JP2771343B2 - 飲料用容器 - Google Patents

飲料用容器

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JP2771343B2
JP2771343B2 JP9977491A JP9977491A JP2771343B2 JP 2771343 B2 JP2771343 B2 JP 2771343B2 JP 9977491 A JP9977491 A JP 9977491A JP 9977491 A JP9977491 A JP 9977491A JP 2771343 B2 JP2771343 B2 JP 2771343B2
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Table Devices Or Equipment (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に継目なしサイド
ウォール並びにサイドウォールと一体で形成されたボト
ムを有する種類の金属容器本体に関する。更に詳述する
と、本発明は落下強度が強化されるボトム形状に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日まで数多くの容器形状が特にツ−ピ
−ス容器メ−カ−によって製造されてきた。ツ−ピ−ス
容器とは、一端が一体形ボトムウォ−ルを有する本体、
並びに本体に固定された蓋を有するように形成された反
対側端部を有している容器である。容器メ−カ−は鋼製
あるいはアルミ合金製の容器に各種の飲料を充填する。
容器ボトムウォ−ルの最も理想的な種類は、最小高さの
一定容器に最大容量をもたらすフラットウォ−ルであろ
う。しかしながら、このような容器は経済的に見て不可
能である。なぜなら変形防止のためにボトムウォ−ルの
厚さを容器コストが法外に高くなるほどの厚みにしなけ
ればならないからである。このようなコスト高から免れ
るために、引き抜き工法並びにアイヨニング工法が用い
られ、特にアルミ容器業界では最近広く使用されてい
る。引き抜き並びにアイヨニングを利用するこれらの容
器の製造において、容器の本体ウォ−ル並びにボトムウ
ォ−ルはできるかぎり薄くすることにより、その容器が
競争価格で売れることが重要である。本体ウォ−ルの減
厚化に関してはこれまで多大な努力が払われてきた。
【0003】薄い本体ウォ−ル構造に関しては各種のボ
トムウォ−ル形状が今日まで開発されてきたが、容器の
強度はこれらの開発の中での最も重要因子である。ボト
ムウォ−ルの十分な剛性を探求する際の最初の試みは、
ボトムウォ−ルを球形ド−ム形状に成形することであっ
た。この一般の形状はダンエトア−ル、米国特許番号
3,760,751(1973年9月25日)に示され
ている。これによるとボトムウォ−ルは内側に凹形のド
−ムあるいはくぼみが付与され、それは実質的に容器の
ボトムウォ−ル全体を含んでいる。その結果、このド−
ム形の形状は容器が設計されている圧力範囲において、
ボトムウォ−ルの全体形状寸法をほとんど変えることな
く、容器の内圧増加に対応して強度を増大しかつボトム
ウォ−ルの変形に耐えている。ド−ム形状のボトムウォ
−ルの各種改良品が製造されてきた。この場合、ド−ム
構造そのものは更に容器構造を強化するために、その他
の曲線あるいは壁面部材を用い、通常容器の長手軸に対
して様々な角度で一体に形成されている。このような改
良品は剛性並びに安定性を改善したが、これらの特性は
これからも更に達成されることが可能であり、ある面で
は必要な最低金属のままで更に改善されることが可能で
あることが判明している。
【0004】このド−ム形形状は容器メ−カ−に多少な
がらも金属厚さの低減を可能にしてきたが、容器メ−カ
−は容器強度を犠牲にすることなく更に金属厚さの低減
をもたらす技術に関して検討を続けている。形状の最適
化は容易な作業ではない。ド−ム形ボトムを示唆する先
行技術にはまたP.G.ステファン、米国特許番号3,
349,956(1967年10月31日);ノイゼル
エトア−ル、米国特許番号3,693,828(197
2年9月26日);ダンエトア−ル、米国特許番号3,
730,383(1973年5月1日);ト−クマニア
ン、米国特許番号3,904,069(1975年9月
9日);リュ−エトア−ル、米国特許番号3,942,
673(1976年3月9日);ミラ−エトア−ル、米
国特許番号4,294,373(1981年10月13
日);マクミラン、米国特許番号4,834,256
(1989年5月30日);並びにパルシアニエトア−
ル、米国特許番号4,685,582(1987年8月
11日)及び特許番号4,768,672(1988年
9月6日)がある。
【0005】ド−ム形ボトム付き容器を形成するための
装置を開示し、またド−ム形ボトムを有する容器を開示
する特許にはミ−ダ−エトア−ル、米国特許番号4,2
89,014(1981年9月15日);ゴムバス、米
国特許番号4,341,321(1982年7月27
日);エラ−トエトア−ル、米国特許番号4,372,
143(1983年2月8日);並びにプルシアノエト
ア−ル、米国特許番号4,620,434(1986年
11月4日)がある。
【0006】米国特許番号3,349,956のステフ
ァンは直径を縮小した環状支持部分の中間に、内側に向
いたド−ム形ボトムを配置し、直径を縮小した環状支持
部分の使用を開示している。ステファンはまたもう一つ
の容器の二重継目付きトップの内側に直径を縮小した環
状支持部分を積み重ねることを開示している。米国特許
番号3,693,828のノイゼルエトア−ルはボトム
部分が円錐状に形成されて直径を縮小した環状支持部分
を開示し、そして内側に向いたド−ム形ボトムが環状支
持部分の半径方向の内側に配置された鋼製容器を開示し
ている。ボトムの各種形状はド−ム形ボトムの半径縮小
を含めて内側ボトム表面に更に一様なコ−ティングを与
えるための調整が行われている。
【0007】ノイゼルエトア−ルの円錐形部分にかわっ
て米国特許番号4,685,582及び4,768,6
72のプルシアニエトア−ルは、容器の円筒形状本体並
びに直径を縮小した環状支持部分との間に変換部分の設
置を開示し、この変換部分は容器の外径に関して凸形で
ある第一環状弓形部分並びに容器の外径に関して凸形で
ある第二環状弓形部分を含んでいる。
【0008】米国特許番号4,834,256のマクミ
ランは容器の円筒形状本体並びに直径を縮小した環状支
持部分との間に変換部分を設け、この変換部分は円筒形
本体よりも小さい二重継目付きトップを有する容器を安
定して積み重ねることを可能とし、また一般に円筒形本
体と同一直径の二重継目付きトップを有する容器にも安
定した積み重ねができるように形成されている。この設
計では、トップの直径が縮小された容器は直径を縮小し
た環状支持部分の内側に積み重ねる。そしてトップが比
較的大きい容器はこの特別に形成された変換部分に積み
重ねる。プルシアノエトア−ル、米国特許番号4,62
0,434を含む数々の先行技術特許は容器内の液体が
容器ボトムのド−ムを反転させる圧力を増加させるよう
に設計された形状を開示している。この圧力は静的ド−
ム反転圧力と呼ばれている。この特許では変換部分の形
状は非常に強調して設けられているから、通常はある範
囲内に規定されるけれども、ド−ム形パネルの半径は規
定されていない。前述のとおり、問題の一つはある金属
厚さに関して最大ド−ム反転圧力を得ることである。し
かしながら、もう一つの問題は内容物を充填された容器
が硬い表面に落下したときの破壊抵抗を得ることであ
る。更に詳述すると、その他の問題は硬い表面上への容
器の落下と容器中の内部流体圧力との組合せによって発
生する構造的損傷に対する抵抗があり、この内部流体圧
力は飲料の種類並びに飲料の温度の関数として与えられ
る。
【0009】容器をボ−ル紙カ−トンに入れて出荷する
とき、容器への損傷はカ−トン材料の弾性エネルギ−に
よって防止することができる。しかしながら、もしカ−
トン材料が薄かったり、あるいは容器がボ−ル紙入りの
容器で出荷されなくてプラスチックフィルムで収縮包装
されている場合には、容器の落下抵抗は危険なものとな
り、ド−ム反転圧力よりも更に一層危険である。落下
度を表示するための現在の工業テストは累積落下高さ
ストと呼ばれる。このテストでは、充填された容器を剛
板上に最初は3インチの高さから落下し、続いて落下さ
せる毎に落下高さを3インチづつ増やす。落下強度はこ
こで容器を落下させる距離の総合計であり、ド−ムが反
転しあるいは一部反転する高さを含んでいる。即ち、落
強度はボトム形状が相当に損傷して平面状にしっかり
と直立することができなくなった状態の累積高さであ
る。更に、累積落下高さテストにおいて飲料の内部流体
圧力は飲料の温度管理によって上昇圧力を厳密に管理し
ている。従って、容器の破壊は容器中の流体の内部力に
よる内部流体圧力並びに繰り返し落下テストの衝撃によ
って誘発される応力の組合せによって発生する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図4並びに図5によ
り、従来の容器の積み重ね状態を説明する。容器10の
上部容器は、容器10の下部容器上に積み重なって、容
器10の上部容器の外部接続部分54が容器10の下部
容器の二重継ぎ目付きトップ56の内側に安置されてい
る。そして隣同士に配置されかつ垂直方向に積み重ねら
れた容器10は収縮包装用プラスチック60を使用して
束ねられ、包装品58となっている。梱包のこの方法は
箱詰めの以前の方法に比べてより経済的であるが、乱暴
な取り扱いによる損傷の可能性が問題になる。そのため
容器10の落下強度に関する要件がより厳重になる。周
知の通り、おびただしい数の容器が年間を通じて製造さ
れ、そのメ−カ−は同じ取り扱い特性を従来通り維持し
ながら、容器製作に使用される金属量を低減させるべく
常に努力を重ねている。おびただしい量の容器が製造さ
れるから、金属厚さのわずかな低減も、例えば1インチ
の1/1000の1/2であっても、製造コストを実質
的に低減させることができる。
【0011】そこで、本発明は落下強度が強く、かつ使
用材料の厚さを薄くできるボトム形状を有する容器を提
供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の飲料用容器は垂
直軸の回りに配置されかつ垂直軸の回りにしかもこの垂
直軸に直角に配置された環状支持表面を含んだ環状支持
部分、サイドウォ−ル及び環状支持部分を相互に接続し
た外部接続部分、環状支持部分より内側に配置された凹
形パネル並びに環状支持部分に接続され、容器の内側に
延出し、凹形パネルに接続され、かつ支持表面から定位
値距離に凹形パネルを配置した内部接続部分を有してい
る。更に詳述すると、本発明の飲料用容器は、凹形パネ
ルの曲率をある範囲まで増大させることにより、容器の
落下強度を増大させ、圧力の増加による容器のド−ム反
転圧力を減少させる。また、支持表面から湾曲部分まで
の定位置距離を大きくして、容器のド−ム反転圧力を増
やしている。
【0013】本発明の飲料用容器は、凹形パネルの曲率
を減少させ、容器の落下強度を増大させるため、曲率の
増加によって容器のド−ム反転圧力を減少させる。そし
て支持表面から凹形パネルまでの定位置距離を増大さ
せ、凹形パネルの曲率増加による容器のド−ム反転圧力
の低下を少なくとも部分的に防止する。本発明の飲料用
容器は、実質的に円筒形であり、かつ垂直軸回りに同軸
に配置されたサイドウォ−ル、垂直軸に直角な環状支持
表面を含み、かつ支持表面から内側にそして上方に湾曲
した垂直軸回りに配置された凸形環状部分を有した環状
支持部分、サイドウォ−ル及び支持部分を相互に接続し
た外部接続部分、実質的な球形形状を有しかつ凸形形状
部分から半径方向に内側に配置された凹形パネル、凹形
パネル回りに円周方向に配置され、凹形パネルに接続さ
れかつ凸形環状部分の方向に向かって下方に湾曲した凹
形環状部分、凸形環状部分に接続され、凸形環状部分か
ら上方へ延出しかつ凹形環状部分に接続された円周内部
ウォ−ルを有している。
【0014】更に詳述すると、本発明の飲料用容器は落
下強度を増加するために、凹形パネルの曲率半径をある
範囲まで減じると、曲率半径の減少によって凹形パネル
のド−ム反転圧力が低下する。そこで、凹形パネルのド
−ム反転圧力を増加するために、内部ウォ−ル高さを増
加する。
【0015】本発明の飲料用容器の強度を強めるために
一つの方法が講じられ、その中で容器は垂直軸回りに配
置されたサイドウォ−ル、垂直軸回りに配置されかつ垂
直軸回りに配置された環状支持表面を有した支持部分、
サイドウォ−ルを支持表面に接続する外部接続部分、環
状支持部分より内側に配置された凹形パネル、並びに環
状支持部分に接続され、容器の内側に延出しかつ支持表
面から定位置距離に凹形パネルを配置した内部接続部分
を有している。更に詳述すると、本発明の飲料用容器に
おいて、凹形パネル曲率を増加することによって、そし
てド−ム反転圧力の許容される低下まで増加を制限する
ことによって、容器の落下強度を増加する。本発明の飲
料用容器において、支持表面から凹形パネルまでの定位
置距離を増加することによって、容器のド−ム反転圧力
を増加する。本発明の飲料用容器において、容器のド−
ム反転圧力並びに落下強度はド−ム形パネルの曲率をあ
る曲率まで増加することによって最適化されるが、この
中で比較的小さな曲率によってもたらされる反転圧力か
らド−ム反転圧力を減じ、それによって落下強度を増加
すると共に支持表面からの定位置距離を増加して少なく
とも部分的にド−ム反転圧力の低下を補う。
【0016】本発明の飲料用容器において、容器は第一
直径を有しかつ垂直軸回りで円周方向に配置された通常
の円筒形サイドウォ−ル、垂直軸回りで円周方向に配置
され、サイドウォ−ルより半径方向に内側に配置され、
外部凸形環状部分を有しかつ容器を支持するために外部
凸形環状部分より半径方向に内側に配置され外部凸形環
状部分に取付けられた内部凸形環状部分を有した環状部
分、サイドウォ−ルに接続された上部凸形環状部分を有
し、外部凸形環状部分及びサイドウォ−ルを環状支持手
段の外部凸形環状部分に接続するための上部凸形環状部
分に接した線より半径方向で内側に配置された凹形環状
部分を有した外部接続部分、一般的に球形をなし、環状
支持手段より半径方向で内側に配置され、かつ垂直軸に
関して上方に湾曲したド−ム形パネル、並びにド−ム形
パネルを環状支持手段に接続するために垂直軸に関して
一般的に上方に延出した円周内部ウォ−ルを有した内部
接続部分を有している。そしてド−ム形パネルは容器の
平均直径よりも小さいド−ム半径を有している。
【0017】本発明は、衝撃を受けたときド−ム反転に
実質的に耐えることのできる飲料用容器であって、継目
なしの円筒形サイドウォ−ルを有し、ボトムウォ−ルは
その下端部でサイドウォ−ルと一体で形成され、容器の
垂直軸に向かってサイドウォ−ルから下方並びに内側へ
延出した外部接続部材を有しており、前記外部接続部材
は内側半径を有する上部凸形部分並びに外側半径を有す
る下部凹形部分を有し、これらの半径は実質的に等し
く、一体で接続されかつ下部凹形部分から下方に延出し
て容器のための支持手段を有した環状ボトム部材、環状
ボトム部材と一体で接続されかつ環状ボトム部材から上
方にそして内側に延出した円錐形表面を有しており、前
記円錐形表面は容器の垂直軸に関して若干の角度を形成
している。そして容器は円錐形表面と一体で接続されか
つ円錐形表面から上方にそして内側に延出した下向き凹
形中心パネルを有している。そして下向き凹形中心パネ
ルの曲率半径は実質的に環状支持表面の直径以下であ
る。
【0018】
【実施例】図面により実施例の説明をする。これらの形
状は米国特許番号4,685,582、4,768,6
72及び4,620,434のプルシアニエトア−ル及
び本発明の実施例に共通した飲料用容器の下部部分の詳
細図である。更に詳述すると、図1は前述の先行技術に
共通であり、図2は本発明に特有である。そして図3は
図1及び図2の共通した部分的な詳細を拡大図で示して
いる。本発明は図1〜3に示されたパラメ−タ−の幾つ
かを選択することにより主に先行技術と異なっていて、
これから述べる記述は特別な断わりがないかぎりこれら
の図面の全てを引用している。そして図1並びに図2に
付随した寸法が込み合いを避けるために図3にだけ記載
されているものもある。更に図1〜3の引用を続ける
と、引き抜き加工並びにアイヨニング工法の飲料容器1
0は第一直径D1を有し、かつ垂直軸14の回りに円周
方向に配置されている一般的円筒形サイドウォ−ル1
2、並びに垂直軸14の回りに円周方向に配置されサイ
ドウォ−ル12より半径方向に内側に配置され、かつ基
準線19に符合した環状支持表面18を設けた環状支持
部分、即ち環状支持手段16を有している。
【0019】環状支持部分16は弓形が望ましい外部凸
形環状部分20並びに弓形が望ましく、外部凸形環状部
分20より半径方向で内側に配置されかつ外部凸形環状
部分20に接続された内部凸形環状部分22を有してい
る。外部20並びに内部凸形環状部分22は曲率中心が
共通の半径R1並びにR2を有している。更に詳述する
と、半径R1並びにR2は共に点24並びに点24の回転
円26の曲率中心を有している。この回転円26は第二
直径D2を有している。外部接続部分、即ち外部接続手
段28は弓形が望ましく、半径R3とし、かつサイドウ
ォ−ル12に接続された上部凸形環状部分30を有して
いる。外部接続部分28はまた接線34、即ち外部凸形
環状部分20及び上部凸形環状部分30に接した接線3
4を回転した円錐表面36から内側に半径方向に配置さ
れた凹形環状部分32を有している。その結果、外部接
続手段28はサイドウォ−ル12を外部凸形環状部分2
0に接続している。ド−ム形パネル、即ち凹形パネル3
8は球形形状が望ましいが、適当な曲率半径を有してい
る湾曲形状であることもある。即ちド−ム半径R4は環
状支持部分16より内側で半径方向に配置され、容器1
0の上方へ湾曲している。即ち、ド−ム形パネル38は
容器10が直立の位置に置かれたとき、垂直軸14方向
に上方に湾曲している。
【0020】容器10は更に内部接続部分、即ち円周内
側ウォ−ルあるいは垂直軸14に方向に上方に延出した
高さL1を備えた円筒形状内側ウォ−ル42を有する内
部接続手段40を有する。内側ウォール42は円筒形の
こともあるし、あるいは角度α1で前記垂直軸14の方
向へ内側に傾いた円錐状のこともある。内部接続部分4
0はまた半径R5を有しかつ内側ウォ−ル42及びド−
ム形パネル38を相互に接続した内部凹形形状部分44
を有している。このように、内部接続部分40はド−ム
形パネル38を環状支持部分16に接続している。内部
接続部分40はド−ム形パネル38の外周45を基準線
19から定位値距離L2に位置付けている。図3に示す
通り、定位値距離L2は内側ウォ−ル42の高さL1、内
部凹形環状部分44の曲率半径R5、内部凸形環状部分
22の半径R2、並びに内部凸形環状部分22の材料厚
さの合計にほぼ等しいか、幾分低い。そして三角法によ
って算定できる通り、定位値距離L2は角度α1の関数に
より、そしてド−ム形パネル38の外周45が内部凹形
環状部分44に接続される角度α3の関数として前記合
計を下回る値である。例えば、内部凹形環状部分44の
半径R5が0.050インチで、内部凸形環状部分22
の半径R2が0.040インチ、そして内部凸形環状部
分22の材料厚さが約0.012インチの場合、定位値
距離L2は内側ウォ−ル42の高さL1よりも約0.10
2インチ大きいか、幾分低めである。または、半径並び
に金属厚さが上記通りであると、内側ウォ−ル42の高
さL1が0.060インチのとき定位値距離L2は約0.
162インチであるか、幾分低めである。
【0021】環状支持部分16は外部凸形環状部分20
並びに内部凸形環状部分22の結合点に見出される算術
平均径D3を有している。従ってこの平均径D3及び円2
6の直径D2は同一直径である。ド−ム半径R4は垂直軸
14上にある。凹形環状部分32は外部凸形環状部分2
0より上方に、前記垂直軸から外側に角度α2延出した
円周外側ウォ−ル46を有し、半径R6をもつ下部凹形
環状部分48を有している。更に凹形環状部分32は角
度α2、半径R3並びに半径R6の大きさの選択次第では
上部凸形環状部分30の下部部分を有する。最後に、容
器10は支持表面18からド−ム形パネル38まで測定
されたド−ム高さ、即ちパネル高さH1並びに内側ウォ
−ル42のポスト直径、即ち比較的小さい直径D4を有
している。上部凸形環状部分30はサイドウォ−ル12
に接し、かつ凸面は中心50を有している。この中心5
0は支持表面18から高さH2の高さにある。下部凹形
環状部分48の凹面の中心52は直径D5上にある。こ
の中心52は支持表面18の下にある。すなわち、支持
表面18は中心52から距離H3の高さにある。
【0022】ここで、図1並びに図3によると、前述の
先行技術においては、次の寸法が使用された。即ちD1
=2.597インチ;D2、D3=2.000インチ;D
5=2.365インチ;R1、R2=0.040インチ;
3=0.200インチ;R4=2.375インチ;R5
=0.050インチ;R6=0.100インチ;並びに
α1=5度未満。R4は2.375インチであるが、実際
のツ−リング半径は2.12インチであったことに注目
すべきである。再度、図1並びに図2を参照すると、本
発明の実施例において次の寸法が使用された。D1
2.598インチ;D2、D3=2.000インチ;D4
=1.882インチ;D5=2.509インチ;R1、R
2=0.040インチ;R3=0.200インチ;R4
2.375インチ;R5=0.050インチ;R6=0.
200インチ;H1=0.385インチ;H2=0.37
0インチ;H3=0.008インチ;α1=5度9分;並
びにα2=30度。R4は2.375インチであるが、実
際のツ−リング半径は2.12インチであったことに注
目すべきである。
【0023】本発明に関するテストランにおいては、次
の寸法が使用された。D1=2.598インチ;D2,D
3=2.000インチ;D5=2.509インチ;R1
2=0.040インチ;R3=0.200インチ;R5
=0.050インチ;R6=0.200インチ;H2
0.370インチ;H3=0.008インチ;並びにα2
=30度。R4、D4、H1、α1、L1、など以外の寸
法、並びにテストに使用された材料の厚さは、そのテス
ト結果と共に図10〜図19に示す表中に指示されてい
る。各表中において、静的ド−ム反転圧力(S.D.
R)は平方インチ当りのポンドで示され、累積落下高さ
(C.D.H)はインチで示され、累積落下高さテスト
が実施された内圧(I.P)は平方インチ当りのポンド
で示された。ここで、図10から図19に示す表1から
表10を参照すると、ド−ム形パネル38の曲率半径R
4は実測された容器の実際の曲率半径であって、ド−ム
ツ−リングの曲率半径ではない。例えば、2.375イ
ンチの曲率半径R4は2.120インチの半径を有する
ツ−ルを用いて作られる。容器並びにツ−リングの曲率
半径の差異は、先行技術の容器においても同様である。
図22の表Aはツ−リング半径と容器の実施のド−ム半
径R4間の比較表である。
【0024】従って、表A中の2.375の曲率半径R
4はド−ムツ−リングの半径が2.120インチであっ
たことを示し、先行技術の容器に匹敵する。そして、本
発明の改善はその他の曲率半径で2.375インチの曲
率半径R4と比較することにより判明できる。表1から
表10のテストは指示された通りの金属の2つの厚さの
材料を用いて実施された。厚さ0.0118インチは米
国で使用されている標準ゲ−ジである。そして、厚さ
0.0127インチは特別注文の場合であって、特に米
国以外の用途に使用される。テスト材料は全てアルミ合
金(通称3104H9と呼ばれている)であって、テス
ト材料は生産原料から採用された。表中の累積落下高さ
C.D.Hは18回のテストの平均値を示している。そ
して、静的ド−ム反転圧力S.D.Hは10回のテスト
の平均値を示している。落下前の各容器の内部流体圧力
I.Pは各落下テストごとに表中に示されている。累
下高さを求める目的は充填缶のド−ム形パネルが部分
的あるいは全体的反転を示す落下強度を決定することで
ある。手順は次の通りである。1)容器中の製品を90
度プラスマイナス2度Fで暖める。2)堅実な容器落下
を達成するために、落下高さテスタ−のチュ−ブを鉛直
から5度に設置する。3)容器をチュ−ブの上から差し
込み、それを3インチの位置まで下げ、そして、容器を
指で支える。4)容器を自由落下させて、鋼板をたた
く。5)続けて3インチずつ増やした高さからテストを
繰り返す。6)ド−ム形パネルをさわり、次の高さでテ
ストする前にド−ム形パネルに膨らみあるいは反転がな
いかを調べる。7)ド−ム反転が発生した高さを記録す
る。8)累積落下高さを算出する。すなわち、ド−ム反
転が発生した高さを含め、与えられた容器が落下した各
高さを合計加算する。そして、9)10個の容器からの
結果の平均を出す。
【0025】ある飲料メ−カ−はその会社に納入される
容器が最低60インチの落下強度を有するように提示し
た。これまでこのような落下強度を達成することができ
た容器メ−カ−はなかった。しかし、本発明は先行技術
の落下強度を大幅に超える落下強度を有する容器を供給
することができる。さらに本発明によって製造された容
器は材料ゲ−ジを増やすことなく、そしてコストを増加
することなしに20インチ、30インチ、40インチあ
るいはさらに60インチの累積落下高さ条件を満たすこ
とが可能である。
【0026】ここで、図10の表1を参照すると、コラ
ム3とコラム4の数は正確にコラム1と2との数に一致
していることがわかる。この理由はコラム3と4のテス
トの目的がド−ム深さをいろいろに変えて図2に示す静
的ド−ム反転を調和させることであった。図10の表1
のパラメ−タは図2の先行技術のパラメ−タと同一であ
るから、コラム3と4の数はコラム1と2の数と同一で
ある。図10の表1ならびに図2の先行技術の形状に関
するテスト結果は、金属の厚さが0.0118インチな
らびに0.0127インチで、内圧が平方インチ当り6
2.4ポンドならびに61.0ポンドのとき、累積落下
高さは夫々5.0インチ及び17.5インチであった。
この2つの金属の厚さの場合、静的ド−ム反転圧力は平
方インチ当り95.8ポンドおよび110.9ポンドで
あったことがわかる。表1に記載された通り、ド−ム形
パネルの曲率半径は2.375インチであり、これはド
−ムツ−リング半径が2.120インチである先行技術
の曲率半径であることが重要である。ここで、図19の
表10を参照して、表1の先行技術のテスト結果と比較
すると、2つの金属の厚さ0.0118インチならびに
0.0127インチの場合、共に容器のド−ム半径R4
は1.750インチであり、ポスト直径D4は1.88
7インチであり、内圧は夫々63.6PSI(ポンドパ
−平方インチ)および60.4PSIであって、本発明
の累積落下高さはコラム1および2に示したとおり夫々
73.5インチおよび137.7インチであった。静的
ド−ム反転圧力は夫々83.3PSIおよび98.6P
SIであったことがわかる。
【0027】すなわち、本発明は薄い方の材料の場合、
5インチから73.5インチまで14倍を超え、あつい
材料の場合は17.5インチから137.7インチまで
約8倍で、累積落下高さを増大させた。しかし、図10
の表1および図19の表10を参照すると、累積落下高
さのこのような画期的な増大は、望ましくない静的ド−
ム反転圧力の大きい減少を達成した。ド−ム反転圧力は
表1の薄い材料および厚い材料に対して95.8PSI
および110.9PSIから、表10の薄い材料ならび
に厚い材料に対する83.3PSIおよび98.6PS
Iに減少した。
【0028】本発明は落下強度を示す累積落下高さの画
期的な増大に伴う静的ド−ム反転圧力のこのような減少
を除去し、少なくとも改善する手段を供給している。こ
こで、図10の表1ならびに図19の表10のコラム3
および4を参照すると、本発明は累積落下高さを薄い材
料と厚い材料に対して5インチと17.5インチから7
0.0インチと136.0インチに増大させた。従っ
て、本発明は薄い材料では14倍、厚い材料ではほぼ8
倍累積落下高さを増大させた。同時に、内側ウオ−ル4
2の差L1を薄い材料では0.035インチから0.0
80インチまで、そして、厚い材料では0.075イン
チ大きくすることによって、容器は91.4PSIおよ
び106.9PSIの静的ド−ム反転圧力を有した。従
って、内側ウオ−ル42の高さL1の増加は薄い材料で
は静的ド−ム反転圧力の減少を5%減に留め、厚い材料
では4%減に留め、一方材料の厚さによって、約8倍か
ら14倍まで累積落下高さの増大を達成させた。ここ
で、図9を参照すると、ド−ム形パネル38の各種曲率
半径R4ならびに曲率半径R4の環状支持部分16の平均
径D3に対する各種の比較に関して累積落下高さならび
に静的ド−ム反転圧力が示されている。
【0029】図9において、内側ウオ−ル42の高さL
1を増大させることによって、先行技術により達成され
た反転圧力を下回わるほど静的ド−ム反転圧力を減少さ
せることなく、累積落下高さの驚異的な増大を達成でき
る。また、ここで図10の表1並びに図17の表8を参
照すると、表1の95.8並びに110.9の先行技術
の静的ド−ム反転圧力を表8の96.0並びに111.
0の静的ド−ム反転圧力が超え、かつ累積落下高さの増
加が5.0インチから44.2インチへ、そして17.
5インチから89.1インチへ夫々達成されていること
がわかる。従って、本発明において、累積落下高さの高
い有意な増加が静的ド−ム反転圧力の低下なしに達成さ
れることが可能である。更にその上、内側ウォ−ル42
の角度α1並びに内側ウォ−ルの高さL1などのパラメ−
タ−を様々に変えることによって更に改善が可能であ
る。その理由はここに提示されたテスト結果は、高さL
1の増加が静的ド−ム反転圧力を増大させ、内側ウォ−
ル42の角度α1の減少が静的ド−ム反転圧力を増大さ
せることであることを示している。
【0030】ここで図6並びに図20に示す表11を引
用すると、表1〜10のテストデ−タが表11にまとめ
られて、ド−ム高さH1が一定に保持されるときのテス
ト結果の変化を示している。そして図6では表11のデ
−タがプロットされて累積落下高さと、そのド−ム高さ
1が0.385インチで一定に保持されるテストの曲
率半径R4との関係を示している。図20の表11並び
に図21の表12において、名称B6Aは本発明の先行
技術容器用として現在与えられている寸法に従って作ら
れた容器を示している。その他の容器の名称(例えばX
0133)は各種実験ツ−ルの実験図番に関連する。
【0031】同様にして、図7並びに図21の表12を
引用すると、表1〜10のテストデ−タが表12にまと
められており、ド−ム高さH1が様々に変化して0.0
118インチの材料厚さでは96PSI、そして0.0
127インチの材料厚さでは111PSIの静的ド−ム
反転圧力を、一定にあるいはほぼ一定に維持するときの
テスト結果の変化を示している。図7では、図21の表
12のデ−タがプロットされて、累積落下高さと静的ド
−ム反転圧力が表12に表される通り、一定にあるいは
ほぼ一定に保持されるテスト用の曲率半径R4との関係
を示している。
【0032】ここで図8を参照すると、静的ド−ム反転
圧力がド−ム形パネル38の各種曲率半径R4に対し、
そして曲率半径R4の環状支持部分16の平均径D3に対
する各種比に対して、プロットされている。図8の曲線
では、ド−ム高さH1、即ち指示表面18から軸14に
沿ったド−ム形パネル38までの距離は0.385イン
チで一定に保持されている。要約すると、本発明は技術
に精通した人であってもド−ム半径R4の減少が累積し
た落下強度のこのような著しい増大を達成するとは予想
もしなかった結果をもたらした。さらに、累積した落下
強度の増加はド−ム半径R4の低下によって達成される
というヒントは先行技術には全く存在しなかった。その
うえに、累積落下高さの驚異的増大に伴う静的ド−ム反
転圧力の低下を抑えること、また除去するすることが可
能である。さらに、内側42の高さL1を大きくするこ
とによって、静的ド−ム反転圧力を増大させることも可
能である。
【0033】さらに、ド−ム形パネル38の一定の曲率
半径R4に対して内側ウオ−ル42の高さL1の増加はド
−ム高さH1を増大させる。従って、ド−ム高さH1の増
加あるいはその制限を説明することは、内側ウオ−ル4
2の高さL1の増加あるいは制限を説明することであ
る。内側ウオ−ル42の高さL1の増加は定位置距離L2
を大きくすることである。従って、定位置距離L2の増
加あるいはその制限を説明することは内側ウオ−ル42
の高さL1の増加あるいは制限を説明することである。
さらに、定位置距離L2の説明は内部凸形環状部分22
のサイズあるいは形状、内部凹形環状部分44のサイズ
あるいは形状、内側ウオ−ル42の形状、傾き、また
は、金属材料の厚さに関係なく、本発明の寸法あるいは
制限を明確に定めている。
【0034】最後に、本発明はここに述べた様々な側面
から説明した手段ならびに方法によって達成している。
これまではアルミ容器について実験してきたが、同様の
原理、すなわち、ド−ム半径R4の減少、内側ウオ−ル
42の高さL1の増加、ド−ム高さH1の増加、支持表面
18からド−ム形パネル38までの定位置距離の増加、
ならびに内側ウオ−ル42の角度α1の選択、あるいは
最小化が効果的に鉄金属ならびに非鉄金属、プラスチッ
クその他の非金属材料を含む、他の材料から作られた容
器の強度を増大させるものである。
【0035】
【発明の効果】本発明によると、引き抜き加工並びにア
イヨニング工法によって製造される飲料容器は容器のサ
イドウォ−ルから半径方面に内側に配置されかつ垂直軸
の回りに同軸で配置された環状支持部分、その環状支持
部分の内側に配置されたド−ム形パネル即ち凹形パネ
ル、並びにその環状支持部分をサイドウォ−ルに接続し
ている外部接続部分を有している。外部接続部分は下部
凹形環状弓形部分並びにその下部凹形環状支持部分及び
サイドウォ−ルに接続された上部凸形環状弓形部分を有
している。環状支持部分は内部及び外部凸形環状部分を
有し、弓形であるのが望ましく、同一曲率中心の回りに
配置されている。環状支持部分並びに環状支持部分の内
部及び外部凸形環状部分は容器を平らで水平な表面上に
支えるための、そして容器を積み重ねる際に容器を安置
するための環状支持表面を設けている。容器はド−ム形
パネル即ち凹形パネルを環状支持部分に接続した内部接
続部分を有している。内部接続部分はド−ム形パネルか
ら半径方面に外側に延出し、内部凸形環状部分の方向へ
向かって下方に湾曲している内部凹形環状部分、並びに
垂直軸回りに円周方面に配置され、内部凹形環状部分を
内部凸形環状部分に接続し、かつ環状支持表面から定位
値距離にド−ム形パネルを配置した内部ウォ−ルを有し
ている。各種パラメ−タ−の寸法を注意深く選択するこ
とによって、累積落下高さテストによって計測すると、
予期しないほど大きく容器の強度が増加する。ド−ム形
パネルの曲率半径の減少は、容器の静的ド−ム反転圧力
の低下から回避されている先行技術の場合とまったく対
照的に、本発明においては、ド−ム形パネルの曲率半径
をある範囲に減少させると、静的ド−ム反転圧力は容器
が満足して性能を発揮しないレベルにまで低下する。ド
−ム形パネル曲率半径のこのような徹底した減少は静的
ド−ム反転圧力において全く許容できない減少を発生す
ると同時に落下強度において画期的な予期されない増加
をもたらす。落下強度におけるこの増加は600%もの
あるいは更にそれを上回る可能性もある。そして、落下
強度におけるこの驚異的な改善は材料の厚さは同じまま
で達成される。この画期的に改善された落下強度の効果
は大きいが、この効果もド−ム形パネル曲率半径の必要
な減少に伴う静的ド−ム反転圧力における不利な低下を
除去する手段を併用することがなければ、全く商業的な
価値はない。支持表面からド−ム形パネルまでの定位値
距離並びに内部接続部分の内部ウォ−ルの高さなどの容
器のその他の各種パラメ−タ−を注意深く選択すること
によって、静的ド−ム反転圧力の低下の全て、あるいは
その殆ど全てを取り除くことが可能である。更にその
上、落下強度において、600%を下回る改善であって
も許容される場合には、パラメ−タ−を注意深く選択す
ることによって、落下強度の優れた改善を得ながら、一
方で容器の静的ド−ム反転圧力を増加することさえも可
能になる。即ち、本発明は優れた静的ド−ム反転圧力と
驚異的に増加した落下強度を有する容器を供給し、容器
の包装に用いられるボ−ル紙に代わって収縮包装並びに
その他の安価な手段の使用を可能にするだけではなく、
より薄い金属原料を容器用として使用し材料コストの低
減を達成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】飲料容器の下部部分の断面側面図であり、先行
技術設計に一般的に共通した詳細を示す。
【図2】飲料容器の下部部分の断面側面図であり、本発
明の好適な実施例に一般的に共通した詳細を示す。
【図3】図1並びに図2に一般的に共通した詳細を示し
た拡大断面側面図。
【図4】プラスチックフィルムを用いて収縮包装によっ
て束ねられた飲料容器の上面図。
【図5】束ねられた飲料容器の側面図。
【図6】累積落下高さに対するド−ム形パネルの曲率半
径並びにその曲率半径を環状支持部分の平均径によって
除した比のグラフであって、支持表面からド−ム形パネ
ルまでの距離は一定。
【図7】累積落下高さに対するド−ム形パネルの曲率半
径並びにその曲率半径を環状支持部分の平均径によって
除した比のグラフであり、内側ウォ−ル高さなどのパラ
メ−タ−を選択して一定の静的ド−ム反転圧力を提供す
る点において図6のグラフとは異なる。
【図8】静的ド−ム反転圧力に対する曲率半径並びにそ
の曲率半径を環状支持部分の平均径によって除した比の
グラフであって、ド−ム高さ、即ち支持表面からド−ム
形パネルまでの距離は一定。
【図9】静的ド−ム反転圧力に対するド−ム形パネルの
曲率半径並びにその曲率半径を環状支持部分の平均径に
よって除した比のグラフ。
【図10】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
【図11】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
【図12】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
【図13】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
【図14】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
【図15】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
【図16】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
【図17】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
【図18】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
【図19】パラメ−タ−を変えたテストデ−タを示す
表。
【図20】ド−ム高さを一定としたテストデ−タを示す
表。
【図21】静的ド−ム反転圧力を一定としたテストデ−
タを示す表。
【図22】ド−ムツ−リング半径と容器ド−ム半径の比
較表。
【符号の説明】
10 容器 12 サイドウォ−ル 14 垂直軸 16 環状支持部分 18 環状支持表面 20 外部凸形環状部分 22 内部凸形環状部分 28 外部接続部分 38 凹形パネル 40 内部接続部分 42 円筒形内側ウォ−ル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン エム ウリィ アメリカ合衆国 コロラド州 80302 ボールダー、ブラフ ストリート 2315 −C (56)参考文献 実開 昭62−177611(JP,U) 特表 昭62−500440(JP,A) 米国特許3693828(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 1/42 B65D 1/16

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 落下強度を強化した容器において、垂直
    軸の周りに配置されたサイドウォールと、垂直軸の周り
    に配置され算術平均径を有する環状支持表面を有する環
    状支持部分と、前記サイドウオールと前記環状支持部分
    を連結する外部連結部分と、前記環状支持部分より内側
    に配置され曲率半径を有する凹形パネルと、前記環状支
    持部分と前記凹形パネルを連結し前記垂直軸に向かって
    上方に延びている内部連結部分とを持つ容器であって、
    前記曲率半径と前記算術平均径を両方選択することによ
    って、落下強度が強化され、落下強度は選択された曲率
    半径と選択された算術平均径の比が減少するにつれて増
    し、さらに所望の静的ドーム反転圧力を有する前記容
    器は、前記支持表面から前記凹形パネルまで前記軸に沿
    って測定されたパネル高さを含み、前記パネル高さは所
    望の静的ドーム反転圧力を提供するように選択され、前
    記パネル高さは前記比の減少に伴って増加することを特
    徴とする容器。
  2. 【請求項2】 前記選択された曲率半径と前記選択され
    た算術平均径の比が減少するにつれ前記選択されたパネ
    ル高さと前記選択された算術平均径の比が0.2以上に
    増加することを特徴とする請求項記載の容器。
  3. 【請求項3】 前記選択された曲率半径と前記選択され
    た算術平均径の比が第1の度合いで減少し、前記選択さ
    れたパネル高さが第2の度合いで増加し、前記第1と第
    2の度合いを選択することにより前記落下強度と前記静
    的ドーム反転圧力を得ることを特徴とする請求項記載
    の容器。
  4. 【請求項4】 前記選択された曲率半径と前記選択され
    た算術平均径の比が1.05以下であり、前記選択され
    たパネル高さと前記算術平均径の比が0.2以上である
    ことを特徴とする請求項記載の容器。
  5. 【請求項5】 落下強度を強化した容器において垂直軸
    の周りに配置され直径を持つ実質的に円筒状のサイドウ
    ォールと、前記垂直軸の周りに配置され環状支持表面を
    有する環状支持部分と、前記サイドウオールと前記環状
    支持部分を連結する外部連結部分と、前記環状支持部分
    より内側に配置され曲率半径を有する凹形パネルと、前
    記環状支持部分と前記凹形パネルを連結し前記垂直軸に
    向かって上方に延びている内部連結部分を有する容器で
    あって、前記曲率半径と前記直径を両方選択することに
    よって落下強度を強化し、前記落下強度は前記選択され
    た曲率半径と前記選択された直径の比が0.8未満に
    少するにつれ増加することを特徴とする容器。
  6. 【請求項6】 落下強度を強化した容器において垂直軸
    の周りに配置され直径を持つ実質的に円筒状のサイドウ
    ォールと、前記垂直軸の周りに配置され環状支持表面を
    有する環状支持部分と、前記サイドウオールと前記環状
    支持部分を連結する外部連結部分と、前記環状支持部分
    より内側に配置され曲率半径を有する凹形パネルと、前
    記環状支持部分と前記凹形パネルを連結し前記垂直軸に
    向かって上方に延びている内部連結部分を有する容器で
    あって、前記曲率半径と前記直径を両方選択することに
    よって落下強度を強化し、前記落下強度は前記選択され
    た曲率半径と前記選択された直径の比が減少するにつれ
    増加し、さらに所望の静的ドーム反転圧力を有する容器
    は、前記支持表面から前記凹部パネルまで前記軸に沿っ
    て測定されたパネル高さを含み、前記パネル高さは所望
    の静的ドーム反転圧力を提供するように選択され、前記
    パネル高さは前記比の減少に伴って増加することを特徴
    とする容器。
  7. 【請求項7】 前記選択された曲率半径と前記選択され
    た直径の比が減少するにつれ前記選択されたパネル高さ
    と前記選択された直径の比が0.15以上に増加するこ
    とを特徴とする請求項記載の容器。
  8. 【請求項8】 前記選択された曲率半径と前記選択され
    た直径の比が第1の度合いで減少し前記選択されたパネ
    ル高さが第2の度合いで増加し、前記第1と第2の度合
    いを選択することにより前記落下強度と前記静的ドーム
    反転圧力を強化することを特徴とする請求項記載の容
    器。
  9. 【請求項9】 前記選択された曲率半径と前記選択され
    た直径の比が0.8以下であり、前記選択されたパネル
    高さと前記選択された直径の比が0.15以上であるこ
    とを特徴とする請求項記載の容器。
  10. 【請求項10】 改善された落下強度と好ましい静的ド
    ーム反転圧力を有する容器において垂直軸の周りに配置
    されるサイドウォールと、垂直軸の周りに配置され算術
    均径を有する環状支持表面を有する環状支持部分と、
    前記サイドウォールと前記環状支持部分とを連結する外
    部連結部と、前記環状支持部分より内側に配置され曲率
    半径を有し前記軸に沿って前記支持表面から前記凹形パ
    ネルまで計測されたパネル高さを有する凹形パネルと、
    前記支持部分と前記凹形パネルを連結し前記垂直軸に向
    かって上方に延びている内部連結部を有する容器であっ
    て前記曲率半径と前記算術平均径を両方選択することに
    よって落下強度を強化し、前記落下強度は前記選択され
    た曲率半径と前記選択された算術平均径の比が減少する
    につれて増加することと、前記パネル高さを選択するこ
    とによって前記静的ドーム反転圧力を強化し、前記パネ
    ル高さは前記比が減少するにつれて増加することを特徴
    とする容器。
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