JP2784993B2 - 合成樹脂製バッグ及びその製造方法 - Google Patents

合成樹脂製バッグ及びその製造方法

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JP2784993B2 JP6239423A JP23942394A JP2784993B2 JP 2784993 B2 JP2784993 B2 JP 2784993B2 JP 6239423 A JP6239423 A JP 6239423A JP 23942394 A JP23942394 A JP 23942394A JP 2784993 B2 JP2784993 B2 JP 2784993B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、全体が合成樹脂より
なるバッグ、詳しくは、剛性または準剛性の合成樹脂シ
ート体よりなるバッグ本体の側面部及び/又は底面部を
柔軟なものとした合成樹脂製バッグ及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】全体が合成樹脂よりなるバッグとして
は、剛性または準剛性の合成樹脂シート体に折罫を設け
ることにより前面部、底面部、後面部、上面部及び蓋面
部を形成するとともに、前面部と底面部と後面部の各両
側に夫々接合部(104・・104)を連設して一体と
した基体とし、これを折罫に沿って折曲げるとともに接
合部(104)を重ねて各接合部を一体的に溶着もしく
は接着剤で接合することにより、側面部(103)を形
成して箱状合成樹脂製バッグ(101)としたものがあ
る(図(イ)参照)。
【0003】しかし、このように箱状としたバッグは、
剛性または準剛性の合成樹脂シート体により形成されて
いるため全体的に硬く、側面部に柔軟性がないため、押
されたりして必要以上の外力が加わった際に側面接合部
分が破損することがある。そのため、側面部となる接合
(114)にも折畳み折罫(115)を設けることに
より折畳みし易くし、側面部(113)に柔軟性が付
与されるようにすることにより側面折り畳み式バッグ
(111)としたものがある(図(ロ)参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、側面部を折畳
めるようにすることにより側面部に柔軟性を付与するよ
うにしたものでも、バッグ全体を剛性または準剛性の合
成樹脂シート体を折曲げることにより一体的に形成する
ようにしたものであるため、好ましい柔軟性は得ること
ができなかった。そこで、側面部分をバッグ本体とは異
なった柔軟な素材とすることが考えられるが、バッグ本
体に異なった素材の側面体を取り付けるのはとても困難
である。すなわち、側面体を接着剤を用いて取り付ける
ようにするものは、接着剤が硬化するのに時間がかか
り、その間ずっと接着部分を押さえていなければならず
非常に煩雑で効率が悪いものであり、また、熱により溶
着するようにするものは、素材が異なったものとなると
合成樹脂どうしは夫々軟化温度が異なるため溶着しずら
くバッグ本体と側面体の素材が限定されたものとなり好
ましくなく、さらに、ミシン等により縫製するようにす
るものは、前面部と後面部が重なり合わず、ある程度ず
れを生じなければミシンを掛けることができないためバ
ッグの側面幅に制限があり、狭い側面幅のバッグを得る
ことは特殊な技術やミシンを必要とすることからとても
困難なものである。
【0005】このように、全体が合成樹脂よりなり側面
部を除くバッグの主要部分が剛性または準剛性のシート
体よりなるバッグにおいて、側面部にだけ簡単に効率良
く柔軟性を付与するようにした好ましいものは今まで得
られていなかった。本願発明は、このような課題に対処
しようとするものであり、以下に記載の発明の完成によ
りその目的を達成することができたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、側面部を除
いて剛性または準剛性のシート体よりなるバッグ本体
と、該バッグ本体の側面部に取り付けられる熱可塑性樹
脂よりなる柔軟な側面体と、該側面体を該バッグ本体に
取り付けるためにバッグ本体の側面体取付縁部付近に
の一方側端部が折り曲げられるように他方側端部が取り
付けられる該側面体と同質素材の熱可塑性樹脂よりなる
接合体とからなり、折り曲げられた該接合体に該側面体
を溶着して取り付けることにより側面部に柔軟性を付与
した合成樹脂製バッグとしてなるものである。
【0007】また、本願発明は、剛性または準剛性のシ
ート体に折罫を複数設けることにより前面部、底面部、
後面部、上面部及び蓋面部を夫々形成させてバッグ本体
とし、該バッグ本体の前面部と底面部と後面部の各両側
縁からなる側面体取付縁部付近に、熱可塑性樹脂よりな
る柔軟な側面体と同質素材の熱可塑性樹脂よりなる折り
曲げ可能な接合体を取り付け、次いで該接合体を該側面
体取付縁部に対してほぼ垂直に起立させた後、シート体
に設けた各折罫に沿ってバッグ本体を折曲げ組み立てる
ことにより各接合体を向かい合わせバッグ本体全体を略
箱状としてから、該接合体に熱可塑性樹脂よりなる柔軟
側面体を溶着して取り付けることにより側面部に柔軟
性を付与した合成樹脂製バッグを製造してなるものでも
ある。
【0008】ここで、剛性または準剛性とは、内容物に
より変形されないが折曲げが可能な性質を有するものを
意味する。
【0009】また、本願発明における接合体は、バッグ
本体の側面体取付縁部内側に該側面体取付縁部に沿って
その一方側端部が折り曲げられるように他方側端部を取
り付けた幅広の帯状体としたり、バッグ本体の側面体取
付縁部付近を被覆し巻くように、かつ、その一方側端部
がバッグ本体の側面体取付縁部に沿って折曲げられるよ
うに他方側端部を取り付けた幅広の帯状体としたり、バ
ッグ本体の側面体取付縁部に沿ってその一方側端部が折
り曲げられるように他方側端部を取り付けられた硬質性
の帯状体と、該硬質性の帯状体の他方側端部とバッグ本
体の側面体取付縁部付近とを共に一体的に被覆し巻くよ
うに、かつ、その一方側端部が該硬質性の帯状体ととも
に折曲げられるように設けられた軟質性の帯状体とを組
み合わせてなるようにしたり、バッグ本体の側面体取付
縁部に沿ってその一方側端部が折り曲げられるように
方側端部を取り付けられた硬質性の帯状体の周囲を、軟
質性の帯状体で一体的に被覆し組み合わせてなるように
したりしたものであり、外観、安全性または製造容易性
等を考慮して適宜選択することができるようにしてなる
ものでもある。
【0010】なお、本願発明は、バッグの側面部だけに
限定して適用されるものではなく、バッグの底面部やバ
ッグの側面部と底面部に併せて用いたりすることが可能
なものであり、これらを含めて本願発明とするものであ
る。
【0011】
【作用】バッグ本体の側面部への側面体の取り付けを、
組み立て前にバッグ本体の側縁部付近にその一方側端部
が折り曲げられるように他方側端部が予め取り付けられ
た側面体と同質素材の熱可塑性樹脂からなる接合体を介
して行うようにすると、同質素材からなる接合体と側面
体は溶着し易いものであるため、接合体への側面体の取
り付けは溶着という極めて容易な方法によりなし得るこ
とができるというだけでなく、折り曲げられた部分が側
面体の取付部兼受け枠の働きをし確実な接合と容易で円
滑な接合作業が行えることとなり、剛性または準剛性の
シート体よりなるバッグ本体に後から柔軟な側面体を確
実に取り付けることが可能となる。しかも、バッグ本体
への接合体の取り付けを縫製することにより行えば、バ
ッグ本体と接合体が異なる素材どうしであっても短時間
で確実に取り付けることが可能であり、それに伴って接
合体を介して互いに異なる素材どうしのバッグ本体と側
面体との取り付けも確実に行えることができることとな
るとともに、側面体の幅が狭いものでも溶着作業が可能
であれば容易に側面体の取り付けを行うことが出来るこ
ととなる。
【0012】また接合体をバッグ本体の側面体取付縁
部付近を被覆し巻くように、かつ、その一方側端部がバ
ッグ本体の側面体取付縁部に沿って折曲げられるように
した帯状体とすると、バッグ本体の側面体取付縁部分の
保護及び美化が行われるとともに側面体の接合作業が円
滑に行えることとなり、接合体をバッグ本体の側面体取
付縁部に沿ってその一方側端部が折り曲げられるように
設けられた硬質性の帯状体と、該硬質性の帯状体の他方
側端部とバッグ本体の側面体取付縁部付近とを共に一体
的に被覆し巻くように、かつ、その一方側端部が該硬質
性の帯状体とともに折曲げられるように設けられた軟質
性の帯状体とを組み合わせてなるようにしたものとする
と、接合体と側面体の接合が側面体と同質素材である硬
質性の帯状体より接合しやすい側面体と同一素材とする
ことのできる軟質性の帯状体と接合することとなるので
極めて容易に確実な接合が行われるとともに、折り曲げ
状態維持可能な硬質性の帯状体により軟質性の帯状体が
折り曲げ状態が維持され側面体の接合作業が円滑に行え
ることとなり、接合体をバッグ本体の側面体取付縁部内
側に該側面体取付縁部に沿ってその一方側端部が折り曲
げられるように設けられた硬質性の帯状体の周囲を、軟
質性の帯状体で一体的に被覆し組み合わせてなるように
した帯状体とすると、接合体はある程度の硬さを有する
丈夫な芯材を柔軟で緩衝作用を有する保護体で被覆した
のと同様の構造となり、接合体は、単に折り曲げ状態維
持可能で側面体を取り付けるための接合作業が円滑に行
え、かつ、同一素材どうし確実に接合が行えることとな
るだけでなく、軟質性の帯状体を介してバッグ本体とも
取り付けられていることとなるので、外部から側面部に
負荷が加わっても余計な力を緩衝し側面体の取り付け部
分又はバッグ本体との取り付け部分を破損すること無く
より丈夫に柔軟性のあるものとすることができることと
なる。
【0013】以下、本願発明の実施例を図面に基づいて
説明する。本願発明は、図1乃至図4に示すように、剛
性または準剛性の合成樹脂、例えば、ポリプロピレンよ
りなるシート体に複数の折罫(5・・・5)を設けて、
前面部部(11)、底面部(12)、後面部(13)、
上面部(14)及び蓋面部(15)を夫々形成すること
によりバッグ本体(2)とし、次いでバッグ本体(2)
の折り曲げ組み立て前に予め前面部(11)と底面部
(12)と後面部(13)の各両側縁からなる側面体取
付縁部内側に、例えば軟質性の塩化ビニル樹脂よりなる
柔軟な側面体(3)を取り付けるための帯状の接合体
(4)をその一方側端部が折り曲げられるように他方側
端部を取り付ける。接合体(4)の取り付けは、特に限
定されたものではないが、取り付けが確実に行なえるよ
うに縫製することにより行うと良い。
【0014】また、側面体(3)と接合体(4)は取り
付け上同質の素材とする必要があるので、接合体(4)
も塩化ビニル樹脂とするが、その後の接合体(4)と側
面体(3)との取り付けを行い易くするために、接合体
(4)は軟質性より硬質性の塩化ビニル樹脂とすると良
い。硬質性の塩化ビニル樹脂とした接合体(4)は、こ
こで予めその一方端部(4a)を側面体取付縁部に沿っ
て折曲げほぼ垂直となるように起立させ、折曲げ状態が
元に戻らず維持するようにしておく。この接合体(4)
の起立維持された状態が、前述したようにその後の接合
体(4)と側面体(3)との取り付けに大きな効果をも
たらすこととなる。このように接合体(4)が取り付け
起立されたバッグ本体(2)は、その後、各接合体
(4)が向かい合うように各折罫(5・・・5)に沿っ
て折曲げて略箱状となるように組み立て(図3参照)、
外側から側面体(3)を当てがいそのまま高周波溶着し
て取り付けることにより合成樹脂製バッグ(1)とす
る。この際、接合体(4)の一方端部(4a)を予めほ
ぼ垂直に折曲げていたことにより、接合体(4)は側面
体(3)が取り付けしやすい略コ字状の枠体を形成する
こととなり、溶着作業が円滑に行なえることとなる。
【0015】なお、バッグ本体(2)に接合体(4)を
取り付けた際、硬質性の帯状体からなる接合体(4)の
他方側端部とバッグ本体の側面体取付縁部付近とが共に
むき出した露出状態とならない様に、予め柔軟で緩衝作
用を有する保護帯(7)を用いて、該他方側端部
面体取付縁部付近とを一体的に被覆し巻くように取り付
けておくと、出来上がりが美しく、且つ、人とぶつかり
易く相手を傷つけやすい角張った該側縁部の保護がはか
られることとなりとても好ましい。
【0016】また、本願発明の接合体は上述のような形
態に限らず、他の実施例として図5に示すように、バッ
グ本体(22)の側面体取付縁部付近を被覆し巻くよう
に、かつ、その一方側端部(24a)がバッグ本体(
)の側面体取付縁部に沿って折り曲げられるようにし
た幅広の帯状体からなる接合体(24)を側面体取付縁
部付近に取り付けるものとし、該接合体(24)に側面
体(23)を溶着するようにしたりすることもできる。
この場合、接合体は側面体と同一素材であれば軟質性で
も硬質性でも差し支えない。
【0017】さらに、本願発明の接合体の他の実施例と
しては、図に示すように、バッグ本体(42)の側面
体取付縁部に沿ってその一方端部(44′a)を折曲
げた後その状態を維持することができるような硬質性の
幅広の帯状体(44′)と、該硬質性の幅広の帯状体
44′)の他方側端部と該バッグ本体(42)の側面
体取付縁部付近とを共に一体的に被覆し巻くようにし、
保護帯と同様の緩衝作用を兼ね備えるように、かつ、そ
の一方側端部(44″a)が該硬質性の帯状体(
′)の一方端部(44′a)とともにバッグ本体(
)の側面体取付縁部に沿って折曲げられるような軟質
性の幅広の帯状体(44″)とを組み合わせた接合体
(44)を側面体取付縁部付近に取り付けるものとし、
該接合体(44)に側面体(43)を溶着するようにし
たり、図7に示すように、バッグ本体(62)の側面体
取付縁部に沿ってその一方端部(64′a)が折り曲
げられるように設けられた硬質性の帯状体(64′)の
周囲を、軟質性の帯状体(64″)で一体的に被覆し組
み合わせた接合体(64)を側面体取付縁部内側に取り
付けるものとし、該接合体(64)に側面体(63)を
溶着するようにしたりすることもできる。この場合、接
合体を軟質性と硬質性の帯状体を組み合わせることとし
たことにより、側面体は同一素材でも硬質性より溶着し
易い軟質性の帯状体と溶着することとなり、また、軟質
性の帯状体は硬質性の帯状体の折り曲げ起立維持作用に
よりに折り曲げ起立状態を維持することが出来ることと
なり、側面体の取り付け作業をし易くすることが出来
る。
【0018】
【効果】以上のように本願発明によれば、側面部をバッ
グ本体と異なるの素材ものとしても何ら不都合なく溶着
し容易に取り付けることができるので、全体が合成樹脂
よりなるバッグであっても合成樹脂よりなるバッグの側
面部に好ましい柔軟性を付与することができる。また、
部分的に性質や色彩を違えたものとすることが可能で、
例えば、側面体を網状シートやメッシュシートもしくは
赤や青に着色したシートを用いたものとすれば、巾広い
デザインの変更を行うことができるものとすることが出
来ることとなる。
【0019】しかも、バッグの側面部という極めて取り
付け作業が行いずらい場所であっても側面体と同一素
材の接合体の一方側端部を予め側面体取付縁部に沿って
ほぼ垂直となるように折り曲げて起立させておくことに
より、折り曲げられた部分が側面体の取付部兼受け枠の
動きをし確実な接合と容易で円滑な接合作業が行えるこ
ととなるので、極めて簡単に効率よく、かつ、特殊な技
術等を要することなく側面体の取付けが行なえることと
なる。また、接合体を起立状態維持可能な硬質性のもの
とすると、一層側面体の取り付け作業を行い易くするこ
ととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明のバッグを示す斜視図。
【図2】 バッグ本体の構造を説明する(イ)展開図、
(ロ)部分拡大断面図。
【図3】 バッグ本体への側面体の取り付けを説明する
斜視図。
【図4】 バッグ本体への側面体の取り付け状態を説明
する部分拡大断面図。
【図5】 バッグ本体への側面体の他の取り付け状態を
説明する部分拡大断面図。
【図6】 バッグ本体への側面体の他の取り付け状態を
説明する部分拡大断面図。
【図7】 バッグ本体への側面体の他の取り付け状態を
説明する部分拡大断面図。
【図8】 従来の合成樹脂製バッグの(イ)箱状バッグ
を示す斜視図、(ロ)側面折畳み式バッグを示す斜視
図。
【符号の説明】
1・・・・・合成樹脂製バッグ 2・・・・・バッグ本体 3・・・・・側面体 4・・・・・接合体 5・・・・・折罫 6・・・・・縫製部 7・・・・・保護帯 8・・・・・把手 11・・・・・前面部 12・・・・・底面部 13・・・・・後面部 14・・・・・上面部 15・・・・・蓋面部101,111 ・・・・・合成樹脂製バッグ103,113 ・・・・・側面部104,114 ・・・・・接合部115 ・・・・・折畳み折罫

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面部を除いて剛性または準剛性のシー
    ト体よりなるバッグ本体と、該バッグ本体の側面部に取
    り付けられる熱可塑性樹脂よりなる柔軟な側面体と、該
    側面体を該バッグ本体に取り付けるためにバッグ本体の
    側面体取付縁部付近にその一方側端部が折り曲げられる
    ように取り付けられる該側面体と同質素材の熱可塑性樹
    脂よりなる接合体とからなり、折り曲げられた該接合体
    に該側面体を溶着して取り付けることにより側面部に柔
    軟性を付与してなることを特徴とする合成樹脂製バッ
    グ。
  2. 【請求項2】 接合体は、バッグ本体の側面体取付縁部
    内側に該側面体取付縁部に沿ってその一方側端部が折り
    曲げられるように取り付けられる軟質性又は硬質性の幅
    広の帯状体であることを特徴とする請求項1に記載の合
    成樹脂製バッグ。
  3. 【請求項3】 接合体は、バッグ本体の側面体取付縁部
    付近を被覆し巻くように、かつ、バッグ本体の側面体取
    付縁部に沿ってその一方側端部が折り曲げられるように
    取り付けられる軟質性又は硬質性の幅広の帯状体である
    ことを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製バッグ。
  4. 【請求項4】 接合体は、バッグ本体の側面体取付縁部
    内側に該側面体取付縁部に沿ってその一方側端部が折り
    曲げられるように取り付けられる硬質性の幅広の帯状体
    と、該硬質性の帯状体の他方側端部とバッグ本体の側面
    体取付縁部付近とを共に一体的に被覆し巻くように、か
    つ、その一方側端部が該硬質性の帯状体とともに折り曲
    げられるように取り付けられる軟質性の幅広の帯状体と
    を組み合わせてなるものであることを特徴とする請求項
    1に記載の合成樹脂製バッグ。
  5. 【請求項5】 接合体は、バッグ本体の側面体取付縁部
    内側に該側面体取付縁部に沿ってその一方側端部が折り
    曲げられるように取り付けられる硬質性の幅広の帯状体
    の周囲を軟質性の帯状体で一体的に被覆し組み合わせて
    なるものであることを特徴とする請求項1に記載の合成
    樹脂製バッグ。
  6. 【請求項6】 剛性または準剛性のシート体に折罫を設
    けることにより前面部、底面部、後面部、上面部及び蓋
    面部を形成した後、前面部、底面部、 後面部の各両側縁
    からなる側面体取付縁部付近に側面体と同質素材の熱可
    塑性樹脂よりなる折曲げ可能な接合体を取り付け、次い
    で該接合体を該側面体取付縁部に対してほぼ垂直に起立
    させた後、各折罫に沿ってシート体を折曲げ各接合体が
    向かい合うようにしてから該接合体に熱可塑性樹脂より
    なる柔軟な側面体を溶着して取り付けてなることを特徴
    とする合成樹脂製バッグの製造方法。
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JPS57130021A (en) * 1981-02-05 1982-08-12 Copal Co Ltd Shutter blade of direct photometric ttl camera

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