JP2766870B2 - シャッタースラット - Google Patents

シャッタースラット

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JP2766870B2
JP2766870B2 JP13498694A JP13498694A JP2766870B2 JP 2766870 B2 JP2766870 B2 JP 2766870B2 JP 13498694 A JP13498694 A JP 13498694A JP 13498694 A JP13498694 A JP 13498694A JP 2766870 B2 JP2766870 B2 JP 2766870B2
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JP
Japan
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panel material
panel
fitting groove
shutter
edge
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卓雄 真重
昭雄 高橋
利之 大島
勝行 中谷
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Shikoku Chemicals Corp
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Shikoku Chemicals Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の出入口等の開
口部に設置されるシャッターのスラットに関するもので
あり、特に対向する桟材の間にパネル材が配設された一
般にパネルシャッターと称されるもののシャッタースラ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のシャッタースラットとして、実
開平4−105394号公報には、パネル保持枠にパネ
ル材が当接するパネル材当接片部を形成し、パネル当接
片部の反対側位置よりパネル保持枠に取付けられる押え
部材によってパネル材をパネル材当接片部と押え部材と
の間で挟圧支持するシャッタースラットが開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、パネル材はパネル材当接片部と押え部
材によって挟圧支持されてパネル保持枠に取付けられて
いるだけであるから、パネル材がパネル材当接片部と押
え部材により挟圧支持される摩擦力に抗して容易に抜け
出すものであり、パネル材だけで上下のパネル保持枠を
連結することができず、上下のパネル保持枠の間に架設
された別体の連結桟材を設けることを余儀なくされてお
り、部品点数の増加が相俟って組立作業を煩雑にしてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な問題を解決するために鋭意検討を加えた結果、対向す
る桟材の間にパネル材を配設したシャッタースラットに
おいて、桟材の対向側部に中間リブを突設してパネル材
嵌合溝とカシメぶち嵌着溝を形成し、パネル材嵌合溝の
側壁内面に係合部を形成し、パネル材嵌合溝の側壁側に
設けられパネル材と当接するパネル材保持縁を桟材に形
成し、パネル材嵌合溝の係合部と係合する被係合部を側
端部に形成したパネル材をパネル材嵌合溝に嵌合し、パ
ネル材と当接するパネル材押圧部を形成したカシメぶち
をカシメぶち嵌着溝に嵌着し、パネル材をパネル材保持
縁とパネル材押圧部との間に挟持したことにより、所期
の課題を解決したものである。
【0005】本発明の実施に当たっては、カシメぶちを
カシメぶち嵌合溝に嵌着することにより、中間リブをパ
ネル材に向けて傾斜させたことにより、桟に取付けられ
るパネル材のガタつきを低減し得るものである。
【0006】
【作用】この発明によれば、パネル材嵌合溝の係合部と
パネル材の被係合部とを係合させ、桟材のパネル材保持
縁とカシメぶち嵌着溝に嵌着するカシメぶちのパネル材
押圧部との間にパネル材を挟持させることにより、桟材
からパネル材が離脱せず、パネル材を介して対向する桟
材同士を強固に連結でき、両桟材を連結する連結桟材を
設けなくても、桟材とパネル材とを強固に一体化したシ
ャッタースラットが得られる。
【0007】
【実施例】図1乃至図5は本発明の第一実施例を示すも
のであり、図中1は建物等の出入口に設けられるシャッ
ター扉体であり、出入口上端に設けられるシャッターボ
ックス2内に設けられた巻取ドラム(図示せず)にシャ
ッター扉体1の上端が連結されて、巻取ドラムの軸回転
動作により、シャッター扉体1が巻取ドラムに巻取りあ
るいは、繰り出し動作される。
【0008】シャッター扉体1は複数枚のシャッタース
ラット3を一連に連結して構成されており、隣接するシ
ャッタースラット3同士が揺動自在にインターロック結
合されている。各シャッタースラット3は上下にアルミ
型材から成る桟材である上桟4及び下桟5が配設され、
上桟4と下桟5の間には透明合成樹脂板から成るパネル
材6が配設されている。
【0009】上桟4の上端には雄型係合部41が形成さ
れ、下桟5の下端には雌型係合部51が形成されてい
る。雄型係合部41は上側に隣接する他のシャッタース
ラット3の下桟5に形成された雌型係合部51と係合
し、相互に揺動自在となっている。また、下桟5に形成
された雌型係合部51は、下側に隣接する他のシャッタ
ースラット3の上桟4に形成された雄型係合部41と係
合し、相互に揺動自在となっている。
【0010】上桟4の下端及び下桟5の上端には、アル
ミ型材からなるパネル固定枠7が配設されており、上桟
4及び下桟5の内側面に夫々一対形成したガイド突条4
2、52にパネル固定枠7のガイド溝71が嵌合してい
る。パネル固定枠7は、上桟4及び下桟5の一側端部よ
りガイド溝71内にガイド突条42、52を合致させて
スライド挿入して、上桟4及び下桟5に嵌合して取付け
られる。
【0011】パネル固定枠7には、パネル材嵌合溝72
が形成され、パネル材嵌合溝72の側壁73に係合部で
ある係合突条74が形成されており、側壁73はその自
由端が延長されて、パネル材保持縁75が一体的に形成
されている。さらに、パネル固定枠7には、パネル材嵌
合溝72と平行に中間リブ76で区画されたカシメぶち
嵌着溝77が並設されている。
【0012】パネル材6の上下側端部には、係合突条7
4と係合する被係合部である係合溝61が形成されてお
り、パネル材6はパネル材固定枠7の一側端部より係合
溝61とパネル材固定枠7の係合突条74とを合致させ
て、パネル材6をパネル材固定枠7にスライド挿入して
係合溝61と係合突条74とを係合させて、パネル材6
とパネル固定枠7とが連結される。
【0013】カシメぶち嵌着溝77には、断面略L字状
を呈するアルミ型材からなるカシメぶち8が嵌着する。
カシメぶち8には、断面矢尻形状となる嵌込部81が形
成され、これが先端よりカシメぶち嵌着溝77に押し込
めら、カシメぶち嵌着溝77内に嵌着する。さらに、二
股状に分岐したパネル材押圧部82が形成されており、
パネル材押圧部82は、嵌込部81がカシメぶち嵌着溝
77に押し込められた状態で、パネル材6に水密状態で
当接する。この時、図5に示したとおり、カシメぶち8
のパネル材押圧部82とパネル材6との当たりが強けれ
ば、カシメぶち8が嵌込部81を中心として反時計方向
に回転させられ、その結果、中間リブ76がその根部を
中心としてパネル材嵌合溝72に嵌合しているパネル材
6側に向けて傾斜させられる。このように、中間リブ7
6を積極的に傾斜させて、パネル材嵌合溝72の溝幅を
小さくすることによって、パネル材嵌合溝72に嵌合し
ているパネル材6のガタつきをさらに低減し得るものと
なる。
【0014】係合突条74の側壁73からの突出代は、
係合溝61の溝深さより小さく形成されており、パネル
材6はパネル材押圧部82によって側壁73側に向けて
押圧され、側壁73に密接する。さらに、パネル材6は
パネル材押圧部82とパネル材保持縁75とで挟持さ
れ、パネル材6をガタつきなくパネル材固定枠7に取付
けることができる。
【0015】なお、図中9は上下桟材4、5からのパネ
ル材6及びパネル材固定枠7の抜け止め並びにシャッタ
ー扉体1のガイドレールとの摺動性を高めるクリップで
あり、上下桟材4、5の両側端にビス等により固着され
る。本実施例において、パネル材押圧部82先端を直接
パネル材6に当接させているが、パネル材押圧部82の
先端にゴム製シール材を取付けて、ゴム製シール材を介
してパネル材6を弾圧することにより、水密性をさらに
向上させるこができる。また、パネル材押圧部82の先
端を二股状に分岐させることなく、一箇所のみをパネル
材6に当接させても良い。また、本実施例において、シ
ャッター扉体1は巻取りされて上下動作するパネルシャ
ッターに適用した例を示したが、他に折畳み収納される
折畳み式シャッター及び水平方向に移動する横引きシャ
ッター等のスラットに、本発明シャッタースラットを適
用し得るものである。
【0016】図6は本発明の第二実施例を示すものであ
り、第一実施例で用いたパネル材固定枠7を設けること
なく、上桟4及び下桟5に一体的にパネル材嵌合溝4
3、53、係合突条44、54、パネル材保持縁45、
55、中間リブ46、56及びカシメぶち嵌合溝47、
57を形成したものである。この第二実施例によれば、
パネル材固定枠7を用いていないので、上桟4及び下桟
5とパネル材固定枠7との間で発生するガタが防止で
き、高品質なスラット3が提供できる。
【0017】
【発明の効果】本発明のシャッタースラットによれば、
従来対向する桟材を連結する為に設けられていた連結桟
材を省略することが可能であって、部品点数及び組立工
数を削減して安価に製作し得るものであり、且つシャッ
ター扉体の美観を高揚し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明シャッタースラットの要部拡大図
【図2】本発明シャッタースラットの断面図
【図3】本発明シャッタースラットの正面図
【図4】本発明シャッタースラットを用いたシャッター
扉体の正面図
【図5】本発明シャッタースラットのパネル材固定枠と
カシメぶちの組立状態を示す説明図
【図6】本発明シャッタースラットの第二実施例を示す
要部拡大図
【符号の説明】
1 シャッター扉体 3 シャッタースラット 4 上桟 5 下桟 6 パネル材 7 パネル材固定枠 8 カシメぶち 61 係合溝 72,43,53 パネル材嵌合溝 73 側壁 74,44,54 係合突条 75,45,55 パネル材保持縁 76,46,56 中間リブ 77,47,57 カシメぶち嵌合溝 82 パネル材押圧部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−77494(JP,U) 実開 平4−105394(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 9/15 E06B 9/17

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する桟材の間にパネル材を配設した
    シャッタースラットにおいて、桟材の対向側部に中間リ
    ブを突設してパネル材嵌合溝とカシメぶち嵌着溝を形成
    し、パネル材嵌合溝の側壁内面に係合部を形成し、パネ
    ル材嵌合溝の側壁側に設けられパネル材と当接するパネ
    ル材保持縁を桟材に形成し、パネル材嵌合溝の係合部と
    係合する被係合部を側端部に形成したパネル材をパネル
    嵌合溝に嵌合し、パネル材と当接するパネル材押圧部を
    形成したカシメぶちをカシメぶち嵌着溝に嵌着し、パネ
    ル材をパネル材保持縁とパネル材押圧部との間に挟持し
    たことを特徴とするシャッタースラット。
  2. 【請求項2】 カシメぶちをカシメぶち嵌合溝に嵌着す
    ることにより、中間リブをパネル材に向けて傾斜させた
    ことを特徴とする請求項1に記載のシャッタースラッ
    ト。
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