JP2783648B2 - 筐体構造 - Google Patents

筐体構造

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JP2783648B2
JP2783648B2 JP12315790A JP12315790A JP2783648B2 JP 2783648 B2 JP2783648 B2 JP 2783648B2 JP 12315790 A JP12315790 A JP 12315790A JP 12315790 A JP12315790 A JP 12315790A JP 2783648 B2 JP2783648 B2 JP 2783648B2
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standard
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electronic device
ceiling
pitch
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洋一 佐野
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は電子機器を収納する筐体構造に関する。
(従来の技術) 電子機器を収納する筐体は従来は第7図に示すように
構成されていた。図において、角板状の天井部1と角枠
状の基部2とは、四隅において4本の角柱状の支柱3に
よって連結されている。支柱3の上下端はそれぞれ天井
部1及び基部2に溶接またはボルト締結により接合一体
化されており、支柱3の前面には収納される電子機器4
を取り付けるための取付孔5が、高さ方向に所定のピッ
チで設けられている。
この取付孔5のピッチはJISB規格またはEIA規格(ア
メリカ工業規格)によって一定となっており、JIS規格
の場合は50mm、EIA規格の場合には44.5mmと定められて
いる。
従ってJIS規格によるピッチで取付孔5が設けられた
筐体にはJIS規格の取付孔を有する電子機器4しか取り
付けることができず、同様にEIA規格によるピッチで取
付孔5が設けられた筐体にはEIA規格の取付孔を有する
電子機器4しか取り付けることができず、汎用性に欠け
ていた。また電子機器の実装、据付後、特に保守の際に
規格の異なったものに入れ替える必要性が生じるケース
がある。このような場合筐体をも規格に見合ったものに
変えなければならず大変煩しい作業であった。
さらに、筐体を製作する場合、収納する機器の規格に
合わせて製作しなければならず、機器の規格が決定しな
いと製作できない。この結果納入するまでに時間がかか
るという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように従来の筐体構造によると、筐体の支柱
に設けられた取付孔のピッチが一通りであるため、この
ピッチと同じピッチの取付孔を有する電子機器しか取り
付けられず、汎用性に欠けていた。また電子機器実装後
特に保守のときに異なる規格の電子機器に交換しなけれ
ばならないときに電子機器のみならず筐体自体も異なる
規格のものに変えなければならず非常に面倒であった。
収納される電子機器の規格に合わせたピッチで取付孔を
加工しなければならず、電子機器の仕様、規格が決定し
ないと製作を始められなかった。このため納期が長くな
るという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、収納され
る機器の規格が異なっても同じ筐体に取り付けることが
できる筐体構造を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、天井部と基部
とを複数本の支柱で連結してなり、電子機器ユニットを
収納する筐体構造において、前記支柱は前記天井部及び
基部に対して回動可能に取付けられるとともに、前記支
柱の各側面のうち少くとも2面にそれぞれ前記電子機器
ユニットを取り付けるための異なるピッチの取付孔が設
けたものである。
(作用) 上記の構成によると、例えば支柱の一方の側面にJIS
規格によるピッチの取付孔を設け、他方の側面にEIA規
格によるピッチの取付孔を設けることにより、支柱を回
動させて所望のピッチの取付孔を前面に向けることがで
きる。従って同じ筐体に異なる規格の電子機器を取り付
けることができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図に本発明の一実施例を示す。これら
の図において、第7図に示す従来例と同一または同等部
分には同一符号を付して示す。
角板状の天井部1の外周は下方向内側に向ってコ字状
に折り返されており、上面に平行な折返し部1aの四隅の
うち前面側の二隅には第2図に示す如くそれぞれ孔部1b
が形成されている。同様に角枠状の基部2の外周も上方
内側に向ってコ字状に折り返されており、下面に平行な
折返し部2aの四隅にはのうち前面側の二隅にはそれぞれ
孔部2bが形成されている。
一方、支柱6は断面が正方形の角筒状に形成されてお
り、支柱6のうち前面側の2本の上下の端面の中心に
は、軸方向に平行に外側に向って突出するボルト7の頭
部がそれぞれ固定されている。そして上下1対のボルト
7はそれぞれ天井部1及び基部2の二隅に形成された孔
部1b,2bに嵌合するようになっている。
また、4本の支柱6のうち前面側の2本の支柱6の一
方の側面6aには、JIS規格によるピッチ、すなわち50mm
のピッチで複数個の取付孔8が軸方向に設けられてい
る。さらに前記2本の支柱6の他方の側面6bには、EIA
規格によるピッチ、すなわち44.5mmのピッチで複数個の
取付孔9が軸方向に設けられている。また後面側の2本
の支柱6の上下端はそれぞれ天井部1及び基部2の後面
側の隅部に溶接で固定されている。
次に本実施例による組立手順について、第2図を参照
して説明する。前面側の2本の支柱6の両端に固定され
たボルト7に、合成樹脂でリング状に形成されたカラー
10を挿入した後、ボルト7を天井部1及び基部2の前面
側の二隅の孔部1b,2bに嵌合する。次に後面側の2本の
支柱6の上下端をそれぞれ天井部1及び基部2のそれぞ
れの後面側の二隅に溶接する。次に天井部1の折返し部
1a及び基部2の折返し部2a内に突出したボルト7にワッ
シャ11を挿入した後、ロックナット12を螺着して、天井
部1及び基部2と支柱6の上下端とをそれぞれ締結す
る。
ここで、筐体に収納される電子機器がJIS規格のもの
である場合は、支柱6に形成されたJIS規格によるピッ
チの取付孔8が前面に向くように、2本の支柱6を位置
付けて、ロックナット12により締結固定する。また電子
機器がEIA規格のものである場合は、ロックナット12を
緩めた後支柱6を90度回動させ、EIA規格によるピッチ
の取付孔9を前面に向けて再びロックナット12により締
結固定すればよい。
本実施例によれば、同じ筐体を用い支柱6を回動させ
るだけの簡単な作業により、JIS規格、EIA規格どちらの
電子機器も、同じ筐体に取り付けれことができる。また
電子機器実装後保守の際に異なる規格のものに交換する
場合にも支柱を回転させて適当なピッチをもった面を前
面側に向けるだけで取付可能で即座に対応することがで
きる。内部に収納される電子機器の規格が決定されなく
ても筐体の製作が可能となり、筐体の量産化と製作に要
する工数及びコストの低減を図ることができる。
上記実施例では前面側の2本の支柱6をボルト7及び
ロックナット12を用いて天井部1及び基部2に締結固定
する場合について説明したが、後面側の2本の支柱6も
ボルト7及びロックナット12を用いて天井部1及び基部
2に回動可能に固定してもよい。
第5図及び第6図に本発明の他の実施例を示す。本実
施例は筐体に規格の異なる複数種類の電子機器を同時に
収納できるようにしたものである。
第5図に示すように、支柱6は軸方向に複数個、例え
ば3個に分割されており、各支柱6は第2図に示す支柱
6と天井部1との連結構造と同様に、ボルト7、カラー
10、ワッシャ11及びロックナット12により、同軸上で回
動可能に連結されている。他の部分の構造は第1図乃至
第4図に示す実施例と同様であるので、同一または同等
部分には同一符号を付して示し、説明を省略する。
本実施例によれば、3分割された支柱6が個々に独立
して回動可能であるので、例えば上段の支柱にJIS規格
の電子機器、中段及び下段にはEIA規格の電子機器を取
り付けることができ、筐体の汎用性がさらに向上する。
また保守の途中で収納された電子機器のうちの一部
を、例えばJIS規格のものからEIA規格のものに入れ換え
ることもできる。
なお、支柱6の分割数が3個に限定されないことは云
うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、支柱を天井部
及び基部に対して回動可能とし、各側面の少くとも2面
に異なる規格によるピッチの取付孔を設けたので、同じ
筐体に異なる規格の電子機器を取り付けることができ
る。
また保守のときに異なる規格の電子機器と入れ換える
ときにも支柱を回動させて所望のピッチの穴のあいた面
を前面側に向けるだけでよい。このように機器の交換に
も即座に対応が可能となる。従って筐体の汎用性が向上
するとともに、内部に収納される電子機器の規格が決定
されなくても筐体の製作が可能となり、筐体の量産化と
製作に要する工数及びコストの低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図及び第
3図はそれぞれ第1図のA−A線及びB−B線断面図、
第4図は第1図の支柱を示す斜視図、第5図は本発明の
他の実施例を示す斜視図、第6図は第5図のC−C線断
面図、第7図は従来の筐体構造を示す斜視図である。 1……天井部 2……基部 3,6……支柱 4……電子機器 5,8,9……取付孔 6a,6b……側面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井部と基部とを複数本の支柱で連結して
    なり、電子機器ユニットを収納する筐体構造において、
    前記支柱は前記天井部及び基部に対して回動可能に取付
    けられるとともに、前記支柱の各側面のうち少くとも2
    面にそれぞれ前記電子機器ユニットを取り付けるための
    異なるピッチの取付孔が設られていることを特徴とする
    筐体構造。
JP12315790A 1990-05-15 1990-05-15 筐体構造 Expired - Lifetime JP2783648B2 (ja)

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