JP2762023B2 - 情報記憶機能を有する装置 - Google Patents

情報記憶機能を有する装置

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JP2762023B2 JP5242517A JP24251793A JP2762023B2 JP 2762023 B2 JP2762023 B2 JP 2762023B2 JP 5242517 A JP5242517 A JP 5242517A JP 24251793 A JP24251793 A JP 24251793A JP 2762023 B2 JP2762023 B2 JP 2762023B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作者が調節等を行っ
て、特定の条件または情報を電気的に記憶することがで
きる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のエレクトロニクス技術の向上は、
操作者が煩わしい調節や処理を施さなくても、装置が自
動的に各種状況を判断し、もっとも望ましい状態に装置
を制御することを可能にしてきた。そして現在は、操作
者の意図を装置が読み取り、その意図に従った自動制御
を行うという技術が急速に発展している。
【0003】図16は、ビデオカメラに前述の考え方を
適用した例であって、撮影者の意図をビデオカメラが読
み取り、その意図に従った自動制御を行おうとするひと
つの例である。具体的には、ファインダを覗く撮影者の
視線を装置が観察し、撮影者が見ている被写体にピント
を合わせる、すなわち、ファインダ内に映し出される複
数の被写体のうち、撮影者が注視している被写体につい
て重点的に自動焦点調節動作を行うといった制御であ
る。また、同様の考え方は、本発明と同一の出願によっ
て、特願平4−314408号,特願平3−21857
4号(特開平5−64061号)として既に出願済であ
る。
【0004】図16において、101はファインダユニ
ット内にある赤外光発生装置であって、その赤外光は接
眼レンズ102を介して撮影者の眼球103に照射され
る。104は、眼球103で反射した赤外光発生装置1
01からの赤外光を受光し、受光像を電気信号に変換す
る光電変換素子で、この光電変換素子104の出力信号
は装置106に送られる。106は光電変換素子104
からの受光像を元に、撮影者がファインダ内のモニタ1
05のどこを見ているかを解析する視線位置解析装置で
ある。107はマイコン等の演算制御装置であって、視
線位置解析装置106から撮影者の視線位置情報を入力
する。108は、ビデオカメラが認識した撮影者の視線
位置を表示するためのキャラクタジェネレータであっ
て、視線位置解析装置106からの情報によって演算制
御装置107で表示座標を演算して得た視線位置マーカ
信号を装置112に伝送する。112は映像信号と視線
位置マーカを重畳し、ファインダ内のモニタ105に映
し出すための重畳装置である。この重畳装置112に入
力される映像信号は、フォーカスレンズ114,変倍レ
ンズ115,絞り116等の光学系を介して撮像光電変
換素子109に投影される被写体113の像情報であ
る。撮像光電変換素子109は駆動回路111によって
駆動しており、この駆動回路111には同期信号発生回
路110から駆動タイミングを示す信号が入力されてい
る。同期信号発生回路110は演算制御装置107およ
びキャラクタジェネレータ108に対し、モニタ105
上の表示位置を確認するための垂直同期信号と水平同期
信号を出力している。
【0005】光学系の素子114,115,116はそ
れぞれアクチュエータ117,119,121によって
移動する。またアクチュエータ117,119,121
は、それぞれドライバ118,120,122によって
駆動されている。124はシステム制御装置であってレ
ンズ制御も含まれている。またシステム制御装置124
は演算制御装置107と通信路123によって相互通信
が可能な状態にある。125はプルアップ抵抗、126
は後に説明するところの視線機能個人差調節用のスイッ
チである。
【0006】次に、視線検出装置の周辺ブロックについ
て説明する。
【0007】127は電源回路、128はビデオカメラ
に付随する交換可能なバッテリ、129はバッテリ装着
部、130はバッテリ出力を直接ビデオカメラの必要箇
所へ供給するアンレギライン、131はバッテリ出力を
5V電圧に変換してカメラ各部へ供給する5Vライン、
145は同じく5V電圧をレコーダ各部へ供給する5V
ライン、132,133はそれぞれバッテリの減電(給
電能力の低下)状況をシステム制御装置124に伝達す
る線路、134はカメラ系への5Vラインへの電力供給
を制御する線路、146はレコーダ系への電力供給を制
御する線路、138は、バッテリ128が装着されてい
る間、常時システム制御装置124に電力を供給する電
源ラインである。また、139はレコーダ制御系を含む
レコーダ部、140は回転ヘッドとドラム、141はテ
ープ、142はテープカセットである。レコーダ部13
9はシステム制御装置124と通信線路147で結ばれ
ている。
【0008】電源回路127の内部構造について、図1
7を用いて詳しく説明する。電源回路127の役割は、
バッテリ128の電圧を、ビデオカメラ内に用いられて
いる集積回路の電源電圧(例えば5V)に変換して出力
することや、バッテリの減電状況をシステム制御装置1
24に対して出力し、システム制御装置124から電源
供給停止命令が線路134を介してなされた場合には、
5Vライン131への電力供給を中止する等の措置を取
ることである。
【0009】図17において、301および302はバ
ッテリ電圧を5V電圧に変換するDC−DCコンバータ
である。DC−DCコンバータ301の出力はスイッチ
303および318を介して線路131および145に
それぞれ接続される。またDC−DCコンバータ302
の出力は、バッテリの減電状況把握用とシステム制御装
置124の電源用として用いられる。304と305は
比較器310に基準電圧306を供給するための抵抗で
ある。この基準電圧は、後で説明する抵抗307,30
8によるバッテリ出力電圧の分圧比を考慮しながら、バ
ッテリの交換が必要なバッテリ電圧、即ち減電によるシ
ャットオフが行われるという予告ができるような電圧に
設定しておく。307,308はバッテリ出力電圧を分
圧し、比較器310で基準電圧306との比較を可能に
させるための分圧抵抗である。311,312は比較器
314に基準電圧313を供給するための抵抗である。
この基準電圧313は、分圧抵抗307,308による
バッテリ出力電圧の分圧比を考慮しながら、減電による
シャットオフを行える電圧、即ち、これ以下の低電圧で
システムを動作させると、誤動作,故障の原因になると
いう電圧に設定する。つまり、基準電圧306は基準電
圧313よりも高めの設定となる。システム制御装置1
24は、線路133を介して伝送される比較器310の
出力信号が減電を示す状態となったとき、演算制御装置
107に減電表示命令を出力し、演算制御装置107は
キャラクタジェネレータ108を介してモニタ105に
減電表示を行う。減電表示とは、“BATT”という文
字が点滅し、撮影者にバッテリ128の交換時期を知ら
せるものである。更にバッテリ128が減電し、線路1
32を介して得られる比較器314の出力信号が減電シ
ャットオフ電圧を示す状態に至ったとき、線路134お
よび146を介してスイッチ303および318を開
き、ビデオカメラの各ブロックへの電源供給を遮断し
て、システムを強制的に停止させ、システムの故障や誤
動作を防止する。
【0010】図16の135はプルアップ抵抗、136
はスイッチ126と共に、視線機能個人差調節時に用い
られるスイッチである。
【0011】これまで述べてきたような、撮影者の視線
を観察してこの視線に対応した装置の制御を行おうとす
るとき、個々の撮影者には視線に対する個人差があるた
め、各撮影者本人が個人差に合わせた調節を行わなくて
はならないことが判っている。
【0012】図18は演算制御装置107の内部を説明
する図面である。演算制御装置107の内部は大きく2
つに分かれている。ひとつは制御を行うための演算処理
や一時的な情報記憶装置を有する801の部分であり、
もうひとつは前記個人差情報をはじめとする一時的でな
い(撮影者やカメラの調節をしようとする者が消去しよ
うとしない限り記憶している)情報、カメラの個体差に
ついての調節量情報等を格納しておく802という部分
である。
【0013】802はEEPROM等、特別の処理なし
では消去することも書き込むこともできない素子で構成
されているのが一般的である。従って、802の内容を
書き換えるというときには、例えば801内の特別なプ
ログラムを特別な命令によってのみ実行されるような手
順を踏まなくてはならない。
【0014】ひとつの例として、視線機能個人差調節に
ついて説明する。
【0015】図19は、視線機能個人差調節時に用いら
れるファインダ内の表示の一例である。撮影者は図16
のスイッチ136を閉じることにより、視線機能個人差
調節モードにビデオカメラを移行させる。このとき、フ
ァインダ内には、図19に示されるように2つの視線機
能個人差調整用のマーカ203と204が表示される。
撮影者は先ず203を注視し、スイッチ126を閉開す
る。すると装置の方では、マーカ203を撮影者が見た
ときの視線位置を確認し、次に撮影者がマーカ204を
注視してスイッチ126を再び閉開する。この時装置の
方では204を撮影者が見たときの視線位置を確認す
る。マーカ203,204を撮影者が見たときに得られ
た、“撮影者と装置の認識の一致情報”をEEPROM
802に記憶し、この情報を元にして撮影者の視線を観
察し(仮にカメラの持ち主が変更になった場合には新し
い持ち主の視線個人差情報に書き換えられる機能を有す
ることにより)、誰が用いても簡単でかつ使い易く、機
能としても撮影者にとっておもしろいビデオカメラを提
供することが可能になるのである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例によれ
ば、特にビデオカメラ等に前記撮影者による個人差調節
機能等を備えつけた場合、以下のような問題の発生が予
想される。
【0017】即ち、バッテリの持続時間が1本につき1
〜2時間程度(ということは減電シャットオフの機会も
かなり頻繁にあるということ)であるのに対し、前述の
個人差調節機能はいつでも実行できるようになってい
る。一方、個人差情報等の記憶にEEPROMなど、外
部ソフトからの実行命令に頼る素子を用いている場合、
記憶処理中に減電等で供給される電力の不安定さが増大
すると、所定のアドレス以外のデータについて不特定な
数を書き込んでしまったり、指定されたデータ以外の部
分を消去してしまったりする可能性がある。更に書込み
に要する有限の時間内に、減電によるシャットオフが実
行されてしまうと、該当データが前の値なのか、消去さ
れた状態なのか、書換えが完了した状態なのか、全く誤
った値なのか判断ができなくなり、記憶されているデー
タ自体の信憑性が失われる結果となる。
【0018】このようにEEPROM802内に異常な
データが記憶されると、どこかのプログラムで処理上の
エラーが発生してプログラムが実行できなくなり、シス
テムが全く動作しなくなってしまうという可能性を含ん
でいる。また、撮影者が手順通りに調節を行っても、装
置が円滑に作動しないという不具合が生じる。
【0019】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、電源の減電状態で情報記憶処理が行われて装
置が異常動作をすることのない、情報記憶機能を有する
装置を提供することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するためにためされたもので、実施例においては例え
ば、撮影者が調節等を行おうとしてスイッチ136を閉
じたとき、バッテリ128からの供給電圧が十分である
かどうかを確認する。調節に要する時間を考慮して、調
節中にバッテリからの供給電力が不足すると予測される
場合には調節モードに移行しない等の措置を取る。更に
調節等の期間には、装置の中の前記調節等に不要な部分
の電源を遮断または該部分の動作に制限を加える(以
後、この動作を“省エネ”と称す)ことにより、いたず
らにバッテリの蓄電量を消費することを極力抑え、減電
による記憶内容の破壊を防止しようとするものである。
【0021】すなわち、本発明は、情報記憶機能を有す
る装置を次の(1)〜()のとおりに構成するもので
ある。
【0022】(1)情報を記憶する記憶手段と、この記
憶手段情報の消去または書き込みを行う消去または書
き込み手段と、当該装置の電源の減電状態を所定の判定
レベルに基づいて判定する減電判定手段と、外部からの
操作に応じて前記減電判定手段で前記減電状態の判定を
行わせ、減電状態でないと判定された場合には、前記消
または書き込み手段で消去または書き込みを行わせる
と共に、前記減電判定を行うための前記判定レベルを高
くなる方向に変更する制御手段とを備えた情報記憶機能
を有する装置。
【0023】(2)制御手段は、減電判定手段が減電状
態であると判定した場合、消去または書き込み手段の実
行が不可である旨の表示を行わせるものである前記
(1)記載の情報記憶機能を有する装置。
【0024】(3)消去または書き込み手段の実行に要
する時間を限定する限定手段を備えた前記(1)または
(2)記載の情報記憶機能を有する装置。
【0025】(4)情報を記憶する記憶手段と、この記
憶手段に情報の消去または書き込みを行う消去または書
き込み手段と、前記消去または書き込み手段の実行に支
障のない当該装置の部分の電力を低減する電力低減手段
と、外部からの操作に応じて前記電力低減手段によって
電力の低減を行わせるとともに前記消去または書き込み
手段で消去または書き込みを行わせ、かつ前記消去また
は書き込み手段の実行に要する時間を限定する制御手段
とを備えた情報記憶機能を有する装置。
【0026】(5)情報を記憶する記憶手段と、この記
憶手段に情報の消去または書き込みを行う消去または書
き込み手段と、当該装置の電源の減電状態を所定の判定
レベルに基づいて判定する減電判定手段と、前記消去
たは書き込み手段の実行に支障のない当該装置の部分の
電力を低減する電力低減手段と、外部からの操作に応じ
て前記減電判定手段で前記減電状態の判定を行わせ、減
電状態でないと判定された場合には、前記電力低減手段
によって電力の低減を行わせると共に前記消去または
き込み手段で消去または書き込みをを行わせ、かつ前記
消去または書き込み手段の実行に要する時間を限定する
制御手段とを備えた情報記憶機能を有する装置。
【0027】(6)前記制御手段は、外部からの操作に
応じて所要制御を行う際に、前記減電判定手段の前記減
電判定を行うための前記判定レベルを高くなる方向に変
更するよう構成されている前記(5)記載の情報記憶機
能のを有する装置。
【0028】(7)制御手段は、減電判定手段が減電状
態であると判定した場合、消去または書き込み手段の実
行が不可である旨の表示を行わせるものである前記
(5)または(6)記載の情報記憶機能を有する装置。
【0029】
【0030】
【0031】
【作用】前記(1)〜(3)の構成により、外部からの
操作の際に電源が減電状態でないと判定した場合、消去
または書込み手段で記憶手段の情報の消去または書込み
を行う。更に、前記(6)の構成では、外部からの操作
の際に、減電状態の判定レベルが高くなる方向に変更さ
れ、前記(2),(7)の構成では、減電状態と判定し
場合、消去または書き込み手段の実行が不可である表
示を行い、前記(3)〜(7)の構成では、消去または
書込み手段の実行に要する時間が限定される。
【0032】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。
【0033】(実施例1)図1は実施例1である“ビデ
オカメラ”のブロック図であって、基本的には図16の
従来例の構成と変わらない。ただし、図1では124−
1から127−1に向けて、ひとつの線路137が追加
されている。この線路137は電源回路127−1内の
比較器の基準電圧を変更するための信号伝達用であっ
て、線路137の働きについて図2,図3を用いて説明
する。
【0034】図2は図17に本実施例の改良を加えた図
面である。図2の518は、線路137によってシステ
ム制御装置124−1から伝達される開閉命令に従って
開閉するスイッチ、519は抵抗である。
【0035】図3は本実施例の動作を示すフローチャー
トである。S301で処理の実行が開始されると、撮影
者がスイッチ136を閉じるまでは視線機能の調節モー
ドに移行しないのでそのまま待機を続ける。スイッチ1
36が閉じられると、撮影者がこれから視線機能の調節
に入るとして、システム制御装置124−1は線路13
7を介してスイッチ518を閉じる。図4は、横軸に放
電時間、縦軸に図2の比較器310の非反転側入力30
9の電圧を取り、所定の電流量における放電の様子を示
したものである。スイッチ518が閉じられると、比較
器310の基準電圧306は抵抗304と並列に抵抗5
19が挿入される分だけ上昇し、図4に示されるよう
に、通常の減電しきい値Aから調節時のしきい値Bに変
更になるので、結果として減電判断のしきい値を上昇さ
せる。すなわち減電の判断が早めに行われるようにな
る。
【0036】S304ではスイッチ518を閉じた状態
で比較器310の出力状態を取り込み、減電状態を示す
結果であれば、S310でファインダ内に減電表示を行
って、撮影者にバッテリの交換の上、再度視線機能の調
節を行うよう促す。比較器310で減電状態を示さない
結果であった場合には、(現在の減電しきい値は、通常
使用時の減電しきい値よりも高めであって、現在の減電
しきい値より高い電圧値をバッテリが示しているのであ
れば視線機能調節中も十分な電力が供給されるものとし
て)S305でスイッチ518を開いて減電しきい値を
通常の値Aに戻し、S306でシステム制御装置124
−1から、通信路147を介して、視線機能調節に必要
ないレコーダ部139の駆動に制限を与え、また通信路
123,演算制御装置107,線路143,144を介
して撮像光電変換素子109の駆動回路111,同期信
号発生回路110の駆動に制限を与え、また線路146
を介してスイッチ138を開き線路145の出力を絶つ
ことにより省エネ動作を行う。そしてS307の視線機
能調節モードへ移行する。
【0037】この視線機能調節モードでは、図19に示
すように調節用マーカ203,204をファインダ内に
表示し、さらに(駆動回路111の駆動に制限を与える
場合には、同時にカメラ撮影画像を消すことにより)撮
影者に調節モードに入ったことを知らせる。そしてS3
08で視線機能調節が完了したかどうかを確認し、完了
していなければS305に戻り、完了していればS30
9で省エネ動作を解除する命令を、省エネ動作に入った
時と同じハード的な経路で出力してS311で処理を終
える。
【0038】図2の抵抗519の抵抗値は、通常視線機
能の調節に要する時間と、視線機能調節中のビデオカメ
ラの消費電力と、バッテリの時間経過に対する減電量の
カーブとから、視線機能調節期間中は十分な電力が供給
されるように設定する。
【0039】(実施例2)図5は実施例2の動作を示す
フローチャートである。本実施例はファインダ内に“減
電により視線調整不可能”の旨を表示しようとするもの
で、例えばファインダにおいて、視線調節用マーカ20
3と204と減電表示を全て同時に点滅させるといった
手段を挙げることができる。
【0040】図5のS501で処理の実行が開始される
と、図3と同じ処理手法で視線調節を行うかどうかの判
定がなされる。S304で減電と判断された場合、図3
と同様にS310で減電表示を行い、更にS502では
前述のように視線調節用マーカ203と204をも点滅
させる等のことを行って、撮影者に視線調節ができない
旨表示し、S503で処理を完了する。
【0041】(実施例3)図6は実施例3の動作を示す
フローチャートである。本実施例は実施例1,実施例2
の内容を更に補充する機能を備えている。本実施例で
は、簡単のため、図3(実施例1)を補充する形でその
動作を説明する。
【0042】本実施例の改良点は以下のとおりである。
すなわち、図2の抵抗519の値は、図4に示されるよ
うな経過時間に対するバッテリの減電量のカーブと、調
節期間中のカメラの電力消費量と、標準的な視線調節時
間によって決められている。バッテリの減電量カーブと
カメラの電力消費量についてはカメラを設計する段階で
把握できる項目であるのに対し、調節時間については個
人差があり、設計段階で確実に把握できるものではな
い。実施例1,実施例2において、一度S304で減電
ではないと判断してしまうと、バッテリの減電状況によ
らず、調節を繰り返し行ってしまう。つまり調節所要時
間の個人的なばらつきを考慮していないのである。
【0043】一方、調節中に常に減電かどうかを判断
し、減電状態になった場合に調節を中止するということ
も考えられるが、これが記憶素子への書込み中であった
場合、減電中に書込みを行わざるを得なくなり、従来か
らの課題を完全に解決することにはならなくなる。
【0044】そこで本実施例では、調節に費やせる時間
に限定を加え、その時間に合わせて抵抗519の値を決
定することにより、設計時の不確定さを取り除き、より
確実に記憶素子の記憶内容の保護を行おうとするもので
ある。
【0045】図6において、S601で処理の実行が開
始されると、S302でスイッチ136が閉じて撮影者
が視線調節モードへの移行をカメラに指示するまで待機
する。
【0046】スイッチ136が閉じると、スイッチ51
8を閉じ、減電かどうかをS304で判断する。その結
果減電であれば、減電表示をS310で行って、視線調
節モードへは移行しない。S304で減電ではないと判
断された場合、S602で特別に設定したタイマの値が
所定値に至っているかどうかを判別する。タイマの値が
所定値に至っていない場合、S305でスイッチ518
を開き、S306で省エネ処理を実施してからS307
で視線調節用のマーカを表示して視線調節モードに入
る。S308で調節が完了していないと判断される場
合、S603で前記タイマの値をインクリメントする。
そしてS602の処理に戻り、調節が完了していない場
合には、S603でタイマのインクリメントを行いなが
ら調節プログラム処理を繰り返し実行する。S308で
調節が完了したと判断されればS607で前記タイマを
リセットし、S309で省エネ状態を解除してS608
で処理を終える。
【0047】調節処理中に前記タイマの値が所定値を上
回ってしまったとき、S602でそれを検出してS60
4の処理に移行する。S604では、視線調節が中止さ
れた旨、例えば調節用マーカ203,204を数秒間点
滅させる等して撮影者にその旨報告し、S605でタイ
マをリセットしてS606でスイッチ136が開かれて
いるかどうかを確認する。スイッチ136が閉じられて
いると、S608で処理が終了しても、再びS601の
処理を行ったときにそのまま視線調節に入る可能性があ
るから、ここにS606の判断を挿入しておく。そして
スイッチ136が開かれていることを確認し、S309
で省エネ状態を解除してS608で処理を終える。
【0048】以上のような処理を施すことにより、調節
モードに留まれる時間が限定されるので、この時間に合
わせて抵抗519の値を決定することが可能になり、実
施例1,実施例2の考え方を用いながら、より確実に記
憶素子の記憶内容を保護できるようになる。
【0049】(実施例4)図7は実施例4のブロック図
である。本実施例はタイトル選択の例である。
【0050】図7は図1から視線機能に関するブロック
を取り除き、システム制御装置にタイトル選択機能を付
加した図面である。タイトルとは、例えば図8の801
に示されるようなもので、撮影する被写体像202に重
畳して表示および記録される文字等である。
【0051】図7のタイトル選択機能について動作を説
明する。例えばシステム制御装置124−4に接続され
ているスイッチ902を閉じることによって、それまで
は抵抗901で高レベルであったシステム制御装置12
4−4の入力端子907が低レベルになり、タイトル選
択機能が動作を始める。文字の決定とどの位置の文字を
選択するかについてはスイッチ906を用いる。つま
り、スイッチ902が閉じられると図8の第1番目の文
字802の“F”が点滅し、このときボリウム904を
回転させると、電位の変化に応じて例えばアルファベッ
ト順にF→G→H→I→J……と表示が変化する。
“F”をそのままとし、図8の803の“L”を変更し
たい場合、点滅する“F”のところでボリウム904を
回さずに906を一回閉開させることにより、点滅位置
は803に移り、“F”はそのまま記憶素子に記憶され
る。803の位置でボリウム904を回して適当な文字
を選択し、スイッチ906を一回閉開させると、選択さ
れた文字が記憶素子に記憶され、点滅は隣の文字に移
る。文字の選択が全て終われば、スイッチ902を開い
て通常動作に戻ることができる。また、同期信号発生回
路110,駆動回路111への省エネ命令はシステム制
御装置124−4から線路907,908を介して伝送
される。
【0052】ここで、システム制御装置124−4の記
憶素子について図9を用いて説明する。図18の演算制
御装置107と同様に、システム制御装置124−4の
内部も制御部1001と記憶部1002に分かれてお
り、記憶部1002は、図18の802と同様にEEP
ROM等特別な処理によってのみ消去や書換えができる
記憶素子で構成されている。従って前述のような特別の
処理中に減電状態に陥ったりするようなことがあると、
実施例1等で説明したのと同様な重大な動作不良を起こ
す可能性がある。
【0053】特にシステム制御装置124−4は電源回
路127−1のスイッチ303(図2参照)によってシ
ャットオフされない電源(線路138)を用いており、
それゆえに低い電源電圧であっても動作させてしまい易
い。しかしながら1001も1002も、電源として充
分な条件を備えているものを用いなければ誤動作を起こ
す可能性が高く、その意味で電源の状態を監視しながら
記憶素子の書換えを行うことは重要な意義を持ってい
る。
【0054】図10はシステム制御装置124−4で文
字タイトルを記憶するときの記憶素子保護プログラムの
一例を示すフローチャートである。S101で処理の実
行が開始されると、S102でスイッチ902が閉じら
れているかどうかを確認する。スイッチ902が開いて
いれば、撮影者が文字タイトルの変更を行おうとしてい
ないので、その場で待機する。S102でスイッチ90
2が閉じられたことを確認すると、S303でスイッチ
518(図2参照)を閉じ、減電評価のしきい値を上げ
る。そして高いしきい値を用いてS304で減電と判断
されれば、S310の減電表示を行って文字タイトルの
選択および記憶動作を行わない。またS304で減電と
判断されなければ、処理はS308で省エネ処理を施し
た後S103に移行して、文字タイトルの選択および記
憶動作を実行する。そしてS104でスイッチ902が
開かれ、撮影者がタイトルの選択および記憶終えたと判
断されれば、S309で省エネ状態を解除し、S305
に移行してスイッチ518を開き、減電評価しきい値を
通常の状態に戻してS106で処理を終わる。S105
でスイッチ902が閉じられている場合、継続してタイ
トルの選択および記憶動作を行う可能性があるので、S
304の処理に戻って処理を繰り返す。
【0055】そして、S304で減電と判断される場合
には、実施例1と同様に減電表示をS310で行う。そ
してS105でスイッチ902が閉じられている間はS
310の減電表示を繰り返し、スイッチ902が開かれ
たらS305でスイッチ518を開き、S106で処理
を終了する。
【0056】図11に本実施例の変形を示す。図10の
処理にS1102のタイトル記憶不可表示を加えたもの
である。タイトル記憶不可表示は、例えば既存のタイト
ルを全て点滅させたり、タイトルとして記憶している文
字がなければ、適当な文字を出力する等適宜の手法で行
う。
【0057】(実施例5)図12は実施例5の動作を示
すフローチャートである。本実施例の構成は図7,図9
に示す実施例4と同様のものであり、用途も実施例4に
準ずる。本実施例はスイッチ902(図7参照)を用い
ないで済む例である。
【0058】図12において、S1201で処理の実行
が開始されると、S1202で文字の記憶命令を出力す
るところのスイッチ906(図7参照)が閉じられたか
どうかを確認する。スイッチ906が閉じられていない
ときには、図9の記憶素子1002をアクセスする必要
がないので、仮に減電状態に陥ったとしても記憶内容を
破壊することはない。そこでスイッチ906が開いてい
れば、なんら処理を施さずにスイッチ906が閉じられ
るまで待機する。
【0059】S1202でスイッチ906が閉じられた
ことを確認すると、スイッチ518を閉じて減電評価し
きい値を上げる。そしてS304で高い減電評価しきい
値でバッテリの電圧を評価し、減電状態になっていない
とすれば、S308で省エネ処置を施した後S1203
で指定された文字の種類をメモリ1002に記憶する。
そしてこの記憶動作が完了したかどうかをS1204で
監視し、完了していなければS304に戻って動作を継
続する。また、メモリ1002への書込みが完了してい
れば、S305に移行し、スイッチ518を開いてS3
09で省エネ状態を解除してS1206で処理を終了す
る。S304で減電状態であると判断された場合には、
S310で減電表示を行う。そして、S1205でスイ
ッチ906が開かれるまでS310の減電表示を継続
し、スイッチ906が開かれた段階で撮影者も減電状態
を確認したものとしてS305でスイッチ518を開
き、S1206で処理を終了する。
【0060】図13は本実施例の変形を示すもので、図
12のタイトル記憶不可表示機能(S1302)を追加
したものである。
【0061】(実施例6)図14は実施例6の動作を示
すフローチャートである。本実施例は実施例4,実施例
5を更に補充する機能を備えている。本実施例では、簡
単のため、図10(実施例4)を補充する形でその動作
を説明する。
【0062】本実施例の改良点は以下のとおりである。
すなわち、抵抗519(図2参照)の値は経過時間に対
するバッテリの減電量のカーブと、文字入力時のカメラ
の電力消費量と、標準的な文字入力時間によって決めら
れている。バッテリの減電量カーブとカメラの電力消費
量についてはカメラを設計する段階で把握できる項目で
あるのに対し、文字入力時間については個人差であり、
設計段階で確実に把握できるものではない。実施例4,
実施例5においては、一度S304で減電でないと判断
してしまうと、バッテリの減電状況によらず、文字入力
動作を繰り返し行ってしまう。つまり文字入力所要時間
の個人的なばらつきを考慮していないのである。一方、
文字入力中に常に減電かどうかを判断し、減電状態にな
った場合に文字入力を中止するということも考えられる
が、これが記憶素子への書込み中であった場合、減電中
に書込みを行わざるをえなくなり、従来からの課題を完
全に解決することにはならなくなる。
【0063】そこで本実施例では、文字入力に費やせる
時間に限定を加え、その時間に合わせて抵抗519の値
を決定することにより、設計時の不確定さを取り除き、
より確実に記憶素子の記憶内容の保護を行おうとするも
のである。
【0064】図14において、S1401で処理の実行
が開始されると、S102でスイッチ902が閉じて撮
影者が文字入力コードへの移行をカメラに指示するまで
待機する。
【0065】スイッチ902が閉じると、実施例4と同
様にS303でスイッチ518を閉じ、減電かどうかを
S304で判断する。その結果減電であれば、実施例4
と同様に減電表示をS310で行って、文字入力モード
へは移行しない。S304で減電ではないと判断された
場合、S1402で特別に設定したタイマの値が所定値
に至っているかどうかを判別する。タイマの値が所定値
に至っていない場合、S1403でスイッチ518を開
き、S308で省エネ処置を施した後、S103で文字
入力を行う。このときは、例えば、これからボリウム9
04(図7参照)を回転することによって変更される文
字のみが点滅するようにしておく。S104でスイッチ
902が開かれていないと判断される場合、S1408
で前記タイマの値をインクリメントする。そしてS14
02の処理に戻り、文字入力が完了していない場合に
は、タイマのインクリメントを行いながら文字入力プロ
グラム処理を繰り返し実行する。S104でスイッチ9
02が開かれたと判断すれば、撮影者が文字入力を終了
したとしてS1404で前記タイマをリセットし、S1
405で文字の点滅表示を中止し、S309で省エネを
解除して、S1407で処理を終える。
【0066】文字入力処理中に前記タイマの値が所定値
を上回ってしまったとき、S1402でそれを検出して
S1406の処理に移行する。S1406では、文字入
力が時間切れで中止された旨、例えば全ての文字タイト
ルを数秒間点滅させる等して撮影者にその旨報告し、S
1407でタイマをリセットしてS105でスイッチ9
02が開かれているかどうかを確認する。スイッチ90
2が閉じられていると、S1407で処理が終了して
も、再びS1401以降の処理を行ったときにそのまま
文字入力動作に入る可能性があるから、ここにS105
の判断を挿入しておく。そしてスイッチ902が開かれ
ていることを確認し、S1405で全タイトルの点滅を
中止してS309で省エネを解除してS1409で処理
を終える。
【0067】以上のような処理を施すことにより、文字
入力コードに留まれる時間が限定されるので、この時間
に合わせて抵抗519の値を決定することが可能にな
り、実施例4,実施例5の考え方を用いながら、より確
実に記憶素子の記憶内容を保護できるようになる。
【0068】(実施例7)図15は実施例7の動作を示
すフローチャートである。本実施例のハード的な構成は
図16〜図18に示す従来例と同様である。
【0069】本実施例は、以上の各実施例とは異なり、
減電比較のしきい値を図4のAのままとし、特に変更し
ない例である。従来例で説明しているとおり、減電比較
回路は従来からビデオカメラに搭載されており、減電と
判断するしきい値も図4のAのように決定されている。
従って、本実施例ではそのしきい値をそのまま用いるこ
とができる。
【0070】図15において、S1501で処理の実行
が開始されると、S302でスイッチ136が閉じられ
ているかどうかを確認する。スイッチ136が閉じられ
ていれば、S304で減電かどうかを判断する。このと
きの減電しきい値は従来例の通り抵抗304と305
(図17参照)で決まる値であって、調節モードである
からといって、特別このしきい値を操作することはしな
い。そしてバッテリ128が減電状態にあるのであれば
S310で減電表示をして調節モードに入らず、バッテ
リ128が減電状態でなければS306で省エネ処置を
施した後、S307で視線調節を行い、S308で調節
が終了していたら、S309で省エネ状態を解除してS
1502で処理を終了する。
【0071】以上のような処理にすることにより、ハー
ド的な構成を従来例と同一にしても、記憶素子にかかる
異常動作を防止することができる。
【0072】なお、本実施例は、実施例3のようにタイ
マを持つ構成に変形し実施することができる。この場
合、減電検出のしきい値が図4のAのように低いので、
その分タイマカウント値の上限を実施例3で設定する値
よりも小さくし、早めに調節を打ち切ることによって、
より確実な異常動作の防止を行うことができる。
【0073】以上説明した実施例7およびその変形は、
更に実施例4,実施例5のようなタイトル選択の例に変
形し、実施することができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源の減電状態で情報の消去または書き込みが行われて
装置が異常動作をするといことがない。更に、請求項
記載の発明では、外部からの操作に応じて所要の制御
を行う際に、予め減電状態が判定しやすいように判定条
件が変更され、また請求項3〜7記載の発明では、消去
または書込みの実行に要する時間が限定され、消去また
は書き込み動作中に減電状態となってデータの誤記憶,
誤消去を生じる危険を未然に防止でき、より確実に異常
動作の防止が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のブロック図
【図2】 電源回路127−1の回路図
【図3】 実施例1の動作を示すフローチャート
【図4】 実施例1の動作説明書
【図5】 実施例2の動作を示すフローチャート
【図6】 実施例3の動作を示すフローチャート
【図7】 実施例4のブロック図
【図8】 タイトル選択の説明図
【図9】 システム制御装置124−4のブロック図
【図10】 実施例4の動作を示すフローチャート
【図11】 実施例4の変形の動作を示すフローチャー
【図12】 実施例5の動作を示すフローチャート
【図13】 実施例5の変形の動作を示すフローチャー
【図14】 実施例6の動作を示すフローチャート
【図15】 実施例7の動作を示すフローチャート
【図16】 従来例のブロック図
【図17】 電源回路127の回路図
【図18】 演算制御装置107のブロック図
【図19】 視線機能個人差調節時のファインダ表示例
を示す図
【符号の説明】
105 モニタ 126,136 スイッチ(視線機能個人差調節用) 124−1 システム制御装置 127−1 電源回路

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶する記憶手段と、この記憶手
    情報の消去または書き込みを行う消去または書き込
    手段と、当該装置の電源の減電状態を所定の判定レベ
    ルに基づいて判定する減電判定手段と、外部からの操作
    に応じて前記減電判定手段で前記減電状態の判定を行わ
    せ、減電状態でないと判定された場合には、前記消去
    たは書き込み手段で消去または書き込みを行わせると共
    、前記減電判定を行うための前記判定レベルを高くな
    る方向に変更する制御手段とを備えたことを特徴とする
    情報記憶機能を有する装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、減電判定手段が減電状態で
    あると判定した場合、消去または書き込み手段の実行が
    不可である旨の表示を行わせるものであることを特徴と
    する請求項1記載の情報記憶機能を有する装置。
  3. 【請求項3】 消去または書き込み手段の実行に要する
    時間を限定する限定手段を備えたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の情報記憶機能を有する装置。
  4. 【請求項4】 情報を記憶する記憶手段と、この記憶手
    に情報の消去または書き込みを行う消去または書き込
    み手段と、前記消去または書き込み手段の実行に支障の
    ない当該装置の部分の電力を低減する電力低減手段と、
    外部からの操作に応じて前記電力低減手段によって電力
    の低減を行わせるとともに前記消去または書き込み手段
    で消去または書き込みを行わせ、かつ前記消去または書
    き込み手段の実行に要する時間を限定する制御手段とを
    備えたことを特徴とする情報記憶機能を有する装置。
  5. 【請求項5】 情報を記憶する記憶手段と、この記憶手
    段に情報の消去または書き込みを行う消去または書き込
    手段と、当該装置の電源の減電状態を所定の判定レベ
    ルに基づいて判定する減電判定手段と、前記消去または
    書き込み手段の実行に支障のない当該装置の部分の電力
    を低減する電力低減手段と、外部からの操作に応じて前
    記減電判定手段で前記減電状態の判定を行わせ、減電状
    態でないと判定された場合には、前記電力低減手段によ
    って電力の低減を行わせると共に前記消去または書き込
    み手段で消去または書き込みをを行わせ、かつ前記消去
    または書き込み手段の実行に要する時間を限定する制御
    手段とを備えたことを特徴とする情報記憶機能を有する
    装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、外部からの操作に応じ
    て所要制御を行う際に、前記減電判定手段の前記減電判
    定を行うための前記判定レベルを高くなる方向に変更す
    るよう構成されていることを特徴とする請求項5記載の
    情報記憶機能のを有する装置。
  7. 【請求項7】 制御手段は、減電判定手段が減電状態で
    あると判定した場合、消去または書き込み手段の実行が
    不可である旨の表示を行わせるものであることを特徴と
    する請求項5または請求項6記載の情報記憶機能を有す
    る装置。
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