JP2760018B2 - 電熱ユニット - Google Patents

電熱ユニット

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JP2760018B2
JP2760018B2 JP1061753A JP6175389A JP2760018B2 JP 2760018 B2 JP2760018 B2 JP 2760018B2 JP 1061753 A JP1061753 A JP 1061753A JP 6175389 A JP6175389 A JP 6175389A JP 2760018 B2 JP2760018 B2 JP 2760018B2
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JP
Japan
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heat insulating
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heat
electric heating
insulator
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JP1061753A
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英賢 川西
賢二 木下
慎一 加賀和
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において、主に調理用に使用される
電熱ユニットに関するものである。
従来の技術 従来より、一般家庭で使用される調理用の電熱ユニッ
トとしては、陶器の上に螺旋状に巻いた電熱線を配設し
た電気こんろやシーズヒータを渦巻き状に巻きユニット
化した電気レンジなどがある。
これら以外に、欧米では、螺旋状に巻いた電熱線を断
熱材に設けた溝に配設し、この上にセラミック・ガラス
板を置き、セラミック・ガラス板を加熱面とするスムー
ズトップと呼ばれる電熱ユニットなどが広く使用されて
いる(特公昭52−29454号公報など)。
しかし、日本においては、陶器を使用した電気こんろ
が価格的に安価であると共に、スムーズトップなどの電
熱ユニットなどに比較して、熱効率に優れるため、いま
だ、根強い需要がある。
しかし、昔ながらの陶器を使用した電気こんろは、電
熱線が、外部に直接露出しているため、危険であったり
調理物の内容物が、吹きこぼれ電熱線の断線寿命を著し
く短かくするなどいろいろな欠点があった。
さらに、陶器の熱容量が大きいため、重いと共に、な
かなか冷めにくく、使用後、すぐに移動したり、また収
納することが出来ず、使い勝手の面においても欠点があ
った。
このため、本発明者らは、すでに金属板からなる天板
と、螺旋状に巻かれた電熱線と、この電熱線を蛇行状に
配設する溝を有するシリカ−アルミナ繊維を主成分とす
る断熱材からなる断熱基盤と、この断熱基盤を収納する
金属板からなる収納ケースとからなり、前記天板の被加
熱物側には放射層が、また電熱線側には絶縁層が形成さ
れていることを特徴とする電熱ユニットを提案してい
る。
しかしながら断熱基盤としてシリカ−アルミナ繊維を
主成分とする断熱材は一般的に結合材としてシリカゾル
を使用しているため吸湿性に富み、多湿雰囲気中に放置
されると電熱ユニットの電気特性の著しい低下が生じ、
実使用上における問題があった。
しかし、この問題については結合材として従来のシリ
カゾルに代えて吸湿性に劣るアルミナゾル系を用いるこ
とにより著しく改善することが可能となった。
発明が解決しようとする課題 上述したように結合材として従来のシリカゾルに代え
てアルミナゾルを用いることにより耐湿特性は著しく改
善することは可能となったが、このように結合材をアル
ミナゾルに代えてもシリカ−アルミナ繊維を主成分とす
る断熱材の吸水性を防止することが出来ない。
即ち、異常使用状態において、たとえば水をかけた
り、水中に没するようなことをされると、断熱材は著し
く吸水し、電気特性は損なわれるという問題はいまだ残
っており、このような断熱材を使用する電熱ユニットの
大きな課題であった。
本発明は上述した課題を解決するもので、水をかけら
れても優れた電気特性を示す電熱ユニットを提供しよう
とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明は、金属板からな
る天板と、螺旋状に巻かれた電熱線と、この電熱線を渦
巻状に配設する溝を有するシリカ−アルミナ繊維を主成
分とする断熱材からなる断熱基盤と、この断熱基盤を収
納する金属板からなる収納ケースと、前記天板および収
納ケースと前記断熱基盤とを絶縁する絶縁碍子とを有
し、前記絶縁碍子は前記断熱基盤の両端にコ字状に設け
られた電熱ユニットとするものである。
作用 本発明で示すように金属板からなる天板および収納ケ
ースと、これらの内部に位置する断熱基盤とを吸水性の
極めて少ない電気特性に優れた絶縁碍子にて絶縁するこ
とにより、電熱ユニットに万が一、水がかけられたりし
て断熱基盤が吸水し、電気特性が損なわれても、絶縁碍
子により天板および収納ケースとは絶縁されるため電気
特性は損なわれることがない。
尚、絶縁碍子としては、吸水をより一層抑えるために
釉薬を施したり、より高温で焼結させ気孔率を少なくし
たものが望ましい。
また、絶縁碍子は、あまり、多く使用すれば、重量が
増大し熱容量も大きくなり、断熱基盤としてシリカ−ア
ルミナ繊維を主成分とする断熱材を用いるメリットが損
なわれるので必要最小限にとどめるのがよい。
実 施 例 以下、本発明の具体的な実施例を第1図および第2図
に基づいて説明する。
図において、1はSUS304からなる天板で、この天板1
の両面には放射および吸熱に優れた耐熱塗装が施されて
いる。
2はシリカ−アルミナ繊維を主成分とし、アルミナゾ
ルを結合材とする断熱材からなる断熱基盤で、この断熱
基盤2には渦巻状の溝2aが設けられている。
3は螺旋状に巻かれた電熱線で、この電熱線3は断熱
基盤2に設けられた溝2aに配設されている。
4は電熱線3を配設した断熱基盤2を収納するSUS304
よりなる収納ケースで、この収納ケース4と天板1とは
ネジにより一体化されている。
5は天板1および収納ケース4と、断熱基盤2とを絶
縁する絶縁碍子であり、第2図に示す形状を有し、普通
磁器からなり施釉されている。
6はヒータ碍子で、7は電気取り出し端子であり、こ
れらは収納ケース4の下側に設けられている。
このような構成を有する本発明の電熱ユニットに2
の水をかけた後に、天板1もしくは収納ケース4と電気
取り出し端子7との電気特性を測定したところ特に異常
は見られず優れた電気特性を示した。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば天板
および収納ケースと断熱基盤とを絶縁する絶縁碍子を有
し、前記絶縁碍子は断熱基盤の両端にコ字状に設けられ
た電熱ユニットとしているので、断熱基盤は天板とも収
納ケースとも絶縁されているので、本体に水をかけられ
ても優れた電気特性を維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電熱ユニットの断面
図、第2図は同実施例における絶縁碍子の斜視図を示
す。 1……天板、2……断熱基盤、3……電熱線、4……収
納ケース、5……絶縁碍子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−266796(JP,A) 特開 昭63−143779(JP,A) 実開 昭58−117092(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 3/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板からなる天板と、螺旋状に巻かれた
    電熱線と、この電熱線を渦巻状に配設する溝を有するシ
    リカ−アルミナ繊維を主成分とする断熱材からなる断熱
    基盤と、この断熱基盤を収納する金属板からなる収納ケ
    ースと、前記天板および収納ケースと前記断熱基盤とを
    絶縁する絶縁碍子とを有し、前記絶縁碍子は前記断熱基
    盤の両端にコ字状に設けられた電熱ユニット。
JP1061753A 1989-03-14 1989-03-14 電熱ユニット Expired - Lifetime JP2760018B2 (ja)

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JPH02239585A JPH02239585A (ja) 1990-09-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58117092U (ja) * 1982-02-03 1983-08-10 三洋電機株式会社 電気オ−ブン
JPS63143779A (ja) * 1986-12-05 1988-06-16 松下電器産業株式会社 電熱ユニツト
JPS63266796A (ja) * 1987-04-23 1988-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電熱ユニツト

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