ端末群31中のユ―ザ
端末に提供するのと並行してその情報を一時蓄積部33
に蓄積する。
【0004】一方、一時蓄積部33にユ―ザから要求さ
れた情報が蓄積されている場合、検索部32は読出部3
4を介して一時蓄積部33に情報読出し要求を行ない、
読出部34を介してここから所望の情報を、読出し要求
してきたユ―ザ端末に提供する。
【0005】これら一連の動作を繰返すうちに、一時蓄
積部33に蓄積されている情報がオ―バ―フロ―するの
で、オ―バ―フロ―するか否かを消去部36で監視し、
オ―バ―フロ―が近付いた時点で一時蓄積部に蓄積され
ているユ―ザ端末からの要求に基づくアクセスのうち、
最も古い時点で要求のあった情報から順次消去し、一時
蓄積部33に常に、ユ―ザ端末からの新たな要求に基づ
く情報を一時蓄積する余剰部分を確保しておく。
【0006】ところが、上記のようなファイルシステム
では、一時蓄積部33の消去処理時等にリクエスト情報
を更新登録するリクエスト順の管理が容易でなかった。
特に、一時蓄積部33に登録する情報数が増加した時で
は、リクエストに応じて高速に最新情報として更新登録
することが困難であった。そこで、特願平 3-89980号に
て、リクエスト情報を更新登録するリクエスト順の管理
を容易にしたファイルシステムを提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このフ
ァイルシステムは、リクエストの古い順のリストと新し
い順のリストとを作っているが、それぞれのリストは、
情報の識別番号とアドレスとを対応させているので、そ
れぞれのリストに対して基本ファイル部35に蓄積され
ている全ての情報の識別番号を記憶するだけのメモリ容
量が必要であり、基本ファイル部35に蓄積されている
情報を増加させると、メモリ容量も増加させなければな
らないという問題点があった。
【0008】そこで本発明は、一時蓄積部に登録する情
報の識別番号とそのカウント値とを記憶するだけのメモ
リ容量で一時蓄積部を管理することにより、基本ファイ
ル部に蓄積されている情報量に関係なく、少ないメモリ
容量でリクエスト頻度管理を行うことのできるファイル
システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、ユーザ端末からのリクエストに応じて所
望の情報を提供するファイルシステムにおいて、外部の
情報供給手段から読出した情報を蓄積する一時蓄積部
と、リクエストされた情報が前記一時蓄積部に蓄積され
ているかを検索し、前記一時蓄積部に蓄積されていない
場合には前記情報供給手段に読出し要求をする検索部
と、前記一時蓄積部及び前記情報供給手段から前記ユー
ザ端末にリクエストされた情報を送出する情報送出部
と、前記一時蓄積部に蓄積されている情報のリクエスト
された順番をカウントするカウンタ部と、前記一時蓄積
部にリクエストされた情報が蓄積されている場合にリク
エストされた情報に対応する前記カウンタ部のカウント
値よりも小さいカウント値を一つ増加させると共にリク
エストされた情報に対応するカウント値を最も小さい値
にする比較インクリメント部と、前記一時蓄積部にリク
エストされた情報が蓄積されていない場合に前記カウン
タ部の全てのカウント値を一つ増加させるインクリメン
ト部と、前記カウンタ部の最大カウント値を検出する最
大値検出部と、前記最大値検出部にて検出された最大カ
ウント値に対応する情報を消去する消去部とを備え、前
記一時蓄積部に蓄積されている最も古い時点でリクエス
トのあった情報から順次消去するようにしたことを特徴
とするファイルシステムを提供しようとするものであ
る。
【0010】
【実施例】まず、本発明のファイルシステムに使用され
るカウンタ部の動作について図3(A)〜(D)と共に
説明する。なお、各部の部品番号は、後述する図1に対
応している。今、一時蓄積部3に6種類の情報を蓄積す
ることができるとすると、6種類の情報の識別番号とそ
のそれぞれの識別番号に対応したカウント値とが蓄積さ
れているテーブルがカウンタ部7に設けられる。図3
(A)において、a,c,2a,b,e,fは、それぞ
れ情報の識別番号であり、例えば、情報が音楽情報であ
るときの曲番号などである。そして、この識別番号は、
対応する情報が一時蓄積部3に蓄積されていることを示
している。また、カウント値は、数値の大きい方がリク
エストの古いことを示しており、同図において、リクエ
ストの新しい順番に識別番号を並べると、c,a,2
a,e,b,fとなる。
【0011】ここで、一時蓄積部3に蓄積されている情
報のリクエストが生じたときのカウント値の変更につい
て説明する。この場合は、リクエストされた情報が最も
新しいものとなるようカウンタ部7のテーブルの内容を
変更することになる。同図(A)の状態で識別番号2a
の情報のリクエストが生じたとすると、識別番号2aの
カウント値2よりも小さいカウント値を1増加させ、識
別番号2aのカウント値を0クリアする。その結果、同
図(B)に示すように識別番号aのカウント値が2、識
別番号cのカウント値が1となって、リクエストの新し
い順番に識別番号を並べると、2a,c,a,e,b,
fとなる。
【0012】次に、この状態で、一時蓄積部3に蓄積さ
れている情報の消去命令が入力された場合について説明
する。この場合は、カウンタ部7に登録されている消去
される情報の識別番号も消去することになる。識別番号
eの情報を消去する場合は、識別番号eのカウント値3
よりも大きいカウント値を1減少させ、識別番号eとそ
のカウント値を消去する。その結果、同図(C)に示す
ようにカウント値が0〜4と連続するように修正され、
リクエストの頻度管理を行うことができる。なお、通
常、一時蓄積部3のオーバーフローを防ぐために最もリ
クエストの古い情報を消去する場合は(同図(B)にお
いて)、カウント値が5である識別番号fとそのカウン
ト値を消去するだけで良い。
【0013】さらに、一時蓄積部3に情報を新たに蓄積
する場合について説明する。通常は、一時蓄積部3に蓄
積されていない情報がリクエストされたときに外部の基
本ファイル部5からリクエストされたユーザ端末に情報
が送出されると共に、一時蓄積部3にも蓄積されるの
で、この情報の識別番号をカウンタ部7に登録すること
になる。同図(C)の状態で識別番号kの情報を新たに
登録する場合は、すでに登録されている識別番号の全て
のカウント値を1増加させ、識別番号kをカウント値0
として登録する。その結果、同図(D)に示すようにリ
クエストの新しい順番に識別番号を並べると、k,2
a,c,a,b,fとなり、カウント値が0〜5と連続
するように修正される。なお、同図(B)のようにテー
ブルに空きのない場合には、カウント値が5である(リ
クエストの古い)情報の識別番号fを消去してから、他
の全ての識別番号のカウント値を1増加させて、識別番
号kをカウント値0として登録すれば良い。
【0014】以上説明したようなカウンタ部7を使用し
た本発明のファイルシステムの第1の実施例を図1と共
に説明する。同図に示すファイルシステムは、リクエス
ト信号を送出してリクエストした情報を受信する複数の
ユーザ端末からなるユーザ端末群1と、全ての情報が蓄
積されているCDオートチェンジャ等の基本ファイル部
(情報供給手段)5と、最近良くリクエストされる情報
を蓄積している半導体メモリ等の一時蓄積部3と、リク
エストされた情報が一時蓄積部3に蓄積されているかを
検索し、一時蓄積部3に蓄積されていない場合に基本フ
ァイル部5に読出し要求をする検索部2と、一時蓄積部
3及び基本ファイル部5からユーザ端末群1にリクエス
トされた情報を送出する情報送出部4と、一時蓄積部3
に蓄積されている情報のリクエストされた順番をカウン
トする図3(A)〜(D)を用いて上述したのと同等の
カウンタ部7と、一時蓄積部3にリクエストされた情報
が蓄積されている場合にリクエストされた情報に対応す
るカウンタ部7のカウント値よりも小さいカウント値を
一つ増加させる比較インクリメント部8と、一時蓄積部
3にリクエストされた情報が蓄積されていない場合にカ
ウンタ部7の全てのカウント値を一つ増加させるインク
リメント部9と、カウンタ部7の最大カウント値を検出
する最大値検出部11と、蓄積状態を監視して一時蓄積
部3に蓄積されている情報がオーバーフローする以前
に、最大値検出部11にて検出された最大カウント値に
対応する情報を消去する消去部6、この消去部6にて消
去した情報に対応するカウンタ部7の内容を消去すると
共にこの消去した情報に対応するカウント値よりも大き
いカウント値を一つ減少させるデクリメント部10とを
備えている。
【0015】そして、ユーザ端末群1の任意の一つのユ
ーザ端末からリクエスト信号が検索部2に供給される
と、まず、リクエストされた情報が一時蓄積部3に蓄積
されているかを検索する。ここで、リクエストされた情
報が一時蓄積部3に蓄積されている場合には、リクエス
ト信号を出力したユーザ端末群1のユーザ端末に、一時
蓄積部3から情報送出部4を介してリクエストされた情
報を出力する。同時に、検索部2から比較インクリメン
ト部8に信号が出力され、この比較インクリメント部8
は、リクエストされた情報に対応するカウンタ部7のカ
ウント値よりも小さいカウント値を一つ増加させると共
にリクエストされた情報のカウント値を0クリアして、
この情報を最新のリクエスト情報とする。なお、このカ
ウンタ部7の動作は、図3(A),(B)を用いて上述
したリクエストの生じた場合の動作である。
【0016】また、リクエストされた情報が一時蓄積部
3に蓄積されていない場合には、リクエスト信号を出力
したユーザ端末群1のユーザ端末に、基本ファイル部5
から情報送出部4を介してリクエストされた情報を出力
すると共に一時蓄積部3に蓄積する。同時に、検索部2
からインクリメント部9に信号が出力され、このインク
リメント部9は、カウンタ部7の全てのカウント値を一
つ増加させると共にリクエストされた情報のカウント値
を0として登録する。なお、このときのカウンタ部7の
動作は、図3(C),(D)を用いて上述した情報を新
たに登録する場合の動作である。
【0017】そして、リクエストされた情報を一時蓄積
部3に蓄積する際にオーバーフォローしないように予め
リクエストの古い情報を消去しておく。この動作を説明
すると、まず、最大値検出部11によってカウンタ部7
の最大カウント値を検出し、最大カウント値を有する情
報を消去対象として、消去部6に信号を出力する。消去
部6では、デクリメント部10に信号を出力してカウン
タ部7の最大カウント値を有する情報内容を消去させる
と共に一時蓄積部3の該当する情報を消去する。なお、
このとき、一時蓄積部3がハードディスク等のときは、
一時蓄積部3の情報そのものを消去せずに、一時蓄積部
3のインデックス部分の該当する情報を示す部分だけを
消去しておき、新しく情報を蓄積する際に情報をオーバ
ーライトするようにしても良い。
【0018】また、基本ファイル部5などから一時蓄積
部3に蓄積されている情報の消去信号が供給された場合
には、消去部6からデクリメント部10に信号を出力し
てカウンタ部7の該当する情報内容を消去させると共に
一時蓄積部3の該当する情報を消去する。さらに、カウ
ンタ部7を図3(B),(C)を用いて上述した情報を
消去する場合のように動作させて、カウント値が連続す
るように修正する。
【0019】以上説明したように、本実施例では、カウ
ンタ部7を少ないメモリで構成しても、オーバーフォロ
ーしないように予めリクエストの古い情報を消去するな
どの一時蓄積部3の管理を適切に行うことができる。そ
して、上記実施例において、リクエストされた情報が一
時蓄積部3に蓄積されていない場合にも比較インクリメ
ント部8によってカウンタ部7のカウント値を登録する
ことにより、インクリメント部9を省略することができ
る。即ち、リクエストされた情報が一時蓄積部3に蓄積
されていない場合には、リクエストされた情報のカウン
ト値を0として登録すると共に、このカウント値0以上
のカウント値を一つづつ増加させるようにすれば、実質
的にインクリメント部9を用いた場合と同じ動作をする
ことになる。なお、インクリメント部9を使用した第1
の実施例の方が、この場合よりもカウント値の比較処理
を行わない分だけ早い処理が可能である。
【0020】次に、本発明のファイルシステムの第2の
実施例を図2と共に説明する。なお、本実施例のカウン
タ部7a〜7nも第1の実施例で使用したカウンタ部7
と同様、図3(A)〜(D)にて説明したものと同一構
成のものである。同図に示すファイルシステムは、一時
蓄積部を複数用いたときの構成例であり、一時蓄積部3
a〜3nにそれぞれ対応するテーブルを有するカウンタ
部7a〜7nが設けられている以外は、第1の実施例と
同様の構成であるので、各構成部分に同一番号を付し、
その説明を省略する。
【0021】まず、ユーザ端末群1の任意の一つのユー
ザ端末からリクエスト信号が検索部2に供給されると、
リクエストされた情報が一時蓄積部3a〜3nのいずれ
かに蓄積されているかを検索する。ここで、リクエスト
された情報が例えば一時蓄積部3aに蓄積されているこ
とが検索部2によって検出された場合には、リクエスト
信号を出力したユーザ端末群1のユーザ端末に、一時蓄
積部3aから情報送出部4を介してリクエストされた情
報を出力する。同時に、検索部2から比較インクリメン
ト部8に信号が出力され、この比較インクリメント部8
は、一時蓄積部3aに対応するカウンタ部7aのリクエ
ストされた情報の識別番号に対応するカウント値よりも
小さいカウント値を一つ増加させると共にリクエストさ
れた情報のカウント値を0クリアして、この情報を最新
のリクエスト情報として登録する。そして、リクエスト
された情報が一時蓄積部3b〜3nのいずれかに蓄積さ
れている場合にも同様にしてカウンタ部7b〜7nに登
録を行う。
【0022】また、リクエストされた情報が一時蓄積部
3a〜3nのいずれにも蓄積されていない場合には、リ
クエスト信号を出力したユーザ端末群1のユーザ端末
に、基本ファイル部5から情報送出部4を介してリクエ
ストされた情報を出力すると共に一時蓄積部3a〜3n
のいずれかに蓄積する。今、一時蓄積部3bに蓄積する
とすると、同時に、検索部2からインクリメント部9に
信号が出力され、このインクリメント部9は、カウンタ
部7bの全てのカウント値を一つ増加させると共にリク
エストされた情報のカウント値を0として登録する。こ
れは、他の一時蓄積部3a〜3nに蓄積する場合も同様
の処理を行う。
【0023】そして、リクエストされた情報を一時蓄積
部3a〜3nに蓄積する際にオーバーフォローしないよ
うに予めリクエストの古い情報を消去する際の動作を説
明すると、まず、最大値検出部11によってカウンタ部
7a〜7nのうち対象となるカウンタ部(例えばカウン
タ部7a)の最大カウント値を検出し、最大カウント値
を有する情報を消去対象として、消去部6に信号を出力
する。消去部6では、デクリメント部10に信号を出力
してカウンタ部7aの最大カウント値を有する情報内容
を消去させると共に一時蓄積部3aの該当する情報を消
去する。なお、このとき、一時蓄積部3aがハードディ
スク等のときは、一時蓄積部3aの情報そのものを消去
せずに、一時蓄積部3aのインデックス部分の該当する
情報を示す部分だけを消去しておき、新しく情報を蓄積
する際に情報をオーバーライトするようにしても良いの
は、第1の実施例と同様である。
【0024】また、基本ファイル部5などから一時蓄積
部3aに蓄積されている情報の消去信号が供給された場
合には、消去部6からデクリメント部10に信号を出力
してカウンタ部7aの該当する情報内容を消去させると
共に一時蓄積部3aの該当する情報を消去する。さら
に、カウンタ部7aを図3(B),(C)を用いて上述
した情報を消去する場合のように動作させて、カウント
値が連続するように修正する。
【0025】以上説明したように、本実施例では、複数
の一時蓄積部3a〜3nを有するファイルシステムにお
いても、少ないメモリで構成したカウンタ部7a〜7n
によって、一時蓄積部3a〜3nの管理を適切に行うこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】本発明のファイルシステムは、一時蓄積
部にリクエストされた情報が蓄積されている場合には、
比較インクリメント部によってリクエストされた情報に
対応するカウンタ部のカウント値よりも小さいカウント
値を一つ増加させるとともに、一時蓄積部にリクエスト
された情報が蓄積されていない場合には、インクリメン
ト部によってカウンタ部の全てのカウント値を一つ増加
させて、常にカウンタ部のカウント値を適性に管理し、
最大値検出部によって、カウンタ部の最大カウント値を
検出して、その最大カウント値に対応する情報を消去部
によって消去するよう構成したので、一時蓄積部に蓄積
されている情報と同じ数だけのカウント値を対応させる
テーブルを記憶させるだけのメモリがあれば良く、少な
いメモリ容量で一時蓄積部の管理が可能となる。
【0027】また、最も古い時点でリクエストのあった
情報から順次消去するようにしているので、常にリクエ
ストの多い情報を一時蓄積部に蓄積しておくことがで
き、同時にこの一時蓄積部がオーバーフローするのを防
止することができる。さらに、一時蓄積部を複数用いる
構成とした場合も、一時蓄積部の数に対応したカウンタ
部を用意するだけで、他の構成要素は増加させる必要が
ないので、少ないコストで実現できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイルシステムの第1の実施例を示
す構成図である。
【図2】本発明のファイルシステムの第2の実施例を示
す構成図である。
【図3】(A)〜(D)は本発明のファイルシステムに
使用されるカウンタ部に蓄積されているテーブルを示す
構成図である。
【図4】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 ユーザ端末群 2,32 検索部 3,3a〜3n,33 一時蓄積部 4 情報送出部 5,35 基本ファイル部(情報供給手段) 6,36 消去部 7,7a〜7n カウンタ部 8 比較インクリメント部 9 インクリメント部 10 デクリメント部 11 最大値検出部 31 端末群 34 読出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/00 G06F 12/08 G06F 12/12 G06F 12/02 G06F 15/16 G06F 13/00 G06F 17/30 G10K 15/04 H04M 11/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザ端末からのリクエストに応じて所望
    の情報を提供するファイルシステムにおいて、 外部の情報供給手段から読出した情報を蓄積する一時蓄
    積部と、 リクエストされた情報が前記一時蓄積部に蓄積されてい
    るかを検索し、前記一時蓄積部に蓄積されていない場合
    には前記情報供給手段に読出し要求をする検索部と、 前記一時蓄積部及び前記情報供給手段から前記ユーザ端
    末にリクエストされた情報を送出する情報送出部と、 前記一時蓄積部に蓄積されている情報のリクエストされ
    た順番をカウントするカウンタ部と、 前記一時蓄積部にリクエストされた情報が蓄積されてい
    る場合にリクエストされた情報に対応する前記カウンタ
    部のカウント値よりも小さいカウント値を一つ増加させ
    ると共にリクエストされた情報に対応するカウント値を
    最も小さい値にする比較インクリメント部と、 前記一時蓄積部にリクエストされた情報が蓄積されてい
    ない場合に前記カウンタ部の全てのカウント値を一つ増
    加させるインクリメント部と、 前記カウンタ部の最大カウント値を検出する最大値検出
    部と、 前記最大値検出部にて検出された最大カウント値に対応
    する情報を消去する消去部とを備え、 前記一時蓄積部に蓄積されている最も古い時点でリクエ
    ストのあった情報から順次消去するようにしたことを特
    徴とするファイルシステム。
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