JP2767082B2 - 自動車の追突防止用警報装置 - Google Patents

自動車の追突防止用警報装置

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JP2767082B2
JP2767082B2 JP20139192A JP20139192A JP2767082B2 JP 2767082 B2 JP2767082 B2 JP 2767082B2 JP 20139192 A JP20139192 A JP 20139192A JP 20139192 A JP20139192 A JP 20139192A JP 2767082 B2 JP2767082 B2 JP 2767082B2
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忠夫 宮崎
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  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の追突を防止する
ための警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年交通事故が多発しており、殊に高速
道路における自動車のいわゆる玉つき衝突事故が増加の
一途を辿っている。この多重追突の原因は、最初の衝突
事故が発生した時、後続の車両がこれを瞬時に認識でき
れば、追突を避けることができる筈であるが、現在まで
のところ衝突車が後続車に明示する警報手段として、制
動灯以外のものは提案されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、走行中の自
動車が何等かの原因で制動しないまま衝突した際、該衝
突車の制動灯は点灯しないため、後続する車両は追突を
起こすことになりかねない。このような場合、最初の衝
突車が衝突した瞬間、後続の車両に対し即座に明瞭な警
戒信号を送ることができれば、追突を避ける可能性は充
分あり得る。本発明は、衝突と同時に警戒信号を発する
ことができる、シートベルトに連設された追突防止用警
報装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートベルト
のバックル17を車体に係着するためのワイヤーに替わ
って、互いに摺動する上下2ヶの短冊板1、2を重ね合
わせた状態で形成し、下部短冊板2の元部をバックル1
7に嵌着すると共に、該短冊板のほぼ中央に立設したス
プリング側突起片4と、他方の上部短冊板を車体に軸
着したボルト14との間をスプリング5を介して係着
し、かつ後端部側縁にストッパー7を立設する。ボルト
14で車体に軸着された上部短冊板1には、そのほぼ中
央側縁に、前記の下部短冊板後端のストッパー7と相対
する位置に、所定の間隔をもって押ボタン8を軸着した
押ボタンスイッチ11を前記スプリングと平行して固設
し、かつ該押ボタンスイッチを車両後尾の適宜位置に設
けた点滅ランプ13との間を、点滅リレー12を介して
コード16で接続することにより、本発明の追突防止用
警報装置が実現する。
【0005】
【作用】ドライバーは衝突のショックで前倒すると同時
にシートベルトに張力が発生する。この張力が10Kg
を超すと、下部短冊板2が引っ張られてスプリングが伸
び、上部短冊板1の側縁に立設したストッパーが前方に
移動して押ボタン8を押ボタンスイッチ11内に押し込
み、該スイッチの回路が閉じて点滅リレー12が作動
し、瞬時にして点滅ランプ13が点灯して後続車両に緊
急警報を発することになる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の自動車の追突防止用警報装置の要部
平面図、図2は同側面図、図3は作動状態を示す要部平
面図である。図1及び図2に於いて、バックル17に嵌
着した下部短冊板2のほぼ中央に、スプリング5を係着
するためのスプリング側突起片4を立設し、該突起片4
にスプリングの端末を引っ掛けるための取付環18を溶
接して置く。次に下部短冊板2の後端側縁に、ストッパ
ー7を挟鉤6と合体して上部短冊板1の上面に位置する
よう立設する。更に下部短冊板2の上面を長手方向に摺
動する上部短冊板1を挟持するための挟鉤6を、下部短
冊板の長手方向の両側縁に相対して取り付け、両短冊板
を摺動自在に重ね合わせる。
【0007】下部短冊板2とほぼ同形に形成した上部短
冊板1には、後端にボルト穴を穿設し、前端寄りに前記
スプリング側突起片4と等幅の長方形の穴19を長手方
向に切欠し、該穴19のバックル寄りの縁に、スプリン
グ側突起片4と相対してバックル側突起片3を立設す
る。次に前記ストッパー7と同側縁に、該ストッパーと
相対して押ボタン8を軸着した押ボタンスイッチ11
を、スイッチ取付具10にて上部短冊板上に固設する。
このストッパー7と押ボタンスイッチ11との距離設定
は、前記スプリング側突起片4とバックル側突起片3と
の距離に密接な関連がある。
【0008】即ち衝突のショックでバックルが10Kg
以上の力で引っ張られると、スプリングが伸びてスプリ
ング側突起片4が、バックル側突起片3に接触するまで
の作動とともに、前記ストッパー7が押ボタンスイッチ
11に向かって移動し、押ボタン8が押ボタン軸9と共
に押ボタンスイッチ11内へ一杯に押し付けられるよう
に位置決めをしなければならない。この状態は図3に開
示されているが、ここで押ボタンスイッチの回路が閉じ
られ、適宜の場所に配設された点滅リレー12と電源に
接続されたコードが、車両後尾に取り付けた赤色、黄色
等の点滅ランプとつながって点滅信号を発することにな
る。前記押ボタンスイッチは、一旦回路が閉じられる
と、オン、オフが交互に接続して繰り返され、点滅リレ
ーを作動させる。
【0009】本発明の警報装置に使用される上下の短冊
板は、厚さ約1粍の鋼板を材料にするのが好適であり、
スプリングは10Kgを超過した張力で伸びるものを選
択し、後端はボルトを軸に短冊板が自在に回動できるよ
う考慮して、スプリング係止金具15を選択し、スプリ
ングを張設する。なお、本発明の警報装置の内、シート
ベルトのバックルに連接する部分は、適宜の収容筒に収
納して取り付ければ、今日一般に普及している自動車の
シートベルトと外観的に殆ど変わらない程度に形成する
ことができる。
【0010】
【発明の効果】自動車が衝突事故を起こすと、シートベ
ルトを着装しておれば、ドライバーの無意識の内に本発
明の警報装置が作動して、後続車両に緊急警報を送るこ
とができるので、所定の車間距離さえあれば、殆ど多重
衝突は避けられる。なお、張力が10Kg以下ではいく
ら引っ張っても、本装置は作動しない。一度作動した押
ボタンスイッチは、再度10Kg以上の力で引っ張ると
回路が開くので、何度でも使用することができる。構造
が簡単であるから製作費も低廉である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の追突防止用警報装置の要部平面図であ
る。
【図2】同じく要部側面図である。
【図3】同じく作動状態を示す要部平面図である。
【符号の説明】
1 上部短冊板 2 下部短冊板 3 バックル側突起片 4 スプリング側突起片 5 スプリング 6 挟鉤 7 ストッパー 8 押ボタン 9 押ボタン軸 10 スイッチ取付金具 11 押ボタンスイッチ 12 点滅リレー 13 点滅ランプ 14 ボルト 15 スプリング係止金具 16 コード 17 バックル 18 取付環 19 穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摺動自在に重ね合わせて挟持した上下2
    ヶの短冊板1、2に於いて、下部短冊板2の元部をシー
    トベルトのバックル17に嵌着し、該短冊板のほぼ中央
    、上部短冊板1の元部寄りに開口した穴19の一端に
    接し立設したスプリング側突起片4と、上部短冊板
    車体に軸着したボルト14との間に、10kg以上の張
    力で伸張するスプリング5を介して係着するとともに、
    後端部側縁にストッパー7を立設し、上部短冊板1には
    そのほぼ中央側縁に、前記下部短冊板後端のストッパー
    7と相対する位置に、所定の間隔をもって押ボタン8を
    軸着した押ボタンスイッチ11を、前記スプリング5と
    平行して固設し、かつ該押ボタンスイッチを車両後尾の
    適宜位置に設けた点滅ランプ13との間に、点滅リレー
    12を介してコード16で接続して形成したことを特徴
    とする自動車の追突防止用警報装置。
JP20139192A 1992-07-28 1992-07-28 自動車の追突防止用警報装置 Expired - Lifetime JP2767082B2 (ja)

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JPH0652497A JPH0652497A (ja) 1994-02-25
JP2767082B2 true JP2767082B2 (ja) 1998-06-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5552950A (en) * 1978-10-14 1980-04-17 Hiroaki Murakami Vehicular abrupt brake alarm by acceleration detection
JPS5828400U (ja) * 1981-08-20 1983-02-23 阪和工材株式会社 急停車表示装置
JPS59201200A (ja) * 1983-04-30 1984-11-14 ナイルス部品株式会社 急制動警報装置
JP2770563B2 (ja) * 1990-09-18 1998-07-02 日産自動車株式会社 車両乗員保護装置

Also Published As

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JPH0652497A (ja) 1994-02-25

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