JP2772058B2 - マルチプリセット式ディスペンサー - Google Patents
マルチプリセット式ディスペンサーInfo
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- JP2772058B2 JP2772058B2 JP1228385A JP22838589A JP2772058B2 JP 2772058 B2 JP2772058 B2 JP 2772058B2 JP 1228385 A JP1228385 A JP 1228385A JP 22838589 A JP22838589 A JP 22838589A JP 2772058 B2 JP2772058 B2 JP 2772058B2
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- Japan
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- Expired - Lifetime
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
て粘度が経時変化するような粘性液体材料の吐出に際
し、あるいはまた液残量が変動するような場合の吐出に
際し、任意の多数の吐出個所に異なる吐出量を精確に定
量吐出をするために用いるのに有用なマルチプリセット
式ディスペンサーに関するものである。
油、塗料、顔料、試薬剤、溶剤など、また中高粘度液体
材料である中、高粘度接着剤、ペースト状材料、合成樹
脂、潤滑油、及びその他常温固形材料、例えばパラフィ
ン、ワックス、ホットメルト等の液体を、 定量吐出装置を用いて多数の箇所(多点)に、それぞ
れ所定の吐出量づつ塗布、あるいは吐出を行う場合、
多数のディスペンサーコントローラを用いるか、数個
のディスペンサーコントローラを一つの匣体に収納した
マルチディスペンサーと称されるコントローラを用いて
タイマー(吐出時間設定)をチャネル分けするか、又
は圧力系をチャネル分けするようにして行っている。
ると共に各々にシリンジを設ける必要があり装置が大型
化する欠点があった。
設定器のデータを直接変更するか、多数の設定器が必要
であった。特に粘度が経時変化するような場合の流体材
料の定量吐出やシリンジ内液体材料の残量変化(水頭
差)がある場合においては精確な定量吐出は極めて困難
であった。
の吐出工程において、最後まで圧力−吐出時間の設定だ
けで連続吐出をするとすれば、その吐出量は次第に減少
し、所定量の吐出が不可能となる。
異なった吐出量もしくは時として一定の吐出量を、任意
に定量吐出し得ると共に、ただ1個の吐出時間設定器を
用いるだけで、上述した経時変化の場合にもまた液量レ
ベルの変化の場合にも定量吐出ができ、しかも装置構成
上もスペースを節約し得るマルチプリセット式ディスペ
ンサーを提供することにある。
チプリセット式ディスペンサーは、液体の定量吐出を行
うディスペンサー本体と、このディスペンサーを制御す
るディスペンサーコントローラ1と、このディスペンサ
ーコントローラに接続されたマルチプリセット部2とを
具え、このマルチプリセット部によって所定の多数の吐
出箇所に多数の異なった吐出量、即ち種々の吐出量を随
意に定量吐出し得るようにしたことを特徴とするもので
ある。
ト部は、メインコントローラを備えており、このメイン
コントローラには、制御バスを介してアドレス設定用ア
ップダウンカウンタ及びRAMを接続すると共に、信号ラ
インを介して吐出時間データ設定器、前記ディスペンサ
ーコントローラ及び操作キーを接続し、かつ前記メイン
コントローラ及び前記ディスペンサーコントローラ間に
はコンパレータを接続して構成する。
は、アドレス設定器、アドレスステップ設定器及びアド
レス表示器を接続し、また前記メインコントローラに
は、データ表示器を設けることが好ましい。
に対し、予めその経時変化に合わせた種々の吐出時間を
設定し、これをラム(RAM)に記憶しておくことによ
り、上述したような特殊なケースの場合の流体材料の定
量吐出を、容易に行うことができる。すなわち、粘度が
経時的に変化するような場合の吐出が代表的な例であ
り、また、シリンジ内収容液体材料の残量が順次に変化
するような場合でも、同様に、残量変化(水頭差)に応
じた種々の吐出時間を予めRAMに設定しておくことで、
異なる吐出量を多点に亘って一定量吐出するのに有効で
ある。
構成を以下に説明する。
を具え、このメインコントローラ10に対し、アドレス設
定用アップダウンカウンタ11及びラム12を制御バス13を
経て接続すると共に吐出時間データ設定器14及び前記デ
ィスペンサーコントローラ1並びに種々のスイッチを作
動せしめる操作キー15を信号ライン16を経て接続し、前
記メインコントローラ10及び前記ディスペンサーコント
ローラ1間にコンパレータ17を信号ライン16を経て接続
する。
接続し、前記アップダウンカウンタ11にはアドレス設定
器19及びアドレス表示器20を夫々信号ライン16を経て接
続する。
クアップを行い得るようにする。更に、前記アップダウ
ンカウンタ11には、アドレスステップ設定器22を接続し
てアドレスを自動的にステップ送りするときの吐出回数
を設定し得るようにする。
る。
それぞれの場所における吐出時間データを設定(入力)
し、これをアップダウンカウンタ11に供給し、アドレス
表示器20で表示すると共に、RAMのアドレスのデータを
メインコントローラ10によってデータ表示器18に表示す
る。
所望の吐出時間を設定し、同じくこれをメインコントロ
ーラ10に供給し、データ表示器18に所望の吐出時間デー
タを表示させる。こうした操作の後、操作キー15による
書き込み動作によりRAM12にメモリーする。このように
して、アップダウンカウンタ11を経てアドレス表示器20
にはプラス1されたアドレスを順次に表示させる。そし
て、これは前記データ表示器18にもプラス1されたアド
レスの吐出時間データを表示させる。このような操作を
繰返すことにより、必要な吐出時間の設定を連続して行
なう。
器19で吐出データに相当するアドレスを設定してこれを
アドレス表示器20で確認すると共にこのアドレスのデー
タ、即ち、所望の吐出時間をデータ表示器18に表示して
その確認を行い、所望のデータが表示されている場合に
はディスペンサーコントローラ1の吐出スイッチ(図示
せず)を押してディスペンサーから液体材料を吐出す
る。ディスペンサーから吐出される液体材料の吐出時間
とデータ表示器18に表示された吐出時間データとをコン
パレータ17で比較して双方のデータが一致した時点で吐
出を終了する。
それぞれ設定量づつ精確に連続吐出することができる。
て、以下にこれを概略的に説明する。
ーラ1は、タイマー制御部25を具えており、このタイマ
ー制御部25にはドライバー回路26及び電磁弁27が接続し
てある。そして、レギュレータ28を介して到来する空気
はこの電磁弁27によってシリンジ(図示せず)に供給し
得るものである。また、タイマー制御部25を備えてお
り、これには操作キー29を接続し、この操作キーによっ
て種々のスイッチを作動し得るようにする。
ンサー及び一つの設定器を用いるだけで、多他にわたる
それぞれの吐出箇所に応じた適量を精確に吐出するため
の吐出時間データを多数、例えば少なくとも1000個以上
設定できる。したがって、吐出時間データをあらかじめ
RAM12に書込んでおけば、吐出量の増減を自由に調整す
ることができると共に吐出時間データの読出しはアドレ
ス設定を行うだけで良く、吐出時間データを直接設定す
る場合よりも簡単かつ容易であり、設定誤りを回避する
ことができる。
成を示すブロック図、 第2図はディスペンサーコントローラの構成を示すブロ
ック図である。 1…ディスペンサーコントローラ 2…マルチプリセット部 10…メインコントローラ 11…アップダウンカウンタ 12…RAM 13…制御バス 14…データ設定器 15…操作キー 16…信号ライン 17…コンパレータ 18…データ表示器 19…アドレス設定器 20…アドレス表示器 21…バッテリ 22…アドレスステップ設定器 25…タイマー制御部 26…ドライバー回路 27…電磁弁 28…レギュレータ 29…操作キー
Claims (3)
- 【請求項1】液体の定量吐出を行うディスペンサーと、
このディスペンサーを制御するディスペンサーコントロ
ーラと、このディスペンサーコントローラに接続された
マルチプリセット部とからなり、 このマルチプリセット部は、メインコントローラを備え
ており、このメインコントローラには、制御バスを介し
てアドレス設定用アップダウンカウンタ及びRAMを接続
すると共に、信号ラインを介して吐出時間データ設定
器、前記ディスペンサーコントローラ及び操作キーを接
続し、かつ前記メインコントローラ及び前記ディスペン
サーコントローラ間にはコンパレータを接続して構成
し、 このマルチプリセット部によって所定の多数の吐出箇所
に種々の吐出量を随意に定量吐出し得るようにしたこと
を特徴とするマルチプリセット式ディスペンサー。 - 【請求項2】前記アップダウンカウンタにはアドレス設
定器、アドレスステップ設定器及びアドレス表示器を接
続するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のマ
ルチプリセット式ディスペンサー。 - 【請求項3】前記メインコントローラにはデータ表示器
を設けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
マルチプリセット式ディスペンサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1228385A JP2772058B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | マルチプリセット式ディスペンサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1228385A JP2772058B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | マルチプリセット式ディスペンサー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0394859A JPH0394859A (ja) | 1991-04-19 |
JP2772058B2 true JP2772058B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=16875640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1228385A Expired - Lifetime JP2772058B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | マルチプリセット式ディスペンサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2772058B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100771907B1 (ko) | 2002-12-20 | 2007-11-01 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정 표시패널의 디스펜서 및 디스펜싱방법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62221463A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-29 | Hitachi Ltd | 液体定量吐出装置 |
JPH01135561A (ja) * | 1987-08-27 | 1989-05-29 | Fuji Kikai Seizo Kk | 接着剤塗布装置 |
-
1989
- 1989-09-05 JP JP1228385A patent/JP2772058B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0394859A (ja) | 1991-04-19 |
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