JP2772042B2 - 負荷自動制御システムのコントローラ - Google Patents

負荷自動制御システムのコントローラ

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JP2772042B2
JP2772042B2 JP1164408A JP16440889A JP2772042B2 JP 2772042 B2 JP2772042 B2 JP 2772042B2 JP 1164408 A JP1164408 A JP 1164408A JP 16440889 A JP16440889 A JP 16440889A JP 2772042 B2 JP2772042 B2 JP 2772042B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、人体検知センサにより検知される人の存否
に応じて負荷を制御するようにした人体検知による負荷
自動制御システムのコントローラに関するものである。
[従来の技術] 従来より、人の出入りに応じて照明器具等の負荷をオ
ン・オフさせることにより、人がいないときの電力消費
を抑制したり、両手が塞がっていてスイッチが操作でき
ないような場合に負荷を自動的に作動させたりするよう
な目的で人体検知によって、負荷をオン・オフさせるこ
とが考えられている。
この種の装置は、第10図に示すように、人体検知を行
う部分Aと接点出力を送出する部分Bとが一つのケース
30に納装されているのが一般的であるが、検知領域を広
くしたいときや、制御すべき負荷が多いようなときには
使い勝手が悪いという問題がある。なお、第10図は金属
製の取付枠31に負荷自動制御装置を取り付けた図を示
す。
このような問題を解決するものとして、人体検知セン
サと、負荷を制御するコントローラとを分離して設けた
負荷自動制御システムが提案されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来のコントローラでは人体検知センサの
出力に呼応して負荷を制御する他に、人体検知センサの
出力を無視して負荷をオンに設定したり、人体検知セン
サの出力を無視して負荷をオフに設定したりすることが
できるようにしてある。ところが、上述のようにコント
ローラを設定した際の設定状態が分かりにくいという問
題があった。また、この種のコントローラでは小勢力の
信号線と大勢力の信号線とが接続されるため、大勢力の
信号線から小勢力の信号線が悪影響を受けるという問題
もあった。
本発明は上記点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、設定状態が容易に識別でき、且つ大
勢力の信号線の影響を小勢力の信号線が受けにくい負荷
自動制御システムのコントローラを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明では、上記目的を達成するために、ハウジング
をボディとカバーとで構成し、人体検知センサの出力に
呼応して負荷を制御するように設定する自動モード用の
スイッチと、人体検知センサの出力を無視して負荷をオ
ンに設定する強制オンモード用のスイッチと、人体検知
センサの出力を無視して負荷をオフにする強制オフモー
ド用のスイッチと、各スイッチの操作状態及び負荷の動
作状態を表示する表示器とをカバーの前面に設け、上記
人体検知センサからの信号線を接続する押締め端子から
なる接続端子と、電源線及び負荷が接続される負荷線を
接続する速結構造の電源端子及び負荷端子との間に溝を
形成してボディの下面に隔絶して配置してある。なお、
上記ボディの下面の接続端子を配置した側に負荷の動作
状態を示す信号を出力する出力端子を配置しても良い。
[作用] 本発明は上述のように各スイッチの操作状態及び負荷
の動作状態を表示する表示器とをカバーの前面に設ける
ことにより、各種スイッチの操作状態及び負荷の動作状
態を表示器から容易に把握できるようにし、また人体検
知センサからの信号線を接続する押締め端子からなる接
続端子と、電源線及び負荷が接続される負荷線を接続す
る速結構造の電源端子及び負荷端子との間に溝を形成し
てボディの下面に隔絶して配置することにより、小勢力
と大勢力との夫々の信号線を接続する端子部も極力遠ざ
けて、大勢力の信号線から小勢力の信号線に悪影響が及
ばないようにしたものである。
[実施例] 第1図乃至第9図に本発明の一実施例を示す。第5図
(a)は、本発明の負荷自動制御システムを会議室に設
けた配置例を、同図(b)はトイレに設けた配置例を示
している。制御対象の負荷は照明器具3であって、人体
検知センサ1を天井に配置するとともに、コントローラ
2を壁面に配置している。人体検知センサ1は、検知領
域の広さや形状に応じて適宜個数が配置されており、コ
ントローラ2には信号線lsを介して接続される。なお、
第5図(a)の場合には、人体検知センサ1は机4上に
配置され、同図(b)の場合にはブース5、小用便器
6、洗面所7投に対応して配置される。信号線lsは、第
5図(a)に示すように、各人体検知センサ1間で送り
配線され、各人体検知センサ1が並列接続されるように
なっている。コントローラ2と照明器具3との間は制御
線lcを介して接続され、各照明器具3は並列接続され
る。また、コントローラ2には電源線lpを介して商用電
源ACが接続される。
人体検知センサ1は、第7図及び第8図に示すよう
に、たとえば焦電素子よりなる検知素子11を備え、人体
より放射される赤外線により受光する赤外線量が変化し
たときに出力信号が得られるようになっている。検知素
子11の出力は検知信号処理部に入力され、検知信号処理
部において人体を検知したと判定されると、検知出力が
出力される。人体検知センサ1とコントローラ2との間
を接続する信号線lsは2線であって、コントローラ2に
設けられた後述する定電圧回路部22に電流制限回路部23
を介して接続され、通常は、線間電圧が一定電圧に保た
れている。人体検知センサ1は、信号線lsに対してブリ
ッジ整流器であるダイオードブリッジを介して定電圧回
路部が接続され、この定電圧回路部14の出力により検知
信号処理部12への給電がなされる。また、信号線lに対
してダイオードブリッジ13を介して電圧降下回路部15が
接続される。この電圧降下回路部15は、ツェナーダイオ
ードZD1とトランジスタQ1との直列回路をダイオードブ
リッジ13の出力端間に接続して構成され、信号処理部12
より上記検知出力をトランジスタQ1のベースに受ける
と、トランジスタQ1が導通し、信号線lの線間電圧をツ
ェナーダイオードZD1で設定された電圧に低下させる。
つまり、人体検知センサ1により人体が検知されると、
信号線lの線間電圧を変化させて検知信号を伝送するの
である。上述したように、人体検知センサ1はコントロ
ーラ2より信号線lを介して給電されており、人体を検
知すると信号線lの線間電圧が低下するから、人体の検
知によって検知信号処理部12の動作が変化しないよう
に、定電圧回路部14の出力電圧は、人体検知時の信号線
lの線間電圧よりも低く設定してある。つまり、人体を
検知しても、定電圧回路部14の出力電圧は変化しないの
である。なお、検知素子11としては、焦電素子のように
赤外線を受光するもののほか、可視光線や超音波などに
より人体を検知するものを用いてもよい。
以上のように、人体検知センサ1の信号線lへの接続
部にはダイオードブリッジ13が設けられているから、信
号線lを介してコントローラ2より人体検知センサ1に
供給される直流電源に対して、人体検知センサ1の接続
端子T1,T2は極性を問題にせずに接続することができる
のであり、施工作業が容易に行えるようになっている。
また、上述したように、コントローラ2から信号線lを
介して人体検知センサ1に給電し、かつ人体検知センサ
1からは、信号線lの線間電圧を変化させてコントロー
ラ2に人体の検知を報知するようにしているから、信号
線lは2線でよいのであり、配線作業が容易になるので
ある。すなわち、2線無極性で配線を行うことができる
のである。
コントローラ2は、基本的には、第7図に示すように
構成される。すなわち、商用電源ACを降圧整流する電源
回路部21、電源回路部21の出力を定電圧化する定電圧回
路部22を備え、定電圧回路部22の直流出力は、コントロ
ーラ2の各部への給電をするとともに、電流制限回路部
23を介して信号線lに送出され、人体検知センサ1にも
給電するようになっている。この電流制限回路部23を設
けることにより、信号線lに流れる電流量を制限し、信
号線lの線間電圧の変化がコントローラ2の内部の電源
電圧に影響を与えないようにしているのである。ところ
で、信号線lの線間電圧が変化したことを、コントロー
ラ2のセンサ信号判定回路部24で検出すると、オン信号
が出力される。オン信号は、負荷の制御モードを設定す
る信号出力方式選択回路部25に入力される。信号出力方
式選択回路部25において、人体検知センサ1による人体
の検知に呼応する自動モードが選択されているものとす
れば、オン信号はリレー反転選択回路部26とオフディレ
イタイマ回路部27とに入力される。リレー反転識別回路
部26では、オン信号を受けるとラッチングリレーよりな
る負荷制御部28をオンにし、負荷制御部28に接続された
負荷に商用電源ACを給電する。また、オフディレイタイ
マ回路部27は、オン信号を受けるとリセットされる。一
方、人体検知センサ1により人体が検知されなくなる
と、オン信号が停止するが、このときには、信号出力方
式選択回路部25の出力によりオフディレイタイマ回路部
27にトリガが与えられて限時動作が開始される。オフデ
ィレイタイマ回路部27が限時動作を行っている一定時間
が経過すると、オフディレイタイマ回路部27よりオフ信
号が出力され、リレー反転識別回路部26は負荷制御部28
をオフにする。また、限時動作を行っている途中でオン
信号が入力されると、オフディレイタイマ回路部27はリ
セットされるから、限時動作が停止し、負荷制御部28の
オン状態がそのまま維持される。すなわち、人体検知セ
ンサ1において、焦電素子のような微分型のセンサを用
いている場合には、人が動かなくなって変化がなくなる
と出力が得られなくなるから、一時的にオン信号が停止
することがある。このような場合に、照明器具などの負
荷がすぐにオフになると不都合であるから、人の動きが
止まっているだけのときには負荷をオンに保ち、人が検
知領域に存在しなくなると負荷がオフになるようにする
ため、オフディレイタイマ回路部27での限時を行ってい
るのである。上述したオン信号とオフ信号とは遠隔信号
出力部16に入力され、負荷制御部28のオン・オフに連動
した無電圧のオン・オフ出力が得られるようになってい
る。また、信号出力選択回路部25では自動モードに設定
されていることを信号出力状態表示部17に表示するよう
になっている。以上のようにして信号出力方式選択回路
部25が自動モードに設定されているときには、人体検知
センサ1での人体の検知に呼応して負荷をオン・オフ制
御するのである。
ところで、信号出力方式選択回路部25では、スイッチ
部18での選択により、自動モードのほかに強制オンモー
ドと強制オフモードとが選択できるようになっている。
強制オンモードは、室内を掃除するときなど人体検知セ
ンサ1によらずに負荷をオンにしたいときに選択される
のであって、強制オンモードが選択されていると、セン
サ信号判定回路部24の出力とは無関係にリレー反転識別
回路部26では負荷制御部28をオンにする。また、強制オ
ンモードが選択されたときにはオフディレイタイマ回路
部27がリセットされ、かつ、強制オンモードが選択され
ていることが、信号出力状態表示部17に表示される。こ
の状態は、次にスイッチ部18を操作するまで維持され
る。
一方、強制オフモードは、オーバヘッドプロジェクタ
を使用する場合のように、人の存否にかかわらず照明を
消灯したいようなときに選択されるのであって、強制オ
フモードが選択されていると、センサ信号判定回路部24
の出力とは無関係にリレー反転識別回路部26では負荷制
御部28をオフにする。また、強制オフモードが選択され
たときには信号出力状態表示部17に表示される。この状
態は、次にスイッチ部18を操作するまで維持される。
コントローラ2について、さらに具体的に説明する。
第9図に示すように、電源回路部21は、電源端子T5,T6
を介して接続される商用電源ACを降圧するトランスT
と、ダイオードブリッジDBと、平滑用のコンデンサC1
を備え、電源回路部21の出力は定電圧回路部22を通して
直流定電圧を各部に供給する。また、定電圧回路部22の
出力は、電流制限回路部23を介してセンサ端子T3,T4
接続される。したがって、センサ端子T3,T4に接続され
る信号線lを介して人体検知センサ1に給電されるので
ある。センサ端子T3,T4は、センサ信号判定部24の入力
端と兼用されており、ノイズ吸収用のコンデンサC2を介
してコンパレータCOMの一端に接続されている。コンパ
レータCOMの他端には、ツェナーダイオードZD2と抵抗R2
との直列回路を電源に接続して得られる基準電圧が印加
されており、センサ端子T3,T4の両端電圧が基準電圧よ
り下がると、コンパレータCOMの出力レベルが“H"にな
るように設定されている。すなわち、人体検知センサ1
により人体が検知されて信号線lの線間電圧が低下する
と、コンパレータCOMの出力レベルが“H"になる。コン
パレータCOMの出力は、センサ信号判定部24の出力とし
て、信号出力方式選択回路部25の2入力ノア回路NOR1
一方の入力端に入力される。
信号出力方式選択回路部25は、一対のRSフリップフロ
ップFF1,FF2、各RSフリップフロップFF1,FF2の出力をそ
れぞれ反転する一対のインバータIN1,IN2、一方のイン
バータIN1の出力と上記コンパレータCOMの出力とが入力
されるノア回路NOR1などを備えている。また、スイッチ
部18には3個のスイッチSW1〜SW3が設けられ、各スイッ
チSW1〜SW3により、上述した強制オンモード、強制オフ
モード、自動モードがそれぞれ選択できるようになって
いる。スイッチSW1は強制オンモード選択用であって、
抵抗R3と直列接続され、この直列回路が電源に接続さ
れ、スイッチSW1と抵抗R3との接続点が、抵抗R4とコン
デンサC4とからなるチャタリング防止用の積分回路を介
してRSフリップフロップFF1のリセット端子に接続され
る。したがって、スイッチSW1をオンにすると、RSフリ
ップフロップFF1の出力レベルが“L"になる。また、RS
フリップフロップFF2のリセット端子にも同様にして強
制オフモード選択用のスイッチであるスイッチSW2と抵
抗R5との接続点が、抵抗R6とコンデンサC6とからなる積
分回路を介して接続され、スイッチSW2をオンにする
と、RSフリップフロップFF2の出力レベルが“L"にな
る。スイッチSW1と抵抗R3との接続点は、ダイオードD5
を介してRSフリップフロップFF2のセット端子に接続さ
れ、逆に、スイッチSW2と抵抗R5との接続点はダイオー
ドD3を介してRSフリップフロップFF1のセット端子に接
続される。したがって、各スイッチSW1(SW2)をオンに
すれば、一方のRSフリップフロップFF1(FF2)の出力レ
ベルがそれぞれ“L"になり、他方のRSフリップフロップ
FF2(FF1)の出力レベルがそれぞれ“H"になるように接
続されている。自動モード選択用のスイッチであるスイ
ッチSW3は、ダイオードD7と直列接続され、この直列回
路が電源の両端間に接続されている。また、スイッチSW
3には、抵抗R7とコンデンサC7との直列回路である微分
回路が並列接続されている。スイッチSW3とダイオードD
7のカソードとの接続点は、ダイオードD4を介してRSフ
リップフロップFF1のセット端子に接続されるととも
に、ダイオードD6を介してRSフリップフロップFF2のセ
ット端子に接続される。したがって、スイッチSW3をオ
ンにすれば、両RSフリップフロップFF1,FF2の出力レベ
ルはともに“H"になる。さらに、電源がオフになると、
ダイオードD7を介してコンデンサC7の電荷が放電され、
次に電源がオンになったときに、スイッチSW3がオフで
あっても、両RSフリップフロップFF1,FF2のセット端子
にトリガを与えて、両RSフリップフロップFF1,FF2の出
力レベルが“H"になるようにしてある。これは、停電な
どの後に復帰したときには、自動モードに設定されるよ
うにしているのである。各スイッチSW1,SW2としては、
押釦スイッチのように操作時のみオンになるものを用い
ている。
以上の構成によれば、スイッチSW1をオンにして強制
オンモードを選択すれば、インバータIN1の出力レベル
が“H"になり、スイッチSW2をオンにして強制オフモー
ドを選択すれば、インバータIN2の出力レベルが“H"に
なり、スイッチSW3をオンにして自動モードを選択すれ
ば、両インバータIN1,IN2の出力レベルが“L"になる。
したがって、出力状態表示部17では、各インバータIN1,
IN2の出力をそれぞれインバータIN3,IN4で反転し、発光
ダイオードLD1,LD2のカソードに接続することによっ
て、各発光ダイオードLD1,LD2を、それぞれ強制オンモ
ードと強制オフモードとに対応して点灯させるのであ
る。また、両インバータIN1,IN2の出力の論理和が得ら
れるように、ノア回路NOR2と、インバータIN5とを用い
るとともに、インバータIN5の出力端を発光ダイオードL
D3のカソードに接続することにより、自動モードに対応
して発光ダイオードLD3を点灯させる。以上のようにし
て、出力状態表示部17では、スイッチ部18での選択に対
応した発光ダイオードLD1〜LD3を点灯させて、選択され
たモードを表示するのである。
以上のようにして、人体検知センサ1で人体が検知さ
れたときにはセンサ信号判定部24の出力レベルが“H"に
なり、強制オンモードが選択されたときにはインバータ
IN1の出力レベルが“H"になるから、負荷をオンにしよ
うとする場合には、ノア回路NOR1の出力レベルが“L"に
なる。ただし、自動モードでは、インバータIN1の出力
レベルは“L"であるから、ノア回路NOR1の出力レベルは
センサ信号判定部24の出力レベルを反転させることにな
る。また、強制オンモードでは、インバータIN1の出力
レベルが“H"であるから、ノア回路NOR1の出力レベルは
センサ信号判定部24の出力にかかわりなく常時“L"にな
る。ノア回路NOR1の出力は、インバータIN6を介して遠
隔信号出力部16に入力され、また、リレー反転識別回路
部26とオフディレイタイマ回路部27とに入力される。リ
レー反転識別回路部26では、ノア回路NOR1の出力は3入
力ノア回路NOR3に入力されるのであって、ノア回路NOR3
の他の入力は、インバータIN2の出力と、負荷制御部28
の補助接点r12の開閉状態により論理値が決定される入
力となっている。負荷制御部28の補助接点r12は、主接
点r11とは開閉状態が逆になっており、一対の抵抗R9,R
10の直列回路を電源の両端間に接続した分圧回路の接続
点との間に、抵抗R8とコンデンサC8とからなるチャタリ
ング防止用の積分回路を介して接続されている。ノア回
路NOR3の入力端には分圧回路の接続点が接続されるので
ある。ここに、抵抗R8〜R10の大小関係は、R8<R9<R10
に設定されている。したがって、補助接点r12が閉じて
いるときには分圧回路の出力が“L"になり、補助接点r
12が開いていると“H"になるのである。自動モードが選
択されていて人体が検知されていない状態、もしくは強
制オンモードが選択される前には、負荷制御部28の主接
点r11は開いていて補助接点r12は閉じているから、分圧
回路の出力は“L"になる。また、インバータIN2の出力
レベルも“L"であるから、人体が検知されたときや強制
オンモードになりノア回路NOR1の出力レベルが“H"から
“L"になると、ノア回路NOR3の出力レベルが“H"にな
り、トランジスタQ2がオンになって負荷制御部28を構成
するラッチングリレーのセットコイルSCに通電される。
こうして、主接点r11がオンになる。主接点r11は一方の
電源端子T6と一方の負荷端子T7との間に挿入され、他方
の電源端子T5と他方の負荷端子T8とが接続されているか
ら、負荷端子T7,T8に制御線lを介して負荷が接続され
ていれば、負荷に通電することができるのである。主接
点r11がオンになれば、補助接点r12はオフになるから、
抵抗R9,R10の接続点は“H"になり、ノア回路NOR3の出力
レベルが再び“L"になって、セットコイルSCへの通電が
停止する。ここに、負荷制御部28にラッチングリレーを
用いていることにより、通電が停止しても接点の状態が
保持される。このように、主接点r11および補助接点r12
の反転に必要な時間だけセットコイルSCに通電され、そ
の後は、通電が停止するから、電力消費が小さくなり、
構成部品中で最大重量を占めるトランスTを小形化する
ことができるのである。分圧回路の接続点は抵抗R8とイ
ンバータIN7とを介して発光ダイオードLD4のカソードに
接続される。この発光ダイオードLD4は動作表示灯であ
って、補助接点r12がオフであると点灯するから、主接
点r11のオン・オフに対応して点滅することになる。
ノア回路NOR1の出力は、上述したように、オフディレ
イタイマ回路部27にも入力されており、ノア回路NOR1
出力レベルが“L"になると、オフディレイタイマ回路部
27はリセットされる。オフディレイタイマ回路部27は、
タイマ用集積回路ICを有し、ノア回路NOR1の出力レベル
が“H"になると、タイマ用集積回路ICが限時動作を開始
し、一定時間が経過すると出力レベルを“L"にする。こ
こに、タイマ用集積回路ICの限時動作の時間は可変抵抗
器VRにより調節可能になっている。すなわち、自動モー
ドにおいて、センサ信号判定部24の出力レベルが“H"か
ら“L"になると、ノア回路NOR1の出力レベルは“H"にな
るから、一定時間後にタイマ用集積回路ICの出力レベル
が“L"になり、インバータIN8の出力レベルが“H"にな
る。オフディレイタイマ回路部27の出力部には、一対の
インバータIN2,IN8の出力を入力とする2入力ノア回路N
OR4が設けられており、いずれか一方のインバータIN2,I
N8の出力レベルが“H"になると、出力レベルを“L"にす
る。すなわち、自動モードであれば、インバータIN2
出力レベルは“L"であるから、インバータIN8の出力レ
ベルに対応してノア回路NOR4の出力レベルが反転し、強
制オフモードであれば、インバータIN2の出力レベルが
“H"であるから、インバータIN8の出力レベルに関係な
くノア回路NOR4の出力レベルが常時“L"になる。
ノア回路NOR4の出力は、リレー反転識別回路部26の2
入力ノア回路NOR5の一方の入力端に接続され、ノア回路
NOR5の他方の入力端にはインバータIN9を介して上述し
た分圧回路が接続される。すなわち、負荷制御部28の主
接点r11がオンであるときには、補助接点r12がオフであ
り、インバータIN9の出力レベルが“L"であるから、ノ
ア回路NOR5の出力レベルは、ノア回路NOR4の出力レベル
に応じて変化することになる。上述したように、自動モ
ードにおいてオフディレイタイマ回路部27の限時動作が
終了した時点、または強制オフモードが選択されたとき
には、ノア回路NOR4の出力レベルが“L"になるから、ノ
ア回路NOR5の両入力レベルがともに“L"になり、ノア回
路NOR5の出力レベルが“H"になってトランジスタQ3がオ
ンになり、ラッチングリレーのリセットコイルRCに通電
されるのである。こうして、主接点r11はオフになり、
補助接点r12はオンになるから、インバータIN9の出力レ
ベルが“H"になり、トランジスタQ3はオフになってリセ
ットコイルRCへの通電が停止する。つまり、セットコイ
ルSCへの通電と同様に、リセットコイルRCへの通電も短
時間で終了するのである。
ところで、ノア回路NOR1の出力は、インバータIN6
介して遠隔信号出力部16にも入力されている。遠隔信号
出力部16では、RSフリップフロップFF3のリセット端子
にインバータIN6の出力が接続されているから、ノア回
路NOR1の出力レベルが“L"になると、RSフリップフロッ
プFF3の出力レベルが“L"になり、トランジスタQ4がオ
フになって、リレーコイルRyへの通電が停止する。リレ
ーコイルRyへの通電が停止すると、常閉接点rが閉じ
る。一方、RSフリップフロップFF3のセット端子にはイ
ンバータIN8の出力が接続されているから、オフディレ
イタイマ回路部27での限時動作が終了すると、インバー
タIN8の出力レベルが“H"になり、RSフリップフロップF
F3の出力レベルを“H"にし、トランジスタQ4をオンにし
てリレーコイルRyへの通電を行う。こうしてリレーの常
閉接点rはオフになるのである。つまり、自動モードに
おける主接点r11の開閉状態に対応するように常閉接点
rが開閉するのであり、常閉接点rの両端に接続した遠
隔制御端子T9,T10より無電圧接点出力が得られることに
なる。この無電圧接点出力を用いれば、人体検知センサ
1による負荷のオン・オフの状態を他の場所で表示した
り、他の負荷を連動させることができるのである。ま
た、無電圧接点出力は常閉接点rにより得ているから、
停電時や故障時にはオン状態になり、人が居るという情
報に対応することになるから、フェイルセーフの機能を
有していることになる。なお、リレーコイルRyおよび常
閉接点rは、トランジスタやトライアックのような半導
体スイッチに置き換えてもよい。
上記コントローラのハウジング8は、第1図に示すよ
うに、ボディ40とカバー41とで構成されている。このハ
ウジング8は規格化された既製の配線器具の2連の大き
さ(1個モジュールの配線器具を縦に3個並べたものを
横に2列に並べた大きさ)に形成してあり、2連の大き
さの配線器具を壁面に埋設された埋込ボックスに取り付
ける合成樹脂製の取付枠42に取付可能な構造に形成して
ある。カバー41の前面には、動作表示灯LD4及び自動モ
ード用のスイッチSW3、及び強制オフモード用のスイッ
チSW2を設けてある。そして、これらスイッチSW1,SW2
の側方に開閉自在な扉43を設け、この扉43を開くと、こ
の扉43の内部に第1図(e)に示すように強制オンモー
ド用のスイッチSW1及びオフディレイタイマ回路27の限
時動作の時間を設定する可変抵抗器VRを設けてある。な
お、各スイッチSW1〜SW3毎に上記スイッチSW1〜SW3の操
作状態を示す発光ダイオードLD1〜LD3を設けてあり、ス
イッチSW1〜SW3の操作が容易に分かるようにしてある。
また、スイッチSW1〜SW3はメーブレンスイッチを用いて
ある。さらに、負荷の動作状態も動作表示灯LD4の点灯
状態から容易に分かるようにしてある。
ボディ40は中央に走る溝44により左右に分離され、第
1図(d)中の左側の下面に人体検知センサ1からの信
号線lsを接続する接続端子T3,T4、及び遠隔制御端子T9,
T10を配置し、右側に電源端子T5,T6及び負荷端子T7,T8
を配置してある。なお、人体検知センサ1から信号線ls
や遠隔制御出力用の信号線は細い線やより線であるの
で、接続端子T3,T4及び遠隔制御端子T7,T8としては押締
め端子を用いてあり、また電源線や負荷線は太い線であ
るので、電源端子T5,T6及び負荷端子T7,T8としては速結
端子を用いてある。第7図にコントローラ2の結線図を
示す。
上述した各回路を構成する部品は第4図に示すように
2枚のプリント基板45,46に夫々実装する。そして、夫
々のプリント基板45,46はフラットケーブル47を用いて
電気的に接続してある。ここで、トランスTが第2図に
示すようにボディ40内に下向きで収納されるようにプリ
ント基板46をボディ40側に取り付けると共に、スイッチ
SW3,SW4がカバー41の前面側になるようにしてプリント
基板45を取り付けると、そしてカバー41をボディ40に被
着すると、フラットケーブル47が曲がって第2図の状態
にプリント基板45,46が2重に重ねて配置されることに
なる。
[発明の効果] 本発明は上述のように各スイッチの操作状態及び負荷
の動作状態を表示する表示器とをカバーの前面に設けて
あるので、各種スイッチの操作状態及び負荷の動作状態
を表示器から容易に把握でき、また人体検知センサから
の信号線を接続する押締め端子からなる接続端子と、電
源線及び負荷が接続される負荷線を接続する速結構造の
電源端子及び負荷端子との間に溝を形成してボディの下
面に隔絶して配置してあるので、小勢力と大勢力との夫
々の信号線を接続する端子部も極力遠ざけて、大勢力の
信号線から小勢力の信号線に悪影響が及ばない効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)は本実施例の正面図、側面図、底
面図、背面図及び扉部分の内部を示す部分正面図、第2
図(a),(b)は第1図(a)のA1−A6断面図及び第
1図(a)のB1−B8断面図、第3図は同上のカバーを外
した状態での平面図、第4図(a)〜(c)は同上のプ
リント基板の平面図、側面図及び背面図、第5図
(a),(b)は同上の夫々別の使用例を示す説明図、
第6図は同上の結線図、第7図はシステム全体の回路
図、第8図は人体検知センサの回路図、第9図はコント
ローラの回路図、第10図(a),(b)は従来例の正面
図及び側面図である。 1は人体検知センサ、2はコントローラ、4はハウジン
グ、40はボディ、41はカバー、SW1〜SW3はスイッチ、LD
1〜LD3は発光ダイオード、LD4は動作表示灯、T3,T4は接
続端子、T5,T6は電源端子、T7,T8は負荷端子、T9,T10
出力端子、lsは信号線、lcは負荷線、lpは電源線であ
る。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の存在を検知して検知信号を出力する人
    体検知センサに信号線を介して接続され、検知信号に応
    答して負荷を制御する負荷自動制御システムのコントロ
    ーラにおいて、ハウジングをボディとカバーとで構成
    し、人体検知センサの出力に呼応して負荷を制御するよ
    うに設定する自動モード用のスイッチと、人体検知セン
    サの出力を無視して負荷をオンに設定する強制オンモー
    ド用のスイッチと、人体検知センサの出力を無視して負
    荷をオフにする強制オフモード用のスイッチと、各スイ
    ッチの操作状態及び負荷の動作状態を表示する表示器と
    をカバーの前面に設け、上記人体検知センサからの信号
    線を接続する押締め端子からなる接続端子と、電源線及
    び負荷が接続される負荷線を接続する速結構造の電源端
    子及び負荷端子との間に溝を形成してボディの下面に隔
    絶して配置した負荷自動制御システムのコントローラ。
  2. 【請求項2】上記ボディの下面の接続端子を配置した側
    に負荷の動作状態を示す信号を出力する出力端子を配置
    した請求項1記載の負荷自動制御システムのコントロー
    ラ。
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