JP2763449B2 - 骨計測方法及び装置 - Google Patents
骨計測方法及び装置Info
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、骨計測方法及び骨計測
装置に関するものである。更に詳細には本発明は、被検
骨のX線写真フイルムにおける影像を用いて骨形態等の
計測を行う改善された方法及び装置を提供するものであ
る。
装置に関するものである。更に詳細には本発明は、被検
骨のX線写真フイルムにおける影像を用いて骨形態等の
計測を行う改善された方法及び装置を提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】人間の骨の発育状態、老化度の確認、又
は骨粗鬆症、骨軟化症等の骨病変の種類の範囲やその症
状の進行度、治療時の効果の確認等の種々の骨計測を行
う場合がある。
は骨粗鬆症、骨軟化症等の骨病変の種類の範囲やその症
状の進行度、治療時の効果の確認等の種々の骨計測を行
う場合がある。
【0003】かかる骨計測の方法としては、被検骨にX
線照射して得られたX線写真フイルムを用いてそのフイ
ルムにおける影像の濃淡をマイクロデンシトメーターに
より測定して骨計測を行うMD法(「骨代謝」第13
巻、187―195頁(1980年)、「骨代謝」第1
4巻、91―104頁(1981年)等参照)、被検骨
にガンマ線を照射して骨計測を行うフォトン・アブソー
プシオメトリー等がある。
線照射して得られたX線写真フイルムを用いてそのフイ
ルムにおける影像の濃淡をマイクロデンシトメーターに
より測定して骨計測を行うMD法(「骨代謝」第13
巻、187―195頁(1980年)、「骨代謝」第1
4巻、91―104頁(1981年)等参照)、被検骨
にガンマ線を照射して骨計測を行うフォトン・アブソー
プシオメトリー等がある。
【0004】MD法は、骨折の診断等のための装置とし
て広く普及しているX線像の撮影装置を用いて容易に得
られるX線写真フイルムを用いる点で採用しやすく、次
第に広く普及してきている。なおフォトン・アブソープ
シオメトリーに関しては、使用するガンマ線を発生する
装置がX線撮影装置に比較して一般に広く普及している
とは言い難い。
て広く普及しているX線像の撮影装置を用いて容易に得
られるX線写真フイルムを用いる点で採用しやすく、次
第に広く普及してきている。なおフォトン・アブソープ
シオメトリーに関しては、使用するガンマ線を発生する
装置がX線撮影装置に比較して一般に広く普及している
とは言い難い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これまでのMD法によ
る骨計測は以下のように手作業による部分が多かった。
即ち被検骨にX線を照射して得られたX線写真フイルム
を用いて、まずフイルムにおける骨の影像については手
作業で、MD法による骨計測に必要な基準ポイントを定
め、更にその基準ポイントを用いて定められた方式によ
る骨計測を詳細に行う部位(例えば第II中手骨の長軸の
中間点での横断線上の部位)を選定する。次いでその選
定された部位に対してマイクロデンシトメーターを操作
させながら、その部位に光を照射して得られる透過光の
強度を測定し、その走査された部位に対応した透過光の
強度又は吸光度の線図を所定のチャート紙上に記載させ
る。更に被検骨と共にX線撮影されたアルミニウム製の
階段状標準物質(以下アルミ階段という)のフイルムに
おける影像の縦断線上にマイクロデンシトメーターを走
査させて、得られた透過光の強度又は吸光度の線図につ
いてもチャート紙に記載させる。かくして得られたチャ
ート紙上における被検骨に関する吸光度とアルミ階段に
関する吸光度の各々の線図を、デジタイザーを用いてコ
ンピューターに入力し、各点での被検骨の吸光度をアル
ミ階段の段数に変換する。このようにして変換されて得
られた図を用いて、対象部位での骨形態を表わす種々の
指標がコンピューター内で計算されて、計算結果が出力
される。
る骨計測は以下のように手作業による部分が多かった。
即ち被検骨にX線を照射して得られたX線写真フイルム
を用いて、まずフイルムにおける骨の影像については手
作業で、MD法による骨計測に必要な基準ポイントを定
め、更にその基準ポイントを用いて定められた方式によ
る骨計測を詳細に行う部位(例えば第II中手骨の長軸の
中間点での横断線上の部位)を選定する。次いでその選
定された部位に対してマイクロデンシトメーターを操作
させながら、その部位に光を照射して得られる透過光の
強度を測定し、その走査された部位に対応した透過光の
強度又は吸光度の線図を所定のチャート紙上に記載させ
る。更に被検骨と共にX線撮影されたアルミニウム製の
階段状標準物質(以下アルミ階段という)のフイルムに
おける影像の縦断線上にマイクロデンシトメーターを走
査させて、得られた透過光の強度又は吸光度の線図につ
いてもチャート紙に記載させる。かくして得られたチャ
ート紙上における被検骨に関する吸光度とアルミ階段に
関する吸光度の各々の線図を、デジタイザーを用いてコ
ンピューターに入力し、各点での被検骨の吸光度をアル
ミ階段の段数に変換する。このようにして変換されて得
られた図を用いて、対象部位での骨形態を表わす種々の
指標がコンピューター内で計算されて、計算結果が出力
される。
【0006】またこれまでのMD法による骨計測に関し
ては、X線撮影条件やフイルムの現像処理条件の変動に
よって、得られるX線写真フイルムでの被検骨の影像の
陰影度が大きく変化しやすく、X線写真フイルムが極端
に暗かったり明るかったりすると、計測が出来なかった
り、たとえ計測出来たとしても、その誤差が非常に大き
くなるという問題点があった。
ては、X線撮影条件やフイルムの現像処理条件の変動に
よって、得られるX線写真フイルムでの被検骨の影像の
陰影度が大きく変化しやすく、X線写真フイルムが極端
に暗かったり明るかったりすると、計測が出来なかった
り、たとえ計測出来たとしても、その誤差が非常に大き
くなるという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる従
来技術における課題を解決するために鋭意研究した結
果、X線写真フイルムにおける被検骨等の影像に光を照
射して透過光を検知することによりその影像を読み取る
際に、X線写真フイルムの状態に応じて光発生手段の発
生光量を調節する手段を用いることが有効であることを
見い出し、本発明に到達したものである。
来技術における課題を解決するために鋭意研究した結
果、X線写真フイルムにおける被検骨等の影像に光を照
射して透過光を検知することによりその影像を読み取る
際に、X線写真フイルムの状態に応じて光発生手段の発
生光量を調節する手段を用いることが有効であることを
見い出し、本発明に到達したものである。
【0008】即ち本発明には、まず第1に、厚さが変化
している標準物質と共に撮影された被験者の被検骨のX
線写真フイルムに光を照射して得られる透過光量を用い
て被検骨の計測を行う方法においてあらかじめ設定され
た複数のレベルの照射光量から照射光量Lc を自動又は
手動で選定し、選定された照射光量Lc で該X線写真フ
イルムを照射して該フイルムの画像から粗い画素に関す
る情報としての透過光量を求めて粗読みを行ない、該被
検骨の計測部位に関する粗読みでの最大の透過光量IC
max を求め、次いで所定の照射光量L1 で該X線写真フ
ィルムを照射して該フイルムにおける標準物質について
の像の詳細読みを行ない、透過光量ICmax よりも大き
く且つ近い透過光量を呈する標準物質の厚みR1 を求
め、該X線写真フイルムにおける標準物質の該標準厚さ
R1 についての透過光量IR1を求め、該透過光量IR1が
所定の透過光量Imax を越えずかつ該Imax に近くなる
ように照射光量を調節することを特徴とする骨計測方法
が含まれる。
している標準物質と共に撮影された被験者の被検骨のX
線写真フイルムに光を照射して得られる透過光量を用い
て被検骨の計測を行う方法においてあらかじめ設定され
た複数のレベルの照射光量から照射光量Lc を自動又は
手動で選定し、選定された照射光量Lc で該X線写真フ
イルムを照射して該フイルムの画像から粗い画素に関す
る情報としての透過光量を求めて粗読みを行ない、該被
検骨の計測部位に関する粗読みでの最大の透過光量IC
max を求め、次いで所定の照射光量L1 で該X線写真フ
ィルムを照射して該フイルムにおける標準物質について
の像の詳細読みを行ない、透過光量ICmax よりも大き
く且つ近い透過光量を呈する標準物質の厚みR1 を求
め、該X線写真フイルムにおける標準物質の該標準厚さ
R1 についての透過光量IR1を求め、該透過光量IR1が
所定の透過光量Imax を越えずかつ該Imax に近くなる
ように照射光量を調節することを特徴とする骨計測方法
が含まれる。
【0009】また本発明には、厚さが変化している標準
物質と共に撮影された被験者の被検骨のX線写真フイル
ムに光を照射して得られる透過光量を用いて被検骨の計
測を行う方法において、あらかじめ設定された複数のレ
ベルの照射光量から照射光量Lc を自動又は手動で選定
し、選定された照射光量Lc で該X線写真フイルムを照
射して該フイルムの画像から粗い画素に関する情報とし
ての透過光量を求めて粗読みを行ない、該被検骨の計測
部位に関する粗読みでの最大の透過光量ICma x を求
め、次いで所定の照射光量L1 で該X線写真フィルムを
照射して該フイルムにおける標準物質についての像の詳
細読みを行ない、透過光量ICmax よりも大きく且つ近
い透過光量を呈する標準物質の厚みR1 を求め、該X線
写真フイルムにおける標準物質の該標準厚さR1 につい
ての透過光量IR1を求め、該透過光量IR1が所定の透過
光量Imax を越えずかつ該Imax に近くなるように照射
光量を調節するための第1の光量調節を行ない、次いで
該標準物質についてその透過光量が所定の条件を満たす
領域を求めて該領域における該標準物質についての透過
光量の範囲内に計測対象部分についての透過光量の範囲
が入っているか否かの第1の判定を行ない、さらに該計
測対象部分の透過光量と対応する該標準物質の透過光量
が所定の分解能を満たしているか否かの第2の判定を行
ない、該判定結果に基づいて該X線写真フイルムに照射
する光量を調節するための第2の光量調節を行なうこと
を特徴とした骨計測方法が含まれる。
物質と共に撮影された被験者の被検骨のX線写真フイル
ムに光を照射して得られる透過光量を用いて被検骨の計
測を行う方法において、あらかじめ設定された複数のレ
ベルの照射光量から照射光量Lc を自動又は手動で選定
し、選定された照射光量Lc で該X線写真フイルムを照
射して該フイルムの画像から粗い画素に関する情報とし
ての透過光量を求めて粗読みを行ない、該被検骨の計測
部位に関する粗読みでの最大の透過光量ICma x を求
め、次いで所定の照射光量L1 で該X線写真フィルムを
照射して該フイルムにおける標準物質についての像の詳
細読みを行ない、透過光量ICmax よりも大きく且つ近
い透過光量を呈する標準物質の厚みR1 を求め、該X線
写真フイルムにおける標準物質の該標準厚さR1 につい
ての透過光量IR1を求め、該透過光量IR1が所定の透過
光量Imax を越えずかつ該Imax に近くなるように照射
光量を調節するための第1の光量調節を行ない、次いで
該標準物質についてその透過光量が所定の条件を満たす
領域を求めて該領域における該標準物質についての透過
光量の範囲内に計測対象部分についての透過光量の範囲
が入っているか否かの第1の判定を行ない、さらに該計
測対象部分の透過光量と対応する該標準物質の透過光量
が所定の分解能を満たしているか否かの第2の判定を行
ない、該判定結果に基づいて該X線写真フイルムに照射
する光量を調節するための第2の光量調節を行なうこと
を特徴とした骨計測方法が含まれる。
【0010】かかる発明には、該第2の判定を行なった
後、さらに該測定対象部分のγ値が所定の値以上あるか
否かの第3の判定を行なう骨計測方法が含まれる。
後、さらに該測定対象部分のγ値が所定の値以上あるか
否かの第3の判定を行なう骨計測方法が含まれる。
【0011】本発明の骨計測方法において、照射光量を
上げる場合、計測対象部分についての最大透過光量より
大きくかつ、最大透過光量に近い標準物質についての透
過光量を求め、透過光量Iが所定の値Imax を越えずか
つ所定の値Imax に近くなるように照射光量を調節する
ようにすることが望ましい。
上げる場合、計測対象部分についての最大透過光量より
大きくかつ、最大透過光量に近い標準物質についての透
過光量を求め、透過光量Iが所定の値Imax を越えずか
つ所定の値Imax に近くなるように照射光量を調節する
ようにすることが望ましい。
【0012】又、照射光量を下げる場合、あらかじめ設
定された複数のレベルの照射光量から照射光量Lc を自
動又は手動で選定し、選定された照射光量Lc で該X線
写真フイルムを照射して該フイルムの画像から粗い画素
に関する情報としての透過光量を求めて粗読みを行な
い、該被検骨の計測部位に関する粗読みでの最大の透過
光量ICmax を求め、次いで所定の照射光量L1 で該X
線写真フィルムを照射して該フイルムにおける標準物質
についての像の詳細読みを行ない、透過光量IC max よ
りも大きく且つ近い透過光量を呈する標準物質の厚みR
1 を求められる厚みR1 より、所定の厚みRS だけ厚い
標準物質の厚さ(R1 +RS )についての透過光量を求
め、該透過光量Id が所定の透過光量Imax を越えずか
つ該Imaxに近くなるように照射光量を調節することが
望ましい。
定された複数のレベルの照射光量から照射光量Lc を自
動又は手動で選定し、選定された照射光量Lc で該X線
写真フイルムを照射して該フイルムの画像から粗い画素
に関する情報としての透過光量を求めて粗読みを行な
い、該被検骨の計測部位に関する粗読みでの最大の透過
光量ICmax を求め、次いで所定の照射光量L1 で該X
線写真フィルムを照射して該フイルムにおける標準物質
についての像の詳細読みを行ない、透過光量IC max よ
りも大きく且つ近い透過光量を呈する標準物質の厚みR
1 を求められる厚みR1 より、所定の厚みRS だけ厚い
標準物質の厚さ(R1 +RS )についての透過光量を求
め、該透過光量Id が所定の透過光量Imax を越えずか
つ該Imaxに近くなるように照射光量を調節することが
望ましい。
【0013】さらに本発明には、厚さが変化している標
準物質と共に被験者の被検骨にX線を照射することによ
って得られたX線写真フイルムに光を照射して得られる
透過光量を用いて該フイルム中の影像を読み取るための
読み取り手段と、読み取られた被検骨の影像を記憶する
ため影像記憶手段と、該記憶された被検骨の影像に関す
る骨計測のための演算を行うための演算手段と、演算に
より得られた骨計測結果を出力するための骨計測出力手
段とを備えた骨計測装置であって、該読み取り手段が、
該X線写真フイルムに照射する光を発生するための光発
生手段と、該透過光量を検知するための検知手段と、あ
らかじめ設定された複数のレベルの照射光量から照射光
量Lc を自動又は手動で選定し、選定された照射光量L
c で該X線写真フイルムを照射して該フイルムの画像か
ら粗い画素に関する情報としての透過光量を求めて粗読
みを行ない、該被検骨の計測部位に関する粗読みでの最
大の透過光量ICmax を求め、次いで所定の照射光量L
1 で該X線写真フィルムを照射して該フイルムにおける
標準物質についての像の詳細読みを行ない、透過光量I
Cmax よりも大きく且つ近い透過光量を呈する標準物質
の厚みR1 を求める手段と該X線写真フイルムにおける
標準物質の該基準厚さR1 について求められた透過光量
1R1が所定の透過光量Imax を越えずかつ該Imax に近
くなるように照射光量を調節するための第1光量調節手
段と、該標準物質についてその透過光量が所定の条件を
満たす領域を求める領域検索手段と、該領域における該
標準物質についての透過光量の範囲内に計測対象部分に
ついての透過光量の範囲が入っているか否かを判定する
第1の判定手段と、さらに計測対象部分の透過光量と対
応する該標準物質の透過光量が所定の分解能を満たして
いるか否かを判定する第2の判定手段と、該判定手段に
よる判定結果に基づいて光発生手段における発生光量を
調節するための第2光量調節手段とを有したものである
ことを特徴とする骨計測装置が含まれる。
準物質と共に被験者の被検骨にX線を照射することによ
って得られたX線写真フイルムに光を照射して得られる
透過光量を用いて該フイルム中の影像を読み取るための
読み取り手段と、読み取られた被検骨の影像を記憶する
ため影像記憶手段と、該記憶された被検骨の影像に関す
る骨計測のための演算を行うための演算手段と、演算に
より得られた骨計測結果を出力するための骨計測出力手
段とを備えた骨計測装置であって、該読み取り手段が、
該X線写真フイルムに照射する光を発生するための光発
生手段と、該透過光量を検知するための検知手段と、あ
らかじめ設定された複数のレベルの照射光量から照射光
量Lc を自動又は手動で選定し、選定された照射光量L
c で該X線写真フイルムを照射して該フイルムの画像か
ら粗い画素に関する情報としての透過光量を求めて粗読
みを行ない、該被検骨の計測部位に関する粗読みでの最
大の透過光量ICmax を求め、次いで所定の照射光量L
1 で該X線写真フィルムを照射して該フイルムにおける
標準物質についての像の詳細読みを行ない、透過光量I
Cmax よりも大きく且つ近い透過光量を呈する標準物質
の厚みR1 を求める手段と該X線写真フイルムにおける
標準物質の該基準厚さR1 について求められた透過光量
1R1が所定の透過光量Imax を越えずかつ該Imax に近
くなるように照射光量を調節するための第1光量調節手
段と、該標準物質についてその透過光量が所定の条件を
満たす領域を求める領域検索手段と、該領域における該
標準物質についての透過光量の範囲内に計測対象部分に
ついての透過光量の範囲が入っているか否かを判定する
第1の判定手段と、さらに計測対象部分の透過光量と対
応する該標準物質の透過光量が所定の分解能を満たして
いるか否かを判定する第2の判定手段と、該判定手段に
よる判定結果に基づいて光発生手段における発生光量を
調節するための第2光量調節手段とを有したものである
ことを特徴とする骨計測装置が含まれる。
【0014】該読み取り手段に、さらに該読み取り手段
に、さらに該計測対象部分のγ値が所定の値以上あるか
否かの判定手段も具備せしめた骨計測装置が含まれる。
に、さらに該計測対象部分のγ値が所定の値以上あるか
否かの判定手段も具備せしめた骨計測装置が含まれる。
【0015】これらの本発明の骨計測装置では、第2光
量調節手段において発生光量を上げる場合、計測対象部
分についての最大透過光量より大きくかつ、最大透過光
量に近い標準物質のある部分の透過光量Iを求める手段
と透過光量Iが所定の値Ima x を越えずかつ所定の値I
max に近くなるように該発生光量を調節する手段を具備
し、さらに発生光量を下げる場合、あらかじめ設定され
た複数のレベルの照射光量から照射光量Lc を自動又は
手動で選定し、選定された照射光量Lc で該X線写真フ
イルムを照射して該フイルムの画像から粗い画素に関す
る情報としての透過光量を求めて粗読みを行ない、該被
検骨の計測部位に関する粗読みでの最大の透過光量IC
max を求め、次いで所定の照射光量L1 で該X線写真フ
ィルムを照射して該フイルムにおける標準物質について
の像の詳細読みを行ない、透過光量ICmax よりも大き
く且つ近い透過光量を呈する標準物質の厚みとして求め
られる厚みR1 により所定の厚みΔRだけ厚い標準物質
の厚さ(R1 +ΔR)についての透過光量を求め、該透
過光量Id が所定の透過光量Imax を越えずかつ該I
max に近くなるように照射光量を調節する手段を具備せ
しめたものが好ましい。
量調節手段において発生光量を上げる場合、計測対象部
分についての最大透過光量より大きくかつ、最大透過光
量に近い標準物質のある部分の透過光量Iを求める手段
と透過光量Iが所定の値Ima x を越えずかつ所定の値I
max に近くなるように該発生光量を調節する手段を具備
し、さらに発生光量を下げる場合、あらかじめ設定され
た複数のレベルの照射光量から照射光量Lc を自動又は
手動で選定し、選定された照射光量Lc で該X線写真フ
イルムを照射して該フイルムの画像から粗い画素に関す
る情報としての透過光量を求めて粗読みを行ない、該被
検骨の計測部位に関する粗読みでの最大の透過光量IC
max を求め、次いで所定の照射光量L1 で該X線写真フ
ィルムを照射して該フイルムにおける標準物質について
の像の詳細読みを行ない、透過光量ICmax よりも大き
く且つ近い透過光量を呈する標準物質の厚みとして求め
られる厚みR1 により所定の厚みΔRだけ厚い標準物質
の厚さ(R1 +ΔR)についての透過光量を求め、該透
過光量Id が所定の透過光量Imax を越えずかつ該I
max に近くなるように照射光量を調節する手段を具備せ
しめたものが好ましい。
【0016】またかかる本発明の装置には、被検骨につ
いて読み取られた影像を画像として表示するための画像
表示手段と、表示された被検骨の画像において必要な基
準ポイントを入力するためのポイント入力手段と、入力
された基準ポイントの位置を記憶する手段を有し、さら
に光量を調整して該フイルムについて再測定する場合に
自動的にフイルムを走行せしめ、調節後の光量で標準物
質と計測対象部分についての影像を自動的に読み取り、
記憶された基準ポイントに基づいてポイント入力する手
段を具備せしめたものが好ましい骨計測装置として含ま
れる。
いて読み取られた影像を画像として表示するための画像
表示手段と、表示された被検骨の画像において必要な基
準ポイントを入力するためのポイント入力手段と、入力
された基準ポイントの位置を記憶する手段を有し、さら
に光量を調整して該フイルムについて再測定する場合に
自動的にフイルムを走行せしめ、調節後の光量で標準物
質と計測対象部分についての影像を自動的に読み取り、
記憶された基準ポイントに基づいてポイント入力する手
段を具備せしめたものが好ましい骨計測装置として含ま
れる。
【0017】以下にかかる本発明について更に詳細に説
明する。
明する。
【0018】本発明におけるX線写真フイルムでの被検
骨の影像は、主に被検骨についてのフイルム上の黒化度
及び形状をいう。厚さが変化している標準物質として
は、通常アルミ段階が用いられるが、スロープ状のアル
ミニウム部材等であってもよい。被検骨としては、ある
程度鮮明な陰影度を有したX線写真フイルムが得られる
ものであればよいが、通常は軟部組織部の層が薄く平均
化している部分が望ましい。更に具体的には手骨及び上
椀骨、撓骨、尺骨、大腿骨、脛骨、腓骨等の長骨などが
あげられ、なかでも第II中手骨が実用上好適である。そ
の他海綿骨の例としては、踵骨、脊椎、長骨の骨端部な
どがあげられるが、中でも踵骨が実用上好適である。
骨の影像は、主に被検骨についてのフイルム上の黒化度
及び形状をいう。厚さが変化している標準物質として
は、通常アルミ段階が用いられるが、スロープ状のアル
ミニウム部材等であってもよい。被検骨としては、ある
程度鮮明な陰影度を有したX線写真フイルムが得られる
ものであればよいが、通常は軟部組織部の層が薄く平均
化している部分が望ましい。更に具体的には手骨及び上
椀骨、撓骨、尺骨、大腿骨、脛骨、腓骨等の長骨などが
あげられ、なかでも第II中手骨が実用上好適である。そ
の他海綿骨の例としては、踵骨、脊椎、長骨の骨端部な
どがあげられるが、中でも踵骨が実用上好適である。
【0019】手骨についてアルミ段階と共にX線撮影を
行う場合の配置を例示したものが図1である。同図にお
いて、10がX線写真フイルム用乾板であり、11がア
ルミ段階であり、12、13が各々右手、左手であり、
14が第II中手骨である。
行う場合の配置を例示したものが図1である。同図にお
いて、10がX線写真フイルム用乾板であり、11がア
ルミ段階であり、12、13が各々右手、左手であり、
14が第II中手骨である。
【0020】図2は、かかるX線写真フイルムの自動読
み取り手段の一例を模式的に示したものであって、20
がX線写真フイルムであり、21が右手の骨の影像を示
しておき、22が帯状光源であり、23が密着イメージ
センサーであり、24がフイルム走行用のローラーを示
している。
み取り手段の一例を模式的に示したものであって、20
がX線写真フイルムであり、21が右手の骨の影像を示
しておき、22が帯状光源であり、23が密着イメージ
センサーであり、24がフイルム走行用のローラーを示
している。
【0021】本発明の骨計測方法の好ましい態様を概略
のフローチャートで示したのが図5である。即ち図5の
如くまず、あらかじめ設定された複数のレベルの照射光
量から、測定するX線写真フイルムの撮影状態により、
粗読みの照射光量Lc を手動で選定し、該照射光量Lc
で該X線写真フィルムを照射して、該フイルムの画像か
ら粗い画素に関する情報としての透過光量を求めて粗読
みを行い、密なる画素に関する情報として読み取る図1
に示した標準物質としてのアルミステップ部分11及び
被検骨の計測部位14の指定を行う。(粗読みの具体的
方法については特願平2―25808号明細書参照) 次に該計測部位の所定の範囲内での粗い画素に関する情
報としての透過光量の最大値ICmax を求める。IC
max を求める範囲としては、例えば該測定部位が第二中
手骨1/2部位である場合多数のX線写真の解析の結果
該計測部位を中心とした、幅約23mm、高さ7mmの
長方形の領域とする事が妥当である。尚、計測部位の形
状、測定方法などに応じて、同様の解析を行い、IC
max を求める範囲を他の領域に変更してもよい。かくし
て得られたICmax と、装置の解析範囲の最大値及び最
小値に相当する所定値Imax 及びImin (例えば、A/
D変換の最大値255、最小値0を考慮してあらかじめ
Imax =250 Imin =30とする)との比較を行
い、ICmax がImin より大かつICmax がImax より
小の場合、後述(第2表参照)する如き記憶された照射
光量と照射時間の関係から、粗読みの照射光量があらか
じめ定められた光量L1 の時の該計測部位の所定の範囲
内での粗い画素に関する情報としての透過光量の最大値
ICmax を求める。その後、標準物質としてのアルミス
テップ11の像を、あらかじめ定められた光量L1 でス
キャンして、密なる画素に関する情報としての透過光量
を読み取る。その際に必要に応じてアルミ段階の像のエ
ッジを自動的に検出してアルミ段階の像の位置と厚み対
応関係を認識する(エッジ検出の具体的方法について
は、特願平2―25809号明細書参照)。
のフローチャートで示したのが図5である。即ち図5の
如くまず、あらかじめ設定された複数のレベルの照射光
量から、測定するX線写真フイルムの撮影状態により、
粗読みの照射光量Lc を手動で選定し、該照射光量Lc
で該X線写真フィルムを照射して、該フイルムの画像か
ら粗い画素に関する情報としての透過光量を求めて粗読
みを行い、密なる画素に関する情報として読み取る図1
に示した標準物質としてのアルミステップ部分11及び
被検骨の計測部位14の指定を行う。(粗読みの具体的
方法については特願平2―25808号明細書参照) 次に該計測部位の所定の範囲内での粗い画素に関する情
報としての透過光量の最大値ICmax を求める。IC
max を求める範囲としては、例えば該測定部位が第二中
手骨1/2部位である場合多数のX線写真の解析の結果
該計測部位を中心とした、幅約23mm、高さ7mmの
長方形の領域とする事が妥当である。尚、計測部位の形
状、測定方法などに応じて、同様の解析を行い、IC
max を求める範囲を他の領域に変更してもよい。かくし
て得られたICmax と、装置の解析範囲の最大値及び最
小値に相当する所定値Imax 及びImin (例えば、A/
D変換の最大値255、最小値0を考慮してあらかじめ
Imax =250 Imin =30とする)との比較を行
い、ICmax がImin より大かつICmax がImax より
小の場合、後述(第2表参照)する如き記憶された照射
光量と照射時間の関係から、粗読みの照射光量があらか
じめ定められた光量L1 の時の該計測部位の所定の範囲
内での粗い画素に関する情報としての透過光量の最大値
ICmax を求める。その後、標準物質としてのアルミス
テップ11の像を、あらかじめ定められた光量L1 でス
キャンして、密なる画素に関する情報としての透過光量
を読み取る。その際に必要に応じてアルミ段階の像のエ
ッジを自動的に検出してアルミ段階の像の位置と厚み対
応関係を認識する(エッジ検出の具体的方法について
は、特願平2―25809号明細書参照)。
【0022】次いで、本発明の大きな特徴である予備的
な光量調節(第1光量調節ともいう)を行なう。かかる
第1光量調節の1例の詳細をフローチャートに示したの
が、図6である。即ち図6の如く、まず、読み取られた
アルミステップ11の密なる画素に関する情報としての
透過光量の中で、ICmax より大きく、かつICmaxに
近いアルミステップの厚さをR1 とする。かくして得ら
れたR1 に対応するアルミステップの像の透過光量IR1
を求め、Imax とIR1を比較し、IR1がImaxよりも小
の場合、後述(第2表参照)する如き記憶された照射光
量と照射時間の関係から、照度設定値lをl+1に高め
ることによって照射時間を長くした場合の透過光量IRI
を比例関係により推定し、そのIR1がImax を比較する
ことを必要により繰り返して、IR1又はIR1がImax よ
り大となるようにした後、その時照射光量lよりも1ス
テップ低い(l−1)の照射光量測定照射光量lとす
る。
な光量調節(第1光量調節ともいう)を行なう。かかる
第1光量調節の1例の詳細をフローチャートに示したの
が、図6である。即ち図6の如く、まず、読み取られた
アルミステップ11の密なる画素に関する情報としての
透過光量の中で、ICmax より大きく、かつICmaxに
近いアルミステップの厚さをR1 とする。かくして得ら
れたR1 に対応するアルミステップの像の透過光量IR1
を求め、Imax とIR1を比較し、IR1がImaxよりも小
の場合、後述(第2表参照)する如き記憶された照射光
量と照射時間の関係から、照度設定値lをl+1に高め
ることによって照射時間を長くした場合の透過光量IRI
を比例関係により推定し、そのIR1がImax を比較する
ことを必要により繰り返して、IR1又はIR1がImax よ
り大となるようにした後、その時照射光量lよりも1ス
テップ低い(l−1)の照射光量測定照射光量lとす
る。
【0023】ICmax がImin より小さいか、またはI
Cmax がImax より大きい場合は、照射光量と照射時間
の関係からあらかじめ設定された複数レベルの該照射光
量の中で、Imin <ICmax <Imax の関係を満たすこ
とのできるものが存在するかどうかチェックし、存在す
る場合には、粗読みの照射光量を変更し、再度粗読みを
行う。存在しない場合には、第1光量調節を行わず、I
Cmax がImin より小さい場合、測定照射光量を最大照
射光量とし、ICmax がImax より大きい場合には測定
照射光量を(L1 −1)とし、得られた該測定照射光量
でアルミステップの詳細読み取りを行う。
Cmax がImax より大きい場合は、照射光量と照射時間
の関係からあらかじめ設定された複数レベルの該照射光
量の中で、Imin <ICmax <Imax の関係を満たすこ
とのできるものが存在するかどうかチェックし、存在す
る場合には、粗読みの照射光量を変更し、再度粗読みを
行う。存在しない場合には、第1光量調節を行わず、I
Cmax がImin より小さい場合、測定照射光量を最大照
射光量とし、ICmax がImax より大きい場合には測定
照射光量を(L1 −1)とし、得られた該測定照射光量
でアルミステップの詳細読み取りを行う。
【0024】このようにして、求められた測定照射光量
を用いて、図5におけるアルミステップの詳細読み取り
及びそれらのデータ処理を行ない、次いで被検部である
中手骨部分の像のスキャンを行なった後、本発明の他の
特徴である第1、第2の判定、及び第2光量調節等を含
む中手骨データ処理のアルゴリズムの実行へと進む。
を用いて、図5におけるアルミステップの詳細読み取り
及びそれらのデータ処理を行ない、次いで被検部である
中手骨部分の像のスキャンを行なった後、本発明の他の
特徴である第1、第2の判定、及び第2光量調節等を含
む中手骨データ処理のアルゴリズムの実行へと進む。
【0025】本発明における第1、第2の判定は、X線
写真フイルムにおける、標準物質についてその透過光量
が所定の条件を満たす領域を検索して、その領域に対応
する標準物質についての透過光量の範囲を求め、その透
過光量の範囲内に骨計測対象部分についての透過光量の
範囲が入っているか否かの第1の判定を行ない、計測対
象部分の透過光量と対応する該標準物質の透過光量が所
定の分解能を満たしているか否かの第2の判定を行な
い、その判定結果に基づいて第2照射光量を調節するも
のである。
写真フイルムにおける、標準物質についてその透過光量
が所定の条件を満たす領域を検索して、その領域に対応
する標準物質についての透過光量の範囲を求め、その透
過光量の範囲内に骨計測対象部分についての透過光量の
範囲が入っているか否かの第1の判定を行ない、計測対
象部分の透過光量と対応する該標準物質の透過光量が所
定の分解能を満たしているか否かの第2の判定を行な
い、その判定結果に基づいて第2照射光量を調節するも
のである。
【0026】かかる判定及び第2光量調節の具体例とし
て以下の方法があげられる。即ち図7に示される如く、
あらかじめ定められた光量によって、所定位置まで走行
されたX線写真フイルムにおけるアルミ段階の影像につ
いての透過光量を求める。
て以下の方法があげられる。即ち図7に示される如く、
あらかじめ定められた光量によって、所定位置まで走行
されたX線写真フイルムにおけるアルミ段階の影像につ
いての透過光量を求める。
【0027】求められた透過光量とアルミ段階の厚み関
係においてアルミ段階として有効に測定されている領
域、つまりステップ状に分解可能な領域を求める。アル
ミ段階として有効に測定されるには、例えば透過光量を
A/D(アナログ/デジタル)変換器により変換した場
合に、A/Dのビット誤差からアルミ段階の1段の厚み
に相当する透過光量のA/D変換後の値で2デイジット
以上必要である。もちろん透過光量が飽和してはいけな
いことは言うまでもない。このアルミ段階の領域を求め
て、その良識の上限のアルミ段階についての透過光量I
1 、下限のアルミ段階についての透過光量をI2 とす
る。次に被検骨の計測対象部位についての透過光量の最
大値をS1 、最小値をS2 とする。
係においてアルミ段階として有効に測定されている領
域、つまりステップ状に分解可能な領域を求める。アル
ミ段階として有効に測定されるには、例えば透過光量を
A/D(アナログ/デジタル)変換器により変換した場
合に、A/Dのビット誤差からアルミ段階の1段の厚み
に相当する透過光量のA/D変換後の値で2デイジット
以上必要である。もちろん透過光量が飽和してはいけな
いことは言うまでもない。このアルミ段階の領域を求め
て、その良識の上限のアルミ段階についての透過光量I
1 、下限のアルミ段階についての透過光量をI2 とす
る。次に被検骨の計測対象部位についての透過光量の最
大値をS1 、最小値をS2 とする。
【0028】ここでまず第1の判定として、S1 ≦I1
かどうか判定し、この条件を満たしていなければ照射光
量が多すぎるのでこれを減する必要が有る。かかる条件
を満たしていればS2 ≧I2 かどうか判定し、この条件
を満たしていなれば照射光量が少なすぎるのでこれを増
す必要が有る。ただしS1 >I1 かつS2 <I2 の場合
は、いくら光量を変更しても測定できないので測定不能
とする。この場合にこの旨を表示して、フイルムを排出
するようにすることが好ましい。
かどうか判定し、この条件を満たしていなければ照射光
量が多すぎるのでこれを減する必要が有る。かかる条件
を満たしていればS2 ≧I2 かどうか判定し、この条件
を満たしていなれば照射光量が少なすぎるのでこれを増
す必要が有る。ただしS1 >I1 かつS2 <I2 の場合
は、いくら光量を変更しても測定できないので測定不能
とする。この場合にこの旨を表示して、フイルムを排出
するようにすることが好ましい。
【0029】S1 ≦I1 ,S2 ≧I2 のいずれの条件も
満たしている場合に第2の判定を行なう。即ち、S1 の
透過光量に近く好ましくは最も近くS1 より大きいアル
ミ段階の透過光量をI1 ′,S2 の透過光量に近く好ま
しくは最も近くS2 より小さいアルミ段階の透過光量を
I2 ′を求める。I1 ′〜I2 ′の領域におけるアルミ
階段の各1段の厚みに相当するA/D変換後の値を求
め、その最小値をΔIとする。たとえば、ここでアルミ
階段の1段の厚みが1mmであって計測精度として0.
2mm以下の分解能が必要ならば5デイジット(diget
)以上、好ましくは7デイジット以上必要である。例
えば7デイジット必要な場合には、ΔI≧7か否かを判
定する。この条件を満たしていれば照射光量がX線フイ
ルムに適していると判定し、その後の骨計測に必要な操
作を行う。もしこの条件を満たしていない場合は透過光
量か少なすぎるのでこれを増す必要が有る。
満たしている場合に第2の判定を行なう。即ち、S1 の
透過光量に近く好ましくは最も近くS1 より大きいアル
ミ段階の透過光量をI1 ′,S2 の透過光量に近く好ま
しくは最も近くS2 より小さいアルミ段階の透過光量を
I2 ′を求める。I1 ′〜I2 ′の領域におけるアルミ
階段の各1段の厚みに相当するA/D変換後の値を求
め、その最小値をΔIとする。たとえば、ここでアルミ
階段の1段の厚みが1mmであって計測精度として0.
2mm以下の分解能が必要ならば5デイジット(diget
)以上、好ましくは7デイジット以上必要である。例
えば7デイジット必要な場合には、ΔI≧7か否かを判
定する。この条件を満たしていれば照射光量がX線フイ
ルムに適していると判定し、その後の骨計測に必要な操
作を行う。もしこの条件を満たしていない場合は透過光
量か少なすぎるのでこれを増す必要が有る。
【0030】次に照射光量の増減の仕方について述べ
る。まず照射光量が不足と判定された場合は、透過光量
I1 ′が所定のレベルImax を越えずこれに近くなるよ
う好ましくは最も近くなるよう調整し再測定を行う。こ
の時Imax はセンサー又はAD変換器の飽和レベルの9
5〜98%程度に設定するのが好ましい。
る。まず照射光量が不足と判定された場合は、透過光量
I1 ′が所定のレベルImax を越えずこれに近くなるよ
う好ましくは最も近くなるよう調整し再測定を行う。こ
の時Imax はセンサー又はAD変換器の飽和レベルの9
5〜98%程度に設定するのが好ましい。
【0031】一方、照射光量が多すぎる場合は、アルミ
階段の厚みR1 より所定の厚みΔRだけ厚いアルミ段階
の厚さ(R1 +ΔR)についての透過光量を求め、透過
光量Idが所定のレベルImax を越えず、これに近くな
るよう好ましくは最も近くなるよう調整し再測定を行
う。この時Imax はセンサー又はAD変換器の飽和レベ
ルの95〜98%程度に設定するのが好ましい。
階段の厚みR1 より所定の厚みΔRだけ厚いアルミ段階
の厚さ(R1 +ΔR)についての透過光量を求め、透過
光量Idが所定のレベルImax を越えず、これに近くな
るよう好ましくは最も近くなるよう調整し再測定を行
う。この時Imax はセンサー又はAD変換器の飽和レベ
ルの95〜98%程度に設定するのが好ましい。
【0032】ここで厚みΔRは、例えば、アルミ段階の
1段の厚みが1mmである場合Rs=1mmとするのが
好ましい。
1段の厚みが1mmである場合Rs=1mmとするのが
好ましい。
【0033】照射光量の再設定を行っても前回と同じ設
定値になった場合は測定不能として測定時間の無駄をな
くしている。この場合には、その旨を表示して、フイル
ムを自動的に排出するようにすることが好ましい。
定値になった場合は測定不能として測定時間の無駄をな
くしている。この場合には、その旨を表示して、フイル
ムを自動的に排出するようにすることが好ましい。
【0034】さらに本発明では、必要に応じてγ値を利
用して第3の判定をしてもよい。即ち次式の如く相対露
光量の変化に対するOD(吸光度)変化を表わすγ値γ
=ODの変化量/相対露光量の変化量をI1 ′,S2 ′
の領域で各ステップごとに求めこの最小値が所定の値γ
0 を越えている場合のみ、精度良く測定できるので前記
分解能の判定と組み合わせると良好である。ここでγは
1〜4が好ましく、γ0 としては例えば1〜2の範囲が
好ましい。
用して第3の判定をしてもよい。即ち次式の如く相対露
光量の変化に対するOD(吸光度)変化を表わすγ値γ
=ODの変化量/相対露光量の変化量をI1 ′,S2 ′
の領域で各ステップごとに求めこの最小値が所定の値γ
0 を越えている場合のみ、精度良く測定できるので前記
分解能の判定と組み合わせると良好である。ここでγは
1〜4が好ましく、γ0 としては例えば1〜2の範囲が
好ましい。
【0035】照射光量の調節の仕方としては、照射時間
を変えて調節する方法等がある。例えば照射光の発生手
段として、帯状のLED(Iight emittig diode )を用
い、透過光量の検知手段としてCCD(charge coupIed
device )からなるライセンサーを用いた場合には、L
EDにおける小型応答性パルス点灯数をパルス発生器に
より制御することによって照射時間を調節することが可
能であるなお本発明において、例えばLEDやCCDを
用いた読み取り手段を用いる際に、LEDやCODの感
度ムラや照度ムラ等の特性の経時変化の影響を排除する
ための補正を行うことを併用する場合には、かかる補正
をより有効なものとするために、照射光強度を変更せず
に照射時間を変更して照射光量を調節することが実用上
望ましい。
を変えて調節する方法等がある。例えば照射光の発生手
段として、帯状のLED(Iight emittig diode )を用
い、透過光量の検知手段としてCCD(charge coupIed
device )からなるライセンサーを用いた場合には、L
EDにおける小型応答性パルス点灯数をパルス発生器に
より制御することによって照射時間を調節することが可
能であるなお本発明において、例えばLEDやCCDを
用いた読み取り手段を用いる際に、LEDやCODの感
度ムラや照度ムラ等の特性の経時変化の影響を排除する
ための補正を行うことを併用する場合には、かかる補正
をより有効なものとするために、照射光強度を変更せず
に照射時間を変更して照射光量を調節することが実用上
望ましい。
【0036】照射光量を照射時間の変更によって調節す
る場合の具体的方法として、例えば表1に示す如き表を
記憶手段に記憶させて、照射時間に対応した照度設定値
(l)を変更することが実用上効率向上の点で有利であ
る。
る場合の具体的方法として、例えば表1に示す如き表を
記憶手段に記憶させて、照射時間に対応した照度設定値
(l)を変更することが実用上効率向上の点で有利であ
る。
【0037】
【表1】
【0038】図3は、本発明の骨計測のための演算の内
容の具体例を示すために、第II中手骨の長軸の中間点の
横断線上での透過光量のアルミ段階の相当厚みをパター
ンとして表示したものである。即ちDが骨幅を示し、斜
線部で示される部分によって骨密度分布が表現されたも
のである。d1 ,d2 が各々骨皮質幅を示し、dが骨髄
幅を示す。GSmin はピーク40,ピーク41の間の谷
部42の最小値に相当し、(骨皮質+骨髄質)の密度の
指標を示すものであり、GSmax1,GSmax2は各々ピー
ク部の最大値に相当する。ΣGSは幅Dについての斜線
部の全面積に相当するものである(「骨代謝」第4巻、
319-325 頁(1981年)参照)。尚図3におけるGSmax2
等が、前記した実際の骨計測対象部分における透過光量
差に対応するアルミ段階の段数差をアルミ段階の厚みで
表わしたものである。
容の具体例を示すために、第II中手骨の長軸の中間点の
横断線上での透過光量のアルミ段階の相当厚みをパター
ンとして表示したものである。即ちDが骨幅を示し、斜
線部で示される部分によって骨密度分布が表現されたも
のである。d1 ,d2 が各々骨皮質幅を示し、dが骨髄
幅を示す。GSmin はピーク40,ピーク41の間の谷
部42の最小値に相当し、(骨皮質+骨髄質)の密度の
指標を示すものであり、GSmax1,GSmax2は各々ピー
ク部の最大値に相当する。ΣGSは幅Dについての斜線
部の全面積に相当するものである(「骨代謝」第4巻、
319-325 頁(1981年)参照)。尚図3におけるGSmax2
等が、前記した実際の骨計測対象部分における透過光量
差に対応するアルミ段階の段数差をアルミ段階の厚みで
表わしたものである。
【0039】骨計測のための演算の具体例としては、M
D法を応用した骨計測の種々の手法(例えば特開昭59
―8935号公報、特開昭59―49743号公報、特
開昭60―83646号公報、特開昭61―10955
7号公報、特開昭62―183748号公報など参照)
と同様な演算も適用できる。尚影像記憶手段に、変換前
の被検骨の影像と標準物質の影像とが記憶されている場
合には、この演算手段によって被検骨の影像を標準物質
の厚さに変換してもよい。
D法を応用した骨計測の種々の手法(例えば特開昭59
―8935号公報、特開昭59―49743号公報、特
開昭60―83646号公報、特開昭61―10955
7号公報、特開昭62―183748号公報など参照)
と同様な演算も適用できる。尚影像記憶手段に、変換前
の被検骨の影像と標準物質の影像とが記憶されている場
合には、この演算手段によって被検骨の影像を標準物質
の厚さに変換してもよい。
【0040】演算手段における演算の他の例としては、
特開昭61―109557号公報に示される如く、長骨
の各部位についての骨計測を行い得られた計測結果から
長骨の骨密度分布を得てもよい。
特開昭61―109557号公報に示される如く、長骨
の各部位についての骨計測を行い得られた計測結果から
長骨の骨密度分布を得てもよい。
【0041】本発明の骨計測装置は、かかる骨計測方法
を実施するための構成を有することを特徴としている。
図4は、本発明の骨計測装置の好ましい態様例として、
模式的に示したものである。この図において、自動読み
取り機能部61がX線写真フイルムに照射する光の発生
手段(光源)と、その光源からの光がX線写真フイルム
を透過した透過光の強度を検知するための検知手段と、
X線写真フイルムを自動的に走行させるためにフイルム
自動走行手段を備えたものである。
を実施するための構成を有することを特徴としている。
図4は、本発明の骨計測装置の好ましい態様例として、
模式的に示したものである。この図において、自動読み
取り機能部61がX線写真フイルムに照射する光の発生
手段(光源)と、その光源からの光がX線写真フイルム
を透過した透過光の強度を検知するための検知手段と、
X線写真フイルムを自動的に走行させるためにフイルム
自動走行手段を備えたものである。
【0042】かかる光源としてはスポット状の光を発生
するものであってもよいが、通常スキャニング手段が必
要となり、小型で簡単な構造である装置にするためには
帯状の光を発生するための帯状光源が実用上好適であ
る。また検知手段としては、透過光を検知でき自動読取
り可能であればいかなるものでもよいが、帯状光源を用
いる場合にはそれに対応して帯状センサー即ちラインセ
ンサーが好ましく、特に帯状の密着イメージセンサーが
実用上好ましい。フイルムの走行手段としては通常ロー
ラーが用いられ、中でもフイルムを間にはさんで互いに
反対方向に回転する一対のローラーが好適に用いられる
が、それ以外のものであってもよい。尚フイルムの自動
走行手段としては、検知手段の検出速度に適合した速度
で所定の速度でX線写真フイルムを走行し得るものであ
ればいかなるものであってもよく、走行形式が連続的で
あっても間欠的であっもよい。
するものであってもよいが、通常スキャニング手段が必
要となり、小型で簡単な構造である装置にするためには
帯状の光を発生するための帯状光源が実用上好適であ
る。また検知手段としては、透過光を検知でき自動読取
り可能であればいかなるものでもよいが、帯状光源を用
いる場合にはそれに対応して帯状センサー即ちラインセ
ンサーが好ましく、特に帯状の密着イメージセンサーが
実用上好ましい。フイルムの走行手段としては通常ロー
ラーが用いられ、中でもフイルムを間にはさんで互いに
反対方向に回転する一対のローラーが好適に用いられる
が、それ以外のものであってもよい。尚フイルムの自動
走行手段としては、検知手段の検出速度に適合した速度
で所定の速度でX線写真フイルムを走行し得るものであ
ればいかなるものであってもよく、走行形式が連続的で
あっても間欠的であっもよい。
【0043】本発明の骨計測装置は、影像記憶手段を具
備することが好ましい。かかる影像記憶手段としては、
前記の如き自動読み取り手段によって得られた被検骨の
X線写真フイルムにおける影像での透過光の強度に関す
るデジタル信号をフイルムの位置を対応させたデータ群
又は、標準物質の厚みに換算された影像に関するデータ
群を記憶し得るものであればいかなるものであっもよ
く、骨計測の目的に応じてその記憶メモリサイズを選
ぶ。具体例としては第II中手骨の骨計測においては2M
バイト程度のイメージメモリーの如きコンピューター手
段などがあげられる。
備することが好ましい。かかる影像記憶手段としては、
前記の如き自動読み取り手段によって得られた被検骨の
X線写真フイルムにおける影像での透過光の強度に関す
るデジタル信号をフイルムの位置を対応させたデータ群
又は、標準物質の厚みに換算された影像に関するデータ
群を記憶し得るものであればいかなるものであっもよ
く、骨計測の目的に応じてその記憶メモリサイズを選
ぶ。具体例としては第II中手骨の骨計測においては2M
バイト程度のイメージメモリーの如きコンピューター手
段などがあげられる。
【0044】また本発明の装置で前記した如く作動する
判定手段及び光量調節手段は、入力手段、記憶手段、演
算手段等の必要な機能を有したコンピューター手段を用
いたものが実用上望ましい。
判定手段及び光量調節手段は、入力手段、記憶手段、演
算手段等の必要な機能を有したコンピューター手段を用
いたものが実用上望ましい。
【0045】即ち図4に示した如く、本発明の装置にお
ける読み取り手段は、自動読み取り機能部61に加え
て、それに連結された領域検索手段、第1判定手段、第
2判定手段、発生光量調節手段の各々の機能を果たすた
めのMPU、ROM等における該当する機能の部分を含
んだものである。かかる領域検索手段の機能はMPUに
具備され、例えばアルミ階段1段当りの厚み増加量に対
応する透過光量のA/D変換値が2デジット以上等の所
定の条件を記憶する手段を有することが好ましい。また
第1判定手段についても、その機能がMPUに具備さ
れ、前記した如きI 1 ,I2 の記憶手段、S1 ,S2 の
記憶手段や必要な量の比較手段が含まれる。さらに第2
判定手段も、その機能がMPUに具備され、前記した如
きΔIについての判定基準を入力し、記憶するための手
段が含まれる。また本発明の装置の特徴の1つである発
生光量調節手段については、調節後の光量設定値をMP
Uにおいて決定し、LEDコントローラーにより照度設
定を行なうものである。前記した如きImax ,Imin の
入力記憶手段、I11の演算手段、比較手段等の必要な機
能がMPUに具備されることが必要である。さらには前
記した如き第1、第2表の内容をあらかじめ記憶してお
く手段としてROMの機能を用いることが、自動調節を
効率的に行なうことを容易にする。
ける読み取り手段は、自動読み取り機能部61に加え
て、それに連結された領域検索手段、第1判定手段、第
2判定手段、発生光量調節手段の各々の機能を果たすた
めのMPU、ROM等における該当する機能の部分を含
んだものである。かかる領域検索手段の機能はMPUに
具備され、例えばアルミ階段1段当りの厚み増加量に対
応する透過光量のA/D変換値が2デジット以上等の所
定の条件を記憶する手段を有することが好ましい。また
第1判定手段についても、その機能がMPUに具備さ
れ、前記した如きI 1 ,I2 の記憶手段、S1 ,S2 の
記憶手段や必要な量の比較手段が含まれる。さらに第2
判定手段も、その機能がMPUに具備され、前記した如
きΔIについての判定基準を入力し、記憶するための手
段が含まれる。また本発明の装置の特徴の1つである発
生光量調節手段については、調節後の光量設定値をMP
Uにおいて決定し、LEDコントローラーにより照度設
定を行なうものである。前記した如きImax ,Imin の
入力記憶手段、I11の演算手段、比較手段等の必要な機
能がMPUに具備されることが必要である。さらには前
記した如き第1、第2表の内容をあらかじめ記憶してお
く手段としてROMの機能を用いることが、自動調節を
効率的に行なうことを容易にする。
【0046】また本発明の装置には、フイルムから読み
取られた画像を用いて骨計測を行なうための種々の処理
を行なう演算手段が具備されている。
取られた画像を用いて骨計測を行なうための種々の処理
を行なう演算手段が具備されている。
【0047】また本発明の装置には、図4に示す如く、
影像読み取り手段によって読み取られた又は記憶手段に
よって記憶された被検骨の影像を画像として表示するた
めのCRT(Cathode Ray Tube)の如き画像表示手段
と、表示された被検骨の画像において骨計測に必要な基
準ポイントを入力するためのポイント入力手段と、入力
された基準ポイントを用いて記憶された被検骨の影像に
関する骨計測のための演算を行うための演算手段を有し
た装置が含まれる。
影像読み取り手段によって読み取られた又は記憶手段に
よって記憶された被検骨の影像を画像として表示するた
めのCRT(Cathode Ray Tube)の如き画像表示手段
と、表示された被検骨の画像において骨計測に必要な基
準ポイントを入力するためのポイント入力手段と、入力
された基準ポイントを用いて記憶された被検骨の影像に
関する骨計測のための演算を行うための演算手段を有し
た装置が含まれる。
【0048】かかる画像表示手段としては、影像記憶手
段に記憶された、又は自動読み取り手段によって得られ
たデジタル信号と位置の関係からなるデータ群を画像と
して表示し得るものであればいかなるものであってもよ
く、具体的には解像度のコストから好適な例としてはC
RT等があげられる。
段に記憶された、又は自動読み取り手段によって得られ
たデジタル信号と位置の関係からなるデータ群を画像と
して表示し得るものであればいかなるものであってもよ
く、具体的には解像度のコストから好適な例としてはC
RT等があげられる。
【0049】ポイント入力手段としては、画像表示手段
において基準ポイントとして位置を特定して入力するこ
とができるものであればいかなるものであってもよく、
具体例としては、図1に4として示した如きカーソル位
置表示、指示制御手段や、ライトペン型入力手段、タッ
チパネルにより外部より入力する方法並びに記憶された
被検骨の影像から、自動的に入力する方法などがあげら
れる。
において基準ポイントとして位置を特定して入力するこ
とができるものであればいかなるものであってもよく、
具体例としては、図1に4として示した如きカーソル位
置表示、指示制御手段や、ライトペン型入力手段、タッ
チパネルにより外部より入力する方法並びに記憶された
被検骨の影像から、自動的に入力する方法などがあげら
れる。
【0050】本発明の装置には、例えば光源の光量を調
節する前に、画像表示手段においてポイント入力手段に
よって入力された基準ポイントの位置を図4に示される
如きRAM等の記憶手段によって記憶せしめ、ついで前
記の如く判定結果に基づいて光量を調節した後の調節光
量により再度同一部分のフイルムの読み取りを行ない、
表示手段に表示された画像においてすでにRAMに記憶
された基準ポイントに基づいてポイント入力するための
手段を具備したものが含まれる。これら一連の操作は図
4におけるMPUの制御によって作動する画像読み取り
機能部61でなされる。かかる構成によって、照射光量
の再設定がなされ前回設定値と異なる場合は、アルミ段
階及び対象部分まで自動的にフイルムが送られ、読みと
り対象部分のポイント入力が必要な場合は前回のポイン
ト入力値を記憶しておいてその位置で自動的に処理が行
われるので再入力のためのオペレーターの負担を減らす
ことができる。
節する前に、画像表示手段においてポイント入力手段に
よって入力された基準ポイントの位置を図4に示される
如きRAM等の記憶手段によって記憶せしめ、ついで前
記の如く判定結果に基づいて光量を調節した後の調節光
量により再度同一部分のフイルムの読み取りを行ない、
表示手段に表示された画像においてすでにRAMに記憶
された基準ポイントに基づいてポイント入力するための
手段を具備したものが含まれる。これら一連の操作は図
4におけるMPUの制御によって作動する画像読み取り
機能部61でなされる。かかる構成によって、照射光量
の再設定がなされ前回設定値と異なる場合は、アルミ段
階及び対象部分まで自動的にフイルムが送られ、読みと
り対象部分のポイント入力が必要な場合は前回のポイン
ト入力値を記憶しておいてその位置で自動的に処理が行
われるので再入力のためのオペレーターの負担を減らす
ことができる。
【0051】また本発明の骨計測装置における骨計測出
力手段としては、演算によって得られた計測結果を出力
できるものであればいかなるものであってもよく、具体
例としてはハードコピーにはドット式インクプリンタ
ー、サーマルプリンター、レーザプリンター、ビデオプ
リンター、その他のCRT画面などがあげられる。
力手段としては、演算によって得られた計測結果を出力
できるものであればいかなるものであってもよく、具体
例としてはハードコピーにはドット式インクプリンタ
ー、サーマルプリンター、レーザプリンター、ビデオプ
リンター、その他のCRT画面などがあげられる。
【0052】尚図4に示す読み取り機能部61では、例
えば65μピッチ×4096素子からなるラインセンサ
ー(CCD:charge coupled device )をフイルム移動
方向に直角に並べて、X線写真フイルム上面又は下面か
ら帯状光源(LED:lightemitting diode)によりフ
イルムを照射し、該フイルム反射面でその透過光をライ
ンセンサー上に焦点を結ぶように配置したロッドレンズ
により集光し、そのX線フイルム濃度に応じた透過光の
強度等の信号を得るようにすると同時に、ラインセンサ
ー及び帯状光源と直角方向に65μピッチで微少移動す
ることのできるパルスモータを用いた微少フイルム走行
手段を具備している。またラインセンサーの各素子は、
ラインセンサーへの入射光量(=フイルムへの濃淡に応
じた透過光量)に比例したアナログ電圧を出力する。
えば65μピッチ×4096素子からなるラインセンサ
ー(CCD:charge coupled device )をフイルム移動
方向に直角に並べて、X線写真フイルム上面又は下面か
ら帯状光源(LED:lightemitting diode)によりフ
イルムを照射し、該フイルム反射面でその透過光をライ
ンセンサー上に焦点を結ぶように配置したロッドレンズ
により集光し、そのX線フイルム濃度に応じた透過光の
強度等の信号を得るようにすると同時に、ラインセンサ
ー及び帯状光源と直角方向に65μピッチで微少移動す
ることのできるパルスモータを用いた微少フイルム走行
手段を具備している。またラインセンサーの各素子は、
ラインセンサーへの入射光量(=フイルムへの濃淡に応
じた透過光量)に比例したアナログ電圧を出力する。
【0053】かかるX線写真フイルムでの特定部位にし
ぼって透過光の検知を可能にしたり、フイルムを所定の
速度で間欠的に走行させることを制御するための制御手
段は、図4においてフイルムフィードコントローラとし
て例示されている。
ぼって透過光の検知を可能にしたり、フイルムを所定の
速度で間欠的に走行させることを制御するための制御手
段は、図4においてフイルムフィードコントローラとし
て例示されている。
【0054】尚、図4におけるCCDドライバーは、C
CDに蓄積されたデータを所定のタイミングで取り出せ
るように制御する機能を有するものである。
CDに蓄積されたデータを所定のタイミングで取り出せ
るように制御する機能を有するものである。
【0055】また図4における骨計測データ処理機能部
62では、自動読み取り部61によって読み取られたデ
ータ群が、データ処理部62におけるイメージ入出力部
及びイメージメモリーから主としてなる影像記憶手段に
よって記憶される。記憶された影像に関するデータ群は
CRTC及びCRTによって表示される。
62では、自動読み取り部61によって読み取られたデ
ータ群が、データ処理部62におけるイメージ入出力部
及びイメージメモリーから主としてなる影像記憶手段に
よって記憶される。記憶された影像に関するデータ群は
CRTC及びCRTによって表示される。
【0056】画像表示手段とポイント入力手段を有する
7インチCRT(640ドット×400ライン)によ
り、中手骨の画像を表示し、測定部位を特定するために
カーソルを移動し骨頭・骨端を指示する。かかるポイン
ト入力手段は、図4においてKBI/F及びキーボード
として示されている。
7インチCRT(640ドット×400ライン)によ
り、中手骨の画像を表示し、測定部位を特定するために
カーソルを移動し骨頭・骨端を指示する。かかるポイン
ト入力手段は、図4においてKBI/F及びキーボード
として示されている。
【0057】骨計測のための演算は、図4におけるRO
M(演算のためのプログラム記憶部)及びRAM(演算
を行い結果を記憶する部分)とから主としてなる演算手
段において行われる。
M(演算のためのプログラム記憶部)及びRAM(演算
を行い結果を記憶する部分)とから主としてなる演算手
段において行われる。
【0058】得られた骨計測結果は、図4におけるPR
I/F及びプリンターから主としてなる出力手段によっ
て出力される。RS―232c及びMODEMF、他の
装置と連結するためのものである。
I/F及びプリンターから主としてなる出力手段によっ
て出力される。RS―232c及びMODEMF、他の
装置と連結するためのものである。
【0059】図4におけるMPUは、前記した機能の他
に、イメージメモリへのデータの取り込み、プログラム
の起動・停止及びキーボード・CRT等を制御する16
ピットマイクロプロセッサでありPIOは、ディジタル
制御入出力を上記コンピューターシステムへ入出力する
ためのインターフェイスとして機能するものである。
に、イメージメモリへのデータの取り込み、プログラム
の起動・停止及びキーボード・CRT等を制御する16
ピットマイクロプロセッサでありPIOは、ディジタル
制御入出力を上記コンピューターシステムへ入出力する
ためのインターフェイスとして機能するものである。
【0060】
【発明の効果】本発明の骨計測方法によれば、実用上操
作が簡便な方法で照射光量の補正を効率的に行うことに
よって従来困難であった広範囲の明度のX線写真フイル
ムについての骨計測を可能にすることができる。また本
発明の骨計測装置は、広範囲の明度のX線写真フイルム
についての骨計測を、簡単で効率的な操作による照射光
量補正手段によって可能にしたもので、実用上優れたも
のである。
作が簡便な方法で照射光量の補正を効率的に行うことに
よって従来困難であった広範囲の明度のX線写真フイル
ムについての骨計測を可能にすることができる。また本
発明の骨計測装置は、広範囲の明度のX線写真フイルム
についての骨計測を、簡単で効率的な操作による照射光
量補正手段によって可能にしたもので、実用上優れたも
のである。
【図1】本発明に用いられるX線写真フイルムを得るた
めのX線撮影の際の被写体の配置を例示したもの。
めのX線撮影の際の被写体の配置を例示したもの。
【図2】本発明の装置における自動読み取り手段を模式
的に例示したもの。
的に例示したもの。
【図3】本発明の装置において実行され得る骨計測のた
めの演算を模式的に例示したもの。
めの演算を模式的に例示したもの。
【図4】本発明の装置をブロックダイヤグラムのように
模式的に例示したもの。
模式的に例示したもの。
【図5】本発明の方法及び装置において用いられる予備
的照度調節を含む予備的操作のフローチャートを例示し
たもの。
的照度調節を含む予備的操作のフローチャートを例示し
たもの。
【図6】本発明のかかる予備的(又は第1)照度調節に
ついてのフローチャートを例示したもの。
ついてのフローチャートを例示したもの。
【図7】本発明の方法及び装置において用いられる判定
及び光量調節をフローチャートによって模式的に例示し
たもの。
及び光量調節をフローチャートによって模式的に例示し
たもの。
フロントページの続き (72)発明者 森本 賢二 大阪府茨木市耳原3丁目4番1号 帝人 株式会社 大阪研究センター内 (56)参考文献 特開 平2−100015(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 6/00 - 6/14
Claims (5)
- 【請求項1】 厚さが変化している標準物質と共に撮影
された被験者の被検骨のX線写真フイルムに光を照射し
て得られる透過光量を用いて被検骨の計測を行う方法に
おいて、あらかじめ設定された複数のレベルの照射光量
から照射光量Lc を自動又は手動で選定し、選定された
照射光量Lc で該X線写真フイルムを照射して該フイル
ムの画像から粗い画素に関する情報としての透過光量を
求めて粗読みを行ない、該被検骨の計測部位に関する粗
読みでの最大の透過光量ICma x を求め、次いで所定の
照射光量L1 で該X線写真フィルムを照射して該フィル
ムにおける標準物質についての像の詳細読みを行ない、
透過光量ICmax よりも大きく且つ近い透過光量を呈す
る標準物質の厚みR1 を求め、該標準物質の厚みR1 の
部分についての透過光量IR1を求め、該透過光量IR1が
所定の透過光量I max を越えずかつ該Imax に近くなる
ように照射光量を調節することを特徴とする骨計測方
法。 - 【請求項2】 厚さが変化している標準物質と共に撮影
された被験者の被検骨のX線写真フイルムに光を照射し
て得られる透過光量を用いて被検骨の計測を行う方法に
おいて、あらかじめ設定された複数のレベルの照射光量
から照射光量Lc を自動又は手動で選定し、選定された
照射光量Lc で該X線写真フイルムを照射して該フイル
ムの画像から粗い画素に関する情報としての透過光量を
求めて粗読みを行ない、該被検骨の計測部位に関する粗
読みでの最大の透過光量ICma x を求め、次いで所定の
照射光量L1 で該X線写真フィルムを照射して該フィル
ムにおける標準物質についての像の詳細読みを行ない、
透過光量ICmax よりも大きく且つ近い透過光量を呈す
る標準物質の厚みR1 を求め、該標準物質の厚みR1 の
透過光量IR1を求め、該透過光量IR1が所定の透過光量
Imax を越えずかつ該Imax に近くなるように照射光量
を調節するための第1の光量調節を行ない、次いで該標
準物質についてその透過光量が所定の条件を満たす領域
を求めて該領域における該標準物質についての透過光量
の範囲内に計測対象部分についての透過光量の範囲が入
っているか否かの第1の判定を行ない、さらに該計測対
象部分の透過光量と対応する該標準物質の透過光量が所
定の分解能を満たしているか否かの第2の判定を行な
い、該判定結果に基づいて該X線写真フイルムに照射す
る光量を調節するための第2の光量調節を行なうことを
特徴とした骨計測方法。 - 【請求項3】 該第2の判定を行なった後、さらに該測
定対象部分のγ値が所定の値以上あるか否かの第3の判
定を行なう請求項2記載の骨計測方法。 - 【請求項4】 厚さが変化している標準物質と共に被験
者の被検骨にX線を照射することによって得られたX線
写真フイルムに光を照射して得られる透過光量を用いて
該フイルム中の影像を読み取るための読み取り手段と、
読み取られた被検骨の影像を記憶するため影像記憶手段
と、該記憶された被検骨の影像に関する骨計測のための
演算を行うための演算手段と、演算により得られた骨計
測結果を出力するための骨計測出力手段とを備えた骨計
測装置であって、該読み取り手段が、該X線写真フイル
ムに照射する光を発生するための光発生手段と、該透過
光量を検知するための検知手段と、あらかじめ設定され
た複数のレベルの照射光量から照射光量Lc を自動又は
手動で選定し、選定された照射光量Lc で該X線写真フ
イルムを照射して該フイルムの画像から粗い画素に関す
る情報としての透過光量を求めて粗読みを行ない、該被
検骨の計測部位に関する粗読みでの最大の透過光量IC
max を求め、次いで所定の照射光量L1 で該X線写真フ
ィルムを照射して該フィルムにおける標準物質について
の像の詳細読みを行ない、透過光量ICmax よりも大き
く且つ近い透過光量を呈する標準物質の厚みR1 を求め
る手段と、該X線写真フイルムにおける標準物質の該基
準厚さR1 について求められた透過光量IR1が所定の透
過光量Imax を越えずかつ該Imax に近くなるように照
射光量を調節するための第1の光量調節手段と、該標準
物質についてその透過光量が所定の条件を満たす領域を
求める領域検索手段と、該領域における該標準物質につ
いての透過光量の範囲内に計測対象部分についての透過
光量の範囲が入っているか否かを判定する第1の判定手
段と、さらに計測対象部分の透過光量と対応する該標準
物質の透過光量が所定の分解能を満たしているか否かを
判定する第2の判定手段と、該判定手段による判定結果
に基づいて光発生手段における発生光量を調節するため
の第2の光量調節手段とを有したものであることを特徴
とした骨計測装置。 - 【請求項5】 該読み取り手段に、さらに該計測対象部
分のγ値が所定の値以上あるか否かの判定手段も具備せ
しめた請求項4記載の骨計測装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4144235A JP2763449B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 骨計測方法及び装置 |
EP93304313A EP0574183B1 (en) | 1992-06-04 | 1993-06-03 | Method of and apparatus for bone measurement |
US08/070,796 US5426709A (en) | 1992-06-04 | 1993-06-03 | Method of and apparatus for bone measurement |
AT93304313T ATE169808T1 (de) | 1992-06-04 | 1993-06-03 | Verfahren und gerät zur knochen-messung |
DE69320418T DE69320418T2 (de) | 1992-06-04 | 1993-06-03 | Verfahren und Gerät zur Knochen-Messung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4144235A JP2763449B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 骨計測方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05337113A JPH05337113A (ja) | 1993-12-21 |
JP2763449B2 true JP2763449B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=15357396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4144235A Expired - Fee Related JP2763449B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 骨計測方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2763449B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP4144235A patent/JP2763449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05337113A (ja) | 1993-12-21 |
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