JP2553148Y2 - 電子打楽器 - Google Patents
電子打楽器Info
- Publication number
- JP2553148Y2 JP2553148Y2 JP7157492U JP7157492U JP2553148Y2 JP 2553148 Y2 JP2553148 Y2 JP 2553148Y2 JP 7157492 U JP7157492 U JP 7157492U JP 7157492 U JP7157492 U JP 7157492U JP 2553148 Y2 JP2553148 Y2 JP 2553148Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stick
- percussion instrument
- electronic percussion
- stand
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子打楽器に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】電子打楽器はドラム部と操作盤とスピー
カ部等の部位で構成されており、前記ドラム部をスティ
ックで叩き、該ドラムへの打撃を前記操作盤で所望する
音色に制御してスピーカ部から発音するものである。
カ部等の部位で構成されており、前記ドラム部をスティ
ックで叩き、該ドラムへの打撃を前記操作盤で所望する
音色に制御してスピーカ部から発音するものである。
【0003】前記した各構成部位は製造者において様々
なレイアウトで配置されているが、あくまでも打楽器と
しての機能性を重視した配置で構成しているのが現状で
ある。
なレイアウトで配置されているが、あくまでも打楽器と
しての機能性を重視した配置で構成しているのが現状で
ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の電子打楽器においては、前記構成部位を様々な
レイアウトで配置しているにもかかわらず、スティック
を収納あるいは保持する部位を形成したものはなく、前
記スティックの保管場所がないために紛失してしまった
りする不都合が生じていた。
た従来の電子打楽器においては、前記構成部位を様々な
レイアウトで配置しているにもかかわらず、スティック
を収納あるいは保持する部位を形成したものはなく、前
記スティックの保管場所がないために紛失してしまった
りする不都合が生じていた。
【0005】また、この種電子打楽器にあっては意匠的
な面でも問題点を有していた。すなわち、本来の楽器と
しての作用効果を実現する一方で、音色調節等によって
音の変化等を楽しむ娯楽用具としての作用効果を得るこ
とをも目的としているのであるが、意匠的に幼児や子供
等が注意を惹き易いレイアウトで構成されたものがな
く、外観上の玩具的な効果が乏しいことから幼児、子供
等が興味を抱いて触れるようなことがないのが現状であ
り、このため、早期の教育が肝要である音楽教育的な面
においても好ましい効果を上げられないでいた。
な面でも問題点を有していた。すなわち、本来の楽器と
しての作用効果を実現する一方で、音色調節等によって
音の変化等を楽しむ娯楽用具としての作用効果を得るこ
とをも目的としているのであるが、意匠的に幼児や子供
等が注意を惹き易いレイアウトで構成されたものがな
く、外観上の玩具的な効果が乏しいことから幼児、子供
等が興味を抱いて触れるようなことがないのが現状であ
り、このため、早期の教育が肝要である音楽教育的な面
においても好ましい効果を上げられないでいた。
【0008】本考案は、上記した事情のもとになされた
ものであり、その目的とするところは、スティックを保
持する部位をも含めた構成部位の配置を子供用にレイア
ウトすることにより、外観から幼児や子供等の注意を惹
き易く、娯楽性に富んだ電子打楽器を提供することにあ
る。
ものであり、その目的とするところは、スティックを保
持する部位をも含めた構成部位の配置を子供用にレイア
ウトすることにより、外観から幼児や子供等の注意を惹
き易く、娯楽性に富んだ電子打楽器を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本考案は、二つのドラム部を適宜間隔に並設
し、該ドラム部の前方に操作盤を配置するとともに、ド
ラム部の後方あるいは側方に一組のスティックを殖設状
態に保持するスタンド部を形成してなる電子打楽器を構
成するものである。
ために、本考案は、二つのドラム部を適宜間隔に並設
し、該ドラム部の前方に操作盤を配置するとともに、ド
ラム部の後方あるいは側方に一組のスティックを殖設状
態に保持するスタンド部を形成してなる電子打楽器を構
成するものである。
【0010】
【作用】上記構造としたことにより、本考案によれば、
スティックの保持のためのスタンド部を設けたことによ
り、前記スティックの紛失等の恐れがなくなる。さら
に、スティックを保持した状態時にあっては、該スティ
ックが殖設状態であることから、電子打楽器全体が恰も
前記スティックを触覚部とする昆虫の頭部のような外観
を呈し、幼児や子供等の注意を惹き易くなる。
スティックの保持のためのスタンド部を設けたことによ
り、前記スティックの紛失等の恐れがなくなる。さら
に、スティックを保持した状態時にあっては、該スティ
ックが殖設状態であることから、電子打楽器全体が恰も
前記スティックを触覚部とする昆虫の頭部のような外観
を呈し、幼児や子供等の注意を惹き易くなる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1から図4を参照
しながら詳細に説明する。図1および図2は本考案の一
実施例を示すものであり、二つのドラム部1、1を適宜
間隔に並設し、該ドラム部の前方に操作盤2を配置する
とともに、ドラム部の後方に一組のスティック10、1
0を殖設状態に保持するスタンド部3を形成して構成す
るものである。
しながら詳細に説明する。図1および図2は本考案の一
実施例を示すものであり、二つのドラム部1、1を適宜
間隔に並設し、該ドラム部の前方に操作盤2を配置する
とともに、ドラム部の後方に一組のスティック10、1
0を殖設状態に保持するスタンド部3を形成して構成す
るものである。
【0012】すなわち、電子打楽器の外観を恰も昆虫あ
るいは動物等の頭部のような配置で構成するものであ
り、図示においては、前記ドラム間に略V字状に保持さ
れた一組のスティック10、10を「触覚部」、ドラム
1、1を「目玉」、操作盤2を「口」および「顎部」と
してなるバッタやコオロギのような昆虫に見做して各部
位を配置している。
るいは動物等の頭部のような配置で構成するものであ
り、図示においては、前記ドラム間に略V字状に保持さ
れた一組のスティック10、10を「触覚部」、ドラム
1、1を「目玉」、操作盤2を「口」および「顎部」と
してなるバッタやコオロギのような昆虫に見做して各部
位を配置している。
【0013】この場合、スピーカ部(図示省略)は前記
ドラム1、1間に配置して表面をカバー12で覆うとと
もに、該カバー12を意匠的に昆虫の「額部」等を模し
て成形すれば効果的であり、さらに前記操作盤2に配し
た選択・調整に係る各操作キー21、21、……の配列
も「口」および「顎部」を模倣して配置すればより高い
効果が得られるものとなる。
ドラム1、1間に配置して表面をカバー12で覆うとと
もに、該カバー12を意匠的に昆虫の「額部」等を模し
て成形すれば効果的であり、さらに前記操作盤2に配し
た選択・調整に係る各操作キー21、21、……の配列
も「口」および「顎部」を模倣して配置すればより高い
効果が得られるものとなる。
【0014】したがって前記スタンド部3を配設する位
置は、昆虫または動物など模倣する対象物によって異な
るものであり、必要に応じて前記ドラム部1、1の側方
等にそれぞれ配置しても良い。
置は、昆虫または動物など模倣する対象物によって異な
るものであり、必要に応じて前記ドラム部1、1の側方
等にそれぞれ配置しても良い。
【0015】図3及び図4は前記スタンド部の形状例を
示すものであり、図3はゴム等の樹脂により前記スティ
ック10を両側から挾むように形成するとともにその先
端側に突起した係止部Sを設けて構成したものであり、
図4は、ゴムなど柔軟性のある樹脂を円筒状でかつ複数
箇所にすり割りを設けたような形状に形成したものであ
る。
示すものであり、図3はゴム等の樹脂により前記スティ
ック10を両側から挾むように形成するとともにその先
端側に突起した係止部Sを設けて構成したものであり、
図4は、ゴムなど柔軟性のある樹脂を円筒状でかつ複数
箇所にすり割りを設けたような形状に形成したものであ
る。
【0016】すなわち、図3、図4に示すスタンド部3
は、いづれもスティック10を保持した状態時に該ステ
ィック10に対して負荷がかかるとスティックが脱落す
るような形状に設けてあり、これにより、保持されたス
ティック10に誤って触れてしまった場合にスタンド部
から脱落することから、スティックが人体等に突き刺さ
るような危険が回避されるものとなり、また、演奏する
際にも前記スティック10の取外しが容易に行えること
になる。
は、いづれもスティック10を保持した状態時に該ステ
ィック10に対して負荷がかかるとスティックが脱落す
るような形状に設けてあり、これにより、保持されたス
ティック10に誤って触れてしまった場合にスタンド部
から脱落することから、スティックが人体等に突き刺さ
るような危険が回避されるものとなり、また、演奏する
際にも前記スティック10の取外しが容易に行えること
になる。
【0017】またさらに、前記スタンド部3は図5に示
すように、ハウジング側保持部3aとスティック側保持
部3bとに分けて成形することも可能であり、例えば、
前記ハウジング側保持部3aを凸形状に設け、スティッ
ク10のグリップの適当な位置に前記ハウジング側保持
部3aが嵌合するようにスティック側保持部3bを凹形
状に形成するとともに、3a、3bのいづれか一方側の
接触面(凸形状であれば外周面、凹形状であれば内周
面)にゴム処理を施し、その弾性によって嵌合状態を維
持するように設けても良い。このような場合、ハウジン
グ側保持部3aとスティック側保持部3bの形状はハウ
ジング側保持部3aを凹形状に、スティック側保持部3
bを凸形状に形成することも当然に可能である。
すように、ハウジング側保持部3aとスティック側保持
部3bとに分けて成形することも可能であり、例えば、
前記ハウジング側保持部3aを凸形状に設け、スティッ
ク10のグリップの適当な位置に前記ハウジング側保持
部3aが嵌合するようにスティック側保持部3bを凹形
状に形成するとともに、3a、3bのいづれか一方側の
接触面(凸形状であれば外周面、凹形状であれば内周
面)にゴム処理を施し、その弾性によって嵌合状態を維
持するように設けても良い。このような場合、ハウジン
グ側保持部3aとスティック側保持部3bの形状はハウ
ジング側保持部3aを凹形状に、スティック側保持部3
bを凸形状に形成することも当然に可能である。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
二つのドラム部を適宜間隔に並設し、該ドラム部の前方
に操作盤を配置するとともに、ドラム部の後方あるいは
側方に一組のスティックを殖設状態に保持するスタンド
部を形成して構成したことにより、スティックを紛失す
る恐れがなくなり、さらに、スティックを保持した状態
時にあっては、該スティックが殖設状態であることか
ら、電子打楽器全体が恰も前記スティックを「触覚部」
または「耳」と見做した昆虫または動物等の頭部のよう
な外観を呈するものとなり、幼児や子供等の注意を惹き
易い娯楽性に富んだ電子打楽器が得られるといった優れ
た効果を奏するものである。また、前記スタンド部に保
持されるスティックにあっては、スタンド部の形状によ
り負荷がかかると脱落することから、人体等に突き刺さ
るような危険ものなく安全性に富んだ収納がなされる。
二つのドラム部を適宜間隔に並設し、該ドラム部の前方
に操作盤を配置するとともに、ドラム部の後方あるいは
側方に一組のスティックを殖設状態に保持するスタンド
部を形成して構成したことにより、スティックを紛失す
る恐れがなくなり、さらに、スティックを保持した状態
時にあっては、該スティックが殖設状態であることか
ら、電子打楽器全体が恰も前記スティックを「触覚部」
または「耳」と見做した昆虫または動物等の頭部のよう
な外観を呈するものとなり、幼児や子供等の注意を惹き
易い娯楽性に富んだ電子打楽器が得られるといった優れ
た効果を奏するものである。また、前記スタンド部に保
持されるスティックにあっては、スタンド部の形状によ
り負荷がかかると脱落することから、人体等に突き刺さ
るような危険ものなく安全性に富んだ収納がなされる。
【図1】 本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】 同じく本考案の一実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図3】 本考案に係るスタンド部の他の形状を示す説
明図である。
明図である。
【図4】 同じく本考案に係るスタンド部の他の形状を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】 同じく本考案に係るスタンド部の他の形状を
示す説明図である。
示す説明図である。
1……ドラム部、12……カバー、2……操作盤、21
……操作キー、3……スタンド部、10……スティック
……操作キー、3……スタンド部、10……スティック
Claims (1)
- 【請求項1】二つのドラム部を適宜間隔に並設し、該ド
ラム部の前方に操作盤を配置するとともに、ドラム部の
後方あるいは側方に一組のスティックを殖設状態に保持
するスタンド部を形成して構成することを特徴とする電
子打楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7157492U JP2553148Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 電子打楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7157492U JP2553148Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 電子打楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628891U JPH0628891U (ja) | 1994-04-15 |
JP2553148Y2 true JP2553148Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=13464613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7157492U Expired - Lifetime JP2553148Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 電子打楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553148Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP7157492U patent/JP2553148Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0628891U (ja) | 1994-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |