JP2781892B2 - サーマルダイオード - Google Patents

サーマルダイオード

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JP2781892B2
JP2781892B2 JP1172860A JP17286089A JP2781892B2 JP 2781892 B2 JP2781892 B2 JP 2781892B2 JP 1172860 A JP1172860 A JP 1172860A JP 17286089 A JP17286089 A JP 17286089A JP 2781892 B2 JP2781892 B2 JP 2781892B2
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幹雄 森岡
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱的な差の方向により伝熱量が違うサーマル
ダイオードに関するものである。
[従来の技術] 従来、ダイオードとしては、電圧を印加する極性によ
り、電流の流れ易い順方向と電流の流れ難い逆方向の電
流特性、即ち整流性を呈する二端子素子が種々知られて
いる。半導体ダイオードでは、同種半導体のp形とn形
の接触によるpn接合,半導体と金属の接触によるショッ
トキー接合が主に用いられる。時折、特性の一部を強調
又は抑圧する目的から、接合周辺の不純物分布に特殊な
工夫をこらす場合もある。
[発明が解決しようとする課題] しかし従来のダイオードは、いずれも電気的整流性を
示すダイオードであり、熱的な差の方向により伝熱量が
違うサーマルダイオードはまだ知られていない。
本発明は温度差の方向及び程度により伝熱量が異なる
サーマルダイオードを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のサーマルダイオードは、熱膨張率の比較的大
きい物質から成る第1熱伝導体と、熱膨張率の比較的小
さい物質から成る第2熱伝導体とを、両者の先端を軽く
接触させて対向配置し、両熱伝導体の後端を、熱膨張率
及び熱伝導率の極めて小さい物質から成る枠体に固定し
た構成のものである。
[作用] 第1熱伝導体及び第2熱伝導体又はその一方の温度が
低下すると(第2図(d))、第1熱伝導体及び第2熱
伝導体間の接触が断たれ熱絶縁状態になる。即ち、温度
の高低により伝熱が有無となるバイメタル効果を有す
る。
また、第1熱伝導体及び第2熱伝導体又はその一方の
温度が上昇すると、第1熱伝導体と第2熱伝導体が接触
し熱が伝わる(第2図(b)(c))。この場合におい
て、熱膨張率の大きい第1熱伝導体の方が第2熱伝導体
よりも高温であると(第2図(b))、第2熱伝導体が
第1熱伝導体より高温の場合(第2図(c))に比べ
て、第1熱伝導体から第2熱伝導体へ大量の熱が流れ
る。即ち、同じ温度差の条件でも、温度勾配の方向によ
って熱の流れ方が違ってくる。これが熱のダイオード効
果であり、本明細書で「サーマルダイオード」と呼ぶ所
以である。
[実施例] 以下、本発明を図示の実施例に従って説明する。
第1図にサーマルダイオードの基本構成を示す。
サーマルダイオード1は、熱膨張率の比較的大きい物
質Aから成る第1熱伝導体10と、熱膨張率の比較的小さ
い物質Bから成る第2熱伝導体20とを、両者の先端11、
21を軽く接触させて対向配置し、両熱伝導体10,20の後
端12,22を、熱膨張率及び熱伝導率の極めて小さい物質
Cから成る枠体30に剛結合し固定した構成を有する。上
記物質A,B,Cに利用可能な材料の熱膨張率の順位を例示
すれば、次のようになる。
セルロイド>エボナイト>岩塩>鉛>ベークライト>
インジウム>アルミニム>ニッケル>銅>ステンレス>
ガラス まず、動作原理について説明しよう。
(1)標準状態 第2図(a)はサーマルダイオード全体が同じ温度T0
に保たれている場合であり、このとき熱伝導体10,20の
先端11,21は軽く接触している状態となる。換言すれ
ば、第1及び第2の熱伝導体10,20は通常この第2図
(a)の状態となるように設定されている。この標準状
態下では、両熱伝導体10,20が同じ温度にあるため、熱
の授受はない。
(2)強接触状態 第2図(b)は第1熱伝導体10が温度T1(>T0)に保
たれ、第2熱伝導体20が温度T0に保たれた場合である。
このような条件下では、熱膨張率の大きい物質Aから成
る第1熱伝導体10が標準状態(第2図(a))のときよ
りも熱膨張して、第1熱伝導体10と第2熱伝導体20が相
互に強く押し付けられる。このため、第1熱伝導体10か
ら第2熱伝導体20へ多くの熱が流れる。
(3)弱接触状態 第2図(c)は第2熱伝導体20が温度T1(>T0)に保
たれ、第1熱伝導体10が温度T0に保たれた場合である。
このような条件下では、熱膨張率の小さい物質Bから成
る第2熱伝導体20が標準状態(第2図(a))のときよ
りも僅かに熱膨張して、第1熱伝導体10と第2熱伝導体
20が相互に弱く押し付けられる。このため、第2熱伝導
体20から第1熱伝導体10へは僅かしか熱が流れない。
(4)無接触状態 第2図(d)は第2熱伝導体20が温度T2(>T0)に保
たれ、第1熱伝導体10が温度T0に保たれた場合である。
このような条件下では、熱膨張率の小さい物質Bから成
る第2熱伝導体20が標準状態(第2図(a))のときよ
りも僅かに熱収縮し、第1熱伝導体10と第2熱伝導体20
は離れてしまう。このため第1熱伝導体10から第2熱伝
導体20へも又はその逆方向にも熱が伝わらなくなる。
上記を要約するに、このサーマルダイオードは、次の
ような特性を有する。
バイメタルと同様に、第1熱伝導体10及び第2熱伝導
体20又はその一方の温度が低下すると(第2図
(d))、第1熱伝導体10及び第2熱伝導体20間の接触
が断たれ熱絶縁状態になる。
また、第1熱伝導体10及び第2熱伝導体20又はその一
方の温度が上昇すると、第1熱伝導体10と第2熱伝導体
20が接触し熱が伝わる(第2図(b)(c))。この場
合において、熱膨張率の大きい第1熱伝導体10の方が第
2熱伝導体20よりも高温だと(第2図(b))、第2熱
伝導体20が第1熱伝導体10より高温の場合(第2図
(c))に比べて、第1熱伝導体10から第2熱伝導体20
へ大量の熱が流れる。即ち、同じ温度差の条件でも、温
度勾配の方向によって熱の流れ方が違ってくる。これが
熱のダイオード効果であり、本明細書で「サーマルダイ
オード」と呼ぶ所以である。
次に、上記サーマルダイオードの性能について解析し
てみる。
(1)サーマルダイオードの伸び 標準状態(温度T0)からのサーマルダイオードの全体
の伸びをL(m)とすると、伸びLは次式(1)で表わ
される。
L=loα(TA−T0) +loβ(TB−T0) ……(1) ここで lo :第1及び第2熱伝導体の長さ[m] α :第1熱電導体の熱膨張率[1/K] β :第2熱伝導体の熱膨張率[1/K] TA:第1熱伝導体の温度[K] TB:第2熱伝導体の温度[K] 伸びLの符号は正も負も取り得るが、第1熱伝導体10
と第2熱伝導体20が離れるのはL≦0のときであるか
ら、上記(1)式においてL≦0とすれば、次式を得
る。
即ち、上記(2)式の等号の場合は、第4図に示す如
くTAを縦軸にTBを横軸に取った場合に原点T0を横切る
直線となり、第4図に斜線を施した部分が第1熱伝導体
10と第2熱伝導体20が離れている温度領域となる。
尚、第4図に斜線を施してない部分は熱の伝わる温度
領域であり、上述したようにこの領域での伝熱量には強
弱が存在する。
(2)サーマルダイオードの熱透過率 サーマルダイオードの熱通過率をK[W/m2K,Kはケル
ビン]とする。この熱通過率Kは、上記伸びLに比例す
るとすれば、次式を得る。
K=cL ……(3) ここでc:比例定数(W/m3K) また、第1熱伝導体10と第2熱伝導体20の温度差ΔT
を ΔT=TA−TB ……(4) とすれば、(1)式を代入して、 K=clo[α(TA−T0)+β(TB−T0)] =clo[αΔT+(α+β)(TBT0)] ……(5) となる。従って、第2熱伝導体20の温度TBをパラメー
タとして、熱通過率Kを温度差ΔTの関数として表せ
ば、第5図のようになる。
第5図中、曲線(TB=T0)の場合を例にすれば、
ΔT=0の場合に熱通過率K=0となって、熱が伝わら
なくなる。TAが上昇すると、第1熱伝導体10が次第に
強く押し付けられて、曲線は直線的に上昇する。温度
差ΔTが逆転してΔTが負号の状態に入ると、K=0の
直線上を移行することになる。
次に、曲線(TB>T0)の場合、つまり第2熱伝導
体20が若干押し付けている場合には、ΔT=0のところ
ではTBもTAも高い温度にあることになるので、互いに
押し付け合っている状態となり、縦軸の熱通過率Kと交
わることになる。次第にTAが下がって来ると、最後は
両者が離れる状態となり、この時点でK=0の直線上に
移行する。よって、ΔTが負であってもある程度熱が伝
わる。更にTBの温度が高くなると曲線のようにな
る。
次に、曲線(TB<T0)の場合、つまりΔT=0の
ところで既に第2熱伝導体20が少し縮まっている場合に
は、TAがある程度高い温度になった時に接触し、或る
値の熱通過率Kを呈し始めることになる。更にTBの温
度が低くなると曲線のようになる。
このようにTBの温度によって、熱の伝わり方が違っ
て来て、いわゆるダイオードの整流性を呈する。
(3)熱伝達特性 第1熱伝導体10から第2熱伝導体20への伝熱量をQ
[W]とすると、伝熱量Qは次式で表わされる。
Q=K・S・ΔT ……(6) ここで、S:接触している伝熱面積(m2) K:熱通過率 ΔT:温度差 上記(6)式で、Q≧0の場合は第1熱伝導体10から
第2熱伝導体20の方向への伝熱、Q<0の場合は第2熱
伝導体20から第1熱伝導体10の方向への伝熱となる。
伝熱量Qを図示すると第6図のようになる。
第6図において、曲線(TB=T0)が標準的な場合
である。横軸の温度(ケルビンK)は温度差ΔTに比例
しており、伝熱量Qは温度差ΔTの二乗に比例するた
め、曲線は図のように2次式でカーブしている。温度
差ΔTがゼロとなりΔT≦0の領域に入ると、Q=0の
直線上を移行する。
曲線(TB<T0)の場合は、つまりΔT=0のと
ころで既に第2熱伝導体20が少し縮まっている場合に
は、TAがある程度高い温度になった時に接触し、伝熱
量Qが現れる。
曲線(TB>T0)の場合、つまり第2熱伝導体20が
若干押し付けている場合には、ΔT=0のところではT
BもTAも高い温度にあることになるので、互いに押し付
け合っている状態となるが、温度差がゼロであるので伝
熱量Qはゼロとなる。TAとTBの温度差ΔTが逆転し負
の領域に入ると、第2熱伝導体20が伸びて接触している
のにTAの温度が低い状態にあるため、それまでとは逆
に第2熱伝導体20から第1熱伝導体10へ熱が伝わる。更
にTBの温度が高くなると、曲線のように、逆方向に
流れる伝熱量Qは大きくなる。そして曲線のいずれ
の場合も、最後は両熱伝導体が離れる状態となり、この
時点から伝熱量Q=0の直線上に移行する。
次に、上記サーマルダイオードの応用例を示す。
第7図は、サーマルダイオード1を人工衛星40の外壁
41の一部として設置し、熱源を有する人工衛星内部の温
度を一定に保つように装置した例である。サーマルダイ
オード1は、第1図の場合と同様に、熱膨張率及び熱伝
導率の極めて小さい物質Cから成る枠体30により、熱膨
張率の比較的大きい物質Aから成る第1熱伝導体10の後
端と、熱膨張率の比較的小さい物質Bから成る第2熱伝
導体20の後端とを固定支持した構成であり、第1熱伝導
体10は人工衛星40の内部側に、第2熱伝導体20は宇宙空
間側に配置されている。しかし、人工衛星40の内部から
宇宙空間への熱の排出入を可能とするため、枠体30の人
工衛星内部側と宇宙空間側とには開口部が形成されてい
る。更に宇宙空間への熱の排出を効率よく行うため、宇
宙空間側の第2熱伝導体20にはラジエータ31を設けてあ
る。
人工衛星40は太陽を向いているとき(日照状態)と太
陽を向いていないとき(日陰状態)とがある。内部に熱
源を有するため外部へ放熱して人工衛星内部の温度を一
定に保ちたい場合であっても、日照状態時には内部に熱
が入って来て欲しくないし、逆に日陰状態に入って冷え
過ぎた時にはあまり熱を捨てたくない状態が起こる。
前者の日照状態時は第6図の曲線に相当し、人工
衛星40の内部での発熱が外部から受ける熱に比べて多け
れば、第6図の第1象限中の曲線に従って放熱が行
われるが、内部での発熱が外部から受ける熱より少なけ
れば、第6図の第3象限中の曲線に従って、若干の
入熱を伴うか伝熱量Q=0上を推移して、人工衛星40の
内部への熱の進入を阻止する。
一方、後者の日陰状態時には第6図の第1象限中の曲
線に従って、或る温度差になって初めて人工衛星40
の内部での熱が外部に放熱され、外部が冷え過ぎて第6
図の第3象限に入ったときは放熱が行われなくなる。
このように、サーマルダイオードは、内部熱源を有す
るシステムから外部へ放熱してしかも内部温度を一定に
保つために使用できる。
第8図及び第9図は、サーマルダイオード1をシステ
ム内の電気ヒータ32をON・OFFする温度センサとして利
用し、システム内部の温度を一定に保つように装置した
例である。サーマルダイオード1の第1熱伝導体10及び
第2熱伝導体20は、第7図の場合と異なり、その熱膨張
率の比較的大きい物質A及び熱膨張率の比較的小さい物
質Bとして、それぞれ電気伝導率の比較的良好な金属が
用いられている。この例では、第1熱伝導体10は高温側
に及び第2熱伝導体20は低温側に配置されている。
システム全体の温度が下がると(第4図斜線部)サー
マルダイオード1の第1及び第2熱伝導体10,20間が離
れてリレー33の回路が電源35から切離され、そのブレー
ク接点34がONしてヒータ32が電源36に接続される。従っ
て、ヒータ32によりシステムが加熱される。また、シス
テム全体の温度が上がると(第4図の非斜線部)、サー
マルダイオード1の第1及び第2熱伝導体10,20が接触
してリレー33が入り、そのブレーク接点34がOFFしてヒ
ータ32が切れる。かくして、システムの温度が一定に保
たれる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明のサーマルダイオードは、
熱膨張率の違う2つの物質を接触させたものであり、温
度の高低により伝熱が有無となるバイメタル効果と、熱
の流れる方向で伝熱量が違うダイオード効果を持つ。従
って、システムの温度保持装置の構築に有用な伝熱機器
等に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサーマルダイオードの原理構成図、第
2図は動作説明図、第3図は性能評価の説明に供する
図、第4図は熱の伝わる温度領域と伝わらない温度領域
を示した図、第5図は温度差と熱通過率の関係を示した
図、第6図は温度差と伝熱量の関係を示した図、第7図
は一応用例を示した断面図、第8図及び第9図は他の応
用例を示した図である。 図中、1はサーマルダイオード、10は第1熱伝導体、11
は先端、12は後端、20は第2熱伝導体、21は先端、22は
後端、30は枠体、31はラジエータ、32は電気ヒータ、33
はリレー、34はブレーク接点、35,36は電源、40は人工
衛星、41は外壁を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B64G 1/00 - 9/00 F16L 59/00 - 59/22 F28F 11/00 - 19/06 G05D 23/00 - 23/32 G12B 1/00 - 17/08 H01H 37/00 - 37/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱膨張率の比較的大きい物質から成る第1
    熱伝導体と、熱膨張率の比較的小さい物質から成る第2
    熱伝導体とを、両者の先端を軽く接触させて対向配置
    し、両熱伝導体の後端を、熱膨張率及び熱伝導率の極め
    て小さい物質から成る枠体に固定したことを特徴とする
    サーマルダイオード。
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