JP2761572B2 - Atm交換システムにおける端末機及びその接続方法 - Google Patents

Atm交換システムにおける端末機及びその接続方法

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JP2761572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM交換システムに
おける端末機及びその接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、質の異なる多くの通信データを伝
送する例えばB−ISDN(広帯域総合サービスデジタ
ル網)のような高速通信網が実用化されつつある。ま
た、一般に1.2Gbit/s(ギガビット/秒)とい
う網自身の有する極めて高速な伝送能力を活用するため
に、ATM(非同期転送モード)システムがすでに開発
されている。このATMシステムで用いられているMS
SR(Multi-Stage-Self-Routing)交換方式は、高速通信
網から回線を交換するスイッチ(網間接続機能付中継線
交換機)と、そのスイッチで分岐(交換)された高速通
信網(中継回線)に接続して高速通信網を終端する端末
機(トランク)とからなっている。
【0003】端末機は、一般に、複数の端末機が1つの
スイッチに対して接続され、その接続は、図9に示すよ
うに直列である。各端末機81、82、83間、及び端
末機83とスイッチ間の高速側の回線には、1.2Gb
it/sの速度のATMのセル(ヘッダと量子化データ
の情報フィールドからなる32〜128バイトの固定長
の信号ブロック)が流れている。
【0004】各端末機81、82又は83には、例えば
1.5M(メガ)、2M、150Mbit/s等の処理
能力を有する低速側の回線がそれぞれ接続されている。
各端末機は高速側の回線から自己端末機で必要なセルを
取り込み、その端末機に接続されている低速側の回線の
処理能力に応じた速度でその低速回線にセルを分配・送
出する機能を有すると共に、低速側から入力するセルを
多重化(multiplex) し、スイッチを介して高速側の広帯
域通信網等に送出する機能とを合わせ持っている。
【0005】それらの機能は、直列に接続された複数の
端末機をリング状に巡回するトークン(伝送許可信号)
と、各端末機の多重化回路内に設けらている複数のセル
を一時的に貯えるバッファとを用いることにより実現さ
れる。すなわち、低速側から高速側へデータを送信する
場合では、同図の各端末機81、82又は83は、トー
クンを保持したとき自己のセルを送出する権利を持つ。
例えば、端末機81がトークンを保持したとき、自己の
バッファにセルが貯えられていれば、そのセルを1.2
Gの高速回線(端末機接続ケーブル)95へ出力すると
共に保持したトークンを開放して送出する。したがっ
て、下流に位置する次段の端末機82にはトークンと共
に上記セルが流入する。また、前段の端末機81は、自
己のバッファにセルがないときは、トークンのみを次段
の端末機82に送出する。
【0006】端末機82も同様に、トークンを受け取っ
たとき、自己のバッファにセルがあれば、そのセルを、
前段の端末機81のセルの後方に付加してトークンと共
に高速回線(端末機接続ケーブル)96へ送出し、自己
のバッファにセルがないときはトークンのみを送出す
る。
【0007】端末機83の場合は、自己のバッファにセ
ルがあれば、そのセルを、端末機81、82のセルの後
方に付加して高速回線(スイッチ接続ケーブル)97へ
送出するが、トークンについては高速回線(端末機接続
ケーブル)94を介して端末機81へ返送する。
【0008】上記のことが繰り返され、多重化されたセ
ルがスイッチへ送出される。なお、端末機81のみは、
エラー等の発生によりトークンが消失したときはトーク
ンを新たに発生させる任務を負っている。
【0009】上記複数接続された端末機の構成をさらに
説明すると、図10に示すように、各端末機は、それぞ
れ4個のコネクタa、b、c、dを有しており、それぞ
れのコネクタa、b、c、dに、高速回線(スイッチ接
続ケーブル)91、97、及び高速回線(端末機接続ケ
ーブル)92〜96が接続されることによりスイッチに
対して直列に連結されている。
【0010】高速側からセルを入力するときは、セル
が、スイッチ、高速回線(スイッチ接続ケーブル)9
1、端末機81のコネクタa、b、高速回線(端末機接
続ケーブル)92、端末機82のコネクタa、b、高速
回線(端末機接続ケーブル)93、及び端末機83のコ
ネクタaの経路で流れ、各端末機81、82又は83に
より必要なセルが取り込まれる。
【0011】一方、低速側からセルを送出するときは、
巡回しているトークン、又は端末機81が発生したトー
クンと共に、各端末機から出力されるセルが、端末機8
1のコネクタd、高速回線(端末機接続ケーブル)9
5、端末機82のコネクタc、d、高速回線(端末機接
続ケーブル)96、及び端末機83のコネクタcの経路
で流れ、多重化されたセルが端末機83でトークンと分
離され、高速回線(スイッチ接続ケーブル)97を介し
てスイッチに送出される。そして、トークンは端末機8
3のコネクタb、高速回線(端末機接続ケーブル)9
4、及び端末機81のコネクタcの経路で戻り、ふたた
び端末機81のコネクタdから出て図9で述べた巡回を
行う。
【0012】このように、端末機81は、自己が最上流
の位置にある端末機であることを認識して、エラー等の
発生によりトークンが消失したときは、トークンを発生
させる必要がある。また、端末機82は、自己が中流位
置の端末機であることを認識して、セルと共にトークン
を下流に送出する必要がある。さらに、端末機83は自
己が最下流の端末機であることを認識して、トークンを
セルから分離して最上流の端末機に返送する必要があ
る。
【0013】したがって、接続されている位置によって
端末機の動作が異なるため、個々の端末機には、それぞ
れ異なる工注が設定される。この工注は接続される位置
に対応する動作をするよう例えば複数のディプスイッチ
等で動作条件を設定するものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の端末機の接続構成では、例えば新たな端末機を
図9の端末機83の下流に増設しようとする場合、最上
流の端末機81及び最下流の端末機83の、既存の端末
機接続ケーブル94及びスイッチ接続ケーブル97を配
設し直し、前回まで最下流に位置していた端末機83の
工注も変更しなければならない。このため増設作業に手
数がかかり面倒であるばかりでなく、しばしば著しい困
難を伴うという問題があった。
【0015】また、増設あるいは交換に使用される端末
機に誤った工注が設定されている場合には、増設又は交
換された端末機がその誤った工注に基づいて動作し、自
己の配設位置に対応する正しい動作をしないため、増設
又は交換完了後においてシステムが誤動作するという問
題が発生する。
【0016】本発明は、既存の配設済み端末機接続ケー
ブルやスイッチ接続ケーブルを配設し直すことなく端末
機を増設できるようにし、また、工注の設定がなくても
増設又は交換された端末機が常に正しく動作できるよう
にし、さらに、端末機接続ケーブルの接続外れや接続不
良をも検出できるようにすることにより、増設又は交換
が極めて容易であるばかりでなく、増設又は交換後にお
けるシステムの誤動作発生の可能性がなくシステムの信
頼性が極めて高いATM交換システムにおける端末機及
びその接続方法を実現することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の手段及
び作用は次の通りである(図1及び図2参照)。請求項
1記載に発明では、ATM交換システムにおける通信回
線を交換するスイッチにスイッチ接続用通信回線を介し
て複数直列に接続される端末機において、上流入出力手
段Ti-u は上記スイッチ接続用通信回線を介して上記ス
イッチに接続されるか又は端末機接続用通信回線を介し
て上記直列に接続される前段の端末機Ti-1 (i=1、
2・・・n)に接続されて信号を入出力する。同手段T
i-u は、例えば、入力用コネクタと出力用コネクタを有
するインタフェース等からなる。
【0018】下流入出力手段Ti-d は、上記端末機接続
用通信回線を介して上記直列に接続される後段の端末機
Ti+1 に接続されて信号を入出力する。同手段Ti-d
も、例えば、入力用コネクタと出力用コネクタを有する
インタフェース等からなる。
【0019】判別手段Ti-h は、上流入出力手段Ti-u
の入力側に入力されるデータ信号Aに付加される上記ス
イッチの接続を示す信号aの有無と、下流入出力手段T
i-dの入力側に入力される後段の端末機Ti+1 の接続を
示す信号cの有無とに基づいて、上記直列接続における
自端末機Ti の接続位置を判別する。同手段Ti-h は、
例えば、論理ゲート等を備えた判別回路等からなり、例
えば請求項4記載のように、自端末機Ti の上流入出力
手段Ti-u の入力側に入力される上記スイッチの接続を
示す信号aを検出することにより自端末機Ti が上記ス
イッチに直接接続された端末機T1(i=1)であることを判
別すると共に、自端末機T1(i=1)の下流入出力手段T1-
d の入力側に入力される後段の端末機Tの接続を示す信
号cを検出することにより自端末機T1(i=1)に後段の端
末機T2(i+1)が接続されていることを判別し、上記2つ
の判別に基づいて自端末機T1(i=1)が上記スイッチに直
列接続された複数の端末機の最上流に位置する端末機で
あると判別する。
【0020】また、同手段Ti-h は、例えば請求項5記
載のように、自端末機Ti の上流入出力手段Ti-u の入
力側に入力される上記スイッチの接続を示す信号aを検
出することにより自端末機Ti が上記スイッチに直接接
続された端末機T1(i=1)であることを判別すると共に、
自端末機T1 の下流入出力手段Ti-d の入力側に入力さ
れる後段の端末機Tの接続を示す信号cが検出されない
ことにより自端末機T1 に後段の端末機T2(i+1)が接続
されていないことを判別し、上記2つの判別に基づいて
自端末機T1(i=1)が上記スイッチに接続された唯一の端
末機であると判別する。
【0021】さらに、同手段Ti-h は、例えば請求項6
記載のように、自端末機Ti の上流入出力手段Ti-u の
入力側に入力される上記スイッチの接続を示す信号aが
検出されないことにより自端末機Ti の前段には端末機
Ti-1 が接続されていることを判別すると共に、自端末
機Ti の下流入出力手段Ti-d の入力側に入力される後
段の端末機Tの接続を示す信号cを検出することにより
自端末機Ti に後段の端末機Ti+1 が接続されているこ
とを判別し、上記2つの判別に基づいて自端末機Ti が
上記スイッチに直列接続された複数の端末機の中流に位
置する端末機T(T2 、T3 、・・・、Tn-1 )である
と判別する。
【0022】また、さらに、同手段Ti-h は、例えば請
求項7記載のように、自端末機Tiの上流入出力手段Ti
-u の入力側に入力される上記スイッチの接続を示す信
号aが検出されないことにより自端末機Ti の前段には
端末機Ti-1 が接続されていることを判別すると共に、
自端末機Ti の下流入出力手段Ti-d の入力側に入力さ
れる後段の端末機Tの接続を示す信号cが検出されない
ことにより自端末機Ti に後段の端末機Ti+1 が接続さ
れていないことを判別し、上記2つの判別に基づいて自
端末機Ti が上記スイッチに接続された複数の端末機T
の最下流に位置する端末機Tn(i=n)であると判別する。
【0023】また、同手段Ti-h は、例えば請求項8記
載のように、自端末機Ti の下流入出力手段Ti-d の入
力側に入力される後段の端末機Tの接続を示す信号cの
有無と、下流入出力手段Ti-d の出力側に入力される後
段の端末機Tの接続を示す他の信号eの有無とに基づい
て、自端末機Ti の下流入出力手段Ti-d の入力側及び
出力側と後段の端末機Ti+1 との接続が正常であるか否
かを監視する。
【0024】送出手段Ti-S は、判別手段Ti-h による
判別に基づいて入力された又は自端末機Ti で発生した
データ送出許可信号bの送出先を選択して送出する。同
手段Ti-S は、例えば、セレクタ等からなり、例えば請
求項9記載のように、判別手段Ti-h により自端末機T
i が複数の端末機の最上流に位置する端末機T1(i=1)で
あると判別されたときは後段の端末機T2 から上記スイ
ッチへ送出するデータ信号Bと共に入力されるデータ送
出許可信号bを上記スイッチへ送出するデータ信号Bか
ら切離して後段の端末機T2 に返送し、判別手段Ti-h
により自端末機Ti が唯一の端末機Tであると判別され
たときは自端末機T1(i=1)で発生したデータ送出許可信
号bを自端末機T1 の所定の回路へ出力し、判別手段T
i-h により自端末機Ti が中流に位置する端末機T(T
2 、T3 、・・・、Tn-1 )であると判別されたときは
後段の端末機Ti+1 から上記スイッチへ送出するデータ
信号Bと共に入力されるデータ送出許可信号bを後段の
端末機Ti+1 のデータ信号Bに自端末機Ti のデータ信
号を多重化してなるデータ信号Bと共に前段の端末機T
i-1 に送出し又前段の端末機Ti-1 から返送されたデー
タ送出許可信号bをそのまま後段の端末機Ti+1 へ返送
し、判別手段Ti-h により自端末機Ti が最下流に位置
する端末機Tn(i=n)であると判別されたときは前段の端
末機Tn-1 から返送されたデータ送出許可信号bを自端
末機Tn から前記スイッチへ送出するデータ信号Bと共
に前段の端末機Tn-1 に送出し又データ送出許可信号b
が消失したと判断されたときは自端末機Tn で発生した
データ送出許可信号bを自端末機Tn から上記スイッチ
へ送出されるデータ信号Bと共に前段の端末機Tn-1 に
送出する。
【0025】請求項2記載の発明では、通信回線を交換
するスイッチにスイッチ接続用通信回線を介して請求項
1記載の端末機Tが複数直列に接続されるATM交換シ
ステムにおける端末機接続方法において、端末機Ti の
上流入出力手段Ti-u の入力側を上記スイッチ接続用通
信回線の上記スイッチから端末機Ti へデータ信号Aを
伝送する下り通信回線に接続すると共に端末機Ti の上
流入出力手段Ti-u の出力側を上記スイッチ接続用通信
回線の前記端末機Ti から上記スイッチへデータ信号B
を伝送する上り通信回線に接続することにより上記スイ
ッチと端末機Ti との接続を完成する。
【0026】請求項3記載の発明では、通信回線を交換
するスイッチにスイッチ接続用通信回線を介して請求項
1記載の端末機Tが複数直列に接続されるATM交換シ
ステムにおける端末機接続方法において、端末機Ti の
下流入出力手段Ti-d の入力側及び出力側と後段の端末
機Ti+1 の上流入出力手段Ti+1-u の出力側及び入力側
とをそれぞれ接続することにより上記直列に接続される
端末機Ti とその後段の端末機Ti+1 との接続が完成す
る。
【0027】したがって、既存の配設済み端末機接続ケ
ーブルやスイッチ接続ケーブルを配設し直すことなく端
末機を増設できるようになり、また、工注の設定がなく
ても増設又は交換された端末機が常に正しく動作できる
ようになり、さらに、端末機接続ケーブルの接続外れや
接続不良をも検出できるようになるので、増設又は交換
が極めて容易であるばかりでなく、増設又は交換後にお
けるシステムの誤動作発生の可能性がなくシステムの信
頼性が極めて高いATM交換システムにおける端末機及
びその接続方法を実現できる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
つき詳細に説明する。図3は、本発明の実施例の構成図
である。同図において、端末機D1、D2、及びD3は
高速回線33、34、35、及び36により直列に接続
されて1つのグループを構成し、最上流に位置する端末
機D1から高速回線31及び32を介して不図示のスイ
ッチSWに接続する。また、端末機D1、D2、及びD
3には、これも特には図示しない低速側の回線がそれぞ
れ接続されている。そして、各端末機Di(i=1、
2、又は3)は、それぞれ4個のコネクタDi−a、D
i−b、Di−c、及びDiーdを備えている。
【0029】高速側のセルは、スイッチSWから下り高
速回線(スイッチ接続ケーブル)31を介して端末機D
1のコネクタD1−aから入り、コネクタD1−c、高
速回線(端末機接続ケーブル)33、端末機D2のコネ
クタD2−a、D2−c、高速回線(端末機接続ケーブ
ル)35、及び端末機D3のコネクタD3−aと順次下
流に流れる。各端末機Diは、それぞれ非多重化回路D
MX(demultiplexer)を備えており、自己端末機で必要
なセルを取り込み、その端末機に接続されている低速側
の回線の処理能力に応じた速度でその低速回線にセルを
分配・送出する。
【0030】低速側のセル(同図の破線参照)は、各端
末機Diが備えている多重化回路MX(D3−m、D2
−m、及びD1−m)により多重化されながら、トーク
ン(同図の実線TK参照)と共に、端末機D3のコネク
タD3−bから、高速回線(端末機接続ケーブル)3
6、端末機D2のコネクタD2−d、D2−b、高速回
線(端末機接続ケーブル)34、端末機D1のコネクタ
D1−dへと順次上流に流れる。
【0031】端末機D1は、詳しくは後述するが、自端
末機が最上流に位置していることを認識でき、その認識
に基づいて、下流から入力されるセルとトークンを分離
して、セルを上り高速回線(スイッチ接続ケーブル)3
2へ送出し、トークンをコネクタD1−dから高速回線
(端末機接続ケーブル)33を介して下流の端末機D2
に返送する。
【0032】端末機D2も、自端末機が中流に位置して
いることを認識でき、その認識に基づいて、上流の端末
機D1から自コネクタD2−aに返送されたトークン
を、コネクタD2−cから高速回線(端末機接続ケーブ
ル)35を介して下流の端末機D3に返送する。
【0033】端末機D3も同様に、自端末機が最下流に
位置していることを認識でき、その認識に基づいて、上
流の端末機D2から自コネクタD3−aに返送されたト
ークンにより、低速側のセルを多重化してトークンと共
に上流に送出するということを繰り返す。そして、本実
施例においては、最下流に位置する端末機D3が、トー
クン消失時には、新たにトークンを発生させるようにす
る。
【0034】上記のように、各端末機が、自端末機の位
置又はその位置に応じて処理すべき事柄を示す工注を設
定されることなく、自端末機の位置を認識する方法を、
図4及び図5に示す信号構成を用いて説明する。
【0035】図4は、上述した最上流に位置する端末機
D1とスイッチSW間に流れる信号の構成を示す。同図
の、上にスイッチSWのコネクタSW−1からスイッチ
接続ケーブル31(下り高速回線)を介して端末機D1
のコネクタD1−aに流れる信号を示し、下に端末機D
1のコネクタD1−bからスイッチ接続ケーブル32
(上り高速回線)を介してスイッチSWのコネクタSW
−2に流れる信号を示す。
【0036】同図上下に示す信号は、いずれも、データ
/パリティDMX−DATA(又はMX−DATA)、
クロックCLK、セル・フレーム・パルスCFP、及び
イネーブル・パルスEPからなる従来同様の信号構成3
1−1(又は32−1)に、さらにトークンTK、及び
接続識別信号SDX(又はSDY)が付加されている。
ただし、トークンTKの信号領域は、コネクタD1−
a及びD1−bが各端末機共通仕様のコネクタとしてを
有しているもので、そのトークンTKは端末機D1、D
2及びD3からなるグループ内でのみ用いられる信号で
あり、スイッチSW側ではこの信号領域は未使用にな
る。
【0037】また、スイッチSWは、端末機D1に対し
てスイッチSWに接続されているのを認識させるための
信号である接続識別信号SDXのドライブ回路を有して
おり、その接続識別信号SDXをオンにして、コネクタ
SW−1からスイッチ接続ケーブル31(下り高速回
線)を介して端末機D1に送出する。
【0038】そして、端末機D1は、スイッチSWから
自コネクタD1−aを介して入力する上記セルに付加さ
れている接続識別信号SDXにより、自端末機がスイッ
チSWに接続されている、すなわち最上流に位置する端
末機であることを認識する。この認識に基づいて、図3
で示したトークンTKとセルを分離する処理、及びその
分離したセルを下流へ返送し、セルを高速側に送出する
処理を行う。
【0039】また、端末機D1のコネクタD1−bとス
イッチSWのコネクタSW−2間の信号に端末機同士の
接続識別信号SDYがある。これも各端末機共通仕様の
コネクタとして有する信号領域でありスイッチSWに対
しては伝送されない。
【0040】次に、図5に、上記端末機D1と次段の端
末機D2との間に流れる信号の構成を示す。同図の、上
に端末機D1のコネクタD1−cから端末機接続ケーブ
ル33(高速回線)を介して端末機D2のコネクタD2
−aに流れる信号を示し、下に端末機D2のコネクタD
2−bから端末機接続ケーブル34(高速回線)を介し
て端末機D1のコネクタD1−dに流れる信号を示す。
【0041】また、同図のD1及び括弧で示したD2、
D2及び括弧で示したD3等括弧で示した記号は、図3
で明らかなように、端末機D1のコネクタD1−c、D
1−dと端末機D2のコネクタD2−a、D2−b間の
接続が、端末機D2のコネクタD2−c、D2−dと端
末機D3のコネクタD3−a、D3−b間の接続と全く
同様であることから、図5に示す端末機D1とD2間の
信号を、端末機D2とD3間の信号にそのまま適用でき
ることを示したものである。このように、各端末機Di
と次段の端末機Di+1間の信号は全て同じ構成であ
る。
【0042】同図において、端末機D1のコネクタD1
−cからは、高速側から伝送されたセル(データ/パリ
ティDMX−DATA、クロックCLK、セル・フレー
ム・パルスCFP及びイネーブル・パルスEP)、トー
クンTK、及び常にオフになっている接続識別信号SD
Xが、次段の端末機D2のコネクタD2−aに送出され
る。
【0043】端末機D2は、上記コネクタD2−aに入
力する接続識別信号SDXがオフであることにより、自
端末機が最上流に位置していないことを認識する。その
端末機D2のコネクタD2−bからは、低速側から送出
するセル(データ/パリティMX−DATA、クロック
CLK、セル・フレーム・パルスCFP及びイネーブル
・パルスEP)、トークンTK、及び常にオンになって
いる接続識別信号SDYが、前段の端末機D1のコネク
タD1−dに送出される。
【0044】端末機D1は、上記コネクタD1−dに入
力する接続識別信号SDYがオンであることにより、自
端末機の下流に後段の端末機があることを認識する。端
末機D2のコネクタD2−dと端末機D3のコネクタD
3−b間の信号構成も同様であることは既述した通りで
ある。したがって、端末機D2も自端末機の下流に後段
の端末機があることを認識する。そして、端末機D2
は、上述した自端末機が非最上流に位置すること及び下
流に端末機があることにより、自端末機が中流の位置に
配設されていることを認識する。この認識に基づいて、
図3に示した上流から入力するトークンTKを下流に出
力し、下流から入力するトークンTKとセルに自端末機
セルを多重化して上流に送出する処理を行う。
【0045】また、端末機D3も、端末機D2と同様
に、自端末機が非最上流に位置することを認識する。そ
して、コネクタD3−c及びD3−dには、端末機接続
ケーブルが接続されていない。したがって接続識別信号
SDYが入力せず、つまり接続識別信号SDYがオフで
あることにより自端末機の下流には端末機がないことを
認識する。そして、端末機D3は、上記自端末機が非最
上流に位置すること及び下流に端末機がないことによ
り、自端末機が最下流の位置に配設されていること、す
なわち自端末機がトークン・マスターであることを認識
する。この認識に基づいて、トークン消失時にはトーク
ンを発生させる。
【0046】上記のように自端末機の位置を認識し、そ
の認識に基づいて、自端末機が配設されている位置に応
じた処理を実行するための、各端末機Diの回路構成の
一例を図6に示す。
【0047】同図において、端末機Diは、コネクタD
i−a、Di−b、Di−c及びDi−d、セレクタA
51及びB55、MX回路52、DMX回路53並びに
位置判定回路54からなる。
【0048】上記コネクタDi−aには、スイッチSW
又は上流の端末機から、高速側のセルDMX−CL(図
4又は図5に示す信号、データ/パリティDMX−DA
TA、クロックCLK、セル・フレーム・パルスCFP
及びイネーブル・パルスEP)並びにトークンTK−1
及びスイッチ接続識別信号SDXが入力される。
【0049】コネクタDi−aは、上記入力された高速
側のセルDMX−CLをDMX回路53へ、トークンT
K−1をセレクタA51へ、及びスイッチ接続識別信号
SDXを位置判定回路54へ、それぞれ出力する。
【0050】また、コネクタDi−dには、下流の端末
機から多重化された低速側のセルMX−CL(図4又は
図5に示す信号、データ/パリティMX−DATA、ク
ロックCLK、セル・フレーム・パルスCFP及びイネ
ーブル・パルスEP)並びにトークンTK−4及び端末
機接続識別信号SDYが入力され、又は下流の端末機が
ないときは高速回線の接続がなく、したがって、信号が
全く入力されない。すなわち、この場合はセルMX−C
L、トークンTK−4及び端末機接続識別信号SDYは
全てオフの状態である。
【0051】そして、コネクタDi−dは、上記入力さ
れた低速側のセルMX−CLをMX回路52へ、トーク
ンTK−4をセレクタA51へ、及び端末機接続識別信
号SDYを位置判定回路54へ、それぞれ出力する。
【0052】位置判定回路54は、上記入力されたスイ
ッチ接続識別信号SDX及び端末機接続識別信号SDY
に基づいて、詳しくは後述する自端末機の位置判定処理
を行って、結果をセレクタA51及びセレクタB55に
通知する。
【0053】セレクタA51は、上記位置判定回路54
からの通知に基づいて、コネクタDi−aから入力され
るトークンTK−1、コネクタDi−dから入力される
トークンTK−4、又はMX回路52から出力される自
己トークンTK−2の中から何れか1つを選択し、トー
クンTKとしてMX回路52に出力する。
【0054】MX回路52は、上記セレクタA51から
入力されるトークンTKがオンとなったとき、不図示の
バッファに貯えられた低速側の自端末機セルを、コネク
タDi−dを介して入力された下流側端末機からのセル
MX−CLと共に多重化して新たなセルMX−CLを作
成し、その新たなセルMX−CLを、オンの状態にした
トークンTK−2と共にコネクタDi−bからスイッチ
SW又は上流の端末機に送出する。また、上記トークン
TK−2は上記と同時にセレクタA51及びセレクタB
55にも出力される。
【0055】セレクタB55は、上述した位置判定回路
54からの通知に基づいて、コネクタDi−aから入力
されるトークンTK−1又はMX回路52から出力され
る自己トークンTK−2の何れか1つを選択し、これを
新たにトークンTK−1としてコネクタDi−cを介し
て下流の端末機に出力する。
【0056】最後に、DMX回路53は、コネクタDi
−aから入力される高速側のセルDMX−CLから、自
端末機に必要なセルを抽出した後、残りのセルDMX−
CLを、コネクタDi−cを介して下流の端末機に送出
する。
【0057】上述した回路構成により、図3において説
明した各端末機Diの信号処理が実行される。次に、上
記位置判定回路54により自端末機の位置が判定される
論理、及びその論理結果に基づくセレクタA51及びセ
レクタB55の動作を、図7に示すアルゴリズムを用い
て説明する。
【0058】同図は、左から、61はスイッチ接続識別
信号SDX、62は端末機接続信号SDY、63は位置
判定回路54による判定結果、64はその判定結果に基
づくセレクタA51の動作、及び65は同じくセレクタ
B55の動作を示すものである。
【0059】上段66はスイッチ接続識別信号SDX、
端末機接続信号SDYが共にオン(ON)の場合を示
す。この場合は位置判定回路54は、自端末機がスイッ
チSWと接続された最上流の端末機であり、且つ下流に
も端末機があると判定する。
【0060】この判定結果に基づいてセレクタA51は
コネクタDi−aを介して下流から入力されたトークン
TK−4を選択してMX回路52に出力する。これによ
り、下流からのトークンTK−4に基づいてMX回路5
2によるセルの多重化及び送出が実行される。
【0061】また、セレクタB55はMX回路52が出
力する自トークンTK−2を選択し、これをトークンT
K−1としてコネクタDi−cを介して下流に出力する
(戻す)。これにより、セルとトークンの分離及びトー
クン戻しが実行される。
【0062】同図2段目67はスイッチ接続識別信号S
DXがオン(ON)、端末機接続信号SDYがオフ(O
FF)の場合を示す。この場合は位置判定回路54は、
自端末機のみがスイッチSWに接続されていて下流に端
末機がないと判定する。
【0063】この判定結果に基づいてセレクタA51は
自トークンTK−2を選択してMX回路52に出力す
る。これにより、自トークンTK−2のみに基づいてM
X回路52によるセルの多重化及び送出が実行される。
【0064】また、この場合はセレクタB55は何も行
わない。同図3段目68はスイッチ接続識別信号SDX
がOFF、端末機接続信号SDYがONの場合を示す。
この場合は位置判定回路54は、上流及び下流に端末機
があり、自端末機が中流に位置すると判定する。
【0065】この判定結果に基づいてセレクタA51は
下流からのトークンTK−4を選択してMX回路52に
出力する。これにより、この場合も下流からのトークン
TK−4に基づいてMX回路52によるセルの多重化及
び送出が実行される。
【0066】また、セレクタB55は、上流からコネク
タDi−aを介して入力されるトークンTK−1を選択
し、これをコネクタDi−cを介して下流に出力する
(戻す)。これにより、上流から戻されるトークンは、
各端末機を接続している高速回線を介して最下流の端末
へ1.2Gbit/sの速度で速やかに戻ることにな
る。
【0067】同図下段69はスイッチ接続識別信号SD
X、端末機接続信号SDYが共にOFFの場合を示す。
この場合は位置判定回路54は、自端末機が最下流に位
置すると判定する。
【0068】この判定結果に基づいてセレクタA51は
上流からのトークンTK−1を選択してMX回路52に
出力する。これにより、上流から戻されたトークンTK
−1に基づいてMX回路52によるセルの多重化及び送
出が実行される。
【0069】また、この場合もセレクタB55は何も行
わない。このように、図3に示すように接続され、図6
に示した回路構成を有する各端末機D1、D2及びD3
により、図7に示すアルゴリズムに基づいて、図4及び
図5に示した信号が処理されて、高速回線と低速回線と
の信号交換が実行される。
【0070】そして、端末機の増設時には、単に、最下
流に位置する端末機D3の空コネクタD3−c及びD3
−dと、新たな端末機D4のコネクタD4−a及びD4
−bと接続するのみでよく、既存の配設済み端末機接続
回線を接続し直す等の必要は全くない。このため増設が
極めて容易に行える。
【0071】そして、その増設時には、上述した信号構
成と回路構成とアルゴリズムにより、増設前に最下流に
位置していた端末機D3は、増設後は自動的に自端末機
が中流に位置することを認識するようになり、その認識
に基づいて中流に位置する端末機として動作する。また
新たに配設された端末機D4も、自動的に自端末機が最
下流に位置することを認識し、その認識に基づいて最下
流に位置する端末機として動作する。
【0072】また、いずれの位置にある端末機であれ、
これを新たな端末機と交換した場合においても、上述し
た認識及び動作については同様に自動的になされる。し
たがって、工注を設定する必要がなくなる。
【0073】上述の第1の実施例においては、コネクタ
Di−a及びコネクタDi−dから入力する識別信号を
用いて位置の判定を行っているが、コネクタDi−a及
びコネクタDi−b、又はコネクタDi−c及びコネク
タDi−dが、いずれも必ず一対になって使用されるこ
とに着眼して、コネクタの接続外れ等の障害を監視する
構成を付加して位置判定を行うようにしてもよい。これ
を、第2の実施例として以下説明する。
【0074】図8に、第2の実施例の回路構成の一部を
示す。図示しない部分は、第1の実施例の回路と全く同
一の構成である(図6参照)。また、同図に示す部分
も、第1の実施例と同一構成部分には第1の実施例と同
一の番号又は符号を付与して示す。
【0075】同図に示す構成は、信号送出コネクタDi
−cからも、下流の端末機から接続識別信号SDZが入
力される。また、排他的論理和回路71、論理和回路7
2、及び論理積回路73が設けられている。チェック回
路56は、特には図示しなかったが第1の実施例におい
ても設けられていたものである。
【0076】同図において、下流の端末機から、コネク
タDi−c及びコネクタDi−dを介して入力される接
続識別信号SDZ、及びSDYはいずれも排他的論理和
回路71に入力される。排他的論理和回路71は、入力
される信号SDZ及びSDYのいずれもON(論理
“1”)又はいずれもOFF(論理“0”)ならば、自
己の出力信号SDを論理“0”(以下単に“0”と記
載)にする。そして、いずれか一方の入力信号が“0”
で他方の入力信号が“1”のときは、自己の出力信号S
Dを“1”にする。
【0077】ところで、コネクタDi−c及びコネクタ
Di−dを介して入力される接続識別信号SDZ及びS
DYが、いずれも“1”のときは下流に端末機が実装さ
れていると判断でき、一方、接続識別信号SDZ及びS
DYが、いずれも“0”のときは下流に端末機が実装さ
れていないと判断できる。いずれの場合も不都合な状態
ではなく、したがって、上記2つの状態を表す排他的論
理和回路71の出力信号SDが“0”のときは、コネク
タDi−c及びコネクタDi−dの状態は正しいと判断
できる。
【0078】また、上記入力される信号SDZ又はSD
Yのいずれか一方のみ“1”であるのは、コネクタDi
−c又はコネクタDi−dのいずれか一方のコネクタが
端末機接続ケーブルに接続されている(下流に端末機が
実装されている)にもかかわらず他方のコネクタが端末
機接続ケーブルに接続されていない場合であると判断で
きる。したがって、この状態を表す排他的論理和回路7
1の出力信号SDが“1”のときは、いずれか1つのコ
ネクタの端末機接続ケーブルに対する接続が外れている
と判断できる。
【0079】これにより、上記信号SDを障害発生報知
信号としてソフトウエアに通知することにより、上記他
方のコネクタが端末機接続ケーブルに接続されていない
とき、コネクタと端末機接続ケーブルの接続外れという
障害の発生をユーザに報知することができる。
【0080】次に、上記排他的論理和回路71の出力信
号SDは、上記コネクタDi−dを介して入力される接
続識別信号SDYと共に論理和回路72に入力される。
論理和回路72は、入力される信号SD及びSDYが、
双方ともに“0”のときのみ、自己の出力信号SDY′
を“0”にし、信号SD又はSDYのいずれか一方又は
双方が“1”のときは出力信号SDY′を“1”にす
る。
【0081】したがって、コネクタDi−dが正常な状
態である場合、すなわち下流に端末機が実装されており
コネクタDi−c及びDi−dに端末機接続ケーブルが
接続されている又は下流に端末機が未実装でありコネク
タDi−c及びDi−dに端末機接続ケーブルが接続さ
れていない場合、論理和回路72の出力信号SDY′は
接続識別信号SDYと常に同一の論理を出力する。した
がって、位置判別回路54において、この信号SDY′
を、コネクタDi−aを介して入力される接続識別信号
SDXと共に用いることによって、第1実施例において
接続識別信号SDYとSDXを用いた場合と全く同様に
自端末機の位置判定を行うことができる。
【0082】このように、本実施例では、一方で、コネ
クタと端末機接続ケーブルの接続外れという障害発生を
監視しながら、他方では、自端末機の接続位置の識別を
行うことができる。
【0083】さらにまた、上記信号SDY′は、論理積
回路73の一方の入力端子に入力される。その論理積回
路73の他方の入力端子には、チェック回路56から信
号CKが入力される。
【0084】論理積回路73は、両方の入力端子に入力
される信号が“1”のときのみ自己の出力を“1”と
し、他の場合、すなわちいずれか一方の入力端子に入力
される信号が“0”または両方の入力端子に入力される
信号が“0”のときは自己の出力を“0”にする。
【0085】上述したように、論理積回路73の一方の
入力端子に入力される信号SDY′の論理は下流に端末
機が実装されているとき“1”である。また、チェック
回路56は、下流に端末機が実装されているとき下流の
端末機からコネクタDi−dを介して入力されるセルM
X−CLのデータ/パリティMX−DATAのパリティ
チェックやクロックCLKの断絶チェックを行って、異
常がなければチェック信号CKを“0”にし、異常があ
ればチェック信号CKを“1”にして出力する。
【0086】したがって、下流に端末機が実装されてい
る場合、チェック信号CKが異常を示す“1”であると
き(論理積回路73の両方の入力端子に入力される信号
が“1”)論理積回路73の出力は“1”になり、チェ
ック信号CKが正常を示す“0”であるとき論理積回路
73の出力は“0”になる。
【0087】これにより、下流に端末機が実装されてい
るときには、上記論理積回路73の出力をソフトウエア
に通知することによって、入力信号のパリティ誤りやク
ロックCLKの断絶等セルMX−CLの異常をユーザに
報知することができる。
【0088】一方、上記論理積回路73の一方の入力端
子に入力される信号SDY′の論理は下流に端末機が未
実装のときは“0”である。また、この場合、チェック
回路56は、上記パリティチェックやクロックCLKの
断絶チェックの代りに、コネクタDi−dを介して入力
されているかも知れないセルMX−CLの所定の信号を
マスクして出力する。したがって、下流に端末機が実装
されておらず確かにセルMX−CLが入力されていなけ
ればチェック信号は“0”が出力され、万一セルMX−
CLが入力されていればマスクにより検出された“1”
が出力される。
【0089】したがって、下流の端末機が未実装である
場合、チェック信号CKが入力信号無しを示す“0”
(論理積回路73の両方の入力端子に入力される信号が
“0”)に対して論理積回路73の出力は“0”にな
り、チェック信号CKが入力信号有りを示す“1”に対
しては論理積回路73の出力は“1”になる。
【0090】これにより、コネクタDi−cが外れてお
り、さらにコネクタDi−dが接続不良で下流の端末機
から接続識別信号SDYの入力がなく、このため下流に
端末機が実装されていないと判断できる場合であって
も、セルMX−CLの入力があれば、上記下流の端末機
が未実装であるとの判断が誤りであり、下流には端末機
が実装されていてコネクタの接続外れや接続異常が発生
していると判断できる。
【0091】この場合も、上記論理積回路73の出力を
ソフトウエアに通知することによって、前述すた入力信
号のパリティ誤りやクロックCLKの断絶等セルMX−
CLの異常のみならず、コネクタの接続異常をもユーザ
に報知することができる。
【0092】このように、本実施例においては、自端末
機の接続位置の識別を行うと共にコネクタと端末機接続
ケーブルの接続外れを監視し、さらに、コネクタと端末
機接続ケーブルの接続不良をも検出して、コネクタ部の
接続障害の発生を二重に監視するようにしている。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、既存の配設済み端末機
接続ケーブルやスイッチ接続ケーブルを配設し直すこと
なく端末機を増設できるようにしたので、増設作業の面
倒や困難が解消され増設が容易となり、これにより増設
作業の能率が向上する。また、工注の設定がなくても増
設又は交換された端末機が常に正しく動作できるのよう
にしたので、増設又は交換完了後における工注の設定誤
りによるシステムの誤動作発生の可能性が除去され、こ
れにより、システムの信頼性が向上する。また工注のチ
ェック等の手数や面倒が解消され、増設又は交換作業に
のみ専念でき、増設又は交換作業の能率がさらに向上す
る。さらに、端末機接続ケーブルの接続外れや接続不良
をも検出できるようにしたので、増設又は交換時におけ
る端末機接続ケーブルの接続作業の誤りを自動的にチェ
ックでき、システムの信頼性がさらに向上する。
【0094】このように、端末機の増設又は交換が極め
て容易で且つ増設又は交換後におけるシステムの信頼性
が極めて高いATM交換システムにおける端末機の接続
方法を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図(その1)である。
【図2】本発明の機能ブロック図(その2)である。
【図3】本発明の実施例の構成図である。
【図4】第1の実施例におけるスイッチと端末機間の信
号構成を説明する図である。
【図5】第1の実施例における端末機と端末機間の信号
構成を説明する図である。
【図6】第1の実施例における各端末機の回路構成の一
例を示す図である。
【図7】位置判定回路による自端末機位置を判定する処
理及びその結果によりセレクタ信号を決定するアルゴリ
ズムを説明する図である。
【図8】第2の実施例の回路構成の一例を示す図であ
る。
【図9】従来の端末機とスイッチの関係を説明する図で
ある。
【図10】従来の端末機と端末機の接続方法を説明する
図である。
【符号の説明】
T1 、Ti 、Tn 端末機 T1-u 、Ti-u 、Tn-u 上流入出力手段 T1-d 、Ti-d 、Tn-d 下流入出力手段 T1-h 、Ti-h 、Tn-h 判別手段 T1-s 、Ti-s 、Tn-s 送出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−6549(JP,A) 特開 昭64−72695(JP,A) 特開 平5−136813(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 11/20 D H04L 11/20 H H04L 11/00 310 A H04L 11/00 320 H04L 11/00 321

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM交換システムにおける通信回線を
    交換するスイッチに、スイッチ接続用通信回線を介して
    複数直列に接続される端末機T(T1 、T2 、・・・、
    Tn )において、 前記スイッチ接続用通信回線を介して前記スイッチに接
    続されるか又は端末機接続用通信回線を介して前記直列
    に接続される前段の端末機Ti-1 (i=1、2・・・
    n)に接続されて信号を入出力する上流入出力手段Ti-
    u と、 前記端末機接続用通信回線を介して前記直列に接続され
    る後段の端末機Ti+1に接続されて信号を入出力する下
    流入出力手段Ti-d と、 前記上流入出力手段Ti-u の入力側に入力されるデータ
    信号Aに付加される前記スイッチの接続を示す信号aの
    有無と、前記下流入出力手段Ti-d の入力側に入力され
    る前記後段の端末機Ti+1 の接続を示す信号cの有無と
    に基づいて、前記直列接続における自端末機Ti の接続
    位置を判別する判別手段Ti-h と、 該判別手段Ti-h による判別に基づいて入力された又は
    自端末機で発生したデータ送出許可信号bの送出先を選
    択して送出する送出手段Ti-S と、 を有することを特徴とするATM交換システムにおける
    端末機。
  2. 【請求項2】 通信回線を交換するスイッチにスイッチ
    接続用通信回線を介して請求項1記載の端末機Tが複数
    直列に接続されるATM交換システムにおける端末機接
    続方法において、 前記端末機Ti (i=1、2・・・n)の上流入出力手
    段Ti-u の入力側を前記スイッチ接続用通信回線の前記
    スイッチから前記端末機Ti へデータ信号Aを伝送する
    下り通信回線に接続すると共に前記端末機Ti の上流入
    出力手段Ti-uの出力側を前記スイッチ接続用通信回線
    の前記端末機Ti から前記スイッチへデータ信号Bを伝
    送する上り通信回線に接続することにより前記スイッチ
    と前記端末機Ti との接続を完成することを特徴とする
    ATM交換システムにおける端末機の接続方法。
  3. 【請求項3】 通信回線を交換するスイッチにスイッチ
    接続用通信回線を介して請求項1記載の端末機Ti が複
    数直列に接続されるATM交換システムにおける端末機
    接続方法において、 前記端末機Ti (i=1、2・・・n)の下流入出力手
    段Ti-d の入力側及び出力側と前記後段の端末機Ti+1
    の上流入出力手段Ti+1-u の出力側及び入力側とをそれ
    ぞれ接続することにより前記直列に接続される端末機T
    i とその後段の端末機Ti+1 との接続が完成することを
    特徴とするATM交換システムにおける端末機の接続方
    法。
  4. 【請求項4】 前記判別手段Ti-h は、自端末機Ti の
    前記上流入出力手段Ti-u の入力側に入力されるデータ
    信号Aに付加された前記スイッチの接続を示す信号aを
    検出することにより自端末機Ti が前記スイッチに直接
    接続された端末機T1 であることを判別すると共に、自
    端末機T1 の前記下流入出力手段T1-dの入力側に入力
    されるデータ信号Bに付加された後段の端末機Tの接続
    を示す信号cを検出することにより自端末機T1 に後段
    の端末機T2 が接続されていることを判別し、上記2つ
    の判別に基づいて自端末機T1 が前記スイッチに直列接
    続された複数の端末機の最上流に位置する端末機である
    と判別することを特徴とする請求項1記載のATM交換
    システムにおける端末機。
  5. 【請求項5】 前記判別手段Ti-h は、自端末機Ti の
    前記上流入出力手段Ti-u の入力側に入力されるデータ
    信号Aに付加された前記スイッチの接続を示す信号aを
    検出することにより自端末機Ti が前記スイッチに直接
    接続された端末機T1 であることを判別すると共に、自
    端末機T1 の前記下流入出力手段T1-dの入力側に入力
    データ信号Bに付加されるべき前記後段の端末機Tの接
    続を示す信号cが検出されないことにより自端末機T1
    に後段の端末機Tが接続されていないことを判別し、上
    記2つの判別に基づいて自端末機T1 が前記スイッチに
    接続された唯一の端末機であると判別することを特徴と
    する請求項1又は4記載のATM交換システムにおける
    端末機。
  6. 【請求項6】 前記判別手段Ti-h は、自端末機Ti の
    前記上流入出力手段Ti-u の入力側に入力されるデータ
    信号Aに付加される前記スイッチの接続を示す信号aが
    検出されないことにより自端末機Ti の前段に端末機T
    i-1 が接続されていることを判別すると共に、自端末機
    Ti の前記下流入出力手段Ti-d の入力側に入力される
    データ信号Bに付加された前記後段の端末機Tの接続を
    示す信号cを検出することにより自端末機Ti に後段の
    端末機Ti+1 が接続されていることを判別し、上記2つ
    の判別に基づいて自端末機Ti が前記スイッチに直列接
    続された複数の端末機の中流に位置する端末機であると
    判別することを特徴とする請求項1、4又は5記載のA
    TM交換システムにおける端末機。
  7. 【請求項7】 前記判別手段Ti-h は、自端末機Ti の
    前記上流入出力手段Ti-u の入力側に入力されるデータ
    信号Aに付加される前記スイッチの接続を示す信号aが
    検出されないことにより自端末機Ti の前段に端末機T
    i-1 が接続されていることを判別すると共に、自端末機
    Ti の前記下流入出力手段Ti-d の入力側に入力データ
    信号Bに付加されるべき後段の端末機Tの接続を示す信
    号cが検出されないことにより自端末機Ti に後段の端
    末機Ti+1 が接続されていないことを判別し、上記2つ
    の判別に基づいて自端末機Ti が前記スイッチに接続さ
    れた複数の端末機Tの最下流に位置する端末機Tn であ
    ると判別することを特徴とする請求項1、4、5又は6
    記載のATM交換システムにおける端末機。
  8. 【請求項8】 前記判別手段Ti-h は、自端末機Ti の
    前記下流入出力手段Ti-d の入力側から入力される前記
    後段の端末機Ti+1 の接続を示す信号cの有無と、前記
    下流入出力手段Ti-d の出力側から端末機接続用通信回
    線を介して入力される前記後段の端末機Ti+1 の接続を
    示す信号eの有無とに基づいて、自端末機Ti の下流入
    出力手段Ti-d の入力側及び出力側と前記端末機接続用
    通信回線との接続が正常であるか否かを監視することを
    特徴とする請求項1、4、5、6又は7記載のATM交
    換システムにおける端末機。
  9. 【請求項9】 前記出力手段Ti-S は、前記判別手段T
    i-h により自端末機Ti が複数の端末機の最上流に位置
    する端末機T1 であると判別されたときは後段の端末機
    T2 から前記スイッチへ送出するデータ信号Bと共に入
    力されるデータ送出許可信号bを前記スイッチへ送出す
    るデータ信号Bから切離して後段の端末機T2 に返送
    し、前記判別手段Ti-h により自端末機Ti が唯一の端
    末機であると判別されたときは自端末機Ti で発生した
    データ送出許可信号bを自端末機Ti の所定の回路へ出
    力し、前記判別手段Ti-h により自端末機Ti が中流に
    位置する端末機であると判別されたときは後段の端末機
    Ti+1 から前記スイッチへ送出するデータ信号Bと共に
    入力されるデータ送出許可信号bを前記後段の端末機T
    i+1 のデータ信号Bに自端末機Ti のデータ信号を多重
    化したデータ信号Bと共に前段の端末機Ti-1 に送出し
    又前段の端末機Ti-1 から返送されたデータ送出許可信
    号bをそのまま後段の端末機Ti+1 へ返送し、前記判別
    手段Ti-h により自端末機Ti が最下流に位置する端末
    機Tn であると判別されたときは前段の端末機Tn-1 か
    ら返送されたデータ送出許可信号bを自端末機Tn から
    前記スイッチへ送出するデータ信号Bと共に前段の端末
    機Tn-1 に送出し又データ送出許可信号bが消失したと
    判断されたときは自端末機Tn で発生したデータ送出許
    可信号bを自端末機Tn から前記スイッチへ送出される
    データ信号Bと共に前段の端末機Tn-1 に送出すること
    を特徴とする請求項1、4、5、6、7又は8記載のA
    TM交換システムにおける端末機。
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