JP2762761B2 - モジュール型通信装置 - Google Patents
モジュール型通信装置Info
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- JP2762761B2 JP2762761B2 JP3045919A JP4591991A JP2762761B2 JP 2762761 B2 JP2762761 B2 JP 2762761B2 JP 3045919 A JP3045919 A JP 3045919A JP 4591991 A JP4591991 A JP 4591991A JP 2762761 B2 JP2762761 B2 JP 2762761B2
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- module
- unit
- transmission
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は通信装置に関し、特にモ
ジュール型通信装置の構造に関する。
ジュール型通信装置の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にマイクロ波等を用いる通信装置
は、送信部，受信部，送受信分波導波管部，中間周波分
波部，制御部，電源部等で構成されるが、従来のこの種
の通信装置では、これら送信部，受信部，送受信分波導
波管部，中間周波分波部，制御部，電源部を一体化し１
個の筐体内に実装して構成となっている。
は、送信部，受信部，送受信分波導波管部，中間周波分
波部，制御部，電源部等で構成されるが、従来のこの種
の通信装置では、これら送信部，受信部，送受信分波導
波管部，中間周波分波部，制御部，電源部を一体化し１
個の筐体内に実装して構成となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の通信
装置では、特に送信部や受信部が他の送受信分波導波管
部，中間周波部，制御部，電源部と一体化されているの
で送信周波数，受信周波数及び送信出力等を変更する場
合には、送信部や受信部のみを交換することは難しく、
通信装置全体を交換する必要がある。又、保守において
も通信装置全体の交換または通信装置全体の解体による
修理等が必要となり、多大な工数，費用がかかる等の問
題がある。本発明の目的はこのような問題を解消し、送
信部や受信部の交換を容易にし、かつ保守作業をも容易
に行うようにしたモジュール型通信装置を提供すること
にある。
装置では、特に送信部や受信部が他の送受信分波導波管
部，中間周波部，制御部，電源部と一体化されているの
で送信周波数，受信周波数及び送信出力等を変更する場
合には、送信部や受信部のみを交換することは難しく、
通信装置全体を交換する必要がある。又、保守において
も通信装置全体の交換または通信装置全体の解体による
修理等が必要となり、多大な工数，費用がかかる等の問
題がある。本発明の目的はこのような問題を解消し、送
信部や受信部の交換を容易にし、かつ保守作業をも容易
に行うようにしたモジュール型通信装置を提供すること
にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のモジュール型通
信装置は、送受信分波導波管部，中間周波分波部，制御
部，電源部を一体化した共通モジュールを設ける一方、
送信部と受信部を夫々送信モジュール，受信モジュール
として構成し、これら送信モジュールと受信モジュール
を共通モジュールに対して着脱可能に構成する。又、共
通モジュールと、送信モジュール及び受信モジュールと
を結合する夫々の結合面の夫々対向する位置に、中間周
波信号，制御信号等各種信号及び電源を入出力するため
のコネクタと、導波管開口とを夫々設け、各モジュール
の前記結合面を当接させて各モジュールを結合したとき
に前記コネクタが相互に接続して相互間の電気接続を得
るとともに、導波管開口が相互に連通して相互間の信号
接続を得るように構成する。
信装置は、送受信分波導波管部，中間周波分波部，制御
部，電源部を一体化した共通モジュールを設ける一方、
送信部と受信部を夫々送信モジュール，受信モジュール
として構成し、これら送信モジュールと受信モジュール
を共通モジュールに対して着脱可能に構成する。又、共
通モジュールと、送信モジュール及び受信モジュールと
を結合する夫々の結合面の夫々対向する位置に、中間周
波信号，制御信号等各種信号及び電源を入出力するため
のコネクタと、導波管開口とを夫々設け、各モジュール
の前記結合面を当接させて各モジュールを結合したとき
に前記コネクタが相互に接続して相互間の電気接続を得
るとともに、導波管開口が相互に連通して相互間の信号
接続を得るように構成する。
【０００５】
【作用】本発明によれば、各モジュールを離脱すること
で各モジュールを独立して交換し、或いは修理すること
が可能となり、通信装置の性能変更や保守を容易に行う
ことができる。
で各モジュールを独立して交換し、或いは修理すること
が可能となり、通信装置の性能変更や保守を容易に行う
ことができる。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図、図２はその分解斜視図、図３は共通モジュール１を
結合面側から見た斜視図である。これらの図において、
この通信装置は、共通モジュール１と、送信モジュール
２と、受信モジュール３とが夫々独立して構成され、こ
れらのモジュールを一体的に組み立てて１つの通信装置
として構成している。
る。図１は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図、図２はその分解斜視図、図３は共通モジュール１を
結合面側から見た斜視図である。これらの図において、
この通信装置は、共通モジュール１と、送信モジュール
２と、受信モジュール３とが夫々独立して構成され、こ
れらのモジュールを一体的に組み立てて１つの通信装置
として構成している。
【０００７】共通モジュール１には、送受信分波導波管
４，送信ろ波器５，受信ろ波器６，中間周波分波部７，
制御部８，電源部９を組み込んでいる。中間周波数分波
部７には中間周波信号，制御信号等各種信号及び電源を
入出力するケーブル１０を接続し、送受信分波導波管４
には送受信導波管１１を接続することができる。又、送
信モジュール２には増幅器１２，周波数変換器１３，局
部発振器１４を組み込んでいる。同様に受信モジュール
３には増幅器１５，周波数変換器１６，局部発振器１７
を組み込んである。そして、共通モジュール１に設けた
フランジ１８の穴１９を挿通するネジ２０を送信モジュ
ール２及び受信モジュール３の結合面に設けたネジ穴２
１に螺合させることで、送信モジュール２と受信モジュ
ール３を共通モジュール１に一体的に結合することがで
きる。
４，送信ろ波器５，受信ろ波器６，中間周波分波部７，
制御部８，電源部９を組み込んでいる。中間周波数分波
部７には中間周波信号，制御信号等各種信号及び電源を
入出力するケーブル１０を接続し、送受信分波導波管４
には送受信導波管１１を接続することができる。又、送
信モジュール２には増幅器１２，周波数変換器１３，局
部発振器１４を組み込んでいる。同様に受信モジュール
３には増幅器１５，周波数変換器１６，局部発振器１７
を組み込んである。そして、共通モジュール１に設けた
フランジ１８の穴１９を挿通するネジ２０を送信モジュ
ール２及び受信モジュール３の結合面に設けたネジ穴２
１に螺合させることで、送信モジュール２と受信モジュ
ール３を共通モジュール１に一体的に結合することがで
きる。
【０００８】更に、共通モジュール１と送信モジュール
２及び受信モジュール３は、導波管接続構造によって信
号を入出力し、接続配線によって中間周波信号，制御信
号等各種信号及び電源を入出力するように構成される。
即ち、共通モジュール１の結合面には送信ろ波器５及び
受信ろ波器６に夫々連通する開口２２，２３を上下に離
して配置し、かつ中間周波分波部７，制御部８，電源部
９等に接続されて中間周波信号，制御信号等各種信号及
び電源を入出力するための配線用のコネクタ２４，２５
と２６，２７を同様に上下に離して配置している。
２及び受信モジュール３は、導波管接続構造によって信
号を入出力し、接続配線によって中間周波信号，制御信
号等各種信号及び電源を入出力するように構成される。
即ち、共通モジュール１の結合面には送信ろ波器５及び
受信ろ波器６に夫々連通する開口２２，２３を上下に離
して配置し、かつ中間周波分波部７，制御部８，電源部
９等に接続されて中間周波信号，制御信号等各種信号及
び電源を入出力するための配線用のコネクタ２４，２５
と２６，２７を同様に上下に離して配置している。
【０００９】一方、送信モジュール２の結合面には、共
通モジュール１の送信ろ波器５の開口に対向する位置に
送信導波管開口２８が設けられ、かつコネクタ２４，２
５に接続可能なコネクタ２９，３０が設けられる。同様
に受信モジュール３の結合面には、共通モジュール１の
受信ろ波器６の開口に対向する位置に受信導波管開口３
１が設けられ、かつコネクタ２６，２７に接続可能なコ
ネクタ３２，３３が設けられる。そして、送信モジュー
ル２及び受信モジュール３の各結合面には、各導波管開
口とコネクタを夫々囲む防水用のパッキン３４，３５が
設けられ、共通モジュール１の結合面との間に介挿され
る。
通モジュール１の送信ろ波器５の開口に対向する位置に
送信導波管開口２８が設けられ、かつコネクタ２４，２
５に接続可能なコネクタ２９，３０が設けられる。同様
に受信モジュール３の結合面には、共通モジュール１の
受信ろ波器６の開口に対向する位置に受信導波管開口３
１が設けられ、かつコネクタ２６，２７に接続可能なコ
ネクタ３２，３３が設けられる。そして、送信モジュー
ル２及び受信モジュール３の各結合面には、各導波管開
口とコネクタを夫々囲む防水用のパッキン３４，３５が
設けられ、共通モジュール１の結合面との間に介挿され
る。
【００１０】この構成によれば、共通モジュール１，送
信モジュール２，受信モジュール３は夫々独立して形成
された上で、送信モジュール２と受信モジュール３を夫
々ネジ２０により共通モジュール１に結合することで、
１つの通信装置を構成することができる。そして、この
結合を行ったときには、共通モジュール１の送信ろ波器
５の開口２２と送信導波管開口２８が連通され、受信ろ
波器６の開口２３と受信導波管開口３１が連通されて信
号の接続が行われる。又、共通モジュール１のコネクタ
２４，２５，２６，２７が夫々送信モジュール２のコネ
クタ２９，３０と受信モジュール３のコネクタ３２，３
３に夫々接続され電気的に接続される。
信モジュール２，受信モジュール３は夫々独立して形成
された上で、送信モジュール２と受信モジュール３を夫
々ネジ２０により共通モジュール１に結合することで、
１つの通信装置を構成することができる。そして、この
結合を行ったときには、共通モジュール１の送信ろ波器
５の開口２２と送信導波管開口２８が連通され、受信ろ
波器６の開口２３と受信導波管開口３１が連通されて信
号の接続が行われる。又、共通モジュール１のコネクタ
２４，２５，２６，２７が夫々送信モジュール２のコネ
クタ２９，３０と受信モジュール３のコネクタ３２，３
３に夫々接続され電気的に接続される。
【００１１】したがって、この通信装置において送信周
波数，受信周波数及び送信出力等を変更する場合には、
共通モジュール１と送信モジュール２又は受信モジュー
ル３を分離させ、送信モジュール２又は受信モジュール
３の一方又は両方を交換すればよい。これにより、少な
くとも共通モジュール１はそのまま利用することが可能
となる。同様に、保守に際しても、モジュールの一部を
交換し或いは修理するだけでよく、通信装置全体を解体
する等の作業は不要となる。
波数，受信周波数及び送信出力等を変更する場合には、
共通モジュール１と送信モジュール２又は受信モジュー
ル３を分離させ、送信モジュール２又は受信モジュール
３の一方又は両方を交換すればよい。これにより、少な
くとも共通モジュール１はそのまま利用することが可能
となる。同様に、保守に際しても、モジュールの一部を
交換し或いは修理するだけでよく、通信装置全体を解体
する等の作業は不要となる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、送信部と
受信部を夫々送信モジュール，受信モジュールとして構
成し、これらを共通モジュールに対して着脱可能に構成
しているので、各モジュールを離脱することで各モジュ
ールを独立して交換し、或いは修理することが可能とな
り、通信装置の性能変更や保守を容易に行うことができ
る効果がある。特に、共通モジュールと送信モジュール
および受信モジュールの各結合面には夫々対向する位置
にコネクタと導波管開口が設けられているため、各結合
面を当接させた各モジュールを結合したときに、前記コ
ネクタと導波管開口とは自動的に接続状態となり、相互
間での電気接続と信号接続を行うことができる効果もあ
る。
受信部を夫々送信モジュール，受信モジュールとして構
成し、これらを共通モジュールに対して着脱可能に構成
しているので、各モジュールを離脱することで各モジュ
ールを独立して交換し、或いは修理することが可能とな
り、通信装置の性能変更や保守を容易に行うことができ
る効果がある。特に、共通モジュールと送信モジュール
および受信モジュールの各結合面には夫々対向する位置
にコネクタと導波管開口が設けられているため、各結合
面を当接させた各モジュールを結合したときに、前記コ
ネクタと導波管開口とは自動的に接続状態となり、相互
間での電気接続と信号接続を行うことができる効果もあ
る。
【図１】本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。
である。
【図２】本発明の一実施例を各モジュールに分解した状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図３】共通モジュールを結合面側から見た斜視図であ
る。
る。
１ 共通モジュール ２ 送信モジュ
ール ３ 受信モジュール ４ 送受信分波
導波管 ５ 送信ろ波器 ６ 受信ろ波器 ７ 中間周波数分波部 ８ 制御部 ９ 電源部 １０ ケーブル １１ 送受信導波管 １２，１５ 増
幅器 １３，１６ 周波数変換器 １４，１７ 局
部発振器 ２２，２３ 導波管開口 ２４〜２７ コ
ネクタ ２８，３１ 導波管開口 ２９，３０ コ
ネクタ ３２，３３ コネクタ
ール ３ 受信モジュール ４ 送受信分波
導波管 ５ 送信ろ波器 ６ 受信ろ波器 ７ 中間周波数分波部 ８ 制御部 ９ 電源部 １０ ケーブル １１ 送受信導波管 １２，１５ 増
幅器 １３，１６ 周波数変換器 １４，１７ 局
部発振器 ２２，２３ 導波管開口 ２４〜２７ コ
ネクタ ２８，３１ 導波管開口 ２９，３０ コ
ネクタ ３２，３３ コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04B 1/38 - 1/58
Claims (1)
- 【請求項１】 送信部，受信部，送受信分波導波管部，
中間周波分波部，制御部，電源部から構成される通信装
置において、前記送受信分波導波管部，中間周波分波
部，制御部，電源部を一体化した共通モジュールを設
け、かつ前記送信部と受信部を夫々送信モジュール，受
信モジュールとして構成し、これら送信モジュールと受
信モジュールを前記共通モジュールに対して着脱可能に
構成し、かつ前記共通モジュールと、送信モジュール及
び受信モジュールとを結合する夫々の結合面の夫々対向
する位置に、中間周波信号，制御信号等各種信号及び電
源を入出力するためのコネクタと、導波管開口とを夫々
設け、前記各モジュールの結合面を当接させて各モジュ
ールを結合したときに前記コネクタが相互に接続して相
互間の電気接続を得るとともに、前記導波管開口が相互
に連通して相互間の信号接続を得ることを特徴とするモ
ジュール型通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3045919A JP2762761B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | モジュール型通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3045919A JP2762761B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | モジュール型通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04264819A JPH04264819A (ja) | 1992-09-21 |
| JP2762761B2 true JP2762761B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=12732659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3045919A Expired - Fee Related JP2762761B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | モジュール型通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2762761B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2663823B2 (ja) * | 1993-01-29 | 1997-10-15 | 松下電器産業株式会社 | 高周波装置 |
| JP2570588B2 (ja) * | 1993-07-29 | 1997-01-08 | 日本電気株式会社 | 送受信装置 |
| JP2842267B2 (ja) * | 1994-12-30 | 1998-12-24 | 日本電気株式会社 | 携帯無線機 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6318200Y2 (ja) * | 1979-09-26 | 1988-05-23 | ||
| JPS6267936A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-27 | Fujitsu Ltd | 無線通信装置 |
| JPH0485927U (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-27 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP3045919A patent/JP2762761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04264819A (ja) | 1992-09-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |