JP2778897B2 - パレットとその製造方法 - Google Patents

パレットとその製造方法

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JP2778897B2 JP5084144A JP8414493A JP2778897B2 JP 2778897 B2 JP2778897 B2 JP 2778897B2 JP 5084144 A JP5084144 A JP 5084144A JP 8414493 A JP8414493 A JP 8414493A JP 2778897 B2 JP2778897 B2 JP 2778897B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は貨物の運搬や保管に用い
る荷役用パレットに関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】現在広く普及しているパレット
のうちその大半を占める木製のパレットは、丈夫ではあ
るが重いうえ貴重な森林資源を無駄にするという問題点
があった。
【0003】金属製のパレットは木製より軽いがコスト
が高く、また錆やすく衛生的でないという問題点があっ
た。
【0004】高密度ポリエチレン,ポリプロピレン等の
合成樹脂製のパレットは錆たり腐食せず衛生的である
が、まだ充分に軽いとはいえず、何よりも製造に手数を
要するという問題点があった。たとえば合成樹脂製のも
のは貨物に載せるデッキボードとこれを支える脚部を別
々に成形したうえで、接着剤かボルトで連結してパレッ
トを組立てるのであるが、この組立工程に手数を要する
し、またボルトが緩んだり接着剤による接合強度が不充
分であったりしやすく、これを回避するのに多大の時間
や労力を必要としていた。さらに成形用の金型も複雑で
費用が嵩む要因となっていた。加えて合成樹脂製のパレ
ットは燃えにくく廃棄処分が難しいという問題点もあっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】こうした従来のパレッ
トの問題点に鑑み、本発明のパレットは、充分に軽量且
つ堅牢で錆たり腐食せず衛生的であり、しかも製造コス
トも安価で量産に適し廃棄も簡単に焼却処分できること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のパレ
ットは、ヤシの実やココナツの実を原料とするヤシ繊維
を原料とし、該ヤシ繊維が無方向にからみ合った不織布
に、樹脂を含浸させてシート状の基材を形成し、当該基
材上面の貨物搭載面を陥没させて基材底面に適宜数の支
脚を一体的に突出すると共に、これらの支脚と支脚の間
にフォーク挿入空間を形成して構成する。
【0007】請求項2のパレットは、ヤシ繊維を原料と
し、該ヤシ繊維が無方向にからみ合った不織布に、樹脂
を含浸させてシート状の基材を形成し、当該基材上面の
貨物搭載面を陥没させて数条の平行な凹溝を形成すると
共に各凹溝内を数か所隆起させて相対する凹溝の斜面同
士を接続する補強隆起部を形成することにより、基材底
面に前記凹溝の長さ方向に連なる数列の支脚を一体的に
突出し、前記支脚が連なる支脚の列と列の間にフォーク
挿入空間を形成して構成する。
【0008】請求項3のパレットは、ヤシ繊維を原料と
し、該ヤシ繊維が無方向にからみ合った不織布に、樹脂
を含浸させてシート状の基材を形成し、当該基材上面の
貨物搭載面を陥没させて基材底面に適宜数の支脚を一体
的に突出すると共に、これらの支脚と支脚の間にフォー
ク挿入空間を形成し、前記フォーク挿入空間の上面に位
置する貨物搭載面を前記支脚よりも浅く陥没させて補強
凹陥部を形成して構成する。
【0009】そして請求項4の本発明の製法は、ヤシ
維を原料とし、該ヤシ繊維が無方向にからみ合った不織
布に、樹脂を含浸させてシート状の基材を形成し、次に
前記基材を上下より金型で挾み加熱加圧してパレットを
成型することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の請求項1のパレットは、そのフォーク
挿入空間にフォークリフトのフォークを挿入して基材上
面の貨物搭載面に載せた貨物を運搬し倉庫等に保管した
りするのであるが、請求項2の発明においては基材の上
面を陥没させた凹溝に補強隆起部を形成し、また請求項
3の発明においては貨物搭載面に補強凹陥部を形成する
ので、パレットの基材が厚くなくとも貨物の荷重を良く
支持できパレットが変形したり圧潰したりしない。
【0011】
【実施例】本発明のパレット製造方法の実施例は次のと
おりである。
【0012】始めにヤシやココナツの実を解繊機により
解繊し、ヤシ繊維が絡み合ったフェルト状の不織布を形
する。ヤシやココナツの実はクラッシャーにより押し
つぶしさらに粉砕機で粉々に砕いてから解繊する。ヤシ
の実は中心のコプラを取った後の殻部分の外皮を利用す
る。
【0013】植物繊維の長さは100〜300mm、太
さは0.2〜1.5mmが好ましい。不織布は繊維が無
方向性にからみ合って、基材密度が300〜1000k
g/立方メートルで板厚3〜10mmに圧縮されている
ことが好ましい。
【0014】次にこの不織布1.0〜3.0kg/平方
メートル当り重量10〜35%の液状熱硬化性樹脂たと
えばフェノール樹脂,アクリル樹脂,ウレタン樹脂,尿
素樹脂,メラミン樹脂,またはレゾールシノール樹脂等
を均一に含浸させてシート状の基材を形成する。このと
き液状熱硬化性樹脂は、水又はアルコール等の溶媒によ
り樹脂と溶媒を重量比で1:1から1:2に希釈すると
粘度が落ちて繊維にしみ込みやすくなる。
【0015】液状樹脂を含浸するには、不織布の両面よ
り高圧エアによりスプレー塗装してもよいが、樹脂中に
含漬したのち圧搾ロールで絞れば充分な剛性のある成型
基材が容易に得られる。この場合、上下1対の圧搾ロー
ルのロール間隙を広狭に調節すれば樹脂の含浸量を加減
できる。また溶媒の量を変え希釈倍率を調節することに
より基材の強度を自由に設定できる。
【0016】含浸させる樹脂は熱硬化性に限らず熱可塑
性の樹脂たとえば酢酸ビニル,ポリプロピレン,ポリエ
チレン,オレフィン系樹脂等でもよい。また、液状に限
らず粉末状でもよいが均一に含浸させるには液状のほう
が好都合である。
【0017】次に前記のとおり、樹脂を含浸させたシー
ト状の基材を上下より金型で加熱加圧して成型する。
【0018】金型の温度は160℃〜230℃,時間は
1.0〜2.0分間が良く、加圧力は10〜50kgf
/平方センチメートルが好適である。ここで不織布の繊
維は無方向に絡み合うからあらゆる方向の引張りや曲げ
に対して強く、金型で深搾りができる。金型で成型する
前に基材を150〜160℃の乾燥炉に通して予備乾燥
させ水などの希釈成分を蒸発すると成型時間が短縮でき
る。
【0019】図1及び図2は完成したパレットの全体を
示す。1はヤシ繊維の不織布に樹脂を含浸させた方形の
シート状基材である。2が基材1の上面の貨物搭載面を
示す。3は正面視略V字状の凹溝で貨物搭載面2を陥没
させて形成する。凹溝3は合計5条前後方向に平行に配
列し、各凹溝3内を5ヶ所隆起させて補強隆起部4を形
成しこれにより凹溝3の相対する斜面同士を接続する。
補強隆起部4の高さは凹溝3の深さより低く、従ってそ
の上面は貨物搭載面2より低い。
【0020】このように補強隆起部4を間隔を置いて凹
溝3内に形成することにより、凹溝3の長さ方向に連な
る支脚5を基材底部に突出する。
【0021】6,6は支脚が配列する列と列の間に形成
された左右1対のフォーク挿入空間を示す。
【0022】貨物搭載面2には、凹溝3の長さ方向に直
交する方向に補強凹陥部7を形成する。補強凹陥部7は
補強隆起部4と一列に並ばないように、隣接する補強隆
起部4,4の中間に配置する。補強凹陥部7は貨物搭載
面2より陥没する深さが支脚5よりも浅い。
【0023】ここで支脚5の凹溝3、補強隆起部4及び
補強凹陥部7を形成する各側面は、平坦な貨物搭載面2
に対しすべて90度より小さい角度で緩く傾斜させる。
【0024】基材1の左右両側部は、下向きに屈曲させ
たうえその端辺を外方に反曲させて裾部8,8を形成す
る。裾部8,8は支脚5の底面と同一平面上に位置させ
る。
【0025】9は支脚5の底面に穿った水抜き用の透孔
で、屋外で雨に降られた場合など、支脚5内に水が溜ま
るのを防ぐ。
【0026】このパレットを使用するには、基材上面の
貨物搭載面2に貨物を載せフォークリフトのフォーク
(図示しない)をフォーク挿入空間6,6に差し込んで
貨物をパレットごと運搬するのであるが、貨物の荷重は
支脚5、補強隆起部4、及び補強凹陥部7の傾斜した側
面が良く分散して支持する。
【0027】実験の結果、ヤシ繊維を使用したパレット
では、いづれの繊維材料においても2.0kg/平方メ
ートルの重さがあれば、実用上充分使用に耐える剛性が
あった。
【0028】使用しないパレットは、図4のとおりに重
ねて保管する。このとき上下のパレットの支脚同士が嵌
り合うため、全体に嵩ばらずに積み上げることができる
し、上部に積んだパレットが滑り落ちるおそれもない。
【0029】
【発明の効果】要するに本発明によれば、パレットの基
材をヤシ繊維で形成するので、従来のパレットに比較し
圧倒的に軽量でありパレット輸送のコスト低減に寄与で
きる。またヤシ繊維は不織布にしたとき無方向に絡み合
うので成品のパレットは前後左右のあらゆる方向の引張
りや曲げに対し強靭な剛性を発揮する。さらにヤシ繊維
は多孔質であるため樹脂がよく含浸し強度が格別に強
い。また樹脂を含浸しやすいから製造が容易である。
繊維の原料は豊富に自生しまた栽培も可能だから、資
源が無限に近く製造コストが安い。そのうえ含浸する樹
脂は少量で足り主要部分をヤシ繊維が占めるから、燃焼
可能で破損したパレットの廃品を簡単に焼却処分でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したパレットを上方より見た全体
斜視図である。
【図2】図1のパレットを下方より見た全体斜視図であ
る。
【図3】図1の矢印に沿うパレットの断面図である。
【図4】図1のパレットを積み重ね格納した状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 基材 2 貨物搭載面 4 補強隆起部 5 支脚 6 フォーク挿入空間 7 補強凹陥部 8 裾部 9 透孔

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヤシ繊維を原料とし、該ヤシ繊維が無方
    向にからみ合った不織布に、 樹脂を含浸させてシート状の基材を形成し、 当該基材上面の貨物搭載面を陥没させて基材底面に適宜
    数の支脚を一体的に突出すると共に、これらの支脚と支
    脚の間にフォーク挿入空間を形成して成るパレット。
  2. 【請求項2】 ヤシ繊維を原料とし、該ヤシ繊維が無方
    向にからみ合った不織布に、 樹脂を含浸させてシート状の基材を形成し、 当該基材上面の貨物搭載面を陥没させて数条の平行な凹
    溝を形成すると共に各凹溝内を数か所隆起させて相対す
    る凹溝の斜面同士を接続する補強隆起部を形成すること
    により、基材底面に前記凹溝の長さ方向に連なる数列の
    支脚を一体的に突出し、前記支脚が連なる支脚の列と列
    の間にフォーク挿入空間を形成して成るパレット。
  3. 【請求項3】 ヤシ繊維を原料とし、該ヤシ繊維が無方
    向にからみ合った不織布に、 樹脂を含浸させてシート状の基材を形成し、 当該基材上面の貨物搭載面を陥没させて基材底面に適宜
    数の支脚を一体的に突出すると共に、これらの支脚と支
    脚の間にフォーク挿入空間を形成し、 前記フォーク挿入空間の上面に位置する貨物搭載面を前
    記支脚よりも浅く陥没させて補強凹陥部を形成して成る
    パレット。
  4. 【請求項4】 ヤシ繊維を原料とし、該ヤシ繊維が無方
    向にからみ合った不織布に、 樹脂を含浸させてシート状の基材を形成し、 次に前記基材を上下より金型で挾み加熱加圧してパレッ
    トを成型することを特徴とするパレット製造方法。
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