JP2766570B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2766570B2
JP2766570B2 JP30820891A JP30820891A JP2766570B2 JP 2766570 B2 JP2766570 B2 JP 2766570B2 JP 30820891 A JP30820891 A JP 30820891A JP 30820891 A JP30820891 A JP 30820891A JP 2766570 B2 JP2766570 B2 JP 2766570B2
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electric heater
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば電子レンジのよう
に主として調理に用いられる電気ヒータ付きの加熱装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加熱装置は図2に示すよ
うに、電気ヒータ1、検出回路2、ヒータスイッチング
回路3および演算制御回路4から大略構成され、検出回
路2は電気ヒータ1への供給電圧(商用交流電圧)を一
定の比率で降圧する低圧トランス5、その二次側に接続
された整流用ダイオードD、平滑用コンデンサC、抵抗
R1,R2などから構成され、低圧トランス5の二次側
の印加電圧は一定の関係に基づいて換算された値aとし
てLSIなどの演算制御回路4に入力されA/D変換さ
れる。また、ヒータスイッチング回路3は演算制御回路
4のオン、オフ信号bがベースに供給されてオン、オフ
するトランジスタTrと、このトランジスタTrのオン
によって接点6aが閉成されるリレー6とから構成され
ている。
【0003】ところで、上記のように電気ヒータ1を備
えた加熱装置においては、加熱時に電気ヒータ1へ印加
される電圧を検出回路2にて検出し、食品別設定温度に
対応して電気ヒータ1の発熱量をほぼ一定に保持するよ
うオン時間を演算制御回路4にて算出し、ヒータスイッ
チング回路3を通して電気ヒータ1をオン、オフさせ、
印加電圧の変動による調理の仕上り具合の影響を抑えて
いる。この時、電気ヒータ1への通電時間を算出するた
めに必要な一次側電圧に対する検出回路2の検出値(A
/D値)は、試作段階において数回の試作値をデータ取
りし、その平均値を演算制御回路4のROMにマスクし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示す加熱装置において、検出回路2は低圧トランス5の
二次側出力電圧の分圧値を読み取っており、検出電圧が
低圧トランス5の出力電圧のばらつき、または負荷の消
費電力のばらつきによりセット毎に値は異なったものに
なる。比較されるA/D値は上記のデータ平均値を演算
制御回路4のROMにマスクした値であり、誤差が生じ
ることがある。また、回路変更などがあり、負荷の消費
電力が変わった場合に検出回路2の抵抗R1,R2の変
更または演算制御回路4のROM内容(A/D値)の変
更といったロスが生ずる。そこで、本発明は上記事情を
考慮してなされたもので、その目的とするところは、電
気ヒータへの印加電圧の変化を精度よく読み取ることが
でき、また負荷の消費電力が変わった場合でも、抵抗の
変更や演算制御回路のROM内容を変更することのない
加熱装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る加熱装置にあっては、電気ヒータの
印加電圧の変化を読み取る必要のある電圧を予め記憶す
る記憶回路と、上記電気ヒータに印加される電圧を検出
する検出回路と、この検出回路にて検出した上記ヒータ
の印加電圧と上記記憶回路にて記憶された検出電圧とを
比較して上記電気ヒータの発熱量を一定に保持すべく上
記電気ヒータの通電時間を演算する演算制御回路と、こ
の演算制御回路の出力信号により上記電気ヒータをオ
ン、オフするヒータスイッチング回路とを備えたもので
ある。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、一次側
電圧に対する検出値を予め記憶回路にセット毎に記憶さ
せるため、低圧トランスの二次側出力電圧のばらつきや
負荷の消費電力のばらつきによる検出電圧の変化をなく
すことができ、電気ヒータへの印加電圧の変化を精度よ
く読み取ることができる。また、回路変更などにより、
低圧トランスの負荷電力が変わり、検出電圧値の変更が
必要になった場合も、記憶回路に検出電圧を記憶させる
ことで、抵抗の変更や演算制御回路のROM内容を変更
する手間が省ける。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る加熱装置の一実施例を示す回
路図である。なお、従来の構成と同一または対応する部
分には図2と同一の符号を用いて説明する。図1に示す
ように、本実施例の加熱装置は、電気ヒータ1の印加電
圧の変化を読み取る必要のある電圧を予め記憶する記憶
回路7と、上記電気ヒータ1に印加される電圧を検出す
る検出回路2と、この検出回路2にて検出した上記ヒー
タ1の印加電圧と上記記憶回路7にて記憶された検出電
圧とを比較して上記電気ヒータ1の発熱量を一定に保持
すべく上記電気ヒータ1の通電時間を演算する演算制御
回路4と、この演算制御回路4の出力信号により上記電
気ヒータ1をオン、オフするヒータスイッチング回路3
とを備えている。ここで、検出回路2およびヒータスイ
ッチング回路3の内部構成は図1のものと同一であるの
でその説明を省略する。
【0008】すなわち、本実施例の加熱装置は演算制御
回路4に記憶回路7を接続することにより、検出電圧精
度を向上させている。この記憶回路7としては電気信号
によって記憶内容を書き換えることのできる電気的消去
形PROM(以下、EEPROMという。)が用いられ
る。このEEPROMは演算制御回路4および電気的消
去形PROMへの電源供給が遮断された後もその記憶内
容を保持し続ける機能を有している。
【0009】次に、本実施例の作用について説明する。
工場出荷前の電気検査工程時に電気ヒータ1への印加電
圧の変化を読み取る必要のある電圧を記憶回路7のEE
PROMに記憶させる。例えば、商用電源電圧100V
に対して±10%の変化を読み取る場合には、電源電圧
90V時の検出電圧レベルと110Vの検出電圧レベル
をEEPROMに記憶させればよい。ここで、より精度
を高めるには記憶させる検出レベルを5V刻み、1V刻
みと増加していけば可能である。そして、実際の調理時
にヒータ加熱を行う際、電気ヒータ1への印加電圧を検
出回路2により検出し、演算制御回路4で記憶回路7の
EEPROMに記憶されている印加電圧に対する検出レ
ベル値を読み込み、比較することにより精度よく判断で
きる。
【0010】このように本実施例では、検出回路2の検
出データを記憶する記憶回路7を設けることにより、比
較するA/D値をセット毎に記憶させる。そして、演算
制御回路4によって通電時間を演算する際、検出値と比
較するA/D値を取り出して演算を行う。したがって、
本実施例によれば、一次側電圧に対する検出値を予め記
憶回路7にセット毎に記憶させるため、低圧トランス5
の二次側出力電圧のばらつきや負荷の消費電力のばらつ
きによる検出電圧の変化をなくすことができ、電気ヒー
タ1への印加電圧の変化を精度よく読み取ることができ
る。また、回路変更などにより、低圧トランス5の負荷
電力が変わり、検出電圧値の変更が必要になった場合で
も、記憶回路7に検出電圧を記憶させることで、抵抗の
変更や演算制御回路4のROM内容を変更することがな
くなる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る加熱
装置によれば、電気ヒータへの印加電圧の変化を精度よ
く読み取ることができる。また、回路変更などにより、
低圧トランスの負荷電力が変わり、検出電圧値の変更が
必要になった場合でも、記憶回路に検出電圧を記憶させ
ることで、抵抗の変更や演算制御回路のROM内容を変
更する手間が省ける効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加熱装置の一実施例を示す回路図
である。
【図2】従来の加熱装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1 電気ヒータ 2 検出回路 3 ヒータスイッチング回路 4 演算制御回路 5 低圧トランス 6 リレー 7 記憶回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 3/00 310

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気ヒータの印加電圧の変化を読み取る
    必要のある電圧を予め記憶する記憶回路と、上記電気ヒ
    ータに印加される電圧を検出する検出回路と、この検出
    回路にて検出した上記ヒータの印加電圧と上記記憶回路
    にて記憶された検出電圧とを比較して上記電気ヒータの
    発熱量を一定に保持すべく上記電気ヒータの通電時間を
    演算する演算制御回路と、この演算制御回路の出力信号
    により上記電気ヒータをオン、オフするヒータスイッチ
    ング回路とを備えたことを特徴とする加熱装置。
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