JP2788720B2 - リニアモータ駆動式スラットコンベヤ - Google Patents
リニアモータ駆動式スラットコンベヤInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/74—Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
- B65G47/84—Star-shaped wheels or devices having endless travelling belts or chains, the wheels or devices being equipped with article-engaging elements
- B65G47/841—Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements
- B65G47/844—Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements the article-engaging elements being pushers transversally movable on the supporting surface, e.g. pusher-shoes
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータ駆動
式スラットコンベヤに関し、特にリニアモータの駆動力
を高めるようにしたスラットの構造に関する。
式スラットコンベヤに関し、特にリニアモータの駆動力
を高めるようにしたスラットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の仕分け作業には、スラット
上にスライドシューを摺動自在に設け、仕分けする物品
を前記スライドシューを搬送方向に対して斜めに配置さ
れたガイドレールで側方に移動させて指定された仕分け
位置に水平に払い出すようにしたスラットコンベヤが用
いられている。前記スラットコンベヤは、無端状に多数
連結されて循環可能に支持されたスラットの左右両側に
主務チェーンが取り付けられ、前記主務チェーンが掛け
渡されているスプロケットを減速機を介して駆動モータ
で回転して駆動される構成のものが広く用いられてい
る。
上にスライドシューを摺動自在に設け、仕分けする物品
を前記スライドシューを搬送方向に対して斜めに配置さ
れたガイドレールで側方に移動させて指定された仕分け
位置に水平に払い出すようにしたスラットコンベヤが用
いられている。前記スラットコンベヤは、無端状に多数
連結されて循環可能に支持されたスラットの左右両側に
主務チェーンが取り付けられ、前記主務チェーンが掛け
渡されているスプロケットを減速機を介して駆動モータ
で回転して駆動される構成のものが広く用いられてい
る。
【0003】また、スラットコンベヤの駆動手段とし
て、特開平7−61570号公報に記載されているよう
な、リニアモータを用いているものもある。これはアル
ミニウム等の金属で形成されているスラットを2次側導
体として、リニアモータによって無端状に連結されてい
るそれぞれのスラットがリニアモータの位置で推進力が
与えられて直接駆動されるもので、前記の主務チェーン
によって駆動するものと比較して騒音の発生する部分が
少なく静粛な運転を行うことのできる長所がある。
て、特開平7−61570号公報に記載されているよう
な、リニアモータを用いているものもある。これはアル
ミニウム等の金属で形成されているスラットを2次側導
体として、リニアモータによって無端状に連結されてい
るそれぞれのスラットがリニアモータの位置で推進力が
与えられて直接駆動されるもので、前記の主務チェーン
によって駆動するものと比較して騒音の発生する部分が
少なく静粛な運転を行うことのできる長所がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したような、主務
チェーンによって駆動する構造の従来のスラットコンベ
ヤでは、主務チェーンがスプロケットによって駆動され
るため、スプロケットと主務チェーンとの噛み合い部分
での噛み合い音が発生し、また、駆動側のスプロケット
と駆動モータとの間に減速機が設けられているため、前
記減速機部分においてもギヤどうしの噛み合い音が発生
し、コンベヤの運転時に大きな騒音が発生するという問
題があった。
チェーンによって駆動する構造の従来のスラットコンベ
ヤでは、主務チェーンがスプロケットによって駆動され
るため、スプロケットと主務チェーンとの噛み合い部分
での噛み合い音が発生し、また、駆動側のスプロケット
と駆動モータとの間に減速機が設けられているため、前
記減速機部分においてもギヤどうしの噛み合い音が発生
し、コンベヤの運転時に大きな騒音が発生するという問
題があった。
【0005】また、リニアモータによって、スラットを
直接駆動する構造のスラットコンベヤでは、主務チェー
ンを用いた場合のような騒音は生じないものの、2次側
導体となるスラットに十分な推進力が得られず、駆動効
率が低いという問題が生じている。特に、スラットにス
ライドシューが摺動自在に嵌挿されている仕分け装置と
して用いるスラットコンベヤでは、前記スライドシュー
はスラットの下方に斜めに配置されたガイドレールに案
内されてスラットの移動に伴って左右方向に摺動される
ように構成されているため、物品を仕分け位置で払い出
す際の抵抗力に対抗できるようにスラットの駆動力を大
きくする必要があり、従来のリニアモータ駆動のもので
は、主務チェーンで駆動するものと比較して駆動力が不
足する問題があった。
直接駆動する構造のスラットコンベヤでは、主務チェー
ンを用いた場合のような騒音は生じないものの、2次側
導体となるスラットに十分な推進力が得られず、駆動効
率が低いという問題が生じている。特に、スラットにス
ライドシューが摺動自在に嵌挿されている仕分け装置と
して用いるスラットコンベヤでは、前記スライドシュー
はスラットの下方に斜めに配置されたガイドレールに案
内されてスラットの移動に伴って左右方向に摺動される
ように構成されているため、物品を仕分け位置で払い出
す際の抵抗力に対抗できるようにスラットの駆動力を大
きくする必要があり、従来のリニアモータ駆動のもので
は、主務チェーンで駆動するものと比較して駆動力が不
足する問題があった。
【0006】そこで、本発明は、前述したような従来技
術の問題点を解消し、大きな駆動力が得られるリニアモ
ータ駆動式スラットコンベヤのスラット構造を提供する
ことを目的としている。
術の問題点を解消し、大きな駆動力が得られるリニアモ
ータ駆動式スラットコンベヤのスラット構造を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、本発明
は、スラット自体を2次側の導体としてリニアモータ駆
動されるスラットコンベヤにおいて、リニアモータと対
向するスラット内部の位置に強磁性材料からなるリアク
ションプレートを設けたものである。前記スラットには
スライドシューがスラットの長手方向に摺動自在に嵌挿
されていることが好ましい。また、前記スラットの内部
には両端が開放された中空部が形成されているとともに
スラットの側面にネジ操作孔が前記中空部と連通して形
成され、前記リアクションプレートは前記中空部内に対
向して配置されるタッチプレートとバックメタルとを有
し、前記タッチプレートとバックメタルは、両者の間に
配置されて前記ネジ操作孔から操作可能なネジ部材によ
り対向間隔が拡げられて前記中空部の対向する内壁間に
それぞれ押圧固定されていることが好ましい。
は、スラット自体を2次側の導体としてリニアモータ駆
動されるスラットコンベヤにおいて、リニアモータと対
向するスラット内部の位置に強磁性材料からなるリアク
ションプレートを設けたものである。前記スラットには
スライドシューがスラットの長手方向に摺動自在に嵌挿
されていることが好ましい。また、前記スラットの内部
には両端が開放された中空部が形成されているとともに
スラットの側面にネジ操作孔が前記中空部と連通して形
成され、前記リアクションプレートは前記中空部内に対
向して配置されるタッチプレートとバックメタルとを有
し、前記タッチプレートとバックメタルは、両者の間に
配置されて前記ネジ操作孔から操作可能なネジ部材によ
り対向間隔が拡げられて前記中空部の対向する内壁間に
それぞれ押圧固定されていることが好ましい。
【0008】
【作用】スラット内に強磁性材料からなるリアクション
プレートを配置したことによって、アルミニウム等の金
属で形成されているスラットのみを2次側導体として使
用している場合と比較して、リニアモータのスラットを
推進させる力が増加するとともに安定し、スラットコン
ベヤの駆動力が大きくなる。
プレートを配置したことによって、アルミニウム等の金
属で形成されているスラットのみを2次側導体として使
用している場合と比較して、リニアモータのスラットを
推進させる力が増加するとともに安定し、スラットコン
ベヤの駆動力が大きくなる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の1実施例に
ついて説明する。図1は、本発明のリニアモータ駆動式
スラットコンベヤの断面図であって、スラットコンベヤ
1は、両端で互い連結されて無端状に構成されている多
数のスラット2が、コンベヤフレーム3に搬送側と戻り
側とに亘って閉ループ状に取り付けられている案内レー
ル4に支持されて、垂直面内で循環駆動されるように構
成されている。
ついて説明する。図1は、本発明のリニアモータ駆動式
スラットコンベヤの断面図であって、スラットコンベヤ
1は、両端で互い連結されて無端状に構成されている多
数のスラット2が、コンベヤフレーム3に搬送側と戻り
側とに亘って閉ループ状に取り付けられている案内レー
ル4に支持されて、垂直面内で循環駆動されるように構
成されている。
【0010】本実施例に示すスラットコンベヤ1は、ス
ラット2上に載置されて搬送される物品を、搬送途中の
指定された位置でコンベヤ側方へ払い出すためのスライ
ドシュー5を有しており、仕分け装置として用いられる
ものである。前記スライドシュー5は、各スラット2に
摺動自在に嵌挿されている。
ラット2上に載置されて搬送される物品を、搬送途中の
指定された位置でコンベヤ側方へ払い出すためのスライ
ドシュー5を有しており、仕分け装置として用いられる
ものである。前記スライドシュー5は、各スラット2に
摺動自在に嵌挿されている。
【0011】戻り側を移動するスラット2の中央部下方
には、コンベヤフレーム3に支持されてリニアモータ6
が配置されている。また、スラット2内には、前記リニ
アモータ6と対向する位置にリアクションプレート7が
設けられている。リニアモータ6の両側には、戻り側で
スラット2が自重で垂れ下がることを防止するためのス
ラット垂れ下がり防止シュー8,8がコンベヤフレーム
3上に立設され、戻り側のスラット2の搬送面を下方か
ら支持している。
には、コンベヤフレーム3に支持されてリニアモータ6
が配置されている。また、スラット2内には、前記リニ
アモータ6と対向する位置にリアクションプレート7が
設けられている。リニアモータ6の両側には、戻り側で
スラット2が自重で垂れ下がることを防止するためのス
ラット垂れ下がり防止シュー8,8がコンベヤフレーム
3上に立設され、戻り側のスラット2の搬送面を下方か
ら支持している。
【0012】図2は、スラット2の構造を示す平面図、
図3はその長手方向の側面図であって、スラット2は、
両端に連結リンク9が取り付けられ、前記連結リンク9
によって隣り合うスラット2と屈曲自在に連結されてお
り、それぞれの屈曲部9Aには、水平な軸周りに回転自
在な水平ローラ10が取り付けられ、また、隣り合う2
つの水平ローラ10、10間には、垂直な軸周りに回転
自在な縦ローラ11が配置されている。
図3はその長手方向の側面図であって、スラット2は、
両端に連結リンク9が取り付けられ、前記連結リンク9
によって隣り合うスラット2と屈曲自在に連結されてお
り、それぞれの屈曲部9Aには、水平な軸周りに回転自
在な水平ローラ10が取り付けられ、また、隣り合う2
つの水平ローラ10、10間には、垂直な軸周りに回転
自在な縦ローラ11が配置されている。
【0013】前記水平ローラ10及び縦ローラ11は、
それぞれ図3に示すように、案内レール4に形成されて
いる水平案内面4Aと垂直案内面4Bにそれぞれ当接し
てスラット2が所定の経路に沿って走行するように案内
している。
それぞれ図3に示すように、案内レール4に形成されて
いる水平案内面4Aと垂直案内面4Bにそれぞれ当接し
てスラット2が所定の経路に沿って走行するように案内
している。
【0014】スラット2はアルミニウム製のものが使用
されており、その中央部には、鉄板によって形成されて
いるリアクションプレート7が設けられている。前記リ
アクションプレート7は、スラット2の内部に埋設され
て表面には露出しておらず、スラット2上のスライドシ
ュー5の摺動に支障をきたさないようになっている。
されており、その中央部には、鉄板によって形成されて
いるリアクションプレート7が設けられている。前記リ
アクションプレート7は、スラット2の内部に埋設され
て表面には露出しておらず、スラット2上のスライドシ
ュー5の摺動に支障をきたさないようになっている。
【0015】前述したように構成されている図1に示す
スラットコンベヤ1のリニアモータ6に通電されると、
リニアモータ6は、対向している2次側導体としてのス
ラット2と電磁的に相互作用してスラット2に推進力を
及ぼし、その結果、各スラット2は、搬送方向に循環駆
動される。その際、リニアモータ6と対向した上方位置
を、強磁性材料である鉄板が通過するため、スラット2
にリニアモータ6から加えられる推進力が増大される。
スラットコンベヤ1のリニアモータ6に通電されると、
リニアモータ6は、対向している2次側導体としてのス
ラット2と電磁的に相互作用してスラット2に推進力を
及ぼし、その結果、各スラット2は、搬送方向に循環駆
動される。その際、リニアモータ6と対向した上方位置
を、強磁性材料である鉄板が通過するため、スラット2
にリニアモータ6から加えられる推進力が増大される。
【0016】一方、それぞれのスラット2に摺動自在に
嵌挿されているスライドシュー5の裏面には、スラット
2の搬送面と垂直な軸周りに回転自在なガイドローラ1
2が取り付けられており、スライドシュー5は、コンベ
ヤフレーム3側に取り付けられているガイドレール13
に前記ガイドローラ12が案内されて、スラット2の走
行中における位置が制御される。
嵌挿されているスライドシュー5の裏面には、スラット
2の搬送面と垂直な軸周りに回転自在なガイドローラ1
2が取り付けられており、スライドシュー5は、コンベ
ヤフレーム3側に取り付けられているガイドレール13
に前記ガイドローラ12が案内されて、スラット2の走
行中における位置が制御される。
【0017】前記ガイドレール13は、スラットコンベ
ヤ1の搬送側では、仕分け位置側へスライドシュー5を
移動させるために、スラット2の移動方向に対して傾斜
して設けられている傾斜レール部分を有しており、前記
ガイドローラ12が前記傾斜レール部分を案内される場
合には、ガイドローラ12がスラット2の移動ととも
に、傾斜レールによって側方へ押されてスライドシュー
5がスラット2の一方の側へ移動し、指定された仕分け
位置への物品の仕分けが行われる。
ヤ1の搬送側では、仕分け位置側へスライドシュー5を
移動させるために、スラット2の移動方向に対して傾斜
して設けられている傾斜レール部分を有しており、前記
ガイドローラ12が前記傾斜レール部分を案内される場
合には、ガイドローラ12がスラット2の移動ととも
に、傾斜レールによって側方へ押されてスライドシュー
5がスラット2の一方の側へ移動し、指定された仕分け
位置への物品の仕分けが行われる。
【0018】次に、図4は本発明の第2の実施例を示す
スラットの断面構造を示す図、図5と図6は、図4のA
−A線位置の矢印方向から見た断面及びB−B線位置の
矢印方向から見た断面をそれぞれ示すものである。本実
施例のものではスラット2の内部にその両端で外部に開
放されている中空部2Aと前記中空部2Aの両側に平行
した2つの中空部2Bとがそれぞれ形成されている。そ
して、スラット2の長手方向の中央部分には、中空部2
Aと中空部2Bとにそれぞれ連通しているネジ操作孔2
Cと、ネジ操作孔2Dとが形成されている。
スラットの断面構造を示す図、図5と図6は、図4のA
−A線位置の矢印方向から見た断面及びB−B線位置の
矢印方向から見た断面をそれぞれ示すものである。本実
施例のものではスラット2の内部にその両端で外部に開
放されている中空部2Aと前記中空部2Aの両側に平行
した2つの中空部2Bとがそれぞれ形成されている。そ
して、スラット2の長手方向の中央部分には、中空部2
Aと中空部2Bとにそれぞれ連通しているネジ操作孔2
Cと、ネジ操作孔2Dとが形成されている。
【0019】前記中空部2Aの内部には、リアクション
プレートとして機能する、タッププレート14Aとバッ
クメタル15Aとが対向して配置されている。前記タッ
ププレート14Aにはネジ孔16が形成されており、前
記ネジ孔16にはネジ部材17が螺合されている。前記
ネジ孔16は、ネジ操作孔2Cと対向した位置に形成さ
れており、ネジ操作孔2Cの径は、ネジ部材17の径よ
り大きく形成され、ネジ部材17をスラット2の外部か
らドライバー等の工具で回転できるようになっている。
また、バックメタル15Aは、スラット2の長手方向の
両端部が、タッププレート14A側に屈曲されて、タッ
ププレート14Aの両端面に対向している。
プレートとして機能する、タッププレート14Aとバッ
クメタル15Aとが対向して配置されている。前記タッ
ププレート14Aにはネジ孔16が形成されており、前
記ネジ孔16にはネジ部材17が螺合されている。前記
ネジ孔16は、ネジ操作孔2Cと対向した位置に形成さ
れており、ネジ操作孔2Cの径は、ネジ部材17の径よ
り大きく形成され、ネジ部材17をスラット2の外部か
らドライバー等の工具で回転できるようになっている。
また、バックメタル15Aは、スラット2の長手方向の
両端部が、タッププレート14A側に屈曲されて、タッ
ププレート14Aの両端面に対向している。
【0020】一方、前記2つの中空部2Bの内部には、
リアクションプレートとして機能する、タッププレート
14Bとバックメタル15Bとが対向して配置されてお
り、前記タッププレート14Bには、ネジ操作孔2Dと
対応する位置に透孔18が形成されている。また、タッ
ププレート14Bには、バックメタル15Bとの対向し
ている側の面に透孔18の上にナット19が溶接によっ
て固定されている。
リアクションプレートとして機能する、タッププレート
14Bとバックメタル15Bとが対向して配置されてお
り、前記タッププレート14Bには、ネジ操作孔2Dと
対応する位置に透孔18が形成されている。また、タッ
ププレート14Bには、バックメタル15Bとの対向し
ている側の面に透孔18の上にナット19が溶接によっ
て固定されている。
【0021】前記ナット19にはネジ部材20が螺合さ
れている。前記ネジ操作孔2Dと透孔18の径は、前記
ネジ部材20の径より大きく形成されており、ネジ部材
20は、前記ネジ部材17と同様に、スラット2の外部
からドライバー等の工具で回転できるようになってい
る。なお、ナット19を用いる代わりに、タッププレー
ト14Aのネジ孔16と同様なネジ孔をタッププレート
14Bに形成して、ネジ部材20をタッププレート14
Bに直接螺着してもよい。なお、前記リアクションプレ
ートとして機能するタッププレート14A,14B、及
び、バックメタル15A,15Bは、それぞれ鉄材で形
成されている。
れている。前記ネジ操作孔2Dと透孔18の径は、前記
ネジ部材20の径より大きく形成されており、ネジ部材
20は、前記ネジ部材17と同様に、スラット2の外部
からドライバー等の工具で回転できるようになってい
る。なお、ナット19を用いる代わりに、タッププレー
ト14Aのネジ孔16と同様なネジ孔をタッププレート
14Bに形成して、ネジ部材20をタッププレート14
Bに直接螺着してもよい。なお、前記リアクションプレ
ートとして機能するタッププレート14A,14B、及
び、バックメタル15A,15Bは、それぞれ鉄材で形
成されている。
【0022】前述した構成において、タッププレート1
4Aとバックメタル15Aとは、スラット2の中空部2
A内へ、端部側から挿入してスラット2の長手方向中央
部に位置決めし、スラット2の下面のネジ操作孔2Cか
らネジ部材17を挿入して、タッププレート14Aのネ
ジ孔16に螺合し、工具で締め付けることによって、ネ
ジ部材17の先端をバックメタル15Aに圧接させ、タ
ッププレート14Aとバックメタル15Aとをそれぞれ
スラット2の中空部2Aの上下の内壁面に押しつけて固
定する。また、図示していないが、本実施例では、スラ
ット2の開放されている両端から中空部2A内に発泡ス
チロール板材からなるバックメタル固定材を挿入してバ
ックメタル15Aの両側に当接させ、バックメタル15
Aの位置が、スラット2の振動等によって中空部2Aの
長手方向にずれないように規制している。
4Aとバックメタル15Aとは、スラット2の中空部2
A内へ、端部側から挿入してスラット2の長手方向中央
部に位置決めし、スラット2の下面のネジ操作孔2Cか
らネジ部材17を挿入して、タッププレート14Aのネ
ジ孔16に螺合し、工具で締め付けることによって、ネ
ジ部材17の先端をバックメタル15Aに圧接させ、タ
ッププレート14Aとバックメタル15Aとをそれぞれ
スラット2の中空部2Aの上下の内壁面に押しつけて固
定する。また、図示していないが、本実施例では、スラ
ット2の開放されている両端から中空部2A内に発泡ス
チロール板材からなるバックメタル固定材を挿入してバ
ックメタル15Aの両側に当接させ、バックメタル15
Aの位置が、スラット2の振動等によって中空部2Aの
長手方向にずれないように規制している。
【0023】また、タッププレート14Bとバックメタ
ル15Bも、タッププレート14A及びバックメタル1
5Aと同様にして、中空部2Bの中央部に挿入し、ネジ
部材20をネジ操作孔2Dから差し込んで固定する。図
示していないが、バックメタル15Bについても、前記
と同様にして、その両側に発泡スチロール板材からなる
バックメタル固定材を当接させて、中空部2B内での長
手方向の位置のずれを防止している。なお、前述したバ
ックメタル固定材は、バックメタル15A、15Bがネ
ジ部材17,20が運転時の振動で万一緩んだ場合の補
助固定手段であり、必ずしも設ける必要はない。前述し
た各実施例で使用しているリアクションプレートには、
鉄材が用いられているが、他の強磁性材料を用いること
も可能であり、例えばフェライト等の非金属材料で形成
することもできる。
ル15Bも、タッププレート14A及びバックメタル1
5Aと同様にして、中空部2Bの中央部に挿入し、ネジ
部材20をネジ操作孔2Dから差し込んで固定する。図
示していないが、バックメタル15Bについても、前記
と同様にして、その両側に発泡スチロール板材からなる
バックメタル固定材を当接させて、中空部2B内での長
手方向の位置のずれを防止している。なお、前述したバ
ックメタル固定材は、バックメタル15A、15Bがネ
ジ部材17,20が運転時の振動で万一緩んだ場合の補
助固定手段であり、必ずしも設ける必要はない。前述し
た各実施例で使用しているリアクションプレートには、
鉄材が用いられているが、他の強磁性材料を用いること
も可能であり、例えばフェライト等の非金属材料で形成
することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のリニア
モータ駆動式スラットコンベヤによれば、強磁性材料の
リアクションプレートをスラット内部に配置したため、
リアクションプレートを用いていない場合と比較して、
リニアモータのスラットを推進する力を3倍弱にまで高
めることができ、また常に安定した推進力を得ることが
できる。その結果、従来のアルミニウム等のスラットを
用いているリニアモータ駆動式のスラットコンベヤと比
較して、搬送能力向上させることができる。また、従来
のものと同程度の搬送能力を得る場合には、必要なリニ
アモータの設置台数を減らすことができるため、製造コ
ストを下げることができる。
モータ駆動式スラットコンベヤによれば、強磁性材料の
リアクションプレートをスラット内部に配置したため、
リアクションプレートを用いていない場合と比較して、
リニアモータのスラットを推進する力を3倍弱にまで高
めることができ、また常に安定した推進力を得ることが
できる。その結果、従来のアルミニウム等のスラットを
用いているリニアモータ駆動式のスラットコンベヤと比
較して、搬送能力向上させることができる。また、従来
のものと同程度の搬送能力を得る場合には、必要なリニ
アモータの設置台数を減らすことができるため、製造コ
ストを下げることができる。
【0025】また、本発明のスラットコンベヤをスライ
ドシューがスラットに摺動自在に嵌挿されている物品仕
分け用の構造とした場合には、スライドシューが移動す
る際に生じる抵抗力に対して、リニアモータの推進力が
従来のもののように不足するようなことが無く、確実で
安定した仕分け動作を行うことができる。
ドシューがスラットに摺動自在に嵌挿されている物品仕
分け用の構造とした場合には、スライドシューが移動す
る際に生じる抵抗力に対して、リニアモータの推進力が
従来のもののように不足するようなことが無く、確実で
安定した仕分け動作を行うことができる。
【0026】さらに、スラット内部に両端が開放された
中空部を形成し、前記中空部にタッチプレートとバック
メタルとが対向して構成されるリアクションプレートを
配置し、スラット側面の操作孔から操作可能なネジ部材
でリアクションプレートを中空部の対向する内壁に押圧
固定する構造としている場合には、リアクションプレー
トをスラットの端部から容易に中空部内に装着すること
ができ、組立作業が容易となる。
中空部を形成し、前記中空部にタッチプレートとバック
メタルとが対向して構成されるリアクションプレートを
配置し、スラット側面の操作孔から操作可能なネジ部材
でリアクションプレートを中空部の対向する内壁に押圧
固定する構造としている場合には、リアクションプレー
トをスラットの端部から容易に中空部内に装着すること
ができ、組立作業が容易となる。
【図1】 本発明の1実施例を示す正面図。
【図2】 本発明の1実施例におけるスラットの構造を
示す平面図。
示す平面図。
【図3】 本発明の1実施例におけるスラットの構造を
示す側面図。
示す側面図。
【図4】 本発明の他の実施例におけるスラットの構造
を示す横断面図。
を示す横断面図。
【図5】 図4のA−A線位置における矢印方向に見た
断面図。
断面図。
【図6】 図5のB−B線位置における矢印方向に見た
断面図。
断面図。
1 スラットコンベヤ 2
スラット 2A,2B 中空部 2C,2D
ネジ操作孔 5 スライドシュー 6
リニアモータ 7 リアクションプレート 14A,14B タッププレート 15A,15B バックメタル 17,20 ネジ部材
スラット 2A,2B 中空部 2C,2D
ネジ操作孔 5 スライドシュー 6
リニアモータ 7 リアクションプレート 14A,14B タッププレート 15A,15B バックメタル 17,20 ネジ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真野 秀一郎 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 54/02 B65G 47/46 B65G 17/06 B65G 47/68
Claims (3)
- 【請求項1】 スラット自体を2次側の導体としてリニ
アモータ駆動されるスラットコンベヤにおいて、 リニアモータと対向するスラット内部の位置に強磁性材
料からなるリアクションプレートを設けたことを特徴と
するリニアモータ駆動式スラットコンベヤ。 - 【請求項2】 前記スラットにはスライドシューがスラ
ットの長手方向に摺動自在に嵌挿されていることを特徴
とする請求項1記載のリニアモータ駆動式スラットコン
ベヤ。 - 【請求項3】 前記スラットの内部には両端が開放され
た中空部が形成されているとともにスラットの側面にネ
ジ操作孔が前記中空部と連通して形成され、前記リアク
ションプレートは前記中空部内に対向して配置されるタ
ッチプレートとバックメタルとを有し、前記タッチプレ
ートとバックメタルは、両者の間に配置されて前記ネジ
操作孔から操作可能なネジ部材により対向間隔が拡げら
れて前記中空部の対向する内壁間にそれぞれ押圧固定さ
れていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリニ
アモータ駆動式スラットコンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7270023A JP2788720B2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | リニアモータ駆動式スラットコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7270023A JP2788720B2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | リニアモータ駆動式スラットコンベヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09110149A JPH09110149A (ja) | 1997-04-28 |
JP2788720B2 true JP2788720B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=17480468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7270023A Expired - Fee Related JP2788720B2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | リニアモータ駆動式スラットコンベヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2788720B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002026602A2 (en) | 2000-09-28 | 2002-04-04 | Siemens Aktiengesellschaft | Positive displacement shoe and slat sorter apparatus and method |
US6860383B2 (en) | 2002-03-07 | 2005-03-01 | Rapistan Systems Advertising Corp. | Positive displacement sorter |
WO2005012146A1 (en) | 2003-08-01 | 2005-02-10 | Dematic Corp. | Positive displacement sorter shoe |
EP3786089A1 (de) * | 2019-08-26 | 2021-03-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung und verfahren zum fördern und sortieren von stückgütern |
-
1995
- 1995-10-18 JP JP7270023A patent/JP2788720B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09110149A (ja) | 1997-04-28 |
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