JP2788420B2 - 机 - Google Patents

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JP2788420B2
JP2788420B2 JP7004605A JP460595A JP2788420B2 JP 2788420 B2 JP2788420 B2 JP 2788420B2 JP 7004605 A JP7004605 A JP 7004605A JP 460595 A JP460595 A JP 460595A JP 2788420 B2 JP2788420 B2 JP 2788420B2
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和志 神谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に幼児用の玩具とし
ての机に係り、詳しくは、揺り木馬としての機能を有す
る机に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】幼児用
の玩具としての机は従来より各種のものがあるが、それ
らの机は机本来の単一の機能しか備えていないものが多
い。このため、特に遊戯性を要求される幼児用の玩具と
しては魅力に乏しく、幼児が直ぐに飽きたりするもので
あった。
【0003】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、揺り木馬としても使用
できるようにして、遊戯性を向上させることができると
ともに、幼児のバランス感覚を養うのに最適な机を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の机の発明では、上面に平板状の
天板を備えるとともに、側部に板材を円弧状に湾曲させ
た形状をなす側板を備え、前記天板の下面側には側板と
天板とに囲まれた内部空間を有し、その内部空間にはハ
ンドル及び座部を設け、側板の外面の円弧面が載置面上
に接地されるようにした状態では載置面上において揺動
されるように構成したものである。
【0005】
【0006】請求項に記載の発明では、請求項1に
載の机において、前記側板の外面両端側には載置面と当
接して揺動範囲を規制するためのストッパを突設したも
のである。
【0007】
【作用】従って、請求項1に記載の発明によれば、天板
の上面を上向きにした状態では、通常の机として使用す
ることができる。又、側板の外面の円弧面が載置面上に
接地されるようにした状態では、幼児が内部空間におい
て座部に腰掛けるとともに、ハンドルを握った状態で、
載置面上において揺すっても安定して遊ぶことができ
る。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、ストッパにより揺動範囲
が規制されるので、大きく揺れ過ぎることがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1〜図6に示すように、本実施例
の机1はポリプロピレン等の合成樹脂によりブロー成形
された中空状の複数の部品(天板2、第1フレーム9、
第2フレーム10、ハンドル16、シート18及び一対
の側板20)を組み合わせて構成されている。
【0010】平板状の天板2は平面ほぼ半円形状に形成
され、その上面には鉛筆やクレヨン等の小物を収容する
ための長溝状の収容凹部3が円弧状縁部に近接して形成
されている。又、天板2の裏面には強度保持のために複
数の凹部4が形成されているとともに、長溝状の一対の
把持凹部5が直線状縁部に近接して形成されている。係
合凸部6は天板2の円弧状縁部にその延在方向に沿って
延びるように形成され、その両端及び中間部には1つ又
は一対のネジ孔7aを有する取付部7が形成されている ほぼ同一形状をなす第1及び第2フレーム9,10は平
面ほぼ三日月形状に形成され、それらの一方の面には強
度保持のために複数の凹部11が形成されている。又、
前記天板2と同じく、各フレーム9,10の外周縁部に
もその延在方向に沿って延びる係合凸部12が形成さ
れ、各係合凸部12の両端及び中間部に1つ又は一対の
ネジ孔13aを有する取付部13が形成されている。
【0011】嵌合孔15は前記第1フレーム9の内周縁
側の一端部に透設され、その内周面にはキー溝15aが
形成されている。ハンドル16は円柱状に形成され、そ
の外周面にはキー16aが突設されている。そして、キ
ー16aをキー溝15aに係合させた状態で、ハンドル
16を嵌合孔15に嵌入することにより、第1フレーム
9に対してハンドル16が回転不能に取り付けられる。
尚、ハンドル16の外周面にはフランジ16bが形成さ
れ、このフランジ16bが嵌合孔15の開口縁に係合す
ることにより、第1フレーム9に対してハンドル16の
長手方向における取付位置が規制される。
【0012】シート取付部17は前記第1フレーム9の
内周縁側の中間部に形成され、その両側部には一対の係
合溝17aが形成されている。座部としてのシート18
はその下面に第1フレーム9の内周縁及びシート取付部
17と係合する係合溝19を備えており、その係合溝1
9の開口縁部には係合凸部19aが対向形成されてい
る。そして、シート18の係合溝19を第1フレーム9
の内周縁に係合させた状態で、同シート18をシート取
付部17に向かって移動させることにより、係合凸部1
9aが係合溝17aに係合されて、第1フレーム9に対
してシート18が取り付けられる。
【0013】一対の側板20は四角形状の板材を円弧状
に湾曲させた形状をなしており、その内面の両側部及び
中間部の3箇所には前記天板2及び各フレーム9,10
の係合凸部6,12と係合する係合溝21が円周方向に
沿って延びるように形成されている。挿通孔22は各係
合溝21の両端部と対応する位置において、側板20の
両端縁に沿って3つずつ形成されている。
【0014】そして、各側板20の係合溝21に天板2
及び各フレーム9,10の係合凸部6,12をそれぞれ
端部から中間部まで係合させると、係合凸部6,12の
両端及び中間部の取付部7,13上の各ネジ孔7a,1
3aが側板20の各挿通孔22にそれぞれ対応した状態
となる。この状態で、ネジ23を挿通孔22に挿通する
とともに、ネジ孔7a,13aに螺着して締め付けるこ
とにより、天板2、フレーム9,10及び側板20が相
互に連結されて、本実施例の机1が完成される。尚、2
4はワッシャーであり、25はネジ23の締め付け後に
そのネジ23の頭部に装着されるキャップである。そし
て、このキャップ25の装着により、ネジ23の頭部が
隠蔽されて、外観上の見栄えが良くなる。
【0015】強度保持のための複数本の凹溝26は、前
記各側板20の外面の中間部から一端に亘ってその円周
方向に沿って延びるように形成されている。ストッパ2
7は各側板20の外面の中間部にその幅方向に沿って延
びるように突設されている。つまり、前記のようにして
机1が組み立てられた状態では、一対の側板20によ
り、天板2の円弧状縁部を囲む半円弧状の1つの側板2
8が構成され、その側板28の外面両端側に一対のスト
ッパ27が配置されることになる。
【0016】さて、上記のように構成された机1におい
て、図1に示すように、机1を天板2が上向きになるよ
うに設置すると、この机1を通常の机として使用するこ
とができる。この場合、天板2の下方は空間となるの
で、幼児が所定の椅子等を使用して机1に向かったと
き、幼児の足等が机1に干渉することがない。又、天板
1の奥側となる部分に収容凹部3が設けられているの
で、鉛筆やクレヨン等の小物をその収容凹部3に散らば
ることなく一括して収容することができる。
【0017】一方、図2及び図3に示すように、前記の
ような状態から、天板2の把持凹部5に手をかけて、机
1を側板28が下向きになるように90度倒すと、側板
28の外面の円弧面が載置面29上に接地されることに
なる。従って、幼児30は天板2と側板28とに囲まれ
た内部空間において、シート18に腰掛けるとともにハ
ンドル16を握った状態で、揺り木馬のように揺すって
遊ぶことができる。このとき、幼児30はシート18に
腰掛けて且つハンドル16を握った状態であるので、安
定した姿勢で揺することができる。又、この揺動時、側
板28の外面両端側のストッパ27が載置面29に当接
されて揺動範囲が規制されるので、大きく揺れすぎるこ
とがない。
【0018】以上のように、本実施例の机1は、倒すこ
とにより揺り木馬としても使用することができる。この
ため、机本来の単一の機能しか備えていない従来のもの
とは異なり、遊戯性を向上させることができるととも
に、幼児のバランス感覚を養うのに最適である。
【0019】又、本実施例では、天板2の把持凹部5に
手をかけることにより、机1を容易に倒したりすること
ができる。更に、この実施例では、机1が合成樹脂によ
りブロー成形された中空状の複数の部品を組み合わせて
構成されているので、軽量であるとともに、幼児が組み
立て作業を楽しむことができる。しかも、その組み立て
は、ハンドル16やシート18を第1フレーム9に対し
て嵌入したり係合させたりするだけであるとともに、天
板2、フレーム9,10及び側板20をネジ23により
相互に連結するだけで簡単に行うことができる。加え
て、天板2を始めとする各部品に形成された凹部によ
り、十分な強度が確保されているので、幼児が乗っても
破損したりするおそれはない。
【0020】尚、この発明は例えば以下のように変更し
て具体化してもよい。 (1)分割して成形されている一対の側板20を、1つ
の側板28として成形すること。
【0021】(2)シート18をスポンジ等の軟質材に
より覆うこと。このようにすれば、座り心地が向上され
る。前記実施例から把握できる技術的思想について以下
に述べる。
【0022】(1)天板及び側板は合成樹脂によりブロ
ー成形された中空状のものであり、それらの部品を組み
合わせることにより構成した請求項1に記載の机。この
ようにすれば、軽量になるとともに、幼児が組み立て作
業を楽しむことができる。
【0023】(2)上記(1)において、各部品には強
度保持のために複数の凹部が形成されている机。このよ
うにすれば、十分な強度を確保できる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば次
のような優れた効果を奏する。請求項1の発明によれ
ば、通常の机としてばかりでなく、側板の外面の円弧面
が載置面上に接地されるように倒せば、揺り木馬として
も使用することができるので、遊戯性を向上させること
ができるとともに、幼児のバランス感覚を養うのに最適
あり、又、前記揺り木馬としての使用時には幼児が内
部空間において座部に腰掛けるとともに、ハンドルを握
った状態で、安定した姿勢で遊ぶことができる。
【0025】又、請求項2の発明によれば、請求項1の
発明の効果に加えて、ストッパにより揺動範囲が規制さ
れるので、大きく揺れすぎることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した机の一実施例を示す斜視
図。
【図2】 机を倒して揺り木馬として使用する場合の状
態を示す斜視図。
【図3】 同じく揺り木馬として使用する場合の状態を
示す正面図。
【図4】 ネジによる天板と側板との結合部分を拡大し
て示す部分断面図。
【図5】 机の分解斜視図。
【図6】 図5を下面側から示す分解斜視図。
【符号の説明】
1…机、2…天板、9…第1フレーム、10…第2フレ
ーム、16…ハンドル、18…座部としてのシート、2
0…側板、27…ストッパ、28…側板、29…載置
面。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に平板状の天板を備えるとともに、
    側部に板材を円弧状に湾曲させた形状をなす側板を備
    え、前記天板の下面側には側板と天板とに囲まれた内部
    空間を有し、その内部空間にはハンドル及び座部を設
    け、側板の外面の円弧面が載置面上に接地されるように
    した状態では載置面上において揺動されるように構成し
    た机。
  2. 【請求項2】 前記側板の外面両端側には載置面と当接
    して揺動範囲を規制するためのストッパを突設した請求
    1に記載の机。
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