JP2780907B2 - レーザ溶接用ハイトセンサ信号の処理方法と処理装置 - Google Patents

レーザ溶接用ハイトセンサ信号の処理方法と処理装置

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JP2780907B2 JP5097958A JP9795893A JP2780907B2 JP 2780907 B2 JP2780907 B2 JP 2780907B2 JP 5097958 A JP5097958 A JP 5097958A JP 9795893 A JP9795893 A JP 9795893A JP 2780907 B2 JP2780907 B2 JP 2780907B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ加工機のハイト
センサに関し、特にレーザ加工機の静電容量式ハイトセ
ンサの出力信号処理に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工機において、レーザ光を加工
対象物に照射する直前にレーザ光の集光が行なわれる。
加工対象物を切断する時は、加工対象物表面でレーザ光
をなるべく小さなスポット径に絞り、単位面積当たりの
エネルギを増大させることが好ましい。
【0003】加工対象物を溶接する時は、溶接領域を加
熱するため、多少デフォーカス(焦合外れ)にすること
が好ましい。このような焦合制御は、レーザ加工におけ
る加工品質を左右する重要な要因の1つである。
【0004】このような焦合状態の制御のため、切断用
レーザ加工機にはハイトセンサを備えることが多い。ハ
イトセンサはレーザ光と共に、酸素ガスを吹き出すノズ
ル先端と加工対象物間の距離(ハイト)を検出し、集光
用レンズを含むハイトセンサヘッドの高さを調整する。
ハイトセンサとしては、種々の理由から静電容量式ハイ
トセンサが多く用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】溶接用のレーザ加工機
においては、切断用レーザ加工機で使用できる静電容量
式ハイトセンサがノイズのために使えなくなる。
【0006】切断も溶接も行なえるレーザ加工機におい
ては、多くの場合、ハイトセンサが備えられているが、
溶接時には、ハイトセンサを使用すると、センサの出力
信号にノイズが生じて、焦合制御が誤動作することが一
般に知られている。
【0007】ノイズ除去のため、ローパスフィルタのよ
うなフィルタを介在させることやノイズ的変化を検出し
たら一定時間前のセンサ出力をホールドすること等が提
案されている。しかし、いずれの方式も有効な手段とは
なり得ていない。
【0008】本発明の目的は、レーザ溶接時にもハイト
センサヘッドと加工対象物間の距離を有効に検出するこ
とのできるハイトセンサ信号の処理方法を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ溶接用ハ
イトセンサ信号処理方法は、パルス波レーザにより溶接
加工を行なう場合の静電容量式ハイトセンサから出力す
るハイトセンサ信号の処理方法であって、パルス波レー
ザの出力を表す第1の信号を受け、レーザ光が消滅する
時間を検出する工程と、レーザ光が消滅している所定時
間内に静電容量式ハイトセンサから出力され、センサヘ
ッドと加工対象物との間の距離を表す第2の信号を受
け、複数回のサンプリングを行なう工程と、サンプリン
グした複数個の第2の信号の時間変化に基づき、第2の
信号の収束値を予測する工程と、予測された収束値をハ
イト信号として供給する工程とを含む。
【0010】
【作用】静電容量式ハイトセンサは、レーザ光が照射さ
れていない時には、ハイトセンサヘッドと加工対象物と
の間の距離を正確に表すハイトセンサ信号を出力するこ
とができる。パルス波レーザを照射している時には、ハ
イトセンサ信号に多くのノイズが発生し、ハイトセンサ
信号から直接被加工物の位置を知ることはできなくな
る。
【0011】しかしながら、レーザ光が消滅している時
間内においては、ハイトセンサ信号は一定値に向かって
収束する傾向にある。この収束値を予測することによ
り、信頼できるハイト信号を得ることができる。
【0012】
【実施例】図1に本発明の実施例によるレーザ加工機を
示す。レーザ発振器7から発したレーザ光は、鏡等で構
成される光学系を介して焦合制御機構5に導入され、静
電容量式ハイトセンサヘッド1を通って加工対象物2上
に照射される。
【0013】レーザ発振器7は、たとえばYAGレーザ
であり、パルス発振によって、たとえば約50Hzのパ
ルス状レーザ光を発生する。焦合制御機構5は、レーザ
光集光用のレンズを含み、静電容量式ハイトセンサヘッ
ド1を通って収束するレーザ光を形成する。
【0014】加工対象物2は、レーザ光により加工され
る対象物であり、たとえば溶接されるべき2つの鉄部材
である。ハイトセンサヘッド1は、センサヘッドと加工
対象物との間の距離を検出し、ハイトセンサアンプ3を
介してハイトセンサ出力信号を信号処理装置4に供給す
る。
【0015】信号処理装置4には、レーザ発振器制御装
置8からレーザ光の発振波形を表す信号も入力されてい
る。信号処理装置4は、レーザ発振器制御装置8から入
力するレーザ光波形信号に基づき、レーザ光が照射され
ていず、ハイトセンサ1がその出力を一定の規則に従っ
て徐々に変化させる期間を選択し、その期間内にハイト
センサアンプ3から供給されるハイトセンサ出力信号を
少なくとも複数回サンプリングする。
【0016】これらサンプリング信号は、時間の変化と
共に次第に収束値に収束するとの仮定の元に解析され、
その収束すべき予測値が演算される。演算された収束予
測値は、焦合制御機構制御装置6に供給され、焦合制御
機構5を駆動してレーザ光の焦合状態を調整する。
【0017】図2は、図1のレーザ加工機に用いる信号
処理装置のより詳細な構成を示す。図2(A)は、その
ハードウェア構成を示し、図2(B)は、機能ブロック
を示す。
【0018】図2(A)において、バスライン10には
CPU16、ROM14、RAM15、デジタル/アナ
ログ変換器11、アナログ/デジタル変換器12、13
等が接続されている。
【0019】レーザ発振器制御装置から供給されるレー
ザ光波形信号は、A/D12に入力され、ハイトセンサ
アンプ3から供給されるハイトセンサ計測信号は、A/
D13に入力される。
【0020】CPU16は、ROM14内に記憶された
プログラムに従って、レーザ光波形信号およびハイトセ
ンサ計測信号に基づく演算を行ない、変位出力信号を形
成してD/A11を介して外部に出力する。なお、RA
M15は、ROM14に記憶されたプログラムに従って
変位出力信号を演算する際のレジスタ等に用いられる。
【0021】図2(B)は、図2(A)で示すハードウ
ェア構成にしたがって実現される機能ブロックを示す。
レーザ光波形信号は、入力端子21aを介してタイミン
グ回路22に供給される。タイミング回路22は、レー
ザ光波形信号に基づき、レーザ光が照射している時間お
よびレーザ光が照射していない時間を検出する。
【0022】タイミング回路22は、レーザ光が照射し
ているときにノイズが発生した場合、そのノイズが消滅
するのに必要な時間を考慮し、レーザ光が消滅している
所定時間内に複数回のサンプリング信号を発生する。
【0023】このサンプル信号は、ハイトセンサ検出信
号を端子21bを介して受けるサンプリング回路23に
供給され、ハイトセンサ計測信号のサンプリングが行な
われる。サンプリングされたハイトセンサ計測信号は、
そのまま収束値演算回路25に供給されると共に、1次
差分回路26にも供給される。
【0024】1次差分回路は、ハイトセンサ計測信号の
時間変化に対する1次差分を算出し、収束値演算回路2
5に供給すると共に、2次差分回路27に供給する。2
次差分回路27は、1次差分信号の差分を算出し、収束
値演算回路25に供給する。
【0025】このようにして、収束値演算回路25は、
ハイトセンサ計測信号およびその1次差分、2次差分を
受け、以下に詳細に説明する演算を行なってハイト信号
を形成し、出力端子28を介してハイト信号を供給す
る。なお、タイマ回路29は、他の構成要素の動作を制
御するクロック信号等を発生する。
【0026】図1に戻って、レーザ加工機が溶接を行な
う場合、ハイトセンサヘッド1は加工対象物2の表面
上、約7〜10mm程度の高さに配置される。また、レ
ーザ発振器7から出力されたパルスレーザ光は、焦合制
御機構5内の集光レンズを介して収束され、加工対象物
2表面上に照射される。なお、ハイトセンサヘッド1内
部からは、窒素ガス、アルゴンガス等の不活性ガスを吹
き出し、溶接部の酸化等を防止する。
【0027】図3は、溶接加工時のレーザ光波形とハイ
トセンサ出力電圧波形の例を示す。レーザ光波形は、レ
ーザ発振器制御装置8から得られる信号であり、レーザ
光強度に対応する。
【0028】ハイトセンサ出力電圧は、ハイトセンサア
ンプを介して得られるハイトセンサの出力電圧であり、
本来は矢印で示したハイトに対応する電圧に保持される
べき信号であるが、レーザ光照射により大きなノイズが
発生している。
【0029】このノイズ発生は、図においては、1回お
きのレーザ光照射に対応して深く落ち込むノイズが発生
し、残りのレーザ光照射に対しては、浅く落ち込むノイ
ズとなっているが、これらのノイズは基本的には不規則
に発生する。
【0030】図から明らかなように、溶接加工時のハイ
トセンサ出力電圧をハイトを表す信号として取り扱う
と、レーザ加工機は全く正常動作を行なわないようにな
ってしまう。
【0031】なお、ハイトセンサ出力電圧は、ハイトセ
ンサが加工対象物に近付くと低くなり、遠ざかると高く
なるが、ハイトセンサが加工対象物に接触する危険性を
有する距離になった時には、リレースイッチにより−V
にオフセットされるようにされている。
【0032】溶接現象を考察すると、レーザ光を照射し
たときに被加工物表面近傍において雰囲気ガスがプラズ
マ化し、被加工物表面からはスパッタリング現象等によ
り、溶融物の飛散が生じている。
【0033】発生したプラズマがハイトセンサヘッドと
被加工物表面を短絡する状態になると、ハイトセンサは
ハイトセンサヘッドが被加工物と衝突したのと同等の信
号を発生するものと考えられる。レーザ光が消滅する
と、発生していたプラズマも消滅する。
【0034】本発明者は、レーザ光消滅後ハイトセンサ
出力電圧がどのように回復していくかを考察した。図4
は、レーザ光波形信号とハイトセンサ出力電圧とを拡大
して示すと共に、本発明の実施例による収束値予測方式
による処理を説明するための図面である。
【0035】レーザ光は周波数50Hzで発振し、発光
時間は1回当たり数msecである。レーザ光発光の周
期は20msecである。レーザ光が消滅している期間
内においては、ハイトセンサ出力電圧は徐々に真の値に
近付いていくが、真の値に到達する前に、次のレーザ光
が照射され、再びノイズが発生する。なお、真の値は、
ハイトセンサとは別の手段により計測したハイトセンサ
のヘッドと加工対象物との間の距離である。
【0036】本発明者は、プラズマによるハイトセンサ
ヘッドと加工対象物との短絡現象が生じた後に、測定値
が真の値に近付く波形は、以下の式で近似できるものと
仮定した。
【0037】
【数1】 v(t)={v* (t)−v0 }{1−exp(−αt)}+v0 …(1) ここで、v* (t)測定すべき真の値であり、v0 は測
定開始時のオフセット電圧を示す。また、αは復帰時の
時定数を示す。
【0038】数式(1)において、測定する時間内で
は、v* (t)=v* (0)=定数と仮定すると、
【0039】
【数2】 dv(t)/dt=α{v* (0)−v0 }exp(−αt) …(2)
【0040】
【数3】 d2 v(t)/dt2 =−α2 {v* (0)−v0 }exp(−αt) =−α・dv(t)/dt …(3)
【0041】
【数4】 ∴ α=−{d2 v(t)/dt2 }/{dv(t)/dt} …(4) 数式(1)を変形し、数式(2)を代入すると、
【0042】
【数5】 v(t)=v* (t)−v0 +v0 −exp(−αt){v* (t)−v0 } =v* (t)−exp(−αt)〔{v* (t)−v* (0)} +{v* (0)−v0 }〕 =v* (t)−(1/α)dv(t)/dt−exp(−αt) {v* (t)−v* (0)} …(5) となる。
【0043】数式(5)より、
【0044】
【数6】 vest (t)=v(t)+(1/α){dv(t)/dt} =v(t)−{dv(t)/dt}2 /{d2 v(t) /dt2 } …(6) とおけば、第1次予測値vest (t)が得られる。この
とき、真の値v* (t)との誤差e(t)は、
【0045】
【数7】 e(t)=v* (t)−vest (t) =exp(−αt){v* (t)−v* (0)} …(7) となる。
【0046】数式(2)、(3)において、v* (0)
>v0 が期待されるから、 dv(t)/dt>0、d2 v(t)/dt2 <0 が期待される。これらの関係を満たさない測定値は除外
する方がよい。
【0047】また、レーザ光発振中およびレーザ光消滅
後、一定期間内は短絡現象によってハイトセンサ出力電
圧は自由な振る舞いが制限されているため、これらの期
間内のサンプリングを行なっても、真の値の推定は困難
である。
【0048】そこで、図4に示すように、レーザ光波形
がピークに達した後、所定期間内はHOLD期間として
サンプリングを中止し、その後ハイトセンサ出力電圧の
サンプリングを一定期間毎に行なう。ハイトセンサ出力
電圧が3回連続すると、予測値vest (t)が算出でき
る。その後、サンプリングが行なわれる度に新しい予測
値が算出できる。誤差e(t)、時間tの経過と共に小
さくなり、vest は収束することが予測される。
【0049】予測値がある程度収束した後、収束値を決
定し、ハイトセンサの出力すべき信号として決定する。
なお、このようにして決定した真の値は、次のサンプリ
ング予測期間も保持し、前述の誤差信号e(t)を計算
するために用いる。
【0050】一旦、真の値v* (t)が得られた後は、
予測値と前回の真の値との差も算出し、差がある程度以
上大きい場合は、得た予測値を除外する等の処理を行な
うことも予測精度向上に有効である。
【0051】以上の解析に基づき、ハイトセンサ出力電
圧として、 v=VSPAN{1−exp(−αt)}+Voffset を仮定し、 x=v、y=dv/dt=αVSPANexp(−αt) =α(VSPAN+Voffset)−αx とし、両者の関係を調べた。関数yの傾きとして係数α
が得られることが期待される。
【0052】図5は、このx=vの値と、y=dv/d
tの関係を示したグラフである。破線がyの漸近線を示
す。図5に示されるように、ハイトセンサ出力電圧v
が、約−8Vから約−5Vの間の期間においては、予測
値はほぼ漸近線に接近して集中している。
【0053】したがって、上述の方法によってハイトセ
ンサ出力電圧が回復する期間内において、3回のサンプ
リングを行ない、予測値を求めることにより、真の値に
近い値を算出することが可能である。さらに、サンプリ
ングを繰り返して予測値を求めれば、予測値の誤差も次
第に減少して、真の値に収束することが期待される。
【0054】前回の測定により得られた収束値との誤差
を求め、この収束値との誤差がある程度以上大きい予測
値を排除すること等により、予測の精度は向上する。し
たがって、図2(B)に示す回路図において、サンプリ
ング回路23によって一定期間内のハイトセンサ計測信
号をサンプリングし、1次差分回路26、2次差分回路
27によって1次差分、2次差分を算出し、サンプリン
グ信号と共に収束値演算回路25に供給し、図4に示す
ような予測値vest を演算し、さらに予測値の収束値を
演算することにより、出力端子28から真の値に近いハ
イト信号を供給することが可能となる。
【0055】なお、レーザパルス光と次のレーザパルス
光との間に多数のサンプリングを行ない、多数の予測値
を算出した時は、これらの予測値の中でさらに偏差を算
出し、偏差の大きいデータを除外して予測値を求める等
の演算を行なうこともできる。
【0056】従来のフィルタリングやピークホールドに
よれば除外されていた期間のハイトセンサ出力電圧を利
用することにより、信頼性の高いハイト信号を得ること
が可能になった。
【0057】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
静電容量式ハイトセンサの出力がノイズによって大きく
変化した後、定常状態に向かって徐々に変化する部分の
データを利用することにより、信頼性の高いハイト信号
を得ることができる。レーザ溶接加工中もハイト信号を
利用することにより、レーザ溶接工程がより高信頼性、
高精度をもって行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるレーザ加工機の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1のレーザ加工機における信号処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】溶接加工時のレーザ光波形信号とハイトセンサ
出力電圧波形の例を示すグラフである。
【図4】実施例による収束値予測演算を説明するための
レーザ光波形とハイとセンサ出力電圧の拡大図である。
【図5】ハイトセンサ出力電圧差分値のハイトセンサ出
力電圧に対する関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 静電容量式ハイトセンサヘッド 2 加工対象物 3 ハイトセンサアンプ 4 信号処理装置 5 焦合制御機構 6 焦合制御機構制御装置 7 レーザ発振器 8 レーザ発振器制御装置 10 バスライン 11 デジタル/アナログ変換器 12、13 アナログ/デジタル変換器 14 ROM 15 RAM 16 CPU 21 入力端子 22 タイミング回路 23 サンプリング回路 25 収束値演算回路 26 1次差分回路 27 2次差分回路 28 出力端子 29 タイマ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス波レーザにより溶接加工を行なう
    場合の静電容量式ハイトセンサから出力するハイトセン
    サ信号の処理方法であって、 パルス波レーザの出力を表す第1の信号を受け、レーザ
    光が消滅する時間を検出する工程と、 レーザ光が消滅している所定時間内に静電容量式ハイト
    センサから出力され、センサヘッドと加工対象物との間
    の距離を表す第2の信号を受け、複数回のサンプリング
    を行なう工程と、 サンプリングした複数個の第2の信号の時間変化に基づ
    き、第2の信号の収束値を予測する工程と、 予測された収束値をハイト信号として供給する工程とを
    含むレーザ溶接用ハイトセンサ信号処理方法。
  2. 【請求項2】 前記予測工程が第2の信号の時間変化を
    検出する工程と時間変化の時間変化を検出する工程とを
    含む請求項1記載のレーザ溶接用ハイトセンサ信号処理
    方法。
  3. 【請求項3】 パルス発光式レーザ装置の出力を表す第
    1の信号と静電容量式ハイトセンサから出力され、セン
    サヘッドと加工対象物との間の距離を表す第2の信号と
    を受ける入力端子と、 第1の信号に基づきレーザ光が消滅している所定時間内
    に第2の信号を複数回サンプリングするサンプリング回
    路と、 サンプリングした第2の信号を時間の関数として分析
    し、第2の信号が指数関数的に変化するとの前提の下に
    第2の信号の変化が収束する収束値を予測する回路と、 前記収束値をハイト信号として出力する端子とを有する
    レーザ溶接用ハイトセンサ信号の処理装置。
JP5097958A 1993-04-23 1993-04-23 レーザ溶接用ハイトセンサ信号の処理方法と処理装置 Expired - Lifetime JP2780907B2 (ja)

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