JP2772976B2 - ねじり振動止め付き過給機 - Google Patents

ねじり振動止め付き過給機

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JP2772976B2
JP2772976B2 JP1137338A JP13733889A JP2772976B2 JP 2772976 B2 JP2772976 B2 JP 2772976B2 JP 1137338 A JP1137338 A JP 1137338A JP 13733889 A JP13733889 A JP 13733889A JP 2772976 B2 JP2772976 B2 JP 2772976B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/121Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
    • F16F15/1216Torsional springs, e.g. torsion bar or torsionally-loaded coil springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/0042Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
    • F04C29/005Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • F16D3/52Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members comprising a continuous strip, spring, or the like engaging the coupling parts at a number of places

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ロータリコンプレッサまたはブロア、特に
逆流形ブロアに関する。更に詳述すれば、この発明はエ
ンジンの過給機として用いられるルーツ型ブロアに関連
する空気伝播騒音を減少させる軸継手に関する。
(従来の技術) 逆流形ロータリブロア、特にルーツ型ブロア、騒音が
高い運転として特徴付けられており、ルーツ型ブロアの
騒音は、概略次の2グループに分類できる。即ち、変動
負荷を受けるタイミングギヤおよび回転軸の軸受の回転
によって発生する固体伝播騒音、および流速の急激な変
化などの流体流特性から発生する流体伝播騒音に分類す
ることができる。
本出願の発明は、タイミングギアのがたつき音による
固体伝播騒音に関する。
米国特許第4638570号に開示されているブロアなどは
よく知られており、ルーツ型ブロアのタイミングギアは
タイミングギアのかみ合いが実質的に無負荷状態である
と、不快な、タイミングギアのがたつき音を発生する。
このような無負荷状態は、過給を行わないエンジンの低
速運転時に発生する。
(発明が解決しようとする課題) このような事情に鑑みて、本発明は、ルーツ型ブロア
のタイミングギヤが発生する不快ながたつき音をなくす
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は請求項1〜13に記載
の構成を有している。特に本発明のブロアは、入力駆動
部によって駆動され第1タイミングギヤと相対的に限定
回転するように取付けられた駆動手段、およびこの駆動
手段と第1タイミングギアとの間に挿入されて作動する
弾性手段を有している。
(作用) 上記構成により、本発明のブロアは、ねじり振動止め
機構が柔軟に作動してトルクの入力駆動ねじり力を弱
め、これによってタイミングギアのがたつき音を減少さ
せることができる。
(実施例) 本発明は図面に基づいて説明する。
第1図は、エンジン10(内燃機関)の一部分を概略的
に示している。
エンジン10はオットーまたはディーゼルサイクル形の
周期燃焼式を好適なものとする。エンジン10は、複数の
シリンダ12および各シリンダ12内に配置された往復動ピ
ストン14を含み、膨張可能な燃焼室16を形成している。
エンジン10には、さらに吸気弁22および排気弁24を経て
それぞれ燃焼室16へ燃焼空気を導いている吸気および排
気マニホルド組立品18、20がある。
吸気マニホルド組立品18には、かみ合いローブ28a、2
9aが付いた一対のロータ28、29を有する逆流形またはル
ーツ型の容積式ブロア26がある。
ロータ28、29は図示されていない駆動ベルトを介して
良く知られた方法でそれに伝達されるエンジン10のクラ
ンク軸トルクによって機械的に駆動できる。この機械的
駆動は、ブロア26のロータ28、29をクランク軸速度に関
して一定比率で且つブロア26の排出量がエンジン排気量
よりも大きい場合に回転し、これによってエンジン燃焼
室16に行く空気を昇圧または過給してエンジン出力を増
大させる。
過給機には吸気導管または流路32からの空気または空
気燃料混合気の充填を受け入れる吸気口30、および排気
導管または流路36を経由して吸気弁22に燃料ガスの充填
を導く排気または排出口34がある。
吸気および排気導管32、36は、吸気および排気導管3
2、36の開口部32a、36aのそれぞれ結合されているバイ
パス導管または流路38を経由して相互に連絡している。
エンジンがオットーサイクル形のものであれば、スロ
ットル弁40が良く知られた方法で雰囲気圧または大気な
どの供給源からの吸気導管32内に入る空気または空気燃
料混合気の流量を好適に調節する。
バイパス導管38内部にはバイパス弁42が配置されてお
り、このバイパス弁42は管路46を介して吸気導管32の圧
力に応答し、その結果エンジン出力要求に合わせて排気
導管36の圧力過給を制御するように作動するアクチュエ
ータ44によって解放位置と閉止位置との間を動かされ
る。
バイパス弁42が全開位置にある時には、排気導管36の
空気圧は、吸気導管32の空気圧に関して比較的低いかま
たは最小値である。バイパス弁42が全閉の時は、排気導
管36の空気は比較的高圧である。
次に第2図から第5図を参照すると、これらには、ブ
ロア26の部分が詳細に示されている。例示部分は、ハウ
ジング組立品48、ロータ組立品50、入力駆動組立品52、
及びねじり振動止め組立品54が含まれている。
ハウジング組立品48には、複数のボルト60で互いに固
定され且つそれらの間に通常は潤滑油が入っているギア
室62を形成している主ハウジング部56および入力駆動部
58がある。
主ハウジング部56は、転がり軸受66および運動用シー
ル68を支持している段付き貫通穴54b、54cを有する端壁
部54aによってギア室62から隔離されたロータ室64を形
成している。主ハウジング部56は、また、吸気および排
気口30、34、およびロータ室64の左端が閉じ且つ軸受66
と同様の軸受を支持する図示されていない第2端壁部を
形成している。
ロータ組立品50には、ロータ28、29、該ロータ28、29
に固定されて両端部が軸受66のような軸受によって支持
されている軸70、71、および軸70、71の右端部に圧入さ
れ、かみ合っているロータローブ28a、29aが接触するこ
とを防いでいるタイミングギア72、74がある。
ロータ28、29はハウジング組立品48と同様に、アルミ
ニウム合金などの軽量材料で成形するのが好適である。
ロータ28、29には任意の数のローブ28a、29aがあっても
よいが、この図では各ロータ28、29に3つのローブ28
a、29aがある。ローブ28a、29aは、第1図に示す如く直
線形、または第2図に示す如くらせん形でもよい。
主ハウジング部およびロータ組立品のもっと詳細な説
明は、ここでは引用することで言及されている米国特許
第4638570号に見出すことができる。
入力駆動組立品52には、転がり軸受78によって支持さ
れ且つ軸方向が軸70の軸線と一直線に並べられている軸
76、運動用シール80、キー84およびナット86によって軸
76に固定されたプーリ82、軸76の左端に圧入された環状
端部材88、および軸受78のがたつきを防止するために端
部材88の肩部88aを押して左側に寄せて配置されるよう
に軸受78は左方向に片寄らせているばね90がある。プー
リ82は、前述したが図示されていないエンジントルクを
伝達するベルトによって駆動される。
無過給低速エンジン運転時では、タイミングギア72、
74のかみ合っている歯は実質的に無負荷状態となり、そ
れらの間のバックラッシュを通して互いに前後に弾み合
うまたは衝突し合うことが知られている。この弾みまた
は衝突は、タイミングギアのがたつき音として知られる
不快な騒音を発生し、またエンジン10などの周期燃焼の
エンジンによって供給される過給機駆動トルクのねじり
によって発生するものと信じられている。ねじり振動止
め組立体54によってもたらされる弾性駆動力は、がたつ
き音を可聴範囲以下に低減させる。
ねじり振動止め機構または組立体54には、環状部材9
2、3個の軸方向に伸びたピンまたは駆動部材の2組9
4、96、およびねじりばね98がある。
環状部材92は、軸70、76の共通軸線の回りを回転する
ように配置されており、それには中心開口部92a、間隔
を空けて円周上に並べられた3個の貫通穴92b、および
間隔を空けて円周上に並べられていて貫通穴92bの間で
空間を残している円弧状の3個の貫通長孔92cがある。
貫通穴92bおよび長孔92cは共通軸線から半径方向に一定
間隔を空けて共通軸線に平行に延びている。
ピン94は、一端がタイミングギア74の穴74aに圧入さ
れ、また他の一端は環状部材92の貫通穴92bに圧入され
る。ピン96は、一端が端部材88の穴88bに圧入され、ま
た他の一端は円弧状の長孔92cによって滑動可能に受け
られている。ピン96および長孔92cは、それらの間にあ
る程度の半径方向に自由に動き得る遊びを与えて、軸7
6、70および/またはそれらの間の構成部品の芯の不整
合による影響を緩和させることができる。
ねじりばね98には、環状部材92の中心開口部92a内に
配置されたらせん形に巻いたコイル98aおよび半径方向
外側に延長されてピン94、96の1つの一部分の回りに巻
き付けられた向き合った端部またはタング98b、98cがあ
る。タング98b、98cは環状部材92の軸方向に対面する側
面上の円弧上凹部92d、92e内に配置されている。
ここではタング98b、98cは隣接するピン94、96に取り
付けられているが、この代りにタング98b、98cは平衡さ
せる目的で半径方向に対向する向きに配置することがで
き、および/またはタング98bは任意の位置において環
状部材92に取付けることができる。
長孔92cの端部92f、92gは、入力駆動部52の回転をタ
イミングギア74に関して制限する止めを形成しており、
タング98b、98cは無負荷状態の時はピン96を止め92f、9
2gの中間位置に置くことが好ましい。この代りに、ねじ
りばね98は、他の種類の弾性手段、即ち円周方向に配置
された圧縮ばねと置き換えることができる。
ここで単なる例として、最大相対回転角は、入力駆動
部52の時計回り駆動方向(第5図の矢印A参照)で30
度、反時計回り方向で20度に制限されているが、1度当
たり1/3インチポンドの比率を有するばねを用いて良い
結果が得られた。
長孔92cおよびねじりばね98は、エンジン10が比較的
低速(アイドルなど)で運転中であって排気口空気圧が
比較的低い(即ち、吸気口空気圧力に比較して低い)時
に、ねじりばね98の弾性力を介して入力駆動部52および
タイミングギア74の間に駆動力が供給されるように寸法
が決められる。勿論このような比較的低い排気口圧力
は、バイパス弁42が全開または実質的に全開である時の
無過給モード運転中に発生する。
ねじりばね98及び長孔92cは、ピン96が無過給低速エ
ンジン運転状態時に止め92f、92gにかみ合ったりまたは
打ち当たったりしないような寸法にすることが好まし
い。このような係合に対して自由な作動は、アイドルま
たは低速運転時に比較的大きい振幅のねじれを有するエ
ンジンでは容易に得られない。このようなねじれは、一
般にエンジンのシリンダ数に反比例することが知られて
いる。
ピン96が止め92fおよび/または止め92gに打ち当たっ
てかみ合うことに付随する騒音は、止め92f、92gに弾性
緩衝器を備えることによって軽減できるであろう。
更に、長孔92cの円弧長さおよびねじりばね98の比率
は、異なった大きさのエンジン/過給機の組合せおよび
/またはエンジンのトルク特性に従って変化するであろ
う。
第6図は、ねじり振動止め装置154の別の実施例を示
しており、その図中では第3図から第5図までの構成部
品に実質的に対応する部品は、頭に1が付けられてい
る。長孔192cは30度に縮小され、ねじりばね198には予
荷重がかけられ、そしてタング198cはピン196に固定さ
れていない。
この実施例では、ねじりばね198の予荷重は無負荷状
態時、即ち、エンジンが運転されていない時は、ピン19
6が止め192fに押し付けられた状態にしている。予荷重
およびねじりばね198の比率は、エンジンが比較的低速
で運転されブロア26が過給モードで運転されていない時
に、ピン196が止め192f、192gの間の位置を占めること
ができるようになっている。
長孔の長さ、ばねの予荷重、およびばねの比率は、第
3図から第5図までの振動止め装置に関して与えられた
と同じ一般的理由から変化するであろう。単なる例とし
て、ねじりばね198はねじりばね98と同じ比率を有し、
6度または2ポンドの予荷重を有している。
(発明の効果) 本発明は入力駆動部によって駆動され、第1タイミン
グギヤと相対的に限定回転する駆動手段と、この駆動手
段と第1タイミングギア間に挿入されて作動する弾性手
段を設けたので、弾性手段が柔軟に作動してトクルの入
力駆動ねじり力を弱め、過給機ロータの接触を防ぐタイ
ミングギアのがたつき音を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエンジンの吸気圧を上げるための逆流形ブロア
又は過給機を備える本発明に係る吸気マニホルド組立品
の概略構成図、第2図は本発明の過給機の部分断面図、
第3図ないし第5図は第2図に示すねじり振動止め機構
の各詳細図、第6図は他の実施例を示す第3図ないし第
5図と同様の詳細図である。 10……エンジン、18……吸気マニホルド 28、29……ロータ、28a、29a……ローブ 30……吸気口、34……排気口 52……入力駆動部組立品、54……ねじり振動止め組立品 72、74……タイミングギア、92……環状部材 92c……長孔、92f、92g……止め手段 94、96……ピン、98……ねじりばね 98b、98c……タング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−81594(JP,A) 特開 昭58−61330(JP,A) 特開 昭59−101541(JP,A) 特開 昭60−11694(JP,A) 実開 昭59−165503(JP,U) 実開 昭62−119439(JP,U) 特公 昭62−18782(JP,B2) 実公 昭62−14341(JP,Y2) 米国特許1431401(US,A) 米国特許1331090(US,A) 米国特許1705984(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02B 33/00 - 39/16 F02B 61/06 F02B 63/06 F02B 67/04 F04C 15/00 F16F 15/00 - 15/32

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング(48); ハウジング(48)内に回転可能に配置され、相対的に低
    圧の吸気口(30)空気を相対的に低圧と高圧との間で調
    節可能である排気口(34)空気に移送変換するためのか
    み合わされたローブ(28a、29a)を有する第1,第2のロ
    ータ(28、29); かみ合わされたローブ(28a、29a)が接触しないように
    するための前記第1、第2のロータ(28、29)にそれぞ
    れ固定されている第1、第2のタイミングギヤ(72,7
    4); 相対的に低速および高速の間で選択的に調節可能なトル
    クを伝達する周期燃焼エンジン(10)の速度に比例する
    速度で軸の回りを一方向に回転可能に駆動されるように
    適合された入力駆動部(52); 該入力駆動部(52)によって駆動され、第1タイミング
    ギヤ(74)と相対的に限定回転するように取り付けられ
    た駆動手段(96)と、該駆動手段(96)と第1タイミン
    グギヤ(74)との間に挿入されて作動する弾性手段(9
    8)を含み、前記弾性手段(98)が柔軟に作動してトル
    クの入力駆動ねじり力を弱め、これによってタイミング
    ギヤ(72,74)のがたつき音を減少させるねじり振動止
    め機構(54);を具備することを特徴とする逆流型のロ
    ータリーブロア。
  2. 【請求項2】前記ねじり振動止め機構(54)が、前記相
    対回転を少なくとも1つの駆動方向に制限する止め手段
    (92f、92g)を含み、前記エンジン(10)が比較的低速
    で運転され前記排気口(34)空気圧が比較的低圧のとき
    に前記弾性手段(98)が弾性的に作動することを特徴と
    する請求項1に記載のブロア。
  3. 【請求項3】前記エンジン(10)が比較的高速で運転さ
    れ、および/または前記排気口(34)空気圧が比較的高
    圧のときには、前記弾性手段(98)は作動しないことを
    特徴とする請求項2に記載のブロア。
  4. 【請求項4】前記弾性手段(98)がねじりばねから成る
    ことを特徴とする請求項2に記載のブロア。
  5. 【請求項5】前記ねじり振動止め機構(54)が前記第1
    タイミングギヤ(74)に固定され且つ前記止めを形成す
    る端部(92f、92g)のある円弧状長孔(92c)を少なく
    とも1個は有する環状部材(92)を含み、前記駆動手段
    (96)は一端が入力駆動部(52)に固定され他端が前記
    長孔(92c)によって弛く受けられる少なくとも1個の
    ピンであり、また、前記ねじりばね(98)は第1タイミ
    ングギヤ(74)に対する動きを固定する一端(98b)と
    前記ピン(96)に対する動きを固定する他端(98c)を
    有することを特徴とする請求項4に記載のブロア。
  6. 【請求項6】前記ねじり振動止め機構(54)が前記相対
    的回転を制限するための円周上に間隔を空けて配置され
    た第1および第2止め手段(92f、92g)を含み、前記止
    め手段(92f、92g)は、前記エンジン(10)が比較的低
    速で運転しており前記排気口(34)空気圧が比較的低圧
    のときには前記相対的回転を制限するため通常は働かな
    いように十分間隔が空けられていることを特徴とする請
    求項1に記載のブロア。
  7. 【請求項7】前記第1および第2のタイミングギヤ(7
    2、74)がそれらの各ロータ(28、29)の軸線に共通な
    軸線の回りを回転するためのそれぞれの位置に配備さ
    れ、前記入力駆動部(52)の軸線が前記第1タイミング
    ギヤ(74)の軸線と共通であって、前記ねじり振動止め
    機構(54)が、 第1タイミングギヤ(74)の軸線回りを回転するための
    位置に配備されかつ第1タイミングギヤ(74)の軸線か
    ら半径方向に隔離され円周上に間隔を空けた少なくとも
    第1および第2開口部(92c、92b)を含む環状部材(9
    2)と、 それぞれの一端が入力駆動部(52)および第1タイミン
    グギヤ(74)に固定され、他端が開口部(92c、92b)に
    よって受けられている第1および第2駆動ピン(96、9
    4)であって、第1駆動ピン(96)は第1開口部(92c)
    に受けられその内部で円弧状に自由に動き、第2駆動ピ
    ン(94)は第2開口部(92b)に受けられ、このような
    円弧状運動が抑制されている第1および第2駆動ピン
    (96、94)と、 前記環状部材(92)の中心開口部(92a)内部に配置さ
    れたらせん巻きコイル(98a)を有するねじりばね(9
    8)を含み、該ねじりばね(98)の両端には半径方向外
    側に延長された第1および第2タング(98c、98b)を有
    し、前記第1タング(98c)は、第1開口部(92c)内で
    円弧状に自由に動ける第1駆動ピン(96)と接触する位
    置にあり、第2タング(98b)は環状部材(92)に対す
    る動きを固定するようになっている前記弾性手段(98)
    と、 を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のブロ
    ア。
  8. 【請求項8】前記第1および第2タング(98c、98b)が
    それぞれ第1および第2駆動ピン(96、94)に固定され
    ていることを特徴とする請求項7に記載のブロア。
  9. 【請求項9】前記第1開口部(92c)が円弧状の長孔で
    あることを特徴とする請求項8に記載のブロア。
  10. 【請求項10】前記環状部材(92)がプラスチック材料
    で成形されていることを特徴とする請求項7に記載のブ
    ロア。
  11. 【請求項11】止め手段の少なくともいくつかが、それ
    に対する前記ピンの衝撃を緩和する弾性手段を含んでい
    ることを特徴とする請求項2に記載のブロア。
  12. 【請求項12】少なくとも1個の長孔およびそれによっ
    て受けられているピンが、それらの間に所定量に半径方
    向に自由に動ける遊びを有することを特徴とする請求項
    5に記載のブロア。
  13. 【請求項13】ねじりばねが所定量の予荷重を与えら
    れ、前記長孔に受け入れられた少なくとも1つのピンを
    ねじり振動止め機構の回転方向に抗して付勢するととも
    に、前記ねじり振動止め機構の非回転中に前記止め手段
    の1つに対抗するように設けられていることを特徴とす
    る請求項5に記載のブロア。
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