JP2775422B2 - シリンダ装置の駆動限の検出装置 - Google Patents
シリンダ装置の駆動限の検出装置Info
- Publication number
- JP2775422B2 JP2775422B2 JP10600296A JP10600296A JP2775422B2 JP 2775422 B2 JP2775422 B2 JP 2775422B2 JP 10600296 A JP10600296 A JP 10600296A JP 10600296 A JP10600296 A JP 10600296A JP 2775422 B2 JP2775422 B2 JP 2775422B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- rod
- end surface
- stopper
- switch pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシリンダ装置の技術分
野で利用され、特にその駆動限の検出装置の改良に関す
るものである。
野で利用され、特にその駆動限の検出装置の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】シリンダ装置の駆動限を検出する装置は
公知である。例えばピストンの位置をシリンダの外周に
設けられた磁気センサで検出したり、ロッドに設けられ
たドッグの位置をマイクロスイッチで検出するなどの装
置が用いられる。
公知である。例えばピストンの位置をシリンダの外周に
設けられた磁気センサで検出したり、ロッドに設けられ
たドッグの位置をマイクロスイッチで検出するなどの装
置が用いられる。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかし前記の従来の装
置では、検出精度のばらつきが大きく、また不可抗力で
検出部にごみが挟まったりすると誤差が出たり、作動し
ないなどの欠点があった。この発明ではこれらの欠点を
除去した、シリンダ装置の駆動限の検出装置を提供する
ことをその課題とする。
置では、検出精度のばらつきが大きく、また不可抗力で
検出部にごみが挟まったりすると誤差が出たり、作動し
ないなどの欠点があった。この発明ではこれらの欠点を
除去した、シリンダ装置の駆動限の検出装置を提供する
ことをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以下この発明における手
段を図1を参照しつつ説明する。1は公知のシリンダ装
置であり、そのシリンダ1aのロッド側端面1bには少
くとも1か所にこれと直角に絶縁ブッシュ2が植え込ま
れ、これには導電体のスイッチピン3が遊嵌され、さら
にこのスイッチピン3はシリンダ1aとは電気的に絶縁
されたばね4によってロッド側端面1bより突出してい
る。一方ロッド1cの外端部にはロッド側端面1bと対
面して平行な端面1dを有するストッパ1eが固定さ
れ、これと電気的に絶縁された導電体のかつリング状の
スイッチプレート5が端面1dと同一面に、さらにスイ
ッチピン3と当接可能に設けられる。さらにスイッチピ
ン3とシリンダ1aとの間には電気回路6が設けられて
いる。
段を図1を参照しつつ説明する。1は公知のシリンダ装
置であり、そのシリンダ1aのロッド側端面1bには少
くとも1か所にこれと直角に絶縁ブッシュ2が植え込ま
れ、これには導電体のスイッチピン3が遊嵌され、さら
にこのスイッチピン3はシリンダ1aとは電気的に絶縁
されたばね4によってロッド側端面1bより突出してい
る。一方ロッド1cの外端部にはロッド側端面1bと対
面して平行な端面1dを有するストッパ1eが固定さ
れ、これと電気的に絶縁された導電体のかつリング状の
スイッチプレート5が端面1dと同一面に、さらにスイ
ッチピン3と当接可能に設けられる。さらにスイッチピ
ン3とシリンダ1aとの間には電気回路6が設けられて
いる。
【0005】
【作用】図1の状態から、ロッド1cが降下し、端面1
bと1dが当接し、駆動限の状態となる。この時スイッ
チピン3−スイッチプレート5−シリンダ1aと電気的
に導通し、電気回路6が作動し、例えばシリンダ装置1
に対する作動流体の供給を絶つ。
bと1dが当接し、駆動限の状態となる。この時スイッ
チピン3−スイッチプレート5−シリンダ1aと電気的
に導通し、電気回路6が作動し、例えばシリンダ装置1
に対する作動流体の供給を絶つ。
【0006】
【実施例】この実施例のシリンダ装置1は、ピストン1
fの上下双方にロッド1cが延長突出している。ピスト
ン1fの上部のロッド1cの上部にはねじ1gが施さ
れ、これにストッパ1eが上下位置が調整されて取り付
けられ、更にロックナット1hによって固定されてい
る。スイッチプレート5は絶縁プレート5aを介してス
トッパ1eに取り付けられている。
fの上下双方にロッド1cが延長突出している。ピスト
ン1fの上部のロッド1cの上部にはねじ1gが施さ
れ、これにストッパ1eが上下位置が調整されて取り付
けられ、更にロックナット1hによって固定されてい
る。スイッチプレート5は絶縁プレート5aを介してス
トッパ1eに取り付けられている。
【0007】ピストン1fの下部のロッド1cの下部に
もねじ1gが施され、これに図示しないが作業工具例え
ばプレスの上金型が固定されており、その下動制限位置
を検出してピストン1fの動きを止めるものである。1
i,1iはシリンダ1aの上下に開口された作動流体の
供給口である。1j,1j,1jは漏れ止めのOリング
である。
もねじ1gが施され、これに図示しないが作業工具例え
ばプレスの上金型が固定されており、その下動制限位置
を検出してピストン1fの動きを止めるものである。1
i,1iはシリンダ1aの上下に開口された作動流体の
供給口である。1j,1j,1jは漏れ止めのOリング
である。
【0008】ばね4は絶縁板4aによってシリンダ1a
と絶縁して嵌挿されている。シリンダ1aとスイッチピ
ン3とにはそれぞれ導線6aが結線され、その先端部に
電気回路6が結線されている。
と絶縁して嵌挿されている。シリンダ1aとスイッチピ
ン3とにはそれぞれ導線6aが結線され、その先端部に
電気回路6が結線されている。
【0009】この実施例では上部のロッド1cにこの発
明の検出装置を設け、下部のロッド1cに作業工具を取
り付けて、この作業工具の降下位置の駆動限を検出する
ようにしたが、これを上下反対としてもよく、また上下
両方にこの発明の検出装置を設けてもよく、さらに検出
装置側に作業工具を設けるなどの変形も可能である。ま
た片側にのみロッドか突出したシリンダ装置にも実施で
きる。
明の検出装置を設け、下部のロッド1cに作業工具を取
り付けて、この作業工具の降下位置の駆動限を検出する
ようにしたが、これを上下反対としてもよく、また上下
両方にこの発明の検出装置を設けてもよく、さらに検出
装置側に作業工具を設けるなどの変形も可能である。ま
た片側にのみロッドか突出したシリンダ装置にも実施で
きる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は下記す
る特有の効果を有する。 (1)端面1b,1dが当接しないとこの検出装置が作
動しないから、両端面間にごみが噛み込んだときは作動
せず、誤動作の憂いがない(ただし導体のごみには要注
意)。 (2)固定されたシリンダ側に情報取り出し回路が結線
されているから、その導線が絡むことがない。
る特有の効果を有する。 (1)端面1b,1dが当接しないとこの検出装置が作
動しないから、両端面間にごみが噛み込んだときは作動
せず、誤動作の憂いがない(ただし導体のごみには要注
意)。 (2)固定されたシリンダ側に情報取り出し回路が結線
されているから、その導線が絡むことがない。
【図1】この発明の一実施例の、一部断面側面図
1 シリンダ装置 1a シリンダ 1b ロッド側端面 1c ロッド 1d 端面 1e ストッパ 2 絶縁ブッシュ 3 スイッチピン 4 ばね 5 スイッチプレート 6 電気回路
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダ装置の駆動限を検出する装置で
あって、シリンダのロッド側の端面には少なくとも1か
所にこれと直角に絶縁ブッシュが植え込まれ、この絶縁
ブッシュには導電体のスイッチピンが遊嵌され、さらに
このスイッチピンは前記シリンダとは絶縁されたばねに
よって前記シリンダのロッド側の端面より突出してお
り、一方ロッドの外端部には前記シリンダのロッド側の
端面と対面して平行な端面を有するストッパが固定さ
れ、このストッパと絶縁された導電体のリング状のスイ
ッチプレートが前記ストッパの端面と同一面にかっ前記
スイッチピンと当接可能に設けられ、またさらに前記ス
イッチピンとシリンダ間に電気回路が接続されている、
前記検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10600296A JP2775422B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | シリンダ装置の駆動限の検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10600296A JP2775422B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | シリンダ装置の駆動限の検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09257005A JPH09257005A (ja) | 1997-09-30 |
JP2775422B2 true JP2775422B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=14422494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10600296A Expired - Lifetime JP2775422B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | シリンダ装置の駆動限の検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2775422B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6076735B2 (ja) * | 2012-12-28 | 2017-02-08 | 株式会社コスメック | シリンダ装置 |
JP6092710B2 (ja) | 2013-01-22 | 2017-03-08 | 株式会社コスメック | シリンダ装置 |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP10600296A patent/JP2775422B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09257005A (ja) | 1997-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
FR2751490B1 (fr) | Capteur tactile, notamment pour appareillage electrique | |
DE69920400D1 (de) | System zum erkennen von kraftprofilabweichungen eines garagentors | |
JPS60161009A (ja) | パワーチヤツクの作動状熊を監視するための装置 | |
JP2775422B2 (ja) | シリンダ装置の駆動限の検出装置 | |
US6299426B1 (en) | Mold and die casting apparatus including a compact core position sensor unit having magnetic switches | |
ATE258744T1 (de) | Elektrische zaunvorrichtung | |
US4307810A (en) | Remote-control device for a crane | |
JP2537004B2 (ja) | 位置決め装置 | |
CN218039033U (zh) | 一种磁性开关以及用以检测的治具 | |
JPH0740093Y2 (ja) | シリンダ内のピストン位置検出装置 | |
US3339040A (en) | Hole finder device | |
USRE31539E (en) | Remote-control device for a crane | |
JPH0743459Y2 (ja) | シリンダ | |
JP2963674B2 (ja) | ロータリーアクチュエータ | |
KR200150643Y1 (ko) | 판토그래프 브러쉬 마모도 측정장치 | |
JP2585678B2 (ja) | 板材加工機における板材クランプ装置 | |
US4861952A (en) | Pressure activated switch | |
JPH03109753U (ja) | ||
JPS63158719A (ja) | ストロ−クスイツチ | |
JP2627470B2 (ja) | 部品供給ロッドの検知装置 | |
JPS60182706U (ja) | 農作業機の油圧装置 | |
JPS602955B2 (ja) | 溶接機の安全装置 | |
JP5175330B2 (ja) | 磁気近接スイッチ及び磁気検出システム | |
JP2857127B1 (ja) | 揺動型クランプ装置 | |
JPH029465Y2 (ja) |