JP2775867B2 - 雪▲かき▼取機 - Google Patents
雪▲かき▼取機Info
- Publication number
- JP2775867B2 JP2775867B2 JP17375889A JP17375889A JP2775867B2 JP 2775867 B2 JP2775867 B2 JP 2775867B2 JP 17375889 A JP17375889 A JP 17375889A JP 17375889 A JP17375889 A JP 17375889A JP 2775867 B2 JP2775867 B2 JP 2775867B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- housing
- transport pipe
- shaft
- scraper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、積雪地等において、大量の雪を短時間に空
気輸送をするシステムに用いられる雪掻取機に関するも
のである。
気輸送をするシステムに用いられる雪掻取機に関するも
のである。
（ロ）従来技術 積雪地等において、大量の雪を取り除いて別の位置に
輸送するには、人力の外に種々の自動化システムが提案
されている。その自動化システムのうちで、雪を掻き取
って付近の別の位置へ投げ飛ばす除雪車、雪を押しのけ
るブルドーザ等が一般的である。しかし、これらは雪を
遠方に輸送する場合や、足場の悪い条件での除雪には適
していない。
輸送するには、人力の外に種々の自動化システムが提案
されている。その自動化システムのうちで、雪を掻き取
って付近の別の位置へ投げ飛ばす除雪車、雪を押しのけ
るブルドーザ等が一般的である。しかし、これらは雪を
遠方に輸送する場合や、足場の悪い条件での除雪には適
していない。
そこで、雪を所定の塊に成形して空気輸送をする方法
を本出願人は先に特願昭63−115344（特開平１−284606
号公報）で提案した。
を本出願人は先に特願昭63−115344（特開平１−284606
号公報）で提案した。
この空気輸送装置に、雪を大量にかつ迅速に供給する
雪掻取機が要求されている。人力では能率が悪く、除雪
車では雪の吸引ができず、ブルドーザでは狭い路地や屋
根の上には適さない。
雪掻取機が要求されている。人力では能率が悪く、除雪
車では雪の吸引ができず、ブルドーザでは狭い路地や屋
根の上には適さない。
屋根の雪下しに用いる除雪装置としては、実開昭59−
65020号公報に開示されているものがある。この装置
は、地上に吸引装置を設置し、吸引ホースを屋根上まで
延長し、人間の操作による除雪方式をとっている。しか
し、この装置では能率が悪く、汎用性がない。
65020号公報に開示されているものがある。この装置
は、地上に吸引装置を設置し、吸引ホースを屋根上まで
延長し、人間の操作による除雪方式をとっている。しか
し、この装置では能率が悪く、汎用性がない。
（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明が解決しようとする課題は、いかなる地形、雪
積の条件下においても、高速で大量の雪を掻き取ること
のできる雪掻取機を得ることにある。
積の条件下においても、高速で大量の雪を掻き取ること
のできる雪掻取機を得ることにある。
（ニ）課題を解決するための手段 本発明の雪掻取機は、雪掻取羽根を備えたシャフトを
ハウジング前方に回転自在に取り付け、該ハウジングに
固定したモータに前記シャフトを連結し、前記シャフト
にそって前記ハウジング前方に雪掻取開口を形成し、前
記シャフトにそって前記ハウジング後方に雪吸引輸送管
を設け、該雪吸引輸送管の一端にブロア連結端部を形成
し、該雪吸引輸送管の中央部に雪吸引口を形成し、前記
ハウジング中央上部に継手部を設けた手段によって、上
記課題を解決している。
ハウジング前方に回転自在に取り付け、該ハウジングに
固定したモータに前記シャフトを連結し、前記シャフト
にそって前記ハウジング前方に雪掻取開口を形成し、前
記シャフトにそって前記ハウジング後方に雪吸引輸送管
を設け、該雪吸引輸送管の一端にブロア連結端部を形成
し、該雪吸引輸送管の中央部に雪吸引口を形成し、前記
ハウジング中央上部に継手部を設けた手段によって、上
記課題を解決している。
前記雪吸引輸送管の他端閉塞部に少なくとも１つの空
気取入口を形成することが好ましい。
気取入口を形成することが好ましい。
前記継手部には、クレーン車のアーム先端、ワイヤ、
ハンドル、走行車が直接にまたは治具をかいして連結さ
れる。
ハンドル、走行車が直接にまたは治具をかいして連結さ
れる。
（ホ）実施例 第１図から第４図までを参照して、本発明の雪掻取機
の実施例について説明する。
の実施例について説明する。
本発明の雪掻取機100は、雪掻取羽根１を備えたシャ
フト２をハウジング３の前方に回転自在に取り付け、ハ
ウジング３に固定したモータ４にシャフト２を連結し、
シャフト２にそってハウジング３の前方に雪掻取開口31
を形成する。
フト２をハウジング３の前方に回転自在に取り付け、ハ
ウジング３に固定したモータ４にシャフト２を連結し、
シャフト２にそってハウジング３の前方に雪掻取開口31
を形成する。
シャフト２にそってハウジング３の後方に雪吸引輸送
管５を設け、雪吸引輸送管５の一端にブロア連結端部51
を形成し、雪吸引輸送管５の中央部に雪吸引口52を形成
し、ハウジング３の中央上部に継手部32を設ける。
管５を設け、雪吸引輸送管５の一端にブロア連結端部51
を形成し、雪吸引輸送管５の中央部に雪吸引口52を形成
し、ハウジング３の中央上部に継手部32を設ける。
雪吸引輸送管５の他端閉塞部に少なくとも１つの空気
取入口54を形成することが好ましい。本実施例において
は、空気取入口54は２箇所設けられている。
取入口54を形成することが好ましい。本実施例において
は、空気取入口54は２箇所設けられている。
継手部32には、クレーン車のアーム先端、ワイヤ、ハ
ンドル、走行車が直接にまたは治具をかいして連結され
る。第５図に示す例では、クレーン車200（第８図）の
アーム210の先端に治具220をかいして雪掻取機100の継
手部32に連結される。第６図に示す例では、クレーン車
200等から吊り下げられたワイヤ230に継手部32が連結さ
れるとともに、ハンドル300が継手部32に連結される。
第７図に示す例では、走行車400が治具410をかいして継
手部32に連結される。
ンドル、走行車が直接にまたは治具をかいして連結され
る。第５図に示す例では、クレーン車200（第８図）の
アーム210の先端に治具220をかいして雪掻取機100の継
手部32に連結される。第６図に示す例では、クレーン車
200等から吊り下げられたワイヤ230に継手部32が連結さ
れるとともに、ハンドル300が継手部32に連結される。
第７図に示す例では、走行車400が治具410をかいして継
手部32に連結される。
（ヘ）作 用 本発明の雪掻取機100の作用について説明する。
モータ４がシャフト２を回転すると、雪掻取羽根１が
回転して、雪をハウジング３の中央に掻き寄せる。雪吸
引輸送管５の端部51は輸送管路（図示せず）をかいして
ブロア（図示せず）に連結されている。ハウジング３の
中央に掻き寄せられた雪は雪吸引口52から管５内に吸引
される。また、大きく性状の変化する雪に対応するため
に、雪吸引口の大きさを調節する機構（例えば開度調節
機）521を設けてもよい。
回転して、雪をハウジング３の中央に掻き寄せる。雪吸
引輸送管５の端部51は輸送管路（図示せず）をかいして
ブロア（図示せず）に連結されている。ハウジング３の
中央に掻き寄せられた雪は雪吸引口52から管５内に吸引
される。また、大きく性状の変化する雪に対応するため
に、雪吸引口の大きさを調節する機構（例えば開度調節
機）521を設けてもよい。
雪吸引口52が雪によって塞がれたときには、吸引気流
が消失することがあるので、雪吸引輸送管５に１箇所以
上の空気取入口54を設けて、吸引気流を確保する。ま
た、モータ４は電動モータ、油圧モータ、エンジン駆動
のモータ等が用いられてもよい。
が消失することがあるので、雪吸引輸送管５に１箇所以
上の空気取入口54を設けて、吸引気流を確保する。ま
た、モータ４は電動モータ、油圧モータ、エンジン駆動
のモータ等が用いられてもよい。
次に、本発明の雪掻取機100の使用例について説明す
る。
る。
第８図は、雪掻取機100にハンドル300（第６図）を取
り付けて、屋根の上に乗せ、人間が操作する例である。
雪掻取機100で掻き取られた雪はホース110をかいしてク
レーン車200に塔載した雪分離機500によって雪と空気と
を分離され、近くに待機しているトラック600に雪が運
ばれる。
り付けて、屋根の上に乗せ、人間が操作する例である。
雪掻取機100で掻き取られた雪はホース110をかいしてク
レーン車200に塔載した雪分離機500によって雪と空気と
を分離され、近くに待機しているトラック600に雪が運
ばれる。
第９図は、クレーン車200のアーム210に治具220（第
５図）をかいして雪掻取機100を取り付けて路面の除雪
を行う例を示す。雪の搬送は前途と同様である。
５図）をかいして雪掻取機100を取り付けて路面の除雪
を行う例を示す。雪の搬送は前途と同様である。
第10図は、スキー場のゲレンデの雪積調節を行う場合
の例を示す。雪掻取機100を自走車400（第７図）に取り
付け、森の中の雪を掻き集めてゲレンデ内に運び、ブル
ドーザ700でならす。
の例を示す。雪掻取機100を自走車400（第７図）に取り
付け、森の中の雪を掻き集めてゲレンデ内に運び、ブル
ドーザ700でならす。
（ト）効 果 本発明によれば、大量の雪を迅速に除雪でき、しかも
足場、雪積条件に影響を受けず、広く雪の輸送に利用で
きる。
足場、雪積条件に影響を受けず、広く雪の輸送に利用で
きる。
第１図は本発明の雪掻取機の正面図。第２図は第１図の
II−II線からみた縦断面図。第３図は第１図のIII−III
線からみた側面図。第４図は第１図のIV−IV線からみた
平面図。第５図から第７図までは本発明の雪掻取機の操
作例の側面図。第８図から第10図までは本発明の雪掻取
機の使用例の説明図。 1:雪掻取羽根、2:シャフト 3:ハウジング、4:モータ 5:雪吸引輸送管、31:雪掻取開口 32:継手部、51:ブロア連結端部 52:雪吸引口、54:空気取入口 100:雪掻取機
II−II線からみた縦断面図。第３図は第１図のIII−III
線からみた側面図。第４図は第１図のIV−IV線からみた
平面図。第５図から第７図までは本発明の雪掻取機の操
作例の側面図。第８図から第10図までは本発明の雪掻取
機の使用例の説明図。 1:雪掻取羽根、2:シャフト 3:ハウジング、4:モータ 5:雪吸引輸送管、31:雪掻取開口 32:継手部、51:ブロア連結端部 52:雪吸引口、54:空気取入口 100:雪掻取機
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E01H 5/09
Claims (3)
- 【請求項１】雪掻取羽根を備えたシャフトをハウジング
前方に回転自在に取り付け、該ハウジングに固定したモ
ータに前記シャフトを連結し、前記シャフトにそって前
記ハウジング前方に雪掻取開口を形成し、前記シャフト
にそって前記ハウジング後方に雪吸引輸送管を設け、該
雪吸引輸送管の一端にブロア連結端部を形成し、該雪吸
引輸送管の中央部に雪吸引口を形成し、前記ハウジング
中央上部に継手部を設けたことを特徴とした雪掻取機。 - 【請求項２】前記雪吸引輸送管の他端閉塞部に少なくと
も１つの空気取入口を形成したことを特徴とした請求項
１記載の雪掻取機。 - 【請求項３】前記雪吸引口に開度調節機を設けたことを
特徴とする請求項１記載の雪掻取機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17375889A JP2775867B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 雪▲かき▼取機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17375889A JP2775867B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 雪▲かき▼取機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0339511A JPH0339511A (ja) | 1991-02-20 |
| JP2775867B2 true JP2775867B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=15966595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17375889A Expired - Lifetime JP2775867B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 雪▲かき▼取機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2775867B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6462092B1 (ja) * | 2017-11-20 | 2019-01-30 | 昇 石川 | 雪降ろし装置 |
| JP2022126569A (ja) * | 2021-02-18 | 2022-08-30 | 宏 刈田 | 除雪装置 |
-
1989
- 1989-07-05 JP JP17375889A patent/JP2775867B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6462092B1 (ja) * | 2017-11-20 | 2019-01-30 | 昇 石川 | 雪降ろし装置 |
| JP2019094628A (ja) * | 2017-11-20 | 2019-06-20 | 昇 石川 | 雪降ろし装置 |
| JP2022126569A (ja) * | 2021-02-18 | 2022-08-30 | 宏 刈田 | 除雪装置 |
| JP7150085B2 (ja) | 2021-02-18 | 2022-10-07 | 宏 刈田 | 除雪装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0339511A (ja) | 1991-02-20 |
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