JP2785769B2 - 極低温冷凍機 - Google Patents

極低温冷凍機

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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は極低温冷凍機に関
し、さらに詳細にいえば、エキスパンダにおける改良さ
れたシール構造を有する極低温冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリウムガスなどの冷媒ガスを膨脹させ
ることにより極低温を得るためのものとして極低温冷凍
機は特開昭62−228841号公報に示されているよ
うに公知であって、第1ディスプレーサと第2ディスプ
レーサとを有する2段膨張型となっており、それ等両デ
ィスプレーサがシリンダ内をピストン運動する機構であ
るため、各ディスプレーサの外周部はシール材であるシ
ールリングがそれぞれ嵌着されている。
【0003】ここで、シールリングは、極低温域でもば
ね性を維持することが要求されるとともに、高いシール
性能と高い耐磨耗性とを持たせることが要求されるので
あるから、ステンレス鋼(例えば、SUS302、SU
S304、SUS630など)からなるものが採用され
ている。また、シリンダもステンレス鋼からなるものが
採用されている。この構成を採用すれば、ディスプレー
サのピストン運動に伴なってシールリングが摺動するこ
とにより良好なシール性能を達成することができ、ま
た、高い耐磨耗性によってシールリングまたはシリンダ
を交換する頻度を著しく低減することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディスプレー
サに対してステンレス鋼からなるシールリングを嵌装し
た場合には、シールリングに残留磁化が生じる可能性が
高く(例えば、冷間加工が施されること、低温環境に曝
されることなどによって磁化を生じ、これが残留磁化に
なる)、しかもディスプレーサはシリンダ内をピストン
運動するのであるから、残留磁化とピストン運動とによ
って磁気ノイズを発生させ、外部磁場を乱すなどの不都
合を生じさせることになる。
【0005】ここで、極低温冷凍機は、SQUID(超
伝導量子干渉素子、Superconducting
QUantum Interference Devi
ce)などの超伝導素子を超伝導動作可能な極低温にま
で冷却するために用いられる。そして、SQUIDは極
めて微弱な磁場(生体磁場など)を測定するためのもの
であるから、極低温冷凍機が上述のように磁気ノイズを
発生させたり、外部磁場を乱したりすると、磁場検出感
度、精度が著しく低下してしまうことになる。特に、微
弱な磁場として生体磁場を測定する場合には、得られた
測定結果に基づいて診断を行うことになるので、磁場検
出感度、精度が低下すると、診断精度が大幅に低下して
しまい、最悪の場合には、誤診を招いてしまうことにな
る。
【0006】また、シールリングの残留磁化を消磁すれ
ば上述のような不都合は発生しないのであるが、シール
リングをキュリー温度以上にまで加熱する熱消磁法を採
用すれば、熱処理後のシールリングのばね特性を損なっ
てしまい、所期のシール性能を発揮し得なくなってしま
う可能性がある。また、シールリングに一定の強さの交
番磁界をかけ、その後、その磁界の強さを少しずつ滑ら
かに減少させてゼロにする交流消磁法を採用すれば、地
磁気の影響を避けるためにシールリングを回転させる必
要があるとともに、磁界強度を非常に滑らかに減少させ
る必要があり、作業が著しく繁雑であるとともに、磁界
強度の減少の割合を著しく高精度に制御することが困難
であるという不都合がある。
【0007】また、熱消磁法、交流消磁法の何れを採用
しても、実際にディスプレーサに嵌装して実用に供する
段階において新たに磁化が発生する可能性がある。この
結果、シールリングの残留磁化に起因する磁気ノイズ、
外部磁場の乱れを解消し、または微弱な磁場の測定に大
きな悪影響を及ぼさない程度にまで磁気ノイズ、外部磁
場の乱れを抑制することは殆ど不可能であった。
【0008】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、シールリングの残留磁化を著しく低減す
ることにより磁気ノイズの発生、外部磁場の乱れを著し
く抑制することができる極低温冷凍機を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の極低温冷凍機
は、シリンダ内にピストン運動可能に収容されたディス
プレーサの外周部に設けたリング溝に、径を広げてシリ
ンダの内面に摺接させるべく外方に張り出させる弾力を
保持するシールリングを嵌装してあり、このシールリン
グが非磁性合金からなるものである。この明細書におい
て、非磁性合金とは、常磁性合金であって、磁化率が著
しく小さい(ゼロを含む)ものを示す用語として使用さ
れる。
【0010】請求項2の極低温冷凍機は、非磁性合金と
して、銅合金、アルミニウム合金、チタン合金、高マン
ガン非磁性鋼から選ばれたものを採用している。請求項
3の極低温冷凍機は、シールリングとして、線材をコイ
ル状に巻回してなるものをリング状に形成してなり、し
かもコイル状に巻回された線材をピッチ方向に対して所
定角度傾斜させてなるものを採用している。
【0011】
【作用】請求項1の極低温冷凍機であれば、シリンダ内
にピストン運動可能に収容されたディスプレーサの外周
部に設けたリング溝に、径を広げてシリンダの内面に摺
接させるべく外方に張り出させる弾力を保持するシール
リングを嵌装してあり、このシールリングが非磁性合金
からなるものであるから、冷間加工、低温環境に曝され
ることなどによるシールリングの残留磁化を大幅に低減
することができ、ひいては磁気ノイズ、外部磁場の乱れ
を大幅に低減することができる。
【0012】請求項2の極低温冷凍機であれば、非磁性
合金として、銅合金、アルミニウム合金、チタン合金、
高マンガン非磁性鋼から選ばれたものを採用しているの
で、請求項1と同様の作用を達成することができる。請
求項3の極低温冷凍機であれば、シールリングとして、
線材をコイル状に巻回してなるものをリング状に形成し
てなり、しかもコイル状に巻回された線材をピッチ方向
に対して所定角度傾斜させてなるものを採用しているの
で、シールリングの張り出し弾力を大きくして十分なシ
ール性能を達成することができるほか、請求項1と同様
の作用を達成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面によってこの発明
の実施の態様を詳細に説明する。図1はこの発明の極低
温冷凍機の一実施態様を示す部分縦断面図である。ただ
し、図1には、極低温冷凍機のうちのエキスパンダのみ
を示している。このエキスパンダは、高圧のヘリウムガ
スを断熱自由膨張させるためのものであり、高圧ガス配
管に接続される高圧ガス入口5と低圧ガス配管に接続さ
れる低圧ガス出口6とを有するモータ収容部1と、この
モータ収容部1の下方に配置され、上側の大径部である
第1シリンダ2および下側の小径部である第2シリンダ
3を同軸の一体に有する2段構造のシリンダ部とが一体
的に気密接合されてなるケーシング4とを有し、前記シ
リンダ部には、高圧ヘリウムガスが高圧ガス入口5を介
して供給されるようになっている。
【0014】また、モータ収容部1の内部には、低圧ガ
ス出口6に連通するサージボリューム室7が形成されて
いる。第1シリンダ2内には、その上端部にカップ形状
のスラックピストン8がその上端内側面をバルブステム
9の細径垂下部に摺動案内せしめた状態で往復動可能に
嵌合されている。ここで、バルブステム9は、サージボ
リューム室7への流量調節を担うキャピラリとオリフィ
スとを有しており、モータ収容部1に設けられている。
【0015】前記シリンダ部内には、その内部を上下方
向にピストン往復動する摺動体としてのディスプレーサ
が往復動可能に嵌合されている。上記ディスプレーサ
は、第1シリンダ2の下半部内を摺動する密閉円筒状の
第1ディスプレーサ10と、この第1ディスプレーサ1
0の下端にカップリング(図示せず)を介して同軸一体
に結合され、第2シリンダ内を摺動する密閉円筒状の第
2ディスプレーサ11とからなっていて、このディスプ
レーサにより、スラックピストン8下方のシリンダ内空
間が上側から順に加圧室12、第1段膨張室13および
第2段膨張室14に区画されている。
【0016】第1ディスプレーサ10の内部には第1段
膨張室13に連通孔15を介して常時連通する空間16
が形成され、この空間16には蓄冷型熱交換器よりなる
第1段蓄冷器17が嵌装されている。一方、第2ディス
プレーサ11の内部には、第1段膨張室13に連通孔1
8を介して、第2段膨張室14に連通孔19を介してそ
れぞれ常時連通する空間20が形成され、この空間20
には蓄冷型熱交換器よりなる第2段蓄冷器21が嵌装さ
れている。なお、第1段蓄冷器17と第2段蓄冷器21
とは互いに同じ構造であってもよいが、互いに異なる構
造であってもよい。
【0017】さらに、第1ディスプレーサ10の上端は
スラックピストン8と一定のクリアランスをもって係合
しており、このスラックピストン8の上昇移動時、該ス
ラックピストン8が所定ストロークだけ上昇した時点で
その係合により、第1ディスプレーサ10がスラックピ
ストン8に駆動されて上昇開始するように、つまり第1
ディスプレーサ10が所定ストロークの遅れをもってス
ラックピストン8に追従移動するように構成されてい
る。
【0018】さらに、モータ収容部1のバルブ室22内
にはモータ室23に配置したパルブモータ24により回
転駆動される切換バルブとしてのロータリーバルブ25
が配設され、このロータリーバルブ25の切換動作によ
り、高圧ガス入口5側と低圧ガス出口6側とをシリンダ
内の加圧室12、第1段膨張室13および第2段膨張室
14に対し交互に冷媒の流通可能に接続するようになっ
ている。
【0019】すなわち、バルブモータ24の駆動により
ロータリーバルブ25が回転して切換動作する際、ロー
タリーバルブ25の切換に応じてディスプレーサをシリ
ンダ部内で往復動させ、高圧ガス入口5を加圧室12、
第1段膨張室13、第2段膨張室14に連通させて、こ
れら各室12〜14に高圧ヘリウムガスを導入充填する
ことにより、スラックピストン8および該スラックピス
トン8によって駆動されるディスプレーサを上昇させる
一方、前記各室12〜14を低圧ガス出口6に連通させ
て、各室12〜14に充填されているヘリウルガスが断
熱膨張させられることにより、シリンダ部内に寒冷を発
生するように構成される。
【0020】しかして、第1ディスプレーサ10および
第2ディスプレーサ11の外周面にはそれぞれ上部側に
断面が矩形状をなすリング溝26,27が形成されてい
て、各リング溝26,27にはそれぞれ2本のシールリ
ング28,28および29,29が装着されている。1
つのリング溝26,27に装着される各シールリング2
8,28および29,29は互いに同じ構造であって、
所定範囲内での拡縮径が可能となっている。具体的に
は、図2に平面図を、図3に要部正面図をそれぞれ示す
ように、非磁性合金からなる線材を所定ピッチのコイル
状に巻回し、さらにコイル状に巻回された線材をリング
状に形成し、さらに、コイル状に巻回された線材をピッ
チ方向に対して所定角度だけ傾斜するように上部および
下部に偶力を与えて線材を変形させてなるものである。
ここで、非磁性合金としては、ベリリウム銅、リン青銅
などの銅合金、アルミニウム合金、チタン合金、窒素強
化高マンガンオーステナイト鋼などの高マンガン非磁性
鋼、高ニッケル非磁性合金としてのインコネルX750
(三菱電線株式会社製)が例示できる。
【0021】この構成のシールリングは、自由状態から
縮径方向の外力が加えられると元の状態に拡径しようと
する張り出し方向の弾力を保持することができるもので
あり、優れた張り出し力を有しているとともに、優れた
シールの均一性を有している。ただし、シールリングと
して、例えば、前記線材よりも大径の線材をリング状に
形成し、一部を不連続状態にしてなるいわゆるCリング
状のものを採用してもよく、非磁性合金からなる線材を
所定ピッチのコイル状に巻回し、さらにコイル状に巻回
された線材をリング状に形成してなるものを採用しても
よい。
【0022】上記の構成の極低温冷凍機(シールリング
としてベリリウム銅からなるものを採用した極低温冷凍
機)を用いて第2段膨張室14の下端部に極低温状態に
対応する寒冷を発生させ、この寒冷によって図示しない
SQUIDを超伝導状態にして動作させた場合における
外部磁場の周波数特性は図4に示すとおりであった。こ
れに対して、ベリリウム銅からなるシールリングに代え
てステンレス鋼からなるシールリング(図2、図3に示
す構成を有するもの)を採用した極低温冷凍機を用いて
SQUIDを動作させた場合における外部磁場の周波数
特性は図5に示すとおりであった。両図から明らかなよ
うに、図4の場合にはホワイトノイズレベルが27.5
fTであり、2Hzのノイズピークが0.77pTであ
ったのに対し、図5の場合にはホワイトノイズレベルが
42fTであり、2Hzのノイズピークが1.3pTで
あった。したがって、心磁計測などに大きな影響を及ぼ
す2Hzのピークはほぼ40%低減されており、シール
リングの材質をステンレス鋼からベリリウム銅に代える
ことにより、磁気ノイズ、磁場の乱れを大幅に低減でき
ることが分かる。また、シールリングとしてベリリウム
銅からなるものを採用した極低温冷凍機を2500時間
以上連続運転したところ、ホワイトノイズレベル、2H
zのノイズピークは殆ど変化せず、良好な経時安定性を
示している。図6はシールリングとしてインコネルX7
50からなるものを採用し(ただし、このシールリング
は常温に保持した)、別途設けたSQUIDを極低温状
態にして動作させた場合における外部磁場の周波数特性
を示しており、シールリングとしてベリリウム銅を採用
した場合の外部磁場の周波数特性を示す図7と同様の周
波数特性を有しているのであるから、磁気ノイズ、磁場
の乱れを大幅に低減できることが分かる。
【0023】なお、ベリリウム銅以外の銅合金、アルミ
ニウム合金、チタン合金、窒素強化高マンガンオーステ
ナイト鋼などの高マンガン非磁性鋼からなるシールリン
グを採用した極低温冷凍機を用いてSQUIDを動作さ
せた場合における外部磁場の周波数特性は特には測定し
ていないが、ベリリウム銅、インコネルX750と同様
に。非磁性材料であるからシールリングの残留磁化を著
しく低減することができ、ひいては磁気ノイズ、磁場の
乱れを大幅に低減できると思われる。
【0024】なお、以上にはディスプレーサに嵌装され
るシールリングとして非磁性材からなるものを採用した
場合について説明したが、スラックピストン8に嵌装さ
れるシールリングとしても非磁性材からなるものを採用
してもよいことはもちろんである。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、冷間加工、低温環境
に曝されることなどによるシールリングの残留磁化を大
幅に低減することができ、ひいては磁気ノイズ、外部磁
場の乱れを大幅に低減することができるという特有の効
果を奏する。請求項2の発明は、請求項1と同様の効果
を奏する。
【0026】請求項3の発明は、シールリングの張り出
し弾力を大きくして十分なシール性能を達成することが
できるほか、請求項1と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の極低温冷凍機の一実施態様を示す部
分縦断面図である。
【図2】シールリングの一実施態様を示す平面図であ
る。
【図3】図2のシールリングの要部正面図である。
【図4】ベリリウム銅からなるシールリングを採用した
場合における外部磁場の周波数特性の測定結果を示す図
である。
【図5】ステンレス鋼からなるシールリングを採用した
場合における外部磁場の周波数特性の測定結果を示す図
である。
【図6】インコネルX750からなるシールリングを常
温で配置した場合における外部磁場の周波数特性の測定
結果を示す図である。
【図7】ベリリウム銅からなるシールリングを常温で配
置した場合における外部磁場の周波数特性の測定結果を
示す図である。
【符号の説明】
2 第1シリンダ 3 第2シリンダ 10 第1ディスプレーサ 11 第2ディスプレー
サ 26,27 リング溝 28,29 シールリング
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25B 9/14 510

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ(2)(3)内にディスプレー
    サ(10)(11)をピストン運動可能に収容するとと
    もに、ディスプレーサ(10)(11)の外周部に設け
    たリング溝(26)(27)に、径を広げてシリンダ
    (2)(3)の内面に摺接させるべく外方に張り出させ
    る弾力を保持するシールリング(28)(29)を嵌装
    してなる極低温冷凍機であって、前記シールリング(2
    8)(29)が非磁性合金からなるものであることを特
    徴とする極低温冷凍機。
  2. 【請求項2】 非磁性合金が、銅合金、アルミニウム合
    金、チタン合金、高マンガン非磁性鋼から選ばれたもの
    である請求項1に記載の極低温冷凍機。
  3. 【請求項3】 シールリング(28)(29)が、線材
    をコイル状に巻回してなるものをリング状に形成してな
    り、しかもコイル状に巻回された線材をピッチ方向に対
    して所定角度傾斜させてなるものである請求項1または
    請求項2に記載の極低温冷凍機。
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