JP2768324B2 - 固体撮像素子とその駆動方法 - Google Patents
固体撮像素子とその駆動方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電荷転送素子のCC
Dを用いた固体撮像素子に関し、特に撮像部と蓄積部と
を有する、いわゆるフレームインターライン転送型(F
IT型)の固体撮像素子とその駆動方法に関する。
Dを用いた固体撮像素子に関し、特に撮像部と蓄積部と
を有する、いわゆるフレームインターライン転送型(F
IT型)の固体撮像素子とその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のFIT型CCD固体撮像素
子の概略構成図である。同図において、1はフォトダイ
オード、2はトランスファゲート、3は垂直レジスタ、
4は転送電極、5は水平レジスタ、6は出力部、9は素
子分離領域である。垂直レジスタは撮像部31とメモリ
部32からなり、転送電極群にはそれぞれφVI1〜I4お
よびφVM1〜M4の4相駆動パルスが印加される。電極群
への配線を同図では1周期のみ示している。
子の概略構成図である。同図において、1はフォトダイ
オード、2はトランスファゲート、3は垂直レジスタ、
4は転送電極、5は水平レジスタ、6は出力部、9は素
子分離領域である。垂直レジスタは撮像部31とメモリ
部32からなり、転送電極群にはそれぞれφVI1〜I4お
よびφVM1〜M4の4相駆動パルスが印加される。電極群
への配線を同図では1周期のみ示している。
【0003】図8に図7のFIT型CCD固体撮像素子
の駆動パルス波形を示す。ここでφVM はメモリ部の垂
直レジスタの転送電極に印加する4相駆動パルスの1つ
を示している。図7および図8を参照して上記従来例の
動作について説明する。
の駆動パルス波形を示す。ここでφVM はメモリ部の垂
直レジスタの転送電極に印加する4相駆動パルスの1つ
を示している。図7および図8を参照して上記従来例の
動作について説明する。
【0004】まず、垂直ブランキング期間中の期間T1
において、垂直レジスタ内のスミアなどの不要電荷を5
00kHz〜2MHz程度の高速周波数で水平レジスタ
方向に転送し、メモリ部の垂直レジスタ内の不要電荷を
水平レジスタに掃き出すと共に、撮像部の垂直レジスタ
内の不要電荷をメモリ部の垂直レジスタに転送する。次
に、期間T2で、撮像部のφVI1電極に電荷転送時より
も高い電圧のパルスを印加することによって、所定期間
中にフォトダイオード1で入射光量に応じて光電変換さ
れ蓄積された信号電荷を、トランスファゲート2を介し
て対応する垂直レジスタ31に読みだし、同時にフォト
ダイオード1の電位を初期値にリセットする。次に期間
T3で、フォトダイオードから撮像部の垂直レジスタ3
1に読みだされた信号電荷は、やはり500k〜2MH
z程度の高速周波数でメモリ部の垂直レジスタ32に転
送される。この時メモリ部の垂直レジスタに蓄積されて
いた不要電荷は、水平レジスタに掃き出される。その
後、有効映像期間T4において、信号電荷はメモリ部の
垂直レジスタ内をテレビジョン方式に応じた周波数で転
送され、水平1列分づつの信号電荷が並列に水平レジス
タ5に送り込まれる。そして、水平レジスタ5内を転送
された信号電荷は、出力部6で電圧に変換され時系列の
1フィールドの映像信号として外部に取り出される。
において、垂直レジスタ内のスミアなどの不要電荷を5
00kHz〜2MHz程度の高速周波数で水平レジスタ
方向に転送し、メモリ部の垂直レジスタ内の不要電荷を
水平レジスタに掃き出すと共に、撮像部の垂直レジスタ
内の不要電荷をメモリ部の垂直レジスタに転送する。次
に、期間T2で、撮像部のφVI1電極に電荷転送時より
も高い電圧のパルスを印加することによって、所定期間
中にフォトダイオード1で入射光量に応じて光電変換さ
れ蓄積された信号電荷を、トランスファゲート2を介し
て対応する垂直レジスタ31に読みだし、同時にフォト
ダイオード1の電位を初期値にリセットする。次に期間
T3で、フォトダイオードから撮像部の垂直レジスタ3
1に読みだされた信号電荷は、やはり500k〜2MH
z程度の高速周波数でメモリ部の垂直レジスタ32に転
送される。この時メモリ部の垂直レジスタに蓄積されて
いた不要電荷は、水平レジスタに掃き出される。その
後、有効映像期間T4において、信号電荷はメモリ部の
垂直レジスタ内をテレビジョン方式に応じた周波数で転
送され、水平1列分づつの信号電荷が並列に水平レジス
タ5に送り込まれる。そして、水平レジスタ5内を転送
された信号電荷は、出力部6で電圧に変換され時系列の
1フィールドの映像信号として外部に取り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示したFIT型
CCD撮像素子はインターレース走査しか行なえず、マ
ルチメディア等コンピュータ処理に適した順次走査の映
像信号を得るには、固体撮像素子からの出力をフレーム
メモリを使用して、信号の並べ替えを行なう必要があっ
た。このため信号処理に必要な時間だけ画像表示が遅れ
たり、それを避けるためにフレームメモリが必要である
という欠点があった。
CCD撮像素子はインターレース走査しか行なえず、マ
ルチメディア等コンピュータ処理に適した順次走査の映
像信号を得るには、固体撮像素子からの出力をフレーム
メモリを使用して、信号の並べ替えを行なう必要があっ
た。このため信号処理に必要な時間だけ画像表示が遅れ
たり、それを避けるためにフレームメモリが必要である
という欠点があった。
【0006】本発明の目的は、上述の従来例の欠点を除
去して、固体撮像素子の出力からコンピュータ入力に適
した順次走査の画像信号が得られるFIT型CCD撮像
素子とその駆動方法を提供することである。
去して、固体撮像素子の出力からコンピュータ入力に適
した順次走査の画像信号が得られるFIT型CCD撮像
素子とその駆動方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像素子
は、二次元に配列された光電変換素子と、前記光電変換
素子に接続され各光電変換素子に蓄積された信号電荷の
転送を受け、前記信号電荷を垂直方向に転送する複数の
第1の垂直レジスタと、前記第1の垂直レジスタの後段
に配置され、該第1の垂直レジスタより転送されてきた
信号電荷を垂直方向に転送する、互いに素子分離領域に
よって分離されている複数の第2の垂直レジスタと、前
記複数の第2の垂直レジスタから並列に信号電荷の転送
を受け、前記信号電荷を水平方向に転送する水平レジス
タと、前記水平レジスタの後段に配置され、該水平レジ
スタから転送されてきた前記信号電荷を電圧信号に変換
する出力部とを有する固体撮像素子において、前記第2
の垂直レジスタに隣接した前記素子分離領域に、連続す
る2転送電極分の第2の垂直レジスタに接続されている
第1の接合ゲートと、該第1の接合ゲートに接続されて
いる第2の接合ゲートを有する。
は、二次元に配列された光電変換素子と、前記光電変換
素子に接続され各光電変換素子に蓄積された信号電荷の
転送を受け、前記信号電荷を垂直方向に転送する複数の
第1の垂直レジスタと、前記第1の垂直レジスタの後段
に配置され、該第1の垂直レジスタより転送されてきた
信号電荷を垂直方向に転送する、互いに素子分離領域に
よって分離されている複数の第2の垂直レジスタと、前
記複数の第2の垂直レジスタから並列に信号電荷の転送
を受け、前記信号電荷を水平方向に転送する水平レジス
タと、前記水平レジスタの後段に配置され、該水平レジ
スタから転送されてきた前記信号電荷を電圧信号に変換
する出力部とを有する固体撮像素子において、前記第2
の垂直レジスタに隣接した前記素子分離領域に、連続す
る2転送電極分の第2の垂直レジスタに接続されている
第1の接合ゲートと、該第1の接合ゲートに接続されて
いる第2の接合ゲートを有する。
【0008】また、本発明の固体撮像素子の駆動方法
は、請求項1記載の固体撮像素子の駆動方法において、
奇数列または偶数列の1列置きの光電変換素子列の信号
電荷を第1の垂直レジスタに読み出し、第1の接合ゲー
トのポテンシャルを低くして、前記第1の接合ゲートを
第2の垂直レジスタから切り離した状態で、第1の垂直
レジスタに存在する信号電荷を第2の垂直レジスタに高
速転送した後、第1の垂直レジスタに存在する信号電荷
を、第2の接合ゲートのポテンシャルを高くした状態で
第1の接合ゲートを開くことで、1列置きの第2の接合
ゲートの埋込み層に蓄積するステップと、前記動作を時
系列に光電変換素子列から読み出されていない1列置き
の光電変換素子列の信号電荷について繰り返し、光電変
換素子に蓄積された信号電荷を2次元の配置を保ったま
ま第2の接合ゲートの埋込み層に転送して蓄積するステ
ップと、水平ブランキング中に第1および第2の接合ゲ
ートと第2の垂直レジスタを介して全信号電荷を1列ず
つ順次水平レジスタに転送するステップを有する。
は、請求項1記載の固体撮像素子の駆動方法において、
奇数列または偶数列の1列置きの光電変換素子列の信号
電荷を第1の垂直レジスタに読み出し、第1の接合ゲー
トのポテンシャルを低くして、前記第1の接合ゲートを
第2の垂直レジスタから切り離した状態で、第1の垂直
レジスタに存在する信号電荷を第2の垂直レジスタに高
速転送した後、第1の垂直レジスタに存在する信号電荷
を、第2の接合ゲートのポテンシャルを高くした状態で
第1の接合ゲートを開くことで、1列置きの第2の接合
ゲートの埋込み層に蓄積するステップと、前記動作を時
系列に光電変換素子列から読み出されていない1列置き
の光電変換素子列の信号電荷について繰り返し、光電変
換素子に蓄積された信号電荷を2次元の配置を保ったま
ま第2の接合ゲートの埋込み層に転送して蓄積するステ
ップと、水平ブランキング中に第1および第2の接合ゲ
ートと第2の垂直レジスタを介して全信号電荷を1列ず
つ順次水平レジスタに転送するステップを有する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のFIT型CCDの固体撮
像素子およびその駆動方法は、光電変換素子で光電変換
された信号電荷を、奇数列と偶数列の信号電荷群を接合
ゲートを介して高速転送によりメモリ部に蓄積する。こ
の時、光電変換素子群の信号電荷群は2次元の配置を変
えずにメモリ部に転送されて蓄積されており、接合ゲー
トと第2の垂直レジスタを介してメモリ部にある信号電
荷が配置を保ったまま順次水平レジスタに転送されるの
で、出力からは順次走査の画像信号が得られる。
像素子およびその駆動方法は、光電変換素子で光電変換
された信号電荷を、奇数列と偶数列の信号電荷群を接合
ゲートを介して高速転送によりメモリ部に蓄積する。こ
の時、光電変換素子群の信号電荷群は2次元の配置を変
えずにメモリ部に転送されて蓄積されており、接合ゲー
トと第2の垂直レジスタを介してメモリ部にある信号電
荷が配置を保ったまま順次水平レジスタに転送されるの
で、出力からは順次走査の画像信号が得られる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
具体的に説明する。
具体的に説明する。
【0011】図1は本発明の固体撮像素子の一実施例を
示すの構成図である。1はフォトダイオード、2はトラ
ンスファゲート、3は垂直レジスタ、4は転送電極、5
は水平レジスタ、6は出力部、9は素子分離領域、10
は接合ゲートA、11は接合ゲートBである。垂直レジ
スタは撮像部31とメモリ部32からなり、転送電極群
にはそれぞれφVI1〜I4およびφXM1〜M4、φVM2B 、
φVM4B の駆動パルス電圧が印加され、接合ゲートA、
Bには、それぞれφJG1、φJG2の駆動パルス電圧
が印加される。電極群への配線を同図では1周期のみ示
している。図7に示した従来例と異なる点は、メモリ部
32の素子分離領域9に、連続する2転送電極分の垂直
レジスタに接続されている接合ゲートAと、この接合ゲ
ートAに接続されている接合ゲートBを有することであ
る。
示すの構成図である。1はフォトダイオード、2はトラ
ンスファゲート、3は垂直レジスタ、4は転送電極、5
は水平レジスタ、6は出力部、9は素子分離領域、10
は接合ゲートA、11は接合ゲートBである。垂直レジ
スタは撮像部31とメモリ部32からなり、転送電極群
にはそれぞれφVI1〜I4およびφXM1〜M4、φVM2B 、
φVM4B の駆動パルス電圧が印加され、接合ゲートA、
Bには、それぞれφJG1、φJG2の駆動パルス電圧
が印加される。電極群への配線を同図では1周期のみ示
している。図7に示した従来例と異なる点は、メモリ部
32の素子分離領域9に、連続する2転送電極分の垂直
レジスタに接続されている接合ゲートAと、この接合ゲ
ートAに接続されている接合ゲートBを有することであ
る。
【0012】図2はメモリ部の接合ゲート部分の平面
図、図3は図2のA−A’線の断面図である。図2およ
び図3において、16はN型シリコンからなる半導体基
板、12はP型ウェル、13は主に垂直レジスタを形成
するN型ウェル、14および15は接合ゲートを構成
し、それぞれN型ウェル13よりも深い濃度分布をもつ
N型埋込み層および表面のP+ 拡散層であり、20はア
ルミニウム等の金属で形成された接合ゲート配線、17
は接合ゲート配線とP+ 拡散層15とのコンタクト、1
8はゲート酸化膜、19は層間絶縁膜、4は多結晶シリ
コン等で形成された転送電極、9は素子分離領域であ
る。接合ゲートのN型埋込み層14は撮像部の垂直レジ
スタからメモリ部の垂直レジスタへ高速で転送された信
号電荷を蓄積する。
図、図3は図2のA−A’線の断面図である。図2およ
び図3において、16はN型シリコンからなる半導体基
板、12はP型ウェル、13は主に垂直レジスタを形成
するN型ウェル、14および15は接合ゲートを構成
し、それぞれN型ウェル13よりも深い濃度分布をもつ
N型埋込み層および表面のP+ 拡散層であり、20はア
ルミニウム等の金属で形成された接合ゲート配線、17
は接合ゲート配線とP+ 拡散層15とのコンタクト、1
8はゲート酸化膜、19は層間絶縁膜、4は多結晶シリ
コン等で形成された転送電極、9は素子分離領域であ
る。接合ゲートのN型埋込み層14は撮像部の垂直レジ
スタからメモリ部の垂直レジスタへ高速で転送された信
号電荷を蓄積する。
【0013】図2および図3で示した接合ゲートを含む
メモリ部の形成手順は以下の通りである。まずすべての
ウェル、拡散層およびP+ 素子分離を形成する。次にゲ
ート絶緑膜を形成し、その上に転送電極、層間絶縁膜を
形成した後、接合ゲートのコンタクトを開けて接合ゲー
ト電極を形成する。
メモリ部の形成手順は以下の通りである。まずすべての
ウェル、拡散層およびP+ 素子分離を形成する。次にゲ
ート絶緑膜を形成し、その上に転送電極、層間絶縁膜を
形成した後、接合ゲートのコンタクトを開けて接合ゲー
ト電極を形成する。
【0014】次に本発明の固体撮像素子の駆動方法の一
実施例を、図4〜図6を用いて説明する。図4は図1〜
図3に示した本発明の固体撮像素子を駆動するための駆
動パルスの波形図である。φVI1〜φVI4は撮像部の垂
直レジスタの転送電極に印加する4相の駆動パルスを示
し、φVM はメモリ部の垂直レジスタの転送電極に印加
する4相の駆動パルスの1つを示し、φJG1、φJG
2はそれぞれ接合ゲートA、Bに印加するパルスを示し
ている。期間T1〜T4の間、φJG1に低い電圧を印
加して接合ゲートAを閉じた状態とし、撮像部の垂直レ
ジスタ31の不要電荷の水平レジスタへの掃き出しと、
フォトダイオードから読みだした奇数列の信号電荷のメ
モリ部への転送時には、従来例と同様に垂直レジスタの
みを使用している。その動作については、転送電極φV
M2とφVM2B 、φVM4とφVM4Bに同一パルスを印加し
てそれぞれ1つの電極として駆動すること以外は従来例
と同様なので省略する。
実施例を、図4〜図6を用いて説明する。図4は図1〜
図3に示した本発明の固体撮像素子を駆動するための駆
動パルスの波形図である。φVI1〜φVI4は撮像部の垂
直レジスタの転送電極に印加する4相の駆動パルスを示
し、φVM はメモリ部の垂直レジスタの転送電極に印加
する4相の駆動パルスの1つを示し、φJG1、φJG
2はそれぞれ接合ゲートA、Bに印加するパルスを示し
ている。期間T1〜T4の間、φJG1に低い電圧を印
加して接合ゲートAを閉じた状態とし、撮像部の垂直レ
ジスタ31の不要電荷の水平レジスタへの掃き出しと、
フォトダイオードから読みだした奇数列の信号電荷のメ
モリ部への転送時には、従来例と同様に垂直レジスタの
みを使用している。その動作については、転送電極φV
M2とφVM2B 、φVM4とφVM4Bに同一パルスを印加し
てそれぞれ1つの電極として駆動すること以外は従来例
と同様なので省略する。
【0015】図8に示した従来例の動作と異なる点を以
下に記す。まず期間T5〜T7の間接合ゲートBに高い
電圧を印加した状態で、期間T5で接合ゲートAに高い
電圧を印加して、メモリ部の垂直レジスタにある信号電
荷を、読みだしたフォトダイオード列に対応する奇数列
の接合ゲートBのN型埋め込み層に転送して蓄積する。
次に期間T6中の期間T8で転送電極φVI3に電荷転送
時よりも高い電圧のパルスを印加することで、期間T2
で読みだされていないフォトダイオードの偶数列で光電
変換され蓄積されている信号電荷を撮像部の垂直レジス
タ31に読みだし、同時にフォトダイオードの電位を初
期値にリセットする。次に期間T9で垂直レジスタに読
みだされた信号電荷は、期間T1、T3と同様に500
k〜2MHz程度の高速周波数でメモリ部の垂直レジス
タ32に転送される。この時メモリ部の垂直レジスタに
存在する不要電荷は、水平レジスタに掃き出される。そ
の後期間T7で、接合ゲートAに高い電圧を印加してメ
モリ部の垂直レジスタにある信号電荷を、読みだしたフ
ォトダイオード列と対応する偶数列の接合ゲートBのN
型埋め込み層に転送して蓄積する。この時奇数列の接合
ゲートAにも高い電圧が印加され、接合ゲートBとメモ
リ部の垂直レジスタが導通状態となるが、対応する垂直
レジスタには低い電圧パルスが印加された状態であるの
で、先に転送され接合ゲートBに蓄積されている奇数列
の信号電荷を乱すことはない。上記動作により、フォト
ダイオードで光電変換され蓄積された信号電荷群は、2
次元の配置を保ったままメモリ部の接合ゲートBのN型
埋込み層に転送され蓄積される。その後有効映像期間T
10において、信号電荷はメモリ部の垂直レジスタと接
合ゲートA、Bを介して、接続されている画像処理シス
テムに整合する周波数で転送され、水平1列分ずつの信
号電荷が並列に水平レジスタ4に送り込まれる。そし
て、水平レジスタ4内を転送された信号電荷は、出力部
5で電圧に変換され時系列の映像信号として外部に取り
出される。メモリ部の6転送電極φVM1〜φVM4、φV
M2B 、φVM4B に印加するパルスについては以下で詳し
く説明する。まず期間T1〜T4およびT6は転送電極
φVM2とφVM2B およびφVM4とφVM4B に同一パルス
が印加され、従来例と同様に4相駆動パルスが印加され
る。次に図5に期間T5における、メモリ部の垂直レジ
スタに転送されてきた信号電荷が、接合ゲートBのN型
埋込み層に転送して蓄積される時の、メモリ部の垂直レ
ジスタの3転送電極φVM3、φVM4、φVM4B と接合ゲ
ート2電極φJG1、φJG2への印加パルスとそれに
伴う電荷転送が具体的に示されている。図に示すよう
に、最初は転送電極φVM4、φVM4B には同一のパルス
が印加されている。また、図に示されていない転送電極
φVM1、φVM2およびφVM2B には、低い電圧パルスが
印加されている。図中黒丸は信号電荷を表し、矢印は時
間と共に電荷が移動していく様子を示している。転送電
極φVM3のN型埋め込み層にあった信号電荷は、期間T
51で転送電極φVM3に低い電圧の駆動パルスが印加さ
れ、電極間の電位差により、転送電極φVM4とφM4B の
2電極に移動して蓄積される。同じように、次に期間T
52で接合ゲートAに高い電圧パルスが印加されて、転
送電極φVM4とφVM4B の2電極の信号電荷が接合ゲー
トBのN型埋め込み層に転送して蓄積され、期間T53
で接合ゲートAに低い電圧パルスが印加されて、垂直レ
ジスタと接合ゲートBが電気的に分離される。
下に記す。まず期間T5〜T7の間接合ゲートBに高い
電圧を印加した状態で、期間T5で接合ゲートAに高い
電圧を印加して、メモリ部の垂直レジスタにある信号電
荷を、読みだしたフォトダイオード列に対応する奇数列
の接合ゲートBのN型埋め込み層に転送して蓄積する。
次に期間T6中の期間T8で転送電極φVI3に電荷転送
時よりも高い電圧のパルスを印加することで、期間T2
で読みだされていないフォトダイオードの偶数列で光電
変換され蓄積されている信号電荷を撮像部の垂直レジス
タ31に読みだし、同時にフォトダイオードの電位を初
期値にリセットする。次に期間T9で垂直レジスタに読
みだされた信号電荷は、期間T1、T3と同様に500
k〜2MHz程度の高速周波数でメモリ部の垂直レジス
タ32に転送される。この時メモリ部の垂直レジスタに
存在する不要電荷は、水平レジスタに掃き出される。そ
の後期間T7で、接合ゲートAに高い電圧を印加してメ
モリ部の垂直レジスタにある信号電荷を、読みだしたフ
ォトダイオード列と対応する偶数列の接合ゲートBのN
型埋め込み層に転送して蓄積する。この時奇数列の接合
ゲートAにも高い電圧が印加され、接合ゲートBとメモ
リ部の垂直レジスタが導通状態となるが、対応する垂直
レジスタには低い電圧パルスが印加された状態であるの
で、先に転送され接合ゲートBに蓄積されている奇数列
の信号電荷を乱すことはない。上記動作により、フォト
ダイオードで光電変換され蓄積された信号電荷群は、2
次元の配置を保ったままメモリ部の接合ゲートBのN型
埋込み層に転送され蓄積される。その後有効映像期間T
10において、信号電荷はメモリ部の垂直レジスタと接
合ゲートA、Bを介して、接続されている画像処理シス
テムに整合する周波数で転送され、水平1列分ずつの信
号電荷が並列に水平レジスタ4に送り込まれる。そし
て、水平レジスタ4内を転送された信号電荷は、出力部
5で電圧に変換され時系列の映像信号として外部に取り
出される。メモリ部の6転送電極φVM1〜φVM4、φV
M2B 、φVM4B に印加するパルスについては以下で詳し
く説明する。まず期間T1〜T4およびT6は転送電極
φVM2とφVM2B およびφVM4とφVM4B に同一パルス
が印加され、従来例と同様に4相駆動パルスが印加され
る。次に図5に期間T5における、メモリ部の垂直レジ
スタに転送されてきた信号電荷が、接合ゲートBのN型
埋込み層に転送して蓄積される時の、メモリ部の垂直レ
ジスタの3転送電極φVM3、φVM4、φVM4B と接合ゲ
ート2電極φJG1、φJG2への印加パルスとそれに
伴う電荷転送が具体的に示されている。図に示すよう
に、最初は転送電極φVM4、φVM4B には同一のパルス
が印加されている。また、図に示されていない転送電極
φVM1、φVM2およびφVM2B には、低い電圧パルスが
印加されている。図中黒丸は信号電荷を表し、矢印は時
間と共に電荷が移動していく様子を示している。転送電
極φVM3のN型埋め込み層にあった信号電荷は、期間T
51で転送電極φVM3に低い電圧の駆動パルスが印加さ
れ、電極間の電位差により、転送電極φVM4とφM4B の
2電極に移動して蓄積される。同じように、次に期間T
52で接合ゲートAに高い電圧パルスが印加されて、転
送電極φVM4とφVM4B の2電極の信号電荷が接合ゲー
トBのN型埋め込み層に転送して蓄積され、期間T53
で接合ゲートAに低い電圧パルスが印加されて、垂直レ
ジスタと接合ゲートBが電気的に分離される。
【0016】期間T7における信号電荷の転送について
は、期間T5と異なるフォトダイオード列からの信号電
荷が、接合ゲートBのN型埋め込み層に転送して蓄積さ
れる時の、メモリ部の垂直レジスタにある6転送電極φ
VM1〜φVM4と、φVM2B と、φVM4B に印加される駆
動パルスについて、図5における転送電極が、それぞれ
φVM3をφVM1におよびφVM4とφVM4B をφVM2φと
φVM2B に入れ替えられることで同様に説明できるので
省略する。
は、期間T5と異なるフォトダイオード列からの信号電
荷が、接合ゲートBのN型埋め込み層に転送して蓄積さ
れる時の、メモリ部の垂直レジスタにある6転送電極φ
VM1〜φVM4と、φVM2B と、φVM4B に印加される駆
動パルスについて、図5における転送電極が、それぞれ
φVM3をφVM1におよびφVM4とφVM4B をφVM2φと
φVM2B に入れ替えられることで同様に説明できるので
省略する。
【0017】次に図6には、有効撮像期間T10でのメ
モリ部の垂直レジスタ6転送電極φVM1〜φVM4と、φ
VM2B と、φVM4B と、接合ゲート2電極φJG1と、
φJG2への印加パルスとそれに伴う電荷転送が具体的
に示されている。メモリ部では転送電極φVM1とφ
VM3、φVM2とφVM4、φVM2B とφVM4B および接合
ゲート電極φJG1とφJG2に同一パルスを印加し、
4相駆動パルスで電荷転送が行なわれる。
モリ部の垂直レジスタ6転送電極φVM1〜φVM4と、φ
VM2B と、φVM4B と、接合ゲート2電極φJG1と、
φJG2への印加パルスとそれに伴う電荷転送が具体的
に示されている。メモリ部では転送電極φVM1とφ
VM3、φVM2とφVM4、φVM2B とφVM4B および接合
ゲート電極φJG1とφJG2に同一パルスを印加し、
4相駆動パルスで電荷転送が行なわれる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるフレー
ムインターライン型固体撮像素子とその駆動方法は、フ
ォトダイオードで光電変換され蓄積された信号電荷群
を、2次元の配置を保ったまま、接合ゲートBのN型埋
込み層に転送して蓄積する。その後有効映像期間におい
て、信号電荷は接続されている画像処理システムに整合
する周波数で転送し、出力部で電圧に変換して時系列の
映像信号として外部に取り出す。つまり順次走査の映像
信号が得られる固体撮像素子とその駆動方法を提供でき
ると言う効果がある。
ムインターライン型固体撮像素子とその駆動方法は、フ
ォトダイオードで光電変換され蓄積された信号電荷群
を、2次元の配置を保ったまま、接合ゲートBのN型埋
込み層に転送して蓄積する。その後有効映像期間におい
て、信号電荷は接続されている画像処理システムに整合
する周波数で転送し、出力部で電圧に変換して時系列の
映像信号として外部に取り出す。つまり順次走査の映像
信号が得られる固体撮像素子とその駆動方法を提供でき
ると言う効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例におけるメモリ部の接合ゲー
ト部分の平面図である。
ト部分の平面図である。
【図3】図2のA−A’線の断面図である。
【図4】本発明の一実施例の固体撮像素子に用いられる
駆動パルスの波形図である。
駆動パルスの波形図である。
【図5】図4の期間T5におけるメモリ部の垂直レジス
タの3転送電極と接合ゲート2電極への印加パルスとそ
れに伴う電荷転送について示した図である。
タの3転送電極と接合ゲート2電極への印加パルスとそ
れに伴う電荷転送について示した図である。
【図6】図4の有効撮像期間T10におけるのメモリ部
の垂直レジスタの6転送電極と接合ゲート2電極への印
加パルスとそれに伴う電荷転送について示した図であ
る。
の垂直レジスタの6転送電極と接合ゲート2電極への印
加パルスとそれに伴う電荷転送について示した図であ
る。
【図7】従来例の固体撮像素子を示す構成図である。
【図8】図7の従来例の固体撮像素子に用いられる駆動
パルスの波形図である。
パルスの波形図である。
1 フォトダイオード 2 トランスファーゲート 3 垂直シフトレジスタ 4 転送電極 5 水平レジスタ 6 出力部 9 素子分離 10 接合ゲートA ll 接合ゲートB 12 P型ウェル 13 N型ウェル 14 N型埋込み層 15 P+ 拡散層 16 N型基板 17 コンタクト 18 ゲート酸化膜 19 層間絶縁膜 20 接合ゲート配線 31 撮像部の垂直レジスタ 32 メモリ部の垂直レジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 二次元に配列された光電変換素子と、前
記光電変換素子に接続され各光電変換素子に蓄積された
信号電荷の転送を受け、前記信号電荷を垂直方向に転送
する複数の第1の垂直レジスタと、前記第1の垂直レジ
スタの後段に配置され、該第1の垂直レジスタより転送
されてきた信号電荷を垂直方向に転送する、互いに素子
分離領域によって分離されている複数の第2の垂直レジ
スタと、前記複数の第2の垂直レジスタから並列に信号
電荷の転送を受け、前記信号電荷を水平方向に転送する
水平レジスタと、前記水平レジスタの後段に配置され、
該水平レジスタから転送されてきた前記信号電荷を電圧
信号に変換する出力部とを有する固体撮像素子におい
て、 前記第2の垂直レジスタに隣接した前記素子分離領域
に、連続する2転送電極分の第2の垂直レジスタに接続
されている第1の接合ゲートと、 該第1の接合ゲートに接続されている第2の接合ゲート
を有することを特徴とする固体撮像素子。 - 【請求項2】 請求項1記載の固体撮像素子の駆動方法
において、 奇数列または偶数列の1列置きの光電変換素子列の信号
電荷を第1の垂直レジスタに読み出し、第1の接合ゲー
トのポテンシャルを低くして、前記第1の接合ゲートを
第2の垂直レジスタから切り離した状態で、第1の垂直
レジスタに存在する信号電荷を第2の垂直レジスタに高
速転送した後、第1の垂直レジスタに存在する信号電荷
を、第2の接合ゲートのポテンシャルを高くした状態で
第1の接合ゲートを開くことで、1列置きの第2の接合
ゲートの埋込み層に蓄積するステップと、 前記動作を時系列に光電変換素子列から読み出されてい
ない1列置きの光電変換素子列の信号電荷について繰り
返し、光電変換素子に蓄積された信号電荷を2次元の配
置を保ったまま第2の接合ゲートの埋込み層に転送して
蓄積するステップと、 水平ブランキング中に第1および第2の接合ゲートと第
2の垂直レジスタを介して全信号電荷を1列ずつ順次水
平レジスタに転送するステップを有することを特徴とす
る固体撮像素子の駆動方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7257728A JP2768324B2 (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 固体撮像素子とその駆動方法 |
US08/725,764 US5900769A (en) | 1995-10-04 | 1996-10-04 | Two-dimensional CCD having storage cells for withdrawing charge packets from transfer channels during horizontal scan periods |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7257728A JP2768324B2 (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 固体撮像素子とその駆動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09102911A JPH09102911A (ja) | 1997-04-15 |
JP2768324B2 true JP2768324B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=17310276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7257728A Expired - Lifetime JP2768324B2 (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 固体撮像素子とその駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2768324B2 (ja) |
-
1995
- 1995-10-04 JP JP7257728A patent/JP2768324B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09102911A (ja) | 1997-04-15 |
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