JP2788007B2 - 下げ札 - Google Patents

下げ札

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JP2788007B2
JP2788007B2 JP18980496A JP18980496A JP2788007B2 JP 2788007 B2 JP2788007 B2 JP 2788007B2 JP 18980496 A JP18980496 A JP 18980496A JP 18980496 A JP18980496 A JP 18980496A JP 2788007 B2 JP2788007 B2 JP 2788007B2
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Ishizaki Shizai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下げ札、例えば洋
服やワイシャツ等の衣料に価格やブランド、サイズ等を
表示したり、種々の商品にその内容や価格を表示する等
の用途に幅広く使用される下げ札に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来使用されている下げ札は、所
定の大きさにカットされた下げ札に、自動糸付け機によ
って、小孔を形成して取付け用の糸を通してその両端部
を結んだものが提供されている。しかし、従来の下げ札
は単に糸がループ状に結ばれているだけであり、下げ札
をこのループをくぐらせて商品に取り付けるか、安全ピ
ンを糸のループに通してこの安全ピンで商品に取り付け
るという2通りの方法でのみ商品に取り付けられてお
り、取り付ける形態は限定されていた。
【0003】そこで、本発明の目的は、従来にない種々
の形態で商品等に取り付けることのできる下げ札を提供
することにある。
【0004】
【発明の要旨及び効果】以上の目的を達成するため、本
発明に係る下げ札は、下げ札本体と、この下げ札本体か
らくりぬかれたくりぬき片部と、このくりぬき片部に形
成した小孔と、該小孔と前記下げ札本体のくりぬき穴と
に挿通されて両端部が結ばれた取付け用糸とを備えてい
る。
【0005】また、本発明に係る下げ札は、所定の大き
さを有する下げ札本体と、この下げ札本体にくりぬき用
の切れ込みで囲われて設けられ、該本体から分離可能な
くりぬき片部と、このくりぬき片部に形成された小孔
と、この小孔に挿通されて両端部が結ばれた取付け用糸
とを備えている。
【0006】前記下げ札は、くりぬき片部を下げ札本体
から分離することによって、取付け用糸がくりぬかれた
穴にループ状に挿通され、かつ、ループ状の糸にくりぬ
き片部が係止された状態となる。換言すれば、本発明に
よれば、くりぬき片部の小孔という第1の孔に糸を挿通
することによって、くりぬき片部を下げ札本体から分離
すればくりぬかれた第2の穴にも挿通したことになる。
そして、分離されたくりぬき片部を利用して下げ札を種
々の形態で商品等に取り付けることができる。
【0007】例えば、くりぬき片部を洋服やシャツのボ
タン孔に挿通したり、くりぬき片部をそれがくりぬかれ
た穴にくぐらせることで糸のループを作って商品等に掛
けることができる。また、下げ札本体に分離されたくり
ぬき片部が挿通可能な透孔を形成してもよい。あるい
は、くりぬき片部をフック形状とすれば、くりぬき片部
自体を利用して商品等に引っ掛けることができる。
【0008】また、くりぬき片部に取付け用糸に係止可
能な係止部を設けてもよい。この場合、くりぬき片部を
取付け糸に係止することで糸のループを作って商品等に
掛けることができる。
【0009】さらに、くりぬき片部を下げ札本体の略中
央部分に比較的大きい面積に形成すれば、くりぬき穴を
商品等への係止手段として利用し、くりぬき片部自身を
表示手段として利用できる。
【0010】また、くりぬき用の切れ込みは二重に形成
されていてもよい。即ち、くりぬき用の第1の切れ込み
と、該第1の切れ込みより小さいくりぬき用の第2の切
れ込みとを有し、糸を通すための小孔は第2の切れ込み
内に形成する。例えば、第1の切れ込みは大きな円形と
し、第2の切れ込みは商品等に合わせた装飾的な形状と
すればよい。なお、第1、第2の切れ込みの間のくりぬ
き片部は不要となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る下げ札及びそ
の製造方法の実施形態について添付図面を参照して説明
する。
【0012】(第1実施形態、図1、図2参照)この下
げ札は、その製造方法を説明すると、まず、(1)原紙
に必要な印刷を行い、くりぬき用の切れ込み2を形成
し、下げ札本体1を所定の大きさの矩形状にカットす
る、または(2)原紙に必要な印刷を行い、下げ札本体
1を所定の大きさの矩形状にカットし、くりぬき用の切
れ込み2を形成する。以上の工程(1),(2)のいず
れかの後、自動糸付け機を使用して、切れ込み2で囲ま
れたくりぬき片部3に小孔4を形成すると共に、小孔4
に取付け用糸5を挿通してその両端部を結ぶ(図1
(A)参照)。
【0013】前記(1)の工程を採用する場合、切れ込
み2を形成するのはトムソン加工による。トムソン加工
とは、原紙を切り刃で1枚ずつ切れ込みを入れる周知の
加工技術であり、部分的に「トメ」という連結された部
分を形成し、指等にて押すことで簡単に切り離すことが
できる。なお、下げ札本体1のカットと切れ込み2の形
成とを同時に行ってもよい。あるいは、自動糸付け機で
小孔4を形成するときに切れ込み2を同時に形成しても
よい。
【0014】この下げ札は本体1に予め製造者名、ブラ
ンド、サイズ、価格等が印刷されている。ユーザーは、
くりぬき片部3を本体1から分離して使用する(図1
(B)参照)。なお、符号6はくりぬき片部が分離する
ことによってできたくりぬき穴である。くりぬき片部3
には、くさび状の切欠き3aと、該切欠き3aの頂部に
位置する係止用小孔3bとが、切れ込み2と同時に形成
されている。従って、ユーザーはこの下げ札を、図2に
示すように、糸5を切欠き3aから小孔3bに係止させ
ることでループ7を形成し、このループ7を利用して下
げ札を商品の任意の箇所に取り付けることができる。
【0015】また、くりぬき片部3を本体1から分離す
ることなく、従来の下げ札と同じ使用方法で商品等に取
り付けてもよい。
【0016】(第2実施形態、図3、図4参照)この下
げ札も前記第1実施形態と同じ工程で製造される。異な
っているのは、くりぬき片部23が略楕円形状をなし、
その近傍にスリット28が形成されている点である。2
2はトムソン加工された切れ込み、24は糸通し用小
孔、25は取付け用糸、26はくりぬき穴を示す。
【0017】この下げ札は、本体21から分離されたく
りぬき片部23をスリット28をくぐらせることで糸2
5のループ27を形成し、このループ27を利用して、
例えば、棒材29に吊り下げる(図4参照)。
【0018】(第3実施形態、図5参照)この下げ札は
前記第2実施形態の下げ札においてスリット28が形成
されていないものである。この下げ札ではくりぬき片部
23をワイシャツ等のボタン孔19に掛けて使用され
る。この場合、くりぬき片部23は糸通しの役割を担
う。また、くりぬき片部23をくりぬき穴26に通して
糸25のループを形成し、該ループにて商品等に取り付
けることもできる。
【0019】(第4実施形態、図6参照)この下げ札
は、くりぬき片部23を本体21の左上コーナーに形成
し、スリット28を右上コーナーに形成したものであ
る。この実施形態においては、下げ札を商品等に取り付
けたとき、下げ札の裏返りを防止することができる。な
お、前記図5、図6において図3、図4と同じ部材、部
分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0020】(第5実施形態、図7参照)この下げ札
は、本体31にトムソン加工等によって切れ込み32を
フック形状に形成し、フック形状の根元部に小孔34を
形成して取付け用糸35を挿通して両端部を結んだもの
である。この下げ札はくりぬき片部33がフック形状を
有しているため、くりぬき片部33を種々の商品あるい
はバーに引っかけて幅広く使用することができ、取り付
け、取り外しも簡単である。なお、36はくりぬき穴を
示す。
【0021】(第6実施形態、図8、図9参照)この下
げ札は、本体41の中央部に比較的大面積(本体1の略
半分の面積)の星形状をなすくりぬき片部43をトムソ
ン加工等による切れ込み42を形成することによって設
けたものである。くりぬき片部43には自動糸付け機を
使用して小孔44を形成すると共に、取付け用糸45を
挿通して結ぶ。くりぬき片部43を本体41から分離す
れば、本体41の中央部に大きなくりぬき穴46が形成
される。従って、この下げ札は図9に示すようにくりぬ
き穴46を洋酒ボトル49の首部に掛けることができ
る。この下げ札はくりぬき片部43にボトルキープ者の
氏名を書き込んで使用したり、本体41やくりぬき片部
43に必要な表示を印刷して販売/展示用として使用す
ることができる。
【0022】(第7実施形態、図10参照)この下げ札
は、前記第6実施形態と基本的には同じものであるが、
さらに、切れ込み42aを形成し、図10(B)に示す
ように、くりぬき片部43の下部を切れ込み42aでカ
ットしたものである。この場合、くりぬき穴46とくり
ぬき片部43の形状は異なったものとなる。また、くり
ぬき片部43aは廃棄される。
【0023】(第8実施形態、図11参照)この下げ札
は、使用形態としては前記図10に示した下げ札と同じ
である。詳しくは、下げ札本体51に、円形の第1の切
れ込み52aとそれより小さいボトル形状の第2の切れ
込み52bを形成し、切れ込み52bに小孔54を形成
して取付け用糸55を挿通し、両端部を結んだ。切れ込
み52a,52bを本体51から分離すれば、糸55は
円形のくりぬき穴56と小孔54とに挿通された状態と
なり、ボトル形状のくりぬき片部53bが残る。切れ込
み52a,52b間のくりぬき片部53aは廃棄される
ことになる。
【0024】(他の実施形態)本発明は、くりぬき片部
の小孔という第1の孔に糸を挿通することによって、く
りぬき片部を下げ札本体から分離すればくりぬかれた第
2の穴にも挿通することができることを、その本質とす
る。そして、本発明はその要旨の範囲内で種々の形状の
ものとして実施することができることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態である下げ札を示し、(A)は製
造された時点での正面図、(B)はくりぬき片部を分離
した状態での正面図。
【図2】図1に示した下げ札の使用状態を示す正面図。
【図3】第2実施形態である下げ札を示し、(A)は製
造された時点での正面図、(B)は使用状態を説明する
ための正面図。
【図4】図3に示した下げ札をバーに取り付けた状態を
示す正面図。
【図5】第3実施形態である下げ札の使用状態を説明す
るための正面図。
【図6】第4実施形態である下げ札を示し、(A)は製
造された時点での正面図、(B)は使用状態を示す正面
図。
【図7】第5実施形態である下げ札を示し、(A)は製
造された時点での正面図、(B)はくりぬき片部を分離
した状態での正面図。
【図8】第6実施形態である下げ札を示し、(A)は製
造された時点での正面図、(B)はくりぬき片部を分離
した状態での正面図。
【図9】図8に示した下げ札の使用状態を示す正面図。
【図10】第7実施形態である下げ札を示し、(A)は
製造された時点での正面図、(B)はくりぬき片部を分
離した状態での正面図。
【図11】第8実施形態である下げ札を示し、(A)は
製造された時点での正面図、(B)はくりぬき片部を分
離した状態での正面図。
【符号の説明】
1,21,31,41,51…下げ札本体 2,22,32,42,52a,52b…切れ込み 3,23,33,43,53b…くりぬき片部 3b…係止用小孔 4,24,34,44,54…小孔 5,25,35,45,55…取付け用糸

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の大きさを有する下げ札本体と、 前記下げ札本体にくりぬき用の切れ込みで囲われて設け
    られ、該本体から分離可能なくりぬき片部と、 前記くりぬき片部に形成された小孔と、 前記小孔に挿通されて両端部が結ばれた取付け用糸と、 を備えたことを特徴とする下げ札。
  2. 【請求項2】 前記くりぬき片部が前記取付け用糸に係
    止可能な係止部を有していることを特徴とする請求項1
    記載の下げ札。
  3. 【請求項3】 前記下げ札本体に該本体から分離された
    前記くりぬき片部が挿通可能な透孔が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の下げ札。
  4. 【請求項4】 前記くりぬき片部がフック形状であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の下げ札。
  5. 【請求項5】 前記くりぬき片部が前記下げ札本体の略
    中央部分に下げ札本体の略半分以上の面積で形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の下げ札。
  6. 【請求項6】 前記下げ札は、くりぬき用の第1の切れ
    込みと、該第1の切れ込みより小さいくりぬき用の第2
    の切れ込みとを有し、 前記小孔は第2の切れ込み内に形成されていること、 を特徴とする請求項1記載の下げ札。
  7. 【請求項7】 下げ札本体と、 前記下げ札本体からくりぬかれたくりぬき片部と、 前記くりぬき片部に形成した小孔と、 前記小孔と前記下げ札本体のくりぬき穴とに挿通されて
    両端部が結ばれた取付け用糸と、 を備えたことを特徴とする下げ札。
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