JP2781528B2 - 使い捨てブリーフ型パンツ - Google Patents

使い捨てブリーフ型パンツ

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JP2781528B2
JP2781528B2 JP7013160A JP1316095A JP2781528B2 JP 2781528 B2 JP2781528 B2 JP 2781528B2 JP 7013160 A JP7013160 A JP 7013160A JP 1316095 A JP1316095 A JP 1316095A JP 2781528 B2 JP2781528 B2 JP 2781528B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使い捨てブリーフ型パ
ンツに関し、さらに詳しくは、そうしたパンツ型オムツ
や幼児用トレーニングパンツに関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、この種のブリーフ型パン
ツとしては、特開昭57−77304号および特開昭5
7−117602号に知られているものがある。これら
は、弾性部材をパンツのウエストホールおよびレッグホ
ールに取り付ける技術を開示している。
【0003】前記公知技術のように、弾性部材をウエブ
上で連続的に一方向へ変位湾曲させて接着するのに、弾
性部材をトラバース手段で制御し、接着剤が塗布された
弾性部材がトラバース手段を通過するようにする場合、
接着剤の或る量がトラバース手段に付着し剥ぎ取られて
接着効果が低下するとともに、トラバース手段のその通
過部分を常に掃除しなければならないという煩雑さがあ
る。
【0004】前記従来技術では、弾性部材として1本の
ゴムひもを用いるので、所要の伸長応力をうるには、断
面径が比較的大きいものと認められるが、こうしたもの
や、弾性部材として断面の厚さと幅との寸法差が大きい
テープ状のものを用いると、トラバース手段で弾性部材
を一定方向へ変位させる場合、弾性部材が強く捩れたま
まウエブに接着されてしまい、これが原因でウエブから
剥離したり、その捩れ部分は隆起することが多いが、こ
れが着用者に違和感を与えたりするという問題がある。
これは、複数の弾性部材を使用する場合、特に問題とな
る。
【0005】本発明の目的は、レッグホールの弾性部材
として複数の弾性糸を用い、これらを比較的曲率半径の
小さいカーブに湾曲させるにもかかわらず、弾性糸が不
自然に捩れたり、互いに交差したりすることなく、弾性
糸を整然と離間並列して取り付けた使い捨てブリーフ型
パンツを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、トップシート
とバックシートとの間に吸収性コアが介在し、ウエスト
ホールと一対のレッグホールの回りに沿って弾性部材が
伸長状態で装着されている使い捨てブリーフ型パンツを
前提とする。
【0007】本発明は、前記前提において、次の点を特
徴とする。
【0008】a)前記レッグホールの前記弾性部材が第
1および第2弾性部材から構成され、かつ、前記第1お
よび第2弾性部材がそれぞれ複数本の弾性糸から構成さ
れて中央部と両側部とを有する上向きのほぼU字状に湾
曲されている点。
【0009】b)前記第1および第2弾性部材の各列に
おいて前記各弾性糸が互いに交差することなく並列に、
かつ、前記第1および第2弾性部材の少なくとも前記両
側部における前記各弾性糸が互いに離間している点。
【0010】c)前記第1および第2弾性部材の前記中
央部が前記コアの下面で並んで前記パンツの股下域を横
切り、前記第1弾性部材の前記両側部が前記両レッグホ
ールのほぼ前半分に沿って、かつ、前記第2弾性部材の
前記両側部が前記両レッグホールのほぼ後半分に沿って
位置している点。
【0011】d)前記第1および第2弾性部材の前記中
央部の伸長応力がそれら両弾性部材の前記両側部の伸長
応力よりも弱くされている点
【0012】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を説明する
と、以下のとおりである。
【0013】図1は、本発明に係る使い捨てブリーフ型
パンツの斜視図を示す。パンツ1は、ウエストホール2
と、一対のレッグホール3と有し、これらの回りに沿っ
てそれぞれ伸縮ギャザーを作る弾性部材4,5が装着さ
れている。
【0014】図2は、前記ブリーフ1の分解斜視図を示
す。パンツ1は、縦横に伸縮可能な繊維不織布でそれぞ
れ形成されたトップシート6およびバックシート7と、
これらの間に介在するマット状の吸収性コア8と、前記
弾性部材4,5とから構成されている。トップシート6
およびバックシート7は、両側に凹欠部13a ,13
b を形成してある。コア8も両側に凹欠部10が形成
されている。コア8はフラッフパルプを主材として形成
されている。弾性部材4は、トップシート6とバックシ
ート7とのウエスト部分11,12の間に後記接着剤を
介してそれらの横方向へ伸縮可能に取り付けられてい
る。
【0015】弾性部材5は、第1および第2弾性部材5
A,5Bから構成されている。第1および第2弾性部材
5A,5Bは、それぞれ複数本の弾性糸から構成され、
中央部5aと両側部5bとを有する、上向きの、すなわ
ち、ウエストホール3へ向くほぼU字状に湾曲してい
る。第1および第2弾性部材5A,5Bは、それらの各
列において各弾性糸が互いに交差することなく並列離間
している。第1および第2弾性部材5A,5Bは、中央
部5aが互いに並列にパンツ1の股下域を横切り、第1
弾性部材5Aの両側部5bが両レッグホール3のほぼ前
半分に沿って、かつ、第2弾性部材5Bの両側部5bが
レッグホール3のほぼ後半分に沿って位置し、両側部5
bだけがトップシート6とバックシート7との間に固定
されている。
【0016】図3は、前記パンツ1を製造する装置の概
略図を示す。前記バックシート7の素材である連続ウエ
ブ27は、ガイドローラ100群と、該ウエブに対する
幅方向緊張ローラ101とを介して、ローラ102a,
102b,102cからなる接着剤塗布部102へ導か
れる。塗布部102においては、図4(A)に示すよう
に、ウエブ27の長さ方向へ所定間隔でその中央域にホ
ットメルト型接着剤を塗布されてウエブ27の幅方向へ
やゝ長い楕円形状の接着域30aが設けられる。さら
に、ウエブ27は、これらに対する幅方向緊張ローラ1
03と、挟圧ローラ104とを介して、組み立てステー
ション105における回転ドラム106へ導かれる。一
方、前記弾性部材5A,5Bの素材であってそれぞれ3
本の弾性糸からなる連続弾性部材25A,25Bは、引
張ローラ107で所要倍率に延伸されながら、トラバー
ス手段108,109へ導かれる。
【0017】図6および図7には トラバース手段10
8,109の機構の概略斜視図および断面図を示す。ト
ラバース手段108,109は、挾圧ローラ104 の
近傍にこれと平行に臨む支持筒110,111と、該両
支持筒に挿入されている摺動杆112,113と、該両
摺動杆のそれぞれの先端に固定されている支持片11
4,115で垂設されている案内杆116,117とを
含んでいる。摺動杆112,113はこれらの基端に連
繋されているカム機構(図示せず)で制御されている。
案内杆116,117は、下端の屈曲部118,119
にそれぞれウエブ27の長さ方向軸線と直角に交差する
横方向へ離間並列する3本ずつの短管からなる糸案内保
持部118a,119aを有する。ウエブ27の長さ方
向軸線に対する糸案内保持部118a,119aの離間
並列方向(角度)は、ウエブ27に接着される弾性部材
25A,25Bの各弾性糸の離間並列を保つうえで重要
であり、図示のものは好ましい一例であり、その角度に
よってウエブ27に対する各弾性糸の離間並列状態を変
えることができる。糸案内保持部118a, 119a
の各々には前記弾性部材25A,25Bの各弾性糸が一
本ずつ挿通される。糸案内保持部118a,119aの
下端は、挟圧ローラ104の表面に近接して臨んでい
る。摺動杆112,113は図7に示す案内杆116,
117の実線位置と鎖線位置との間の距離だけそれぞれ
移動するように前記カム機構で制御されている。この制
御下における摺動杆112,113の移動、すなわち案
内杆116,117の移動で、糸案内保持部118a,
119aに挿通され、前記接着域30aを形成する接着
剤の塗布幅よりも幅狭く弾性糸が配列してなる弾性部材
25A,25Bが、図4(B)に示すように、前記接着
域30aを設けられて移動するウエブ27の該接着域の
ほぼ半周にそれぞれ沿うとともに隣接する該両接着域の
間で交差しながらウエブ27の幅方向に互いに対向する
サインカーブ状曲線、すなわち、山部と山部または谷部
と谷部と互いに対向する該曲線を描き、しかも、弾性部
材25A,25Bの各弾性糸が折れ重なった、互いに重
なり合って交差することがなく、配置されるようになっ
ている。
【0018】図8は、摺動杆112および案内杆116
の移動を制御して、前記弾性部材25Aが描くサインカ
ーブ状曲線の一部を変形するための機構の部分断面図、
図9は、その変形状態の平面図をそれぞれ示す。図6に
示す支持筒110の先端近傍における摺動杆112の長
さ方向に離間して規制片120,121が挿通して固定
され、規制片120,121の間の摺動杆部分と該規制
片120,121の間に架設されている摺動レール12
2とに案内杆116を支持する支持片114が摺動可能
に挿入して支持され、支持片114と規制片120との
間にコイルスプリング123が介装されている。所定位
置の不動部124からは支持片114の側面が衝接する
ストッパー125が設けられている。そうした機構が摺
動杆112に付設されていない場合には、摺動杆112
および案内杆116の移動で弾性部材25Aが円弧部分
25A’を有するサインカーブ状曲線を描くように配置
されるが、そうした機構が摺動杆112に付設されてい
る図8に示す場合には、案内杆116を支持する支持片
114がストッパー125に衝接することで、弾性部材
25Aのサインカーブ状曲線が直線部分25A”で変形
されるようになっている。直線部分25A”は支持片1
14がストッパー125に衝接することで、案内杆11
6が一時的に移動するのを停止されている位置を示す。
このように弾性部材25Aのサインカーブ状曲線の変形
は、図1に示すブリーフ1のレッグホール3および着用
者の前股部の形状に合せて着用性をよくするためになさ
れている。
【0019】前述のように弾性部材25A,25Bが配
置されているウエブ27は挾圧ローラ104で挾圧され
て、該弾性部材が該ウエブに接着される。このとき、図
4(C)に示すように、接着域30aに位置していない
弾性部材25A,25Bの部分25aが収縮してほぼ直
線状の形状をとる。したがって、部分25a(図2では
中央部5a)の伸長応力は、弾性部材25A,25Bの
他の部分(図2では中央部5b)の伸長応力よりも弱く
なる。
【0020】再び、図3において、前記トップシート6
の素材である連続ウエブ26は、ガイドローラ126
と、該ウエブに対する幅方向緊張ローラ127とを介し
て、ローラ128a,128b,128c,128dか
らなる接着剤塗布部128へ導かれる。塗布部128に
おいては、図4(D)に示すように、ウエブ26の長さ
方向へ所定間隔でその中央域にホットメルト型接着剤を
塗布されてその幅方向へやゝ長い楕円形状の接着域30
bが設けられる。この接着域30bの形状・大きさ・間
隔は前記接着域30aと実質的に同じである。同時に、
ウエブ26には、接着域30bの両側からウエブ26の
両側縁へ延びる直状の接着域31と、ウエブ26の両側
縁に沿ってその長さ方向へ連続する直状の接着域32と
が前記塗布部128でのホットメルト型接着剤の塗布で
設けられる。さらに、ウエブ26は、その幅方向緊張ロ
ーラ129を介して、回転ドラム106とこれに対接す
る挟持ローラ130との間へ導かれる。
【0021】一方、前記弾性部材4の素材である連続弾
性部材24は、引張ローラ131で所要倍率に延伸され
ながら、図4(E)に示すように、ウエブ26の両側縁
の接着域32に沿って配置されるように導かれる。
【0022】再び、図3において、弱いサクション作用
を有する装置132 の上面を移動する多孔性ベルトコ
ンベア133で予め形成し互いに所定間隔を保たせられ
た個々の前記コア8が組み立てステーション105へ導
かれる。コア8は、図2および図4(C)に鎖線で示す
ように、砂時計型に形成されていて、隣接両接着域30
aの間、すなわち、弾性部材25A,25Bで形成され
る隣接両ループ部の間のウエブ27に配置される。ま
た、コア8が配置されたウエブ27には、前記接着域3
0a,30bが合致するようにウエブ26が重ね合せら
れる。これによって、両接着域30a,30bで前記弾
性部材25A,25Bのループ部が挾み込まれるととも
に、両ウエブ26,27の両側縁で弾性部材24が挾み
込まれる。このように、ウエブ26,27の間にコア8
と弾性部材24,25A,25Bとが挾み込まれて回転
ドラム106と挟圧ローラ130との間で挾圧されなが
ら連続複合ウエブ28が形成されるとともに、ウエブ2
8内にコア8と弾性部材24,25A,25Bとが固定
される。
【0023】複合ウエブ28中のコア8は、受け台13
4の上面を移動するベルトコンベア135と、押圧ロー
ラ136とからなる型押部137で加圧され、ヒート
(またはソニック)シールローラ138へ導かれる。複
合ウエブ28は、図5(A)に示す隣接するコア8の間
の楕円状域21およびその両側から複合ウエブ28の各
側縁へ延びる直状部分22をヒートシールローラ138
であまり硬化させない程度にヒートシールされる。ただ
し、この工程は必ずしも必要ではない。
【0024】このように処理された複合ウエブ28はガ
イドローラ139を経てローラカッター140へ導かれ
て楕円状域21の斜線で示す中央部分21’を切除され
ることで、レッグホール用切欠23が形成される。中央
部分21’は接着域30a,30bおよびこれらに接着
した弾性部材25A,25Bで形成される環状域の内側
に位置するウエブ26,27の一部分である。
【0025】切欠23が形成された複合ウエブ28はガ
イドローラ141を経て折り畳み手段142へ導かれ
る。折り畳み手段142の構造は図示してないが、使い
捨てオムツや生理用ナプキンなどの製造装置において公
知の構造であってもよい。複合ウエブ28は、折り畳み
手段142で図5(A)に示す長さ方向中心線34に沿
って図5(B)に示すように二つに折り畳まれる。
【0026】二つに折り畳まれた複合ウエブ28は、ヒ
ート(またはソニック)シールローラ143へ導かれ、
図5(C)に示すように、ヒートシールローラ143で
隣接する個々のブリーフ1の両側の切断仮想線35の近
傍に沿って互いに離間対向する二条の帯状ヒートシール
域36を設けられることで、個々のブリーフ1が複合ウ
エブ28の長さ方向と直交する横方向へ向きその長さ方
向へ並列する連続ブリーフ29に形成される。
【0027】連続ブリーフ29は、案内ローラ145を
経てローラカッター144へ導かれ、図5(C)に示す
ように、互いに離間対向する二条の帯状ヒートシール域
36間のほぼ中間に位置する切断仮想線35に順次沿っ
て分断されることで個々のパンツ1がえられる。個々の
パンツ1の両側の帯状ヒートシール36は、ヒートシー
ルしない部分よりも硬くなっているが、パンツ1の両外
側縁を残して位置していることになるから、硬い帯状ヒ
ートシール36の外側縁が着用者の肌をこすって痛める
ようなおそれがない。個々のパンツ1は、ベルトコンベ
ア146で包装工程(図示せず)へ移送される。
【0028】前記バックシート7の素材である前記連続
ウエブ27に液透過性ウエブを用い、少なくとも前記コ
ア8が該バックシートに占位する中央面域からの体液の
漏れを防止するため該中央面域を液不透過性になしたい
場合には、ウエブ27の中央面域にプラスチックフィル
ムなどの液不透過性ウエブ、好ましくは伸縮性ウエブ
を、前記弾性部材25A,25Bを配置する以前に、接
合すればよい。この場合、図3において、ウエブ27の
中央面域に圧接ローラ147と対接する塗布ローラ14
8でホットメルト型接着剤が散点状に塗布され、該中央
面域に液不透過性連続ウエブ40が接合される。したが
って、この場合における前記塗布部102による接着剤
塗布および弾性部材25A,25Bの配置はウエブ40
の一部分と前記ウエブ27の一部とになされることにな
る。前記ウエブ26,27には好ましくは縦横方向、少
なくとも横方向への伸縮性不織布が、前記コア8にはフ
ラッフパルプに超吸収性ポリマー粉末が混合されて成形
されたものが、前記弾性部材24,25A,25Bには
天然もしくは合成ゴムまたは熱処理で伸縮性を発現する
プラスチックが、それぞれ好適に用いられる。
【0029】なお、前記レッグホール用切欠23を形成
するために前記複合ウエブ28の部分21’を切除する
工程は、図5(A)における工程にかえて図5(B)に
おける工程であってもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る使い捨てブリーフ型パンツ
によれれば、次の効果を奏する。
【0031】レッグホールの両弾性部材には弾性糸を使
用するから、該弾性部材が複数本であって比較的曲率半
径の小さいカーブといえるほぼU字形に湾曲せしめられ
るにもかかわらず、該弾性部材の各弾性糸が強く捩じれ
てその一本どうしが重なり合ったり、各弾性糸が互い交
差したりすることなく整然と取り付けられる。したがっ
て、該弾性部材のシートに対する接着性が低下したり、
その接着態が変形したり、該弾性部材が部分的に隆起し
て着用者に違和感を与えたりすることがない。
【0032】 前記両弾性部材の中央部の伸長応力がそれ
らの両側部の伸長応力よりも弱いながらも、該中央部が
パンツの股下域における吸収性コアの下面にあってこれ
を支持するから、該コアが排泄物を吸収して重くなって
もパンツがずれ下がることがないし、またそのように伸
長応力が弱いから、弾性部材の強い収縮作用で股下域に
妄りに皺を発生させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る使い捨てブリーフ型パンツの斜視
図。
【図2】前記パンツの分解斜視図。
【図3】前記パンツを製造するための装置の概略図。
【図4】(A)から(E)によって前記パンツの組み立
て過程を示す部分平面図。
【図5】(A)から(C)によって前記パンツの組み立
て過程を示す部分平面図。
【図6】前記装置中におけるトラバース手段の部分拡大
斜視図。
【図7】前記トラバース手段の部分断面図。
【図8】前記トラバース手段におけるトラバース変形機
構を示す断面図。
【図9】前記トラバース変形機構で変形させる弾性部材
の配置平面図。
【符号の説明】
1 パンツ 2 ウエストホール 3 レッグホール 4,5 弾性部材 5A 第1弾性部材 5B 第2弾性部材 5a 中央部 5b 両側部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−117602(JP,A) 特開 昭57−77304(JP,A) 特開 昭60−45602(JP,A) 特開 昭62−21802(JP,A) 特開 平3−33201(JP,A) 特表 平3−505046(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61F 13/15 - 13/82 A61F 5/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トップシートとバックシートとの間に吸収
    性コアが介在し、ウエストホールと一対のレッグホール
    の回りに沿って弾性部材が伸長状態で装着されている使
    い捨てブリーフ型パンツにおいて、 前記レッグホールの前記弾性部材が第1および第2弾性
    部材から構成され、かつ、前記第1および第2弾性部材
    がそれぞれ複数本の弾性糸から構成されて中央部と両側
    部とを有する上向きのほぼU字状に湾曲し、 前記第1および第2弾性部材の各列において前記各弾性
    糸が互いに交差することなく並列に、かつ、前記第1お
    よび第2弾性部材の少なくとも前記両側部における前記
    各弾性糸が互いに離間し、 前記第1および第2弾性部材の前記中央部が前記コアの
    下面で並んで前記パンツの股下域を横切り、前記第1弾
    性部材の前記両側部が前記両レッグホールのほぼ前半分
    に沿って、かつ、前記第2弾性部材の前記両側部が前記
    両レッグホールのほぼ後半分に沿って位置し、前記第1および第2弾性部材の前記中央部の伸長応力が
    それら両弾性部材の前記両側部の伸長応力よりも弱くさ
    れている ことを特徴とする前記パンツ。
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