JP2780740B2 - 情報用電極付電池 - Google Patents
情報用電極付電池Info
- Publication number
- JP2780740B2 JP2780740B2 JP7344140A JP34414095A JP2780740B2 JP 2780740 B2 JP2780740 B2 JP 2780740B2 JP 7344140 A JP7344140 A JP 7344140A JP 34414095 A JP34414095 A JP 34414095A JP 2780740 B2 JP2780740 B2 JP 2780740B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
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- electrode
- voltage
- electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】電池の種別、電圧減衰特性等
の情報をもつ情報出力を備えた電池に関するものであ
る。
の情報をもつ情報出力を備えた電池に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の電池からの情報取得方法は、特開
昭６０−２６１３３３号公報に提案されているように、
電池形状から電池の種別を判定し電池の電圧値を特定す
る方法や、特開昭６０−１９４３７７号公報に提案され
ているように、電池の内部抵抗により電池の種別を判定
する方法がよく知られている。
昭６０−２６１３３３号公報に提案されているように、
電池形状から電池の種別を判定し電池の電圧値を特定す
る方法や、特開昭６０−１９４３７７号公報に提案され
ているように、電池の内部抵抗により電池の種別を判定
する方法がよく知られている。
【０００３】電池形状から電池種別を判定する方法で
は、その電池を利用する装置側で、挿入される２種の電
池の形状の差違から、挿入された電池の種別を判定する
ものである。具体的には図６（ａ）に示すような電池パ
ッケージと図６（ｂ）に示すようなスイッチとによって
電池種別を判別している。このスイッチの可動接片が電
池パッケージの電池室への装填時に押動され、スイッチ
が切り換えられる。従って電池の外形に差を与え、装置
の電池室にはいずれの電池も装填できる形にして電池外
形の差を接触識別する手段（スイッチ）によって電池を
種別していた。
は、その電池を利用する装置側で、挿入される２種の電
池の形状の差違から、挿入された電池の種別を判定する
ものである。具体的には図６（ａ）に示すような電池パ
ッケージと図６（ｂ）に示すようなスイッチとによって
電池種別を判別している。このスイッチの可動接片が電
池パッケージの電池室への装填時に押動され、スイッチ
が切り換えられる。従って電池の外形に差を与え、装置
の電池室にはいずれの電池も装填できる形にして電池外
形の差を接触識別する手段（スイッチ）によって電池を
種別していた。
【０００４】また、電池の内部抵抗により電池の種別を
判定する方法では、２つ以上の異なる電流を電池端子に
供給し電位差を測定することで電池の内部抵抗を測定し
電池の種別を判定するものである。
判定する方法では、２つ以上の異なる電流を電池端子に
供給し電位差を測定することで電池の内部抵抗を測定し
電池の種別を判定するものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術においては共に電池から得られる情報が電
池種別のみに限定される点に問題がある。
た従来の技術においては共に電池から得られる情報が電
池種別のみに限定される点に問題がある。
【０００６】すなわち、電池の情報を内部抵抗や形状に
より判定しているため、例えば、電池の内部抵抗により
電池の種別を判定する方法においては、内部抵抗が電池
電圧や種別そのものの性質に依存するため、種別ごとに
ほぼ一定値になり、正確な判別が困難である。又、形状
による判定では多岐にわたる判別は不可能である。
より判定しているため、例えば、電池の内部抵抗により
電池の種別を判定する方法においては、内部抵抗が電池
電圧や種別そのものの性質に依存するため、種別ごとに
ほぼ一定値になり、正確な判別が困難である。又、形状
による判定では多岐にわたる判別は不可能である。
【０００７】本発明の課題は、電池の種別や電池の減衰
特性等の多種の情報を出力する情報出力用の電池及び当
該電池からの情報を正確に検出する電池情報検出システ
ムを提供することである。
特性等の多種の情報を出力する情報出力用の電池及び当
該電池からの情報を正確に検出する電池情報検出システ
ムを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電池内
部で電位差を発生させる主電源と、該主電源の正極側及
び負極側の電極と、電池筐体側面に形成されたＮ（Ｎは
１以上の自然数）個の小電極からなる情報用電極部を有
して構成され、該情報用電極部が前記正極側の電極を利
用することにより当該電池の情報を当該電池を使用する
装置に通知することを特徴とする情報用電極付電池が得
られる。
部で電位差を発生させる主電源と、該主電源の正極側及
び負極側の電極と、電池筐体側面に形成されたＮ（Ｎは
１以上の自然数）個の小電極からなる情報用電極部を有
して構成され、該情報用電極部が前記正極側の電極を利
用することにより当該電池の情報を当該電池を使用する
装置に通知することを特徴とする情報用電極付電池が得
られる。
【０００９】
【００１０】
【００１１】
【００１２】
【作用】情報用電極は、プラス極とマイナス極の小電極
が複数存在しており、情報用電極のうちプラスに帯電し
ている電極は、電池の主電源部のプラス極から引き込ん
でくることで、電池の主電源部以外に情報用電極のため
に電源をもつ必要がない。情報用電極はプラスまたはマ
イナスに帯電しており、情報用電極のうち１つの電極で
０（マイナス）と１（プラス）の２値を示すことがで
き、これを複数持つことで多くの情報を示すことができ
る。
が複数存在しており、情報用電極のうちプラスに帯電し
ている電極は、電池の主電源部のプラス極から引き込ん
でくることで、電池の主電源部以外に情報用電極のため
に電源をもつ必要がない。情報用電極はプラスまたはマ
イナスに帯電しており、情報用電極のうち１つの電極で
０（マイナス）と１（プラス）の２値を示すことがで
き、これを複数持つことで多くの情報を示すことができ
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【００１４】まず、図１を参照して、本発明の第１の実
施の形態について述べる。当該電池を使用する装置は情
報用電極４から電圧を検出する電圧検出部７と、プラス
電極からの電源電圧５の値と電圧検出部７で検出した電
圧値を比較する電圧比較部８と、電圧比較部８の結果か
ら得られた情報を解析する情報解析部９を有している。
施の形態について述べる。当該電池を使用する装置は情
報用電極４から電圧を検出する電圧検出部７と、プラス
電極からの電源電圧５の値と電圧検出部７で検出した電
圧値を比較する電圧比較部８と、電圧比較部８の結果か
ら得られた情報を解析する情報解析部９を有している。
【００１５】本発明に係る情報用電極付電池の構造につ
いて図２を参照して説明する。情報用電極付電池は、電
池内部で電位差を発生させる主電源１と、主電源１の正
極（プラス）の電極２と、主電源１の負極（マイナス）
の電極３と、１３個の小電極１０を持つ情報用電極４を
有して構成されている。
いて図２を参照して説明する。情報用電極付電池は、電
池内部で電位差を発生させる主電源１と、主電源１の正
極（プラス）の電極２と、主電源１の負極（マイナス）
の電極３と、１３個の小電極１０を持つ情報用電極４を
有して構成されている。
【００１６】次に本発明の電池情報検出システムにおけ
る検出動作について、図４を参照して詳細に説明する。
まず、情報用電極４内の各小電極１０から測定する小電
極を１つ選択する（ステップＳ１１）。そして選択され
た小電極１０の電圧を測定する（ステップＳ１２）。以
上が電圧検出部７の動作である。次に得られた電圧値
を、主電源１の正極電圧値と比較する（ステップＳ１
３）。すなわち、当該電池の種別を識別するためにあら
かじめ複数の小電極１０を正極の電極２につないだ小電
極とつながない小電極に振り分けて形成する。従って、
各小電極１０には、主電源１の正極の電極２がつながっ
ているものとそうでないものの２種のみ存在することに
なり、電圧比較により主電源１の正極の電極２がつなが
っている、つながっていないので０または１の２種の値
（２値）で測定結果を代用する。この結果を出力解析部
に出力する（ステップＳ１４）。以上が電圧比較部８の
動作である。
る検出動作について、図４を参照して詳細に説明する。
まず、情報用電極４内の各小電極１０から測定する小電
極を１つ選択する（ステップＳ１１）。そして選択され
た小電極１０の電圧を測定する（ステップＳ１２）。以
上が電圧検出部７の動作である。次に得られた電圧値
を、主電源１の正極電圧値と比較する（ステップＳ１
３）。すなわち、当該電池の種別を識別するためにあら
かじめ複数の小電極１０を正極の電極２につないだ小電
極とつながない小電極に振り分けて形成する。従って、
各小電極１０には、主電源１の正極の電極２がつながっ
ているものとそうでないものの２種のみ存在することに
なり、電圧比較により主電源１の正極の電極２がつなが
っている、つながっていないので０または１の２種の値
（２値）で測定結果を代用する。この結果を出力解析部
に出力する（ステップＳ１４）。以上が電圧比較部８の
動作である。
【００１７】こうして得られた小電極のデータ数がいく
つ情報解析部９に入ってきたかを計測する（ステップＳ
１５）。得られたデータ数が合計１３にならなければ、
再び小電極１０の選択（ステップＳ１１）を行い測定す
る。データ数の合計が１３になったことが確認（ステッ
プＳ１６）されると、１３個の小電極１０それぞれにつ
いての結果を組み合せてデータ解析（ステップＳ１７）
を行う。
つ情報解析部９に入ってきたかを計測する（ステップＳ
１５）。得られたデータ数が合計１３にならなければ、
再び小電極１０の選択（ステップＳ１１）を行い測定す
る。データ数の合計が１３になったことが確認（ステッ
プＳ１６）されると、１３個の小電極１０それぞれにつ
いての結果を組み合せてデータ解析（ステップＳ１７）
を行う。
【００１８】データの解析について、図３を参照して説
明する。図３（ａ）は図２の情報用電極の出力例を示し
た図であり、右には情報用電極５つの２値情報を組み合
わせてなるデータに対応した電池製造メーカーを例示し
た図であり、図３（ｂ）は図３（ａ）の情報用電極８つ
の２値情報を組み合わせてなるデータに対応した電圧減
衰特性パターンの一例を示した図である。
明する。図３（ａ）は図２の情報用電極の出力例を示し
た図であり、右には情報用電極５つの２値情報を組み合
わせてなるデータに対応した電池製造メーカーを例示し
た図であり、図３（ｂ）は図３（ａ）の情報用電極８つ
の２値情報を組み合わせてなるデータに対応した電圧減
衰特性パターンの一例を示した図である。
【００１９】得られた１３個の小電極のうちの５つはメ
ーカ名を特定するための情報を得るための電極であり、
残り８つは電圧減衰特性パターンを特定するための情報
をえるための電極である。ここで電圧減衰特性は電池電
圧の減り方を示したもので電池の使用時間による電池出
力のうつり変わりを表わす。得られた番号によりメーカ
名は２5 ＝３２種、電圧減衰特性は２8 ＝２５６種の結
果を出力することができる。
ーカ名を特定するための情報を得るための電極であり、
残り８つは電圧減衰特性パターンを特定するための情報
をえるための電極である。ここで電圧減衰特性は電池電
圧の減り方を示したもので電池の使用時間による電池出
力のうつり変わりを表わす。得られた番号によりメーカ
名は２5 ＝３２種、電圧減衰特性は２8 ＝２５６種の結
果を出力することができる。
【００２０】尚、当該電池の種別ごとに、あらかじめ本
実施の形態の場合には５つの２値情報を決めて、そのよ
うな情報になるように小電極の接続を行い、電圧減衰特
性に関しても８つの２値情報を用いて当該電池に対応し
た電圧減衰特性のパターンをデータ化して、そのような
パターン情報になるように小電極の接続を行う。
実施の形態の場合には５つの２値情報を決めて、そのよ
うな情報になるように小電極の接続を行い、電圧減衰特
性に関しても８つの２値情報を用いて当該電池に対応し
た電圧減衰特性のパターンをデータ化して、そのような
パターン情報になるように小電極の接続を行う。
【００２１】次に、本発明の第２の実施の形態について
図５を参照して説明する。情報用電極４の中の小電極１
０を１３個と限定せずｎ個にして情報もメーカ名、電圧
減衰特性の２種でなくＭ種のものにするとする。この場
合、Ｍ＝１なら２n 通りの結果を図１の方法により検出
することができる。またＭ＝２，Ｍ＝３，…Ｍ＝ｎとい
うように最大ｎ種のデータ（電池種別など）についても
出力することができる。
図５を参照して説明する。情報用電極４の中の小電極１
０を１３個と限定せずｎ個にして情報もメーカ名、電圧
減衰特性の２種でなくＭ種のものにするとする。この場
合、Ｍ＝１なら２n 通りの結果を図１の方法により検出
することができる。またＭ＝２，Ｍ＝３，…Ｍ＝ｎとい
うように最大ｎ種のデータ（電池種別など）についても
出力することができる。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、小電極から、内部主電
源の電位差を利用して２値のデータを読みとることがで
き、それを多数用いることで多くの結果を出力すること
ができるため、電池から多種のデータが検出でき、これ
により、メーカ名、電圧減衰率他のデータを検出するこ
とができるようになる。
源の電位差を利用して２値のデータを読みとることがで
き、それを多数用いることで多くの結果を出力すること
ができるため、電池から多種のデータが検出でき、これ
により、メーカ名、電圧減衰率他のデータを検出するこ
とができるようになる。
【００２３】又、本発明によれば、形状から読み取る場
合のように、判別用のスイッチ等必要なく小電極から電
圧値を読みとり比較するだけでよいため、情報用電極か
らデータを読みとる装置を容易に開発できる。
合のように、判別用のスイッチ等必要なく小電極から電
圧値を読みとり比較するだけでよいため、情報用電極か
らデータを読みとる装置を容易に開発できる。
【図１】本発明に係る電池情報検出システムの一実施例
の形態を示した図である。
の形態を示した図である。
【図２】本発明に係る情報用電極付電池の内部斜視図で
ある。
ある。
【図３】（ａ）は図２の情報用電極の出力例および該情
報用電極の２値情報から得られる電池種別の一例を示し
た図であり、（ｂ）は（ａ）の情報用電極の２値情報か
ら得られる電圧減衰特性パターンの一例を示した図であ
る。
報用電極の２値情報から得られる電池種別の一例を示し
た図であり、（ｂ）は（ａ）の情報用電極の２値情報か
ら得られる電圧減衰特性パターンの一例を示した図であ
る。
【図４】電池からの情報を検出する方法を説明するため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図５】小電極をｎ個にした場合の情報用電極の平面図
である。
である。
【図６】（ａ）は従来の形状判別による電池種別判定す
るしくみを示す全体斜視図であり、（ｂ）は判別する電
極部分の詳細な構成を示す斜視図である。
るしくみを示す全体斜視図であり、（ｂ）は判別する電
極部分の詳細な構成を示す斜視図である。
１ 主電源 ２ 正極の電極 ３ 負極の電極 ４ 情報用電極 ７ 電圧検出部 ８ 電圧比較部 ９ 情報解析部 １０ 小電極
Claims (1)
- 【請求項１】 電池内部で電位差を発生させる主電源
と、該主電源の正極側及び負極側の電極と、電池筐体側
面に形成されたＮ（Ｎは１以上の自然数）個の小電極か
らなる情報用電極部を有して構成され、該情報用電極部
が前記正極側の電極を利用することにより当該電池の情
報を当該電池を使用する装置に通知することを特徴とす
る情報用電極付電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7344140A JP2780740B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 情報用電極付電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7344140A JP2780740B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 情報用電極付電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09185963A JPH09185963A (ja) | 1997-07-15 |
| JP2780740B2 true JP2780740B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=18366957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7344140A Expired - Lifetime JP2780740B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 情報用電極付電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2780740B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2790036B2 (ja) * | 1994-05-10 | 1998-08-27 | 日本電気株式会社 | リチウム二次電池充電器 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP7344140A patent/JP2780740B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09185963A (ja) | 1997-07-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980415 |