JP2779095B2 - 注湯トラフ - Google Patents
注湯トラフInfo
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- JP2779095B2 JP2779095B2 JP4163207A JP16320792A JP2779095B2 JP 2779095 B2 JP2779095 B2 JP 2779095B2 JP 4163207 A JP4163207 A JP 4163207A JP 16320792 A JP16320792 A JP 16320792A JP 2779095 B2 JP2779095 B2 JP 2779095B2
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- Japan
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- trough
- cooling
- cooling water
- water supply
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳型内へ溶湯を鋳込む
ための注湯トラフに関する。
ための注湯トラフに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば鋳鉄管を遠心鋳造する場合に
は、回転鋳型の内部に注湯トラフを挿入して、この注湯
トラフの先端部から鋳型内へ溶湯を鋳込むのが通例であ
る。図4および図5は、従来の注湯トラフの一例を示
す。この注湯トラフは、中実のトラフ本体1と、図外の
三角取鍋からの溶湯をこのトラフ本体1へ供給するため
のシュート2とを有している。トラフ本体1の先端に
は、鋳型内へ溶湯を注ぐためのスポート3が設けられて
いる。またトラフ本体1の底部の外面には凹部4が形成
され、この凹部4内には、スポート3から鋳型内へ溶湯
を供給する直前にこの鋳型内へ添加剤を供給するための
添加剤供給管が配置される。
は、回転鋳型の内部に注湯トラフを挿入して、この注湯
トラフの先端部から鋳型内へ溶湯を鋳込むのが通例であ
る。図4および図5は、従来の注湯トラフの一例を示
す。この注湯トラフは、中実のトラフ本体1と、図外の
三角取鍋からの溶湯をこのトラフ本体1へ供給するため
のシュート2とを有している。トラフ本体1の先端に
は、鋳型内へ溶湯を注ぐためのスポート3が設けられて
いる。またトラフ本体1の底部の外面には凹部4が形成
され、この凹部4内には、スポート3から鋳型内へ溶湯
を供給する直前にこの鋳型内へ添加剤を供給するための
添加剤供給管が配置される。
【0003】このような注湯トラフを用いて溶湯の鋳込
みを行った後には、カーボンブラックとバインダとの水
溶液からなるブラッキング液を塗型剤5としてシュート
2からトラフ本体1の全長にわたり流し込んで塗布し、
冷却を兼ねて塗型処理を行っている。さらに必要に応じ
て、トラフ本体1の内面に塗型剤5を刷毛塗りしてい
る。
みを行った後には、カーボンブラックとバインダとの水
溶液からなるブラッキング液を塗型剤5としてシュート
2からトラフ本体1の全長にわたり流し込んで塗布し、
冷却を兼ねて塗型処理を行っている。さらに必要に応じ
て、トラフ本体1の内面に塗型剤5を刷毛塗りしてい
る。
【0004】このような注湯トラフの構成において、ト
ラフ本体1の内面に塗型剤5の塗りむらがあると、溶湯
の鋳込み中に熱膨張差によりトラフ本体1に側方への曲
がりを生じ、適正な位置に注湯できなくなる。そこで従
来は、トラフ本体1に曲がりを生じると、この曲がりを
矯正するために、人手によりトラフ本体1の内面に刷毛
で塗型剤5を調整塗りしている。
ラフ本体1の内面に塗型剤5の塗りむらがあると、溶湯
の鋳込み中に熱膨張差によりトラフ本体1に側方への曲
がりを生じ、適正な位置に注湯できなくなる。そこで従
来は、トラフ本体1に曲がりを生じると、この曲がりを
矯正するために、人手によりトラフ本体1の内面に刷毛
で塗型剤5を調整塗りしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この塗型剤5
の刷毛塗りによるトラフ本体1の曲がり調整作業は、熟
練を要するとともに重労働であるという問題点がある。
の刷毛塗りによるトラフ本体1の曲がり調整作業は、熟
練を要するとともに重労働であるという問題点がある。
【0006】そこで本発明はこのような問題点を解決
し、塗型剤の塗りむらなどが原因してトラフに曲がりを
生じた場合に、自動的にそれを補正できるようにするこ
とを目的とする。
し、塗型剤の塗りむらなどが原因してトラフに曲がりを
生じた場合に、自動的にそれを補正できるようにするこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、溶湯を流すためのトラフ本体の両側部にそれ
ぞれ水冷ジャケットを形成し、各水冷ジャケット内にそ
れぞれ冷却水を供給する冷却水供給管を設け、各冷却水
供給管に、その冷却水供給管への冷却水の供給量を調節
する調節手段をそれぞれ設け、トラフ本体の曲がりによ
ってこのトラフ本体の先端部が一側または他側の側方へ
変位したことを検出する曲がり検出手段を設け、このま
がり検出手段からの検出信号に基づいて、トラフ本体の
先端部が変位した側の水冷ジャケットに対応した冷却水
供給管の調節手段を制御して、この冷却水供給管への冷
却水供給量を減少させて冷却効果を低下させる制御手段
を設けたものである。
本発明は、溶湯を流すためのトラフ本体の両側部にそれ
ぞれ水冷ジャケットを形成し、各水冷ジャケット内にそ
れぞれ冷却水を供給する冷却水供給管を設け、各冷却水
供給管に、その冷却水供給管への冷却水の供給量を調節
する調節手段をそれぞれ設け、トラフ本体の曲がりによ
ってこのトラフ本体の先端部が一側または他側の側方へ
変位したことを検出する曲がり検出手段を設け、このま
がり検出手段からの検出信号に基づいて、トラフ本体の
先端部が変位した側の水冷ジャケットに対応した冷却水
供給管の調節手段を制御して、この冷却水供給管への冷
却水供給量を減少させて冷却効果を低下させる制御手段
を設けたものである。
【0008】
【作用】このような構成によると、塗型剤の塗りむらな
どでトラフ本体の両側の冷却バランスが崩れて側方への
曲がりが生じると、それが曲がり検出手段にて検出さ
れ、制御手段によって、トラフ本体の先端部が変位した
側の水冷ジャケットに対応した冷却水供給管の調節手段
が制御され、この冷却水供給管への冷却水供給量が減少
されて冷却効果が低下される。これにより、トラフ本体
の両側部における冷却水によった冷却にアンバランスが
生じ、変位した側の熱膨張量が大きくなって、その曲が
りが補正される。
どでトラフ本体の両側の冷却バランスが崩れて側方への
曲がりが生じると、それが曲がり検出手段にて検出さ
れ、制御手段によって、トラフ本体の先端部が変位した
側の水冷ジャケットに対応した冷却水供給管の調節手段
が制御され、この冷却水供給管への冷却水供給量が減少
されて冷却効果が低下される。これにより、トラフ本体
の両側部における冷却水によった冷却にアンバランスが
生じ、変位した側の熱膨張量が大きくなって、その曲が
りが補正される。
【0009】
【実施例】図1および図2に示すように、トラフ本体1
の両側部の外側は横断面円弧状のカバー6a、6bで覆
われ、これらトラフ本体1の両側部とカバー6a、6b
との間には、一対の密閉構造の水冷ジャケット7a、7
bが、トラフ本体1の長さ方向にわたってそれぞれ形成
されている。トラフ本体1の先端側における水冷ジャケ
ット7a、7bのの端部は密閉され、またトラフ本体1
の基端側では、水冷ジャケット7a、7bはシュート2
の下面まで形成されて冷却水排出口8に連通されてい
る。
の両側部の外側は横断面円弧状のカバー6a、6bで覆
われ、これらトラフ本体1の両側部とカバー6a、6b
との間には、一対の密閉構造の水冷ジャケット7a、7
bが、トラフ本体1の長さ方向にわたってそれぞれ形成
されている。トラフ本体1の先端側における水冷ジャケ
ット7a、7bのの端部は密閉され、またトラフ本体1
の基端側では、水冷ジャケット7a、7bはシュート2
の下面まで形成されて冷却水排出口8に連通されてい
る。
【0010】トラフ本体1の基端側において、トラフ外
から各水冷ジャケット7a、7bの内部に向けて銅製の
冷却水供給管9a、9bが差し込まれている。これら冷
却水供給管9a、9bは、水冷ジャケット7a、7bの
内部をトラフ本体1の長さ方向に延び、トラフ本体1の
先端部で開口されている。トラフ外における冷却水供給
管9a、9bの部分には、それぞれ流量調整弁10a、
10bが設けられている。また、この流量調整弁10
a、10bに対しバイパス流路11a、11bが設けら
れ、このバイパス流路11a、11bには電磁開閉弁1
2a、12bが設けられている。これら電磁開閉弁12
a、12bは、制御部13にて開閉制御可能である。
から各水冷ジャケット7a、7bの内部に向けて銅製の
冷却水供給管9a、9bが差し込まれている。これら冷
却水供給管9a、9bは、水冷ジャケット7a、7bの
内部をトラフ本体1の長さ方向に延び、トラフ本体1の
先端部で開口されている。トラフ外における冷却水供給
管9a、9bの部分には、それぞれ流量調整弁10a、
10bが設けられている。また、この流量調整弁10
a、10bに対しバイパス流路11a、11bが設けら
れ、このバイパス流路11a、11bには電磁開閉弁1
2a、12bが設けられている。これら電磁開閉弁12
a、12bは、制御部13にて開閉制御可能である。
【0011】トラフ本体1の先端側の両側部の上方位置
には、図3にも示すように、曲がり検出手段としての拡
散反射型の光電スイッチ14a、14bが設けられ、そ
の検出信号が制御部13に入力されるように構成されて
いる。
には、図3にも示すように、曲がり検出手段としての拡
散反射型の光電スイッチ14a、14bが設けられ、そ
の検出信号が制御部13に入力されるように構成されて
いる。
【0012】このような構成において、注湯に際して
は、流量調整弁10a、10bを適当に調整し、電磁開
閉弁12a、12bを開いた状態で冷却水供給管9a、
9bに冷却水15を流す。すると、この冷却水15は冷
却水供給管9a、9bの内部をトラフ本体1の先端側に
向けて流れ、供給管先端の開口部から水冷ジャケット7
a、7bの内部に放出される。そして、冷却水供給管9
a、9bの外部における水冷ジャケット7a、7bの内
部をトラフ本体1の基端側に向けて流れ、その際にトラ
フ本体1を冷却する。そして、冷却水排出口8から系外
に排出される。
は、流量調整弁10a、10bを適当に調整し、電磁開
閉弁12a、12bを開いた状態で冷却水供給管9a、
9bに冷却水15を流す。すると、この冷却水15は冷
却水供給管9a、9bの内部をトラフ本体1の先端側に
向けて流れ、供給管先端の開口部から水冷ジャケット7
a、7bの内部に放出される。そして、冷却水供給管9
a、9bの外部における水冷ジャケット7a、7bの内
部をトラフ本体1の基端側に向けて流れ、その際にトラ
フ本体1を冷却する。そして、冷却水排出口8から系外
に排出される。
【0013】このようにトラフ本体1は、冷却水15に
よって全長にわたり冷却されることで、きわめて良好に
冷却される。また、鋳込中においてもトラフ本体1およ
びシュート2を良好に冷却できるため、湯流れ部の溶損
を低減できる。
よって全長にわたり冷却されることで、きわめて良好に
冷却される。また、鋳込中においてもトラフ本体1およ
びシュート2を良好に冷却できるため、湯流れ部の溶損
を低減できる。
【0014】注湯時には、トラフ本体1の内面およびシ
ュート2の表面に、黒鉛系のセミパーマネント型の塗型
剤5が塗布される。このとき、塗型剤5の塗りむらなど
があると、トラフ本体1の両側部の冷却バランスが崩れ
て、このトラフ本体1に曲がりが生じ、注湯位置が適正
な位置からずれる。
ュート2の表面に、黒鉛系のセミパーマネント型の塗型
剤5が塗布される。このとき、塗型剤5の塗りむらなど
があると、トラフ本体1の両側部の冷却バランスが崩れ
て、このトラフ本体1に曲がりが生じ、注湯位置が適正
な位置からずれる。
【0015】しかし、このようにトラフ本体1の曲がり
によってその先端部が側方に変位すると、そのことが光
電スイッチ14aまたは14bにて検出され、その検出
信号に応じて制御部13により電磁開閉弁12aまたは
12bが閉じられる。すると、流量調整弁10aまたは
10bを通してのみ冷却水が供給されるため、変位した
側の水冷ジャケット7aまたは7bに対する冷却水の供
給量が減少されて冷却効果が低下される。その結果、変
位した側の熱膨張量が大きくなり、トラフ本体1の曲が
りが自動的に補正される。これにより、常に適正な位置
に注湯することが可能となる。
によってその先端部が側方に変位すると、そのことが光
電スイッチ14aまたは14bにて検出され、その検出
信号に応じて制御部13により電磁開閉弁12aまたは
12bが閉じられる。すると、流量調整弁10aまたは
10bを通してのみ冷却水が供給されるため、変位した
側の水冷ジャケット7aまたは7bに対する冷却水の供
給量が減少されて冷却効果が低下される。その結果、変
位した側の熱膨張量が大きくなり、トラフ本体1の曲が
りが自動的に補正される。これにより、常に適正な位置
に注湯することが可能となる。
【0016】次に具体例について説明する。口径200
mmの鋳鉄管の鋳造に用いられる注湯トラフによって、そ
の鋳鉄管を15時間で653本鋳造した。初めの150
本まではトラフ本体1の曲がりは認められず、電磁開閉
弁12a、12bは開の状態で、冷却水供給管9a、9
bのよる冷却水の供給量は各々1m3 /hであった。1
51本目でトラフ本体1が側方に10mm曲がって光電ス
イッチ14aがこれを検出し、電磁開閉弁12aが閉と
なり、対応する水冷ジャケット7aへの冷却水供給量
は、流量調整弁10aで設定された0.5m3 /hのみ
となった。その結果、3秒後にはトラフ本体1の曲がり
は元に戻った。トラフ本体1が元に戻ると電磁開閉弁1
2aが開になり、元の流量となった。
mmの鋳鉄管の鋳造に用いられる注湯トラフによって、そ
の鋳鉄管を15時間で653本鋳造した。初めの150
本まではトラフ本体1の曲がりは認められず、電磁開閉
弁12a、12bは開の状態で、冷却水供給管9a、9
bのよる冷却水の供給量は各々1m3 /hであった。1
51本目でトラフ本体1が側方に10mm曲がって光電ス
イッチ14aがこれを検出し、電磁開閉弁12aが閉と
なり、対応する水冷ジャケット7aへの冷却水供給量
は、流量調整弁10aで設定された0.5m3 /hのみ
となった。その結果、3秒後にはトラフ本体1の曲がり
は元に戻った。トラフ本体1が元に戻ると電磁開閉弁1
2aが開になり、元の流量となった。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、塗型
剤の塗りむらなどでトラフ本体の両側の冷却バランスが
崩れて側方への曲がりが生じた場合に、その曲がりを曲
がり検出手段で検出し、制御手段によって、トラフ本体
の先端部が変位した側の水冷ジャケットに対応した冷却
水供給管の調節手段を制御して、この冷却水供給管への
冷却水供給量を減少させて冷却効果を低下させることに
より、トラフ本体の両側部における冷却水によった冷却
にアンバランスを生じさせ、変位した側の熱膨張量を大
きくさせて、その曲がりを補正することができる。
剤の塗りむらなどでトラフ本体の両側の冷却バランスが
崩れて側方への曲がりが生じた場合に、その曲がりを曲
がり検出手段で検出し、制御手段によって、トラフ本体
の先端部が変位した側の水冷ジャケットに対応した冷却
水供給管の調節手段を制御して、この冷却水供給管への
冷却水供給量を減少させて冷却効果を低下させることに
より、トラフ本体の両側部における冷却水によった冷却
にアンバランスを生じさせ、変位した側の熱膨張量を大
きくさせて、その曲がりを補正することができる。
【図1】本発明の一実施例における注湯トラフの概略構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った断面図である。
【図3】図1の注湯トラフの先端部の端面図である。
【図4】従来の注湯トラフの斜視図である。
【図5】同従来の注湯トラフの横断面図である。
1 トラフ本体 7a 水冷ジャケット 7b 水冷ジャケット 9a 冷却水供給管 9b 冷却水供給管 10a 流量調整弁 10b 流量調整弁 12a 電磁開閉弁 12b 電磁開閉弁 14a 光電スイッチ 14b 光電スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 35/00 B22D 13/10 505 B22D 35/06
Claims (1)
- 【請求項1】 鋳型内へ溶湯を流し込むための注湯トラ
フであって、溶湯を流すためのトラフ本体の両側部にそ
れぞれ水冷ジャケットを形成し、各水冷ジャケット内に
それぞれ冷却水を供給する冷却水供給管を設け、各冷却
水供給管に、その冷却水供給管への冷却水の供給量を調
節する調節手段をそれぞれ設け、トラフ本体の曲がりに
よってこのトラフ本体の先端部が一側または他側の側方
へ変位したことを検出する曲がり検出手段を設け、この
曲がり検出手段からの検出信号に基づいて、トラフ本体
の先端部が変位した側の水冷ジャケットに対応した冷却
水供給管の調節手段を制御して、この冷却水供給管への
冷却水供給量を減少させて冷却効果を低下させる制御手
段を設けたことを特徴とする注湯トラフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4163207A JP2779095B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 注湯トラフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4163207A JP2779095B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 注湯トラフ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06626A JPH06626A (ja) | 1994-01-11 |
JP2779095B2 true JP2779095B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=15769329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4163207A Expired - Fee Related JP2779095B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 注湯トラフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2779095B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5473723B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-04-16 | 株式会社クボタ | 注湯トラフの反り防止方法 |
JP6300989B1 (ja) * | 2017-05-15 | 2018-03-28 | 株式会社クボタ | 塗型の塗布方法および塗布装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5244577Y2 (ja) * | 1975-12-27 | 1977-10-11 | ||
JPS5833287A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-26 | 松下電器産業株式会社 | 表示シ−ト |
US4426067A (en) * | 1983-01-07 | 1984-01-17 | The Calumite Company | Metallic sectional liquid-cooled runners |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP4163207A patent/JP2779095B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06626A (ja) | 1994-01-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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