JP2762002B2 - ハイブリッド型自動車 - Google Patents

ハイブリッド型自動車

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JP2762002B2
JP2762002B2 JP21082492A JP21082492A JP2762002B2 JP 2762002 B2 JP2762002 B2 JP 2762002B2 JP 21082492 A JP21082492 A JP 21082492A JP 21082492 A JP21082492 A JP 21082492A JP 2762002 B2 JP2762002 B2 JP 2762002B2
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幸蔵 山口
善則 宮石
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Ekuosu Risaachi Kk
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばエンジンとモー
タとを備えたハイブリッド型自動車に係り、詳細には、
駆動輪に駆動力を伝達するモータが内燃機関の出力軸に
連結されているハイブリッド型車両に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球の環境に対する関心が高ま
り、大気汚染による自然環境の破壊や温暖化、騒音によ
る居住空間の悪化の防止といった社会的要請が高まって
いる。これに伴って、排気の原因となるエンジン等の内
燃機関を駆動源とせず、クリーンな電力によって車両を
駆動させる電気自動車が注目されている。電気自動車
は、大容量の駆動用電源から供給される電力によって電
気モータを回転させ、車両の駆動力とするものである。
そして、アクセルの踏み込み量やブレーキの踏み込み量
等の操作量から、要求されているトルク値を算出し、そ
のトルク値に対応した電流を電気モータに供給し、運転
者の要求に応じた適切な走行を実現する。
【0003】ところが、この電気自動車は駆動用電源を
必要とし、その充電に長時間を要すると共に、駆動用電
源を充電するための設備も必ずしも十分には存在してい
ないのが現状である。そこで、燃料の供給が容易な従来
のエンジンと、エネルギーとしてクリーンなモータとを
組み合わせたハイブリッド型自動車も開発されている。
このハイブリッド型自動車では、エンジンとモータとを
クラッチ等で接続することにより、走行速度や、走行地
域といった各種条件に応じ、駆動源としてのモータとエ
ンジンを適宜切り換えて使用するようになっている。こ
のような従来のハイブリッド型自動車では、モータ出力
軸とエンジン出力軸とを接続し、エンジン単独走行の場
合にはモータが回転し、発電機として利用することによ
りモータの駆動電源を充電可能としている(特開昭59
−204402号公報、5頁右上欄)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、モータ軸とエ
ンジン出力軸が直結され、モータがエンジンより駆動輪
に近い位置にあるため、エンジン駆動時にはモータも回
転することとなる。このため、例えば高速走行時にエン
ジンのみによる駆動の場合には、モータが高速で空転す
ることとなる。このため、モータには起電力が誘起さ
れ、この電圧値が駆動電源の電位を越えると、発生した
電流が充電電流としてバッテリに流れる。この充電電流
は、モータに印加する電圧を制御するスイッチング素子
に併設されるフライホイールダイオードを介して駆動電
源に逆流するので、上記スイッチング素子によっては回
生量を制御できず、駆動電源の許容値を越えると、漏液
や極板の損傷等を生じ、駆動電源の性能を劣化させる原
因となっていた。このため、従来のハイブリッド型自動
車では、最高速度をエンジンの能力一杯まで上げること
ができなかった。例えば、搭載エンジンとしては速度1
80〔km/h〕の能力があるにもかかわらず、逆起電
力のために最高速度を140〔km/h〕に抑えるよう
にしたハイブリッド型自動車も存在していた。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、駆動輪に駆動力を伝達するモータが
内燃機関の出力軸に連結されているハイブリッド型車両
において、電源を劣化させることなくエンジンの性能に
応じた高速走行が可能なハイブリッド型自動車を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、出力軸からの駆動力を駆動輪に伝達する内燃機関
と、この内燃機関の出力軸に連結され、駆動輪に駆動力
を伝達するモータと、このモータに電力を供給すると共
に、前記モータからの回生によって充電される電源と、
この電源から前記モータへの電力、および、前記モータ
からの回生を制御する制御手段と、前記モータの非駆動
時において、前記内燃機関の駆動による前記モータの誘
起電圧が前記電源電圧を越え、前記電源を劣化させる充
電が行われるか否かを判断する劣化判断手段と、この劣
化判断手段で前記電源を劣化させる充電が行われると判
断された場合に、前記電源とモータとを電気的に切断す
る切断手段と、をハイブリッド型自動車に具備させて前
記目的と達成する。請求項2に記載の発明では、出力軸
からの駆動力を駆動輪に伝達する内燃機関と、駆動輪に
駆動力を伝達するモータと、前記内燃機関の出力軸と前
記モータとの間に配設され、前記出力軸から前記モータ
への動力伝達を実行又は遮断するクラッチと、前記モー
タに電力を供給すると共に、前記モータからの回生によ
って充電される電源と、この電源から前記モータへの電
力、および、前記モータからの回生を制御する制御手段
と、前記モータの非駆動時において、前記内燃機関の駆
動による前記モータの誘起電圧が前記電源電圧を越え、
前記電源を劣化させる充電が行われるか否かを判断する
劣化判断手段と、この劣化判断手段で前記電源を劣化さ
せる充電が行われると判断された場合に、前記クラッチ
を切断する切断手段と、をハイブリッド型自動車に具備
させて前記目的を達成する。請求項3に記載の発明で
は、請求項1または請求項2に記載のハイブリッド型自
動車において、前記モータでの誘起電圧を、車速または
前記内燃機関の出力軸の回転速度から算出する誘起電圧
算出手段を具備させ、前記劣化判断手段は、前記誘起電
圧算出手段で算出された誘起電圧が所定値を越えている
か否か、または、前記誘起電圧算出手段で算出された誘
起電圧と前記電源の電圧との差が所定値を越えているか
否かにより、前記電源を劣化させる充電が行われるか否
かを判断する。
【0007】
【作用】本発明のハイブリッド型自動車では、駆動輪に
駆動力を伝達するモータが内燃機関の出力軸に連結され
ているハイブリッド型車両において、モータの非駆動時
において、内燃機関の駆動によってモータに誘起電圧が
生じ、この誘起電圧が電源電圧を越えることで、電源を
劣化させる充電が行われるか否かを劣化判断手段で判断
する。そして、請求項1に記載のハイブリッド型自動車
では、電源を劣化させる充電が行われると判断された場
合に、電源とモータとを電気的に切断することで充電を
停止する。また請求項2に記載のハイブリッド型自動車
では、電源を劣化させる充電が行われると判断された場
合に、内燃機関の出力軸とモータとの間に配設されたク
ラッチを切断して出力軸からモータへの動力伝達を遮断
し、モータに誘起電圧が生じないようにすることで、電
源の充電を停止する。このように、請求項1及び請求項
2に記載した発明では、電源を劣化させる充電が行われ
ると判断された場合に、電源への充電が停止されるの
で、電源を劣化させることなくエンジンの性能に応じた
高速走行を行うことができる。また、請求項3に記載の
ハイブリッド型自動車では、モータでの誘起電圧を車速
または前記内燃機関の出力軸の回転速度から算出し、算
出された誘起電圧が所定値を越えているか否か、また
は、算出された誘起電圧と前記電源の電圧との差が所定
値を越えているか否かにより、電源を劣化させる充電が
行われるか否かを判断する。
【0008】
【実施例】以下本発明のハイブリッド型自動車における
好適な実施例について、図1から図9を参照して詳細に
説明する。図1はハイブリッド型自動車における基本構
成を表したものである。このハイブリッド型自動車は第
2駆動手段としてのエンジン11を備えている。このエ
ンジン11の出力軸12は、接断部(クラッチ)13の
入力軸に接続されている。この接断部13の出力軸14
は、第1駆動手段としてのモータ15のロータ入力側に
固定されている。接断部13は、クラッチ等から構成さ
れ、出力軸12との係合、開放を行うことによって、出
力軸12の回転を、駆動系出力軸16側に伝達するよう
になっている。一方、モータ15のロータ出力側も、駆
動系出力軸16の一端に接続されており、駆動系出力軸
16の他端はデファレンシャル装置17に接続されてい
る。このデファレンシャル装置17の出力回転は、駆動
軸18を介して駆動輪19に伝達されるようになってい
る。
【0009】モータ15としては、直流電動機等の各種
モータが使用されるが、この実施例では、6極の永久磁
石からなるロータと、3相の巻線からなる電磁コイルす
なわちステータコイルを備えたブラシレスDCモータ1
5が使用されている。ハイブリッド型自動車は、このモ
ータ15を駆動するための電力を供給する、駆動用電源
としての直流電源21を備えている。この直流電源21
としては、鉛酸蓄電池、ニッケルカドミウム電池、ナト
リウム硫黄電池、リチウム2次電池、水素2次電池、レ
ドックス型電池等の各種2次電池が使用される。この直
流電源21は、例えば240〔V〕の直流電源で構成さ
れている。
【0010】ハイブリッド型自動車は、これら各部をコ
ントロールする、エンジンコントローラ22、接断部コ
ントローラ23、およびモータコントローラ24を備え
ている。また、各部の状態検出等を行う、電圧検出回路
26、車速センサ27、アクセルセンサ28、ブレーキ
センサ29、その他、シフトレバーの位置を検出する図
示しないシフトレバーセンサ等を備えている。エンジン
コントローラ22は、要求される出力トルク値に応じ
て、スロットル・バルブの開度を調整するようになって
いる。接断部コントローラ23は、エンジン11の駆動
力とブラシレスDCモータ15の駆動力を、ハイブリッ
ド型自動車の走行モードに応じて選択的に駆動系出力軸
16に出力するように、接断部13を制御する。ハイブ
リッド型自動車の走行モードとしては、ブラシレスDC
モータ15単独で走行を行う第I走行モード、エンジン
11単独で走行を行う第II走行モード、ブラシレスD
Cモータ15とエンジン11を併用して走行する第II
I走行モードが、車速やアクセル開度に応じて自動的に
選択され、または運転者によって選択される。
【0011】モータコントローラ24は、直流電源21
から供給される電流を、要求されたトルクを発生させる
電流値に変換してブラシレスDCモータ15に供給する
と共に、ブラシレスDCモータ15から直流電源21へ
の回生を行う。そして、モータ15の非駆動時に、モー
タから不測の充電電流が電源側に流れないように充電停
止手段を備えている。電圧検出回路26は、図示しない
アナログ−ディジタル変換回路を備えており、直流電源
21の電圧を直接検出し、検出した電圧をディジタル値
に変換して電圧値信号を出力するようになっている。車
速センサ27は駆動系出力軸16の回転数から車速を検
出し、アクセルセンサ28はアクセルの開度を検出し、
ブレーキセンサ29はブレーキペダルの踏み込み量を検
出するようになっている。
【0012】ハイブリッド型自動車は、また、制御部3
0を備えており、この制御部30は各種制御を行うCP
U(中央処理装置)31を有している。このCPU31
にはデータバス等のバスライン32を介してROM(リ
ード・オンリ・メモリ)33、RAM(ランダム・アク
セス・メモリ)34、出力I/F(インターフェース)
35、入力I/F36がそれぞれ接続されている。RO
M33には、入力I/F36から入力される各種信号に
基づいてCPU31が走行状態等を判断し、各部を適切
に制御するための各種プログラムやデータが格納されて
いる。RAM34は、ROM33に格納されたプログラ
ムやデータに従ってCPU31が処理を行うためのワー
キングメモリであり、入力I/F36から入力された各
種信号や、出力I/F35から出力した制御信号が一時
的に格納されるようになっている。
【0013】制御部30の出力I/F35には、接断部
コントローラ23、エンジンコントローラ22、モータ
コントローラ24が、それぞれ接続されており、CPU
31から走行条件などに応じて制御信号が供給されるよ
うになっている。一方、入力I/F36には、電圧検出
回路26、車速センサ27、アクセルセンサ28、およ
び、ブレーキセンサ29が接続されており、CPU31
によってそれぞれの検出信号等が読み込まれるようにな
っている。
【0014】図2は、ハイブリッド型自動車のモータコ
ントローラ24の回路構成およびその周辺について表し
たものである。この図に示すように、ブラシレスDCモ
ータ15のロータシャフト41には、これと一体的に回
転するようにレゾルバ42の回転子が接続されている。
モータコントローラ24は、このレゾルバ42に接続さ
れたレゾルバ回路43を備えている。レゾルバ回路43
は、レゾルバ42にEm sinωt及びEm cosωtの交
流電圧x、yを印加すると共に、レゾルバ42から交流
電圧Emsin(ωt+θ)のレゾルバ信号aを受けて、ロ
ータの磁極の絶対位置を検出し、電流波形制御回路44
に励磁位置信号bを出力するようになっている。なお、
ロータの磁極の絶対位置を検出する手段としては、例え
ば光学式のロータリエンコーダや磁気式エンコーダ(例
えば、ホール素子や強磁性薄膜を用いたもの)を使用し
てもよい。
【0015】この電力波形制御回路44は、ハイブリッ
ド型自動車の負荷条件、例えばアクセルやブレーキの踏
み込み量などに対応した電流がブラシレスDCモータ1
5に供給されて所定のトルクが得られるように制御する
ための回路である。すなわち、制御部30の出力I/F
35から、要求電流を指令するための電流指令信号j
1、回転方向指令信号j2、回生信号j3、および運転
指令信号j4が供給され、これらの信号に基づいて、要
求電流に対応したデューティ比を有するUVW相のパル
ス幅変調(PWM)信号dをベースドライブ回路52に
出力するようになっている。
【0016】モータコントローラ24は、ブラシレスD
Cモータ15のステータコイルを励磁するためのブリッ
ジ回路46を備えている。このブリッジ回路46は6個
のパワートランジスタ51〜56を備えており、各パワ
ートランジスタ51〜56のベースにはベースドライブ
回路52からスイッチング信号としてトランジスタ駆動
信号cが供給されるようになっている。ベースドライブ
回路52は、電流波形制御回路44から供給されるPW
M信号dに従って、各パワートランジスタ51〜56を
駆動する。
【0017】さらにモータコントローラ24は、240
〔V〕の直流電源21を所定の電圧q、rに変換する電
源回路57を備えている。この電源回路57は、ブリッ
ジ回路46に対して各パワートランジスタ51〜56を
駆動するための駆動電力qをベースドライブ回路52に
供給すると共に、制御電源電圧rを制御部30電流波形
制御回路44、ベースドライブ回路52などの各回路に
供給している。
【0018】また、平滑用を目的とした大容量のコンデ
ンサ57がブリッジ回路46と並列に接続され、直流電
源21からブリッジ回路46に供給される電圧を安定さ
せている。ブリッジ回路46からブラシレスDCモータ
15に供給される相電流は電流センサ58で検出される
ようになっており、U相電流検出信号s及びV相電流検
出信号tが電流波形制御回路44に供給される。電流波
形制御回路44では、これら検出信号s、t、とレゾル
バ回路43から供給される励磁位置信号bとにより、ブ
リッジ回路46から供給される相電流の位相および波形
を制御している。
【0019】モータコントローラ24は、この実施例に
おいて、ブラシレスDCモータ15の駆動停止時におい
て、このモータ15から直流電源21への充電を停止す
る、充電停止手段としての充電停止回路61を備えてい
る。充電停止回路61は、ダイオード62を有してお
り、このダイオード62は直流電源21からブリッジ回
路46方向に順方向接続され、直流電源21の電力をブ
リッジ回路46に供給する。このダイオード62には、
並列にパワートランジスタ63が接続されており、アノ
ードとエミッタ、カソードとコレクタがそれぞれ接続さ
れている。パワートランジスタ63のベースには、ベー
スドライブ回路64が接続されており、このベースドラ
イブ回路64は、制御部30から供給される制御信号j
0に応じて、パワートランジスタ63のスイッチング動
作を制御するようになっている。なお、このパワートラ
ンジスタ63としては、IGBT(絶縁ゲートバイポー
ラトランジスタ)が使用され、また、FET(電界効果
トランジスタ)、その他の素子を使用してもよい。
【0020】次に、このように構成されたハイブリッド
型自動車におけるモータ非駆動時の充電現象について説
明する。 充電現象の概要 エンジンが高速回転すると、これに伴い、モータロータ
も高速回転するが、この時モータの誘起電圧が駆動電源
の電圧よりも高いと、ブリッジ回路46のスイッチング
素子と逆並列に接続されるフライホイールダイオード等
を介して電流が逆流し、駆動電源を充電する。なお、こ
の充電現象は、回生動作とは区別される。ハイブリッド
型自動車の走行中に回生を行う状態か否かについては制
御部30が、例えば、シフトレバー位置やアクセル、ブ
レーキの踏み込み量といった負荷条件から判断し、回生
状態の場合、制御部30がブリッジ回路46に回生のた
めのスイッチング信号を出力するものである。図3は、
上記充電を停止する充電停止状態を説明するためのもの
である。この図に示すように、充電停止動作としては、
モータコイルに誘起した電圧Eが直流電源21の許容値
E1を越えた場合、および誘起電圧Eと直流電源電圧
(直流電源残量)E0との差ΔEが、急速充電状態を起
こす範囲に達した場合に、充電を停止させる。
【0021】充電停止動作の詳細 図4は充電停止の判断処理の詳細について表したもので
ある。CPU31は、現在走行中のモードが、エンジン
11単独で走行する第II走行モードか否かを判断する
(ステップ11)。第II走行モードの場合(ステップ
11;Y)、CPU31は車速センサ27から、現在の
車速Vを判断する(ステップ12)。そして、この車速
VからブラシレスDCモータ15で発生する誘起電圧E
を算出し、算出した電圧EをRAM34に格納する(ス
テップ13)。なお、図3に示す車速と誘起電圧Eとの
関係については、対応する計算式、又はマップがROM
33に格納されている。
【0022】そして、CPU31は、誘起電圧Eが、直
流電源21の充電許容電圧E1以上になっているか否か
を判断する(ステップ14)。充電許容電圧E1以上の
場合(ステップ14;Y)、CPU31は、出力I/F
35を介して、モータコントローラ24の充電停止回路
61に充電停止信号j0を出力する(ステップ15)。
この充電停止信号j0が供給されると、充電停止回路6
1のベースドライブ回路64は、パワートランジスタ6
3に対して、ベース電流の供給を停止する。これによっ
て、パワートランジスタ63はOFF状態となり(ステ
ップ16)、ブラシレスDCモータ15の誘起電圧によ
る充電が停止されるため、直流電源21を劣化すること
なく、高速走行が継続される。
【0023】一方、ステップ14において、誘起電圧E
が、直流電源21の充電許容電圧E1に達していない場
合(ステップ14;N)、電圧検出回路26で検出した
直流電源21の電圧E0を取り込む(ステップ17)。
そして、ステップ13でRAM34に格納した電圧Eを
読み出し、電圧E0との電圧差ΔEを算出し(ステップ
18)、この電圧差ΔEが、直流電源21の急速充電状
態を起こす範囲であるか否かを判断する(ステップ1
9)。電圧差が急速充電範囲内であれば(ステップ1
9;Y)、ステップ15に移行して、ブラシレスDCモ
ータ15から直流電源21への充電を停止する。
【0024】電圧差ΔEが急速充電範囲内でない場合
(ステップ19;N)、およびステップ11において第
I走行モードまたは第III走行モードであると判断さ
れた場合(ステップ11;N)、CPU31は、I/F
35を介して、モータコントローラ24の電流波形制御
回路44に対して回生信号j3を供給する(ステップ2
0)。この場合CPU31は、充電停止回路61に対し
ては充電停止信号j0の出力は行わない。従って、ベー
スドライブ回路64からベース電流が出力され、パワー
トランジスタ63がON状態となる(ステップ21)。
これにより、ブラシレスDCモータ15で発生した逆起
電力は、ブリッジ回路のトランジスタ又はフライホイー
ルダイオードおよびパワートランジスタ63を介して直
流電源21に回生される。
【0025】以上説明した第1の実施例では、パワート
ランジスタ63を電子接点として使用し、オン・オフ制
御をベースドライブ回路64で行うようにしたが、パワ
ートランジスタ63をブラシレスDCモータ15からの
充電電流の電流制御素子として使用してもよい。すなわ
ち、CPU31において、直流電源21に対して充電可
能な電流値を算出し、ベースドライブ回路64からパワ
ートランジスタ63のベースに供給する電流を制御する
ことによって、充電電流を制限する。例えば、電圧差Δ
Eが急速充電範囲の場合、直流電源21が劣化しない範
囲の充電電流をCPU21で算出し、対応するベース電
流をパワートランジスタ63に供給する。
【0026】図5は、第2の実施例におけるモータコン
トローラ24の回路構成およびその周辺について表した
ものである。この第2の実施例では、充電停止手段とし
ての充電停止回路71を、リレー72および、このリレ
ー72の接点をオン・オフ制御するリレー回路73で構
成したものである。リレー72としては、b接点が直流
電源21とブリッジ回路46間に接続されている。この
第2の実施例では、直流電源21が劣化することなく充
電可能な状態、および回生の場合、制御部30から充電
停止信号j0が出力されない。このため、充電停止回路
71のリレー72は、OFF状態であり、そのb接点は
接続状態となり、ブラシレスDCモータ15への電力の
供給、およびブラシレスDCモータ15からの充電又は
回生が行われる。
【0027】一方、逆起電力の電圧Eが直流電源21の
許容値E1を越えた場合、および逆起電力の電圧Eと直
流電源電圧(直流電源残量)E0との差ΔEが、急速充
電状態を起こす範囲に達した場合に、充電を停止させ
る。すなわち、直流電源21が劣化を生じるため充電を
停止すべき充電停止状態であると制御部30で判断され
た場合、制御部30から充電停止信号j0が充電停止回
路71に供給される。充電停止回路71では、充電停止
信号j0が供給されると、リレー回路73がリレー72
を動作させ、そのb接点を切断する。このため、ブラシ
レスDCモータ15と、直流電源21間が電気的に切断
されて、充電が停止される。
【0028】次に、第3の実施例について説明する。図
6はハイブリッド型自動車の第3の実施例の構成を表し
たものである。第1および第2の実施例では、ブラシレ
スDCモータ15からの過大電流が流入すること等によ
る直流電源21の劣化を、両者間に配置した電気回路
(充電停止回路61、71)によって遮断または制限す
るようにした。これに対して、この第3の実施例では、
モータ15と出力軸14との間をクラッチで接続し、こ
のクラッチを充電停止手段として機能するように構成し
たものである。これによって、エンジン11単独走行の
第II走行モードにおいて、エンジン11の出力軸12
に接続されて回転する駆動系出力軸16からブラシレス
DCモータ15を切り離し、モータの空転を防止すると
共に、過大電流の回生による劣化から直流電源21を保
護する。
【0029】この第3の実施例において、接断部13
は、エンジン11の出力軸12と駆動系出力軸16とを
接続するクラッチC1で構成され、モータ15は変速装
置81を備えている。変速装置81は、プラネタリギア
セット82、クラッチC0およびワンウェイクラッチF
0およびブレーキB0を備えている。プラネタリギアセ
ット81は、サンギア83、複数のピニオン84、この
ピニオン84を連結するキャリア85、およびリングギ
ア86を有しており、このリングギア86が駆動系出力
軸16に接続されている。この実施例においては、クラ
ッチC0およびブレーキB0は、接断部コントローラ2
3により制御される構成となっている。
【0030】一方、クラッチC0は、サンギア83とキ
ャリア85間を接続し、ブレーキB0はサンギア83を
ケース87に係止するようになっている。ワンウェイク
ラッチF0はサンギア83とキャリア85間に配設され
ている。ブラシレスDCモータ15は、永久磁石型ロー
タ88と、三相8極のステータ89より構成されてお
り、ロータ88のロータ出力軸90がキャリア85に接
続されている。
【0031】図7は、第3の実施例における、モータコ
ントローラ24の構成およびその周辺について表したも
のである。この第3の実施例では、クラッチC0、ブレ
ーキB0が機械的な充電停止手段として機能するため、
第1および第2の実施例における充電停止回路61、7
1(図2、図5)がない他は同一の構成となっている。
また、第1の実施例と同様に、制御部30が劣化判断手
段として機能し、直流電源21が劣化することなく充電
が可能な状態か、劣化を生じるため充電を停止すべき充
電停止状態かを判断する。そして、これら判断された各
状態に応じて、CPU31から出力I/F35を介し
て、接断部コントローラ23に、ブレーキB0、クラッ
チC0、およびクラッチC1の係合と解放を指示する。
【0032】このように構成された、第3の実施例の動
作について次に説明する。 ブラシレスDCモータ15駆動時 ブラシレスDCモータ15単独走行時、CPU31は、
出力I/F35を介して接断部コントローラ23に、ク
ラッチC1の開放を指示すると共に、低速段、高速段の
選択に応じて、ブレーキB0とクラッチC0の係合また
は解放を指示する。低速段が選択されている場合には、
ブレーキB0によりケース87にサンギア83を係止す
る。このとき、キャリア85から入力されるロータ88
の回転は、減速されてリングギア86に出力される。一
方、高速段が選択されている場合には、ブレーキB0を
開放して、クラッチC0(ワンウェイクラッチF0)に
より、サンギア83とキャリア85とを連結する。これ
によって、ロータ88の回転は、同速にてリングギア8
6から駆動系出力軸16に出力される。
【0033】エンジン11駆動時 エンジン11の駆動時に、CPU31は、出力I/F3
5から接断部コントローラ23に対して、クラッチC1
の係合を指示する。そして、充電を行う場合に、直流電
源21が劣化することなく充電可能な状態であると制御
部30で判断されると、ブレーキB0とクラッチC0の
係合と解放を適宜指示し、駆動系出力軸16の回転をリ
ングギア86からロータに取り込む。このロータの回転
によって誘起電力が発生し、直流電源21の電位を越え
ると該電源に充電される。
【0034】一方、直流電源21が劣化を生じるため充
電を停止すべき充電停止状態であると制御部30で判断
されると、CPU31は接断部コントローラ23に、ク
ラッチC1の係合と共に、ブレーキB0とクラッチC0
の開放を指示する。これによって、エンジン11の駆動
トルクがクラッチC1を介して駆動系出力軸16に伝達
される。このとき、リングギア86も回転するが、ブレ
ーキB0およびクラッチC0が開放されているので(ワ
ンウェイクラッチF0はフリー方向となる。)、キャリ
ア85はフリーとなり、ロータ88は回転しない。従っ
て、エンジン11の回転によって駆動系出力軸16が高
速回転しても、その回転はブラシレスDCモータ15に
伝達されず空転しないため、過大電流の発生と共に直流
電源21の劣化が防止される。
【0035】図8はハイブリッド型自動車の第4の実施
例における、接断部13の構成とその周辺について表し
たものである。この第4の実施例は、第3の実施例と同
様に、モータ出力軸とエンジン出力軸の連結をクラッチ
で遮断することによって、モータの空転を防止するもの
である。また、この第4の実施例におけるモータコント
ローラ24の構成は、図7に示した構成と同一である。
【0036】このハイブリッド型自動車の駆動装置おい
て、駆動系出力軸16には、クラッチC2を介してブラ
シレスDCモータ15のロータ出力軸90が接続される
と共に、変速装置81とクラッチC1を介してエンジン
11が接続されている。エンジン11の出力軸12はク
ラッチC1に接続され、クラッチC1は変速装置81の
一部を構成するプラネタリギアセット82のキャリア8
5に接続されている。そして、プラネタリギアセット8
2のリングギア86が駆動系出力軸16に接続されてい
る。前記した第3の実施例ではブレーキB0およびクラ
ッチC0の双方を同時に開放することによってロータを
フリーにしているのに対して、この第4の実施例におけ
るハイブリッド型自動車では、ブレーキB0とクラッチ
C0の作動が選択的である為、クラッチC2によってロ
ータをフリーにするようになっている。すなわち、クラ
ッチC2を開放することによって、ブラシレスDCモー
タ15を駆動系出力軸16から切り離し、直流電源21
が劣化するようなロータの空転が防止される。
【0037】図9はハイブリッド型自動車の第5の実施
例における、接断部13の構成とその周辺について表し
たものである。この第5の実施例も、第3の実施例と同
様に、モータ出力軸とエンジン出力軸の連結をクラッチ
で遮断することによって、モータの空転を防止するもの
である。そしてこの実施例では、エンジン側2段、モー
タ側に2段の接続クラッチが配置されている。なお、モ
ータコントローラ24の構成も、図7に示した構成と同
一である。
【0038】このハイブリッド型自動車の駆動装置おい
て、駆動系出力軸16には、変速装置81を構成するプ
ラネタリギアセット82のリングギア86が接続されて
いる。プラネタリギアセット82のキャリア85には、
クラッチC2を介してブラシレスDCモータ15が接続
されると共に、クラッチC1を介してエンジン11が接
続されている。このように構成された第4の実施例にお
いても、クラッチC2を開放することによって、ブラシ
レスDCモータ15を駆動系出力軸16から切り離し、
直流電源21が劣化するようなロータの空転が防止され
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源を劣化させる充電が行われると判断された場合に、
電源への充電が停止されるので、電源を劣化させること
なくエンジンの性能に応じた高速走行を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハイブリッド型自動車における一実施
例の基本構成図である。
【図2】同上、ハイブリッド型自動車のモータコントロ
ーラの回路構成図およびその周辺図である。
【図3】同上、回生を停止する充電停止状態の説明図で
ある。
【図4】同上、ハイブリッド型自動車による回生動作の
回生判断処理を示すフローチャートである。
【図5】同上、第2の実施例におけるモータコントロー
ラ回路構成図およびその周辺図である。
【図6】同上、第3の実施例における、接断部の構成図
およびその周辺図である。
【図7】同上、第3の実施例における、モータコントロ
ーラの構成図およびその周辺図である。
【図8】同上、第4の実施例における、接断部の構成図
およびその周辺図である。
【図9】同上、第5の実施例における、接断部の構成図
およびその周辺図である。
【符号の説明】
11 エンジン 13 接断部 15 ブラシレスDCモータ 16 駆動系出力軸 21 直流電源 26 電圧検出回路 27 車速センサ 30 制御部 31 CPU 46 ブリッジ回路 61 充電停止回路 63 パワートランジスタ 64 ベースドライブ回路 81 変速装置 82 プラネタリギアセット 83 サンギア 84 ピニオン 85 キャリア 86 リングギア 88 永久磁石型ロータ 89 ステータ89 90 ロータ出力軸 B0 ブレーキ C0、C1、C2 クラッチ F0 ワンウェイクラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60L 11/14 B60K 25/02 B60L 7/12 H02J 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸からの駆動力を駆動輪に伝達する
    内燃機関と、 この内燃機関の出力軸に連結され、駆動輪に駆動力を伝
    達するモータと、 このモータに電力を供給すると共に、前記モータからの
    回生によって充電される電源と、 この電源から前記モータへの電力、および、前記モータ
    からの回生を制御する制御手段と、 前記モータの非駆動時において、前記内燃機関の駆動に
    よる前記モータの誘起電圧が前記電源電圧を越え、前記
    電源を劣化させる充電が行われるか否かを判断する劣化
    判断手段と、 この劣化判断手段で前記電源を劣化させる充電が行われ
    ると判断された場合に、前記電源とモータとを電気的に
    切断する切断手段と、 を具備することを特徴とするハイブリッド型自動車。
  2. 【請求項2】 出力軸からの駆動力を駆動輪に伝達する
    内燃機関と、 駆動輪に駆動力を伝達するモータと、 前記内燃機関の出力軸と前記モータとの間に配設され、
    前記出力軸から前記モータへの動力伝達を実行又は遮断
    するクラッチと、 前記モータに電力を供給すると共に、前記モータからの
    回生によって充電される電源と、 この電源から前記モータへの電力、および、前記モータ
    からの回生を制御する制御手段と、 前記モータの非駆動時において、前記内燃機関の駆動に
    よる前記モータの誘起電圧が前記電源電圧を越え、前記
    電源を劣化させる充電が行われるか否かを判断する劣化
    判断手段と、 この劣化判断手段で前記電源を劣化させる充電が行われ
    ると判断された場合に、前記クラッチを切断する切断手
    段と、 を具備することを特徴とするハイブリッド型自動車。
  3. 【請求項3】 前記モータでの誘起電圧を、車速または
    前記内燃機関の出力軸の回転速度から算出する誘起電圧
    算出手段を備え、 前記劣化判断手段は、前記誘起電圧算出手段で算出され
    た誘起電圧が所定値を越えているか否か、または、前記
    誘起電圧算出手段で算出された誘起電圧と前記電源の電
    圧との差が所定値を越えているか否かにより、前記電源
    を劣化させる充電が行われるか否かを判断することを特
    徴とする請求項1または、請求項2に記載のハイブリッ
    ド型自動車。
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