JP2760470B2 - 床反力計 - Google Patents

床反力計

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JP2760470B2 JP6032646A JP3264694A JP2760470B2 JP 2760470 B2 JP2760470 B2 JP 2760470B2 JP 6032646 A JP6032646 A JP 6032646A JP 3264694 A JP3264694 A JP 3264694A JP 2760470 B2 JP2760470 B2 JP 2760470B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、整形外科やリハビリテ
ーション分野等において、患者等の被検体の歩行分析に
用いられている床反力計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、整形外科やリハビリテーション分
野等においては、患者等の被検体の歩行分析やバランス
機能訓練のために、床反力計を用いて、被検体の両足に
作用する荷重の変化やこれらの荷重中心の移動軌跡、お
よび、被検体の重心位置の動揺状態を検出することが行
なわれており、前記床反力計の一構造例として、図1に
示す構造のものが知られている。
【0003】この床反力計1は、矩形状のベースプレー
ト2と、このベースプレート2の四隅に取り付けられた
3分力ロードセル3と、これらの3分力ロードセル3に
よって支持され、被検体の支持面を構成する矩形状のプ
ラットフォーム4とによって構成されている。前記各3
分力ロードセル3は、前記プラットフォーム4に作用す
る荷重の、前記プラットフォーム4の面方向に沿った直
交する2軸(以下、これらの2軸をX軸およびY軸とす
る)の各方向の分力を検出するX軸方向分力検出器とY
軸方向分力検出器、および、プラットフォーム4の面に
対して垂直な軸(以下、Z軸とする)方向の分力を検出
するZ軸方向分力検出器とを備えている。
【0004】そして、この床反力計1は、各3分力ロー
ドセル3の各分力検出器からの検出結果や、各軸回りの
モーメントの情報により、歩行時における体重配分、駆
動力や制動力、体重の移行性(立位状態においては重心
の揺動状態)、捻転力、歩幅や歩行速度、歩行の安定
性、さらには、立位姿勢時のバランス等の情報を得るよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の床反力計1においては、つぎのような改善すべき
問題点が残されている。すなわち、前記床反力計1にお
いては、プラットフォーム4の四隅に3分力ロードセル
3を設ける必要があることから、全体として12個の検
出器が必要となり、構成が複雑であるばかりでなく、初
期設定時におけるこれらの検出器の調整作業が煩雑であ
るといった問題点である。
【0006】一方、プラットフォーム4に作用する荷重
の検出精度を高めるためには、プラットフォーム4の剛
性を高めることにより、このプラットフォーム4から各
分力検出器へ伝達される荷重の損失を極力小さくするこ
とが必要である。しかしながら、プラットフォーム4の
剛性を高めて各分力検出器への荷重伝達損失を抑さえる
と、例えばプラットフォーム4に熱変形が生じた場合、
特に、プラットフォーム4の面方向における変形力が、
その熱変形方向の前後に設けられている分力検出器の検
出方向と一致し、これらの分力検出器に直接作用してし
まい、各分力検出器の初期設定値やバランスが崩れてし
まうといった問題点が生じる。そして、このような不具
合が生じた場合、各分力検出器のバランス調整が一層煩
雑化してしまう。また、このような不具合の発生を防止
するために、床反力計1の設置場所における温度を厳し
く管理したり、あるいは、プラットフォーム4の熱変形
量が検出精度の誤差の範囲となるように、プラットフォ
ーム4の材料を選定するなどの処置が考えられる。しか
しながら、これらのいずれの処置においても、装置の煩
雑化や製造コストの高騰を招いてしまい、有効な解決手
段とはなり得ない。
【0007】本発明は、前述した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、プラットフォームに作用する荷重の面
方向分力を検出する分力検出器の設置数を大幅に削減す
るとともに、プラットフォームの熱変形の影響を軽減す
ることのできる床反力計を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、プラットフォ
ームに作用する荷重の面方向分力を検出する分力検出器
の設置数を削減しつつ、プラットフォームの支持を安定
して行なうことのできる床反力計を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の床反力計は、前述した第1の目的を達成するために、
荷重が作用させられるプラットフォームの四隅部をベー
スプレート上に支持し、前記荷重の、前記プラットフォ
ームの面に沿ったX方向の分力を各々検出する複数の
方向分力検出器と、前記プラットフォームの面に沿って
前記X方向と直交するY方向の分力を各々検出する複数
Y方向分力検出器と、を備えた床反力計であって、前
プラットフォームの前記X方向に沿った一対の辺の中
間点に前記X方向分力検出器がそれぞれ配置されるとと
もに、前記プラットフォームの前記Y方向に沿った一対
の辺の中間点に前記Y方向分力検出器がそれぞれ配設さ
れていることを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の床反力計
は、前述した他の目的を達成するために、請求項1にお
いて、前記プラットフォームの前記四隅部に、前記荷重
の前記プラットフォームの面に垂直なZ方向の分力を
々検出する複数のZ方向分力検出器がそれぞれ配設され
ていることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の請求項1に記載の床反力計によれば、
プラットフォームに作用する荷重の、プラットフォーム
の面方向に沿ったX方向の分力が、そのX方向に沿った
一対の辺の中間点にそれぞれ配設したX方向分力検出器
によって各々検出されるとともに、X方向と直交するY
方向の分力が、そのY方向に沿った一対の辺の中間点に
それぞれ配設したY方向分力検出器によって各々検出さ
れる。これによって、プラットフォームの面方向の直交
する2方向の分力検出が、4個の分力検出器によって行
なわれる。
【0012】また、X方向分力検出器およびY方向分力
検出器が、その分力検出方向におけるプラットフォーム
各々一対の辺の中間点にそれぞれ配設されていること
により、プラットフォームに熱変形が生じると、その変
形が、各分力検出器を中心として、それぞれの分力検出
方向両側に発生する。したがって、プラットフォームの
熱変形時において、各分力検出器に対してそれぞれの検
出方向からの荷重が作用することが防止される。
【0013】また、請求項2に記載の床反力計によれ
ば、プラットフォームの面方向にほぼ十字状に配設され
るX・Y方向分力検出器間となる四隅部に、プラットフ
ォームの面に垂直なZ方向の分力を各々検出するZ方向
分力検出器がそれぞれ配設されることにより、プラット
フォームの支持が開放されるX・Y方向分力検出器間と
なる四隅部が、Z方向分力検出器によって各々支持され
ることにより、プラットフォームの支持が安定して行な
われる。また、プラットフォームの面と垂直なZ方向の
分力が各々検出されることにより、3次元の分力測定が
可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図2ない
し図5を参照して説明する。図2中符号10は、本実施
例に係わる床反力計を示し、この床反力計10は、矩形
状のベースプレート11と、このベースプレート11に
対向配置された矩形状のプラットフォーム12と、これ
らの間に介装され、前記プラットフォーム12に作用す
る荷重の、プラットフォーム12の面方向における直交
するX方向およびY方向の分力をそれぞれ検出するX方
向分力検出器13およびY方向分力検出器14とを備
え、図3に示すように、前記X方向分力検出器13およ
びY方向分力検出器14が一対設けられているととも
に、これらのX方向分力検出器13およびY方向分力検
出器14が、それぞれの分力検出方向におけるプラット
フォーム12の長さの中間位置に配設された概略構成と
なっている。
【0015】ついで、これらの詳細について説明すれ
ば、前記プラットフォーム12は、相似形の一対の上部
プレート12aおよび下部プレート12bと、これらの
プレート12a・12bを相互に平行状態で接続する複
数のリブ15とによって構成されているとともに、本実
施例においては、前記両プレート12a・12bの短辺
方向がX方向となされ、長辺方向がY方向となされ、ま
た、上部プレート12aの面に対する垂直方向がZ方向
となされている。
【0016】そして、前記複数のリブ15は、前記両プ
レート12a・12bの面の中心に同軸状に配設された
円筒リブ15aと、図3に示すように、両プレート12
a・12bの長辺の中間位置(長辺の長さをLとする
と、長辺の一端からL/2の位置)に、前記X方向と平
行に配設された一対の第1リブ15bと、両プレート1
2a・12bの短辺の中間位置(短辺の長さをWとする
と、短辺の一端からw/2の位置)に、前記Y方向と平
行に配設された一対の第2リブ15cと、前記両プレー
ト12a・12bの各角部から中心へ向けて配設された
4本の第3リブ15dとによって構成されている。
【0017】そして、これらの各リブ15a〜15d
は、図4および図5にその一部を示すように、前記両プ
レート12a・12bにボルト16によって一体に取り
付けられて、全体として、剛構造のプラットフォーム1
2となされている。プラットフォーム12をこのような
構成とするのは、プラットフォーム12の計量化を図り
つつ剛性を高めるために採られた処置である。
【0018】一方、前記第1リブ15bは、プラットフ
ォーム12の外周側の端部において、図3に示すよう
に、前記ベースプレート11に設けられた固定手段17
を介してベースプレート11に固定されているととも
に、図4に示すように、前記プラットフォーム12の両
プレート12a・12bから離間させられている。ま
た、この第1リブ15bの、前記プラットフォーム12
から切り離された部分で、前記固定手段17との接続部
分よりも内側には、図3に示すように、Y方向両側部に
切り欠き18が設けられ、さらに、Z方向の両側(すな
わち上下方向)から、所定の内径を有する孔19が所定
深さに形成されることにより、内部に、前記プラットフ
ォーム12の面と平行な荷重検出壁20が形成されてい
る。これによって、前記第1リブ15bの一端部が、前
述した切り欠き18や孔19によって設定される形状
や、前記荷重検出壁20の厚み等に基づいて、所定のば
ね定数の下に弾性変形させられるようになっている。
【0019】そして、前記荷重検出壁20に、この荷重
検出壁20のY方向の歪を検出する歪ゲージ(図示略)
が取り付けられることにより、前記Y方向分力検出器1
4が構成されている。
【0020】一方、前記第2リブ15cの一端部は、前
記第1リブ15bの一端部に対する相対位置が面方向に
90°ずれた関係となされている以外は、第1リブ15
bと同様の構成となされているとともに、同一構造の固
定手段17によって前記ベースプレート11に固定され
ている。そして、第2リブ15cの荷重検出壁20に、
この荷重検出壁20のX方向の歪を検出する歪ゲージ
(図示略)が取り付けられることにより、前記X方向分
力検出器13が構成されている。
【0021】したがって、前記構成により、前記各X方
向分力検出器13が、プラットフォーム12の側縁部
に、そのX方向の幅の中間位置に取り付けられ、また、
各Y方向分力検出器14が、Y方向の幅の中間位置に取
り付けられる。
【0022】また、前記固定手段17は、本実施例にお
いては、図2および図3に示すように、前記ベースプレ
ート11に固定されたU字ブロック21と、このU字ブ
ロック21の両端部に立設された脚部21aを貫通して
設けられた支持ボルト22と、この支持ボルト22に螺
着された複数のナット23とによって構成されている。
【0023】そして、図3に示すように、前記U字ブロ
ック21の両脚部21a間に、前記第1リブ15bある
いは第2リブ15cの一端部が位置させられるととも
に、前記支持ボルト22が挿通されることにより、前記
第1リブ15bあるいは第2リブ15cがU字ブロック
21に支持され、また、前記支持ボルト22に螺着され
ている各ナット23によって、前記各脚部21aおよび
第1リブ15bあるいは第2リブ15cが挟持されるこ
とにより、これらの固定がなされている。また、前記第
1リブ15bあるいは第2リブ15cの挟持をなすナッ
ト23の位置を変更することにより、ベースプレート1
1に対する第1リブ15bおよび第2リブ15cの、Y
方向およびX方向における相対位置の調整が可能となっ
ている。
【0024】さらに、本実施例においては、前記各第3
リブ15dのプラットホーム12の側縁部側の端部に、
このプラットホーム12に作用する荷重の、その面と垂
直方向の分力を検出するZ方向分力検出器24がそれぞ
れ設けられている。
【0025】このZ方向分力検出器24について詳述す
れば、前記各第3リブ15dの前記端部は、図5に示す
ように、プラットフォーム12の上下のプレート12a
・12bから離間させられているとともに、ベースプレ
ート11に垂直方向に植設された支持ボルト25に一対
のナット26によって挟持されるようにして固定されて
いる。
【0026】そして、前記支持ボルト25よりも内側に
は、プラットホーム12の面方向に沿った両側から所定
の内径を有する孔27が所定深さに形成されて、内部に
荷重検出壁28が形成されておりいるとともに、Z方向
両側から(すなわち上下方向から)所定深さの切り欠き
29が形成されていることにより、前記孔27と切り欠
き29とによって形成される形状と、前記荷重検出壁2
8の厚み等によって決まるばね定数のもとに弾性変形さ
せられるようになっている。このように構成された第3
リブ15dの端部の前記荷重検出壁28にZ方向の荷重
を検出する歪ゲージ(図示略)が取り付けられることに
より、前記Z方向分力検出器24が構成されている。
【0027】また、これらの各Z方向荷重検出器24
は、これらを前記支持ボルト25に固定する両ナット2
6の位置調整を行なうことにより、その固定部分の前記
ベースプレート11に対するZ方向の位置調整が行なわ
れるようになっている。
【0028】このように構成された本実施例の床反力計
10は、プラットホーム12上に被検体が乗った際にプ
ラットフォーム12に作用させられる荷重が、X方向、
Y方向、および、Z方向の分力毎に、各分力検出器13
・14・24によって検出され、種々の分析や訓練に用
いられる。
【0029】そして、本実施例においては、プラットフ
ォーム12の面方向におけるX方向ならびにY方向にお
ける分力の検出が、それぞれ一対、合計4個の分力検出
器13・14によって行なわれる。したがって、従来に
比して半分の面方向の分力検出器13・14で済み、検
出器の設置数が大幅に削減される。この結果、初期設定
時等における各分力検出器13・14の調整作業が簡便
になる。
【0030】そして、前記プラットフォーム12がX・
Y方向において、このプラットフォーム12の長さ方向
の中間位置でそれぞれX方向分力検出器13およびY方
向分力検出器14によって支持されていることにより、
設置環境温度の変化等によりプラットフォーム12に熱
による面方向の変形が生じた場合においても、プラット
フォーム12の熱変形が、前記各分力検出器13・14
を中心として、その分力検出方向の両側に向かって発生
することから、前記熱変形に基づいてこれらの各分力検
出器13・14に作用する荷重が大幅に軽減される。し
たがって、設置環境温度の変化による影響が軽減され
て、安定した計測が行なわれるとともに、床反力計10
の設置時や計測開始前における初期設定時等における調
整作業が簡便なものとなる。
【0031】また、この床反力計10においては、各面
方向の分力検出器が、プラットフォーム12の中心点を
通る直交した2軸線に沿って十字状に配設されているこ
とから、プラットフォーム12の角部に荷重が作用する
とプラットフォーム12が不安定になるおそれがある。
しかしながら、本実施例においては、前述した4つの角
部に第3リブ15dを介しZ方向分力検出器24が配設
され、これらの各Z方向分力検出器24を介して前記プ
ラットフォーム12がベースプレート11に支持されて
いることにより、前記プラットフォーム12が安定した
状態に保持される。したがって、この点からも安定した
測定が可能となる。
【0032】なお、前記実施例において示した各構成部
材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づ
き種々変更可能である。たとえば、前記実施例において
は、プラットフォーム12を、一対のプレート12a・
12bと、これらの両プレート12a・12bを連結す
る複数のリブ15とによって構成した例について示した
が、これに代えて、前記プラットフォーム12を一枚の
プレートによって構成するようにしてもよいものであ
る。また、前記リブ15をいずれか一方のプレート12
a(12b)に一体に設けることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の床反力計は、ベースプレート上に四隅部を支持
されるプラットフォームに作用する荷重について、X方
向の分力を各々検出するX方向分力検出器を、プラット
フォームのX方向に沿った一対の辺の中間点にそれぞれ
配置するとともに、Y方向の分力を各々検出するY方向
分力検出器を、プラットフォームのY方向に沿った一対
の辺の中間点にそれぞれ配設したことを特徴とするもの
で、つぎのような優れた効果を奏する。
【0034】プラットフォームを、X・Y方向におい
て、このプラットフォームの各々一対の辺の中間点にそ
れぞれ配設されたX方向分力検出器およびY方向分力検
出器によって支持することにより、プラットフォームに
熱による面方向の変形が生じた場合においても、プラッ
トフォームの熱変形を、前記各分力検出器を中心とし
て、その分力検出方向の両側に向かって発生させること
により、前記熱変形に基づき各分力検出器に作用する荷
重を大幅に軽減することができる。また、従来の床反力
計に比して、面方向の分力検出のための検出器の設置数
を大幅に軽減することができる。この結果、設置環境温
度の変化による影響を軽減して、安定した計測を行なう
ことができるとともに、各分力検出器の調整作業を簡素
化することができる。
【0035】また、本発明の請求項2に記載の床反力計
は、さらに、Z方向の分力を各々検出するZ方向分力検
出器を、プラットフォームの四隅部にそれぞれ配設した
ことを特徴とするもので、X方向およびY方向の各分力
検出に加えたZ方向の分力検出により、3次元の分力測
定が可能となり、X方向荷重検出器およびY方向荷重検
出器の設置位置を前記請求項1に示す位置としてその設
置数を削減した場合においても、これらの各X方向荷重
検出器およびY方向荷重検出器間において、プラットフ
ォームをその四隅部にそれぞれ配設したZ方向分力検出
器によって各々支持することにより、プラットフォーム
を安定して支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の床反力計の概略を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係わる床反力計の概略を示
すもので、一部を省略した外観斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に係わる床反力計の概略を示
すもので、一部を省略した平面図である。
【図4】本発明の一実施例に係わる床反力計を示すもの
で、X方向分力検出器あるいはY方向分力検出器の縦断
面側面図である。
【図5】本発明の一実施例に係わる床反力計を示すもの
で、Z方向分力検出器の縦断面側面図である。
【符号の説明】
10 床反力計 11 ベースプレート 12 プラットフォーム 12a 上部プレート 12b 下部プレート 13 X方向分力検出器 14 Y方向分力検出器 15 リブ 15a 円筒リブ 15b 第1リブ 15c 第2リブ 15d 第3リブ 17 固定手段 24 Z方向分力検出器 25 支持ボルト 26 ナット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷重が作用させられるプラットフォーム
    の四隅部をベースプレート上に支持し、前記荷重の、前
    記プラットフォームの面に沿ったX方向の分力を各々検
    出する複数のX方向分力検出器と、前記プラットフォー
    ムの面に沿って前記X方向と直交するY方向の分力を各
    々検出する複数のY方向分力検出器と、を備えた床反力
    計であって、前記プラットフォームの前記X方向に沿っ
    た一対の辺の中間点に前記X方向分力検出器がそれぞれ
    配置されるとともに、前記プラットフォームの前記Y方
    向に沿った一対の辺の中間点に前記Y方向分力検出器が
    それぞれ配設されていることを特徴とする床反力計。
  2. 【請求項2】 前記プラットフォームの前記四隅部に、
    前記荷重の前記プラットフォームの面に垂直なZ方向の
    分力を各々検出する複数のZ方向分力検出器がそれぞれ
    配設されていることを特徴とする請求項1に記載の床反
    力計。
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