JP2788627B2 - 入浴補助具 - Google Patents
入浴補助具Info
- Publication number
- JP2788627B2 JP2788627B2 JP8051481A JP5148196A JP2788627B2 JP 2788627 B2 JP2788627 B2 JP 2788627B2 JP 8051481 A JP8051481 A JP 8051481A JP 5148196 A JP5148196 A JP 5148196A JP 2788627 B2 JP2788627 B2 JP 2788627B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- bathtub
- guide member
- bathing
- away
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Special Chairs (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として高齢者及
び身体障害者等の生活を補助する器具に関するものであ
る。
び身体障害者等の生活を補助する器具に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、高齢者の増加に伴って、その日常
生活における事故による負傷や死亡が社会問題となって
きている。特に入浴時の事故は、最近の高齢者の事故死
の中でも一番の原因となるに至っている。この入浴時の
事故を防止するために、従来より高齢者或いは身体障害
者等が入浴する際には介護者が世話をしてきた。また、
高齢者の中でも比較的元気な人或いは身体障害者の中で
も障害が軽度の人が入浴する際は、浴槽の縁に把手を取
り付けることにより、ある程度自分自身で入浴すること
が可能である。また、最近ではクレーンのように人を釣
り上げて入浴させる装置等が開発されてきている。
生活における事故による負傷や死亡が社会問題となって
きている。特に入浴時の事故は、最近の高齢者の事故死
の中でも一番の原因となるに至っている。この入浴時の
事故を防止するために、従来より高齢者或いは身体障害
者等が入浴する際には介護者が世話をしてきた。また、
高齢者の中でも比較的元気な人或いは身体障害者の中で
も障害が軽度の人が入浴する際は、浴槽の縁に把手を取
り付けることにより、ある程度自分自身で入浴すること
が可能である。また、最近ではクレーンのように人を釣
り上げて入浴させる装置等が開発されてきている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように介護者が世話をする場合は非常な労力が必要であ
るし、人材や人件費の確保の問題がある。また、浴槽の
縁に把手を取り付けるだけでは不十分であり、入浴する
人自身の手に頼ってかえって無理な入浴が行われる可能
性がある。また、人を釣り上げて入浴させる装置等は、
結局装置を操作する人が別に必要であるし、通常は高価
なので一般の家庭には普及しにくい。本発明は上記のよ
うな問題点を解消し、簡単な構造で安価に製作可能であ
り、しかも高齢者或いは身体障害者等が自分自身でも安
全で楽に入浴することができる様にするための入浴補助
具を提供するものである。
ように介護者が世話をする場合は非常な労力が必要であ
るし、人材や人件費の確保の問題がある。また、浴槽の
縁に把手を取り付けるだけでは不十分であり、入浴する
人自身の手に頼ってかえって無理な入浴が行われる可能
性がある。また、人を釣り上げて入浴させる装置等は、
結局装置を操作する人が別に必要であるし、通常は高価
なので一般の家庭には普及しにくい。本発明は上記のよ
うな問題点を解消し、簡単な構造で安価に製作可能であ
り、しかも高齢者或いは身体障害者等が自分自身でも安
全で楽に入浴することができる様にするための入浴補助
具を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、背もたれを有する座部と、その座部を
浴槽に対して近づけたり遠ざけたりする際の案内部材
と、その案内部材を浴槽の縁に固定する固定部材とから
なる構成とする。入浴時は使用者が当該座部に腰掛けて
その座部と共に体を当該案内部材に沿って浴槽に移動す
ることにより、安全で楽に入浴することができる。ま
た、浴槽内に折り畳み式の踏み台を設けることにより、
深い浴槽へも安全に入ることができ、浴槽内の腰掛けと
しても使用する事ができる。踏み台を使用しないときは
折り畳んでおくことにより、浴槽内のスペースを確保で
きる。
に、本発明では、背もたれを有する座部と、その座部を
浴槽に対して近づけたり遠ざけたりする際の案内部材
と、その案内部材を浴槽の縁に固定する固定部材とから
なる構成とする。入浴時は使用者が当該座部に腰掛けて
その座部と共に体を当該案内部材に沿って浴槽に移動す
ることにより、安全で楽に入浴することができる。ま
た、浴槽内に折り畳み式の踏み台を設けることにより、
深い浴槽へも安全に入ることができ、浴槽内の腰掛けと
しても使用する事ができる。踏み台を使用しないときは
折り畳んでおくことにより、浴槽内のスペースを確保で
きる。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図１に本発明の入浴
補助具の第１の実施形態を示す。座部１は２点鎖線１′
で示すＡ位置から実線で示すＢ位置の間をガイド部材２
に沿って矢印Ｆ方向にスライドさせることが可能であ
る。ガイド部材２は固定部材３と脚５に接合されてお
り、一体構造をなしている。固定部材３を浴槽８の縁９
にはめ込み、ボルト４により締め付けることによってこ
の入浴補助具を取り付けることができる。また、脚５が
伸縮するようにしておけば、様々な高さの浴槽にも座部
１が水平になるように調整することができる。脚５の下
端にはゴム足等の弾性体６がはめ込まれており、浴室の
床に対する滑り止めや傷防止の働きをしている。
て、図面を参照しながら説明する。図１に本発明の入浴
補助具の第１の実施形態を示す。座部１は２点鎖線１′
で示すＡ位置から実線で示すＢ位置の間をガイド部材２
に沿って矢印Ｆ方向にスライドさせることが可能であ
る。ガイド部材２は固定部材３と脚５に接合されてお
り、一体構造をなしている。固定部材３を浴槽８の縁９
にはめ込み、ボルト４により締め付けることによってこ
の入浴補助具を取り付けることができる。また、脚５が
伸縮するようにしておけば、様々な高さの浴槽にも座部
１が水平になるように調整することができる。脚５の下
端にはゴム足等の弾性体６がはめ込まれており、浴室の
床に対する滑り止めや傷防止の働きをしている。
【０００６】使用者が浴槽８に入るときはＡ位置にある
座部１に腰掛けて縁９を跨ぎながら座部１と共に体をＢ
位置へと移動することにより、安全で楽に浴槽８へ入る
ことができる。また、踏み台７を同図のように設定して
おけば、浴槽８が深い場合でも安全であり、浴槽８内の
腰掛けとしても使用できる。踏み台７は図３に示すよう
に折り畳み式に構成しており、踏み台７を使用しないと
きは図１の矢印Ｇ方向に折り畳むことにより、浴槽８内
のスペースを確保できる。
座部１に腰掛けて縁９を跨ぎながら座部１と共に体をＢ
位置へと移動することにより、安全で楽に浴槽８へ入る
ことができる。また、踏み台７を同図のように設定して
おけば、浴槽８が深い場合でも安全であり、浴槽８内の
腰掛けとしても使用できる。踏み台７は図３に示すよう
に折り畳み式に構成しており、踏み台７を使用しないと
きは図１の矢印Ｇ方向に折り畳むことにより、浴槽８内
のスペースを確保できる。
【０００７】使用者が浴槽８から出るときは逆にＢ位置
にある座部１に腰掛けて縁９を跨ぎながら座部１と共に
体をＡ位置へと移動することにより、安全で楽に浴槽８
から出ることができる。必要に応じて座部１に図４に示
すような背もたれ１５を設けるようにしておけば、使用
者が後ろへ倒れ込むのを防ぐことができ、更に安全とな
る。座部１の表面に滑り止めを設けておけば尚良い。
にある座部１に腰掛けて縁９を跨ぎながら座部１と共に
体をＡ位置へと移動することにより、安全で楽に浴槽８
から出ることができる。必要に応じて座部１に図４に示
すような背もたれ１５を設けるようにしておけば、使用
者が後ろへ倒れ込むのを防ぐことができ、更に安全とな
る。座部１の表面に滑り止めを設けておけば尚良い。
【０００８】図２に第２の実施形態を示す。座部１０は
２点鎖線１０′で示すＡ位置から実線で示すＢ位置の間
を回転軸１１を中心にして矢印Ｈ方向に回転可能であ
る。回転軸１１は軸受け１２により支えられており、軸
受け１２は固定部材３に接合されている。固定部材３を
浴槽８の縁９にはめ込み、ボルト４により締め付けるこ
とによってこの入浴補助具を取り付けることができる。
必要に応じて座部１０に脚１３とキャスター１４を設け
るようにしておけば、重い体重も支えることができる。
また、脚１３が伸縮するようにしておけば、様々な高さ
の浴槽にも座部１０が水平になるように調整することが
できる。
２点鎖線１０′で示すＡ位置から実線で示すＢ位置の間
を回転軸１１を中心にして矢印Ｈ方向に回転可能であ
る。回転軸１１は軸受け１２により支えられており、軸
受け１２は固定部材３に接合されている。固定部材３を
浴槽８の縁９にはめ込み、ボルト４により締め付けるこ
とによってこの入浴補助具を取り付けることができる。
必要に応じて座部１０に脚１３とキャスター１４を設け
るようにしておけば、重い体重も支えることができる。
また、脚１３が伸縮するようにしておけば、様々な高さ
の浴槽にも座部１０が水平になるように調整することが
できる。
【０００９】使用者が浴槽８に入るときはＡ位置にある
座部１０に腰掛けて縁９を跨ぎながら座部１０と共に体
をＢ位置へと移動することにより、安全で楽に浴槽８へ
入ることができる。また、踏み台７を同図のように設定
しておけば、浴槽８が深い場合でも安全であり、浴槽８
内の腰掛けとしても使用できる。踏み台７を使用しない
ときは矢印Ｇ方向に折り畳むことにより、浴槽８内のス
ペースを確保できる。
座部１０に腰掛けて縁９を跨ぎながら座部１０と共に体
をＢ位置へと移動することにより、安全で楽に浴槽８へ
入ることができる。また、踏み台７を同図のように設定
しておけば、浴槽８が深い場合でも安全であり、浴槽８
内の腰掛けとしても使用できる。踏み台７を使用しない
ときは矢印Ｇ方向に折り畳むことにより、浴槽８内のス
ペースを確保できる。
【００１０】使用者が浴槽８から出るときは逆にＢ位置
にある座部１０に腰掛けて縁９を跨ぎながら座部１０と
共に体をＡ位置へと移動することにより、安全で楽に浴
槽８から出ることができる。この場合も、必要に応じて
座部１０に図５に示すような背もたれ１６を設けるよう
にしておけば、使用者が後ろへ倒れ込むのを防ぐことが
でき、更に安全となる。座部１０の表面に滑り止めを設
けておけば尚良い。
にある座部１０に腰掛けて縁９を跨ぎながら座部１０と
共に体をＡ位置へと移動することにより、安全で楽に浴
槽８から出ることができる。この場合も、必要に応じて
座部１０に図５に示すような背もたれ１６を設けるよう
にしておけば、使用者が後ろへ倒れ込むのを防ぐことが
でき、更に安全となる。座部１０の表面に滑り止めを設
けておけば尚良い。
【００１１】ところで、入浴補助具の構造は上記のよう
な形に限定されるものではない。浴槽にしっかり固定で
き、座部を浴槽に対して近づけたり遠ざけたりすること
ができる構造であれば良い。
な形に限定されるものではない。浴槽にしっかり固定で
き、座部を浴槽に対して近づけたり遠ざけたりすること
ができる構造であれば良い。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の入浴補助
具は簡単な構造で安価に製作可能であり、しかも高齢者
或いは身体障害者等が自分自身でも安全で楽に入浴する
ことを可能にする。また介護者が世話をする場合でも、
この入浴補助具を使用する事によって労力が非常に軽減
される。
具は簡単な構造で安価に製作可能であり、しかも高齢者
或いは身体障害者等が自分自身でも安全で楽に入浴する
ことを可能にする。また介護者が世話をする場合でも、
この入浴補助具を使用する事によって労力が非常に軽減
される。
【図１】本発明の第１の実施形態の入浴補助具の斜視
図。
図。
【図２】本発明の第２の実施形態の入浴補助具の斜視
図。
図。
【図３】踏み台を折り畳んだ状態を示す図。
【図４】座部に背もたれを設けた状態を示す図。
【図５】他の座部に背もたれを設けた状態を示す図。
１ 座部 ２ ガイド部材 ３ 固定部材 ４ ボルト ５ 脚 ７ 踏み台 １０ 座部 １１ 回転軸 １２ 軸受け
Claims (5)
- 【請求項１】 背もたれを有する座部と、該座部を浴槽
に対して接近及び遠離させる際の案内部材と、該案内部
材を浴槽の縁に固定させる固定部材とよりなる入浴補助
具。 - 【請求項２】 上記案内部材は、上記座部を直動させる
様に案内する部材であることを特徴とする請求項１に記
載の入浴補助具。 - 【請求項３】 座部と、該座部を浴槽に対して接近及び
遠離させる際の案内部材と、該案内部材を浴槽の縁に固
定させる固定部材とよりなる入浴補助具において、上記
案内部材は、上記座部を回転させる様に案内する部材で
あることを特徴とする入浴補助具。 - 【請求項４】 座部と、該座部を浴槽に対して接近及び
遠離させる際の案内部材と、該案内部材を浴槽の縁に固
定させる固定部材とよりなる入浴補助具において、上記
浴槽内に、折り畳み可能な踏み台を付属させることを特
徴とする入浴補助具。 - 【請求項５】 上記座部は、背もたれを有することを特
徴とする請求項３又は請求項４に記載の入浴補助具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8051481A JP2788627B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 入浴補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8051481A JP2788627B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 入浴補助具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09238864A JPH09238864A (ja) | 1997-09-16 |
| JP2788627B2 true JP2788627B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=12888159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8051481A Expired - Fee Related JP2788627B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 入浴補助具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2788627B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006128226A1 (en) * | 2005-05-31 | 2006-12-07 | Bath Buddy International Pty Ltd | A support device |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08266435A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-10-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | 入浴介助装置 |
-
1996
- 1996-03-08 JP JP8051481A patent/JP2788627B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09238864A (ja) | 1997-09-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |