JP2787271B2 - 道床バラスト回収装置 - Google Patents

道床バラスト回収装置

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JP2787271B2
JP2787271B2 JP5284540A JP28454093A JP2787271B2 JP 2787271 B2 JP2787271 B2 JP 2787271B2 JP 5284540 A JP5284540 A JP 5284540A JP 28454093 A JP28454093 A JP 28454093A JP 2787271 B2 JP2787271 B2 JP 2787271B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道線路の道床を形成す
る砕石群からなるバラストの交換作業の際に用いられる
道床バラスト回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のバラストの交換作業に際し
て掘削部によりレール下から掘削して側方に排出された
バラストの回収にあっては、排出されてくるバラストを
パイスケと称するざる及びスコップにより取り上げ、コ
ンベヤに乗せて搬送したり、排出されてくるバラストを
直ちに吸引管によって吸引して長距離搬送するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人力に
よってパイスケとスコップにより取り上げ、コンベヤに
乗せて搬送する作業の場合、作業姿勢は中腰で重労働の
ため、作業者に非常な苦痛を強いることがあり、疲れ易
く長時間作業を継続することは困難であって、それだけ
作業能率が低下し、近年の労働力不足も相俟って、作業
の遅延を招いている。また吸引管により直ちにバラスト
を吸引して搬送する場合、掘削部より掘削して排出され
てくるバラストの排出量は不規則でばらつくことが避け
られず、このため吸引管内において閉塞現象が生ずるこ
とがあり、作業を中断しなければならないことがあると
いう不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決することを目的とするもので、その要旨は、鉄道
線路の道床を形成しているレール下のバラストを掘削し
てレール側方に排出可能な掘削部と、該掘削部によって
排出されてくるバラストを掻き上げる掻上ロータからな
る掻上部と、掻上部により掻き上げられてくるバラスト
を搬送可能なコンベヤ部とからなり、上記掘削部は枕木
上に配置される移動案内板と、該移動案内板に支持金具
を介して移動自在に吊下支持された支持枠体と、該支持
枠体に循環走行可能に掛回されて表面に掘削突起をもつ
掘削帯体と、該移動案内板に支持金具を介して移動自在
に吊下支持された反力受け体と、該反力受け体と上記支
持枠体との間に連結配置された推進用シリンダとを備え
てなり、かつ上記掻上部に設けられた掻上ロータはロー
タ軸の外周に複数個の掻上杆を突設してなり、該ロータ
軸の左右側部分の掻上杆の本数を多くして中央部分の掻
上杆の本数を少なく突設するとともに各掻上杆の先端部
にロータ軸の中央部分に向く掻上面を有する掻上板を形
成し、更に該ロータ軸の中央部分を境にして異方向のつ
るまき状に掻上杆を突設し、該掻上ロータのロータ軸を
上記支持枠体の掻き出し側に一体に連結された取付部材
に軸架し、該掻上ロータを油圧モータにより回転させて
掘削部から掻き出されて排出されてくるバラストを側方
に飛ばさずにロータ軸の可及的中央の進行方向後方に向
けて遠心力を伴って掻き跳ね上げるように構成したこと
を特徴とする道床バラスト回収装置にある。
【0005】また上記掻上ロータを回転させる油圧モー
タの回転速度を可変し得るように構成することが望まし
く、また上記コンベヤ部により搬送されてくる上記バラ
ストを搬送可能な回収コンベヤ部を備えたり、上記コン
ベヤ部により搬送されてくる上記バラストを吸引搬送可
能な吸引搬送部を備えることができる。
【0006】
【作用】砕石群からなるバラストにより形成された道床
の空隙部分に掘削部を配置し、反力受け体を進行方向後
方のバラストに当接して配置し、推進用シリンダを駆動
して進行方向前方のバラストに掘削帯体を押圧し、この
状態で掘削帯体を循環走行させて掘削突起によりバラス
トを掻き出して側方に排出し、掻き出しに伴って推進用
シリンダのロッドを突出作動させて支持枠体を徐々に前
進させ、推進用シリンダのストロークエンドで油圧モー
タを停止し、支持枠体を固定手段により固定した状態で
推進用シリンダのロッドを没入作動させて反力受け体を
前進させ、反力受け体の後方に新しい砕石群からなるバ
ラストを供給することになり、この鉄道線路の道床を形
成しているレール下のバラストが掘削部により掘削され
てレール側方に排出され、油圧モータにより掻上ロータ
が回転し、この掻上ロータの回転により掘削部によって
排出されてくるバラストは直ちにロータ軸の外周に複数
個の掻上杆を突設してなる掻上ロータの掻上杆により遠
心力を伴っての連続回転掻き跳ね上げにより側方に飛ば
さずにロータ軸の可及的中央の進行方向後方に向けて掻
き上げられ、そのままコンベヤ部上に落下して搬送さ
れ、この掻上ロータは支持枠体の掻き出し側に一体に連
結された取付部材に軸架されているので、掻上ロータは
掘削帯体が掛回された支持枠体の走行に伴って一体に移
動前進することになる。
【0007】また掻上ロータを回転させる油圧モータの
回転速度を可変することにより掻上量を調節することが
できて最適な搬送流量に調節でき、上記コンベヤ部によ
り搬送されてくる上記バラストは回収コンベヤ部により
搬送され、又は上記コンベヤ部により搬送されてくる上
記バラストは吸引搬送部により吸引搬送されることにな
る。
【0008】
【実施例】図1乃至図7は本発明の実施例を示し、図1
乃至図6は第一実施例、図7は第二実施例である。
【0009】図1乃至図6の第一実施例において、1は
掘削部であって、この場合レールRを載置する枕木N上
に移動案内板2を左右両側に配置し、移動案内板2に案
内ローラ3aを有する支持金具3を介して支持枠体4を
移動自在に吊下状態に支持し、この支持枠体4に油圧モ
ータ5により駆動される掘削帯体6を輪軸により循環走
行可能に掛回し、掘削帯体6の表面に掘削突起7を形成
し、一方移動案内板2に案内ローラ8aを有する支持金
具8を介して反力受け体9を移動自在に吊下状態に支持
し、この反力受け体9の左右両側に推進用シリンダ10
を取付け、各推進用シリンダ10のロッドを上記支持枠
体4に連結して構成されている。
【0010】しかして、道床Mを形成している砕石群か
らなるバラストWの一部分を取り出し、その空隙部分に
掘削部1を配置し、反力受け体9を進行方向後方のバラ
ストWに当接して配置し、推進用シリンダ10を駆動し
て進行方向前方のバラストWに掘削帯体6を押圧し、こ
の状態で掘削帯体6を循環走行させて掘削突起7により
バラストWを掻き出して側方に排出し、この掻き出しに
伴って推進用シリンダ10のロッドを突出作動させて支
持枠体4を徐々に前進させ、推進用シリンダ10のスト
ロークエンドで油圧モータ5を停止し、次に支持枠体4
を固定手段により固定した状態で推進用シリンダ10の
ロッドを没入作動させて反力受け体9を前進させ、反力
受け体9の後方に新しい砕石群からなるバラストWを供
給し、以下同様の歩進作動を繰り返してレールR下のバ
ラストWを掘削してレールR側方に連続して排出するこ
とになる。
【0011】11は掻上部であって、この場合上記支持
枠体4に取付部材12を取付け、取付部材12に掻上ロ
ータ13を軸架し、この掻上ロータ13はロータ軸13
aの外周に複数個の掻上杆13bを突設してなり、この
掻上ロータ13を油圧モータ14により回転させ、掘削
部1から掻き出されて排出されてくるバラストWを直交
方向である進行方向後方に向けて掻き上げるように構成
したものである。
【0012】この場合、ロータ軸13aの左右側部分の
掻上杆13bの本数を多く、中央部分の掻上杆13bの
本数を少なく突設するとともに掻上杆13bの先端部に
ロータ軸13aの中央部分に向く掻上面13cを有する
掻上板13dを形成し、かつロータ軸13aの中央部分
を境にして異方向のつるまき状に掻上杆13bを突設
し、ロータ軸13aに円盤13eを取付けている。これ
によりバラストWを側方に飛ばさずに可及的中央に向け
て掻き上げるように構成している。
【0013】15はコンベヤ部であって、この場合上記
取付部材12に飛散防止カバーを兼ねる左右の連結片1
6を介して枠体17を取付け、枠体17にV型の桟を付
けた桟付ベルト18を回転速度を可変可能な油圧モータ
19により上向き循環走行可能に掛回し、枠体17の下
端部に側断面三角形状の掬い板17aを突設し、枠体1
7に支持杆20を介して車輪21を取付けて構成してい
る。
【0014】またこの場合上記コンベヤ部15により上
向き搬送されてくる上記バラストWを搬送可能な回収コ
ンベヤ部22が備えられている。
【0015】この回収コンベヤ部22は、上記支持杆2
0に水平杆23を取付け、水平杆23に枠体24を旋回
自在に取付け、枠体24にV型の桟を付けた桟付ベルト
25を油圧モータ26により水平循環走行可能に掛回
し、かつ枠体24の前方に回収位置に至る枠体27を配
置し、枠体27に搬送ベルト28を循環走行可能に掛回
して構成したものである。
【0016】この第一実施例は上記構成であるから、鉄
道線路の道床Mを形成しているレールR下のバラストW
は掘削部1の掘削帯体6の循環走行により掘削突起7に
よって側方に掘削して連続的に掻き出され、この掘削部
1によって連続して側方に排出されてくるバラストWは
掻上部11の掻上ロータ13の回転により掻上杆13b
で掻き上げられ、この掻上部11により連続して掻き上
げられてくるバラストWはコンベヤ部15の桟付ベルト
18上に跳ね飛ばされ、桟付ベルト18により搬送され
ることになる。
【0017】そして、上記コンベヤ部15により搬送さ
れてくるバラストWは回収コンベヤ部22の桟付ベルト
25により搬送され、その後に搬送ベルト28を経て所
定の回収位置へと搬送されて回収されることになる。
【0018】従って、人力によらずに回収できることか
ら、作業者に苦痛を強いることもなくなり、それだけ作
業能率を著しく向上することができることは勿論のこ
と、掘削部1と掻上部11及びコンベヤ部15が併合す
る構造のため、設置スペースを取らずに狭い鉄道線路部
分においても容易に設置して作業することができ、作業
の融通性を高めることができる。
【0019】特に、掘削部1から連続的に掻き出されて
くるバラストWを一旦、掻上部11の掻上ロータ13の
回転により掻き上げ、掻上部11に設けられた掻上ロー
タ13はロータ軸13aの外周に複数個の掻上杆13b
を突設してなり、この掻上ロータ13を油圧モータ19
により回転させて掘削部11から掻き出されて排出され
てくるバラストWを掻上ロータ13の掻上杆13bによ
り遠心力を伴って進行方向後方に向けて掻き跳ね上げ、
そのままコンベヤ部15上に落下して搬送搬送する構造
となっているから、掻上ロータ13の連続回転による複
数個の掻上杆13bによって遠心力を伴っての連続回転
掻き跳ね上げにより大小様々の砕石、砂利等からなるバ
ラストWであっても良好に掻き上げて回収することがで
き、更にロータ軸13aの左右側部分の掻上杆13bの
本数を多く、中央部分の掻上杆13bの本数を少なく突
設するとともに掻上杆13bの先端部にロータ軸13a
の中央部分に向く掻上面13cを有する掻上板13dを
形成し、かつロータ軸13aの中央部分を境にして異方
向のつるまき状に掻上杆13bを突設して構成している
ので、バラストWを側方に飛ばさずにロータ軸13aの
可及的中央の進行方向後方に向けて掻き上げられ、それ
だけ良好な掻き跳ね上げ作用を得ることができ、しかも
掻上ロータ13のロータ軸13bを支持枠体4の掻き出
し側に一体に連結された取付部材12に軸架し、掻上ロ
ータ13を油圧モータ19により回転させて掘削部11
から掻き出されて排出されてくるバラストWを進行方向
後方に向けて掻き上げるように構成しているので、掻上
ロータ13は掘削帯体6が掛回された支持枠体4の走行
に伴って一体に移動前進することになり、それだけ回収
残しを防いで回収効率を高めることができ、作業能率を
一層向上することができる。
【0020】この場合、掻上ロータ13を回転させる油
圧モータ19の回転速度を可変することにより掻上量を
調節することができ、よって最適な搬送流量に調節する
ことができる。
【0021】図7の第二実施例は別例構造を示し、この
場合回収コンベヤ部22に代えて、図外の真空発生装置
につらなる可撓性を有する吸引管29を備える吸引搬送
部30を配置してなり、上記コンベヤ部15により上向
き搬送されてくる上記バラストWを吸引管29の吸い込
み部分に配置した漏斗状の吸い込み口部31より吸引し
て回収位置まで吸引搬送するように構成したものであ
る。
【0022】この第二実施例にあっても上記第一実施例
と同様な作用効果を得ることができると共に掻上ロータ
13の回転速度の可変により容易に掻上量を調節するこ
とができるから、吸引管29内でのバラストWによる閉
塞現象を防止することができ、吸引管29の可撓性によ
る回収位置に対する融通性も得られて、それだけ作業能
率を向上することができる。
【0023】尚、本発明は上記実施例で示す構造に限ら
れるものではない。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述の如く、砕石群からなるバ
ラストにより形成された道床の空隙部分に掘削部を配置
し、反力受け体を進行方向後方のバラストに当接して配
置し、推進用シリンダを駆動して進行方向前方のバラス
トに掘削帯体を押圧し、この状態で掘削帯体を循環走行
させて掘削突起によりバラストを掻き出して側方に排出
し、掻き出しに伴って推進用シリンダのロッドを突出作
動させて支持枠体を徐々に前進させ、推進用シリンダの
ストロークエンドで油圧モータを停止し、支持枠体を固
定手段により固定した状態で推進用シリンダのロッドを
没入作動させて反力受け体を前進させ、反力受け体の後
方に新しい砕石群からなるバラストを供給することにな
り、この鉄道線路の道床を形成しているレール下のバラ
ストが掘削部により掘削されてレール側方に排出され、
油圧モータにより掻上ロータが回転し、この掻上ロータ
の連続回転により掘削部によって排出されてくるバラス
トは直ちに掻上ロータの掻上杆により遠心力を伴っての
連続回転掻き跳ね上げにより進行方向後方に向けて掻き
跳ね上げられ、そのままコンベヤ部上に落下して搬送さ
れ、したがって、人力によらずに回収できることから、
作業者に苦痛を強いることもなくなり、それだけ作業能
率を著しく向上することができることは勿論のこと、掘
削部と掻上部及びコンベヤ部が併合する構造のため、設
置スペースを取らずに狭い鉄道線路部分においても容易
に設置して作業することができ、作業の融通性を高める
ことができ、特に掘削部から連続的に掻き出されてくる
バラストを一旦、掻上部の掻上ロータの回転により掻き
上げ、この掻上部に設けられた掻上ロータはロータ軸の
外周に複数個の掻上杆を突設してなり、この掻上ロータ
を油圧モータにより回転させて掘削部から掻き出されて
排出されてくるバラストを進行方向後方に向けて掻き跳
ね上げ、そのままコンベヤ部上に落下して搬送搬送する
構造となっているから、掻上ロータの連続回転による複
数個の掻上杆によって遠心力を伴っての連続回転掻き跳
ね上げにより大小様々の砕石、砂利等からなるバラスト
であっても良好に掻き上げ跳ね上げて回収することがで
き、更にロータ軸の左右側部分の掻上杆の本数を多くし
て中央部分の掻上杆の本数を少なく突設するとともに掻
上杆の先端部にロータ軸の中央部分に向く掻上面を有す
る掻上板を形成し、かつロータ軸の中央部分を境にして
異方向のつるまき状に掻上杆を突設して構成しているの
で、バラストを側方に飛ばさずにロータ軸の可及的中央
進行方向後方に向けて掻き上げることができ、それだ
け良好な掻き跳ね上げ作用を得ることができ、しかも掻
上ロータのロータ軸を支持枠体の掻き出し側に一体に連
結された取付部材に軸架し、掻上ロータを油圧モータに
より回転させて掘削部から掻き出されて排出されてくる
バラストを進行方向後方に向けて掻いて跳ね上げるよう
に構成しているので、掻上ロータは掘削帯体が掛回され
た支持枠体の走行に伴って一体に移動前進することにな
り、それだけ回収残しを防いで回収効率を高めることが
でき、作業能率を一層向上することができる。
【0025】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の全体平面図である。
【図2】図1で示す第一実施例の全体正断面図である。
【図3】図1で示す第一実施例の拡大平面図である。
【図4】図1で示す第一実施例の拡大正面図である。
【図5】図1で示す第一実施例の拡大側面図である。
【図6】図1で示す第一実施例の部分斜視図である。
【図7】本発明の第二実施例の拡大平面図である。
【符号の説明】
M 道床 N 枕木 W バラスト R レール 1 掘削部 2 移動案内板 3 支持金具 4 支持枠体 6 掘削帯体 7 掘削突起 8 支持金具 9 反力受け体 10 推進用シリンダ 11 掻上部 12 取付部材 13 掻上ロータ 13a ロータ軸 13b 掻上杆13c 掻上面 13d 掻上板 15 コンベヤ部 19 油圧モータ 22 回収コンベヤ部 30 吸引搬送部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−202502(JP,A) 特開 平4−366202(JP,A) 特開 平4−269202(JP,A) 特公 昭54−24192(JP,B2) 特公 昭56−30402(JP,B2) 特公 昭57−881(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01B 27/04 - 27/11

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道線路の道床を形成しているレール下
    のバラストを掘削してレール側方に排出可能な掘削部
    と、該掘削部によって排出されてくるバラストを掻き上
    げる掻上ロータからなる掻上部と、掻上部により掻き上
    げられてくるバラストを搬送可能なコンベヤ部とからな
    り、上記掘削部は枕木上に配置される移動案内板と、該
    移動案内板に支持金具を介して移動自在に吊下支持され
    た支持枠体と、該支持枠体に循環走行可能に掛回されて
    表面に掘削突起をもつ掘削帯体と、該移動案内板に支持
    金具を介して移動自在に吊下支持された反力受け体と、
    該反力受け体と上記支持枠体との間に連結配置された推
    進用シリンダとを備えてなり、かつ上記掻上部に設けら
    れた掻上ロータはロータ軸の外周に複数個の掻上杆を突
    設してなり、該ロータ軸の左右側部分の掻上杆の本数を
    多くして中央部分の掻上杆の本数を少なく突設するとと
    もに各掻上杆の先端部にロータ軸の中央部分に向く掻上
    面を有する掻上板を形成し、更に該ロータ軸の中央部分
    を境にして異方向のつるまき状に掻上杆を突設し、該掻
    上ロータのロータ軸を上記支持枠体の掻き出し側に一体
    に連結された取付部材に軸架し、該掻上ロータを油圧モ
    ータにより回転させて掘削部から掻き出されて排出され
    てくるバラストを側方に飛ばさずにロータ軸の可及的中
    央の進行方向後方に向けて遠心力を伴って掻き跳ね上げ
    るように構成したことを特徴とする道床バラスト回収装
    置。
  2. 【請求項2】 上記掻上ロータを回転させる油圧モータ
    の回転速度を可変し得る請求項1記載の道床バラスト回
    収装置。
  3. 【請求項3】 上記コンベヤ部により搬送されてくるバ
    ラストを搬送可能な回収コンベヤ部を備えてなる請求項
    1又は2記載の道床バラスト回収装置。
  4. 【請求項4】 上記コンベヤ部により搬送されてくるバ
    ラストを吸引搬送可能な吸引搬送部を備えてなる請求項
    1又は2記載の道床バラスト回収装置。
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