JP2780794B2 - 通信システム及び通信システムに使用されるスイッチング素子 - Google Patents

通信システム及び通信システムに使用されるスイッチング素子

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JP2780794B2
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    • H04L49/253Routing or path finding in a switch fabric using establishment or release of connections between ports
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、通信路をそれぞれ相互接続することが可能
な内部ノードを介して外部ノード間の接続を確立するス
イッチングネットワークを有する通信システムを利用し
た通信プロセスに関し、前記外部ノードの少なくとも1
つは、少なくとも1つの内部ノードを介してフォワード
信号を他の外部ノード方向に送信でき、1つの前記内部
ノードは通信路上でフォワード信号を受け取ると、前記
他の外部ノード方向の通信路上で前記フォワード信号を
送信するか、あるいは前記1つの外部ノード方向の通信
路上でバックワード信号を送信し、前記バックワード信
号を受け取った各ノードは、バックワード信号を送信し
たノードと自ノードとを接続する通信路を解除する通信
プロセスを使用した通信システムに関する。
この通信プロセス、得にパケット通信プロセスは、例
えば、ベルギー特許第905982号明細書によりすでに知ら
れている。この特許のプロセスでは、1つの外部ノード
により送信されたフォワード信号は、通信路設定パケッ
トであり、他の外部ノードとのポイントツウポイント通
信路を確立するのに使用される。入力通信路上の内部ノ
ードが通信路設定パケットを受け取ると、この内部ノー
ドは所望の方向の出力通信路を1つ選択する。この選択
が成功するか否かに応じてパケットを更に送信するか、
あるいはバックワードパケット、すなわちいわゆるブロ
ック(阻止)されたパケットにそれぞれ変換する。ブロ
ックされたパケットは、前のノードに送信される。前の
ノードは、ブロックされたパケットを受取ると、後のノ
ードの前記入力通信路を形成している出力通信路を遮断
する。
この既知のプロセスによると、ポイントツウポイント
通信路が関連するので、所望の方向について対応する出
力通信路が見つからない場合には、前記入力通信路は解
除される。入力通信路が複数の方向の複数の出力通信路
と接続されているポイントツウマルチポイント通信路に
同じ基準を使用した場合、ブロックされたパケットを受
信した後でこの入力通信路を解除すると、すべての通信
路を誤って解除することになる。他方、このような状況
を回避しようと思えば、ブロックされたパケットは、そ
れが通信路を遮断しなければならないことをノードに知
らせるものとしてではなく、通信路設定パケットを発生
した外部ノードにその通信路設定が不成功であったこと
を知らせるためにのみ使用される。従って、このノード
は部分的に確立された接続としてネットワーク内に残
り、前記外部ノードは、何らかの理由によりブロックさ
れたパケットが失われるときは、この事実に気がつかな
いことになる。
本発明の目的は、部分的に確立された通信路がネット
ワーク内に残るのを防ぎ、ポイントツウポイント通信路
およびポイントツウマルチポイント通信路の両方に応用
可能な上記のタイプの通信プロセスを提供することであ
る。
本発明によると、この目的は、前記1つの外部ノード
が、前記フォワード信号を構成する通信路解除探査信号
を従前に確立された通信路上の1つ以上の外部ノードの
方向に送信することができ、通信路上の前記探査信号を
受け取ったときに、自ノードに接続されている通信路が
あるかどうか各ノードが探査し、そのような通信路が無
い場合のみ、前記バックワード信号を構成する通信路解
除信号を前記1つの外部ノードの方向に送信することに
より達成される。
このようなやり方で、接続形態がポイントツウポイン
ト接続であるか、またはポイントツウマルチポイント接
続であるかに無関係に、部分的に確立された接続を通信
路解除信号により解除することができる。この場合、完
全に確立された接続路の一部を除いた部分的に確立され
た接続路のみが解除される。
前記の既知の通信プロセスによれば、前記外部ノード
の少なくとも1つは、内部ノードの少なくとも1つを介
して別の外部ノードの方向に通信路設定信号を送信する
ことができ、各出力ノードは、通信路上で前記通信路設
定信号を受け取ると、選択された通信路がそれぞれ利用
できるか否かに応じて、前記通信路設定信号を前記他の
外部ノード方向の選択された通信路でさらに送信する
か、あるいは通信路設定バックワード信号を前記1つの
外部ノード方向に送信することができる。通信路設定パ
ケットが他の外部ノードに到達すると、通信路設定バッ
クワードパケット、いわゆる確認パケットが該1つの外
部ノードに送信され、通信路設定が成功したことを該ノ
ードに知らせる。反対に、通信路設定パケットが他の外
部ノードに到達しないとき、通信路設定バックワードパ
ケット、いわゆるブロックされたパケットは1つの外部
ノードに送信され、通信路設定が不成功であることを知
らせる。
この既知のプロセスの欠点は、通信路設定信号または
通信路設定バックワード信号が失われると、前記1つの
外部ノードには通信路設定が成功したのか失敗したのか
が知らされないので、部分的に確立された通信路を解除
するのに通信路設定バックワード信号が使用されない場
合に、部分的に確立された通信路がネットワークに残る
ことである。
本発明の他の目的は、上述の欠点を克服した上記のタ
イプの通信方法および関連装置を提供することである。
本発明によると、この目的は、次のようにして達成さ
れる。すなわち、前記1つの外部ノードが、少なくとも
1つの内部ノードを介して、前記通信路設定信号の送信
につづいて従前に設定された通信路の前記他の外部ノー
ドの方向に通信路設定探査信号を送信することもできる
ということと、各内部ノードが前記通信路設定探査信号
を受け取ると、前記方向に自ノードと接続された通信路
があるかどうかチェックし、無い場合に、前記他の外部
ノードの方向に新しい通信路設定信号を送信することに
より達成される。
前の通信路設定が成功した場合、通信路設定バックワ
ード確認信号が失われるので、この1つの外部ノードは
この事実に気付かない。この場合、新しい通信路設定信
号が通常、他の外部ノードに到達し、通常新しい通信路
設定バックワード確認信号が生成される。反対に、前の
通信路設定が不成功かあるいは、通信路設定バックワー
ドブロック信号が失われた場合、新しい通信路設定信号
は通常、他の内部ノードに到達せず、内部ノードで終了
し、通常のように、ブロック信号を生成する。このた
め、いずれの場合においても1つの外部ノードは通信路
設定動作の状態を知らされる。
前記既知の通信プロセスによると、第1ネットワーク
部と、第2ネットワーク部を有し、1つの外部ノードか
ら前記第1ネットワーク部に確立された前記第1通信路
部が前記第2ネットワーク部内の第2通信路部により他
の外部ノードに拡張可能であるようなスイッチングネッ
トワークが使用される。
本発明の別の目的は、外部ノード間のポイントツウマ
ルチポイント接続を確立するのに有利に使用されるよう
に構成された前記のタイプの通信プロセスを提供するこ
とである。
本発明によると、この目的は、以下により達成され
る。すなわち、前記1つの外部ノードは他の外部ノード
の方向にポイントツウマルチポイント接続の新しい通信
路を確立しなければならない場合には、第2ネットワー
ク部も含む前記スイッチングネットワークの第1ネット
ワーク部において従前に確立されたこの接続部の第1の
通信路部を利用しようとする。この動作が不成功である
場合にのみ、前記第1ネットワーク部内の新しい第1の
通信路部を自由に選択する。前記ネットワーク部分は、
1つの外部ノードから前記第1部内に確立された第1の
通信路部(E133/214/314)が、前記第2ネットワーク部
上の第2の通信路部(E444/E42;E44/544)によって、他
の外部ノードに延長されるように構成することができ
る。
従前に確立された第1の通信路を利用することによ
り、ポイントツウマルチポイント接続に置かれているこ
れらの通信路の本数は制限され、新しい接続を確立する
のに必要な時間が短縮化される。
また前記のベルギー特許第905982号明細書は、前記の
通信プロセスを実行するためのスイッチング素子も開示
している。前記通信プロセスは、複数の入力ポートのい
ずれかに接続するための第1の相互接続手段、制御手
段、および前記制御手段に接続された第2の相互接続手
段を有する。この制御手段は各入力ポートとそれぞれ相
関し、第2の相互接続手段は、これら制御手段および出
力ポートを相互接続している。それゆえ、このスイッチ
ング素子は相対的に複雑な構造を持つ。
本発明の目的は、一層簡単な構造を有する前記タイプ
のスイッチング素子を提供することである。
本発明によると、この目的は以下により達成される。
すなわち、前記スイッチング素子は、前記内部ノードの
一部を形成し、複数の入力ポートのいずれかを複数の出
力ポートのいずれかに接続するための第1の相互接続手
段と、制御手段と、前記制御手段に接続される第2の相
互接続手段を有し、前記出力ポートの少なくとも1つ
は、前記入力ポートに共通に用意され、前記第2の相互
接続手段を介してアクセスする前記制御手段に接続さ
れ、他の出力ポートは、前記入力ポートに接続されてい
る出力リンクと入力リンクにそれぞれ接続され、相互接
続された通信路の各対のパラメータの関係を記憶するメ
モリがあって、これは前記第1と第2のメモリ回路によ
って達成されていることである。
添付の図面と共に以下の実施形態の記述を参照するこ
とにより、本発明の上述のおよびその他の目的及び特徴
はより明白になり、本発明自身も非常によく理解される
であろう。
第1図は、本発明にしたがう通信プロセスにおいて使
用される通信システムとスイッチング素子を示す。
第2図は、第1図のシステムの一部を形成するスイッ
チングネットワークBSNの一例を示す。
第3図は、第2図のスイッチング素子E113の部分をさ
らに詳細に示す。
第4図は、第2図のスイッチングネットワークBSNを
介して確立されたポイントツウマルチポイント通信路を
示す。
第5図は、ルーチングテーブル及びメモリに記憶され
たデータを示す。
第6図は、第1図のシステムで使用される制御パケッ
トの構造を示す。
第1図に示される通信システムは、複数の入力端子I1
/N、複数の出力端子O1/N、並びに各々が送信機器SE1/N
及び受信機器RE1/Nから成る複数のユーザステーションU
S1/Nあるいは外部ノードを有する多段広帯域パケットス
イッチングネットワークBSNを含む。送信機器SE1/Nは、
それぞれ非同期時分割(ATD)あるいは非同期転送ノー
ド(ATM)入力通信リンクIL1/N、及び各入力インターフ
ェース回路II1/Nを介してBSNの入力端子I1/Nに接続され
る。BSNの出力端子O1/Nは各出力インターフェース回路O
I/N及び各ATD又はATMの出力送信リンクOL1/Nを介して受
信機器RE1/Nに接続されている。
パケットスイッチングネットワークBSNでは、N入力
端子I1/Nは、スイッチング素子又は内部ノードの多数の
縦続段を介して、N出力端子O1/Nに接続されており、そ
の中の1つ、すなわちBSEのみが比較的に詳細に示され
ている。スイッチング素子において、8つの入力端子R1
/8が多重入力リンク(図示されていない)を介して前段
の各出力端子に接続され、8つの出力端子T1/8が多重出
力リンク(図示されていない)を介して次段(図示され
ていない)の各入力端子に接続されている。これは、複
数の通信路を多重化することができる双方向多重リンク
に各々接続された8個の双方向端子(R1/T1)乃至(R8/
T8)をスイッチング素子BSEが有するものと考えること
ができる。第2図において、これら端子の対は、参照符
号1乃至8によって示されている。スイッチング素子BS
Eでは、入力端子R1/8は、パケット出力Pとアドレス出
力Aを有し、さらに相互接続バスSBを介してスイッチン
グ素子共通制御回路SECに接続された各入力ポートすな
わち受信ポートRX1/8に接続されている。パケット出力
Pは、時分割多重方式(以下TDMと呼ぶ)の相互接続バ
スTBの入力1/8に接続され、このTDM相互接続バスTBは制
御ユニットTMによって制御され、この制御ユニットに
は、受信ポートRX1/8のアドレス出力Aが接続されてい
る。バスTBの8個の出力1/8は、各出力すなわち送信ポ
ートTX1/TX8を介して各出力端子T1/T8に接続されてお
り、9番目の出力9は端子T9を持つ送信ポートTX9を介
して制御回路SECに接続されている。
スイッチングネットワークBSNの一例は、すなわち折
り返しネットワークが第2図に示されており、入出力端
子が一方の側(左側)に、ミラープレーン(鏡面)が他
方の側(右側)に設けられている。入力として使用され
る端子とミラープレーンとの間では、BSNは通信路選択
を自由に行なうことができる分散ネットワークであり、
一方で、ミラープレーンと出力として使用される端子と
の間では、BSNは通信路を予め定めたルーチング(ルー
ト決定用)ネットワークである。分散ネットワークで選
択された通信路は、ルーチングネットワーク内のいずれ
かの出力にも拡張可能である。
スイッチングネットワークBSNは、前記ベルギー特許
第905982号明細書に示されたタイプのものであり、3段
のスイッチング素子を含む。このスイッチング素子の8
つの端子(1/8)はそれぞれ、受信端子R1/8と、送信端
子1/8の両方を表す。これらの3段のスイッチング素子
は5段のスイッチング素子を介して入力として使用され
る端子を出力として使用される端子に相互接続するのに
使用できる。ミラー側の第3の段は4つのグループG31
乃至G34から成り、各グループは4つの素子E311/314乃
至E341/344を有し、一方で第1及び第2の段はそれぞれ
8つのグループを有し、各グループは4つの素子を有す
る。5段のスイッチング素子を経由することによって可
能な接続のみを示すために、第1段のグループにはG11
乃至G14及びG51乃至G54のラベルが付され、同様に第2
段はG21乃至G24及びG41乃至G44で構成されている。従っ
て第2図に示されたグループG11,G21,G31,G34,G44及びG
54だけの場合は、リンクL2,L3,L4,及びL5を含む可能な
5段接続は、第1スイッチング段のG11とG54の両段を通
る。この場合、G11はこの5段接続の第1段として、G54
は第5段として使用される。同様に、第2スイッチング
段のG21とG44の両方が使用され、この場合、G21はこの
5段接続の第2段として、G44は第4段として使用され
る。しかし折り返しネットワークにおける5段接続は第
1段にG11乃至G14又はG51乃至G54のみを含み、同様に第
2段にG21乃至G24又はG41乃至G44を含むように構成して
もよい。グループと素子との相互接続は第1段の第1グ
ループが第2段の第1グループにのみアクセスでき同様
に残りの7グループについても、これら2つの段間での
みアクセスできるように構成されている。このようなグ
ループの各対に対して、グループの4つの素子それぞれ
は、そのグループと対にされたグループの4素子にアク
セスする。第1段には4グループしかないので、各4×
4スイッチング素子の8つの端子は、1対1で、第2段
の4つのスイッチング素子の8つのグループの各々の4
端子と連結付けをすることができ、第2段の各素子は、
第3段の全グループにアクセスし、逆もまた同様であ
る。
第3図は、第2図のスイッチング素子E113の一部を形
成する受信ポートRX4とスイッチング素子の制御回路SEC
113とをさらに詳細に示している。
受信ポートRX4は、受信バッファRBUF4、プロセッサRP
R4、ルーチングテーブルRT4、インターフェース回路IC
4、パケットマルチプレクサPMUX4、およびアドレスマル
チプレクサAMUX4を有する。上述のバスSBはインターフ
ェース回路IC4に接続されており、このインターフェー
ス回路IC4は、プロセッサRPR4とルーチングテーブルRT4
にアクセスし、このルーチングテーブルはバッファRBUF
4にアクセスするプロセッサRPR4に接続されている、バ
ッファRBUF4は、パケット入力R4とパケットマルチプレ
クサPMUX4の入力に接続されたパケット出力Pとを有し
ている。インターフェース回路IC4のパケット出力P
は、PMUX4の他の入力に接続されている。プロセッサRPR
4とインターフェース回路IC4は更に、アドレスマルチプ
レクサAMUX4の各入力に接続されたアドレス出力Aを有
する。マルチプレクサPMUX4およびAMUX4は、インターフ
ェース回路IC4により制御される。マルチプレクサPMUX4
の出力PとマルチプレクサAMUX4の出力Aは、受信ポー
トRX4の出力を構成している。
スイッチング素子制御回路SEC113はプロセッサPR113
と、関連のあるメモリMEM113とを有する。メモリMEM113
は以下のものを記憶する。
−出力多重リンク上の各通信路毎に、ステータスビット
を記憶する(この例ではE113の出力端子のステータスビ
ット)。ステータスビットの目的は後述する。例えば、
STB(8,L2)は出力端子上のラベルL2すなわちスイッチ
ング素子E113のリンク8を有する通信路に割り当てられ
たステータスビットである; −各出力多重リンクあるいは出力端子毎に計算で求めた
予測帯域幅(あるいはトラヒックロードカウンタ位置)
およびそのリンクでの容量最大帯域幅を記憶する。例え
ば、B1(8)とB(8)は計算された予測帯域幅(トラ
ヒックロードカウンタ位置)と出力端子、すなわちスイ
ッチング素子E113のリンク8上の最大許容帯域帯域幅で
ある。これらのパラメータの使用についてはベルギー特
許08701481号明細書(W.Verbiest3)に詳細に記載され
ており、後で明らかにされている; −プロセッサPR113にスイッチング素子の通信路を選択
し、通信路にラベルを割り当てさせるテーブル(図示さ
れていない)。
このシステムでは、制御パケットとデータパケットが
使用される。制御パケットの構造は、第6図に概略的に
示されている。制御パケットは、ヘッダHと情報フィー
ルドIFを有する。ヘッダHはパケットを、すなわち、デ
ータパケット又は、制御パケットを識別し、ヘッダエラ
ー探査コードを含む。情報フィールドIFは以下の情報を
含む。
T:パケットの種類、例えばポイントツウポイント通信路
設定制御パケット。
RT:例えば、1セット4ビットで5セット分を含むルー
チングタグである。各セットは、スイッチング素子の16
端子又はリンクの1つを定め、各セットは、それを介し
て接続を確立することができる5段の各スイッチング素
子と関連している。
SC:端子選択が自由に行われなければならない場合(F
S)、あるいは固定された場合(F)に、RTの各端子を
示す選択コード。
LL:ある接続のリンク上で通信路を識別するラベル。
RP:ネットワークの復路8(返送路)の識別子。
LP:前記ベルギー特許第8701481号明細書に記述されたパ
ケット流を特徴付ける例えば平均、分散等のトラヒック
ロードパラメータ。
CS:情報フィールドの内容を探査するためのチェックサ
ムコード。
データパケットは、パケットを送信するリンクで使用
される通信路を識別するラベルにより構成されるヘッダ
と、データを構成するデータフィールドを含む。
ポイントツウポイント通信路のために使用される制御
パケットには、次のような種類がある。
−ネットワークBSNを介して仮想通信路を設定するため
に起点となるユーザステーションにより発生されるポイ
ントツウポイント通信路設定パケット; −仮想通信路の設定が成功したことを知らせるために送
信先ユーザステーションから送信元ユーザステーション
へ返送されるポイントツウポイント確認パケット; −仮想通信路の設定が不成功であったことを送信先ユー
ザステーションへ知らせるために、内部ノードから送信
元ユーザステーションに返送されるポイントツウポイン
トのブロックされたパケット。このパケットは、さらに
そのときに部分的に確立されている通信路を遮断すなわ
ち解除し、この通信路の一部を形成するスイッチング素
子すなわちノードの制御回路内のトラヒックロードカウ
ンタを更新する; −従前に確立された通信路を遮断するために使用される
ポイントツウポイントクリアパケット。
−送信元ユーザステーションにより発生され、直前の先
行する通信路設定パケットにより確立された同じ通信路
に沿って送信され、デッドエンドすなわち部分的に確立
された通信路の終端にあるスイッチング素子を検出した
いときに、新しい通信路設定パケットに変換されるか、
あるいは送信先ユーザステーションに到達したときに、
確認パケットに変換される通信路設定形式のポイントツ
ウポイント探査パケット。
送信毎のユーザステーションによって生成され、確立
された通信路に沿って送信され、クリアパケットに変換
される、クリアタイプのポイントツウポイントの探査パ
ケット。
探査パケットを除くこれらのパケットは、上述のベル
ギー特許第905982号明細書に記述されたタイプのもので
ある。
ポイントツウマルチポイント通信の場合には、同様に
ポイントツウマルチポイント通信路設定パケットと、確
認パケットと、ブロックされたパケットと、設定形式の
探査パケットとが使用されている。しかしながら、ポイ
ントツウマルチポイントのブロックされたパケットの場
合のように、ポイントツウマルチポイントのブロックさ
れたパケットは、通信路の確立が成功しなかったことを
送信元ユーザステーションに知らせることのみを目的と
し、部分的に確立された通信路を遮断するのに使用しな
い。
さらに、通信路減少または解放形式のポイントツウマ
ルチポイント探査パケットが使用される。このパケット
は送信元ユーザステーションにより発生され、デッドエ
ンドすなわち部分的に確立された通信路を検出するため
にポイントツウマルチポイントの全通信路に沿って送信
され、部分的に確立された通信路がこの通信路を解除す
るために検出された場合に通信路減少すなわち解除パケ
ットに変換される。
ここで第2図乃至第5図を参照して、送信元ユーザス
テーションUS134と2つの送信先ユーザステーションUS8
23及びUS341との間のポイントツウマルチポイント通信
の確立について説明する。まず、US134とUS823との間の
通信路が、次にUS134とUS341間との通信路が確立され
る。
第1の通信路を確立するために、ユーザステーション
US134は、ポイントツウマルチポイント通信路設定制御
パケットを出力する。このパケットには、とりわけ次の
フィールドが含まれ、それらのみを参照する。
RT:X,X,8,2,3 SC:FS,FS,F,F,F LL:L1,X,X,X,X,X RP:X,X,X,X,X 但し、Xは未定、FSは自由選択、Fは固定をそれぞれ
表す。
前記フィールドは次のことを意味する。すなわち確立
されるべき通信路に対しては、使用される出力リンクの
選択は、ネットワークの第1および第2段において自由
であり、パケット内に識別子が記憶されている出力リン
ク8,2,3は、このネッットワークの次の3段において使
用されなければならず、かつラベルL1は、US134とネッ
トワークの第1段とを相互接続するリンクの通信路に使
用されることになる。
このパケットが、スイッチング素子E113(第3図)の
受信ポートRX4の入力端子R4または、入力リンク4(第
2図)において受信されると、このパケットは、プロセ
ッサRPR4の制御のもとで受信バッファRBUF4に入力され
る。このプロセッサは次にパケットのヘッダHを読取
り、このパケットは制御パケットであるから、以下の動
作を実行する: −プロセッサは、入力端子または入力リンク4(すなわ
ちR4)のアドレス4をパケットの戻り通信路フィールド
RPの第1の位置に書き込む。この入力端子または入力リ
ンクではパケットが受信され、またそれに対応する出力
リンクが戻りすなわちバックワードパケットによって使
用されねばならないものとする。書き込みの結果、この
フィールドは、 RP:4,X,X,X,Xとなり、 次にプロセッサはこのパケットをRBUF4からパケット
マルチプレクサPMUX4へ供給する。
−プロセッサは出力端子すなわち送信ポートTX9の出力
リンクT9のアドレス9を、アドレス出力Aを介してアド
レスマルチプレクサAMUX4に供給する。
次にプロセッサPRP4は、インターフェース回路IC4が
マルチプレクサPMUX4とAMUX4を制御するように、このイ
ンターフェース回路を制御する。従って、通信路設定パ
ケットは、これらのマルチプレクサから出力Pを介して
バスTBの入力4(図示されていない)に供給され、アド
レスは出力Aを介して、このバスTBの制御ユニットTMと
通信する。その結果、制御ユニットTMはTBの入力4を送
信ポートTX9に接続して、パケットをそのポートに送信
する。送信ポートTX9は、パケットを出力T9を介してス
イッチング素子制御回路SEC113に供給する。
制御回路SEC113でポイントツウマルチポイント通信路
設定制御パケットを受け取ると、プロセッサPR113は以
下に記述する機能を実行する。
プロセッサPR113は、スイッチング素子E113の出力端
子すなわち出力リンク、例えばT8すなわち8を選択し、
この出力リンク上では通信路設定パケットが、後にはそ
のパケットに続くデータパケットが、スイッチングネッ
トワークの第2段に送信されなければならない。
上記ベルギー特許第08701481号明細書に記載された方
法でプロセッサPR113は、MEM113に記憶された従前に評
価された値B1(8)、およびパケット内に含まれるトラ
ヒックロードパラメータLPによって、このリンクにおけ
る新しく評価された帯域幅を計算する。次に、プロセッ
サは新しく評価された帯域幅がMEM113に記憶された最大
許容帯域幅Bより小さいか、あるいは大きいかチェック
し、チェック結果に従って、制御パケットを選択された
出力リンク8に多重化するのを認めるか拒否するかす
る。多重化しない場合には、プロセッサはもう1つの出
力リンクを選択し、同様の計算などを実行する。この方
法で、適当な出力リンクすなわち適切な通信路が得られ
るときと、得られないときがあり、得られない場合は、
スイッチング素子E113は、得ようとしている通信路のブ
ロックエンドを形成すると考えられる。次に、E113がブ
ロックエンドでなく、かつ出力リンク8が使用可能であ
ると想定する。
この想定のもとで、プロセッサPR113は、MEM113内で
この出力リンク8における選択された通信路を示す新し
いラベルL2を選択する。
プロセッサPR113はさらに、MEM114においてラベルL2
を付した通信路設定制御パケットが出力リンク8の通信
路上でこれから送信されることを示すためにステータス
ビットSTB(8,L2)をリセットする。
また、プロセッサPR113は、受信ポートRX4のルーチン
グテーブルRT4内に、ルーチング(ルート決定用)情報
すなわち入力リンク1上のラベルL1を付した入力通信路
を、出力リンク8上のラベルL2を付した出力通信路にリ
ンクするL1,L2,8の関係を書き込む。この書き込みはバ
スSBとこのポートのインターフェース回路IC4を介して
行われる。
プロセッサPR113は最後にさらにフィールドRPとLの
第1位置にそれぞれ8とL2を書き込み、SCの第1の位置
のFSをFに変え、RTとSCを反時計方向にサーキュラーシ
フトすることにより、通信路設定パケットの内容を変更
する。従って、パケットのフィールドは以下のようにな
る。
RT:X,8,2,3,8 SC:FS,F,F,F,F LL:L2,L1,X,X,X,X PR:4,X,X,X,X このように変更されたパケットとアドレス8は、バス
SBを介して受信ポートRX1/8、例えば、RX4の1つへ送
り、またとくにインターフェース回路IC4へ送られ、こ
の回路はこのパケットをパケットマルチプレクサPMUX4
とアドレスマルチプレクサAMUX4とにそれぞれその出力
PとAとを介して送る。IC4の制御により、このパケッ
トがこれらのマルチプレクサからバスTBを介して送信ポ
ートTX8に送信される。このパケットはその後、この送
信ポートTX8によってE113の出力リンク8上をスイッチ
ング素子E214の入力端子3に送信され、ここで上述と同
様の動作が実行される。それにより、もしこれらのノー
ドがデッドエンドでなく、かつそこから次のノードへ送
信される前であれば、パケットのフィールドRT,SC,LL,
およびRPは、スイッチング素子すなわち内部ノードE21
4,E314,E444,およびE542で以下の通りに変更される。
RT:82385;23858;38582;85823 SC:FFFFF;FFFFF;FFFFF;FFFFF LL:L3L2L1LXXX;L4L3L2L1XX ;L5L4L3L2L1X;L6L5L4L3L2L1 RP:34XXX;134XX;5134X;85134 このようにして、第2図と第5図に示されたポイント
ツウマルチポイント通信路の第1の接続が確立される。
この接続は、上述したベルギー特許第905982号明細書に
記載されたものに類似する。この接続は以下の通りであ
る。すなわちユーザステーションUS134,通信ラベルL1を
使用するリンクIL134,II134,E113のR4とT8,ラベルL2を
使用する出力リンク8,E214のR3とT5,ラベルL3を使用す
る出力リンク5,E314のR1と8,ラベルL4を使用する出力リ
ンク8,E44のR5とT2、ラベルL55を使用する出力リンク2,
E542のR8とT3,OI823、およびラベルL6を使用する出力リ
ンクOL823である。
第5図は、ルーチングテーブル、およびスイッチング
素子すなわち内部ノードE113/214/314/444/542に含まれ
る制御回路メモリ、ならびにメモリに記憶されたデータ
を表す。送信先のユーザステーションUS823内にパケッ
トが到着すると、送信先のステーションのプロセッサは
さらに関連のメモリMEM823にラベルL6とセットされた状
態のステーションに入力することができる特別のステー
タスビットSTB823との間の関係を記憶して、送信先がデ
ットエンドであり、後述するようにその送信相手先が一
部を形成している接続の解除を要望していることを示
す。
この送信先のユーザステーションUS823では、ポイン
トツウマルチポイント通信路設定制御パケットは、確認
パケットに変換される。確認パケットは、通信路設定が
成功したことをユーザステーションUS134に知らせるた
めのものであり、とくに従前に受信した通信路設定パケ
ットのフィールドRPとLLから得た以下の情報のフィール
ドを有する。
RT:85134 LL:L6L5L4L3L2L1 このパケットは、通信路設定パケットに対して記載さ
れたのと同様のやり方で連続する素子E542/444/314/214
/134を介して送信元ユーザステーションUS134に適当な
ラベルと共に、戻りまたはバックワードパケットとして
送信される。結果として、このユーザステーションUS13
4に到達すると、このパケットのこの戻り通信路フィー
ルドRPとラベルフィールドLLは以下の通りになる。
RP:85823 LL:L1L2L3L4L5L6 この情報L1,L2,L3,8,5は、US134のメモリMEM134に記
憶される。この情報はこのネットワークの分配部で通信
路の一部を定め、ポイントツウマルチポイント通信の別
の通信路を確立しなければならない場合に使用すること
とするのがよい。上述のように、ネットワークのミラー
平面からいずれのユーザステーションにも到達できるの
で、これは可能である。
接続がすでに存在しているとすると、新しいポイント
ツウマルチポイント接続で使用されるスイッチング素子
の数は限定されることになる。そこでポイントツウマル
チポイント接続のパケットはすでに前に使われた接続ま
たは共通の分岐(ブランチ)、すなわち最初に確立され
た接続を使うのがよいことに留意したい。
予測した帯域幅と出力端子すなわちリンクにおける最
大許容帯域帯域幅との間の上記比較が、通信路設定パケ
ットと、このパケットに続くデータパケットとが中間ノ
ードE113/214/314/444/542の1つから更に送信できない
ことを示している場合、すなわちこれらのノードの1つ
が対象となっている入力通信路に対するデッドエンドで
ある場合、通信路設定パケットは、いわゆるブロックさ
れたパケットに変換され、それは次に確認パケットの場
合と同様の方法で送信元ユーザステーションUS134に戻
される。
このブロックされたパケットは単独で、この通信路設
定が失敗だったことをユーザステーションUS134に知ら
せることを意図したものである。その結果、通信路設定
が失敗した場合は、部分的に確立された通信路がスイッ
チングネットワーク内に残る可能性がある。
通信路設定パケットの送信後、所定時間間隔内に、ユ
ーザステーションUS134が確認パケットも、ブロックさ
れたパケットのいずれも受信しなかった場合には、ユー
ザステーションUS134は何か悪いことが起きた、例えば
これらのパケット又は通信路設定パケット自身が失われ
たと判断し、いわゆる通信路設定タイプのポイントツウ
マルチポイント探査パケットをユーザステーションUS82
3に出力し、先行した前の通信路設定パケットと同じ通
信路に沿って送信する。この探査パケットの目的はUS82
3に対する所望の方向にデッドエンドがあるためにエラ
ーが起こったのかどうかを検出することである。存在す
る場合には、探査パケットは、通常の通信路設定パケッ
トに変換され、その後に確認パケットあるいはブロック
されたパケットが続く。探査パケットはとくに次のフィ
ールドを有する。
RT:X,X,8,2,3 SC:FS,FS,F,F,F LL:L1,X,X,X,X,X RP:X,X,X,X,X この探査パケットがスイッチング素子E113の入力端子
R4に供給されると、スイッチング素子E113の受信ポート
RX4(第3図)に含まれるプロセッサRPR4は、ラベルL1
を用いて入力リンク4に関連するルーチングテーブルRT
4を調べることにより、このリンク4上でラベルL1を付
した入力通信に対してスイッチング素子E113がデッドエ
ンドかどうかをチェックする。実際には、このテーブル
がL1と、他のラベル(例えばL2)と出力リンク(例えば
8)とによって特徴づけられる出力通信路との間の関係
を記憶している場合に限って、そのスイッチング素子E1
13は、入力通信路および対象となる方向のデッドエンド
ではない。
スイッチング素子E113が入力通信路の、そしてまた対
象となる方向のデッドエンドである場合は、プロセッサ
RPR4は、パケットをスイッチング素子制御回路SEC113に
転送する。制御回路SEC113では、探査パケットは通常の
通信路設定パケットに変換され、上述した如くに処理さ
れる。
反対に、スイッチング素子E113が入力通信路および対
象となる方向におけるデッドエンドでないときは、プロ
セッサRPR4は、ルーチングテーブルRT4の内容L1,L2,8お
よびE113の入力端子の識別子4を利用して探査パケット
の内容を変える。これは、上述した通信路設定パケット
に関して記載したのと同様の方法で行われ、変更した探
査パケットはE214に送信される前に以下のフィールドを
有する。
RT:X,8,2,3,8 LL:L2,L1,X,X,X RP:4,X,X,X,X この探査パケットは出力リンク8のスイッチング素子
E214に送信される。スイッチング素子E214では、この素
子が入力通信路および対象となる方向のデッドエンドで
あるか否かを再びチェックする。
上記に関連して、もし通信路設定タイプの探査パケッ
トが、確認パケットの損失によりユーザステーションUS
134により出力された場合には、探査パケットが通常、
送信先ユーザステーションUS823に到達することは明ら
かである。送信先ステーションにおいて探査パケットは
確認パケットに変換されて、送信元ステーションUS134
に送信される。反対に、このパケットの損失または、通
信路設定パケット自身の損失のため、ブロックされたパ
ケットが受信されないという理由により、設定タイプの
探査パケットがユーザステーションUS134によって出力
されるならば、探査パケットは通常、通信路に対するデ
ットエンドを発見し、それゆえ通常の通信路設定パケッ
トに変換される。
ユーザステーションUS341が、US823への通信路が既に
確立されているポイントツウマルチポイント(一点から
他点への)通信に関与しようとするときには、このユー
ザステーションUS341はこの意思をユーザステーションU
S134に向けて通信する。すなわち、通信が先ず第1のユ
ーザステーションUS134から第2のユーザステーションU
S823へ設定される。この意味は、ユーザステーションUS
823がユーザステーションUS134からデータを受信したい
と思うことである。そのときに、第3のユーザステーシ
ョンUS341もまたユーザステーションUS134からデータを
受信したいと思うので、こうして“ポイントツウマルチ
ポイント”接続が設定され、第1のユーザステーション
US134が“ポイント”であり、第2および第3のユーザ
ステーション(それぞれUS823およびUS341)とが“マル
チポイント”となる。第1のステーションUS134からデ
ータを受信するためには、第3のステーションUS341は
ユーザステーションUS134とUS823との間に接続がすでに
存在するかしないかを前もって知っている必要はない。
ユーザステーションUS341がデータUS134から受信した
いとして、US134とUS823との間で接続がすでにとられて
いるときと、とられていないときとではその動作は異な
る。ユーザステーションUS341はこのUS134からデータを
受信したいというこの意思をユーザステーションUS134
に向けて示す方法は、US134とUS823との間で通信路を確
立するのと同じ方法で(すでに記載した)で行なうこと
ができる。
接続がすでに存在しているとすると、新しいポイント
ツウマルチポイント接続で使用されるスイッチング素子
の数は限定されることになる。そこでポイントツウマル
チポイント接続のパケットはすでに前に使われた接続ま
たは共通の分岐(ブランチ)、すなわち最初に確立され
た接続を使うのがよいことに留意したい。
ステーションUS134は、ユーザステーションUS341の方
向に第2のポイントツウマルチポイント通信路設定制御
パケットを出力する。ポイントツウマルチポイント接続
に使用されるスイッチング素子数を限定するために、こ
のパケットは、分散ネットワーク部ですでに前もって使
用され、ラベルL1,L2,L3と、US134のメモリMEM134に記
憶されているリンク8と5によって定義され、接続すな
わち共通分岐の一部を通ることが好ましい。よって、こ
の情報は、第2の通信路設定パケットを以下の情報フィ
ールドを有するように設定するために使用される。
RT:85341 RP:XXXXX 説明を簡単にするために、第2通信路設定パケットが
上記部分を使用してもデッドエンドにならないと仮定す
る。
第2ポイントツウマルチポイント通信路設定パケット
の受信に続いて、かつ上記した第1ポイントツウマルチ
ポイント通信路設定パケットの場合と同じやり方でスイ
ッチング素子における種々のルーチングテーブル、およ
び関連する制御回路におけるメモリが、上述したように
更新される。但し、通信路設定パケットおよびこのパケ
ットに続くデータパケットの多重化について決定をしな
くてよいスイッチング素子E113とE214とが関連している
ルーチングテーブルおよびメモリは除く。実際、送信先
ユーザステーションUS341に送信されるデータパケット
流は、E113とE214の出力リンク8と5を有する接続の部
分にすでに送信されている。
第2の通信路設定パケットがスイッチング素子E113,E
814、およびE314だけでなく、ネットワークのルーチン
グ部分のスイッチング素子E444をも使用する場合にも、
このスイッチング素子E444に対する更新は行われない。
上述の通信路の確立動作は再び成功するときと、失敗
するときがあり、それに従って、送信元ユーザステーシ
ョンUS234の方向に、送信先ユーザステーションUS314に
よる確認パケットまたは内部ノードE113,E214,E314,E44
1,E544の1つによるブロックされたパケットが送信され
る。上述したように、部分的に確立された通信路はネッ
トワーク内に残る場合がある。
ユーザステーションUS134が、所定の時間間隔内に、
確認パケットもブロックされたパケットも受信しないと
きは、ユーザステーションUS134は、既に上記したとの
同じ方法で通信路設定タイプのポイントツウマルチポイ
ント探査パケットを出力する。
上述した通信路設定タイプの探査パケットの出力とは
別に、部分的に確立された通信路、さらに完全に確立さ
れた通信路をも検出し解除する目的で送信元ユーザステ
ーションUS134は、ポイントツウマルチポイント通信路
内のノードの1つの要求に応じて通信路減少すなわち解
除タイプの探査パケットを従前に確立された通信路上に
周期的に出力する。
例えば、スイッチング素子E441が出力通信路をスイッ
チング素子E544に確立できず、US341方向に入力通信路L
4,8のデッドエンドを構成すると想定する。このため、E
441の出力リンクの識別子にラベルL4を結びつける関係
ないことが素子E441のルーチングテーブルRT8に記憶さ
れる。従って、ブロックされたパケットはユーザステー
ションUS134に送信される可能性は高いが、そこで受信
される場合とされない場合がある。いずれにせよUS314
とE441間の部分的に確立された通信路がネットワーク内
に残る。
US134によって出力された上記通信路減少すなわち解
除タイプの探査パケットはとりわけ、以下のフィールド
を有する。
RT:XXXXX LL:L1XXXXX RP:XXXXX この通信路解除タイプの探査パケットがスイッチング
素子E113の入力端子R4に供給されると、ラベルL1と出力
リンクの識別子によって特徴づけられるラベルと出力通
信路間の関係を記憶しているかどうかをチェックするこ
とにより、受信ポートRX4(第3図に示す)内に含まれ
るプロセッサRPR4は、リンク4に関するテーブルRT4は
デッドエンドであるかこのスイッチング素子E113が入力
通信路L1,4および全方向のためでないかをチェックす
る。
スイッチング素子E113は、自己に接続された入力通信
路に対してデッドエンドではないので、L1,L2,8がRT4に
記憶されるところにより、プロセッサRPR4はテーブルRT
4の内容L1,L2,8と、端子E113の入力リンク4の識別子4
を使用することにより探査パケットの内容を変更する。
この変更は、通信路設定パケットに関して行なわれた
のと類似のやり方で行われ、変更された探査パケットは
出力リンク8の出力通信路L2,8上でE214に送信される前
に次のフィールドを有している。
RT:X,X,X,X,8 LL:L2,L1,X,X,X RP:4,X,X,X,X LP プロセッサRPR4は、出力通信路L2,8に関連するステー
タスビットSTB(8,L2)を、インターフェースIC4とバス
SBとを介して制御回路SEC113のメモリMEM113にセット
し、この通信路が通信路解除探査動作に含まれているこ
とを示す。スイッチング素子E214では、この素子が入力
通信路および全方向に対してデッドエンドであるか否か
をプロセッサが再びチェックする。スイッチング素子E2
14がデッドエンドではないので、出力リンク5における
出力通信路L3,5のステータスビットSTB(5,L3)は、SEC
214のMEM214内に設定され、探査パケットは変更され、
スイッチング素子E314に送信される。スイッチング素子
E314では、入力通信路L3,1で受信された探査パケットが
同じラベルL4を付した2つのパケットに変換され、出力
リンク8上の出力通信路L4,8に送信されると共に、出力
リンク3上の出力通信路L4,3にも送信される。
以下のパケット、 RP:XX853 および RP:XX853 LL:L4L3L2L1X LL:L4L3L2L1X RP:134XX RP:134XX がスイッチング素子E444とE441にそれぞれ送信される。
E314では、さらに上記出力通信路に関連するステータス
ビットSTB(8,L4)とSTB(3,L4)が、そのメモリMEM314
に設定される。
上記通信路減少探査パケットがスイッチング素子E441
に供給されると、入力端子R8に接続されている受信ポー
ト内に含まれるプロセッサは、入力リンク8の識別情報
8を挿入することによってパケットのフィールドRPを変
更する。従って、RPは以下の如くになる。
RP:8134X 次に、ラベルL4でスイッチング素子E441に含まれるル
ーチングテーブルRT8(第4図に示す)を参照すること
により、スイッチング素子E441が入力通信路および全方
向に対してデッドエンドであるか否かがチェックされ
る。従前に想定したように、入力通信路L4,8のラベルL4
と、他のラベルおよび出力リンクによって特徴づけられ
る出力通信路との間の関係はこのテーブルに記憶されて
いないので、スイッチング素子E441はデッドエンドであ
る。よって、E441のプロセッサは、探査パケットをスイ
ッチング素子制御回路SEC441(図示されていない)に転
送する。回路E441では、この回路内のプロセッサが、こ
のパケットを通信路解除探査パケットのフィールドに記
憶された情報を用いて、通信路解除パケットに変換す
る。この場合、前記パケットは、特に次のフィールドを
有する。
RT:8134X LL:L4L3L2L1X 出力通信路L4,8におけるE314およびE441の出力リンク
8に送信され、ラベルL4が付される前に、パケットは以
下のように変更される。
RT:134X8 LL:L3L2L1XL4 このパケットの目的は、E314において探査パケットが
E441を送信し、E314において、通信路解除パケットのフ
ィールドLLとRTによって示される入力通信路L3,1に接続
される出力通信路L4,3の解除を行うことである。しか
し、この解除は、この出力通信路に関連しており、MEM3
14に記憶されたステータスビットSTB(5,L4)が設定さ
れている場合にのみ行われる。なお、パケット自身がス
テータスビットに影響を与えることはない。
E314において、パケットは入力リンク3における入力
通信路L4,3で受信され、スイッチング素子の制御回路SE
C314(図示されてない)に送信される。このプロセッサ
は、リンク3上の通信路L4,3と関連するステータスビッ
トSTB(3,L4)がセットされているか否か、すなわち探
査パケットをE314からE441に送信する出力通信路が解除
可能か否かをチェックする。
−セットされていない場合には、パケットは放棄され
る。
−セットされている場合には、プロセッサはリンク3に
関連しメモリMEM314に記憶されたロードカウンタB1
(3)を更新し、パケットのルーチングフィールドRTに
記憶された端子1の識別子によってルーチングテーブル
RT1を検出する。プロセッサはラベルL4によってこのテ
ーブルを照会し、情報L3,L4,8とL3,L4,3を検出する。出
力通信路L4,3を解除しなければならないので、プロセッ
サはL3,L4,8の関係を取り除く。しかし、L3,L4,3の存在
は、E314が入力通信路L3,1に対するデッドエンドでない
ことを示しているので、パケットは放棄される。スイッ
チング素子E314がデットエンドであれば、通信路減少パ
ケットはさらにE214に送信され、E214とE314間の通信路
は、E214等のルーチングテーブルRT3におけるL2,L3,5の
関係を削除することにより、除去されることになる。
US134とUS823間の通信路について再考すると、スイッ
チング素子E444とE542はデッドエンドでないので、探査
パケットはこれらの素子で変更され、さらに送信され、
最後にユーザステーションUS823に到達する。また、ス
テータスビットSTB(2,L5)とSTB(3,L6)はそれぞれス
イッチング素子E444とE542に設定される。もし、ステー
タスビットSTB823がリセット状態、すなわちデッドエン
ドでなく、通信が解除されるのを望まないことを示して
いる場合には、探査パケットがUS823に到達すると、探
査パケットは放棄される。さもなければ、このパケット
はE441の場合と同様の方法で、通信路解除パケットに変
換される。
要約すると、上記から次のように結論される。ポイン
トツウマルチポイント通信路の確立は、部分的に確立さ
れた通信路を生成し、この通信路はポイントツウマルチ
ポイント通信路解除探査パケットによって検出され、ス
テータスビットによって許可された場合には、通信路解
除パケットによって遮断される。ステータスビットがリ
セット状態にあり、かつまた、スイッチング素子内の通
信路の除去後に、このスイッチング素子がデットエンド
でないならば、通信路解除パケットは放棄される。ま
た、通信路のために使用されるリンクに関連したトラヒ
ックロードカウンタが更新される。
上述したように、ポイントツウマルチポイント通信路
解除探査パケットは、もしこの状態になっていなければ
(まだ放棄されていなければ)、メモリでステータスビ
ットを1に設定し、その一方でステータスビットが1で
あり、このビットを変更しない場合にのみ、通信路解除
パケットは通信路を遮断する。この処理手順は以下の矛
盾する状況を回避するために使用される。すなわち、も
しそのような通信路解除探査パケットが通信路設定パケ
ットにより前に同じ(双方向の)リンクに沿ってノー
ド、例えばE441に到達し、かつ通信路探査パケットが通
信路、例えばE441とE314間の通信路を遮断する通信路解
除パケットに変換され、他方通信路設定パケットが、こ
のノード、例えばE441と次のノード、例えばE554との間
の通信路を確立する場合には、対象となるノード、例え
ばE441で始まる通信路が作られる。これは明らかに誤っ
た状況である。
ポイントツウポイント通信路設定パケットの機能は、
ポイントツウマルチポイント通信路の最初の通信路の確
立に含まれるときは、ポイントツウマルチポイントの通
信路設定パケットの機能と同じである。よって、この機
能については記述しない。
ポイントツウポイント解除(クリア)探査パケット
が、従前に確立された通信路に沿って送信され、各ノー
ドすなわちこの通信路のスイッチング素子において、上
記の通信路設定探査パケットの場合と類似の方法で、ス
イッチング素子がデットエンドであるか否かがチェック
される。デッドエンドである場合には、探査パケットは
ポイントツウポイント解除パケットに無条件に、すなわ
ちステータスビットを考慮せずに変換され、通信路を遮
断する。デッドエンドでなければ、探査パケットが通信
路等の後続のスイッチング素子に送信される。探査パケ
ットが送信先のユーザステーションに到達すると、ポイ
ントツウポイント解除パケットに変換されて、無条件に
通信路を遮断する。
スイッチングネットワークによる通信路の確立に戻る
と、上述したように、送信元ユーザステーションUS134
が、例えば送信先ユーザステーションUS341方向へポイ
ントツウマルチポイント接続の新しい通信路を確立しな
ければならない場合、送信元のユーザステーションUS13
4は、US134とUS823間の接続に既に使用した分配ネット
ワーク部分における共通分岐E113/214/314を使用するこ
とによって実行を試みる。この場合、ブロックされたパ
ケットが受信されると、ステーションUS134は、ステー
ションUS341への通信路が遮断されたと判断する。それ
ゆえ、ステーションUS341はUS134とUS823の間の通信路
を確立するのに使用したパケットと同様に、分散ネット
ワークの一部において自由選択を再度行う別の通信路設
定パケットを出力する。この通信路設定が成功の場合、
確立されたポイントツウマルチポイント接続が、分散ネ
ットワークの一部に2つの共通の分岐を有することは明
らかである。ポイントツウマルチポイント接続の別の部
分がさらにステーションUS134から確立しなければなら
ない場合、最初に確立した共通の分岐E113/214/314を使
用することによって、ステーションUS134はその接続を
確立しようとする。その試行が不成功等である場合、次
に確立された共通の分岐を使用して、接続の確立を試み
る。言い換えれば、種々の従前に確立された共通の分岐
が、従前に確立された所定の順序で試行される。この順
序を考慮することにより、第1に確立された分岐以外の
他の全ての共通の分岐の過度の使用が回避される。これ
らの使用を制限することによって、これらの他の共通の
分岐は、最初に確立された共通分岐よりも確立された時
間が統計的に短かい。このため、ネットワークにおける
確立された共通の分岐の数は常に限定される。
この発明の原理を、特定装置に関連させて上述の如く
記述したが、この記述は例示に過ぎず、この発明の技術
的範囲を制限するものでないことは明らかに理解するこ
とができる。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信システムに含まれていて、通信路を相
    互接続するときに接続を確立することができる、複数の
    グループ(G11,G21,G31,G44,G54)内に少なくとも1つ
    の内部ノード(E113/214/314/444/542/441/544)を含む
    スイッチングネットワーク(BSN)を介して、該通信シ
    ステムの外部ノード(US134/823/341)間で接続を確立
    するための通信方法であって、該方法は、 前記外部ノードの少くとも1つ(US134)が前記内部ノ
    ード(E314)を介して他の外部ノード(US341)の方向
    にフォワード信号を伝送する段階と、 1つの内部ノード(E441)が、該フォワード信号を通信
    路(L7,8)上で受取ると、通信路上で該他の外部ノード
    (US341)の方向に該フォワード信号を伝送するか、又
    は通信路上で該1つの外部ノード(US134)の方向にバ
    ックワード信号を伝送する段階と、 該バックワード信号を受取る各ノード(E314)が該バッ
    クワード信号を伝送した内部ノード(E441)にそれを接
    続している通信路(L7,3)内の接続を解除する段階とを
    含み、さらに、 1つの該外部ノード(US134)が、該フォワード信号を
    含む通信路解除探査信号を、以前に確立した通信路上で
    一又は複数の他の外部ノード(US823/341)の方向に伝
    送する段階と、 各ノード(E441)が通信路(L7,8)上で該探査信号を受
    取ると、それと接続した通信路上に接続が確立されてい
    るかをチェックし、接続されていない場合にのみ、該バ
    ックワード信号で成る通信路解除信号を該1つの外部ノ
    ード(US134)の方向に伝送する段階とを含むことを特
    徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】前記通信方法は、各内部ノード(E314)が
    相互接続された通信路の各対(L3,1;L4,8;L7,3)に対し
    て、この対のパラメータ間の関係(L3;L4,8;L3,L7,3)
    をメモリ(RT1,MEM314)に記憶する段階を含むこと、 該内部ノード(E314)が、前記通信路解除信号を受取る
    と、この通信路(L7,3)のパラメータを含む関係(L3,L
    7,3)をメモリ(RT1,MEM314)から除去することにより
    該通信路(L7,3)内の接続を解除することと、および、 前記チェックが、該メモリからの該関係の読出しから成
    ることを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  3. 【請求項3】前記通信方法は、 前記他の外部ノード(US823/341)が、所定条件のとき
    に、そのノードには探査パケットが伝送された通信路に
    接続された通信路がないとみなされることを示すステー
    タスビット(STB823/341)をメモリ(MEM823/341)に記
    憶する段階を含むことを特徴とする請求項1記載の通信
    方法。
  4. 【請求項4】前記対の通信路(L3,1;L4,8)がそれぞれ
    の入力(1)と出力(8)のマルチプレックスリンク上
    に確立され、かつ、 前記関係(L3,L4,8)のパラメータが、該入力(1)及
    び出力(8)リンク上の通信路の識別子と該出力リンク
    (8)の識別子とで成る第1(L3)及び第2(L4)のラ
    ベルを含むこととを特徴とする請求項2記載の通信方
    法。
  5. 【請求項5】前記内部ノード(E314)が前記通信路解除
    信号を受取った後に、前記通信路(L7,3)が一点から他
    点への通信路の場合に前記1つの外部ノード(US134)
    によって開始された別の通信路設定動作に含まれないこ
    とを条件として、この通信路を解除することを特徴とす
    る請求項1記載の通信方法。
  6. 【請求項6】前記通信方法は、前記1つの外部ノード
    (US134)がさらに、前記他の外部ノード(US341)の方
    向に、通信路設定信号を伝送した後で以前に設定された
    通信路上で少くとも1つの内部ノード(E314)を介して
    通信路設定探査信号を伝送する段階と、 該通信路設定探査信号を受取ると、内部ノード(E441)
    が該方向に接続された通信路に接続が確立されているか
    をチェックし、このような通信路がなければ該他の外部
    ノード(US341)の方向に新しい通信路設定信号を伝送
    する段階とを含むことを特徴とする請求項1記載の通信
    方法。
  7. 【請求項7】前記通信方法は、通信路が見付けられない
    ことを示す通信路設定バックワード信号が、前記通信路
    設定信号の伝送後に前記1つの外部ノード(US134)に
    よって所定の時間間隔内で受信されないとき、該1つの
    外部ノード(US134)が該通信路設定探索信号を前記他
    の外部ノード(US341)の方向に伝送すること、 該通信路設定バックワード信号が、通信路が見付けられ
    ない場合に内部ノードによって伝送され、かつこの信号
    が該1つの外部ノード(US134)の方向に既に確立され
    た通信路(L1,L2,L3)を解除しないこととを特徴とする
    請求項6記載の通信方法。
  8. 【請求項8】前記通信方法は、前記1つの外部ノード
    (US134)が一点から多点への接続の新しい通信路を他
    の外部ノード(US341)の方向に確立すべきときに、 第1のネットワーク部分に続く第2のネットワーク部分
    を含む前記スイッチングネットワーク(BSN)の第1の
    ネットワーク部分内に以前に確立された接続の第1の通
    信路部分(L1,L2,L3)を使用するように試みる段階を含
    み、該両ネットワーク部分は、内部ノード(E314)が該
    第2のネットワーク部分内の接続の第2の通信路部分
    (L7,L8)により該内部ノードから他の外部ノード(US3
    41)へ拡張されるまで、該1つの外部ノード(US134)
    から該第1のネットワーク部分内に確立された第1の通
    信路部分(L1,L2,L3)であるようにされていることを特
    徴とし、かつ、 該第2の通信路部分(L1,L2,L3)を使用しようとする動
    作が不成功の場合に限り、該1つの外部ノード(US13
    4)が該スイッチングネットワークの該第1のネットワ
    ーク部分内で新しい第1の通信路部分を自由に選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  9. 【請求項9】通信路を相互接続することができる、スイ
    ッチングネットワーク(BSN)の内部ノード(E113/214/
    314/444/542/441/544)を介して通信システムの外部ノ
    ード(US134/823/341)間で接続を確立するようにされ
    たスイッチング素子(BSE)であって、 該内部ノードの一部分を形成し、請求項1ないし810の
    いずれか1項に記載の通信方法を実行するようになされ
    ていること、 複数の入力ポート(RX1/8)のいずれかを複数の出力ポ
    ート(TX1/9)のいずれかに接続するための第1の相互
    接続手段(TB,TM)と、制御手段(SEC)と、該制御手段
    に接続された第2の相互接続手段(SB)とを含むこと、
    および、 該出力ポート(TX1/9)の1つ(TX9)が該制御手段(SE
    C113)に接続され、該制御手段が該入力ポート(RX1/
    8)に共通に用意されており、該第2の相互接続手段(S
    B)を介してそこにアクセスし、残りの出力ポート(TX1
    /8)の各々が複数の出力リンク(T1/8)の別個の出力リ
    ンクに接続され、別個の入力リンク(R1/8)が該入力ポ
    ート(RX1/8)の各々に接続されていることを特徴とす
    るスイッチング素子。
  10. 【請求項10】前記入力ポート(RX1/8)の少くとも1
    つ(RX4)が、第1の処理手段(RPR4)としてポートの
    入力リンク(R4)上で受取った信号を処理することがで
    き、前記出力ポートの1つ(TX9)を経た前記制御手段
    (SEC113)への処理した信号の転送を制御することがで
    きること、および、 該制御手段(SEC113)が、該出力ポートの1つ(TX9)
    から受取った信号を処理し、該残りの出力ポート(TX1/
    8)の出力リンクの少くとも1つの上で処理した信号の
    転送を制御することができる第2の処理手段(PR113)
    を含むことを特徴とする請求項9記載のスイッチング素
    子。
  11. 【請求項11】前記入力ポート(RX1/8)の各々が、そ
    れぞれ各信号入力(1/8)に接続された信号出力(P)
    と前記第1の相互接続手段(TB,TM)の共通アドレス入
    力に接続されたアドレス出力(A)とを有し、該アドレ
    ス入力が該第1の接続手段(TB,TM)をしてデータ入力
    への接続のために何れかの出力を選択できるようにする
    こと、 該1つの入力ポート(RX4)が、そのポートの入力リン
    ク上で受取った入力信号を記憶するためのバッファ回路
    (RBUF4)と、該制御手段(SEC113)から受取った入力
    信号を記憶するためのインターフェース回路(IC4)と
    を含むこと、および、 前記第1の処理手段(RPR4)が、各該入力信号から該ア
    ドレス出力(A)に供給される出力信号を得ることがで
    きることを特徴とする請求項10記載のスイッチング素
    子。
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