JP2777062B2 - 古紙の処理装置 - Google Patents
古紙の処理装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/64—Paper recycling
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- Screw Conveyors (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Paper (AREA)
Description
ホッパから筒状部材の内部まで古紙が円滑に落下するよ
うにしたものである。
りあるいは再生して使用される。廃却したり再生したり
するには重要書類の機密保持の目的もあって古紙に特定
の処理をする必要がある。古紙を処理するには、A4,
B5位の大きさの紙をそのまま処理する場合と、小さな
紙片に粗砕した後に処理する場合とがある。
して、従来は図2に示すものがある。古紙の処理装置
は、筒状部材1,8と、筒状部材1の上部へ古紙を投入
するための投入ホッパ2と、回転軸3に取り付けられて
回転駆動される押出スクリュー5と、スクレーパ27等
で構成されている。
る。筒状部材1と筒状部材1の下に突き合わせて設けら
れた筒状部材8とベース10とが連結ボルト9a,9b
を介して結合されている。ベース10上には、円周に沿
って複数配置した支柱11を介してリング部材12が取
り付けられている。そして、リング部材12の上に投入
ホッパ2が取り付けられている。
11に固定して支持部材22が設けられ、支持部材22
の上には軸受台13及び軸受14を介して回転自在にリ
ング状の円環部材としての歯車19が設けられ、円環4
aとボス部4cと半径方向へ伸びる4本の連結部4bと
で構成される動力伝達部材4を介して回転軸3が歯車1
9に連動連結される。支持部材22の下方には軸受26
を介して歯車28及びスクレーパ27が取り付けられて
いる。
状部材1内へ入り込むようにするため、以下の手段が設
けられている。まず、落下する古紙が連結部4bに引っ
掛かって連結部4bと共に回転するのを防止するため
に、軸受台13,支持部材22の内周面に円周方向に沿
って等間隔にピン21a,21bが植設されるととも
に、円環4aにはその内径寸法が下方へ向かうにつれて
大きくなる広がり部16が形成されている。また、回転
する押出スクリュー5の上端に古紙が引っ掛かったとき
に押出スクリュー5の回転方向と同一方向へ押出スクリ
ュー5の回転速度よりも速く回転して古紙をかき落とす
ために、スクレーパ27の内周面には先端が下方へ向か
って突出するピン21dが円周方向に沿って等間隔に設
けられる。そして更に、回転するピン21d上に引っ掛
かった古紙をかき落とすために固定された支持部材22
の内周面にピン21cが設けられている。
ュー5が固定して設けられており、回転軸3と一体の歯
車19と、スクレーパ27と一体の歯車28とは、いず
れも単一の図示しないモータの出力軸に固着された歯車
に他の歯車を介して連動連結されている。
移動するが円周方向へは古紙が移動しないようにするた
め、軸方向へ伸びる畝状の突起32が形成される。突起
32は押出スクリュー5の回転に伴って古紙が共回りす
るのを確実に防止できるように、その断面形状が鋸刃状
に設定されている。
出される古紙が圧縮されるようにするために下方への古
紙の移動を抑制する抑制手段としてテーパ部35が形成
されている。即ち、筒状部材1の内径寸法D2に対して
筒状部材8の下部の内径寸法がこれよりも小さい内径寸
法D1に設定され、筒状部材8の上部には下方へ向かっ
て内径寸法が小さくなるテーパ部35が形成されてい
る。そして、筒状部材8の上端の内周面は畝状の突起3
2の底面と同一位置に設定される。そして、結果として
テーパ部35に畝状の突起を形成したのと同様になるよ
うにテーパ部35に複数の矩形の溝32aが形成され
る。このようにテーパ部35に溝32aを形成したの
は、押出スクリュー5の下面との摩擦で古紙に大きな回
転力が作用して古紙が押出スクリュー5と共に回ってし
まうことを防止するためである。古紙から加わる反作用
の力によって曲がることがないように、押出スクリュー
5の下端には補強リブ17が形成されている。
より、歯車19,28を介して押出スクリュー5,スク
レーパ27が上から見て時計方向へ回転させられ、紙が
投入ホッパ2内へ投入される。押出スクリュー5の上端
に絡み付いた古紙は押出スクリュー5よりも少し速く回
転するスクレーパ27のピン21dにより掻き落とされ
る。このほか、回転する動力伝達部材4やスクレーパ2
7のピン21dに絡み付いた古紙は、固定されて回転し
ないピン21a〜21cによって掻き落とされる。下方
へ落下した古紙は、押出スクリュー5により圧縮され
る。古紙は押出スクリュー5と共に回転しようとする
が、畝状の突起32の存在により古紙と筒状部材1の内
周面との間の円周方向での摩擦係数が大きく、古紙は押
出スクリュー5と共回りせずに下方へ向かって押され
る。畝状の突起32は軸方向へ伸びるので、古紙の下方
への移動に対しては筒状部材1から抵抗力が加わること
はない。
通過し内径寸法の小さい筒状部材8内に溜まり、その後
に順次に送り込まれる古紙が積み重なる。そして、押出
スクリュー5によって押圧された古紙はテーパ部35の
位置で抵抗力を受け、古紙は軸方向だけでなく半径方向
へも押圧されて古紙間の隙間を埋めることになる。この
ようにして固い円柱状に形成された古紙は押出スクリュ
ー5による押圧力によって古紙・筒状部材8間に生じる
摩擦力よりも大きい力を与えられ、下方へ押し出され
る。テーパ部35が形成されていることから、この部分
で古紙を圧縮して適正な固さの円柱形固まりとして排出
することができる。
材4,回転軸3,スクレーパ27の回転に伴って古紙が
共回りし、遠心力によって古紙が軸受台13,支持部材
22の内周面に貼り付いたようになって回転し、ピン2
1a〜21cが存在していてもこれらの間をすり抜けて
古紙が回転することから、古紙の自然落下が妨げられて
筒状部材1,8内への古紙の供給が阻害される。
回りする古紙がホッパ2の内周面に貼り付いたようにし
て回転し、筒状部材1,8内への古紙の供給が阻害され
る。
の処理装置を提供することを目的とする。
の本発明の構成は、入口端が上部に位置して出口端が下
部に位置するように鉛直方向に沿って配置した筒状部材
と、筒状部材の内部に回転自在に設けられた回転軸と、
回転軸に固着された押出スクリューと、押出スクリュー
によって下方へ押し出される古紙の移動を抑制する抑制
手段と、筒状部材の上方に配置されるとともに投入され
た古紙を筒状部材の内部へ導くためのホッパと、ホッパ
と筒状部材との間に固定された略リング状の支持部材に
軸受を介して回転自在に支持された円環部材と、円環部
材に連動連結された駆動手段と、円環部材と回転軸とを
連動連結する動力伝達部材とで構成された古紙の処理装
置において、支持部材の内周面に、放射状に配置されて
鉛直方向へ伸びる回転防止板を設けたことを特徴とし、
あるいはホッパの内周面に、放射状に配置されて鉛直方
向へ伸びる回転防止板を設けたことを特徴とする。
りしようとすると、支持部材の内周面に設けた回転防止
板に古紙が当たり、古紙は筒状部材の内部へと落下す
る。
共回りしようとすると、ホッパの内周面に設けた回転防
止板に古紙が当たって古紙は落下する。
詳細に説明する。なお、本実施例は従来の古紙の処理装
置の一部を改良したものなので、従来と同一部分には同
一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明す
る。
1に示す。図2と比較すればわかるように、軸受台13
と支持部材22との内周面に設けたピン21a〜21c
に代えて、軸受台13から支持部材22にわたって回転
防止板21eが本実施例では4枚設けられる。回転防止
板21eは放射状に配置されており、回転軸3の軸心に
沿って上下方向へ長く設けられている。
1eと同様の目的で放射状に2〜4枚の回転防止板21
fが設けられている。回転防止板21fは回転防止板2
1eに比べて半径方向へ長くなっている。
する。押出スクリュー5及びスクレーパ27を回転させ
ながらホッパ2内へ古紙を投入すると、動力伝達部材4
の連結部4bの回転に伴って古紙が共回りをし、遠心力
によってホッパ2の内周面に貼り付いたようになって回
転しようとするが、共回りしようとする古紙は回転防止
板21fに当たって回転が阻止され、重力によって落下
する。落下した古紙は連結部4bどうしの間をすり抜け
て支持部材22等の内部へはいる。そして押出スクリュ
ー5よりも少し速く押出スクリュー5と同一方向へ回転
して押出スクリュー5の上部に引っ掛かった古紙をかき
落とすピン21dの上方で、古紙がピン21dあるいは
動力伝達部材4と共回りして支持部材22や軸受台13
の内周面に貼り付いたようになって回転しようとする
が、共回りしようとする古紙は回転防止板21eに当た
って回転が阻止され、重力によって落下する。
より、従来ではピン間をすり抜けて共回りしていた古紙
も確実にキャッチされて落下することになる。従って、
ホッパ2内へ投入された古紙は停滞することなく円滑に
筒状部材1,8内へ落下し、押出スクリュー5によって
圧縮成形される。
に沿って4カ所設けたが、ホッパや筒状部材等の大きさ
(又は内径寸法)に応じて5カ所以上設けてもよい。ま
た、回転防止板は鉛直面に沿ってもしくは古紙の回転方
向へ向かって傾斜させて設けるのが好ましい。このほ
か、本実施例では動力伝達部材を介して回転軸を円環部
材としての歯車に連動連結したが、円環部材としては歯
車に代えてプーリを用いてもよい。更に、本実施例はス
クレーパを有するがスクレーパを有しない場合にあって
は押出スクリューと共回りする古紙が支持部材内の回転
防止板に当たって落下することになる。
による古紙の処理装置によれば動力伝達部材と筒状部材
との間に位置する支持部材の内周面に回転防止板を設け
たので、動力伝達部材や押出スクリューの回転により古
紙が共回りしようとしても、古紙は回転防止板に当たっ
て落下する。従って、ホッパ内へ投入した古紙は支持部
材の内周面に付着して停滞することなく円滑に筒状部材
内へ落下する。
ホッパの内部に回転防止板を設けたので、動力伝達部材
と共回りしようとする古紙が当該回転防止板に当たって
落下する。従って、古紙はホッパの内周面に付着して停
滞することなく筒状部材内へ落下する。
Claims (2)
- 【請求項1】 入口端が上部に位置して出口端が下部に
位置するように鉛直方向に沿って配置した筒状部材と、
筒状部材の内部に回転自在に設けられた回転軸と、回転
軸に固着された押出スクリューと、押出スクリューによ
って下方へ押し出される古紙の移動を抑制する抑制手段
と、筒状部材の上方に配置されるとともに投入された古
紙を筒状部材の内部へ導くためのホッパと、ホッパと筒
状部材との間に固定された略リング状の支持部材に軸受
を介して回転自在に支持された円環部材と、円環部材に
連動連結された駆動手段と、円環部材と回転軸とを連動
連結する動力伝達部材とで構成された古紙の処理装置に
おいて、 支持部材の内周面に、放射状に配置されて鉛直方向へ伸
びる回転防止板を設けたことを特徴とする古紙の処理装
置。 - 【請求項2】 入口端が上部に位置して出口端が下部に
位置するように鉛直方向に沿って配置した筒状部材と、
筒状部材の内部に回転自在に設けられた回転軸と、回転
軸に固着された押出スクリューと、押出スクリューによ
って下方へ押し出される古紙の移動を抑制する抑制手段
と、筒状部材の上方に配置されるとともに投入された古
紙を筒状部材の内部へ導くためのホッパと、ホッパと筒
状部材との間に固定された略リング状の支持部材に軸受
を介して回転自在に支持された円環部材と、円環部材に
連動連結された駆動手段と、円環部材と回転軸とを連動
連結する動力伝達部材とで構成された古紙の処理装置に
おいて、 ホッパの内周面に、放射状に配置されて鉛直方向へ伸び
る回転防止板を設けたことを特徴とする古紙の処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16761394A JP2777062B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 古紙の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16761394A JP2777062B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 古紙の処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0826451A JPH0826451A (ja) | 1996-01-30 |
JP2777062B2 true JP2777062B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=15853036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16761394A Expired - Fee Related JP2777062B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 古紙の処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2777062B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP16761394A patent/JP2777062B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0826451A (ja) | 1996-01-30 |
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