JP2771343B2 - 飲料用容器 - Google Patents
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/0261—Bottom construction
- B65D1/0276—Bottom construction having a continuous contact surface, e.g. Champagne-type bottom
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/26—Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65D1/12—Cans, casks, barrels, or drums
- B65D1/14—Cans, casks, barrels, or drums characterised by shape
- B65D1/16—Cans, casks, barrels, or drums characterised by shape of curved cross-section, e.g. cylindrical
- B65D1/165—Cylindrical cans
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に継目なしサイド
ウォール並びにサイドウォールと一体で形成されたボト
ムを有する種類の金属容器本体に関する。更に詳述する
と、本発明は落下強度が強化されるボトム形状に関す
る。
ウォール並びにサイドウォールと一体で形成されたボト
ムを有する種類の金属容器本体に関する。更に詳述する
と、本発明は落下強度が強化されるボトム形状に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日まで数多くの容器形状が特にツ−ピ
−ス容器メ−カ−によって製造されてきた。ツ−ピ−ス
容器とは、一端が一体形ボトムウォ−ルを有する本体、
並びに本体に固定された蓋を有するように形成された反
対側端部を有している容器である。容器メ−カ−は鋼製
あるいはアルミ合金製の容器に各種の飲料を充填する。
容器ボトムウォ−ルの最も理想的な種類は、最小高さの
一定容器に最大容量をもたらすフラットウォ−ルであろ
う。しかしながら、このような容器は経済的に見て不可
能である。なぜなら変形防止のためにボトムウォ−ルの
厚さを容器コストが法外に高くなるほどの厚みにしなけ
ればならないからである。このようなコスト高から免れ
るために、引き抜き工法並びにアイヨニング工法が用い
られ、特にアルミ容器業界では最近広く使用されてい
る。引き抜き並びにアイヨニングを利用するこれらの容
器の製造において、容器の本体ウォ−ル並びにボトムウ
ォ−ルはできるかぎり薄くすることにより、その容器が
競争価格で売れることが重要である。本体ウォ−ルの減
厚化に関してはこれまで多大な努力が払われてきた。
−ス容器メ−カ−によって製造されてきた。ツ−ピ−ス
容器とは、一端が一体形ボトムウォ−ルを有する本体、
並びに本体に固定された蓋を有するように形成された反
対側端部を有している容器である。容器メ−カ−は鋼製
あるいはアルミ合金製の容器に各種の飲料を充填する。
容器ボトムウォ−ルの最も理想的な種類は、最小高さの
一定容器に最大容量をもたらすフラットウォ−ルであろ
う。しかしながら、このような容器は経済的に見て不可
能である。なぜなら変形防止のためにボトムウォ−ルの
厚さを容器コストが法外に高くなるほどの厚みにしなけ
ればならないからである。このようなコスト高から免れ
るために、引き抜き工法並びにアイヨニング工法が用い
られ、特にアルミ容器業界では最近広く使用されてい
る。引き抜き並びにアイヨニングを利用するこれらの容
器の製造において、容器の本体ウォ−ル並びにボトムウ
ォ−ルはできるかぎり薄くすることにより、その容器が
競争価格で売れることが重要である。本体ウォ−ルの減
厚化に関してはこれまで多大な努力が払われてきた。
【0003】薄い本体ウォ−ル構造に関しては各種のボ
トムウォ−ル形状が今日まで開発されてきたが、容器の
強度はこれらの開発の中での最も重要因子である。ボト
ムウォ−ルの十分な剛性を探求する際の最初の試みは、
ボトムウォ−ルを球形ド−ム形状に成形することであっ
た。この一般の形状はダンエトア−ル、米国特許番号
3,760,751(1973年9月25日)に示され
ている。これによるとボトムウォ−ルは内側に凹形のド
−ムあるいはくぼみが付与され、それは実質的に容器の
ボトムウォ−ル全体を含んでいる。その結果、このド−
ム形の形状は容器が設計されている圧力範囲において、
ボトムウォ−ルの全体形状寸法をほとんど変えることな
く、容器の内圧増加に対応して強度を増大しかつボトム
ウォ−ルの変形に耐えている。ド−ム形状のボトムウォ
−ルの各種改良品が製造されてきた。この場合、ド−ム
構造そのものは更に容器構造を強化するために、その他
の曲線あるいは壁面部材を用い、通常容器の長手軸に対
して様々な角度で一体に形成されている。このような改
良品は剛性並びに安定性を改善したが、これらの特性は
これからも更に達成されることが可能であり、ある面で
は必要な最低金属のままで更に改善されることが可能で
あることが判明している。
トムウォ−ル形状が今日まで開発されてきたが、容器の
強度はこれらの開発の中での最も重要因子である。ボト
ムウォ−ルの十分な剛性を探求する際の最初の試みは、
ボトムウォ−ルを球形ド−ム形状に成形することであっ
た。この一般の形状はダンエトア−ル、米国特許番号
3,760,751(1973年9月25日)に示され
ている。これによるとボトムウォ−ルは内側に凹形のド
−ムあるいはくぼみが付与され、それは実質的に容器の
ボトムウォ−ル全体を含んでいる。その結果、このド−
ム形の形状は容器が設計されている圧力範囲において、
ボトムウォ−ルの全体形状寸法をほとんど変えることな
く、容器の内圧増加に対応して強度を増大しかつボトム
ウォ−ルの変形に耐えている。ド−ム形状のボトムウォ
−ルの各種改良品が製造されてきた。この場合、ド−ム
構造そのものは更に容器構造を強化するために、その他
の曲線あるいは壁面部材を用い、通常容器の長手軸に対
して様々な角度で一体に形成されている。このような改
良品は剛性並びに安定性を改善したが、これらの特性は
これからも更に達成されることが可能であり、ある面で
は必要な最低金属のままで更に改善されることが可能で
あることが判明している。
【0004】このド−ム形形状は容器メ−カ−に多少な
がらも金属厚さの低減を可能にしてきたが、容器メ−カ
−は容器強度を犠牲にすることなく更に金属厚さの低減
をもたらす技術に関して検討を続けている。形状の最適
化は容易な作業ではない。ド−ム形ボトムを示唆する先
行技術にはまたP.G.ステファン、米国特許番号3,
349,956(1967年10月31日);ノイゼル
エトア−ル、米国特許番号3,693,828(197
2年9月26日);ダンエトア−ル、米国特許番号3,
730,383(1973年5月1日);ト−クマニア
ン、米国特許番号3,904,069(1975年9月
9日);リュ−エトア−ル、米国特許番号3,942,
673(1976年3月9日);ミラ−エトア−ル、米
国特許番号4,294,373(1981年10月13
日);マクミラン、米国特許番号4,834,256
(1989年5月30日);並びにパルシアニエトア−
ル、米国特許番号4,685,582(1987年8月
11日)及び特許番号4,768,672(1988年
9月6日)がある。
がらも金属厚さの低減を可能にしてきたが、容器メ−カ
−は容器強度を犠牲にすることなく更に金属厚さの低減
をもたらす技術に関して検討を続けている。形状の最適
化は容易な作業ではない。ド−ム形ボトムを示唆する先
行技術にはまたP.G.ステファン、米国特許番号3,
349,956(1967年10月31日);ノイゼル
エトア−ル、米国特許番号3,693,828(197
2年9月26日);ダンエトア−ル、米国特許番号3,
730,383(1973年5月1日);ト−クマニア
ン、米国特許番号3,904,069(1975年9月
9日);リュ−エトア−ル、米国特許番号3,942,
673(1976年3月9日);ミラ−エトア−ル、米
国特許番号4,294,373(1981年10月13
日);マクミラン、米国特許番号4,834,256
(1989年5月30日);並びにパルシアニエトア−
ル、米国特許番号4,685,582(1987年8月
11日)及び特許番号4,768,672(1988年
9月6日)がある。
【0005】ド−ム形ボトム付き容器を形成するための
装置を開示し、またド−ム形ボトムを有する容器を開示
する特許にはミ−ダ−エトア−ル、米国特許番号4,2
89,014(1981年9月15日);ゴムバス、米
国特許番号4,341,321(1982年7月27
日);エラ−トエトア−ル、米国特許番号4,372,
143(1983年2月8日);並びにプルシアノエト
ア−ル、米国特許番号4,620,434(1986年
11月4日)がある。
装置を開示し、またド−ム形ボトムを有する容器を開示
する特許にはミ−ダ−エトア−ル、米国特許番号4,2
89,014(1981年9月15日);ゴムバス、米
国特許番号4,341,321(1982年7月27
日);エラ−トエトア−ル、米国特許番号4,372,
143(1983年2月8日);並びにプルシアノエト
ア−ル、米国特許番号4,620,434(1986年
11月4日)がある。
【0006】米国特許番号3,349,956のステフ
ァンは直径を縮小した環状支持部分の中間に、内側に向
いたド−ム形ボトムを配置し、直径を縮小した環状支持
部分の使用を開示している。ステファンはまたもう一つ
の容器の二重継目付きトップの内側に直径を縮小した環
状支持部分を積み重ねることを開示している。米国特許
番号3,693,828のノイゼルエトア−ルはボトム
部分が円錐状に形成されて直径を縮小した環状支持部分
を開示し、そして内側に向いたド−ム形ボトムが環状支
持部分の半径方向の内側に配置された鋼製容器を開示し
ている。ボトムの各種形状はド−ム形ボトムの半径縮小
を含めて内側ボトム表面に更に一様なコ−ティングを与
えるための調整が行われている。
ァンは直径を縮小した環状支持部分の中間に、内側に向
いたド−ム形ボトムを配置し、直径を縮小した環状支持
部分の使用を開示している。ステファンはまたもう一つ
の容器の二重継目付きトップの内側に直径を縮小した環
状支持部分を積み重ねることを開示している。米国特許
番号3,693,828のノイゼルエトア−ルはボトム
部分が円錐状に形成されて直径を縮小した環状支持部分
を開示し、そして内側に向いたド−ム形ボトムが環状支
持部分の半径方向の内側に配置された鋼製容器を開示し
ている。ボトムの各種形状はド−ム形ボトムの半径縮小
を含めて内側ボトム表面に更に一様なコ−ティングを与
えるための調整が行われている。
【0007】ノイゼルエトア−ルの円錐形部分にかわっ
て米国特許番号4,685,582及び4,768,6
72のプルシアニエトア−ルは、容器の円筒形状本体並
びに直径を縮小した環状支持部分との間に変換部分の設
置を開示し、この変換部分は容器の外径に関して凸形で
ある第一環状弓形部分並びに容器の外径に関して凸形で
ある第二環状弓形部分を含んでいる。
て米国特許番号4,685,582及び4,768,6
72のプルシアニエトア−ルは、容器の円筒形状本体並
びに直径を縮小した環状支持部分との間に変換部分の設
置を開示し、この変換部分は容器の外径に関して凸形で
ある第一環状弓形部分並びに容器の外径に関して凸形で
ある第二環状弓形部分を含んでいる。
【0008】米国特許番号4,834,256のマクミ
ランは容器の円筒形状本体並びに直径を縮小した環状支
持部分との間に変換部分を設け、この変換部分は円筒形
本体よりも小さい二重継目付きトップを有する容器を安
定して積み重ねることを可能とし、また一般に円筒形本
体と同一直径の二重継目付きトップを有する容器にも安
定した積み重ねができるように形成されている。この設
計では、トップの直径が縮小された容器は直径を縮小し
た環状支持部分の内側に積み重ねる。そしてトップが比
較的大きい容器はこの特別に形成された変換部分に積み
重ねる。プルシアノエトア−ル、米国特許番号4,62
0,434を含む数々の先行技術特許は容器内の液体が
容器ボトムのド−ムを反転させる圧力を増加させるよう
に設計された形状を開示している。この圧力は静的ド−
ム反転圧力と呼ばれている。この特許では変換部分の形
状は非常に強調して設けられているから、通常はある範
囲内に規定されるけれども、ド−ム形パネルの半径は規
定されていない。前述のとおり、問題の一つはある金属
厚さに関して最大ド−ム反転圧力を得ることである。し
かしながら、もう一つの問題は内容物を充填された容器
が硬い表面に落下したときの破壊抵抗を得ることであ
る。更に詳述すると、その他の問題は硬い表面上への容
器の落下と容器中の内部流体圧力との組合せによって発
生する構造的損傷に対する抵抗があり、この内部流体圧
力は飲料の種類並びに飲料の温度の関数として与えられ
る。
ランは容器の円筒形状本体並びに直径を縮小した環状支
持部分との間に変換部分を設け、この変換部分は円筒形
本体よりも小さい二重継目付きトップを有する容器を安
定して積み重ねることを可能とし、また一般に円筒形本
体と同一直径の二重継目付きトップを有する容器にも安
定した積み重ねができるように形成されている。この設
計では、トップの直径が縮小された容器は直径を縮小し
た環状支持部分の内側に積み重ねる。そしてトップが比
較的大きい容器はこの特別に形成された変換部分に積み
重ねる。プルシアノエトア−ル、米国特許番号4,62
0,434を含む数々の先行技術特許は容器内の液体が
容器ボトムのド−ムを反転させる圧力を増加させるよう
に設計された形状を開示している。この圧力は静的ド−
ム反転圧力と呼ばれている。この特許では変換部分の形
状は非常に強調して設けられているから、通常はある範
囲内に規定されるけれども、ド−ム形パネルの半径は規
定されていない。前述のとおり、問題の一つはある金属
厚さに関して最大ド−ム反転圧力を得ることである。し
かしながら、もう一つの問題は内容物を充填された容器
が硬い表面に落下したときの破壊抵抗を得ることであ
る。更に詳述すると、その他の問題は硬い表面上への容
器の落下と容器中の内部流体圧力との組合せによって発
生する構造的損傷に対する抵抗があり、この内部流体圧
力は飲料の種類並びに飲料の温度の関数として与えられ
る。
【0009】容器をボ−ル紙カ−トンに入れて出荷する
とき、容器への損傷はカ−トン材料の弾性エネルギ−に
よって防止することができる。しかしながら、もしカ−
トン材料が薄かったり、あるいは容器がボ−ル紙入りの
容器で出荷されなくてプラスチックフィルムで収縮包装
されている場合には、容器の落下抵抗は危険なものとな
り、ド−ム反転圧力よりも更に一層危険である。落下強
度を表示するための現在の工業テストは累積落下高さテ
ストと呼ばれる。このテストでは、充填された容器を剛
板上に最初は3インチの高さから落下し、続いて落下さ
せる毎に落下高さを3インチづつ増やす。落下強度はこ
こで容器を落下させる距離の総合計であり、ド−ムが反
転しあるいは一部反転する高さを含んでいる。即ち、落
下強度はボトム形状が相当に損傷して平面状にしっかり
と直立することができなくなった状態の累積高さであ
る。更に、累積落下高さテストにおいて飲料の内部流体
圧力は飲料の温度管理によって上昇圧力を厳密に管理し
ている。従って、容器の破壊は容器中の流体の内部力に
よる内部流体圧力並びに繰り返し落下テストの衝撃によ
って誘発される応力の組合せによって発生する。
とき、容器への損傷はカ−トン材料の弾性エネルギ−に
よって防止することができる。しかしながら、もしカ−
トン材料が薄かったり、あるいは容器がボ−ル紙入りの
容器で出荷されなくてプラスチックフィルムで収縮包装
されている場合には、容器の落下抵抗は危険なものとな
り、ド−ム反転圧力よりも更に一層危険である。落下強
度を表示するための現在の工業テストは累積落下高さテ
ストと呼ばれる。このテストでは、充填された容器を剛
板上に最初は3インチの高さから落下し、続いて落下さ
せる毎に落下高さを3インチづつ増やす。落下強度はこ
こで容器を落下させる距離の総合計であり、ド−ムが反
転しあるいは一部反転する高さを含んでいる。即ち、落
下強度はボトム形状が相当に損傷して平面状にしっかり
と直立することができなくなった状態の累積高さであ
る。更に、累積落下高さテストにおいて飲料の内部流体
圧力は飲料の温度管理によって上昇圧力を厳密に管理し
ている。従って、容器の破壊は容器中の流体の内部力に
よる内部流体圧力並びに繰り返し落下テストの衝撃によ
って誘発される応力の組合せによって発生する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図4並びに図5によ
り、従来の容器の積み重ね状態を説明する。容器10の
上部容器は、容器10の下部容器上に積み重なって、容
器10の上部容器の外部接続部分54が容器10の下部
容器の二重継ぎ目付きトップ56の内側に安置されてい
る。そして隣同士に配置されかつ垂直方向に積み重ねら
れた容器10は収縮包装用プラスチック60を使用して
束ねられ、包装品58となっている。梱包のこの方法は
箱詰めの以前の方法に比べてより経済的であるが、乱暴
な取り扱いによる損傷の可能性が問題になる。そのため
容器10の落下強度に関する要件がより厳重になる。周
知の通り、おびただしい数の容器が年間を通じて製造さ
れ、そのメ−カ−は同じ取り扱い特性を従来通り維持し
ながら、容器製作に使用される金属量を低減させるべく
常に努力を重ねている。おびただしい量の容器が製造さ
れるから、金属厚さのわずかな低減も、例えば1インチ
の1/1000の1/2であっても、製造コストを実質
的に低減させることができる。
り、従来の容器の積み重ね状態を説明する。容器10の
上部容器は、容器10の下部容器上に積み重なって、容
器10の上部容器の外部接続部分54が容器10の下部
容器の二重継ぎ目付きトップ56の内側に安置されてい
る。そして隣同士に配置されかつ垂直方向に積み重ねら
れた容器10は収縮包装用プラスチック60を使用して
束ねられ、包装品58となっている。梱包のこの方法は
箱詰めの以前の方法に比べてより経済的であるが、乱暴
な取り扱いによる損傷の可能性が問題になる。そのため
容器10の落下強度に関する要件がより厳重になる。周
知の通り、おびただしい数の容器が年間を通じて製造さ
れ、そのメ−カ−は同じ取り扱い特性を従来通り維持し
ながら、容器製作に使用される金属量を低減させるべく
常に努力を重ねている。おびただしい量の容器が製造さ
れるから、金属厚さのわずかな低減も、例えば1インチ
の1/1000の1/2であっても、製造コストを実質
的に低減させることができる。
【0011】そこで、本発明は落下強度が強く、かつ使
用材料の厚さを薄くできるボトム形状を有する容器を提
供するものである。
用材料の厚さを薄くできるボトム形状を有する容器を提
供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の飲料用容器は垂
直軸の回りに配置されかつ垂直軸の回りにしかもこの垂
直軸に直角に配置された環状支持表面を含んだ環状支持
部分、サイドウォ−ル及び環状支持部分を相互に接続し
た外部接続部分、環状支持部分より内側に配置された凹
形パネル並びに環状支持部分に接続され、容器の内側に
延出し、凹形パネルに接続され、かつ支持表面から定位
値距離に凹形パネルを配置した内部接続部分を有してい
る。更に詳述すると、本発明の飲料用容器は、凹形パネ
ルの曲率をある範囲まで増大させることにより、容器の
落下強度を増大させ、圧力の増加による容器のド−ム反
転圧力を減少させる。また、支持表面から湾曲部分まで
の定位置距離を大きくして、容器のド−ム反転圧力を増
やしている。
直軸の回りに配置されかつ垂直軸の回りにしかもこの垂
直軸に直角に配置された環状支持表面を含んだ環状支持
部分、サイドウォ−ル及び環状支持部分を相互に接続し
た外部接続部分、環状支持部分より内側に配置された凹
形パネル並びに環状支持部分に接続され、容器の内側に
延出し、凹形パネルに接続され、かつ支持表面から定位
値距離に凹形パネルを配置した内部接続部分を有してい
る。更に詳述すると、本発明の飲料用容器は、凹形パネ
ルの曲率をある範囲まで増大させることにより、容器の
落下強度を増大させ、圧力の増加による容器のド−ム反
転圧力を減少させる。また、支持表面から湾曲部分まで
の定位置距離を大きくして、容器のド−ム反転圧力を増
やしている。
【0013】本発明の飲料用容器は、凹形パネルの曲率
を減少させ、容器の落下強度を増大させるため、曲率の
増加によって容器のド−ム反転圧力を減少させる。そし
て支持表面から凹形パネルまでの定位置距離を増大さ
せ、凹形パネルの曲率増加による容器のド−ム反転圧力
の低下を少なくとも部分的に防止する。本発明の飲料用
容器は、実質的に円筒形であり、かつ垂直軸回りに同軸
に配置されたサイドウォ−ル、垂直軸に直角な環状支持
表面を含み、かつ支持表面から内側にそして上方に湾曲
した垂直軸回りに配置された凸形環状部分を有した環状
支持部分、サイドウォ−ル及び支持部分を相互に接続し
た外部接続部分、実質的な球形形状を有しかつ凸形形状
部分から半径方向に内側に配置された凹形パネル、凹形
パネル回りに円周方向に配置され、凹形パネルに接続さ
れかつ凸形環状部分の方向に向かって下方に湾曲した凹
形環状部分、凸形環状部分に接続され、凸形環状部分か
ら上方へ延出しかつ凹形環状部分に接続された円周内部
ウォ−ルを有している。
を減少させ、容器の落下強度を増大させるため、曲率の
増加によって容器のド−ム反転圧力を減少させる。そし
て支持表面から凹形パネルまでの定位置距離を増大さ
せ、凹形パネルの曲率増加による容器のド−ム反転圧力
の低下を少なくとも部分的に防止する。本発明の飲料用
容器は、実質的に円筒形であり、かつ垂直軸回りに同軸
に配置されたサイドウォ−ル、垂直軸に直角な環状支持
表面を含み、かつ支持表面から内側にそして上方に湾曲
した垂直軸回りに配置された凸形環状部分を有した環状
支持部分、サイドウォ−ル及び支持部分を相互に接続し
た外部接続部分、実質的な球形形状を有しかつ凸形形状
部分から半径方向に内側に配置された凹形パネル、凹形
パネル回りに円周方向に配置され、凹形パネルに接続さ
れかつ凸形環状部分の方向に向かって下方に湾曲した凹
形環状部分、凸形環状部分に接続され、凸形環状部分か
ら上方へ延出しかつ凹形環状部分に接続された円周内部
ウォ−ルを有している。
【0014】更に詳述すると、本発明の飲料用容器は落
下強度を増加するために、凹形パネルの曲率半径をある
範囲まで減じると、曲率半径の減少によって凹形パネル
のド−ム反転圧力が低下する。そこで、凹形パネルのド
−ム反転圧力を増加するために、内部ウォ−ル高さを増
加する。
下強度を増加するために、凹形パネルの曲率半径をある
範囲まで減じると、曲率半径の減少によって凹形パネル
のド−ム反転圧力が低下する。そこで、凹形パネルのド
−ム反転圧力を増加するために、内部ウォ−ル高さを増
加する。
【0015】本発明の飲料用容器の強度を強めるために
一つの方法が講じられ、その中で容器は垂直軸回りに配
置されたサイドウォ−ル、垂直軸回りに配置されかつ垂
直軸回りに配置された環状支持表面を有した支持部分、
サイドウォ−ルを支持表面に接続する外部接続部分、環
状支持部分より内側に配置された凹形パネル、並びに環
状支持部分に接続され、容器の内側に延出しかつ支持表
面から定位置距離に凹形パネルを配置した内部接続部分
を有している。更に詳述すると、本発明の飲料用容器に
おいて、凹形パネル曲率を増加することによって、そし
てド−ム反転圧力の許容される低下まで増加を制限する
ことによって、容器の落下強度を増加する。本発明の飲
料用容器において、支持表面から凹形パネルまでの定位
置距離を増加することによって、容器のド−ム反転圧力
を増加する。本発明の飲料用容器において、容器のド−
ム反転圧力並びに落下強度はド−ム形パネルの曲率をあ
る曲率まで増加することによって最適化されるが、この
中で比較的小さな曲率によってもたらされる反転圧力か
らド−ム反転圧力を減じ、それによって落下強度を増加
すると共に支持表面からの定位置距離を増加して少なく
とも部分的にド−ム反転圧力の低下を補う。
一つの方法が講じられ、その中で容器は垂直軸回りに配
置されたサイドウォ−ル、垂直軸回りに配置されかつ垂
直軸回りに配置された環状支持表面を有した支持部分、
サイドウォ−ルを支持表面に接続する外部接続部分、環
状支持部分より内側に配置された凹形パネル、並びに環
状支持部分に接続され、容器の内側に延出しかつ支持表
面から定位置距離に凹形パネルを配置した内部接続部分
を有している。更に詳述すると、本発明の飲料用容器に
おいて、凹形パネル曲率を増加することによって、そし
てド−ム反転圧力の許容される低下まで増加を制限する
ことによって、容器の落下強度を増加する。本発明の飲
料用容器において、支持表面から凹形パネルまでの定位
置距離を増加することによって、容器のド−ム反転圧力
を増加する。本発明の飲料用容器において、容器のド−
ム反転圧力並びに落下強度はド−ム形パネルの曲率をあ
る曲率まで増加することによって最適化されるが、この
中で比較的小さな曲率によってもたらされる反転圧力か
らド−ム反転圧力を減じ、それによって落下強度を増加
すると共に支持表面からの定位置距離を増加して少なく
とも部分的にド−ム反転圧力の低下を補う。
【0016】本発明の飲料用容器において、容器は第一
直径を有しかつ垂直軸回りで円周方向に配置された通常
の円筒形サイドウォ−ル、垂直軸回りで円周方向に配置
され、サイドウォ−ルより半径方向に内側に配置され、
外部凸形環状部分を有しかつ容器を支持するために外部
凸形環状部分より半径方向に内側に配置され外部凸形環
状部分に取付けられた内部凸形環状部分を有した環状部
分、サイドウォ−ルに接続された上部凸形環状部分を有
し、外部凸形環状部分及びサイドウォ−ルを環状支持手
段の外部凸形環状部分に接続するための上部凸形環状部
分に接した線より半径方向で内側に配置された凹形環状
部分を有した外部接続部分、一般的に球形をなし、環状
支持手段より半径方向で内側に配置され、かつ垂直軸に
関して上方に湾曲したド−ム形パネル、並びにド−ム形
パネルを環状支持手段に接続するために垂直軸に関して
一般的に上方に延出した円周内部ウォ−ルを有した内部
接続部分を有している。そしてド−ム形パネルは容器の
平均直径よりも小さいド−ム半径を有している。
直径を有しかつ垂直軸回りで円周方向に配置された通常
の円筒形サイドウォ−ル、垂直軸回りで円周方向に配置
され、サイドウォ−ルより半径方向に内側に配置され、
外部凸形環状部分を有しかつ容器を支持するために外部
凸形環状部分より半径方向に内側に配置され外部凸形環
状部分に取付けられた内部凸形環状部分を有した環状部
分、サイドウォ−ルに接続された上部凸形環状部分を有
し、外部凸形環状部分及びサイドウォ−ルを環状支持手
段の外部凸形環状部分に接続するための上部凸形環状部
分に接した線より半径方向で内側に配置された凹形環状
部分を有した外部接続部分、一般的に球形をなし、環状
支持手段より半径方向で内側に配置され、かつ垂直軸に
関して上方に湾曲したド−ム形パネル、並びにド−ム形
パネルを環状支持手段に接続するために垂直軸に関して
一般的に上方に延出した円周内部ウォ−ルを有した内部
接続部分を有している。そしてド−ム形パネルは容器の
平均直径よりも小さいド−ム半径を有している。
【0017】本発明は、衝撃を受けたときド−ム反転に
実質的に耐えることのできる飲料用容器であって、継目
なしの円筒形サイドウォ−ルを有し、ボトムウォ−ルは
その下端部でサイドウォ−ルと一体で形成され、容器の
垂直軸に向かってサイドウォ−ルから下方並びに内側へ
延出した外部接続部材を有しており、前記外部接続部材
は内側半径を有する上部凸形部分並びに外側半径を有す
る下部凹形部分を有し、これらの半径は実質的に等し
く、一体で接続されかつ下部凹形部分から下方に延出し
て容器のための支持手段を有した環状ボトム部材、環状
ボトム部材と一体で接続されかつ環状ボトム部材から上
方にそして内側に延出した円錐形表面を有しており、前
記円錐形表面は容器の垂直軸に関して若干の角度を形成
している。そして容器は円錐形表面と一体で接続されか
つ円錐形表面から上方にそして内側に延出した下向き凹
形中心パネルを有している。そして下向き凹形中心パネ
ルの曲率半径は実質的に環状支持表面の直径以下であ
る。
実質的に耐えることのできる飲料用容器であって、継目
なしの円筒形サイドウォ−ルを有し、ボトムウォ−ルは
その下端部でサイドウォ−ルと一体で形成され、容器の
垂直軸に向かってサイドウォ−ルから下方並びに内側へ
延出した外部接続部材を有しており、前記外部接続部材
は内側半径を有する上部凸形部分並びに外側半径を有す
る下部凹形部分を有し、これらの半径は実質的に等し
く、一体で接続されかつ下部凹形部分から下方に延出し
て容器のための支持手段を有した環状ボトム部材、環状
ボトム部材と一体で接続されかつ環状ボトム部材から上
方にそして内側に延出した円錐形表面を有しており、前
記円錐形表面は容器の垂直軸に関して若干の角度を形成
している。そして容器は円錐形表面と一体で接続されか
つ円錐形表面から上方にそして内側に延出した下向き凹
形中心パネルを有している。そして下向き凹形中心パネ
ルの曲率半径は実質的に環状支持表面の直径以下であ
る。
【0018】
【実施例】図面により実施例の説明をする。これらの形
状は米国特許番号4,685,582、4,768,6
72及び4,620,434のプルシアニエトア−ル及
び本発明の実施例に共通した飲料用容器の下部部分の詳
細図である。更に詳述すると、図1は前述の先行技術に
共通であり、図2は本発明に特有である。そして図3は
図1及び図2の共通した部分的な詳細を拡大図で示して
いる。本発明は図1〜3に示されたパラメ−タ−の幾つ
かを選択することにより主に先行技術と異なっていて、
これから述べる記述は特別な断わりがないかぎりこれら
の図面の全てを引用している。そして図1並びに図2に
付随した寸法が込み合いを避けるために図3にだけ記載
されているものもある。更に図1〜3の引用を続ける
と、引き抜き加工並びにアイヨニング工法の飲料容器1
0は第一直径D1を有し、かつ垂直軸14の回りに円周
方向に配置されている一般的円筒形サイドウォ−ル1
2、並びに垂直軸14の回りに円周方向に配置されサイ
ドウォ−ル12より半径方向に内側に配置され、かつ基
準線19に符合した環状支持表面18を設けた環状支持
部分、即ち環状支持手段16を有している。
状は米国特許番号4,685,582、4,768,6
72及び4,620,434のプルシアニエトア−ル及
び本発明の実施例に共通した飲料用容器の下部部分の詳
細図である。更に詳述すると、図1は前述の先行技術に
共通であり、図2は本発明に特有である。そして図3は
図1及び図2の共通した部分的な詳細を拡大図で示して
いる。本発明は図1〜3に示されたパラメ−タ−の幾つ
かを選択することにより主に先行技術と異なっていて、
これから述べる記述は特別な断わりがないかぎりこれら
の図面の全てを引用している。そして図1並びに図2に
付随した寸法が込み合いを避けるために図3にだけ記載
されているものもある。更に図1〜3の引用を続ける
と、引き抜き加工並びにアイヨニング工法の飲料容器1
0は第一直径D1を有し、かつ垂直軸14の回りに円周
方向に配置されている一般的円筒形サイドウォ−ル1
2、並びに垂直軸14の回りに円周方向に配置されサイ
ドウォ−ル12より半径方向に内側に配置され、かつ基
準線19に符合した環状支持表面18を設けた環状支持
部分、即ち環状支持手段16を有している。
【0019】環状支持部分16は弓形が望ましい外部凸
形環状部分20並びに弓形が望ましく、外部凸形環状部
分20より半径方向で内側に配置されかつ外部凸形環状
部分20に接続された内部凸形環状部分22を有してい
る。外部20並びに内部凸形環状部分22は曲率中心が
共通の半径R1並びにR2を有している。更に詳述する
と、半径R1並びにR2は共に点24並びに点24の回転
円26の曲率中心を有している。この回転円26は第二
直径D2を有している。外部接続部分、即ち外部接続手
段28は弓形が望ましく、半径R3とし、かつサイドウ
ォ−ル12に接続された上部凸形環状部分30を有して
いる。外部接続部分28はまた接線34、即ち外部凸形
環状部分20及び上部凸形環状部分30に接した接線3
4を回転した円錐表面36から内側に半径方向に配置さ
れた凹形環状部分32を有している。その結果、外部接
続手段28はサイドウォ−ル12を外部凸形環状部分2
0に接続している。ド−ム形パネル、即ち凹形パネル3
8は球形形状が望ましいが、適当な曲率半径を有してい
る湾曲形状であることもある。即ちド−ム半径R4は環
状支持部分16より内側で半径方向に配置され、容器1
0の上方へ湾曲している。即ち、ド−ム形パネル38は
容器10が直立の位置に置かれたとき、垂直軸14方向
に上方に湾曲している。
形環状部分20並びに弓形が望ましく、外部凸形環状部
分20より半径方向で内側に配置されかつ外部凸形環状
部分20に接続された内部凸形環状部分22を有してい
る。外部20並びに内部凸形環状部分22は曲率中心が
共通の半径R1並びにR2を有している。更に詳述する
と、半径R1並びにR2は共に点24並びに点24の回転
円26の曲率中心を有している。この回転円26は第二
直径D2を有している。外部接続部分、即ち外部接続手
段28は弓形が望ましく、半径R3とし、かつサイドウ
ォ−ル12に接続された上部凸形環状部分30を有して
いる。外部接続部分28はまた接線34、即ち外部凸形
環状部分20及び上部凸形環状部分30に接した接線3
4を回転した円錐表面36から内側に半径方向に配置さ
れた凹形環状部分32を有している。その結果、外部接
続手段28はサイドウォ−ル12を外部凸形環状部分2
0に接続している。ド−ム形パネル、即ち凹形パネル3
8は球形形状が望ましいが、適当な曲率半径を有してい
る湾曲形状であることもある。即ちド−ム半径R4は環
状支持部分16より内側で半径方向に配置され、容器1
0の上方へ湾曲している。即ち、ド−ム形パネル38は
容器10が直立の位置に置かれたとき、垂直軸14方向
に上方に湾曲している。
【0020】容器10は更に内部接続部分、即ち円周内
側ウォ−ルあるいは垂直軸14に方向に上方に延出した
高さL1を備えた円筒形状内側ウォ−ル42を有する内
部接続手段40を有する。内側ウォール42は円筒形の
こともあるし、あるいは角度α1で前記垂直軸14の方
向へ内側に傾いた円錐状のこともある。内部接続部分4
0はまた半径R5を有しかつ内側ウォ−ル42及びド−
ム形パネル38を相互に接続した内部凹形形状部分44
を有している。このように、内部接続部分40はド−ム
形パネル38を環状支持部分16に接続している。内部
接続部分40はド−ム形パネル38の外周45を基準線
19から定位値距離L2に位置付けている。図3に示す
通り、定位値距離L2は内側ウォ−ル42の高さL1、内
部凹形環状部分44の曲率半径R5、内部凸形環状部分
22の半径R2、並びに内部凸形環状部分22の材料厚
さの合計にほぼ等しいか、幾分低い。そして三角法によ
って算定できる通り、定位値距離L2は角度α1の関数に
より、そしてド−ム形パネル38の外周45が内部凹形
環状部分44に接続される角度α3の関数として前記合
計を下回る値である。例えば、内部凹形環状部分44の
半径R5が0.050インチで、内部凸形環状部分22
の半径R2が0.040インチ、そして内部凸形環状部
分22の材料厚さが約0.012インチの場合、定位値
距離L2は内側ウォ−ル42の高さL1よりも約0.10
2インチ大きいか、幾分低めである。または、半径並び
に金属厚さが上記通りであると、内側ウォ−ル42の高
さL1が0.060インチのとき定位値距離L2は約0.
162インチであるか、幾分低めである。
側ウォ−ルあるいは垂直軸14に方向に上方に延出した
高さL1を備えた円筒形状内側ウォ−ル42を有する内
部接続手段40を有する。内側ウォール42は円筒形の
こともあるし、あるいは角度α1で前記垂直軸14の方
向へ内側に傾いた円錐状のこともある。内部接続部分4
0はまた半径R5を有しかつ内側ウォ−ル42及びド−
ム形パネル38を相互に接続した内部凹形形状部分44
を有している。このように、内部接続部分40はド−ム
形パネル38を環状支持部分16に接続している。内部
接続部分40はド−ム形パネル38の外周45を基準線
19から定位値距離L2に位置付けている。図3に示す
通り、定位値距離L2は内側ウォ−ル42の高さL1、内
部凹形環状部分44の曲率半径R5、内部凸形環状部分
22の半径R2、並びに内部凸形環状部分22の材料厚
さの合計にほぼ等しいか、幾分低い。そして三角法によ
って算定できる通り、定位値距離L2は角度α1の関数に
より、そしてド−ム形パネル38の外周45が内部凹形
環状部分44に接続される角度α3の関数として前記合
計を下回る値である。例えば、内部凹形環状部分44の
半径R5が0.050インチで、内部凸形環状部分22
の半径R2が0.040インチ、そして内部凸形環状部
分22の材料厚さが約0.012インチの場合、定位値
距離L2は内側ウォ−ル42の高さL1よりも約0.10
2インチ大きいか、幾分低めである。または、半径並び
に金属厚さが上記通りであると、内側ウォ−ル42の高
さL1が0.060インチのとき定位値距離L2は約0.
162インチであるか、幾分低めである。
【0021】環状支持部分16は外部凸形環状部分20
並びに内部凸形環状部分22の結合点に見出される算術
平均径D3を有している。従ってこの平均径D3及び円2
6の直径D2は同一直径である。ド−ム半径R4は垂直軸
14上にある。凹形環状部分32は外部凸形環状部分2
0より上方に、前記垂直軸から外側に角度α2延出した
円周外側ウォ−ル46を有し、半径R6をもつ下部凹形
環状部分48を有している。更に凹形環状部分32は角
度α2、半径R3並びに半径R6の大きさの選択次第では
上部凸形環状部分30の下部部分を有する。最後に、容
器10は支持表面18からド−ム形パネル38まで測定
されたド−ム高さ、即ちパネル高さH1並びに内側ウォ
−ル42のポスト直径、即ち比較的小さい直径D4を有
している。上部凸形環状部分30はサイドウォ−ル12
に接し、かつ凸面は中心50を有している。この中心5
0は支持表面18から高さH2の高さにある。下部凹形
環状部分48の凹面の中心52は直径D5上にある。こ
の中心52は支持表面18の下にある。すなわち、支持
表面18は中心52から距離H3の高さにある。
並びに内部凸形環状部分22の結合点に見出される算術
平均径D3を有している。従ってこの平均径D3及び円2
6の直径D2は同一直径である。ド−ム半径R4は垂直軸
14上にある。凹形環状部分32は外部凸形環状部分2
0より上方に、前記垂直軸から外側に角度α2延出した
円周外側ウォ−ル46を有し、半径R6をもつ下部凹形
環状部分48を有している。更に凹形環状部分32は角
度α2、半径R3並びに半径R6の大きさの選択次第では
上部凸形環状部分30の下部部分を有する。最後に、容
器10は支持表面18からド−ム形パネル38まで測定
されたド−ム高さ、即ちパネル高さH1並びに内側ウォ
−ル42のポスト直径、即ち比較的小さい直径D4を有
している。上部凸形環状部分30はサイドウォ−ル12
に接し、かつ凸面は中心50を有している。この中心5
0は支持表面18から高さH2の高さにある。下部凹形
環状部分48の凹面の中心52は直径D5上にある。こ
の中心52は支持表面18の下にある。すなわち、支持
表面18は中心52から距離H3の高さにある。
【0022】ここで、図1並びに図3によると、前述の
先行技術においては、次の寸法が使用された。即ちD1
=2.597インチ;D2、D3=2.000インチ;D
5=2.365インチ;R1、R2=0.040インチ;
R3=0.200インチ;R4=2.375インチ;R5
=0.050インチ;R6=0.100インチ;並びに
α1=5度未満。R4は2.375インチであるが、実際
のツ−リング半径は2.12インチであったことに注目
すべきである。再度、図1並びに図2を参照すると、本
発明の実施例において次の寸法が使用された。D1=
2.598インチ;D2、D3=2.000インチ;D4
=1.882インチ;D5=2.509インチ;R1、R
2=0.040インチ;R3=0.200インチ;R4=
2.375インチ;R5=0.050インチ;R6=0.
200インチ;H1=0.385インチ;H2=0.37
0インチ;H3=0.008インチ;α1=5度9分;並
びにα2=30度。R4は2.375インチであるが、実
際のツ−リング半径は2.12インチであったことに注
目すべきである。
先行技術においては、次の寸法が使用された。即ちD1
=2.597インチ;D2、D3=2.000インチ;D
5=2.365インチ;R1、R2=0.040インチ;
R3=0.200インチ;R4=2.375インチ;R5
=0.050インチ;R6=0.100インチ;並びに
α1=5度未満。R4は2.375インチであるが、実際
のツ−リング半径は2.12インチであったことに注目
すべきである。再度、図1並びに図2を参照すると、本
発明の実施例において次の寸法が使用された。D1=
2.598インチ;D2、D3=2.000インチ;D4
=1.882インチ;D5=2.509インチ;R1、R
2=0.040インチ;R3=0.200インチ;R4=
2.375インチ;R5=0.050インチ;R6=0.
200インチ;H1=0.385インチ;H2=0.37
0インチ;H3=0.008インチ;α1=5度9分;並
びにα2=30度。R4は2.375インチであるが、実
際のツ−リング半径は2.12インチであったことに注
目すべきである。
【0023】本発明に関するテストランにおいては、次
の寸法が使用された。D1=2.598インチ;D2,D
3=2.000インチ;D5=2.509インチ;R1、
R2=0.040インチ;R3=0.200インチ;R5
=0.050インチ;R6=0.200インチ;H2=
0.370インチ;H3=0.008インチ;並びにα2
=30度。R4、D4、H1、α1、L1、など以外の寸
法、並びにテストに使用された材料の厚さは、そのテス
ト結果と共に図10〜図19に示す表中に指示されてい
る。各表中において、静的ド−ム反転圧力(S.D.
R)は平方インチ当りのポンドで示され、累積落下高さ
(C.D.H)はインチで示され、累積落下高さテスト
が実施された内圧(I.P)は平方インチ当りのポンド
で示された。ここで、図10から図19に示す表1から
表10を参照すると、ド−ム形パネル38の曲率半径R
4は実測された容器の実際の曲率半径であって、ド−ム
ツ−リングの曲率半径ではない。例えば、2.375イ
ンチの曲率半径R4は2.120インチの半径を有する
ツ−ルを用いて作られる。容器並びにツ−リングの曲率
半径の差異は、先行技術の容器においても同様である。
図22の表Aはツ−リング半径と容器の実施のド−ム半
径R4間の比較表である。
の寸法が使用された。D1=2.598インチ;D2,D
3=2.000インチ;D5=2.509インチ;R1、
R2=0.040インチ;R3=0.200インチ;R5
=0.050インチ;R6=0.200インチ;H2=
0.370インチ;H3=0.008インチ;並びにα2
=30度。R4、D4、H1、α1、L1、など以外の寸
法、並びにテストに使用された材料の厚さは、そのテス
ト結果と共に図10〜図19に示す表中に指示されてい
る。各表中において、静的ド−ム反転圧力(S.D.
R)は平方インチ当りのポンドで示され、累積落下高さ
(C.D.H)はインチで示され、累積落下高さテスト
が実施された内圧(I.P)は平方インチ当りのポンド
で示された。ここで、図10から図19に示す表1から
表10を参照すると、ド−ム形パネル38の曲率半径R
4は実測された容器の実際の曲率半径であって、ド−ム
ツ−リングの曲率半径ではない。例えば、2.375イ
ンチの曲率半径R4は2.120インチの半径を有する
ツ−ルを用いて作られる。容器並びにツ−リングの曲率
半径の差異は、先行技術の容器においても同様である。
図22の表Aはツ−リング半径と容器の実施のド−ム半
径R4間の比較表である。
【0024】従って、表A中の2.375の曲率半径R
4はド−ムツ−リングの半径が2.120インチであっ
たことを示し、先行技術の容器に匹敵する。そして、本
発明の改善はその他の曲率半径で2.375インチの曲
率半径R4と比較することにより判明できる。表1から
表10のテストは指示された通りの金属の2つの厚さの
材料を用いて実施された。厚さ0.0118インチは米
国で使用されている標準ゲ−ジである。そして、厚さ
0.0127インチは特別注文の場合であって、特に米
国以外の用途に使用される。テスト材料は全てアルミ合
金(通称3104H9と呼ばれている)であって、テス
ト材料は生産原料から採用された。表中の累積落下高さ
C.D.Hは18回のテストの平均値を示している。そ
して、静的ド−ム反転圧力S.D.Hは10回のテスト
の平均値を示している。落下前の各容器の内部流体圧力
I.Pは各落下テストごとに表中に示されている。累積
落下高さを求める目的は充填缶のド−ム形パネルが部分
的あるいは全体的反転を示す落下強度を決定することで
ある。手順は次の通りである。1)容器中の製品を90
度プラスマイナス2度Fで暖める。2)堅実な容器落下
を達成するために、落下高さテスタ−のチュ−ブを鉛直
から5度に設置する。3)容器をチュ−ブの上から差し
込み、それを3インチの位置まで下げ、そして、容器を
指で支える。4)容器を自由落下させて、鋼板をたた
く。5)続けて3インチずつ増やした高さからテストを
繰り返す。6)ド−ム形パネルをさわり、次の高さでテ
ストする前にド−ム形パネルに膨らみあるいは反転がな
いかを調べる。7)ド−ム反転が発生した高さを記録す
る。8)累積落下高さを算出する。すなわち、ド−ム反
転が発生した高さを含め、与えられた容器が落下した各
高さを合計加算する。そして、9)10個の容器からの
結果の平均を出す。
4はド−ムツ−リングの半径が2.120インチであっ
たことを示し、先行技術の容器に匹敵する。そして、本
発明の改善はその他の曲率半径で2.375インチの曲
率半径R4と比較することにより判明できる。表1から
表10のテストは指示された通りの金属の2つの厚さの
材料を用いて実施された。厚さ0.0118インチは米
国で使用されている標準ゲ−ジである。そして、厚さ
0.0127インチは特別注文の場合であって、特に米
国以外の用途に使用される。テスト材料は全てアルミ合
金(通称3104H9と呼ばれている)であって、テス
ト材料は生産原料から採用された。表中の累積落下高さ
C.D.Hは18回のテストの平均値を示している。そ
して、静的ド−ム反転圧力S.D.Hは10回のテスト
の平均値を示している。落下前の各容器の内部流体圧力
I.Pは各落下テストごとに表中に示されている。累積
落下高さを求める目的は充填缶のド−ム形パネルが部分
的あるいは全体的反転を示す落下強度を決定することで
ある。手順は次の通りである。1)容器中の製品を90
度プラスマイナス2度Fで暖める。2)堅実な容器落下
を達成するために、落下高さテスタ−のチュ−ブを鉛直
から5度に設置する。3)容器をチュ−ブの上から差し
込み、それを3インチの位置まで下げ、そして、容器を
指で支える。4)容器を自由落下させて、鋼板をたた
く。5)続けて3インチずつ増やした高さからテストを
繰り返す。6)ド−ム形パネルをさわり、次の高さでテ
ストする前にド−ム形パネルに膨らみあるいは反転がな
いかを調べる。7)ド−ム反転が発生した高さを記録す
る。8)累積落下高さを算出する。すなわち、ド−ム反
転が発生した高さを含め、与えられた容器が落下した各
高さを合計加算する。そして、9)10個の容器からの
結果の平均を出す。
【0025】ある飲料メ−カ−はその会社に納入される
容器が最低60インチの落下強度を有するように提示し
た。これまでこのような落下強度を達成することができ
た容器メ−カ−はなかった。しかし、本発明は先行技術
の落下強度を大幅に超える落下強度を有する容器を供給
することができる。さらに本発明によって製造された容
器は材料ゲ−ジを増やすことなく、そしてコストを増加
することなしに20インチ、30インチ、40インチあ
るいはさらに60インチの累積落下高さ条件を満たすこ
とが可能である。
容器が最低60インチの落下強度を有するように提示し
た。これまでこのような落下強度を達成することができ
た容器メ−カ−はなかった。しかし、本発明は先行技術
の落下強度を大幅に超える落下強度を有する容器を供給
することができる。さらに本発明によって製造された容
器は材料ゲ−ジを増やすことなく、そしてコストを増加
することなしに20インチ、30インチ、40インチあ
るいはさらに60インチの累積落下高さ条件を満たすこ
とが可能である。
【0026】ここで、図10の表1を参照すると、コラ
ム3とコラム4の数は正確にコラム1と2との数に一致
していることがわかる。この理由はコラム3と4のテス
トの目的がド−ム深さをいろいろに変えて図2に示す静
的ド−ム反転を調和させることであった。図10の表1
のパラメ−タは図2の先行技術のパラメ−タと同一であ
るから、コラム3と4の数はコラム1と2の数と同一で
ある。図10の表1ならびに図2の先行技術の形状に関
するテスト結果は、金属の厚さが0.0118インチな
らびに0.0127インチで、内圧が平方インチ当り6
2.4ポンドならびに61.0ポンドのとき、累積落下
高さは夫々5.0インチ及び17.5インチであった。
この2つの金属の厚さの場合、静的ド−ム反転圧力は平
方インチ当り95.8ポンドおよび110.9ポンドで
あったことがわかる。表1に記載された通り、ド−ム形
パネルの曲率半径は2.375インチであり、これはド
−ムツ−リング半径が2.120インチである先行技術
の曲率半径であることが重要である。ここで、図19の
表10を参照して、表1の先行技術のテスト結果と比較
すると、2つの金属の厚さ0.0118インチならびに
0.0127インチの場合、共に容器のド−ム半径R4
は1.750インチであり、ポスト直径D4は1.88
7インチであり、内圧は夫々63.6PSI(ポンドパ
−平方インチ)および60.4PSIであって、本発明
の累積落下高さはコラム1および2に示したとおり夫々
73.5インチおよび137.7インチであった。静的
ド−ム反転圧力は夫々83.3PSIおよび98.6P
SIであったことがわかる。
ム3とコラム4の数は正確にコラム1と2との数に一致
していることがわかる。この理由はコラム3と4のテス
トの目的がド−ム深さをいろいろに変えて図2に示す静
的ド−ム反転を調和させることであった。図10の表1
のパラメ−タは図2の先行技術のパラメ−タと同一であ
るから、コラム3と4の数はコラム1と2の数と同一で
ある。図10の表1ならびに図2の先行技術の形状に関
するテスト結果は、金属の厚さが0.0118インチな
らびに0.0127インチで、内圧が平方インチ当り6
2.4ポンドならびに61.0ポンドのとき、累積落下
高さは夫々5.0インチ及び17.5インチであった。
この2つの金属の厚さの場合、静的ド−ム反転圧力は平
方インチ当り95.8ポンドおよび110.9ポンドで
あったことがわかる。表1に記載された通り、ド−ム形
パネルの曲率半径は2.375インチであり、これはド
−ムツ−リング半径が2.120インチである先行技術
の曲率半径であることが重要である。ここで、図19の
表10を参照して、表1の先行技術のテスト結果と比較
すると、2つの金属の厚さ0.0118インチならびに
0.0127インチの場合、共に容器のド−ム半径R4
は1.750インチであり、ポスト直径D4は1.88
7インチであり、内圧は夫々63.6PSI(ポンドパ
−平方インチ)および60.4PSIであって、本発明
の累積落下高さはコラム1および2に示したとおり夫々
73.5インチおよび137.7インチであった。静的
ド−ム反転圧力は夫々83.3PSIおよび98.6P
SIであったことがわかる。
【0027】すなわち、本発明は薄い方の材料の場合、
5インチから73.5インチまで14倍を超え、あつい
材料の場合は17.5インチから137.7インチまで
約8倍で、累積落下高さを増大させた。しかし、図10
の表1および図19の表10を参照すると、累積落下高
さのこのような画期的な増大は、望ましくない静的ド−
ム反転圧力の大きい減少を達成した。ド−ム反転圧力は
表1の薄い材料および厚い材料に対して95.8PSI
および110.9PSIから、表10の薄い材料ならび
に厚い材料に対する83.3PSIおよび98.6PS
Iに減少した。
5インチから73.5インチまで14倍を超え、あつい
材料の場合は17.5インチから137.7インチまで
約8倍で、累積落下高さを増大させた。しかし、図10
の表1および図19の表10を参照すると、累積落下高
さのこのような画期的な増大は、望ましくない静的ド−
ム反転圧力の大きい減少を達成した。ド−ム反転圧力は
表1の薄い材料および厚い材料に対して95.8PSI
および110.9PSIから、表10の薄い材料ならび
に厚い材料に対する83.3PSIおよび98.6PS
Iに減少した。
【0028】本発明は落下強度を示す累積落下高さの画
期的な増大に伴う静的ド−ム反転圧力のこのような減少
を除去し、少なくとも改善する手段を供給している。こ
こで、図10の表1ならびに図19の表10のコラム3
および4を参照すると、本発明は累積落下高さを薄い材
料と厚い材料に対して5インチと17.5インチから7
0.0インチと136.0インチに増大させた。従っ
て、本発明は薄い材料では14倍、厚い材料ではほぼ8
倍累積落下高さを増大させた。同時に、内側ウオ−ル4
2の差L1を薄い材料では0.035インチから0.0
80インチまで、そして、厚い材料では0.075イン
チ大きくすることによって、容器は91.4PSIおよ
び106.9PSIの静的ド−ム反転圧力を有した。従
って、内側ウオ−ル42の高さL1の増加は薄い材料で
は静的ド−ム反転圧力の減少を5%減に留め、厚い材料
では4%減に留め、一方材料の厚さによって、約8倍か
ら14倍まで累積落下高さの増大を達成させた。ここ
で、図9を参照すると、ド−ム形パネル38の各種曲率
半径R4ならびに曲率半径R4の環状支持部分16の平均
径D3に対する各種の比較に関して累積落下高さならび
に静的ド−ム反転圧力が示されている。
期的な増大に伴う静的ド−ム反転圧力のこのような減少
を除去し、少なくとも改善する手段を供給している。こ
こで、図10の表1ならびに図19の表10のコラム3
および4を参照すると、本発明は累積落下高さを薄い材
料と厚い材料に対して5インチと17.5インチから7
0.0インチと136.0インチに増大させた。従っ
て、本発明は薄い材料では14倍、厚い材料ではほぼ8
倍累積落下高さを増大させた。同時に、内側ウオ−ル4
2の差L1を薄い材料では0.035インチから0.0
80インチまで、そして、厚い材料では0.075イン
チ大きくすることによって、容器は91.4PSIおよ
び106.9PSIの静的ド−ム反転圧力を有した。従
って、内側ウオ−ル42の高さL1の増加は薄い材料で
は静的ド−ム反転圧力の減少を5%減に留め、厚い材料
では4%減に留め、一方材料の厚さによって、約8倍か
ら14倍まで累積落下高さの増大を達成させた。ここ
で、図9を参照すると、ド−ム形パネル38の各種曲率
半径R4ならびに曲率半径R4の環状支持部分16の平均
径D3に対する各種の比較に関して累積落下高さならび
に静的ド−ム反転圧力が示されている。
【0029】図9において、内側ウオ−ル42の高さL
1を増大させることによって、先行技術により達成され
た反転圧力を下回わるほど静的ド−ム反転圧力を減少さ
せることなく、累積落下高さの驚異的な増大を達成でき
る。また、ここで図10の表1並びに図17の表8を参
照すると、表1の95.8並びに110.9の先行技術
の静的ド−ム反転圧力を表8の96.0並びに111.
0の静的ド−ム反転圧力が超え、かつ累積落下高さの増
加が5.0インチから44.2インチへ、そして17.
5インチから89.1インチへ夫々達成されていること
がわかる。従って、本発明において、累積落下高さの高
い有意な増加が静的ド−ム反転圧力の低下なしに達成さ
れることが可能である。更にその上、内側ウォ−ル42
の角度α1並びに内側ウォ−ルの高さL1などのパラメ−
タ−を様々に変えることによって更に改善が可能であ
る。その理由はここに提示されたテスト結果は、高さL
1の増加が静的ド−ム反転圧力を増大させ、内側ウォ−
ル42の角度α1の減少が静的ド−ム反転圧力を増大さ
せることであることを示している。
1を増大させることによって、先行技術により達成され
た反転圧力を下回わるほど静的ド−ム反転圧力を減少さ
せることなく、累積落下高さの驚異的な増大を達成でき
る。また、ここで図10の表1並びに図17の表8を参
照すると、表1の95.8並びに110.9の先行技術
の静的ド−ム反転圧力を表8の96.0並びに111.
0の静的ド−ム反転圧力が超え、かつ累積落下高さの増
加が5.0インチから44.2インチへ、そして17.
5インチから89.1インチへ夫々達成されていること
がわかる。従って、本発明において、累積落下高さの高
い有意な増加が静的ド−ム反転圧力の低下なしに達成さ
れることが可能である。更にその上、内側ウォ−ル42
の角度α1並びに内側ウォ−ルの高さL1などのパラメ−
タ−を様々に変えることによって更に改善が可能であ
る。その理由はここに提示されたテスト結果は、高さL
1の増加が静的ド−ム反転圧力を増大させ、内側ウォ−
ル42の角度α1の減少が静的ド−ム反転圧力を増大さ
せることであることを示している。
【0030】ここで図6並びに図20に示す表11を引
用すると、表1〜10のテストデ−タが表11にまとめ
られて、ド−ム高さH1が一定に保持されるときのテス
ト結果の変化を示している。そして図6では表11のデ
−タがプロットされて累積落下高さと、そのド−ム高さ
H1が0.385インチで一定に保持されるテストの曲
率半径R4との関係を示している。図20の表11並び
に図21の表12において、名称B6Aは本発明の先行
技術容器用として現在与えられている寸法に従って作ら
れた容器を示している。その他の容器の名称(例えばX
0133)は各種実験ツ−ルの実験図番に関連する。
用すると、表1〜10のテストデ−タが表11にまとめ
られて、ド−ム高さH1が一定に保持されるときのテス
ト結果の変化を示している。そして図6では表11のデ
−タがプロットされて累積落下高さと、そのド−ム高さ
H1が0.385インチで一定に保持されるテストの曲
率半径R4との関係を示している。図20の表11並び
に図21の表12において、名称B6Aは本発明の先行
技術容器用として現在与えられている寸法に従って作ら
れた容器を示している。その他の容器の名称(例えばX
0133)は各種実験ツ−ルの実験図番に関連する。
【0031】同様にして、図7並びに図21の表12を
引用すると、表1〜10のテストデ−タが表12にまと
められており、ド−ム高さH1が様々に変化して0.0
118インチの材料厚さでは96PSI、そして0.0
127インチの材料厚さでは111PSIの静的ド−ム
反転圧力を、一定にあるいはほぼ一定に維持するときの
テスト結果の変化を示している。図7では、図21の表
12のデ−タがプロットされて、累積落下高さと静的ド
−ム反転圧力が表12に表される通り、一定にあるいは
ほぼ一定に保持されるテスト用の曲率半径R4との関係
を示している。
引用すると、表1〜10のテストデ−タが表12にまと
められており、ド−ム高さH1が様々に変化して0.0
118インチの材料厚さでは96PSI、そして0.0
127インチの材料厚さでは111PSIの静的ド−ム
反転圧力を、一定にあるいはほぼ一定に維持するときの
テスト結果の変化を示している。図7では、図21の表
12のデ−タがプロットされて、累積落下高さと静的ド
−ム反転圧力が表12に表される通り、一定にあるいは
ほぼ一定に保持されるテスト用の曲率半径R4との関係
を示している。
【0032】ここで図8を参照すると、静的ド−ム反転
圧力がド−ム形パネル38の各種曲率半径R4に対し、
そして曲率半径R4の環状支持部分16の平均径D3に対
する各種比に対して、プロットされている。図8の曲線
では、ド−ム高さH1、即ち指示表面18から軸14に
沿ったド−ム形パネル38までの距離は0.385イン
チで一定に保持されている。要約すると、本発明は技術
に精通した人であってもド−ム半径R4の減少が累積し
た落下強度のこのような著しい増大を達成するとは予想
もしなかった結果をもたらした。さらに、累積した落下
強度の増加はド−ム半径R4の低下によって達成される
というヒントは先行技術には全く存在しなかった。その
うえに、累積落下高さの驚異的増大に伴う静的ド−ム反
転圧力の低下を抑えること、また除去するすることが可
能である。さらに、内側42の高さL1を大きくするこ
とによって、静的ド−ム反転圧力を増大させることも可
能である。
圧力がド−ム形パネル38の各種曲率半径R4に対し、
そして曲率半径R4の環状支持部分16の平均径D3に対
する各種比に対して、プロットされている。図8の曲線
では、ド−ム高さH1、即ち指示表面18から軸14に
沿ったド−ム形パネル38までの距離は0.385イン
チで一定に保持されている。要約すると、本発明は技術
に精通した人であってもド−ム半径R4の減少が累積し
た落下強度のこのような著しい増大を達成するとは予想
もしなかった結果をもたらした。さらに、累積した落下
強度の増加はド−ム半径R4の低下によって達成される
というヒントは先行技術には全く存在しなかった。その
うえに、累積落下高さの驚異的増大に伴う静的ド−ム反
転圧力の低下を抑えること、また除去するすることが可
能である。さらに、内側42の高さL1を大きくするこ
とによって、静的ド−ム反転圧力を増大させることも可
能である。
【0033】さらに、ド−ム形パネル38の一定の曲率
半径R4に対して内側ウオ−ル42の高さL1の増加はド
−ム高さH1を増大させる。従って、ド−ム高さH1の増
加あるいはその制限を説明することは、内側ウオ−ル4
2の高さL1の増加あるいは制限を説明することであ
る。内側ウオ−ル42の高さL1の増加は定位置距離L2
を大きくすることである。従って、定位置距離L2の増
加あるいはその制限を説明することは内側ウオ−ル42
の高さL1の増加あるいは制限を説明することである。
さらに、定位置距離L2の説明は内部凸形環状部分22
のサイズあるいは形状、内部凹形環状部分44のサイズ
あるいは形状、内側ウオ−ル42の形状、傾き、また
は、金属材料の厚さに関係なく、本発明の寸法あるいは
制限を明確に定めている。
半径R4に対して内側ウオ−ル42の高さL1の増加はド
−ム高さH1を増大させる。従って、ド−ム高さH1の増
加あるいはその制限を説明することは、内側ウオ−ル4
2の高さL1の増加あるいは制限を説明することであ
る。内側ウオ−ル42の高さL1の増加は定位置距離L2
を大きくすることである。従って、定位置距離L2の増
加あるいはその制限を説明することは内側ウオ−ル42
の高さL1の増加あるいは制限を説明することである。
さらに、定位置距離L2の説明は内部凸形環状部分22
のサイズあるいは形状、内部凹形環状部分44のサイズ
あるいは形状、内側ウオ−ル42の形状、傾き、また
は、金属材料の厚さに関係なく、本発明の寸法あるいは
制限を明確に定めている。
【0034】最後に、本発明はここに述べた様々な側面
から説明した手段ならびに方法によって達成している。
これまではアルミ容器について実験してきたが、同様の
原理、すなわち、ド−ム半径R4の減少、内側ウオ−ル
42の高さL1の増加、ド−ム高さH1の増加、支持表面
18からド−ム形パネル38までの定位置距離の増加、
ならびに内側ウオ−ル42の角度α1の選択、あるいは
最小化が効果的に鉄金属ならびに非鉄金属、プラスチッ
クその他の非金属材料を含む、他の材料から作られた容
器の強度を増大させるものである。
から説明した手段ならびに方法によって達成している。
これまではアルミ容器について実験してきたが、同様の
原理、すなわち、ド−ム半径R4の減少、内側ウオ−ル
42の高さL1の増加、ド−ム高さH1の増加、支持表面
18からド−ム形パネル38までの定位置距離の増加、
ならびに内側ウオ−ル42の角度α1の選択、あるいは
最小化が効果的に鉄金属ならびに非鉄金属、プラスチッ
クその他の非金属材料を含む、他の材料から作られた容
器の強度を増大させるものである。
【0035】
【発明の効果】本発明によると、引き抜き加工並びにア
イヨニング工法によって製造される飲料容器は容器のサ
イドウォ−ルから半径方面に内側に配置されかつ垂直軸
の回りに同軸で配置された環状支持部分、その環状支持
部分の内側に配置されたド−ム形パネル即ち凹形パネ
ル、並びにその環状支持部分をサイドウォ−ルに接続し
ている外部接続部分を有している。外部接続部分は下部
凹形環状弓形部分並びにその下部凹形環状支持部分及び
サイドウォ−ルに接続された上部凸形環状弓形部分を有
している。環状支持部分は内部及び外部凸形環状部分を
有し、弓形であるのが望ましく、同一曲率中心の回りに
配置されている。環状支持部分並びに環状支持部分の内
部及び外部凸形環状部分は容器を平らで水平な表面上に
支えるための、そして容器を積み重ねる際に容器を安置
するための環状支持表面を設けている。容器はド−ム形
パネル即ち凹形パネルを環状支持部分に接続した内部接
続部分を有している。内部接続部分はド−ム形パネルか
ら半径方面に外側に延出し、内部凸形環状部分の方向へ
向かって下方に湾曲している内部凹形環状部分、並びに
垂直軸回りに円周方面に配置され、内部凹形環状部分を
内部凸形環状部分に接続し、かつ環状支持表面から定位
値距離にド−ム形パネルを配置した内部ウォ−ルを有し
ている。各種パラメ−タ−の寸法を注意深く選択するこ
とによって、累積落下高さテストによって計測すると、
予期しないほど大きく容器の強度が増加する。ド−ム形
パネルの曲率半径の減少は、容器の静的ド−ム反転圧力
の低下から回避されている先行技術の場合とまったく対
照的に、本発明においては、ド−ム形パネルの曲率半径
をある範囲に減少させると、静的ド−ム反転圧力は容器
が満足して性能を発揮しないレベルにまで低下する。ド
−ム形パネル曲率半径のこのような徹底した減少は静的
ド−ム反転圧力において全く許容できない減少を発生す
ると同時に落下強度において画期的な予期されない増加
をもたらす。落下強度におけるこの増加は600%もの
あるいは更にそれを上回る可能性もある。そして、落下
強度におけるこの驚異的な改善は材料の厚さは同じまま
で達成される。この画期的に改善された落下強度の効果
は大きいが、この効果もド−ム形パネル曲率半径の必要
な減少に伴う静的ド−ム反転圧力における不利な低下を
除去する手段を併用することがなければ、全く商業的な
価値はない。支持表面からド−ム形パネルまでの定位値
距離並びに内部接続部分の内部ウォ−ルの高さなどの容
器のその他の各種パラメ−タ−を注意深く選択すること
によって、静的ド−ム反転圧力の低下の全て、あるいは
その殆ど全てを取り除くことが可能である。更にその
上、落下強度において、600%を下回る改善であって
も許容される場合には、パラメ−タ−を注意深く選択す
ることによって、落下強度の優れた改善を得ながら、一
方で容器の静的ド−ム反転圧力を増加することさえも可
能になる。即ち、本発明は優れた静的ド−ム反転圧力と
驚異的に増加した落下強度を有する容器を供給し、容器
の包装に用いられるボ−ル紙に代わって収縮包装並びに
その他の安価な手段の使用を可能にするだけではなく、
より薄い金属原料を容器用として使用し材料コストの低
減を達成することが可能である。
イヨニング工法によって製造される飲料容器は容器のサ
イドウォ−ルから半径方面に内側に配置されかつ垂直軸
の回りに同軸で配置された環状支持部分、その環状支持
部分の内側に配置されたド−ム形パネル即ち凹形パネ
ル、並びにその環状支持部分をサイドウォ−ルに接続し
ている外部接続部分を有している。外部接続部分は下部
凹形環状弓形部分並びにその下部凹形環状支持部分及び
サイドウォ−ルに接続された上部凸形環状弓形部分を有
している。環状支持部分は内部及び外部凸形環状部分を
有し、弓形であるのが望ましく、同一曲率中心の回りに
配置されている。環状支持部分並びに環状支持部分の内
部及び外部凸形環状部分は容器を平らで水平な表面上に
支えるための、そして容器を積み重ねる際に容器を安置
するための環状支持表面を設けている。容器はド−ム形
パネル即ち凹形パネルを環状支持部分に接続した内部接
続部分を有している。内部接続部分はド−ム形パネルか
ら半径方面に外側に延出し、内部凸形環状部分の方向へ
向かって下方に湾曲している内部凹形環状部分、並びに
垂直軸回りに円周方面に配置され、内部凹形環状部分を
内部凸形環状部分に接続し、かつ環状支持表面から定位
値距離にド−ム形パネルを配置した内部ウォ−ルを有し
ている。各種パラメ−タ−の寸法を注意深く選択するこ
とによって、累積落下高さテストによって計測すると、
予期しないほど大きく容器の強度が増加する。ド−ム形
パネルの曲率半径の減少は、容器の静的ド−ム反転圧力
の低下から回避されている先行技術の場合とまったく対
照的に、本発明においては、ド−ム形パネルの曲率半径
をある範囲に減少させると、静的ド−ム反転圧力は容器
が満足して性能を発揮しないレベルにまで低下する。ド
−ム形パネル曲率半径のこのような徹底した減少は静的
ド−ム反転圧力において全く許容できない減少を発生す
ると同時に落下強度において画期的な予期されない増加
をもたらす。落下強度におけるこの増加は600%もの
あるいは更にそれを上回る可能性もある。そして、落下
強度におけるこの驚異的な改善は材料の厚さは同じまま
で達成される。この画期的に改善された落下強度の効果
は大きいが、この効果もド−ム形パネル曲率半径の必要
な減少に伴う静的ド−ム反転圧力における不利な低下を
除去する手段を併用することがなければ、全く商業的な
価値はない。支持表面からド−ム形パネルまでの定位値
距離並びに内部接続部分の内部ウォ−ルの高さなどの容
器のその他の各種パラメ−タ−を注意深く選択すること
によって、静的ド−ム反転圧力の低下の全て、あるいは
その殆ど全てを取り除くことが可能である。更にその
上、落下強度において、600%を下回る改善であって
も許容される場合には、パラメ−タ−を注意深く選択す
ることによって、落下強度の優れた改善を得ながら、一
方で容器の静的ド−ム反転圧力を増加することさえも可
能になる。即ち、本発明は優れた静的ド−ム反転圧力と
驚異的に増加した落下強度を有する容器を供給し、容器
の包装に用いられるボ−ル紙に代わって収縮包装並びに
その他の安価な手段の使用を可能にするだけではなく、
より薄い金属原料を容器用として使用し材料コストの低
減を達成することが可能である。
【図1】飲料容器の下部部分の断面側面図であり、先行
技術設計に一般的に共通した詳細を示す。
技術設計に一般的に共通した詳細を示す。
【図2】飲料容器の下部部分の断面側面図であり、本発
明の好適な実施例に一般的に共通した詳細を示す。
明の好適な実施例に一般的に共通した詳細を示す。
【図3】図1並びに図2に一般的に共通した詳細を示し
た拡大断面側面図。
た拡大断面側面図。
【図4】プラスチックフィルムを用いて収縮包装によっ
て束ねられた飲料容器の上面図。
て束ねられた飲料容器の上面図。
【図5】束ねられた飲料容器の側面図。
【図6】累積落下高さに対するド−ム形パネルの曲率半
径並びにその曲率半径を環状支持部分の平均径によって
除した比のグラフであって、支持表面からド−ム形パネ
ルまでの距離は一定。
径並びにその曲率半径を環状支持部分の平均径によって
除した比のグラフであって、支持表面からド−ム形パネ
ルまでの距離は一定。
【図7】累積落下高さに対するド−ム形パネルの曲率半
径並びにその曲率半径を環状支持部分の平均径によって
除した比のグラフであり、内側ウォ−ル高さなどのパラ
メ−タ−を選択して一定の静的ド−ム反転圧力を提供す
る点において図6のグラフとは異なる。
径並びにその曲率半径を環状支持部分の平均径によって
除した比のグラフであり、内側ウォ−ル高さなどのパラ
メ−タ−を選択して一定の静的ド−ム反転圧力を提供す
る点において図6のグラフとは異なる。
【図8】静的ド−ム反転圧力に対する曲率半径並びにそ
の曲率半径を環状支持部分の平均径によって除した比の
グラフであって、ド−ム高さ、即ち支持表面からド−ム
形パネルまでの距離は一定。
の曲率半径を環状支持部分の平均径によって除した比の
グラフであって、ド−ム高さ、即ち支持表面からド−ム
形パネルまでの距離は一定。
【図9】静的ド−ム反転圧力に対するド−ム形パネルの
曲率半径並びにその曲率半径を環状支持部分の平均径に
よって除した比のグラフ。
曲率半径並びにその曲率半径を環状支持部分の平均径に
よって除した比のグラフ。
【図10】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
表。
【図11】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
表。
【図12】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
表。
【図13】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
表。
【図14】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
表。
【図15】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
表。
【図16】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
表。
【図17】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
表。
【図18】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
表。
【図19】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
表。
【図20】ド−ム高さを一定としたテストデ−タを示す
表。
表。
【図21】静的ド−ム反転圧力を一定としたテストデ−
タを示す表。
タを示す表。
【図22】ド−ムツ−リング半径と容器ド−ム半径の比
較表。
較表。
10 容器 12 サイドウォ−ル 14 垂直軸 16 環状支持部分 18 環状支持表面 20 外部凸形環状部分 22 内部凸形環状部分 28 外部接続部分 38 凹形パネル 40 内部接続部分 42 円筒形内側ウォ−ル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン エム ウリィ アメリカ合衆国 コロラド州 80302 ボールダー、ブラフ ストリート 2315 −C (56)参考文献 実開 昭62−177611(JP,U) 特表 昭62−500440(JP,A) 米国特許3693828(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 1/42 B65D 1/16
Claims (10)
- 【請求項1】 落下強度を強化した容器において、垂直
軸の周りに配置されたサイドウォールと、垂直軸の周り
に配置され算術平均径を有する環状支持表面を有する環
状支持部分と、前記サイドウオールと前記環状支持部分
を連結する外部連結部分と、前記環状支持部分より内側
に配置され曲率半径を有する凹形パネルと、前記環状支
持部分と前記凹形パネルを連結し前記垂直軸に向かって
上方に延びている内部連結部分とを持つ容器であって、
前記曲率半径と前記算術平均径を両方選択することによ
って、落下強度が強化され、落下強度は選択された曲率
半径と選択された算術平均径の比が減少するにつれて増
加し、さらに所望の静的ドーム反転圧力を有する前記容
器は、前記支持表面から前記凹形パネルまで前記軸に沿
って測定されたパネル高さを含み、前記パネル高さは所
望の静的ドーム反転圧力を提供するように選択され、前
記パネル高さは前記比の減少に伴って増加することを特
徴とする容器。 - 【請求項2】 前記選択された曲率半径と前記選択され
た算術平均径の比が減少するにつれ前記選択されたパネ
ル高さと前記選択された算術平均径の比が0.2以上に
増加することを特徴とする請求項1記載の容器。 - 【請求項3】 前記選択された曲率半径と前記選択され
た算術平均径の比が第1の度合いで減少し、前記選択さ
れたパネル高さが第2の度合いで増加し、前記第1と第
2の度合いを選択することにより前記落下強度と前記静
的ドーム反転圧力を得ることを特徴とする請求項1記載
の容器。 - 【請求項4】 前記選択された曲率半径と前記選択され
た算術平均径の比が1.05以下であり、前記選択され
たパネル高さと前記算術平均径の比が0.2以上である
ことを特徴とする請求項3記載の容器。 - 【請求項5】 落下強度を強化した容器において垂直軸
の周りに配置され直径を持つ実質的に円筒状のサイドウ
ォールと、前記垂直軸の周りに配置され環状支持表面を
有する環状支持部分と、前記サイドウオールと前記環状
支持部分を連結する外部連結部分と、前記環状支持部分
より内側に配置され曲率半径を有する凹形パネルと、前
記環状支持部分と前記凹形パネルを連結し前記垂直軸に
向かって上方に延びている内部連結部分を有する容器で
あって、前記曲率半径と前記直径を両方選択することに
よって落下強度を強化し、前記落下強度は前記選択され
た曲率半径と前記選択された直径の比が0.8未満に減
少するにつれ増加することを特徴とする容器。 - 【請求項6】 落下強度を強化した容器において垂直軸
の周りに配置され直径を持つ実質的に円筒状のサイドウ
ォールと、前記垂直軸の周りに配置され環状支持表面を
有する環状支持部分と、前記サイドウオールと前記環状
支持部分を連結する外部連結部分と、前記環状支持部分
より内側に配置され曲率半径を有する凹形パネルと、前
記環状支持部分と前記凹形パネルを連結し前記垂直軸に
向かって上方に延びている内部連結部分を有する容器で
あって、前記曲率半径と前記直径を両方選択することに
よって落下強度を強化し、前記落下強度は前記選択され
た曲率半径と前記選択された直径の比が減少するにつれ
増加し、さらに所望の静的ドーム反転圧力を有する容器
は、前記支持表面から前記凹部パネルまで前記軸に沿っ
て測定されたパネル高さを含み、前記パネル高さは所望
の静的ドーム反転圧力を提供するように選択され、前記
パネル高さは前記比の減少に伴って増加することを特徴
とする容器。 - 【請求項7】 前記選択された曲率半径と前記選択され
た直径の比が減少するにつれ前記選択されたパネル高さ
と前記選択された直径の比が0.15以上に増加するこ
とを特徴とする請求項6記載の容器。 - 【請求項8】 前記選択された曲率半径と前記選択され
た直径の比が第1の度合いで減少し前記選択されたパネ
ル高さが第2の度合いで増加し、前記第1と第2の度合
いを選択することにより前記落下強度と前記静的ドーム
反転圧力を強化することを特徴とする請求項6記載の容
器。 - 【請求項9】 前記選択された曲率半径と前記選択され
た直径の比が0.8以下であり、前記選択されたパネル
高さと前記選択された直径の比が0.15以上であるこ
とを特徴とする請求項8記載の容器。 - 【請求項10】 改善された落下強度と好ましい静的ド
ーム反転圧力を有する容器において垂直軸の周りに配置
されるサイドウォールと、垂直軸の周りに配置され算術
平均径を有する環状支持表面を有する環状支持部分と、
前記サイドウォールと前記環状支持部分とを連結する外
部連結部と、前記環状支持部分より内側に配置され曲率
半径を有し前記軸に沿って前記支持表面から前記凹形パ
ネルまで計測されたパネル高さを有する凹形パネルと、
前記支持部分と前記凹形パネルを連結し前記垂直軸に向
かって上方に延びている内部連結部を有する容器であっ
て前記曲率半径と前記算術平均径を両方選択することに
よって落下強度を強化し、前記落下強度は前記選択され
た曲率半径と前記選択された算術平均径の比が減少する
につれて増加することと、前記パネル高さを選択するこ
とによって前記静的ドーム反転圧力を強化し、前記パネ
ル高さは前記比が減少するにつれて増加することを特徴
とする容器。
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