JP2774925B2 - フォーム状ヘアーリンス組成物 - Google Patents

フォーム状ヘアーリンス組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヘアーリンス組成物に関
し、更に詳しくは、使用時、手に染まることなく徐々に
毛髪を着色する効果を有し、コンディショニング効果に
優れ、毛髪のツヤ、指通り及びなめらかさを大幅に改善
し、且つ安全性に優れたフォーム状ヘアーリンス組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗髪処理した後の毛髪はツヤ及び
櫛通りが悪くなる為に、毛髪にコンディショニング効果
を付与する為にヘアーリンス或いはヘアーコンディショ
ナーと呼ばれる処理剤を施す。それら処理剤は、塩化ス
テアリルトリメチルアンモニウム等の第四級アンモニウ
ム塩を主成分としたものが一般的であり、更にその効果
を増強する為に種々の添加剤の配合が為されている。
【0003】一方、これら毛髪処理組成物を利用する人
の中には、高齢により毛髪が白髪化したり、或いはブラ
ッシング、パーマ等により毛髪が損傷して生来の毛髪色
が変化している場合がある。これらの人達が毛髪を本来
の色に戻すには、酸性染料或いは酸化染料等の染毛剤に
より染毛するのが最も効果的である。しかしながら、そ
れらは操作が繁雑であり、又、急激に毛髪色を変化させ
る為に第三者に染毛していることがすぐにわかってしま
い違和感を生じる。また、毛髪の成長に伴い施術してい
る部分と新生毛との間に境界を生じ、外観上好ましくな
い。特に酸性染料を使用した染毛剤は、手や頭皮等の皮
膚を非常に染めやすく一度染着されると簡単には落ちな
いという問題点を有している。また、パラフェニレンジ
アミン等を主体とした酸化染料を使用した染毛剤は、ア
ルカリ剤及び過酸化水素水を含有するため施術により毛
髪が著しく損傷を受けるという問題点があった。そのた
め、急激な色の変化を伴わずに自然に徐々に毛髪色が生
来の色に変化し、且つ簡便に染色できるものが強く望ま
れている。したがって、日常の生活習慣となっている前
述のヘアーリンス等の毛髪処理組成物によりツヤ或いは
指通り等の高いコンディショニング効果を毛髪に付与し
ながら、簡便に、且つ手や頭皮等の皮膚に染着せずにこ
れらのことを行うことができれば繁雑さが解消され、よ
り有用であると考えられる。
【0004】これらの事を達成する手段として特開平1
−308215号公報には、酸性染料と第4級アンモニ
ウム塩を使用したものが提案されているが、ヘアーリン
スとしての風合の改善には効果があるが、アニオン性で
ある酸性染料とカチオン性である第4級アンモニウム塩
が不溶性塩をつくり、十分な染着力は得られず、また毛
髪より皮膚のほうが染着しやすいという問題点がある。
特開昭61−78714号公報には、p−フェニレンジ
アミン等の酸化染料を用いた累積染毛用の白髪染毛剤が
提案されているが、操作が複雑であり、かつ毛髪が損傷
をうけるという問題がある。また、特開平2−5371
5号公報、特開昭6−126114号公報では、2,
4−ジアミノフェノールを用いた空気酸化型染毛剤の開
発が試みられているが、これらの方法では、ツヤ或いは
櫛通り等のコンディショニング効果が得られず、且つ放
置時間が10分以上必要であり簡便に欠け、また、組成
物の安定性が悪く実用化が不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】かかる実情に鑑み、本発明者等は、前記従来技
術の問題点や欠点を改良したヘアーリンス組成物を開発
すべく鋭意研究した結果、第四級アンモニウム塩と2,
4−ジアミノフェノールとエアゾール噴射剤及び水を含
有し、特定のpHを有するフォーム状ヘアーリンス組成
物が、使用時に手に染まることなく徐々に毛髪を着色す
る効果を有し、コンディショニング効果に優れ、毛髪の
ツヤ、指通り及びなめらかさを大幅に改善し、且つ安全
性に優れていることを見出し本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、下記(A)、
(B)、(C)及び(D)を含有し、pHが6.5から
8.0であることを特徴とするフォーム状ヘアーリンス
組成物を提供するものである。 (A)一般式(1)
【化2】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、アルキル基、ヒド
ロキシアルキル基、又はベンジル基のいずれかであり、
このうち1個乃至2個は炭素数8から24の長鎖アルキ
ル基、長鎖分岐型アルキル基または長鎖ヒドロキシアル
キル基であり、残りは炭素数1から3のアルキル基、ヒ
ドロキシアルキル基又はベンジル基のいずれかである。
Xはハロゲン原又は炭素数1乃至3のアルキル硫酸塩
を意味する。)で表される第4級アンモニウム塩の1種
または2種以上 (B)2,4−ジアミノフェノール又はその塩 (C)液化石油ガス、ジメチルエーテル、二酸化炭素及
び窒素からなる群から選ばれる1種または2種以上のエ
アゾール噴射剤 (D)アスコルビン酸及びその塩,亜硫酸塩,重亜硫酸
塩,チオ硫酸塩,チオグリコール酸及びその塩,L−シ
ステイン及びその塩,N−アセチル−L−システイン及
びその塩,チオ乳酸及びその塩からなる群より選ばれる
1種又は2種以上。
【0007】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明における(A)成分の第四級アンモニウム塩は前記
一般式(1)で表されるものであり、具体的に挙げるな
らば、モノ長鎖アルキル第四級アンモニウム塩では、ラ
ウリルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメ
チルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアン
モニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムク
ロリド、セチルトリメチルアンモニウムメチルサルフェ
ート、パルミチルトリメチルアンモニウムクロリド、コ
コイルトリメチルアンモニウムクロリド及びエイコシル
トリメチルアンモニウムクロリド等が挙げられる。ジ長
鎖アルキル第四級アンモニウム塩では、ジパルミチルジ
メチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルア
ンモニウムクロリド、ジ−水素添加牛脂アルキルジメチ
ルアンモニウムクロリド及びメチルアンモニウムクロリ
ド、ジ−水素添加牛脂アルキルジメチルアンモニウムク
ロリド等が挙げられる。その他、塩化ステアリルペンタ
エトキシアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミ
ノプロピルエチルジメチルアンモニウム等が挙げられる
が、これらによって限定されるものではない。本発明の
実施にあたっては、これら第四級アンモニウム塩の一種
または二種以上が任意に選択され、その配合量は、組成
物総量を基準として、0.3〜5重量%が配合され、好
ましくは0.5〜3重量%である。配合量が0.3重量
%未満では、コンディショニング効果が得られ難く、5
重量%以上では、かゆみやかぶれ等の皮膚刺激が発生
し、また安定性上好ましくない。
【0008】本発明における(B)成分の2,4−ジア
ミノフェノールは、公知の化合物であり、フリーのもの
或いは塩のもののいずれを使用しても差し支えないが、
本発明の実施を考慮すると製造過程での安定性上、硫酸
塩、塩酸塩、酢酸塩などを使用し、製造過程で中和する
方が好ましい。これら2,4−ジアミノフェノールの配
合量は、組成物総量を基準として、通常0.1〜5重量
%、好ましくは0.3〜3重量%が配合される。0.1
重量%未満では、満足される染毛効果が得られ難く、5
重量%以上では安全性及び安定性上問題があり好ましく
ない。
【0009】本発明における(C)成分の噴射剤は、液
化石油ガス、ジメチルエーテル、二酸化炭素及び窒素等
の不活性ガスから選ばれる1種または2種以上であり、
その配合量は、噴射時に十分な気泡性を生じ、フォーム
状態で噴出できる量が好ましく、3〜10重量%であ
る。3重量%未満では、十分な起泡性がなくフォーム状
とならず好ましくない。また、10重量%を越えると中
身の飛び散り等が発生して好ましくない。
【0010】本発明においては、組成物のpHが非常に
重要であり、pHは6.5〜8.0に調整され、好まし
くは、6.8〜7.8である。pHが6.5未満では、
短時間で発色せず、染毛性が悪く、更に染料モノマーが
頭皮上に残留し、カユミやカブレを生じ、安全性上好ま
しくない。pHが8.0を越えると、発色性が早すぎて
毛髪上に染料が浸透せず染色効果を有せず、また、手や
頭皮等の皮膚を著しく染着するため好ましくない。pH
の調整方法としては、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸等の
有機酸およびそれらの塩、塩酸、硫酸、リン酸等の無機
酸およびそれらの塩、アンモニア、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイ
ソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、
アミノメチルプロパノール、重炭酸アンモニウム等の有
機アルカリおよびそれらの塩、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化カルシウム等の無機アルカリおよび
それらの塩が一種乃至二種以上が使用される。
【0011】本発明のフォーム状ヘアーリンス組成物に
は、安定剤として(D)成分の酸化防止剤を含有する必
要があり、この酸化防止剤としては、アスコルビン酸お
よびその塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、チオ硫酸塩、チオ
グリコール酸及びその塩、L−システイン及びその塩、
N−アセチル−L−システイン及びその塩、チオ乳酸お
よびその塩である。安定剤の配合量は、通常0.1〜1
重量%の濃度で使用される。
【0012】また、本発明のフォーム状ヘアーリンス組
成物には、微妙な色調の制御の為に必要であれば、さら
に公知のカップリング物質を使用することができる。斯
かるカップリング物質の具体例としては、p−フェニレ
ンジアミン、m−フェニレンジアミン等のフェニレンジ
アミン類、トルエン−2,5−ジアミン等のトルイレン
ジアミン類、p−アミノフェノール、o−アミノフェノ
ール、m−アミノフェノール等のアミノフェノール類、
アミノニトロフェノール類、ジフェニルアミン類、ジア
ミノフェニルアミン類、N−フェニルフェニレンジアミ
ン類、ジアミノピリジン類、レゾルシン、ピロガロー
ル、カテコール等のヒドロキシベンゼン類、及びそれら
の塩類の1種又は2種以上が挙げられる。
【0013】本発明のフォーム状ヘアーリンス組成物
は、常法に従って提供され、このような剤型とするため
には、前記第四級アンモニウム塩、2,4−ジアミノフ
ェノール及びエアゾール噴射剤以外に、通常化粧品分野
において用いられる乳化剤、可溶化剤、湿潤剤、増粘
剤、感触向上剤、保護剤、起泡剤、油脂、アルコール、
ワックス、エステル油、金属封鎖剤、香料等を添加し、
常法に従って製造すれば良い。
【0014】本発明のフォーム状ヘアーリンス組成物
は、従来のヘアーリンスと同様な方法で用いることがで
き、例えば、入浴時、シャンプー後に、毛髪に均一に塗
布後、1〜5分放置し、ついで、軽く濯ぎを行う。或い
は、シャンプー前に毛髪に均一に塗布後、1〜5分放置
し、軽く濯いだ後、通常のシャンプーを行う。この操作
を3〜5回繰り返すことによって、異和感なしに白髪を
目立たなくすることができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明するが、各例の説明に先立ち、使用した試験方法に
ついて述べる。なお、以下の処方や表中に示す生成物の
含有量はそれぞれ重量%である。
【0016】(1)毛髪着色効果試験 毛束(白色毛髪の束)5gを市販のシャンプーにて2分
間洗浄し、1分間温湯にて濯いだ後、試験試料2gを塗
布し、3分放置後、水洗いし、風乾した。この一連の操
作を5回行なった。次に、試験試料処理前及び処理後の
サンプル試験毛束について、高速色彩計(村上色材
(株)製CMS−1000型)を用いて測色を行い、各
サンプル試験毛のX,Y,Z値をHunterのL、
a、b表色系へそれぞれ変換し、式1により処理前と処
理後の色差(ΔE)を求め評価した。尚、ΔEが大きい
程毛髪が着色されたことを示す。
【式1】ΔE={(L−L0 2 +(a−a0 2
(b−b0 2 1/20 、a0 、b0 :処理前のサンプル毛のL、a、b値 L、a、b:処理後のサンプル毛のL、a、b値
【0017】(2)皮膚刺激性 試験動物(ウサギ)の背中部皮膚を用いて、1.0gの
それぞれの試験試料を塗布後、5分後に洗浄し、この操
作を1日1回、連続して5日間行った。次に、各試験部
位を熟練鑑定者により肉眼観察を行い、表1の基準によ
って評価し、試験動物10匹の得点の平均値を算出して
評価した。
【0018】
【表1】
【0019】(3)手・頭皮への染着性、毛髪への着色
効果実用テスト 各例におけるヘアーリンスを白髪交じりのパネラー20
名に5回使用してもらい、手や頭皮への着色性と毛髪へ
の着色効果を白髪隠し効果により表2に示す基準で評価
を行った。
【0020】
【表2】
【0021】(3)毛髪へのコンディショニング効果 (ツヤ、指通り、なめらかさ、風合い)各例におけるヘ
アーリンス後の毛髪の仕上がりについて「ツヤ」、「指
通り」、「なめらかさ」「風合い」を20名の専門パネ
ラーにより官能的に評価し、表3にしめす基準で評価を
行った。
【0022】
【表3】
【0023】実施例1〜4、比較例1〜4 表4に示す配合組成のヘアーリンス組成物を常法に従っ
て調整し、前記諸試験を行い、同表にその結果を示し
た。
【0024】
【表4】
【0025】実施例5〜13 下記組成のフォーム状ヘアーリンス組成物をトリエタノ
ールアミンにて所定のpHに調整し、(1)〜(10)
よりなる原液をエアゾール缶に充填後、バルブを装着
し、(11)の噴射剤を充填し、前記諸試験を行い、そ
の結果を表5に示した。 (1)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.0重量% (2)セトステアリルアルコール 1.0 (3)2,4−ジアミノフェノール塩酸塩 1.0 (4)パラフェニレンジアミン 1.0 (5)エデト酸塩 0.1 (6)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (7)L−システイン 0.3 (8)香料 0.3 (9)トリエタノールアミン 所定のpHに調整 (10)精製水 95.0に調整 (11)LPG 5.0
【0026】
【表5】
【0027】表5に示すごとく、pHが6.5未満で
は、染毛効果が十分でなく、また皮膚刺激性が高いこと
を示している。またpHが8.0を越えると、手・頭皮
等の皮膚染着性が増大して好ましくないことを示してい
る。
【0028】実施例14 下記組成のフォーム状ヘアーリンス組成物をモノエタノ
ールアミンにて所定のpHに調整し、(1)〜(12)
よりなる原液をエアゾール缶に充填後、バルブを装着
し、(13)及び(14)の噴射剤を充填して調整し
た。 (1)塩化ラウリルトリメチルアンモニウム 0.5重量% (2)塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.5 (3)セチルアルコール 2.0 (4)ジメチルシロキサン・ポリオキシエチレン 1.0 共重合体 (5)ジプロピレングリコール 2.0 (6)2,4−ジアミノフェノール塩酸塩 1.0 (7)パラフェニレンジアミン 1.0 (8)エデト酸塩 0.1 (9)N−アセチルL−システイン 0.2 (10)香料 0.3 (11)モノエタノールアミン pH7に調整 (12)精製水 93.0に調整 (13)LPG 5.0 (14)ジメチルエーテル 2.0
【0029】実施例15 下記組成のフォーム状ヘアーリンス組成物を2−アミノ
−2−メチルプロパノールにて所定のpHに調整し、
(1)〜(12)よりなる原液をエアゾール缶に充填
後、バルブを装着し、(13)の噴射剤を充填して調整
した。 (1)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5重量% (2)ステアリルアルコール 2.0 (3)ポリオキシエチレンセチルエーテル (5E.O.) 1.0 (4)プロピレングリコール 2.0 (5)2,4−ジアミノフェノール塩酸塩 2.0 (6)パラフェニレンジアミン 1.0 (7)エデト酸塩 0.1 (8)亜硫酸水素ナトリウム 0.2 (9)香料 0.3 (10)2−アミノ−2−メチルプロパノール pH7.3に調整 (11)ポリエチレングリコール (分子量:60万) 0.1 (12)精製水 93.0に調整 (13)LPG 7.0
【0030】実施例16 下記組成のフォーム状ヘアーリンス組成物をトリエタノ
ールアミンにて所定のpHに調整し、(1)〜(12)
よりなる原液をエアゾール缶に充填後、バルブを装着
し、(13)の噴射剤を充填して調整した。 (1)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0重量% (2)ポリオキシエチレンセチルエーテル (20E.O.) 1.0 (3)1,3−ブチレングリコール 2.0 (4)2,4−ジアミノフェノール塩酸塩 1.0 (5)レゾルシン 0.4 (6)エデト酸塩 0.1 (7)チオグリコール酸モノエタノールアミン 0.2 (8)流動パラフィン 0.3 (9)香料 0.3 (10)トリエアタノールアミン pH7.5に調整 (11)アモジメチコン 3.0 (12)精製水 95.0に調整 (13)LPG 5.0
【0031】実施例17 下記組成のヘアーリンス組成物を水酸化ナトリウムにて
所定のpHに調整し、(1)〜(13)よりなる原液を
エアゾール缶に充填後、バルブをクリンプし(14)及
び(15)の噴射剤を充填して調整した。 (1)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3.0重量% (2)セタノール 0.5 (3)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 (40E.O.) 1.0 (4)グリセリン 10.0 (5)2,4−ジアミノフェノール塩酸塩 0.5 (6)パラフェニレンジアミン 0.5 (7)カテコール 0.2 (8)エデト酸塩 0.1 (9)チオグリコール酸 0.2 (10)高重合ジメチルポリシロキサン 0.3 (11)香料 0.3 (12)水酸化ナトリウム pH7.0に調整 (13)精製水 95.0に調整 (14)LPG 4.0 (15)炭酸ガス 1.0
【0032】実施例14〜17のフォーム状ヘアーリン
ス組成物に関し、前記諸試験を行った結果を表6に示し
た。
【0033】
【表6】
【0034】
【発明の効果】以上記載のごとく、本発明は、使用時に
手に染まることなく徐々に毛髪を着色する効果を有し、
コンディショニング効果に優れ、毛髪のツヤ、指通り及
びなめらかさを大幅に改善し、且つ安全性に優れたフォ
ーム状ヘアーリンス組成物を提供することは明らかであ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)、(B)、(C)及び(D)
    を含有し、pHが6.5から8.0であることを特徴と
    するフォーム状ヘアーリンス組成物。 (A)一般式(1) 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、アルキル基、ヒド
    ロキシアルキル基、又はベンジル基のいずれかであり、
    このうち1個乃至2個は炭素数8から24の長鎖アルキ
    ル基、長鎖分岐型アルキル基または長鎖ヒドロキシアル
    キル基であり、残りは炭素数1から3のアルキル基、ヒ
    ドロキシアルキル基又はベンジル基のいずれかである。
    Xはハロゲン原又は炭素数1乃至3のアルキル硫酸塩
    を意味する。)で表される第4級アンモニウム塩の1種
    または2種以上 (B)2,4−ジアミノフェノール又はその塩 (C)液化石油ガス、ジメチルエーテル、二酸化炭素及
    び窒素からなる群から選ばれる1種または2種以上のエ
    アゾール噴射剤 (D)アスコルビン酸及びその塩,亜硫酸塩,重亜硫酸
    塩,チオ硫酸塩,チオグリコール酸及びその塩,L−シ
    ステイン及びその塩,N−アセチル−L−システイン及
    びその塩,チオ乳酸及びその塩からなる群より選ばれる
    1種又は2種以上。
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