JP2764309B2 - パチンコ機の打止数設定装置 - Google Patents

パチンコ機の打止数設定装置

Info

Publication number
JP2764309B2
JP2764309B2 JP1182163A JP18216389A JP2764309B2 JP 2764309 B2 JP2764309 B2 JP 2764309B2 JP 1182163 A JP1182163 A JP 1182163A JP 18216389 A JP18216389 A JP 18216389A JP 2764309 B2 JP2764309 B2 JP 2764309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balls
pachinko
individual
payouts
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1182163A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0347285A (ja
Inventor
健吉 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HEIWA KK
Original Assignee
HEIWA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HEIWA KK filed Critical HEIWA KK
Priority to JP1182163A priority Critical patent/JP2764309B2/ja
Publication of JPH0347285A publication Critical patent/JPH0347285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2764309B2 publication Critical patent/JP2764309B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパチンコ機および各パチンコ機に賞品用パチ
ンコ球を定量供給する計測装置など制御するパチンコ機
の打止数設定装置に関する。
(従来の技術) パチンコ機の管理装置にはCPUからなる補給信号発生
装置を主構成とし、補給信号発生装置にはパチンコ機、
遊技用パチンコ球(以下、貸出球という)の貸出装置、
賞品用パチンコ球の補給装置、および賞品交換時におけ
る手打ちのパチンコ球(以下、交換球という)のカウン
タが交信可能に接続してある。
また、補給信号発生装置は遊技盤に打出されたパチン
コ球(以下、発射球という)が入賞したか否か、パチン
コ機の貯溜タンクに賞品用パチンコ球が充分貯えられて
いるか否かなどを検知することができる。
補給装置は補給樋を介して貸出装置およびパチンコ機
に貸出球、賞品用パチンコ球を常時供給している。貸出
装置およびパチンコ機には、この補給装置から供給され
る賞品用パチンコ球(以下、補給球という)数をカウン
トするために、計測装置を各々に設けている。計測装置
は補給信号発生装置によって制御されるもので、補給装
置から供給されるパチンコ球数を計測し、この計測値が
予め設定された値に達した場合、補給樋の流路を閉鎖す
ることによって、補給球の供給を停止する機能を備えて
いる。
そして、補給信号発生装置がパチンコ機に貯えられて
いる貯溜球の不足を検知すると、補給信号発生装置は補
給要求信号を発生させ計測装置を動作させる。これによ
り計測装置は補給樋の流路を開放し、補給装置から補給
球がパチンコ機の貯溜タンクに供給される。そして、こ
の貯溜タンクへの供給は貯溜球数が所定数に達するまで
継続される。
計測装置は補給装置から補給されるパチンコ球数の制
御を、1単位当り(1回当り)10球ないし20球程度から
400球程度まで適宜設定でき、補給時には1単位当り補
給球数と、補給の開始および終了とを表わす信号と、補
給単位数と、パチンコ数の個別を表わす番号とが補給信
号発生装置に入力される。また各パチンコ機は入賞球数
データ、およびアウト球数データを補給信号発生装置に
入力しているので、補給信号発生装置は賞品用パチンコ
球の総補給球数と、貯溜球の総払出球数(総賞品球数)
および総賞品球数から最終的に遊技者が得る球数=差球
数(交換球数)とを各パチンコ機毎に算出することがで
きる。
ところで、賞品球の払出予定総数(以下、単に払出予
定総数という)が各パチンコ機毎に予め定められ、総賞
品球数は有限なものになっている。払出予定総数ン入力
装置を操作することによって予定総数設定装置に設定さ
れる。
そして補給信号発生装置は予定総数設定装置に設定さ
れた払出予定総数に基いて上記補給要求信号を発生さ
せ、計測装置はこの補給要求信号に基いて、各パチンコ
機毎に所定数の賞品用パチンコ球を補給することによっ
て、総賞品球数が制限されている。
このような構成された従来のパチンコ機では、払出予
定総数は全てのパチンコ機に共通のものであり、補給信
号発生装置はこの払出予定総数に達したパチンコ機の遊
技を停止させ、いわゆる打止処理を施す。遊技者が打止
処理時にパチンコ機から得られるパチンコ球の総交換球
数は、上記予定総数設定装置に設定される払出予定総数
(総賞品球数)に概略一致しており、この払出予定総数
は一般的に遊技場において公開されている。そして、遊
技者は公開された払出予定総数に達するまでの間、所定
のパチンコ機によってパチンコ遊技を行うことができ
る。また熟練遊技者は払出された賞品球数を目測によっ
て概略計測することができ、公開された払出予定総数
と、払出された現賞品球数とを比較することによって、
打止処理が施されるタイミングを推測することができ
る。
なお、補給信号発生装置はパチンコ機から実際に払出
される賞品球の総払出数を、補給装置のパチンコ機に対
する総補給球数、いいかえれば1単位当りの補給球数と
補給回数とに基いて算出している。このことから計測装
置に設定される1単位当りの補給級数を少なく(たとえ
ば10球ないし20球程度)設定するほど、補給信号発生装
置に設定されている賞品球の総払出数と実際に払出され
る打止時の総賞品球数との差、および打止時に各パチン
コ機から払出される総賞品球数のばらつきは、減少して
平均化することになる。そこで上述した1単位当りの補
給球数は、遊技場内のパチンコ球の流れを正確に把握す
るため、少なく設定される傾向がある。
(発明が解決しようとする課題) このため打止処理が施されたときに、遊技者がパチン
コ機から得る賞品球の総払出数と、遊技場に公開されて
いる払出予定総数との差は極めて小さく、遊技者の予想
を越えるものではない。また、この差は1単位当りの補
給球数が少なくなるほど、すなわち計測装置の精度が良
好になるほど微小なものになる。これにより、払出され
た賞品球数が払出予定総数に漸次近づくことに伴い、遊
技者は打止処理が近付いていることを知覚する。
したがって、払出された賞品球数の増加に対して遊技
者の期待感を減少させ、同時に遊技自体への興味を半減
させ、遊技意欲を減退させ、牽いては遊技場が活性化さ
れないという問題があった。
そこで本発明は、賞品数の総払出数をランダムに設定
し、パチンコ機の打止処理が施される時期の推測が困難
なパチンコ機の打止数設定装置を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、賞品用パチンコ
球を供給する補給装置に接続し、かつ、パチンコ機の貯
溜タンクの上部に設置され、賞品用パチンコ球の総払出
数を計測し、かつ、賞品用パチンコ球を流下もしくは低
下させる計測装置を設け、 パチンコ機の打止時の賞品用パチンコ球の共通払出数
の設定装置と、遊技中の払出球数が共通払出数に到達す
る毎に特定の数値を選択する賞品用パチンコ球の個別払
出数の設定装置とを設け、 該両装置による共通払出数および個別払出数を加算し
て前記総払出数としたことを特徴とする。
(作用) パチンコ機の打止数設定装置を備えることにより、打
止時には規定打止数(遊技場に公開されている)より未
知数の特定数が追加され、遊技者は打止終了時を正確に
知ることができない。また、遊技場では、各台がそれぞ
れ個別に追加払出数をランダムに発生させるので、遊技
者はどの台が最終打止終了時に最大払出数となるのかを
知ることができない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。
パチンコ機の管理装置1は補給信号発生装置としての
CPU2、予定総数設定装置3およびメモリ4を主構成と
し、CPU2は被管理装置として、複数のパチンコ機5、賞
品球の補給装置6、貸出球の貸出装置7、および交換球
数のカウンタ8を交信可能に接続している。CPU2には各
パチンコ機5から入賞球数、アウト球数、貯溜球数、貯
溜球の供給回数および1単位当りの貯溜球数などに関す
るデータを、補給装置6からは補給状態か否かをなどに
関するデータを、貸出装置7から貸出球数などに関する
データを、さらにカウンタ8から払出球数(差球数ある
いは総賞品球数)などに関するデータを入力している。
パチンコ機5に設けた計測装置5′はCPU2に制御さ
れ、補給装置6から後述する補給樋15を介して供給され
る補給球数を計測し、この計測値が所定数に達した場
合、ソレノイド(図示省略)などからなる駆動源を動作
させて、補給樋15の流路を図示を省略したカムなどによ
って閉鎖することにより、パチンコ機5に対する賞品用
パチンコ球の補給を停止する機能を備えている。また、
パチンコ機5は、図示を省略した貯留タンクに貯えられ
た賞品用パチンコ球が不足した場合、その旨が表わされ
た不足信号を発生させるとともに、この不足信号をCPU2
に入力する。
これによりCPU2は補給要求信号を発生させて計測装置
5′に入力し、これに基いて計測装置5′は補給樋15を
開放し、所定数の賞品用パチンコ球を貯溜タンクに補給
する。またCPU2は他の被管理装置、すなわち各パチンコ
機5に対して打止め処理の命令信号などを、補給装置6
に対しては補給停止命令などを、貸出装置7に対しては
貸出停止命令などを、さらにまたカウンタ8には貸出球
数の計測終了信号などを入力する。
各種データの入力作業や各種命令の入力作業および訂
正作業などは、表示装置9と入力装置10とによって行わ
れる。表示装置9はCRTディスプレイ11とプリンタ12と
からなり、入力装置10はキーボードからなるものである
(後述…第2図参照)。表示装置9は入力装置10の操作
内容や、たとえば第3図のようなCPU2の演算内容などを
モニタするので、操作者は対話形式で上記の入力作業お
よび訂正作業を行うことができる。なお、CPU2と表示装
置9とのインターフェイスは図示を省略している。
予定総数設定装置3は総賞品球の払出予定総数を各パ
チンコ機5毎に設定するためのもので、共通払出数設定
装置13と個別払出数設定装置14とから構成されている。
総賞品球の払出予定総数は、共通払出数設定装置13によ
る全てのパチンコ機5に対して共通な総賞品球の共通払
出数と、個別払出数設定装置14による各パチンコ機5毎
に設定する個別な総賞品球の個別払出数との和である。
そして、共通払出数は入力装置10を操作することによ
って、CPU2を介して共通払出数設定装置13に設定され、
他方、個別払出数はCPU2を介して、個別払出数設定装置
14により予めメモリ4に格納されたプログラム(第4図
ないし第6図参照)に基いて設定される。
メモリ4は図示を省略したROMとRAMとからなり、ROM
には上記プログラム、個別払出数を設定するための各種
素材用データおよび、各被管理装置を管理するための各
種プログラムを格納し、RAMには各種手順や命令を実行
する場合、上記素材用データや演算済のデータ、および
上記被管理装置との交信によって得られたデータを一時
的に格納する。ROMに格納されたものは不揮発性のもの
で、これらは管理装置1の出荷時に各使用者の使用に応
じて作成され、ROMはCPU2を設けた基板に、RAMとともに
実装されている。
上述した各種素材用データとしては、個別払出数に対
応したCPU2の選択確率に係る正規分布図(ガウス分布図
…第7図参照)や、第8図に示す最多選択回数を複数箇
所有する分布図、および各被管理装置の個別番号と機種
別仕様との対応表などがある。なお、上述の個別払出数
に係る分布図、予め複数主のものが用意されており、使
用者は入力装置10を操作することによって、上記分布図
を独自に作成し、または第3図、第7図および第8図に
示した分布図を所望の分布に変更することができる。使
用者の手によって作成された上記分布図は、入力装置10
を操作することによってメモリ4に格納し、かつ読み出
すことができる(後述)。
各パチンコ機5は上記貯留タンクに、図示を省略した
補給要求スイッチを設けており、遊技中、発射球の入賞
によって賞品球が払出されることにより、貯溜タンク内
の貯溜球が所定数まで減少した場合に補給要求スイッチ
が働いて不足信号を発生させる。これによりCPU2にはパ
チンコ機5から不足信号が入力されるため、CPU2は特定
のパチンコ機5の貯溜球不足を検知することができる。
各パチンコ機5と補給装置6との間および、貸出装置
7と補給装置6との間に補給樋15が掛け渡され、各パチ
ンコ機5および貸出装置7に補給球が常時補給されてい
る。補給球数は前記貯溜タンクの流入口に配置された計
測装置5′によって計測され、計測値が所定数に達した
とき、上記駆動源がCPU2に動作され、上記カムを駆動し
て補給樋15の流路を閉鎖する。これにより各パチンコ機
5には所定量の貯溜球が供給される。
計測装置5′は1単位当りの賞品用パチンコ球の補給
数を10球ないし20球程度から400球程度まで適宜設定す
ることができ、本実施例においては1単位当りの賞品用
パチンコ球の補給数を10球に定めている。計測装置5′
は補給時に補給単位数1単位当りの補給球数および補給
単位数と、補給の開始および終了とを表わす信号をCPU2
に入力する。このためCPU2は上記交信に基いて得られる
各パチンコ機5のアウト球数データとともに、各パチン
コ機5の総補給球数を算出することができる。また、計
測装置5′はパチンコ機5および貸出装置7の個別番号
とが表わされた各データを、夫々CPU2に入力している。
また、CPU2には、各パチンコ機5から入賞球数データ
およびアウト球数データが入力され、貸出装置7から貸
出球数データが入力され、そしてカウンタ8から交換球
数データが入力される。このため、CPU2は入賞球数デー
タおよびアウト球数データに基いて総補給球数と手持ち
の総賞品球数と各パチンコ機5毎に算出することができ
る。なお、手持ちの総賞品球数(以下、差球という)は
総補給球数から入賞球数およびアウト球数の差を除いた
ものである。またCPU2は、貸出球数データおよび交換球
数データと、貸出球および交換球に係る単位球数当りの
金額とい基いて、売上金を算出することができる。
第2図は上記入力装置10の構成を示している。打止数
設定キー16はCPU2を介して共通払出数設定装置13を操作
することにより、共通払出数の設定に使用するためのも
のである。最小値設定キー17および、最大値設定キー18
はCPU2を介して個別払出数設定装置14を操作することに
より、個別払出数の下限(最小値設定キー17)と上限
(最大値設定キー18)との設定に使用するためのもので
ある。数字キー19は0ないし9の数字を打ち込むもので
あり、メモリキー20は共通払出数および個別払出数に係
るデータメモリ4に格納し、かつ格納されている各種デ
ータを読み出す操作に使用するものである。
分布図キー21は図示を省略したアップキーとダウンキ
ーとから構成され、メモリキー20の操作により読み出さ
れた分布図(第7図、第8図参照)の形状を変更した
り、新たな分布図を作成するためのものである。第7
図、第8図に示す分布図は個別払出数と、その発生回数
との関係、すなわち特定の個別払出数がCPU2を介して個
別払出数設定装置14に選択される確率を示したもので、
CPU2は第5図に示したプログラムに基いて、特定の個別
払出数を選択する。本実施例における第3図、第7図お
よび第8図の分布図は、横軸に個別払出数を、縦軸に特
定個別払出数の発生回数を配置し、発生回数の最高値は
10回に定めている。
たとえば第3図に示す分布図の場合、CPU2を介して個
別払出数設定装置14に選択される個別払出数が、0ない
し99球である可能性は、総選択回数55回中、10回で、選
択確率Pは、10/55(p≒0.18)になる。そして、分布
図キー21の上記アップキーを操作した場合、縦軸の発生
回数を個別払出数毎に増加させ、上記ダウンキーを操作
した場合には発生回数を個別払出数毎に減少させる。
22は共通払出数および個別払出数の設定終了の操作を
行う終了キー、23は表示装置9の表示を選択する表示キ
ー、24はプリンタの操作を行う印字キー、25は入力装置
の誤操作を訂正するための取消キーである。これらは、
インターフェイスとしての入力回路26を介し、CPU2に接
続されている。
次に、このように構成されたパチンコ機の打止数設定
装置の操作手順を第4図ないし第6図に基づいて説明す
る。
第5図は各パチンコ機5における総賞品球の払出予定
総数設定手順を示している。なお、以下に説明する手順
は、操作時にその内容が表示装置9に表示されるので、
確認、訂正を行うことができる。
まず、図示を省略した電源回路を作動させると、管理
装置1がリセットされたのち、プログラムはCPU2に読み
込まれ、第5図のs1が実行される。s1は、打止数設定キ
ー16を操作することにより、共通払出数が設定されてい
るか否かを判定するステップであり、打止数設定キー16
を操作している場合には、共通払出数が設定されている
と判定して、s2をCPU2によって実行する一方、打止数設
定キー16を操作していない場合には、共通払出数が設定
されていないと判定され、s3をCPU2によって実行する。
s2では、共通払出数が数字キー19の操作により設定さ
れることを待ち(ループし)、数字キー19が操作される
と、s4では数字キー19に応じた数値がCPU2を介して共通
払出数設定装置13に読込まれ、s5においてCPU2は、終了
キー22が操作されたか否かを判定する。s5で終了キー22
が操作された場合、共通払出数設定装置13はs4で読み込
んだ数値を、共通払出数としてCPU2に設定し、CPU2は設
定された共通払出数をメモリ4に格納し(s6)、メイン
プログラム(図示省略)に復帰し、所望により再設定を
行うことができる。他方、s5において終了キー22が操作
されない場合には、s2が実行される。
次にs3では、最小値設定キー17が操作されている場
合、個別払出数設定装置14はCPU2を介し、個別払出数の
最小値が設定されていると判定して、CPU2はs7を実行す
る一方、最小値設定キー17が操作されていない場合に
は、個別払出数の最小値が設定されていないと判定さ
れ、CPU2はs8を実行する。s7で、個別払出数設定装置14
は個別払出数の最小値が数字キー19の操作により設定さ
れることを待ち、数字キー19が操作されると、s9では数
字キー19に応じた数値(本実施例においてはMin=0…
第3図参照)が、CPU2を介して個別払出数設定装置14に
読込まれ、s10においてCPU2は、終了キー22が操作され
たか否かを判定する。
s10で終了キー22が操作された場合、個別払出数設定
装置14はs9で読み込まれた数値を、個別払出数の最小値
としてCPU2に設定し、設定された個別払出数の最小値は
メモリ4に格納されたのち(s11)、メインプログラム
に復帰する。他方、s10において終了キー22が操作され
ない場合には、s7が実行される。
次にs8では、最大値設定キー18が操作されている場
合、個別払出数の最大値が個別払出数設定装置14が設定
されていると判定して、CPU2はs12を実行する一方、最
大値設定キー18が操作されていない場合には、個別払出
数設定装置14に個別払出数の最大値が設定されていない
と判定され、CPU2はs13を実行する。s12では、個別払出
数の最大値が数字キー19の操作により設定されることを
待ち、数字キー19が操作されると、s14では数字キー19
に応じた数値(本実施例においてはMax=1000球…第3
図参照)が、CPU2を介して個別払出数設定装置14に読込
まれ、s15においてCPU2は、終了キー22が操作されたか
否かを判定する。
s15で終了キー22が操作された場合、個別払出数設定
装置14はs14で読み込んだ数値を、個別払出数の最大値
としてCPU2に設定し、s16においてCPU2は設定された個
別払出数の最大値をメモリ4に格納し、メインプログラ
ムに復帰し、所望により再設定を行うことができる。他
方、s15において終了キー22が操作されない場合には、s
12が実行される。
S13では分布図キー21が操作され、新たな分布図が作
成されたか否かを判定する。そして、分布図キー21が操
作された場合には、s17で分布図キー21の操作を有効に
したのち、s20を実行する。他方、分布図キー21が操作
されない場合には、s18でメモリキー20による分布図を
メモリ4のROM、またはRAMから読み出す操作が行われた
か否かを判定する。S18で、このような操作が行われた
場合には、メモリキー20の分布図の読み出し操作を有効
にしたのち(s17)、s20を実行する。
他方、s18で分布図の読み出し操作が行われない場
合、s19において、メモリキー20によって分布図をメモ
リ4のRAMに書き込む操作が行われたか否かを判定し、
このような操作が行われた場合には、メモリキー20によ
るRAMへの書き込み操作を有効にしたのち(s17)、s20
を実行する。他方、s19においてRAMへの書き込み操作が
なされない場合には、メインプログラムに復帰し、所望
により再設定を行うことができる。そしてs20では、終
了キー22が操作されたか否かを判定し、終了キー22の操
作を有効にしたのち、s21では、s1ないしs20に基いて作
成された分布図を、メモリ4の最終格納エリアまたは、
ハードディスクなどメモリ4とは異なる別の記録媒体
(図示省略)に格納する。そしてメインプログラムに復
帰し、所望により再設定を行うことができる。なお、入
力装置10の操作を訂正する場合には、取消キー25が使用
される。
次に、CPU2が各パチンコ機5の払出予定総数を決定す
る手順を、第4図に基づいて説明する。
まず、いずれかのパチンコ機5における前述した差球
(持ち球)が予め上述のように設定された共通払出数に
達したか否かを検出し(第4図s22参照)、s22では差球
が共通払出数に達した時に個別払出数を選択する。そし
て、s24で差球が共通払出数と個別払出数との和(払出
予定総数)に達したとき、CPU2はs25において、打止処
理を施す。
次に、個別払出数を決定する上記手順を第6図に基づ
いて詳細に説明する。
第6図に示すように、スタートはリセット後作動し、
AないしJの10段階のサブルーチンを繰り返すようにな
っており、変数xは10段階のサブルーチンの経由に関与
し、変数iは個別払出数に相当している。また、ここで
示す10段階のサブルーチンは第3図に基づいている。な
お、サブルーチンAないしサブルーチンIは夫々、7ス
テップで構成され、サブルーチンJは5ステップで構成
されている。
変数iは1単位が10であり、サブルーチンAは0球な
いし90球までの個別払出数を設定し、サブルーチンBは
100球ないし190球までの個別払出数を設定する。以下、
各サブルーチンCないしサブルーチンJによって、順次
100球単位で区切り、サブルーチンJでは900球ないし99
0球までの個別払出数を設定している。なお、初期の変
数i(個別払出数)は0としている。
変数xは、サブルーチンAにおいてsA1ないしsA7をル
ープする回数を示し、このループ回数は10回である。な
お、サブルーチンBでは9回、サブルーチンC以降は1
ずつ減少され、サブルーチンJは1回である。
つぎにsA3では、各パチンコ機5の差球が、共通払出
数に達した場合、s26で現時点における変数iの値を個
別払出数として個別払出数設定装置14に設定する。そし
てs27において、個別払出数と共通払出数とを加算する
ことにより、算出した払出予定総数をメモリ4に格納す
る。この後、CPU2はメインプログラムに復帰する。そし
て、差球が払出予定総数に達するまで通常の処理を継続
させる。
払出予定総数の選択はパチンコ機5にその状況が表示
されないので、遊技者は払出予定総数を知覚することは
できず、打止処理が施されるタイミングを推測すること
ができない。
他方、sA3で共通払出数に達していない場合、sA4にお
いて変数iを1単位加算した値とする。しかるのちsA5
では、変数iが100より小さいか否かを判定し、変数i
が100より小さい場合には、sA3が実行する一方、変数i
が100より小さくない場合にはsA6を実行する。
sA6では変数xに1が加算され、こののちsA7を実行す
る。sA7では、変数xが10より小さい場合にはsA2を実行
し、変数xが10に等しいかまたは10より大きい場合、サ
ブルーチンBにジャンプしてsB1以降を実行する。
サブルーチンBでは変数iは100から190の間で変化
し、順次サブルーチンC,サブルーチンD…サブルーチン
I,サブルーチンJを実行し、サブルーチンJでは変数i
は900から990の間で変化する。なお、サブルーチンBな
いしサブルーチンJの各ステップはサブルーチンAのsA
1ないしsA7と同様であるため、詳細な説明は省略してい
る。
そしてCPU2は各サブルーチンAないしサブルーチンJ
を変数xに基づいて常時ループさせ、いずれかのパチン
コ機5の差球が、共通払出数に達した時点で(たとえ
ば、sA3,sB3など)変数iが決定され、これにより個別
払出数設定装置14は個別払出数を設定するのである。
これにより予定総数設定装置3は共通払出数設定装置
13によって共通払出数を設定する一方、個別払出数設定
装置14によって個別払出数をパチンコ機5毎に個別に設
定することができる。このことから、CPU2は補給要求信
号を計測装置5′に入力し、計測装置5′は所定数の賞
品用パチンコ球をパチンコ機5毎に個別に補給すること
ができる。
また、個別払出数は、各サブルーチンAないしサブル
ーチンJのループ回数、すなわち変数xに依存する(第
3図の縦軸参照)。たとえばサブルーチンA内で変数i
が決定される確率Paは、CPU2がサブルーチンAをループ
する回数(x=10)と、各サブルーチンAないしサブル
ーチンJにおける変数xの和Xn(Xn=55)との比で表わ
され(Pa=10/55≒0.1818)、サブルーチンJ内で変数
iが決定される確率Pjは、確率Paと同様に、サブルーチ
ンJをループする回数と、変数Xの和Xnとの比で表わさ
れる(Pj=1/55≒0.0182)。
したがって、変数xを各サブルーチン毎に設定するこ
とにより、第7図、第8図のようなフラグの個別払出数
を求めることができる。また、差球の代りに総賞品球数
(この場合、10個単位で貯溜タンクに供給される総量)
を共通払出数と比較するようにしても良い。
(発明の効果) 本発明は以上のように構成したものなので、賞品用パ
チンコ球の総払出数は規定打止数より多く、しかも、そ
の払出数は遊技場で管理されるが遊技者にとって推測す
ることができず、打止時に近づいても規定以上の払出数
を期待することができ、遊技性を向上させることができ
る。また、払出数が共通払出数に達する毎に、特定な数
値となる個別払出数を設定しているので、打止時のタイ
ミングが異なり、遊技性に幅を持たせることになる。ま
た、打止に関係なく賞品用パチンコ球の総払出数を管理
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は第1図に示した入力装置のブロック図、第3図は
本発明によって作成された個別払出数と発生回数との関
係を表わした図、第4図は本発明の個別払出数の設定手
順の概略を示したフローチャート、第5図は本発明の操
作手順を示したフローチャート、第6図は第4図の詳細
なフローチャート、第7図は第1図に示したメモリに格
納された個別払出数と発生回数との関係を表わしたグラ
フ、第8図は第7図に示したものとは異なる例を示した
グラフである。 1……パチンコ機の管理装置 2……補給信号発生装置(CPU) 3……予定総数設定装置 5……パチンコ機 5′……計測装置 13……共通払出数設定装置 14……個別払出数設定装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】賞品用パチンコ球を供給する補給装置に接
    続し、かつ、パチンコ機の貯溜タンクの上部に設置さ
    れ、賞品用パチンコ球の総払出数を計測し、かつ、賞品
    用パチンコ球を流下もしくは停止させる計測装置を設
    け、 パチンコ機の打止時の賞品用パチンコ球の共通払出数の
    設定装置と、遊技中の払出球数が共通払出数に到達する
    毎に特定の数値を選択する賞品用パチンコ球の個別払出
    数の設定装置とを設け、 該両装置による共通払出数および個別払出数を加算して
    前記総払出数としたことを特徴とするパチンコ機の打止
    数設定装置。
JP1182163A 1989-07-14 1989-07-14 パチンコ機の打止数設定装置 Expired - Fee Related JP2764309B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1182163A JP2764309B2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 パチンコ機の打止数設定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1182163A JP2764309B2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 パチンコ機の打止数設定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0347285A JPH0347285A (ja) 1991-02-28
JP2764309B2 true JP2764309B2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=16113455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1182163A Expired - Fee Related JP2764309B2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 パチンコ機の打止数設定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2764309B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5190590B2 (ja) * 2007-10-25 2013-04-24 株式会社北電子 打止数管理装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52154440A (en) * 1976-06-16 1977-12-22 Maruyama Shiyuukou Remote control system for discharging additional ball
JPS62133986A (ja) * 1985-12-06 1987-06-17 株式会社大一商会 パチンコ機の管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0347285A (ja) 1991-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9978208B2 (en) Gaming system and a method of gaming based on hit-rate
US7112133B2 (en) Real time physical system modelling with predetermined outcomes
AU2012202208B2 (en) A method of gaming, a gaming system and a game controller
AU2023226772A1 (en) A method of gaming, a gaming system and a game controller
AU2024204624A1 (en) A method of gaming, a gaming system and a game controller
JP2764309B2 (ja) パチンコ機の打止数設定装置
AU2007205810B2 (en) A game method and gaming system
US9286760B2 (en) Gaming system and a method of gaming
US20090176563A1 (en) Method of gaming, game controller, and a gaming system
AU2012201004B2 (en) A gaming system and a method of gaming
JPH0975533A (ja) 遊技用管理装置
US20090191957A1 (en) Method of Gaming, A Game Controller, And A Gaming System
AU2012201585B2 (en) A method of gaming, a game controller and a gaming system
AU2021204702A1 (en) A method of gaming, a gaming system and a game controller
AU2010202914B2 (en) A gaming system and a method of gaming
JP6077748B2 (ja) 遊技場用管理装置
AU2018211226A1 (en) Method of gaming, game controller, and a gaming system
AU2019203803A1 (en) A Gaming System and Method of Gaming
AU2017204169A1 (en) A gaming system and method of gaming
JPH0984942A (ja) 遊技用管理装置
AU2014203066A1 (en) Method of gaming, game controller, and a gaming system
US20090286595A1 (en) Gaming system and method of gaming
AU2012201905A1 (en) A gaming system and method of gaming
AU2015210368A1 (en) A gaming system and a method of gaming
JP2003305265A (ja) 遊技機、遊技機の制御方法、サーバおよびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090403

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees