JP2758455B2 - 表裏判別装置 - Google Patents
表裏判別装置Info
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- JP2758455B2 JP2758455B2 JP1255708A JP25570889A JP2758455B2 JP 2758455 B2 JP2758455 B2 JP 2758455B2 JP 1255708 A JP1255708 A JP 1255708A JP 25570889 A JP25570889 A JP 25570889A JP 2758455 B2 JP2758455 B2 JP 2758455B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レンズ等のワークを部品供給装置から加工
又は組立てラインへ投入する際に用いるワークの表裏判
別装置に関する。
又は組立てラインへ投入する際に用いるワークの表裏判
別装置に関する。
一般に、ワークを加工又は組立てラインへ投入する場
合、部品供給装置としてパーツフィーダーおよびリニア
フィーダーを用い、エスケープメントによりワークの簡
単な姿勢の判定と場合によっては修正を行い、搬送手段
によりラインへ投入する。
合、部品供給装置としてパーツフィーダーおよびリニア
フィーダーを用い、エスケープメントによりワークの簡
単な姿勢の判定と場合によっては修正を行い、搬送手段
によりラインへ投入する。
従来、このような工程で用いるワークの表裏判別装置
は、第9図(a),(b)および(c)に示すようなも
ので、ワーク1はパーツフィーダー2に貯蔵されてい
る。パーツフィーダー2には、リニアフィーダー3が隣
接されており、またこのリニアフィーダー3には、エス
ケープメント4が隣接されている。エスケープメント4
には、第9図(a)および(c)に示すように、ワーク
1が供給、案内される溝5が形成されている。この溝5
の終端部は、V字状に形成されており、ワーク1は後方
から送られてくる次のワーク1に押されて溝5の終端部
に当て付くようになっている。
は、第9図(a),(b)および(c)に示すようなも
ので、ワーク1はパーツフィーダー2に貯蔵されてい
る。パーツフィーダー2には、リニアフィーダー3が隣
接されており、またこのリニアフィーダー3には、エス
ケープメント4が隣接されている。エスケープメント4
には、第9図(a)および(c)に示すように、ワーク
1が供給、案内される溝5が形成されている。この溝5
の終端部は、V字状に形成されており、ワーク1は後方
から送られてくる次のワーク1に押されて溝5の終端部
に当て付くようになっている。
また、エスケープメント4の本体には、ベース6を介
してシリンダー7が取り付けられており、このシリンダ
ー7のロッド7aの先端には、ロッド7aと同軸的にシャッ
ター8が連結されている。シャッター8は、溝5に対し
て直交している。さらに、エスケープメント4の側部に
は、センサー9が固定されている。このセンサー9は、
ワーク1が特定の姿勢でエスケープメント4に入ると、
ワーク1が両凸レンズのような場合、コバの高さ(外周
縁の高さ)hが決まるので、その高さを検出できるもの
である。
してシリンダー7が取り付けられており、このシリンダ
ー7のロッド7aの先端には、ロッド7aと同軸的にシャッ
ター8が連結されている。シャッター8は、溝5に対し
て直交している。さらに、エスケープメント4の側部に
は、センサー9が固定されている。このセンサー9は、
ワーク1が特定の姿勢でエスケープメント4に入ると、
ワーク1が両凸レンズのような場合、コバの高さ(外周
縁の高さ)hが決まるので、その高さを検出できるもの
である。
一方、エスケープメント4の上方には、ワーク1を吸
着、保持してライン10へ搬送する搬送手段11が設けられ
ている。
着、保持してライン10へ搬送する搬送手段11が設けられ
ている。
このような構成の表裏判別装置では、ワーク1は、ま
ずパーツフィーダー2からリニアフィーダー3を通過し
てエスケープメント4の溝5内に入る。そして、連続的
に送られる次のワーク1に押されて溝5の終端部に当て
付く。次に、第9図(a)に示すように、シャッター8
により、接触しているワーク1を分離する。その後、セ
ンサー9によってコバの高さhに基づきワーク1の表裏
を判別、すなわち正しい姿勢かどうかを判別し、正しい
姿勢であれば、そのまま搬送手段11によってライン10へ
ワーク1を投入する。また、誤った姿勢ならば、搬送途
中において姿勢を修正した後、ライン10へ投入する。
ずパーツフィーダー2からリニアフィーダー3を通過し
てエスケープメント4の溝5内に入る。そして、連続的
に送られる次のワーク1に押されて溝5の終端部に当て
付く。次に、第9図(a)に示すように、シャッター8
により、接触しているワーク1を分離する。その後、セ
ンサー9によってコバの高さhに基づきワーク1の表裏
を判別、すなわち正しい姿勢かどうかを判別し、正しい
姿勢であれば、そのまま搬送手段11によってライン10へ
ワーク1を投入する。また、誤った姿勢ならば、搬送途
中において姿勢を修正した後、ライン10へ投入する。
しかし、上記従来の表裏判別装置においては、ワーク
1のコバの高さhをセンサー9により確認するので、そ
の位置関係において非常に微妙なバランスを必要とし、
しばしば確認ミスを生じていた。特に、ワーク1を確実
に保持した状態でセンサー9により確認するものではな
いので、上記のように微妙なバランスを必要とするエス
ケープメント4内にあっては確認ミスを生じ易い状態に
あった。したがって、ワーク1は、誤った姿勢でライン
10へ投入されることが多く、ライン10の良品率が低下し
ていた。
1のコバの高さhをセンサー9により確認するので、そ
の位置関係において非常に微妙なバランスを必要とし、
しばしば確認ミスを生じていた。特に、ワーク1を確実
に保持した状態でセンサー9により確認するものではな
いので、上記のように微妙なバランスを必要とするエス
ケープメント4内にあっては確認ミスを生じ易い状態に
あった。したがって、ワーク1は、誤った姿勢でライン
10へ投入されることが多く、ライン10の良品率が低下し
ていた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、ワークの表裏判別を精度良く、確実に行い、加工又
は組立てラインへ投入する際、常にワークの姿勢を一定
にすることができる表裏判別装置を提供することを目的
とする。
で、ワークの表裏判別を精度良く、確実に行い、加工又
は組立てラインへ投入する際、常にワークの姿勢を一定
にすることができる表裏判別装置を提供することを目的
とする。
上記目的を達成するために、本発明は、部品供給装置
から搬送手段によって搬送されるワークの表裏を判別す
る表裏判別装置において、ワークを保持してその位置決
めを行う位置決め機構と、この位置決め機構で位置決め
したワークに接触することによりワークの表面あるいは
裏面の曲率を測定する測定部と、位置決め機構の駆動を
制御するとともに前記測定部からの出力信号に基づき搬
送手段に所定の信号を送る制御部とを具備したものであ
る。
から搬送手段によって搬送されるワークの表裏を判別す
る表裏判別装置において、ワークを保持してその位置決
めを行う位置決め機構と、この位置決め機構で位置決め
したワークに接触することによりワークの表面あるいは
裏面の曲率を測定する測定部と、位置決め機構の駆動を
制御するとともに前記測定部からの出力信号に基づき搬
送手段に所定の信号を送る制御部とを具備したものであ
る。
また、本発明は、前記位置決め機構に、ワークを反転
させる反転装置を具備させてもよい。
させる反転装置を具備させてもよい。
第1図は、本発明の表裏判別装置の概念図である。ワ
ーク1は、部品供給装置12から搬送手段13により位置決
め機構14へ搬送される。位置決め機構14は、ワーク1を
保持してその位置決めを行うものである。位置決め機構
14の基部には、反転装置15が接続されており、保持した
ワーク1を反転できるようになっている。また、位置決
め機構14で保持したワーク1の下方には、ワーク1の表
面または裏面の曲率を測定する測定部16が設けられてい
る。17で示すのは制御部で、位置決め機構14の駆動を制
御するとともに、測定部16からの信号に基づき反転装置
15や搬送手段13の駆動等、一連の動作を制御するもので
ある。
ーク1は、部品供給装置12から搬送手段13により位置決
め機構14へ搬送される。位置決め機構14は、ワーク1を
保持してその位置決めを行うものである。位置決め機構
14の基部には、反転装置15が接続されており、保持した
ワーク1を反転できるようになっている。また、位置決
め機構14で保持したワーク1の下方には、ワーク1の表
面または裏面の曲率を測定する測定部16が設けられてい
る。17で示すのは制御部で、位置決め機構14の駆動を制
御するとともに、測定部16からの信号に基づき反転装置
15や搬送手段13の駆動等、一連の動作を制御するもので
ある。
上記構成の本発明の表裏判別装置によれば、搬送手段
13により、ワーク1を部品供給装置12から位置決め機構
14へ搬送する。そして、位置決め機構14により、ワーク
1を保持してその位置決めを行う。その後、この状態
で、測定部16により、ワーク1の表面または裏面の曲率
の測定を行う。これによって、ワーク1が正しい姿勢で
あると判定した場合には、搬送手段13によりワーク1を
ラインへ投入し、誤った姿勢であると判定した場合に
は、反転装置15によりワーク1を反転して姿勢を修正し
た後、ラインへ投入する。
13により、ワーク1を部品供給装置12から位置決め機構
14へ搬送する。そして、位置決め機構14により、ワーク
1を保持してその位置決めを行う。その後、この状態
で、測定部16により、ワーク1の表面または裏面の曲率
の測定を行う。これによって、ワーク1が正しい姿勢で
あると判定した場合には、搬送手段13によりワーク1を
ラインへ投入し、誤った姿勢であると判定した場合に
は、反転装置15によりワーク1を反転して姿勢を修正し
た後、ラインへ投入する。
ワーク1の表裏判別は、ワーク1を位置決め機構によ
り確実に保持して位置決めし、ワーク1の曲率を測定す
ることによって行うので、判定ミスがなく、常に一定姿
勢のワークをラインへ投入することができる。
り確実に保持して位置決めし、ワーク1の曲率を測定す
ることによって行うので、判定ミスがなく、常に一定姿
勢のワークをラインへ投入することができる。
(第1実施例) 第2図から第4図までは、本実施例の表裏判別装置を
示すもので、床面18には、ベース19が立設されており、
このベース19の上部には、L板20が固設されている。L
板20には、ロータリーアクチュエーターからなる反転装
置15が取り付けられている。そして、この反転装置15の
回転軸15aの先端には、固定ベース21を介して位置決め
機構14が固設されている。位置決め装置14は、アクチュ
エータの駆動により開閉する二本のチャック爪22,23を
有し、各チャック爪22,23の内側中央部には、V字状の
切欠き22a,23aが形成されている。ワーク(レンズ)1
は、この切欠き部22a,23aにてチャック爪22,23により把
持される。
示すもので、床面18には、ベース19が立設されており、
このベース19の上部には、L板20が固設されている。L
板20には、ロータリーアクチュエーターからなる反転装
置15が取り付けられている。そして、この反転装置15の
回転軸15aの先端には、固定ベース21を介して位置決め
機構14が固設されている。位置決め装置14は、アクチュ
エータの駆動により開閉する二本のチャック爪22,23を
有し、各チャック爪22,23の内側中央部には、V字状の
切欠き22a,23aが形成されている。ワーク(レンズ)1
は、この切欠き部22a,23aにてチャック爪22,23により把
持される。
一方、ベース19には、測定部16が固設されている。す
なわち、ベース19には、検出器付ダイヤルゲージ24が取
り付けられている。検出器付ダイヤルゲージ24の測定子
24aの下端部には、台座25が固設されており、この台座2
5上には、測定子24aを囲繞する球穴リング26が当て付け
固定されている。これにより、球穴リング26は、台座25
を基準として位置決めされている。そして、ワーク1が
チャック爪22,23により把持された際、球穴リング26の
中心軸、ワーク1の中心軸および検出器ダイヤルゲージ
24の中心軸は、それぞれ同一軸線上にある。また、検出
器付ダイヤルゲージ24は、測定範囲、つまり交差の上限
および下限を設定でき、しかも電気信号として交差内に
あるときは「OK」の信号を制御部17へ送ることができる
ように構成されている。制御部17は、この表裏判別装置
の一連の動作を制御できるように構成されている。
なわち、ベース19には、検出器付ダイヤルゲージ24が取
り付けられている。検出器付ダイヤルゲージ24の測定子
24aの下端部には、台座25が固設されており、この台座2
5上には、測定子24aを囲繞する球穴リング26が当て付け
固定されている。これにより、球穴リング26は、台座25
を基準として位置決めされている。そして、ワーク1が
チャック爪22,23により把持された際、球穴リング26の
中心軸、ワーク1の中心軸および検出器ダイヤルゲージ
24の中心軸は、それぞれ同一軸線上にある。また、検出
器付ダイヤルゲージ24は、測定範囲、つまり交差の上限
および下限を設定でき、しかも電気信号として交差内に
あるときは「OK」の信号を制御部17へ送ることができる
ように構成されている。制御部17は、この表裏判別装置
の一連の動作を制御できるように構成されている。
一方、チャック爪22,23の上方には、搬送手段13が設
けられており、その下端に設けた吸着パッド27によりワ
ーク1を吸着自在で、ワーク1を部品供給装置12から位
置決め機構14へ搬送したり、位置決め機構14からライン
へ搬送したりできるようになっている。
けられており、その下端に設けた吸着パッド27によりワ
ーク1を吸着自在で、ワーク1を部品供給装置12から位
置決め機構14へ搬送したり、位置決め機構14からライン
へ搬送したりできるようになっている。
このような表裏判別装置において、まずワーク1を、
搬送手段13の吸着パッド27にて吸着し、部品供給装置12
から位置決め機構14の各チャック爪22,23間に搬送す
る。そして、チャック爪22,23を閉動作させ、ワーク1
をその外周面にて把持する。その後、一旦吸着パッド27
の吸着を解除し、吸着パッド27を上昇させる。これによ
り、ワーク1は、チャック爪22,23のみで把持され、た
とえ前記のように吸着パッド27でワーク1を吸着した際
に正確な芯出しが行われていなくとも、チャック爪22,2
3により確実に芯出し(求心作用)が行われる。そし
て、再度吸着パッド27を下降させてワーク1を吸着す
る。次に、チャック爪22,23を開動作させ、吸着パッド2
7のみでワーク1を吸着保持した状態で、吸着パッド27
をさらに下降させ、ワーク1を測部16の球穴リング26に
当て付ける。
搬送手段13の吸着パッド27にて吸着し、部品供給装置12
から位置決め機構14の各チャック爪22,23間に搬送す
る。そして、チャック爪22,23を閉動作させ、ワーク1
をその外周面にて把持する。その後、一旦吸着パッド27
の吸着を解除し、吸着パッド27を上昇させる。これによ
り、ワーク1は、チャック爪22,23のみで把持され、た
とえ前記のように吸着パッド27でワーク1を吸着した際
に正確な芯出しが行われていなくとも、チャック爪22,2
3により確実に芯出し(求心作用)が行われる。そし
て、再度吸着パッド27を下降させてワーク1を吸着す
る。次に、チャック爪22,23を開動作させ、吸着パッド2
7のみでワーク1を吸着保持した状態で、吸着パッド27
をさらに下降させ、ワーク1を測部16の球穴リング26に
当て付ける。
次に、検出器付ダイヤルゲージ24により、測定子24a
の先端をワーク1に当接させ、測定を行う。検出器付ダ
イヤルゲージ24は、投入する姿勢に対し測定されるべき
曲率が決まるので、その場合の上限、下限の範囲を予め
設定しておく(ワーク1が逆向きの場合は測定されるべ
き曲率が異なるので設定範囲外となるようにする)た
め、ワーク1が正しい姿勢の場合、「OK」の信号を出
す。そして、この信号を受けて制御部17が搬送手段13等
に指定し、ワーク1を吸着したまま吸着パッド27を上昇
させ、搬送手段13によりワーク1をラインへ投入する。
の先端をワーク1に当接させ、測定を行う。検出器付ダ
イヤルゲージ24は、投入する姿勢に対し測定されるべき
曲率が決まるので、その場合の上限、下限の範囲を予め
設定しておく(ワーク1が逆向きの場合は測定されるべ
き曲率が異なるので設定範囲外となるようにする)た
め、ワーク1が正しい姿勢の場合、「OK」の信号を出
す。そして、この信号を受けて制御部17が搬送手段13等
に指定し、ワーク1を吸着したまま吸着パッド27を上昇
させ、搬送手段13によりワーク1をラインへ投入する。
一方、測定の結果、「NG」の信号が出た場合には、吸
着パッド27を上昇させ、ワーク1をチャック爪22,23間
に位置させる。そして、チャック爪22,23を閉動作さ
せ、ワーク1をその外周面にて把持する。その後、吸着
を解除し、吸着パッド27をチャック爪22,23と干渉しな
い位置まで上昇させ、反転装置15の駆動によりワーク1
を反転させ、正しい姿勢とする。次に、吸着パッド27を
下降させ、ワーク1を吸着し、チャック爪22,23による
把持を解除してから、搬送手段13によりワーク1をライ
ンへ投入する。
着パッド27を上昇させ、ワーク1をチャック爪22,23間
に位置させる。そして、チャック爪22,23を閉動作さ
せ、ワーク1をその外周面にて把持する。その後、吸着
を解除し、吸着パッド27をチャック爪22,23と干渉しな
い位置まで上昇させ、反転装置15の駆動によりワーク1
を反転させ、正しい姿勢とする。次に、吸着パッド27を
下降させ、ワーク1を吸着し、チャック爪22,23による
把持を解除してから、搬送手段13によりワーク1をライ
ンへ投入する。
なお、これらアクチュエータ等の一連の動作は、制御
部17の入出力信号の授受によって制御される。また、搬
送手段13を制御する制御部と、制御部17とは信号の授受
があり、連係がとられている。ここに、両制御部は同一
としてもよいのは勿論である。
部17の入出力信号の授受によって制御される。また、搬
送手段13を制御する制御部と、制御部17とは信号の授受
があり、連係がとられている。ここに、両制御部は同一
としてもよいのは勿論である。
以上のように、本実施例によれば、ワーク1の表裏
は、正確に判別でき、ラインへ投入する際、常にワーク
1の姿勢を一定にすることができる。また、本実施例で
は、ワーク1の反転装置15を設けているので、ワーク1
が逆向きであった場合、元の部品供給装置12へ戻すよう
な無駄な動きがなく、本装置を用いたシステムのタクト
タイムアップを図ることができる。
は、正確に判別でき、ラインへ投入する際、常にワーク
1の姿勢を一定にすることができる。また、本実施例で
は、ワーク1の反転装置15を設けているので、ワーク1
が逆向きであった場合、元の部品供給装置12へ戻すよう
な無駄な動きがなく、本装置を用いたシステムのタクト
タイムアップを図ることができる。
(第2実施例) 第5図は、本実施例の表裏判別装置を示すもので、第
2〜4図に示すものと同一部分については同一符号をも
って示し、その説明は省略する。
2〜4図に示すものと同一部分については同一符号をも
って示し、その説明は省略する。
すなわち、第5図に示す装置では、反転装置15が設け
られておらず、位置決め機構14は直接L板20に固設され
ている。
られておらず、位置決め機構14は直接L板20に固設され
ている。
第5図に示す装置によれば、ワーク1の曲率を測定
し、正しい姿勢であった場合の作用は第1実施例と同様
である。
し、正しい姿勢であった場合の作用は第1実施例と同様
である。
ワーク1が正しい姿勢でない場合は、設定範囲を越え
てしまう。このとき、検出器付ダイヤルゲージ24からは
「NG」信号が出る。すると、この信号を制御部17で受
け、搬送手段13の制御部に対し、ワーク1を部品供給装
置12へ戻すように信号を送る。これにより、正しい姿勢
でないワーク1は、搬送手段13により部品供給装置12へ
戻され、常に正しい姿勢のワーク1だけがラインへ投入
される。
てしまう。このとき、検出器付ダイヤルゲージ24からは
「NG」信号が出る。すると、この信号を制御部17で受
け、搬送手段13の制御部に対し、ワーク1を部品供給装
置12へ戻すように信号を送る。これにより、正しい姿勢
でないワーク1は、搬送手段13により部品供給装置12へ
戻され、常に正しい姿勢のワーク1だけがラインへ投入
される。
以上のように、本実施例によれば、反転装置15を設け
ていないので、表裏判別装置全体が非常にコンパクトと
なって場所をとらず、安価となるため、設備コストの低
下を図ることができる。
ていないので、表裏判別装置全体が非常にコンパクトと
なって場所をとらず、安価となるため、設備コストの低
下を図ることができる。
(第3実施例) 第6図から第8図までは、本実施例の表裏判別装置を
示すもので、第2〜4図に示しものと同一部分について
は同一符号をもって示し、その説明は省略する。
示すもので、第2〜4図に示しものと同一部分について
は同一符号をもって示し、その説明は省略する。
ベース19に固設されたL板20には、モーター28が固設
されている。モーター28の回転軸28aの先端には、ピニ
オン29が取り付けられている。また、L板20には、ガイ
ドレール30が固設されており、このガイドレール30に
は、ラック付ベース31がガイドレール30によって案内さ
れて移動できるように設けられている。ラック付ベース
31のラック32は、モータ28に取り付けたピニオン29と噛
合されている。さらに、ラック付ベース31には、反転装
置15が固設されており、反転装置15には、位置決め機構
14が固設されている。
されている。モーター28の回転軸28aの先端には、ピニ
オン29が取り付けられている。また、L板20には、ガイ
ドレール30が固設されており、このガイドレール30に
は、ラック付ベース31がガイドレール30によって案内さ
れて移動できるように設けられている。ラック付ベース
31のラック32は、モータ28に取り付けたピニオン29と噛
合されている。さらに、ラック付ベース31には、反転装
置15が固設されており、反転装置15には、位置決め機構
14が固設されている。
L板20には、位置決め機構14のチャック爪22,23の下
方に測定子32が取り付けられている。ここで、チャック
爪22,23、ワーク1および測定子32の位置関係は、チャ
ック爪22,23がワーク1を把持した時に、ワーク1はラ
ック付ベース31等を介してガイドレール30に案内されな
がら直進移動するが、測定子32が常にワーク1の中心を
通過する位置にそれぞれ配設されている。
方に測定子32が取り付けられている。ここで、チャック
爪22,23、ワーク1および測定子32の位置関係は、チャ
ック爪22,23がワーク1を把持した時に、ワーク1はラ
ック付ベース31等を介してガイドレール30に案内されな
がら直進移動するが、測定子32が常にワーク1の中心を
通過する位置にそれぞれ配設されている。
このような表裏判別装置において、第1実施例と同様
にして、ワーク1をチャック爪22,23により把持し、位
置決め固定する。このときワーク1の測定面に対して測
定子32の先端が当て付いている。そして、ワーク1をラ
ック付ベース31等を介してガイドレール30にて案内しつ
つ直進移動させ、一定の間隔を持った3ケ所において測
定子32の変位を測定する。これにより、ワーク1の測定
面の曲率を制御部17で計算し、表裏の判別を行う。表裏
判別後の動作は第1実施例と同様である。
にして、ワーク1をチャック爪22,23により把持し、位
置決め固定する。このときワーク1の測定面に対して測
定子32の先端が当て付いている。そして、ワーク1をラ
ック付ベース31等を介してガイドレール30にて案内しつ
つ直進移動させ、一定の間隔を持った3ケ所において測
定子32の変位を測定する。これにより、ワーク1の測定
面の曲率を制御部17で計算し、表裏の判別を行う。表裏
判別後の動作は第1実施例と同様である。
以上のように、本実施例によれば、ワーク1の測定面
を3ケ所で直接測定しているので、信頼性の高い判別を
行うことができる。
を3ケ所で直接測定しているので、信頼性の高い判別を
行うことができる。
以上のように、本発明の表裏判別装置によれば、ワー
クを位置決めするとともに、ワークの表面または裏面の
曲率を測定して表裏の判別を行う構成としたので、ワー
クの表裏判別を精度良く、確実に行うことができ、加工
又は組立てラインへ投入する際、常にワークの姿勢を一
定にすることができ、本発明装置を使用したシステムの
良品率を向上させることができる。
クを位置決めするとともに、ワークの表面または裏面の
曲率を測定して表裏の判別を行う構成としたので、ワー
クの表裏判別を精度良く、確実に行うことができ、加工
又は組立てラインへ投入する際、常にワークの姿勢を一
定にすることができ、本発明装置を使用したシステムの
良品率を向上させることができる。
第1図は本発明の表裏判別装置の概念を示す概略構成
図、第2図,第3図および第4図はそれぞれ本発明の第
1実施例を示す正面図,側面図および平面図、第5図は
本発明の第2実施例を示す正面図、第6図,第7図およ
び第8図はそれぞれ本発明の第3実施例を示す正面図,
側面図および平面図、第9図(a),(b)および
(c)はそれぞれ従来の表裏判別装置を示す平面図,正
面図および要部の横断面図である。 1……ワーク 12……部品供給装置 13……搬送手段 14……位置決め機構 15……反転装置 16……測定部
図、第2図,第3図および第4図はそれぞれ本発明の第
1実施例を示す正面図,側面図および平面図、第5図は
本発明の第2実施例を示す正面図、第6図,第7図およ
び第8図はそれぞれ本発明の第3実施例を示す正面図,
側面図および平面図、第9図(a),(b)および
(c)はそれぞれ従来の表裏判別装置を示す平面図,正
面図および要部の横断面図である。 1……ワーク 12……部品供給装置 13……搬送手段 14……位置決め機構 15……反転装置 16……測定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−150916(JP,A) 特公 昭44−2608(JP,B1) 実公 昭47−2452 (JP,Y1)
Claims (2)
- 【請求項1】部品供給装置から搬送手段によって搬送さ
れるワークの表裏を判別する表裏判別装置において、ワ
ークを保持してその位置決めを行う位置決め機構と、こ
の位置決め機構で位置決めしたワークに接触することに
よりワークの表面あるいは裏面の曲率を測定する測定部
と、位置決め機構の駆動を制御するとともに前記測定部
からの出力信号に基づき搬送手段に所定の信号を送る制
御部とを具備することを特徴とする表裏判別装置。 - 【請求項2】前記位置決め機構に、ワークを反転させる
反転装置を具備させることを特徴とする請求項1に記載
の表裏判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1255708A JP2758455B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 表裏判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1255708A JP2758455B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 表裏判別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03120113A JPH03120113A (ja) | 1991-05-22 |
JP2758455B2 true JP2758455B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=17282535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1255708A Expired - Fee Related JP2758455B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 表裏判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2758455B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61150916A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-09 | Citizen Watch Co Ltd | 姿勢揃え装置 |
-
1989
- 1989-09-30 JP JP1255708A patent/JP2758455B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03120113A (ja) | 1991-05-22 |
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