JP2781132B2 - 書類発行システム - Google Patents

書類発行システム

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JP2781132B2
JP2781132B2 JP24470293A JP24470293A JP2781132B2 JP 2781132 B2 JP2781132 B2 JP 2781132B2 JP 24470293 A JP24470293 A JP 24470293A JP 24470293 A JP24470293 A JP 24470293A JP 2781132 B2 JP2781132 B2 JP 2781132B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書類発行システム、特
にホストコンピュータに接続された複数の端末装置を備
え、端末装置から操作して所望の書類を発行する書類発
行システムにおいて、端末利用者に対しそのサービスの
向上をはかるようにした書類発行システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】大学や官庁が発行する書類、例えば証明
印が押されている証明書や住民票の様な書類等を利用者
が自ら端末装置を操作して発行できるようになってきて
いる。
【0003】図19は従来の書類発行システムの構成図
を示しており、ホストコンピュータ21に接続された複
数の各端末装置22から利用者が自ら操作して所望の書
類、例えば大学に設置された証明書発行システムであれ
ば成績証明書、学生割引証明書、学生証、等を自動発行
できるようになっている。
【0004】利用者が自ら操作するようになっているた
め、端末装置22には対人センサ23が設けられてお
り、当該対人センサ23が利用者を検出したとき、装置
の取扱い方等がスピーカ24から流れ、表示部8に操作
すべきスイッチ類のキー位置や選択肢等が表示されるよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】大学構内に設置される
端末装置22は利用者の便と分散化のため学部毎に1,
2台或いは校門毎に1,2台の様な配置がされる。その
ため従来の書類発行システムにおいては、或る学部の端
末装置22は混んでいるのに他の学部の端末装置22は
空いているといった端末装置22の混雑度が極端に偏っ
ていてもその利用状況が判らないので、混雑した端末装
置22に並んだ利用者は、書類の発行に到るまでの待ち
時間が長くかかり、充分なサービスがなされていなかっ
た。この傾向は操作法に慣れていない新入生が入学する
時季や、学生割引証明書等一人で何枚も発行する夏休み
や冬休みに入る前の時季等には特に顕著となる。
【0006】また従来の端末装置22に設けられている
対人センサ23は近くを通る通行人をも検知して無駄な
案内を行ったり、場合によっては当該無駄な案内が終わ
るまで装置の利用希望者が入力操作ができず、不要に待
たされてしまう欠点もあった。
【0007】本発明は、上記の欠点に鑑みなされたもの
であり、所定以上の混雑度が発生したとき、余り遠くな
い場所に設置されていて混雑度の低い端末装置があれば
当該端末装置を案内するようにして利用者の待ち時間の
解消をはかると共に、端末装置が効果的に利用されるよ
うにして利用者へのサービス向上をはかるようにした書
類発行システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の書類発行システムはホストコンピュータ
に接続された複数の端末装置を備え、端末装置から操作
して所望の書類を発行する書類発行システムにおいて、
端末装置毎に人の存否を検出する複数の対人センサと、
当該対人センサの検出状態に基づいて予め定められた対
応のガイダンスを行う案内装置と、所望の書類を発行す
る書類発行機とを備えている。
【0009】そして上記複数の対人センサは端末装置の
前に並ぶ列の利用者を検出する混雑度検知器を構成する
と共に、上記案内装置は、当該対人センサの検出状態か
ら混雑度を測定する混雑度測定装置と、当該混雑度測定
装置が予め定められている混雑度以上を計測したとき、
ホストコンピュータを介して他所の端末装置の混雑度を
取得し、近くでかつ混雑度の低い他所の端末装置の存否
を調べ、当該条件に該当する端末装置が存在するとき、
当該端末装置を案内する混雑度収集装置とを備え、混雑
解消法をガイダンスするように構成している。
【0010】また、上記複数の対人センサは、端末装置
に設置される近距離センサと当該端末装置の両側にそれ
ぞれ離れて複数個づつ設置される遠距離センサとを備え
ると共に、上記案内装置は、近距離センサと遠距離セン
サとの対人センサの検出状態に基づいて予め定められて
いる案内プログラムを起動させる案内起動部を備え、対
人センサの検出状態に応じて対応の案内をガイダンスす
るようにしてあってもよい。
【0011】また、上記近距離センサと遠距離センサと
の複数の対人センサで検出される検出状態をキーボード
対応のPF(プログラムファンクション)キーコードに
変換するPFキーコード変換器を備え、端末装置の前に
並ぶ利用者についての対人センサの検出状態をキーボー
ドのPFキーデータにエミュレートして通知するように
構成されていてもよい。
【0012】
【作用】混雑度が高くなると近くの空いている端末装置
が紹介され、また近距離センサと遠距離センサとの検出
状態に応じ端末装置の案内がなされるので、利用者への
サービスが向上する。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る書類発行システムの一実
施例構成を示している。同図において、8,21ないし
25は図19のものに対応している。そして31は案内
装置、32は混雑度検知器、33は混雑度測定装置、3
4は混雑度収集装置、35は対人センサを表している。
【0014】混雑度検知器32は複数の対人センサ35
からなり、これらの対人センサ35は図2に示されてい
る如く、簡易家屋36の天井や壁、床等に設置され、端
末装置22の前に並ぶ利用者を検出するようになってい
る。当該端末装置22の上に設置された案内装置31
は、後に説明する様に他所の混雑度が低く比較的近い端
末装置22を調べ、その設置場所、地図等を音声、画像
等で後方に並んでいる利用者に案内し、混雑の緩和をは
かる混雑緩和案内装置としての機能を果たすようになっ
ている。
【0015】図3は混雑度検知器の一実施例対人センサ
配置説明図を示している。同図においては、端末装置2
2の前方に対人センサ35が8個(T1〜T8)直線的
に配置されている。混雑度は例えば次の様にして測定さ
れる。
【0016】今、ここで端末装置22の混雑度をxk
し、これ以上超えると混雑と感じる値、すなわち混雑度
のしきい値をak とする。端末装置22の前方に並んだ
利用者の列がTl(l=1,2,・・・,8)の対人セ
ンサまで反応している場合、上記の混雑度xk =lと定
義し、また上記のしきい値ak =5と仮定する。すなわ
ち端末装置22の前に5人以上並んでいると混んでいる
と感じるものとすると、図4図示の如く混雑度検知器3
2の検出状態に応じて、その混雑度xk は同図の混雑度
の判定の欄に記載された様に判定される。
【0017】同図の○印は反応、×は未反応を示し、パ
ターンD,E,Fの各混雑度の判定のxk =0は次の理
由による。すなわち各々反応している対人センサ35は
あるが、この反応は端末装置22を利用する目的ではな
いが立ち止まっている人(例えば話したり、人を待った
りしている人)、その他の障害物等として判断されてい
る。
【0018】利用者が端末装置22の前方一列に列をく
ずさないように綱等でガイドされている場合は、この様
な測定方法で良いが、例えば図5(A)(B)の様に利
用者の列(ハッチングした部分)が曲がっている場合に
は正確に混雑度の判定をすることができない。この様な
場合にも正確に混雑度の判定を下す測定法として対人セ
ンサ35を2次元的に配置する。
【0019】図6は混雑度検知器の他の実施例対人セン
サ配置説明図を示している。同図図示の如く、混雑度検
知器32の対人センサ35を2次元的に配置し、対人セ
ンサ35をTlm(l=1,2,・・・,7、m=1,
2,・・・,8)と符号付けておく。
【0020】この様な2次元的に配置された対人センサ
35で構成された混雑度検知器32で、例えば図6の黒
丸のT41,T42,T43,T54,T55,T66
の各対人センサ35が反応したとき、図7の連続した黒
丸の直線部分を計算する。すなわち横方向の直線を1、
斜め方向の直線を√2 として計算する。図7図示の混雑
度xk はxk =1+1+√2 +1+√2 ≒6,8とな
る。
【0021】この様な方法を用いることにより、混雑度
k を正確に測定することができる。図3又は図6に示
された混雑度検知器32で検出された対人センサ35の
検出状態が、図1の混雑度測定装置33へ入力される。
【0022】当該混雑度測定装置33では、入力された
上記対人センサ35の検出状態に基づき上記説明の混雑
度xk を計算し、予め定められている混雑度のしきい値
kと測定された混雑度xk とを比較する。
【0023】測定された混雑度xk ≧混雑度のしきい値
k のとき、混雑度測定装置33は混雑度収集装置34
へ現在混雑度が低く比較的距離の近い他所の端末装置2
2の存否調査を依頼する。
【0024】混雑度収集装置34は、ホストコンピュー
タ21に対し他の端末装置22の混雑度情報要求を行
う。以下、T1端末装置22が混雑しているときの動作
を図8の一実施例フローチャートを参照しながら説明す
る。
【0025】T1端末装置22が自己の混雑度xk を計
測し(ステップ1)、当該混雑度x k が予め定められて
いる混雑度のしきい値ak 以上であるとき(ステップ
2)、混雑度収集装置34はホストコンピュータ21へ
他の端末装置22の混雑度情報要求指令を出力する(ス
テップ3)。ホストコンピュータ21はT2〜TNの端
末装置22に対し現時点での各自己の混雑度xk の計測
指令を出す(ステップ7)。T2〜TNの各端末装置2
2は上記説明の如く、現時点での混雑度xk を計測し
(ステップ10)、その計測結果の混雑度xk をホスト
コンピュータ21へ送信する(ステップ11)。T2〜
TNの各端末装置22の混雑度xk を受けたホストコン
ピュータ21は(ステップ8)、T2〜TNの各端末装
置22の当該混雑度xk をすべてT1端末装置22へ送
信する(ステップ9)。T2〜TNの各端末装置22の
混雑度xk を受けた(ステップ4)T1端末装置22は
混雑度収集装置34によって例えば混雑度xk の高い順
又は低い順に並べ変えさせる。当該混雑度収集装置34
は混雑度xk の低い順に当該T1端末装置22の近く
で、かつ混雑度xk の低い端末装置22の有無を調べ
る。例えば各端末装置22には予め各他の端末装置22
との距離情報を持たせておき、低い混雑度xk を有する
端末装置22が予め定められた距離以内かどうかによっ
て判断する。
【0026】T1端末装置22の近くで、かつ混雑度x
k の低い端末装置22が見つかったとき(ステップ
5)、当該端末装置22の設置場所、地図等を音声、画
像等の情報として後方に並んでいる利用者に案内装置3
1を介してサービスする。これにより混雑の緩和がはか
られる。
【0027】ここで端末装置22に設けられている書類
発行機25について説明する。図9はコピー防止付証明
書発行機の一実施例概略説明図を示している。同図にお
いて、コピー防止付証明書発行機1の内部には、証明内
容を印字する証明内容印字プリンタ、例えばレーザビー
ムプリンタ2、当該レーザビームプリンタ2で印字され
た用紙を図1の端末装置22の外表面部に設けられたシ
ャッタ3の位置まで搬送する用紙搬送手段4、当該用紙
搬送手段4の途中にレーザビームプリンタ2で印字され
た印字内容を証明するために凹凸状の形態で証明印字す
るエンボス用印字プリンタ5、IDカードを読取るID
カード読取り部6、暗証番号入力や証明書の所望種等を
選択する入力部7、装置の操作方法や証明書選択肢等を
表示する表示部8、証明書発行の際の手数料の金銭授受
を行う金銭授受部9、証明書データベースを管理してい
るホストコンピュータ21との通信を行う通信部10、
各装置の一連の動作の制御を管理する制御部11等が設
けられている。
【0028】証明書発行の動作を簡単に説明すると次の
如くである。入力部7から或る証明書の発行が指定され
ると、通信部10を介してホストコンピュータ21と通
信がなされ、当該証明書発行に必要なデータの送受が行
われた後、レーザビームプリンタ2から証明内容のプリ
ントされた用紙が排出されてくる。
【0029】当該用紙は2枚のガイド板12−1,12
−2の間に導入されるようになっている。センサ13−
1が当該用紙の先端を検出すると、用紙搬送手段4の駆
動ガイドローラ14が用紙搬送用モータ15で駆動さ
れ、レーザビームプリンタ2の紙送り速度と同じ速さで
駆動される。センサ13−1が当該用紙の後端を検出し
たとき、レーザビームプリンタ2の紙送り速度とは無関
係に紙送り制御が行われるようになる。
【0030】エンボス用印字プリンタ5の部分には用紙
の先端及び左端又は右端のいずれか一端をそれぞれ検出
するセンサ13−2が配置されており、当該センサ13
−2の紙位置検出によって、入力部7から指定された証
明書の所定型式に従った所定位置に証明用のエンボス印
字を行うための紙送り制御が行われる。
【0031】エンボス用印字プリンタ5によって用紙に
所定型式の証明用エンボス印字がなされた用紙、すなわ
ち下段の証明書は紙送りされ、ガイド板12−4と12
−5とで形成される一時スタック部16に蓄えられる。
【0032】この様な一連の工程が繰返され、一時スタ
ック部16に入力部7から指定された枚数の証明書が蓄
えられると、ソレノイド17−1がガイド板12−4を
ガイド板12−5側へ押上げる。ガイド板12−4と1
2−5とで挟持された所定枚数の証明書は、図1の端末
装置22の外表面部に設けられているシャッタ3へ向け
て搬送される。当該シャッタ3はソレノイド17−1が
ガイド板12−4をガイド板12−5側へ押上げる度に
開口されるようになっている。
【0033】従って所定枚数の証明書の先端がシャッタ
3からわずかに飛出した状態になるまで証明書が搬送さ
れる。この時センサ13−3が当該証明書の搬送を検出
する。上記シャッタ3に搬送された所定枚数の証明書が
シャッタ3から取出される。
【0034】一方、センサ13−3による証明書の搬送
検出後所定時間経過しても証明書がシャッタ3の所に残
存している時には、ソレノイド17−2が作動し、ガイ
ド板12−7をガイド板12−4の下方に押下げ通路切
換えを行う。そして用紙搬送手段4の駆動ガイドローラ
14が逆回転し、シャッタ3の所に残存している証明書
の逆搬送が行われる。
【0035】上記説明の如くガイド板12−7はガイド
板12−4の下方に押下げられているので、逆搬送され
てくる証明書はガイド板12−6と12−7との間を通
り搬送経路を変えられてリジェクトスタッカ19まで搬
送される。このときセンサ13−4が当該証明書のリジ
ェクトスタッカ19への搬送を検出しており、この検出
に基づいて制御部11のメモリに当該証明書に関するデ
ータが記憶されるようになっている。
【0036】図10は本発明の対人センサ配置の一実施
例説明図を示している。同図において、端末装置22は
図1図示の如くホストコンピュータ21に接続されてお
り、当該端末装置22を操作することにより各種証明書
等の所望の書類が自動発行されるようになっている。
【0037】端末装置22には近距離センサ355が設
置されており、当該近距離センサ355の両側に対をな
す1組の遠距離センサ351と352及び353と35
4が例えばl1 =3〜5mの距離でそれぞれ図10図示
の如く設置されている。
【0038】当該近距離センサ355はその正面、例え
ば50〜80cm程度以内に人、物が来ると反応する対人
センサが用いられ、遠距離センサ351ないし354は
その正面、例えば2m〜3m程度以内に人、物が来ると
反応する対人センサが用いられている。
【0039】対をなす遠距離センサ351と352、3
53と354は、例えばl2 =1m程度で図10図示の
如く接近して配置されている。近距離センサ355が反
応したとき、案内装置31に設けられている案内起動部
37によって端末装置22の操作方法のプログラムが起
動され、スピーカ24を介して当該端末装置22の操作
方法がアナウンスされるようになっている。従って当該
アナウンスに従って端末装置22を操作することにより
所望の書類を発行することができる。
【0040】遠距離センサ351が反応した後1秒以内
に遠距離センサ352が反応したとき、または遠距離セ
ンサ354が反応した後1秒以内に遠距離センサ353
が反応したとき、案内装置31に設けられている案内起
動部37によって、当該端末装置22の紹介のプログラ
ムが起動され、スピーカ38を介して当該端末装置22
の紹介のアナウンスが行われるようになっている。従っ
て通行人が端末装置22に向かって近づくと、当該端末
装置22がどの様な機械であるのか、つまり証明書等の
書類発行機であることがアナウンスされ、利用度の向上
が期待できるようになる。
【0041】近距離、遠距離の各センサ351ないし3
55の反応は、後に説明する様に制御部に対してPFキ
ーの押下として通知されるようになっている。今、遠距
離センサ351の反応がPF1、遠距離センサ352の
反応がPF2、遠距離センサ353の反応がPF3、遠
距離センサ354の反応がPF4、近距離センサ355
の反応がPF5の各PFキー押下と同等のものとしてそ
れぞれ割付けられているものとする。
【0042】近距離、遠距離の各センサ351ないし3
55の反応、すなわち通行人又は利用者の検知とスピー
カ24,38から流れるアナウンスとの関係の制御フロ
ーは図11ないし図16の6つの状態の遷移で表現され
る。次にその例を1ないし2例図に沿って説明する。
【0043】今利用者が遠距離センサ351,352の
前を通過し、端末装置22で所望の書類を発行した後遠
距離センサ353,354の前を通って去って行く場合
の動作を説明すると次の様になる。
【0044】利用者が遠距離センサ351の前を通過す
ると、図11のPF1キー押下相当となり、図12の状
態2へ遷移する。利用者が1秒以内に遠距離センサ35
2の前を通過すると図12のPF2キー押下相当とな
る。これにより端末装置22の紹介プログラムが案内起
動部37によって起動され、スピーカ38から当該端末
装置22の紹介アナウンスが流れ出す。そして図15の
状態5へ遷移する。
【0045】利用者が端末装置22の前に立つことによ
り近距離センサ355が反応する。当該近距離センサ3
55の反応は図14のPF5キー押下相当となる。従っ
て上記端末装置22の紹介プログラムが案内起動部37
によって強制的に停止させられ、替わって当該端末装置
22の操作方法プログラムが起動される。すなわちスピ
ーカ24から当該端末装置22の操作方法説明アナウン
スが流れ出す。そして図16の状態6へ遷移する。利用
者は当該操作方法説明アナウンスに従って端末装置22
を操作することにより、所望の書類を入手することがで
きる。当該操作方法説明アナウンスが終了すると図11
の状態1へ遷移する。
【0046】利用者が遠距離センサ353の前を通過す
ると、図11のPF3キー押下相当となり、図11の状
態1へ遷移する。すなわちスピーカ38からはアナウン
スは何もされない。そして利用者が遠距離センサ354
の前を通過すると、図11のPF4キー押下相当とな
り、図13の状態3へ遷移する。利用者はそのまま立去
ってしまうので当該遠距離センサ354の反応後1秒経
過すると最初の図11の状態1となる。
【0047】当該利用者が端末装置22で所望の書類発
行後、来た元の方向へ帰る場合も上記説明と同様で、図
11のPF2キー及びPF1キー押下相当を経て図12
の状態2へ遷移し、遠距離センサ351の反応後1秒経
過すると、最初の図11の状態1に戻る。
【0048】なお図15において、アナウンス終了とP
Fキー押下はいずれも非同期事象待ちのため、図15の
ように同時に待つことができる。この様な近距離センサ
355、遠距離センサ351ないし354の対人センサ
が検出する検出状態に応じて、端末装置紹介のアナウン
ス、操作方法のアナウンス等のプログラムのスタート、
停止等を制御するようにしている。
【0049】これは上記複数の対人センサの検出状態を
制御キーボードのPFキー押下に相当するPFキーコー
ドにエミュレートすることによって行われる。次に複数
のセンサによる人の存否検出をPFキー押下相当のPF
キーコード変換してアプリケーションプログラムの自動
起動・停止等を行わせる通知の仕方、すなわち対人検出
通知方式について説明することにする。
【0050】図17は本発明に用いられる対人検出通知
方式の一実施例概念図を示している。同図において、4
1は通行検知器、42はPFキーコード変換器、43は
合成器、44はキーボード、45は本体装置を表してい
る。
【0051】通行検知器41は例えば図10に示された
遠距離センサ351〜354及び近距離センサ355の
如く複数の対人センサで構成されている。PFキーコー
ド変換器42は、通行検知器41の各対人センサのその
検出状態、すなわちオン・オフ状態をキーボード44か
ら入力されるPFキーの押下と同等のPFキーコードに
変換するものである。
【0052】合成器43はPFキーコード変換器42で
変換されたPFキーコードとキーボード44から入力さ
れるPFキーコードとのオアをとる回路である。本体装
置45はPFキーコード変換器42を介して入力されて
くる通行検知器41の検出状態に応じて、或いはまたキ
ーボード44からPFキーの押下によって、予め割当て
られているアプリケーションプログラムの自動起動・停
止等を行うものである。
【0053】この様な方式を用いることにより、通行検
知器41の検出状態を本体装置45側へ非同期のアテン
ションとして通知できる。図18は本発明に用いられる
対人検出通知方式の一実施例構成を示している。
【0054】同図において、41,42,44,45は
図17のものに対応し、51は対人センサ、52は対人
センサ検出部、53はKBデータ生成部、54はKBコ
−ド生成テーブル、55はKBデータ送信部、56はK
Bデータオア部、57は送信装置、58は受信装置、5
9はKBデータ受信部、60−1はKBデバイスドライ
バ、60−2ないし60−4はその他デバイスドライ
バ、61はOS部、62はアプリケーション部をそれぞ
れ表している。
【0055】KBコ−ド生成テーブル54には、対人セ
ンサ51のナンバ(No)毎にキーボード(KB)44の
対応PFキーナンバ(No)と対応付けられてそのデータ
が格納されている。
【0056】本体装置45で対人センサ51の検出を行
いたい場合、アプリケーション部62はキー入力のアテ
ンション要求をOS部61に対して行っておく。対人セ
ンサ検出部52は各ナンバの対人センサ51の状態を常
時検出しており、例えばNo2の対人センサ51がオンに
なったとき、KBデータ生成部53にその状態変化を知
らせる。当該KBデータ生成部53はKBコ−ド生成テ
ーブル54からセンサNo2に対応したPFキーNo2を読
出し、当該PFキーNo2に基づいてPF2キー押下と同
等のキーボードデータを生成する。当該キーボードデー
タはKBデータ送信部55、KBデータオア部56、送
信装置57を介して本体装置45へ送信される。
【0057】受信装置58、KBデータ受信部59を経
て上記PF2キー押下と同等のキーボードデータを受信
した本体装置45は、KBデバイスドライバ60−1で
その処理をなし、OS部61からアプリケーション部6
2に対してキー入力のアテンション通知が行われる。す
なわち対応のアプリケーションプログラムが起動され
る。
【0058】今、上記説明のNo2の対人センサ51が図
10に示された遠距離センサ352に相当し、図12の
PF2キー押下に該当するとき、図10の案内起動部3
7によって端末装置22の紹介アナウンスプログラムが
起動され、スピーカ38からその紹介アナウンスが流れ
出る。
【0059】他のナンバの対人センサ51の反応につい
ても同様であり、キーボード44に割当てられているP
Fキー押下時と同様の動作が行われる。従ってKBデバ
イスドライバ60−1等本体装置45側のプログラムを
変更する必要がなく、汎用的なシステムからの展開が行
いやすい利点を本発明に用いられる対人検出通知方式は
備えている。
【0060】なお通行検知器41と本体装置45との距
離が近いときには、KBデータ送信部55、送信装置5
7、受信装置58及びKBデータ受信部59は不要で、
PFキーコード変換器42で変換されたキーボードデー
タが本体装置45のKBデバイスドライバ60−1に入
力される。
【0061】また対人センサ51のオンに替えオフを対
人センサ検出部52で検出するように構成されていても
よい。
【0062】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、所
定以上の混雑度になると近くの混んでいない端末装置の
存在場所及びその地図等が音声或いは画像で案内される
ので、書類の発行に要する待ち時間が短縮され、利用者
へのサービスがはかられる。
【0063】また、通行人に対しても端末装置の紹介を
することができ、より多くの人に当該端末装置を利用し
てもらうことが可能となる他、必要な時だけ音声による
ガイダンスをすればよいため無駄な動作をしなくてす
む。
【0064】そして対人センサのオン・オフ状態をシス
テムのキーボードのPFキーコードにエミュレートして
本体装置に通知するようにしたので、対人センサのオン
・オフ状態を本体装置側へ非同期のアテンションとして
通知でき、またKBデバイスドライバ等本体装置側のプ
ログラムを変更する必要がなく、汎用的なシステムから
の展開が行いやすい利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る書類発行システムの一実施例構成
である。
【図2】混雑度検知器の一実施例設置説明図である。
【図3】混雑度検知器の一実施例対人センサ配置説明図
である。
【図4】混雑度判定の一実施例説明図である。
【図5】列が曲がっているときの混雑度判定説明図であ
る。
【図6】混雑度検知器の他の実施例対人センサ配置説明
図である。
【図7】列が曲がっているときの混雑度の計算の仕方を
説明している計算説明図である。
【図8】端末装置が混雑しているときの図1の動作を説
明している一実施例フローチャートである。
【図9】コピー防止付証明書発行機の一実施例概略説明
図である。
【図10】本発明の対人センサ配置の一実施例説明図で
ある。
【図11】対人センサ感知とアナウンスとの関係の状態
1における状態遷移説明図である。
【図12】対人センサ感知とアナウンスとの関係の状態
2における状態遷移説明図である。
【図13】対人センサ感知とアナウンスとの関係の状態
3における状態遷移説明図である。
【図14】対人センサ感知とアナウンスとの関係の状態
4における状態遷移説明図である。
【図15】対人センサ感知とアナウンスとの関係の状態
5における状態遷移説明図である。
【図16】対人センサ感知とアナウンスとの関係の状態
6における状態遷移説明図である。
【図17】本発明に用いられる対人検出通知方式の一実
施例概念図である。
【図18】本発明に用いられる対人検出通知方式の一実
施例構成である。
【図19】従来の書類発行システムの構成図である。
【符号の説明】
21 ホストコンピュータ 22 端末装置 23 対人センサ 25 書類発行機 31 案内装置 32 混雑度検知器 33 混雑度測定装置 34 混雑度収集装置 35 対人センサ 37 案内起動部 351,352,353,354 遠距離センサ 355 近距離センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮村 和俊 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地 の2 株式会社ピーエフユー内 (56)参考文献 特開 平5−282561(JP,A) 特開 平5−54235(JP,A) 特開 平4−53992(JP,A) 特開 平4−344973(JP,A) 特開 平2−17570(JP,A) 特開 平6−96337(JP,A) 実開 昭61−103766(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータに接続された複数の
    端末装置を備え、端末装置から操作して所望の書類を発
    行する書類発行システムにおいて、 端末装置毎に,人の存否を検出する複数の対人センサ
    と,当該対人センサの検出状態に基づいて、予め定めら
    れた対応のガイダンスを行う案内装置と、 所望の書類を発行する書類発行機とを備えていることを
    特徴とする書類発行システム。
  2. 【請求項2】 上記複数の対人センサは端末装置の前に
    並ぶ列の利用者を検出する混雑度検知器を構成すると共
    に、上記案内装置は、当該対人センサの検出状態から混
    雑度を測定する混雑度測定装置と、当該混雑度測定装置
    が予め定められている混雑度以上を計測したとき、ホス
    トコンピュータを介して他所の端末装置の混雑度を取得
    し、近くでかつ混雑度の低い他所の端末装置の存否を調
    べ、当該条件に該当する端末装置が存在するとき当該端
    末装置を案内する混雑度収集装置とを備え、混雑解消法
    をガイダンスするようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の書類発行システム。
  3. 【請求項3】 上記複数の対人センサは、端末装置に設
    置される近距離センサと当該端末装置の両側にそれぞれ
    離れて複数個づつ設置される遠距離センサとを備えると
    共に、上記案内装置は、近距離センサと遠距離センサと
    の対人センサの検出状態に基づいて予め定められた案内
    プログラムを起動させる案内起動部を備え、対人センサ
    の検出状態に応じて対応の案内をガイダンスするように
    したことを特徴とする請求項1記載の書類発行システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記近距離センサと遠距離センサとの複
    数の対人センサで検出される検出状態をキーボード対応
    のPFキーコードに変換するPFキーコード変換器を備
    え、複数の対人センサの検出状態をキーボードのPFキ
    ーデータにエミュレートして通知するようにしたことを
    特徴とする請求項3記載の書類発行システム。
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